スプリング・エフェメラルを追いかけて~最後はご近所の里山で希少種花詣で🎶【植物・都立小宮公園/ひよどり山】

【ブログ新規追加1333回】

今年も、いつもの雑木林で、希少種「ワダソウ」を2株見つけた。

1㎝にも満たない小さな山野草。

雄しべが所々に飛んでいて少し残念な姿。しかし蕾が3つ!もある。

嬉しいね。

とても見つけにくいのだが、2021年4月8日にまとまって咲く場所を知り写真に捉えてから、毎年4月8~10日でお天気が良ければ会いに行く。

午前中でないと、花はしぼんでしまうので時間は大切!

朝、9時30分過ぎに会えた。

なんだかだんだん減ってきているような気がする。

赤い「雄しべ」が変色する前の、わずかな期間に見つけてきた。

ひっそりと咲く姿を見つけに、来年も探しにこよう。

◎ワダソウとは

花色は白。開花時期は4~5月頃

国内の分布は本州・九州(尚、熊本県では絶滅危惧種ⅡUV)

山の草地に見られる多年草。草丈は10〜20cm、茎は直立して、枝を分けない。葉は、下部へら形で上部の葉は広く卵形、最上部の葉は輪生状につく。4〜5月、茎の先端に5枚の白い花弁をもつ花をつける。花弁の先端に切れこみがあるのが特徴。雄しべは10本で赤い葯が美しく、10本の雄しべは5本ずつ熟して変色する。花柄には毛が生える。日本の固有種とされる多年草で、名は、産地の長野県和田峠にちなむ。

資料元→http://asohanano.com/flowers/wadasou.html(ASO野の花図鑑)より

               ★★★

公園を擁するひよどり山もすっかり新緑の季節となった。

山頂付近のこぶしの巨木もすっかり花は落ち、若葉が美しい。

大きな木の下で遊ぶワンちゃんと幾人かの人を避けて一瞬で撮った。

雑木林ホールのそばには、山野草で漢方薬の素にもなる「イカリソウ」を撮る。

そして、里山保全で樹木伐採中のため、工事現場が多くあるのでそれも撮ってきた(笑)

野鳥の鳴き声をかき消す重機の騒音にはちょっと残念な・・・気分。

まっ!気をとりなおして、大好きな樹木花・山吹を撮影して「春の里山巡礼」はおしまい。

朝、9時30分~10時過ぎの間でぐるっと回って登って、そこから仕事に出かけてきた。

「春の山野草巡り」はだいたい4月中旬までかしら。

今回、見つけられなかった山野草も数多くあったが、出会いだもんで執拗に追いかけないの(笑)

これから5~6月はバラや紫陽花が美しい園芸の季節。

今年はどこでバラを見ようか?とても迷う(笑)

関東近郊で行きやすい植物園(バラ園)の選定を始めたばかりだ。

これまで行っていない場所にも行きたいし、美しい花や樹木をたくさん撮りたい。

と、園芸種に心躍る季節を越えると7月~8月は「夏の山野草」を探しに里山へ出向く。

で、そのあとは冬支度をはじめる枯れ野山を散策するのも、すごく贅沢な時間で、今から楽しみのひとつとなっている🎶

というわけで、「春の山野草巡礼を終えて」という話。

山野草の咲く時期は非常に短い。

春の山野草をもとめて、様々な公園や里山を巡ってきた3ヵ月。

また、来年を楽しみにしておこう。

それでは、また!

※都立小宮公園アクセス他→https://tamaparks.com/kouen/komiya/

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『SunTAMA Style』2021年4月9日記事

『SunTAMA Style』2022年4月9日記事

『みいこStyle』2020年4月9日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/24303271.html 「Makoto Ozone LIVE!」

※ LIVE配信ページはすでに存在せず。当日の視聴後に感想を書き込んだ。

東京多摩地域~花と新緑を巡る1日~小峰公園から今熊神社【植物・あきる野市/八王子市】

【ブログ新規追加1332回】

実は、春が少しだけ苦手。

そのわけは「次々に咲く花の饗宴に急かされてしまうから」だ。

特に桜の開花予想がはじまると、なおさら世間の目が桜1点に集中していく。

そんななか、今年はどこで桜の花見をしようか?なんて毎年の悩みが発動するわけ(笑)

わたしとしては、まず、「駐車場無料」「入園料無料」「桜多し」「人少な目」というなんとも、こだわった花見場所を探す運命にある(笑)

もちろん、どーしても行きたい!場所ならすべて有料でもかまわない。

そんな中、久しぶりにミツバツツジが5分咲きとなった「今熊神社」を選んでみた。

今回は登山はしない。

そしたら夫が「今熊神社を過ぎてすぐの、秋川街道沿いに小峰公園・標高336mで桜の尾根があるよ!」と、教えてもらい今回初めて訪れた。

ちなみに、小峰公園も今熊神社も、我が家から30~40分ほどで着いてしまう近場だ。

小峰ふれあい自然郷(小峰公園)

小峰ふれあい自然郷(小峰公園)は、都立秋川丘陵自然公園内にある。

この公園は、身近で豊かな自然と触れ合いながら、手軽にピクニックやハイキングを楽しめる野外レクリエーションの場として整備された。


公園は三本の尾根と二つの谷戸から成り、尾根のサクラ並木、雑木とヒノキの林や、谷戸の湿地や湧き水を利用した湿生植物園がある。

で、今回はビジターセンター見学をしてから、桜尾根に登る小1時間の周遊コースをその場で組んで、勇んで出発した。

ここでは、さまざまな野草や動物(剥製)を写真に撮った。

まず、公園入口にある駐車場(50台収容・無料)に楽々と停めて、併設されてる小峰ふれあい自然郷ビジターセンターを見学した。今熊山へ通じるトレッキングコースの説明やあきる野市の特産紹介、野鳥、植物などありとあらゆるものが写真やイラストになっていて、誰でも自由に拝見できる。児童図書館も併設。

そして、民家沿いの山肌に咲く、カタクリの群生やラッパスイセンを愛でながら乙女椿の咲き乱れるロードをしばし歩く。

乙女椿は今が盛り。

新緑が美しく、スミレサイシンの群生が山肌にびっしりと咲く、ふれあい広場に着いた。

高尾山にも匹敵するスミレの里かも?!

ふれあい広場の東屋付近。

小峰谷戸田の風景。

丘陵地の谷あい(谷戸)を利用して作られた階段状の田んぼ。園内の地形を生かした田んぼで、毎年稲作体験イベント「谷戸田の稲作」が開催されている。

谷戸田の特徴を知ったので載せておく。

  • 山や森から湧き出た水を利用して稲作が行われる
  • 農薬を使わずに人の手で草取りが行われる
  • 多様な生きものが暮らす環境が守られている

さて、ここからがメインの「桜尾根トレッキングコース」を登る。

朝の光に照らされて尾根でキラキラ光る新芽の群れ。

こもれびが美しい「桜尾根」を歩く。

登りの桜尾根沿いには「つくし」や「わらび」がたくさん!生えていた。もちろん採取はだめよ(笑)

「桜尾根」に向かう標識前で、一枚撮ってもらった。

なんとこの先、通行不可でここで退散した。残念!

ここからゆっくりと桜を愛でながら下山。

さて、小峰公園からトンネルを抜けて走ること5分。今熊神社へ向かう。

山肌を彩るミツバツツジはまだ6~7分咲き。

濃淡のミツバツツジが彩る神社を下から撮る。

今熊神社→https://www.hkc.or.jp/facility/detail.php?id=156(観光情報)

今熊神社のミツバツツジは今週が満開予想。(毎年だいたい4月10日前後)

ぜひ、一度秘境の花を愛でに行ってみてはいかが?

それでは、また!

※今熊神社アクセス→京王線八王子駅・JR八王子駅北口から「川口経由武蔵五日市駅」行きバスで「今熊山登山口」下車(約40分)。山頂までは徒歩で約1時間。

車の場合はこちら↓(車道が狭く運転要注意。今熊神社脇の駐車場は、約10~15台の駐車スペースがある。無料駐車場で、トイレが設置されている。ミツバツツジ期間中、地元婦人会の特産品売店もある)

以前の今熊山トレッキング記事をここに!

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『SunTAMA Style』2021年4月7日記事

『SunTAMA Style』2022年4月7日記事

『SunTAMA Style』2023年4月7日記事

『Life Tour21st』2017年4月7日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1065363400.html 「心のリセット術」

『彼女たちの山』~平成の時代、女性はどう山を登ったか~柏 澄子・著(山と渓谷社)【選書・自己啓発】

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『彼女たちの山』~平成の時代、女性はどう山を登ったか~柏 澄子・著(山と渓谷社)

簡単レビュー

山を駆けた女性たちの軌跡をたどり、平成の30年間を振り返る貴重な記録。

平成の30年間(1989-2019)、登山の世界で女性がどのように活躍してきたか。
代表的な人物へのインタビューを中心に、平成の登山史を振り返る。
それぞれの人生に山がもたらしたものとは何か。

『山と溪谷』2020年4月号から12月号まで連載した内容に、再取材のうえ、大幅に加筆・修正して単行本化。

■内容
1章 平成を登った5人の女性たち
山野井妙子、田部井淳子、谷口けい、野口啓代、遠藤由加

2章 テーマで見る女性登山者
山ガール、山小屋の女性たち、山岳ガイド、大学山岳部、スポーツクライミング、アルパインクライミングなど。

              ★★★

「今の時代に女性を切り取る意味はあるのだろうか?」との自問自答を繰り返しながら執筆をされた著者の柏 澄子氏。

世界の名だたる名峰を5人の登山家と登りながら取材を重ねた壮絶な一書だ。

以前、月刊誌「山と渓谷」山と渓谷社の特集記事を読んで、いつか総まとめされたこの名書を読破したいと思っていた。

2023年3月に初版発行されてから、すでに2年が経ってしまった。

今、やっと手に入れて毎晩、じっくりと読み続けているが、女性登山家の「粘り強さ」や「穏やかさ」体力はもとより、その「忍耐力」に目を見張る日々だ。

そして、やはり基礎的な登山技術をきちんと勉強し、専門の方々の指導を受けるという姿が随所にみられた。

基本は大事よね。

著者自身が書き表わしてくれた、「山に登る者たちの心のうち」や、「命を守る行動の数々」を身近に感じ、文章から垣間見える達成感に感動した。

いい意味で生き方指南されていたのかもしれない。

「登る人も登らない人も読める登山本」だと思い紹介した。

             ★★★

さて、本ブログも1331回を数え、5月には10年目を迎える。

今日、思い立ってTOPページのテーマ文を刷新した。

テーマは、~「好きなこと」を文章で言語化するライフスタイルブログ~だ。

現在、サムネイルも修正中。カテゴリーなどもこれから手入れしていく予定。(ああ、大変だ!)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月4日記事

『SunTAMA Style』2022年4月4日記事

『Life Tour21st』2017年4月4日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1065318165.html 「東京近代建築散歩・赤坂離宮」

ウェルビューイングな暮らしを目指す~2025年新年度を迎えて【しごと/暮らし・年度末報告】

【ブログ新規追加1330回】

年度末最終日の3月31日。

朝から風はひんやりしてなかなか春一色とはならない日だった。


しかし、確実にあちこちに春の気配を感じるようになった。


駐車場のわきっちょに毎年顔を見せる「オオイヌノフグリ」が咲いている。

足元に小さな花が咲いているのを見つけると、
なぜかとても懐かしい気持ちになるもの。


たぶん、幼い頃に、原っぱや土手で花を摘んだ思い出と
どこかでリンクするからなのだろう。

こうして、年度末最終日の1日、わたしもまた1つ歳をとったという事実が刻まれた。

会社では、グループ全体の経営方針などを大大的に打ち出す、大変重要な集中会議が繰り広げられている。

わたしは、事後報告を受ける予定で参加はせず、思う存分に己の生まれた日を楽しんだ。

月末最終日は給料日でもある。朝からいそいそと銀行へ行き、所定の口座にお金=数字を横流して月末のお金分配を終える。

なんともスッキリ・・・便秘じゃあなくてよ(笑)

そこから大好きな山野草を愛で~髪を切り~銭湯の残り券を使い切り~お祝いの肴を買ってと、ただただ予定を漫然とこなしてきた。

そして、朝からまったく見ていなかったスマホに息子夫婦から「誕生日メッセージ」が入っていた!

夕方、届いた心づくしのプレゼントは素敵な眼鏡ケースと桜の香りのフレグランス。

そうそう、最近会った友達と、家族の話になった時に言われたひとことが「お母さんの誕生日だもの、きっと息子さんだけじゃなくてお嫁さんが何か選んで贈ってくれるわよ!」と。

まさにドンピシャな発言だわ。4月にも会う約束があるから彼女には「言われた通りだった」報告しようと思う(笑)

最後に贈り物を頂いて、嬉しい誕生日の1日となった。

そして、祝い酒は、1月末に思いがけず見つけた、カリフォルニアワイン王「ロバートモンダヴィ」の1本。

2020年ナパバレー大規模山火事災害の前年の出荷である「2019年、100%カベルネソーヴィニヨン・プライベートセレクション」を手に入れたので、新年度を迎える喜びを祝って夫婦で頂いた。

久しぶりの高価なワインとささやかなフォンダンショコラで祝った晩だった。

ブログタイトルに使った「ウェルビューイング」の説明をごく簡単に。

ウェルビーイング(Well-being)とは、身体的・精神的・社会的に良好な状態にあることを指す言葉だ。

健康だけでなく、生きがいや人生の意義など、将来にわたる持続的な幸福を含む概念だといえる。

歳を重ねるごとに、ひとつ、ひとつの仕事や人とのつながりを丁寧に取り組み、ノンストレスを目指す1年でありたい。

特に、仕事面では、対応する人の数だけ正解や考え方がある。その点を忘れずに「おおらか」に「たおやか」に頑張って行こうと願っている。

というわけで、ささやかな休暇の終わりと新年度の抱負をまとめた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月2日記事

『SunTAMA Style』2022年4月2日記事

『みいこStyle』2019年4月2日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/17337085.html 「東京・武蔵野ブリュワリーにて」

休暇最終日は真冬の寒さ~曇天の下で山野草を撮る【植物・山野草】

【ブログ新規追加1329回】

10日間の休暇も最終日。

あまりの寒さに凍えつつ、カタクリの開花を愛でに出向いた。

それは、それはたくさんのカタクリの花芽が出てはいたが、寒さでみ~んなつぼんでいた。

カタクリは花色も薄く本当に儚げ。

そんななか、他の山野草も見つけたので撮ってきた。

「カタクリ」は3枚ほど。

1枚目は、ニリンソウの花畑に咲く「カタクリ」

ニリンソウも咲いていたのに寒さで撮り忘れる(笑)

こちらは「カイコバイモ」だろうか?たぶんそう。寒さで花がつぼんでいた。

こちらは「ヒトリシズカ」

枯れ野に飛ぶ線香花火のような小さな山野草だ。

よ~く目をこらさないと見逃してしまうよ。

小さな小川のほとりには「ミズバショウ」が群生していた。

これで、尾瀬ヶ原に行かなくても大丈夫とか?(笑)

木々も新芽が盛んで山吹も小さな花をわんさかとつけはじめているし、見どころが多すぎて、いこいの広場に咲く満開の桜まで到達できず。

あまりにも寒すぎて・・・でも人でいっぱいの片倉城址公園だった。

かわりにWEB記事をここに添付しよう。

https://8dabe.com/2025/03/21/katakura-jyoseki-park

(記事の画像から)

~満開のソメイヨシノとシダレザクラがお出迎え!お花見は『片倉城跡公園』いこいの広場がおすすめ~

というわけで、わたし的に好きな山野草を撮影してきた!という話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月31日記事

『SunTAMA Style』2022年3月31日記事

『SunTAMA Style』2023年3月31日記事

『Life Tour21st』2018年3月31日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1070667914.html 「森を愛するこころ」

筑波山(標高877m)春霞けむる日本百名山に登る【山・キャンプ・低山を極める】

【ブログ新規追加1328回】

※ 女体山山頂の岩稜にて。つるつる滑りそうな岩で877mとは思えない高度感を体験できるとあって、大人気の山頂だそう。手すりもなく、とりあえずのロープがあるがかえって怖い。この岩の上に立つ勇気はない(泣笑)せめて写真だけ撮ろうと、偶然にも、人が途絶えてシャッターチャンスを捉えられた一枚。

今年の登りはじめは筑波山!なかなか行けてこなかった北関東の百名山。

夫に春の温泉旅に日光の宿を取ったことを話すと「日光に行く前に登れる山はある?」と、聞いてきた。

わたしは、すかさず「筑波山は?」と返すと「いいね!」と、即決だったので初めてのお山への登山が決まった。

~筑波山の簡単なおすすめポイント~

筑波山は「男体山」と「女体山」の二つのピーク(山頂)がある。今回は「女体山」からの景観の素晴らしさを堪能してきた。また、その道中に複数ある「奇岩」が見どころだ。

さて、登山までの行程を書いて行こう。

当初の予定と異なり、お天気重視で2日目に筑波山を目指した。

朝8時にお宿を出発。そのまま栃木県内の「益子町」へ立ち寄る計画。

焼き物の町益子で「窯元直売焼き物センター」のオープンが10時と遅いので寄らずに次の目的地へ向かった。

ねずみの絵本「14ひき」の作者いわむらかずお氏のオマージュをふんだんに取り入れた、センス抜群の「道の駅・ましこ」で休憩。

夫が、益子焼の可愛い豆皿を買ってくれた。(嬉!)

お土産の宇都宮ぎようざと芭蕉弁当もここで手に入れた。ほんと、道の駅って便利。

さて、ここから筑波山へ一気に向かうのだけれど、黄砂?なんだか黄色く煙っている町を延々と走ること45分。目の前に筑波山の全貌が開けてきた。

やっぱりねえ・・・超地味なお山だわ。

風光明媚とは程遠いなんの変哲もないお山に見える。でも百名山だし人気も高いそう。

12時過ぎに筑波山つつじが丘ロープウェイ&ケーブル駅駐車場に到着。(P388台収容・終日500円)

ここから、女体山の山頂駅までロープウェイで登る。(往復1300円)スイス製ロープウェイは赤で可愛いので一緒に撮ってもらった。

で、ここから約5分の空中散歩で「女体山山頂駅」に登る。

しかし、ただでさえ春霞の季節に中国から黄砂の襲来!あまりというか、ほぼ何も見えない。救いはお天気が良かったことぐらいかな。

本来なら、遠くに富士山やスカイツリーが見えるのだが。

女体山山頂駅から180mの徒歩(約10分~15分)で山頂に。ただ、山頂の険しさはもれなくついていた(泣笑)

夫が、下から写真を撮っていた。

スーツの男性とワンピース風の女性(二人ともご年配)がえっちらおっちらと登っているのが見える。

女体山神社の祠は岩の上に建立されている。写真では、一見、そーでもないように見えるけど、これがまったくもって大変な登りだった。

わたしは少しでも登りやすいようにロープや鎖のある端っこで登りはじめたが、下から夫が、「もっと真ん中を素手を使って登れば?」と、好アドバイスをもらい、真ん中にずれながら岩をしっかりと素手でとらえて一気に登れた。

そして、祠のまわりをぐるりと囲む石段を登りながら山頂の石碑と三等三角点まで辿りついた!

小さな山頂は、人だかりで写真撮影の順番待ちをする(笑)

そして、方位台を拝見し、山頂の岩稜に取りつくか?迷ったが止めておいた。(TOP写真の岩群)

青緑に光る岩群はつるつる滑るのが当たり前。

これまでもほうぼうの山で、こうしたつるつる滑る岩に出くわしてきた。

そりゃあ、無数の「人」に踏みしめられ、磨かれた岩だからね。「滑って当たり前!」と言っていた中年女性のパーティーがいた。

彼女たちは、ひとりが「どーする?」「だって滑りそうで怖い」「でもせっかく来たんだから・・・」といい、岩に取りついていた様子。

わたしは、その順番を待ってツルスベ岩に登ることはせず、下山を開始した。

こんなところで怖く危ない思いをすることはない!と、自分に言い聞かせて意気揚々と下山した。

女体山ロープウェイ駅で、益子で買ってきた芭蕉弁当でお昼を頂き、つつじが丘ロープウェイ駅では、栃木産とちおとめのソフトクリームを食べて幸せ(笑)

登山後はほぼソフトクリームを食べている。登山した後のソフトクリームって、一番美味しい食べ方かも(笑)

休憩や移動など入れて、約2時間のお手軽登山終了。

ここから渋滞を想定して、寄り道せず帰宅し、宇都宮餃子の晩御飯がまっている(笑)

2日間の春旅も無事に終わった。

今年も一般道で行く「道の駅」で地産地消の美味しい物を求めて、大好きな登山やハイキングを組み込んだ旅が始まった。

時間が足らず、諦めたのは「明智平」「宇都宮市内」「益子町内」の3か所。

独自の「いつか行きたいリスト」に登録しておく。

今年はこれまでとは路線を変えて「純和風旅館&温泉」にもこだわって行きたい。

最後に筑波山登山口の鳥居を載せて終わる。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月28日記事

『SunTAMA Style』2022年3月28日記事

日光山内・社寺探訪~世界遺産の旅~日光山内に宿泊【風景/旅企画・写真多め】

【ブログ新規追加1327回】

実に小学校6年生以来に訪れた日光。

世界遺産になってから、もう25年が経つそうだ。

旅人を魅了する「絢爛豪華」な趣をたたえた、日光山内を夫とともにそぞろ歩いてきた。

◎ 日光東照宮といえば表参道の渋沢栄一直筆の石碑の前で一枚写真を撮り合う。

ここから東照宮へ出発!(観た順に書こう)

とにかく、東照宮は「階段」が多い。

石段に始まり、靴を脱いで上がるお寺さんでは、ほぼ、ちょっと高めの階段が設置されていて、しかも手すりがない。あってもわずかな補助的な手すりがついている。

その階段に辟易しつつ、わたしはあることに気がついたのだ。

観光客の多くが「若い人&外国人」だということを。

一概には言えないかもしれないが、日光山内がいかに修行僧のために開かれた山寺であるか!?

石段や階段だらけでは、年配者にはきついだけだし、実際に登り切れない場合や転落の可能性もあるかもしれない。

で、わたし達も、頑張って回り切った挙句に夫が「足がつる・・・」と言い出した。

お天気の都合で、翌日に「筑波山登山」を繰り越していたのでちょっと心配になった。(結果は予定通り、筑波山へ向かった)

さて、ここで、日光山内の社寺の歴史を。

日光山内は、江戸初期に、徳川幕府の創立者、徳川家康の霊廟である東照宮の造営によって、現在の建造物群が形成された。

その後は、将軍の社参や朝廷からの例幣使の派遣などが行われ、また、朝鮮通信使も参詣するなど、江戸時代の政治体制を支える極めて重要な歴史的役割を果たしている。

そして、江戸時代の代表的な史跡のひとつとなっている。

◎ 五重の塔

五重塔は西暦1650年に建てられた。 その後1815年に火災にあい焼失してしまうが、その3年後の1818年に再建された。

高さは36m、内部は吹き抜けになっており、中心を貫く心柱が4層から鎖で吊り下げられ、その最下部は礎石の穴の中で10cmほど浮いている(倒壊を防ぐ耐震・耐風対策)

どーしても、人が入ってしまい残念ショット(泣)

三猿(さんさる)とは、3匹の猿が両手で目・耳・口を隠し、「見ざる、聞かざる、言わざる」という教えを象徴する意匠だ。

修復でおさるさんの顔が変わったらしい。

しかも、わたしの撮ったおさるさんは5枚目(意味は、上の三猿リンクにあり・笑)

陽明門(くわしくはリンクからどうぞ)

東照宮のほぼ中央に位置する陽明門には、霊獣や花鳥、仙人賢人、子供たちなど500点以上もの彫刻が施されていて、見る人を圧倒する。

これぞ、ザ・世界遺産だった。

唐門は栃木県の北西部、日光市に位置する唐門(からもん)。

東照宮の本殿を守護するように建てられた門だ。


貝殻をすりつぶして作られた胡粉(ごふん)で門全体が白く塗られているのが特徴的。

◎眠り猫は、世界遺産に登録された日光東照宮(栃木県日光市)の数ある彫刻の中で、最も有名で多くの参拝客に愛されている「国宝」だ。

徳川家康公の墓所がある奥社への参道入り口、東回廊潜り門に掲げられている。牡丹(ぼたん)の花の下で眠っているとされる。かなりかわいい(笑)

と、ここまで大急ぎで回って、閉門まで10分を切った。

さらに「陽明門・天井画」や「鳴き龍」の出し物を見てエンドまで楽しめた。

16時の東照宮閉門して、そのあとは、玉砂利を踏みしめながら、日光山内の2つ目の見どころ「日光山輪王寺」を訪れた。

ただ、こちらも閉館時間が16時なので、参道をぶらぶらしながら外観だけを眺めてきた。

それも観た順に紹介。

入口からここまで、400mぐらいある。

そしてこの地点の標高だが、あの東京スカイツリーと同じでびっくり!

で、400mのそぞろ歩きも、そろそろ終点の地へ向かう、お若い着物の後ろ姿をパチリ。

夕方でかなり寒くなってきていて、着物が寒そうに感じたが、彼女たちはおしゃべりに夢中でワイワイとにぎやかだったわ。(若さってすてき)

で、わたし達は参道の最終にある「BEAMS」へ。(2023年4月オープン)

ミーハーだから、日光限定品などを観に行く。

500円のおちょこに心を惹かれるが買わず。

この段階で、疲れもMAX!外ベンチで休むわたし。

18時前、急いで日光山内に予約した本日のお宿「東観荘」へ戻る。

◎ 日光東観荘日光東観荘は、仙台伊達政宗の別邸跡に建てられた和風旅館)

東照宮と温泉を満喫したいと思い予約したお宿。(お宿は東照宮参道の入口にある)

立地も良く(東照宮まで徒歩5分)趣きのある佇まいだった。

雪のいろは坂をドライブし、明智平を経由(ちょっとしたアクシデントにより立ち寄れず)雪の中禅寺湖を堪能した。
お宿に15時前に着きチェックイン。

車を宿に置いて東照宮へ行った。

実はチェックインを15時にしたのにはわけがあり、約20台収容の駐車場が早い者勝ちで、旅館に「横づけ」できて無料なのだ!

しかも、早めに着いてしまっても停めて東照宮に行ける。これは観光地では非常に大事な点。

さらにチェックアウト後も観光に行くなら停めさせてもらえる。

激込みの日光駅まわりや東照宮へ出向くのには、どうしても駐車場探しがまず最初の仕事よね。

それが今回はない!ノンストレスだった。

宿泊施設は古く、修学旅行生の受け入れだった建物があまり趣がない。いわゆる昭和レトロな感じかしら。

ただ、館内もお部屋も手入れが行き届いており、とても快適だった。

今回泊まったお部屋は(スタンダードプラン【和室10畳+広縁4畳】(アルカリ泉質の温泉・禁煙)

で、お部屋も一枚撮った。

常時暖房・冷房・空気清浄機も機能していて「寒い!暑い!乾燥がキツイ!」など温度調節の不具合は一切なかった。

1日目に日光で2日目には筑波山へ行く関係で、早くチェックアウトするので食事はつけず素泊まりにしたので宿泊代も激安だった。

色々食べたいものを、日光街道・道の駅で買い込んで行った。

(ゆばのお料理、幕の内お弁当、ビール、朝食のいちご、金谷ホテルのオレンジデニッシュ、ポテトサラダ、ドイツソーセージなど)

日光金谷ホテルのベーカリーショップでのお買い物も楽しみのひとつだった。

奮発してお高いデニッシュを買って明治時代から続く伝統の味を堪能した。

そして次に、こちらも楽しみにしていた温泉。

真っ先に天然アルカリ泉質だという、自慢の露天風呂に行ってみたらまだ誰もいなかったので、一番風呂で入らせて頂いた。

(入る前に一枚写真も撮る)2019年にリニューアルでとてもきれい。

循環式でかけ流しではなかったが、露天風呂も大浴場もとってもきれいでゆっくりと3回入ったら、翌日まったく腰の痛みもなく、筑波山登山とドライブを楽しめた。

やっぱり、温泉はすごい!また湯治に行きたいと思い、次のお宿も仕込み中(笑)

ザっと、日光1日目を駆け足でたどってみた。

団体ではない、大人の日光旅もいい。

翌朝、見た感じわたし達夫婦と同世代のご夫婦や、外国の方々などが早々にチェックアウトされていた。

(同世代ご夫婦は、わたしの車の横に停まっていた白のメルセデスGの持ち主だった(凄)日光にはピッタリな雰囲気のアウトドア車ね)

というわけで、世界遺産を観て・泊まってきたという話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月26日記事

明日から月末まで年度末休暇を取る~まずは旅の準備~マイブームは北関東~3月は茨城県・栃木県へ🎶【風景・私的旬旅】

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春分の日、図書館で旅雑誌を読みふけってきた。

WEBばかりじゃあ、旅の臨場感に欠けると思い、雑誌のグラビアに心を躍らせてきたのだ。

さて、2024年度の年度末を迎えて、今年の営業日は残すところ、あと1日となったので、明日22日から10日間の自主休暇に入る。

それでも完全休養にはなれず、2日間ほどイベントが入ってはいるが、基本的には「1年間、良く働いた!」と、自分に言い聞かせて、大きな気持ちで休養しようと思う。

で、10日もあるから、アレコレと「棚上げしていたこと」なんかをひとつ、ひとつ片付けるもよし、反対に「何もしない日」もあるかもしれない。ただ、ひたすらぼ~~~~っと!するとか(笑)

ま、2025年4月1日に勢いよくスタートするための休暇だから、まず、行きたい所へ行こうと吟味しつつ、旅の準備を始めたところ。

遠くではなくて、近場でもこれまであまり気持ちが向かなかった北関東方面へ。

今回は「低山でありながら日本百名山の筑波山」と「日光の老舗温泉宿」に行く。

最近の興味は、これまでの「低山登山」を極めること。例えば「日本百名山」で、低山(1500m以下)を抑えるとか(笑)

花や景色など、「テーマ」を決めて登りたいと考えている。

まだ春浅いこの時期、3月~5月は、残雪も想定して軽アイゼンやかんじきも二人分用意した。

今年も、常に安全に留意し、「怖くない・苦しくない登山」を心がけたい。

興味の二つめは、日本各地の湯治場、いわゆる最良の「温泉」を堪能したい。

冬の間、外営業が本当に辛く、腰がいつも痛かったしね(泣)いいお湯に浸かって湯治気分を味わいたいと心から思ってのこと。

宿泊も和風建築の日本旅館を泊まり歩きたい。

わたしといえば、これまで、山旅=長野県一辺倒だった。しかもホテルが大好きで(笑)

しかし、最近では、ちょっとそれも飽きちゃったかも・・・と、思うようになり、もっと色々と手を広げてみたくなってきたのだ。

そして最後のお楽しみは、各地の食べ歩き。

筑波山の「山頂絶景うどん」栃木の「宇都宮ぎょうざ」いちごは「とちおとめ」日光駅では「湯葉饅頭」などを頂きたい。

花々については若干外して旅を組んでみた。

桜の最盛期に合わせると大変な混みようだし、宿も高価だしと。

だから「オフシーズンの終わりを狙う(ハイシーズンのちょっと前)平日旅~うまくすれば、安く泊まれて、咲き始めの桜や季節の花が見られる!」

(3月24日未明に出発~26日深夜に帰着予定)

あとは、いろは坂を経由して男体山、日光街道をドライブして、日光杉並木を歩ければ大満足かしら。

やっと、春一番旅のデスティネーションが決まって、命の洗濯ができると思うと、嬉しくて仕方がない。

たくさんの「ときめきを詰め込んだ旅」は来週のブログで。

それでは、また。

※以前旅した「国立天文台・長野県南佐久郡南牧村野辺山」のフォトが出てきたのでキャッチアップ。

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『SunTAMA Style』2021年3月21日記事

『SunTAMA Style』2022年3月21日記事

『Life Tour21st』2017年3月21日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1065063987.html 「豊洲はパンドラの箱?」

『言葉にできるは武器になる。』株式会社 電通 コピーライター 梅田慎司・著(日本経済新聞出版社)【選書・文化】

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『言葉にできるは武器になる。』株式会社 電通 コピーライター 梅田慎司・著(日本経済新聞出版社)

簡単レビュー


★読み継がれて35万部突破★
★新編<現代の国語>高校教科書にも採用される圧倒的名著★
★中学入試から高校入試、大学入試まで続々採用★
★言葉にできる=生き抜く力を手に入れよう★

第一線で活躍するコピーライターが公開する「もやもやした気持ち」を言葉にする技術!新人からベテランまで、プレゼン・面接から日常生活まで、どんな時も役に立つ一生モノの伝える力を手に入れよう!

【できる人は「内なる言葉」を磨いている】
〇なぜ、伝わる言葉と、伝わらない言葉があるのか?
〇心を動かす言葉に、テクニックはいらない
〇伝えたい思いを自ら認識することからはじまる
〇T字型思考法で、自分の意志を、言葉に込める

「うまく自分の言葉で話せない」「人の心に刺さる表現力を身につけたい」――志や思い、自分のなかにあるビジョンを言語化するために何をすればよいのか? そんな悩みを抱えている全ての人に、いま注目のコピーライターが独自の手法をわかりやすく開示する、人の心を動かす言葉の法則。

 人は、その言葉の中に自分の思いを発見したときに心を動かされるのであり、技巧を凝らした表現などいらない。自身が手がけた広告コピー、古今東西の有名事例を、「メッセージとしての明確性」「そこにいかに自分を投影するか」「伝えたい想いをいかに生み出すか」という視点から分解、「意志を言葉に込める技術」を解説する。


【目次】

第1章 「内なる言葉」と向き合う
・言葉で評価される時代
・言葉には2つの種類がある「外に向かう言葉」と「内なる言葉」
・「内なる言葉」と向き合う
・「人を動かす」から「人が動く」へ
・最後は「言葉にできる」が武器になる

第2章 正しく考えを深める「思考サイクル」
・内なる言葉の解像度を上げる
・「思考サイクル」で正しく考えを深める
・「T字型思考法」で考えを進める
・自分との会議時間を確保する

第3章 プロが行う「言葉にするプロセス」
・思いをさらけ出す2つの戦略
・戦略1:日本語の「型」を知る
・戦略2:言葉を生み出す「心構え」を持つ

               ★★★

今月読みたくて取り寄せていた本3冊を今一度紹介する。

1冊目は世界で活躍中である装飾デザイナーが取り組む「SDGsの仕事本」

2冊目は、大人になってからの友だちづくりのコツを謳った「ゆる友活本」

3冊目が「言葉を武器にする思考本」だ。

今回の3冊は、よりよい「人生を生き抜くために必要な道案内」だと思い、連続でレビューをした。

よろしければ、ブログを読んで頂きたいし、本書たちを書店で見つけるか取り寄せて頂きたい。

後悔のない読書案内を目指している。

前回、前々回のブログもここに貼っておく。

弥生3月、読書をお供に春爛漫しよう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月19日記事

『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』潮凪 洋介・著(集英社クリエイティブ)【選書・自己啓発】

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『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』潮凪 洋介・著(集英社クリエイティブ)

簡単レビュー

なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?

 大人の友だち関係は「ゆるい」ほうがうまくいく。

ゆる友活とは、ゆるいつながり=ゆる友を増やし、ゆるくつながり続ける活動だとまず定義されている。

一緒にいて心地いい時間を過ごすためには、相手と無理せずつながるスタンスや方法が必要である。

本書は、ゆる友と出会うための趣味コミュニティの活用や、良好な関係を築くためのコミュニケーションなどを豊富な実例とともに紹介。

ソロ活に飽きてきた人、つながりを求める人へおくる一冊!

              ★★★

夫が先週、約10年ぶりだろうか?八王子支援センターのコミュニティが開催するIT講座へ出かけた。

そこには、以前、別のコミュニティでご一緒されていた方々も参加されていた様子。

しかし、同窓会ではない、現在進行形のIT講座のためか、さほど話は弾まなかったが無駄な時間もなかったそう。

わたしは、その話を聞いて「なるほど!」と、ひとり膝を打ったのだ。

それは、みんな困りごとなら、渋々でもこういった、今のスキルを得ようとするのだということ。

しかし、どーでもいいことに時間を使いたくはないもの。

それでも人との関わりを求めて積極的に行動している。

ここに「ゆる友探し」のポイントがある!と思ったのだ。

まさに、こうした自由参加型のセミナーや講座も「ゆる友活」かもしれない。

「なるほど!」と思うのは、人間関係って、ほとほと面倒くさくて、大変でしょ?

それでも、仙人になって人里離れた場所に暮らして生きたい人は少ないだろう。

やっぱり、気心知れた数少ない人達や家族と和気あいあいと過ごして行きたいわ。

それには、ちょっとしたコツがあるようで、相手との距離を急に縮めず、ゆるく繋がるクセをつけよう!っていう本書の提案だ。

コツは相手への尊敬の気持ちを持ち、居心地のよい言葉選びが大事だと。

そして、この本の「もくじ」が素晴らしく秀逸なので、全部の章を書き出してみた。

特にカッコでくくったところはザっとでも見てほしい!大事なセンテンスばかり。

★なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?お互いに心地いい関係を築くための41のヒント。

「もくじ」

第1章 大人のゆる友活とは何か?

~友だち関係は「ゆるい」ほうがうまくいく~

(大人になると友だちとの関係性が変わる!?・そもそも大人に友だちは必要か?・友だちがいるとどんないいことがあるか?・なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?・大人にこそすすめたい「ゆる友活」・ゆる友に向いている人、向いていない人・大人のゆる友活のはじめ方 )


第2章 いつもの行動を変える

~人見知りのあなたのための「はじめの一歩」~

(自分はどうしたいかを知る・変わらない日常から抜け出す・趣味に没頭する・身近な人と雑談を交わす・自分の中の意外性を見つける・昔の友だちに連絡を取ってみる・職場の人を誘ってみる)


第3章 自分の言葉を振り返る

~人が離れていくあなたのための「会話術」~

(無意識の癖を甘く見ない・相手を否定しない・意見の対立を避ける・マウントをとらない・感情を暴走させない・受け上手になる・誰も傷つかない話のネタを持つ・相手を楽しませて自分も楽しむ・相手と深い話をするにはコツがある)


第4章 新しい環境に飛び込む

~出会いがあなたのための「つながり術」~

(待っているだけでは出会えない!・オンラインコミュニティでつながる・オンラインイベントで知り合う・オフ会で交流する・学びの場は大人に大人気・ビジネス交流会に参加する・行きつけの店を持つ・自分のコミュニティを自分でつくる・誰とでも仲良くなれるわけではない)


第5章 お互いにちょうどよくつながる

~距離感がつかめないあなたのための「つき合い術」~

(どこまで友だちとつき合えばいいか?・友だちからの誘いをうまく断るには?・誤解されずに異性の友だちとつき合うには?・友だちが困っていたらどこまで助けるか?・友だちと自分を比べても楽しくない・ケンカはしないに限る・「ま、いっか!」でほどほどに許す・距離を置くのに罪悪感はいらない・友情には寿命がある)

              ★★★

各章の大見出し~中見出し~小見出しまで、すべての「もくじ」を書き出した。

著者の潮凪氏の「もくじ」は本当に秀逸!

この「もくじ」を読むだけでも、「大人のゆる友活」の極意に触れられる!

わたしが真っ先に読んだのは、第3章「相手と深い話をするにはコツがある」のところ。

「なるほど・・・!」と、思わず唸ってしまったわ(笑)

というわけで、ごく最近のヒット書籍を紹介した。ぜひ、手に取ってみて!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月17日記事

『SunTAMA Style』2022年3月17日記事

『SunTAMA Style』2023年3月17日記事