『#100日チャレンジ~毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』大塚あみ・著(日経BPマーケティング)【選書・自己啓発】

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『#100日チャレンジ~毎日連続100本アプリを作ったら人生が変わった』大塚あみ・著(日経BPマーケティング)

簡単レビュー

怠け者の大学4年生がChatGPTに出会い、ノリでプログラミングに取り組んだら、教授に褒められ、海外論文が認められ、ソフトウェアエンジニアとして就職できた。

大学4年の春。授業でChatGPTを知った彼女は、宿題をサボるためにその活用法を編み出した。


プログラミングにも使えることを知り、出来心で「#100日チャレンジ」に取り組み始めた。


毎日1本、新しいアプリ(作品)を作り、X(旧ツイッター)に投稿するというものだ。


暇つぶしで始めたそれは、過酷な挑戦であると同時に、日常的な興味と学び、そして飛躍をもたらした……。


―― Z世代の著者によるAI駆動型プログラミング学習探究記 ――

             ★★★

これほど、「一気に読ませる」IT関連というかAIを使いこなした体験書籍ってないんじゃないだろうか?

紙と電子で発売半年ですでに2025年のベストセラーに選ばれた。

読み終えて、爽快というか、半端のない達成感すら感じる良書だった。

まだ、発売されて約半年の新刊だからより一層、現在のいわゆるZ世代の価値観や仕事観などが手に取るように読み取れた。

毎日、毎日大学のカフェや研究室でプログラミングしながらチャットGPTへ質問を投げかけている合間・合間に大学生らしい心情が綴られていて、おかしいほど読み応えがあった。

とにかく、賢いのだろう。「どうやったら、授業をサボれるか?最適な単位の取り方」を考えて作成したゲームとか、論文も「書くことに意味があるのか?」など、自称怠け者という著者は、常に「本質」を見極めて、1つ1つの問いに答えを見出す姿勢がなんとも潔かった。

これは、事実の体験談だから、彼女のまだ見ぬ未来への決心や覚悟、それを応援する教授や周囲の大人たちの登場は、とても羨ましくもあったし、「出会いを力に変えられた」著者の人的スキルは相当なものだろうとも感じた。

まったく、足元にも及ばないが、わたしの手前みそな#100日体験は、「Googleアドセンス取得までの100日チャレンジ」だ。

コロナが世界的に蔓延する直前、仕事にも出られなくなって、自宅待機(基本給支払い)が約3ヵ月続くという会社からの連絡を受けた2020年4月。

どこにもでられなくなったわたしがすぐに思いついたのは「Wordpressを勉強してブログを構築しGoogleアドセンス・テストに合格し権利を取得する」という100日学習プランだった。

コロナへの恐怖感から、次の仕事を創作せねば!との焦りもあった。

で、すぐにイオンモールで紙書籍である「Googleアドセンスの教科書」を買い、その日のうちに3ヵ月の学習プランを立ててすぐに取り組み始めた。

まとまった休みなんて、会社員のわたしには手にはいらないから、「これは、天から授かったまたとない休暇」だと思い、元SEの夫の手助けをもらいながら、3ヵ月間みっちりブログの構築やら、プログラミングの初歩やら、Googleアドセンス全般の勉強に費やした。

先行きの見えない不安をただ抱えて過ごすより、がっつりと感情エネルギーを勉強に向けられたこと自体が幸運だったわ。

7月に入り、Googleアドセンスの審査が再開された情報を掴み応募。

即日合格を頂いた。(2020年のGoogleアドセンス合格率は4%だった。2025年の現在でも10%未満)

そして、#100日をGoogleアドセンス取得&Wordpress乗り換えに成功したわたしは、「ブログ更新1000日」をすぐに始めた。

これも2023年2月には無事達成。

今では、呼吸する速度で文章が書ける状態にとても満足している。

あれから、すでに5年が経ったが、わずかながら広告収入を得ているし、好きなことを文章にする最高な日々を送っている。

既存のエンタメばかりでは満足できない大人には、「学び」が絶対に必要だと思う。

今回の一冊は、ご飯を忘れるほど「集中できるなにかを探している人」や、「挑戦力を磨きたい人」にはお勧めの一書。

それでは、また!

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『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』小林弘幸/順天堂大学医学部教授・著(幻冬舎)【選書・自己啓発/健康】

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『死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい』小林弘幸/順天堂大学医学部教授・著(幻冬舎)

簡単レビュー

自律神経の名医が断言!

スクワットは簡単かつ最強の健康法。足腰を鍛えるだけでなく、心身の老化を防ぐ「スクワット6週間プログラム」つき。

誰もがスクワットの方法は知っていて、運動に取り入れている人も多いはず。本書では、自律神経の名医が、なぜスクワットが健康にいいのか、医学的見地から解説した上で、「簡単で正しいスクワット」の方法を教えてくれる。

「スクワットには、足腰を鍛えるだけではなく、免疫力向上、認知症予防、尿漏れ防止、便秘改善、心を前向きにする作用など、たくさんの驚くべき効果が隠されているのです。」(本文より)


<実はすごい! スクワットの効果>
スクワットだけで効率よく全身の筋肉を鍛えられる/体脂肪が燃える/若々しくなる/腰痛をケア/血流がよくなり、病気を遠ざける/冷え性を改善/肩コリ・首コリがラクになる/自律神経のバランスが整う/腸を動かすから便秘に効く/「便失禁」「尿漏れ」を防ぐ etc.

             ★★★

外歩きが気持ちの良いこの季節に、ぜひ手にとってほしい一冊が見つかったので緊急レビュー(笑)

まずは、自分の足腰がどうなっているのか?

気にせずどんどん歩いてしまってから、あらら・・・。となる前に、日常的に「軽く」生活の中に落とし込める運動の紹介よ。

スクワットって、ただ「しゃがんで~立ち上がるだけ」だっけ?

そんな簡単な動作だけで成り立つスクワット。一般的には足腰に効くということだそうだが、意外なほどキツイ。

しかし、本書が唱えるスクワット4つの6週間プログラムでは、「ゆるく・軽く」が叶う。

また、プログラムになっているので、「止めにくく~達成感もある」感じがいい。(要するに入口と出口が明確なんだわ)

夫が足腰を弱らせてしまわないように、色々と懸案している最中なのだが、スクワットは以前、大学病院でのリハビリメニューにもなっていて、毎日、今でも少しは取り入れてきていた。

本書では、著者自身の突然の病気勃発から再起をかけたトレーニングを考案した体験談が極めつけだ。

単なる、スクワットの持つ効果をありとあらゆる角度から見つめ、これでもか!というほど「スクワットの絶大な効果」を述べているのが圧巻だ。

そして、その実践編では、たった4つのスクワットを紹介していて、どれもが「超簡単!」だ。

これをやらない手はない!と、すぐに取り入れてみた。

スクワットには、足腰を鍛えるだけでなく、免疫力向上・認知症予防・尿漏れ防止・便秘改善・気持ちを前向きにする作用など、たくさんの驚くべき効果が隠されているのだそうだ。

~この本を読んで、スクワットを実践することで、100%元気な人生が送れる~

わたし達夫婦も、スクワットを取り入れて自分らしく元気に過ごして行きたい。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年5月16日記事

『SunTAMA Style』2021年5月16日記事

『週刊ポストGOLD・ひとりで生きる準備』ムックを紹介【選書・自己啓発】

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週刊ポストGOLD・ひとりで生きる準備

簡単レビュー

「ひとり」で生きる準備

どんなに仲睦まじい夫婦でも、いつか死別する日が来る。その事実から目を背けていると、いざ配偶者に先立たれた時、押し寄せる数多の難題に対処できない。金銭面から病気、親族との付き合い、死後の手続きまで、ひとりになったらどう生きるか―――いまのうちに夫婦で話し合い、決めておくべき準備をすべて網羅した必携の一冊。

主な収録内容
●食費、医療費から家賃まで「ひとり」で生きるのに必要なお金
●夫婦で備える、ひとりで済ませる「死後の手続き」
●どちらが先に亡くなってもいい「たすき掛け遺言書」の作成法
●田原総一朗、円広志、ダンカンほか妻に先立たれた著名人は「ひとり」をどう乗り越えたか
●家財道具、洋服、写真ほか捨てる物or残す物の線引き
●自治体の見守りサービス、緊急ペンダントほか「SOS発信」できる環境づくり――ほか

                 ★★★

ずっと、気になっていた「ムック」という書籍。

で、調べてみたので載せておく。

~雑誌?ムックとは?~

ムックは、雑誌の増刊・別冊ものから発展・独立した出版物である。雑誌と異なり、返品期限(出版社と販売店での取り決め)がない。そのため、長期的に書店などに置くことができるという特徴がある。

ムックは、広告業界でもターゲットを絞った広告媒体として活用されている。雑誌と同じように多くの写真やイラストを用いる一方で、書籍と同様に保存性が高く、特定分野に関する深い内容を提供するためだ。

なるほど。雑誌のようで、雑誌ではない?単行本であるそうだ。

「MOOK]という造語がなんとも正体不明だったの(笑)

今回、夫が「夫婦で読むべき単行本」として手に入れてくれていたムック書籍。

内容は、さすが「週刊ポスト」!

センセーショナルな見出しで興味を惹きつけながらも、「生前からひとりで生きる覚悟」をしっかりと持たせる狙いが込められていた(と、思うよ)

わたしも仕事で疲れていたが、昨晩、一気に読んでしまったわ(笑)

というわけで、今回は「MOOK」の紹介をしてみた。尚、この「週刊ポストGOLD」シリーズでは「税金対策」も好評だそうだ。

表紙を載せておく。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』すべて記載済み

『Life Tour21st』2017年4月18日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1065536702.html 「春はなウイーク・Spring flower week 2017」

『彼女たちの山』~平成の時代、女性はどう山を登ったか~柏 澄子・著(山と渓谷社)【選書・自己啓発】

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『彼女たちの山』~平成の時代、女性はどう山を登ったか~柏 澄子・著(山と渓谷社)

簡単レビュー

山を駆けた女性たちの軌跡をたどり、平成の30年間を振り返る貴重な記録。

平成の30年間(1989-2019)、登山の世界で女性がどのように活躍してきたか。
代表的な人物へのインタビューを中心に、平成の登山史を振り返る。
それぞれの人生に山がもたらしたものとは何か。

『山と溪谷』2020年4月号から12月号まで連載した内容に、再取材のうえ、大幅に加筆・修正して単行本化。

■内容
1章 平成を登った5人の女性たち
山野井妙子、田部井淳子、谷口けい、野口啓代、遠藤由加

2章 テーマで見る女性登山者
山ガール、山小屋の女性たち、山岳ガイド、大学山岳部、スポーツクライミング、アルパインクライミングなど。

              ★★★

「今の時代に女性を切り取る意味はあるのだろうか?」との自問自答を繰り返しながら執筆をされた著者の柏 澄子氏。

世界の名だたる名峰を5人の登山家と登りながら取材を重ねた壮絶な一書だ。

以前、月刊誌「山と渓谷」山と渓谷社の特集記事を読んで、いつか総まとめされたこの名書を読破したいと思っていた。

2023年3月に初版発行されてから、すでに2年が経ってしまった。

今、やっと手に入れて毎晩、じっくりと読み続けているが、女性登山家の「粘り強さ」や「穏やかさ」体力はもとより、その「忍耐力」に目を見張る日々だ。

そして、やはり基礎的な登山技術をきちんと勉強し、専門の方々の指導を受けるという姿が随所にみられた。

基本は大事よね。

著者自身が書き表わしてくれた、「山に登る者たちの心のうち」や、「命を守る行動の数々」を身近に感じ、文章から垣間見える達成感に感動した。

いい意味で生き方指南されていたのかもしれない。

「登る人も登らない人も読める登山本」だと思い紹介した。

             ★★★

さて、本ブログも1331回を数え、5月には10年目を迎える。

今日、思い立ってTOPページのテーマ文を刷新した。

テーマは、~「好きなこと」を文章で言語化するライフスタイルブログ~だ。

現在、サムネイルも修正中。カテゴリーなどもこれから手入れしていく予定。(ああ、大変だ!)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月4日記事

『SunTAMA Style』2022年4月4日記事

『Life Tour21st』2017年4月4日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1065318165.html 「東京近代建築散歩・赤坂離宮」

『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』潮凪 洋介・著(集英社クリエイティブ)【選書・自己啓発】

【ブログ新規追加1324回】

『大人のゆる友活 ちょうどいいつながりが人生を豊かにする』潮凪 洋介・著(集英社クリエイティブ)

簡単レビュー

なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?

 大人の友だち関係は「ゆるい」ほうがうまくいく。

ゆる友活とは、ゆるいつながり=ゆる友を増やし、ゆるくつながり続ける活動だとまず定義されている。

一緒にいて心地いい時間を過ごすためには、相手と無理せずつながるスタンスや方法が必要である。

本書は、ゆる友と出会うための趣味コミュニティの活用や、良好な関係を築くためのコミュニケーションなどを豊富な実例とともに紹介。

ソロ活に飽きてきた人、つながりを求める人へおくる一冊!

              ★★★

夫が先週、約10年ぶりだろうか?八王子支援センターのコミュニティが開催するIT講座へ出かけた。

そこには、以前、別のコミュニティでご一緒されていた方々も参加されていた様子。

しかし、同窓会ではない、現在進行形のIT講座のためか、さほど話は弾まなかったが無駄な時間もなかったそう。

わたしは、その話を聞いて「なるほど!」と、ひとり膝を打ったのだ。

それは、みんな困りごとなら、渋々でもこういった、今のスキルを得ようとするのだということ。

しかし、どーでもいいことに時間を使いたくはないもの。

それでも人との関わりを求めて積極的に行動している。

ここに「ゆる友探し」のポイントがある!と思ったのだ。

まさに、こうした自由参加型のセミナーや講座も「ゆる友活」かもしれない。

「なるほど!」と思うのは、人間関係って、ほとほと面倒くさくて、大変でしょ?

それでも、仙人になって人里離れた場所に暮らして生きたい人は少ないだろう。

やっぱり、気心知れた数少ない人達や家族と和気あいあいと過ごして行きたいわ。

それには、ちょっとしたコツがあるようで、相手との距離を急に縮めず、ゆるく繋がるクセをつけよう!っていう本書の提案だ。

コツは相手への尊敬の気持ちを持ち、居心地のよい言葉選びが大事だと。

そして、この本の「もくじ」が素晴らしく秀逸なので、全部の章を書き出してみた。

特にカッコでくくったところはザっとでも見てほしい!大事なセンテンスばかり。

★なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?お互いに心地いい関係を築くための41のヒント。

「もくじ」

第1章 大人のゆる友活とは何か?

~友だち関係は「ゆるい」ほうがうまくいく~

(大人になると友だちとの関係性が変わる!?・そもそも大人に友だちは必要か?・友だちがいるとどんないいことがあるか?・なぜ年をとると友だちがいなくなるのか?・大人にこそすすめたい「ゆる友活」・ゆる友に向いている人、向いていない人・大人のゆる友活のはじめ方 )


第2章 いつもの行動を変える

~人見知りのあなたのための「はじめの一歩」~

(自分はどうしたいかを知る・変わらない日常から抜け出す・趣味に没頭する・身近な人と雑談を交わす・自分の中の意外性を見つける・昔の友だちに連絡を取ってみる・職場の人を誘ってみる)


第3章 自分の言葉を振り返る

~人が離れていくあなたのための「会話術」~

(無意識の癖を甘く見ない・相手を否定しない・意見の対立を避ける・マウントをとらない・感情を暴走させない・受け上手になる・誰も傷つかない話のネタを持つ・相手を楽しませて自分も楽しむ・相手と深い話をするにはコツがある)


第4章 新しい環境に飛び込む

~出会いがあなたのための「つながり術」~

(待っているだけでは出会えない!・オンラインコミュニティでつながる・オンラインイベントで知り合う・オフ会で交流する・学びの場は大人に大人気・ビジネス交流会に参加する・行きつけの店を持つ・自分のコミュニティを自分でつくる・誰とでも仲良くなれるわけではない)


第5章 お互いにちょうどよくつながる

~距離感がつかめないあなたのための「つき合い術」~

(どこまで友だちとつき合えばいいか?・友だちからの誘いをうまく断るには?・誤解されずに異性の友だちとつき合うには?・友だちが困っていたらどこまで助けるか?・友だちと自分を比べても楽しくない・ケンカはしないに限る・「ま、いっか!」でほどほどに許す・距離を置くのに罪悪感はいらない・友情には寿命がある)

              ★★★

各章の大見出し~中見出し~小見出しまで、すべての「もくじ」を書き出した。

著者の潮凪氏の「もくじ」は本当に秀逸!

この「もくじ」を読むだけでも、「大人のゆる友活」の極意に触れられる!

わたしが真っ先に読んだのは、第3章「相手と深い話をするにはコツがある」のところ。

「なるほど・・・!」と、思わず唸ってしまったわ(笑)

というわけで、ごく最近のヒット書籍を紹介した。ぜひ、手に取ってみて!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月17日記事

『SunTAMA Style』2022年3月17日記事

『SunTAMA Style』2023年3月17日記事

『75歳、心が弾めば人生は楽しい』江面 旨美・著(KADOKAWA)【選書・自己啓発】

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『75歳、心が弾めば人生は楽しい』江面 旨美・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

~若く見えるより、元気に見えるほうが得だなって思う~

デザインし、縫製し、個展で販売する――を39年間ひとりで続けてきたumamibags(ウマミバッグ)クリエーターの「心が弾む」ことを大事にしたライフスタイルエッセイ。

さりげなくオシャレなファッション、紆余曲折の仕事さがし、心の静穏をもたらすインテリアに惹かれる。

1日2食(うち1食は残り物)の楽しみ、75歳の健康、家族、付き合い、そして、これからどう生きていこうか?

やりたいことはまだあるか?

やりたい気持ちをキープすれば、結構やれるもんだそう。

好きなことがあれば、それを温めていこう!

ファッション同様のさりげない著者の言葉に、いつしか私たちの心も弾むことまちがいなし!

                 ★★★

めっちゃ、素敵な生き方指南書を見つけた。

著者の江面 旨美さんはバッグ作家であり、現在は99歳のお母さんと暮らしている。

雑誌「レタスクラブ」のコラムで見つけた言葉は「ネガティブもポジティブもあるけれど。大切にしたい99歳の母との時間」だ。

お母さんの介護のこともせきららに描かれている。記事を添付しておこう。

記事参照→https://www.lettuceclub.net/news/article/1239505/

先月、3年ぶりにピアノ講師時代の友だちと会った。

お互いに積る話は横に置いて、わたしは、「彼女が毎月2週間の間、長野県で一人暮らしをする母親の介護にひとりで行っていること」の事情を聞きたかったの。

お母さん、93歳だそうで、まだ歩けるから、公的な介護は受けられない?申し込んでもはねられてしまうのだそうだ(驚)

それは、お母さんが極めて元気なんだろうけれど、長野県特有の考え方から来ている様子。

それは、長野県が長寿県だからで、「一人で歩けるうちは自分のことは自分でするように!」と市からも指導されているという。

だから一人暮らしも推奨されていると聞いた。

すごい!と、わたしは彼女の話を聞いて驚き、思わず拍手しちゃった!

彼女は60代後半だが、介護とはいえ、愛車でひとり、高速をビュイーンと飛ばして行くのもなんだか、かっこいい。

せっかくだから、長野県がなぜ長寿なのか?調べたので、それも載せておこう。

                ★

長野県 長寿 理由(参考資料)→https://www.asahi.com/articles/ASR7X7VN2R7WUOOB013.html#:~:text=(全国1位の長寿県)

AI検索では→AI による概要

長野県が長寿県である理由は、高齢者の就業率や野菜摂取量、健康ボランティア、地域の保健医療活動など、さまざまな要因が考えられます。

【要因】

  • 高齢者の高い就業率
  • 野菜摂取量の多さ
  • 健康ボランティアによる自主的な健康づくりの取組
  • 専門職(医師、保健師、管理栄養士等)による活発な地域の保健医療活動
  • 病気を予防する意識の高まり
  • 食生活の改善や運動を促すといった社会保健活動
  • ヒートショック対策の早さ
  • 健康に関する啓もう活動の継続
  • 伝統的な暮らしぶり

長野県では、がんや心疾患による死亡率が低いという特徴があります。また、長野県では、高齢者が生きがいを持って生活しているという特徴もあります。

長野県では、保健補導員等による生活に根付いた予防運動が実施されています。また、長野県では、健康ボランティアによる自主的な健康づくりへの取り組みが活発です。

                ★

というわけで、人生後半を生き生き暮らすコツを語る書籍と著者の紹介と、わたしの交友記をザっと書いてみた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月5日記事

『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆・著(集英社新書)~私たちが「本が読めない」と悩む理由【選書・自己啓発/旧記事更新208】

【ブログ新規追加1302回】

なぜ働いていると本が読めなくなるのか』三宅香帆・著(集英社新書)

簡単レビュー

~人類の永遠の悩み?に挑む!~
「大人になってから、読書を楽しめなくなった」

「仕事に追われて、趣味が楽しめない」

「疲れていると、スマホを見て時間をつぶしてしまう」……

そのような悩みを抱えている人は少なくないのではないか。


「仕事と趣味が両立できない」という苦しみは、いかにして生まれたのか。


自らも兼業での執筆活動をおこなってきた著者が、労働と読書の歴史をひもとき、日本人の「仕事と読書」のあり方の変遷を辿る。


そこから明らかになる、日本の労働の問題点とは?
すべての本好き・趣味人に向けた渾身の一作。

もくじ
まえがき 本が読めなかったから、会社をやめました
序章  労働と読書は両立しない?
第一章  労働を煽る自己啓発書の誕生―明治時代
第二章 「教養」が隔てたサラリーマン階級と労働者階級―大正時代
第三章  戦前サラリーマンはなぜ「円本」を買ったのか?―昭和戦前・戦中
第四章 「ビジネスマン」に読まれたベストセラー―1950~60年代
第五章  司馬遼太郎の文庫本を読むサラリーマン―1970年代
第六章  女たちのカルチャーセンターとミリオンセラー―1980年代
第七章  行動と経済の時代への転換点―1990年代
第八章  仕事がアイデンティティになる社会―2000年代
第九章  読書は人生の「ノイズ」なのか?―2010年代
最終章 「全身全霊」をやめませんか
あとがき 働きながら本を読むコツをお伝えします

           ★★★

世間の悩みのひとつになって久しい問題。

~まったく時間がないわけではないのに本が読めない。働きながら読書を続けるのは、なぜこれほど難しいのか?~

一見すると、単なる本離れとか、個人の努力不足なんじゃない?と思いがちだ。

ずう~~~っと、「いつかは書こう!」と、思っていた読書に対する問題提起の一書をレビューした。

2021年、映画「花束みたいな恋をした」という作品がまさにこれ!

あらすじはこうだ。

駅で終電を逃したことをきっかけに出会った山音 麦(菅田将暉)と八谷 絹(有村架純)。

お互いに音楽の好みや趣味が同じことを知り、すぐに恋に落ちる。

大学を卒業してフリーターをしながら同棲生活をスタートさせ、日々変化する環境の中で日常を共有しながら大切に過ごしていた。

この2人での生活を続けるために、就職活動に励んでいく・・・。

がしかし、この作品の中核となる問題点は別にある。

それは、二人の好みが「文学や映画、音楽」なんかの趣味がピッタリ合うことで付き合いはじめたのだったが、彼(麦)が就職をしたとたんに「本が読めなくなる=読まなくなる」になってしまう。

彼(麦)のできること、やりたいことは、スマホゲームの「パズドラ」だけだった・・・。

一方の彼女(絹)は裕福な育ちという家庭環境だったこともあり、就職しても仕事にあくせくすることもなく、以前と同じように趣味を楽しみ続けている。

共通の趣味となっていたはずの文化的な事柄から離れて、ゲーム三昧となった彼に深く失望し離れてしまう・・・というストーリーだ。

この映画が流行った背景には、「そうそう!私も!本が読めないんだ!」という共感からだったそうだ。

たしかに、どんな本を読むといいとか、こういう読み方をすればいいという、指南書はこれまでも多数出されていた。

しかし、「本を読みたいのに読めない」といういわば、現代病に近い問題には関心が払われずに、皆、ひっそりと悩んでいたのかもしれない。

今回、紹介した「なぜ、働いていると本が読めなくなるのか」は一度、この問題に対してきちんと論じたほうが良い!という著者の熱い思いから生み出された一書だ。(発行部数15万冊でベストセラーとなる)

本は読めるのなら、死ぬまで読み続けて行きたいと願う。わたしの大事な外付け頭脳だ(笑)

電車に乗っていると、最近では「本」を読む人が増えてきたように感じている。

反対に新聞を読む人はまったくと言っていいほど見かけない。多分スマホで読んでいるのだろう。

最後に「本を読む幸せな人生」を望む人へ2つの質問をしたい。

① あなたは、読書中に入ってきたメールやLINEチャットは無視できる?

②次に読みたい本は決まってる?

この2つが叶っている人は間違いなく、「本」を人生の友だちとしてそばに置き、いつ、どんな状況にあっても、「本」から得る豊富な知識や価値を存分に味わう最高の人生を送れるだろう。

ああ~~、わたしも東京から九州まで新幹線に乗り、どうしても読みたかった小説を強制的に読書する、移動図書館のような時間を無性に取りたくなったわ(笑)

それでは、また!

プレジデント 2024年8月30日号 どんどん本が読めるようになる

---------------------------------------------旧記事更新208

『SunTAMA Style』2021年1月24日記事

『SunTAMA Style』2022年1月24日記事

『SunTAMA Style』2023年1月24日記事

『Life Tour21st』2017年1月24日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063905357.html 「二刀流のすすめ」

『フランス女性は太らない: 好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣』ミレイユ ジュリアーノ (著), 羽田 詩津子 (翻訳)日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版)【選書・文化/旧記事更新204】

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フランス女性は太らない: 好きなものを食べ、人生を楽しむ秘訣』ミレイユ ジュリアーノ (著), 羽田 詩津子 (翻訳)日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版)

簡単レビュー

太らないためにフランス女性がやっていることとは?

食では★バランス重視で毎日3食、栄養あるものを適量、心から味わって食べる。

運動では★楽しく歩き、階段を上るなど、ちょっとずつ動く。

フランス女性の優雅な健康生活は「食と運動」でできている。

全世界で300万部のベストセラー待望の文庫化。

もくじ

はじめに

1、アメリカの生活

2、龐統娘の帰郷

3、最初の三ヵ月で体質改善

4、三人の女性の物語

5、儀式の必要性

6、季節を味わい、スパイスを学ぶ

7、さらにあなたをだますレシピ

8、液体の利点

9、パンとチョコレートを食べても太らない

10、フランス女性のようにふるまう

11、生きる喜びを追求する

12、ライフステージのさまざまな局面

補足 継続してバランスを保つために~体重管理は生活の一部

あとがき

              ★★★

全米でこれまで売れに売れ、社会現象を引き起こしているダイエット&ライフスタイル本を紹介。

フランス女性の食事&生活哲学を身に付けて無理せず痩せられる!

(簡単ヘルシー・フレンチのレシピつき)

ずっと気になっていた本をやっと手に入れて、お正月から少しずつ読んでいた。

簡単な食べ方のお手本では、「1度作ってアレンジし3回食べる」とか、「スパイスを活用する」などが活用大。

わたしもさっそく、トライしてみたくなった。

載っているレシピもどれも美味しそうだし。ミモザスープを作ろうと思っている。ミモザスープは自己流で、大好きなタイカレーにもアレンジしてみたいな。

サラダやお魚料理には、くるみオイルや ヘーゼルナッツオイルも試してみたい・・・など食に対する好奇心がムクムクと湧いてきた。

というわけで、いつもと違うレビューだけれど、興味があったら、ぜひ手に取ってみてね。

それでは、また!

ー--------------------------------------------旧記事更新903

『SunTAMA Style』2021~2023年1月15日記事 更新済み

『SunTAMA Style』2024年1月15日記事

『Life Tour21st』2015~2018年1月15日 記事更新済み

『みいこStyle』記事更新なし

『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』月山もも・著(KADOKAWA)【選書・自己啓発/旧記事更新185】

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『ひとり酒、ひとり温泉、ひとり山』月山もも・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

人気ブロガー・月山もも流 豊かに「ひとり」を楽しむ方法

ひとり旅は、こんなにも楽しい。
絶景も、極上湯も、地物食材も、地酒も、全部、ひとりじめ!

大人気旅ブロガーが案内!
ひとりにはちょっとハードルが高そうな場所も、ふわりと乗り越えるエッセンス。

今すぐ出かけたくなる「自分を甘やかすだけ」の
わがままな時間の過ごし方。

著者は、「山と温泉のきろく」というブログを公開している著名なブロガーさん。

この本では、女性が一人で行っても、お酒や料理、温泉などを楽しめる店や宿泊施設、一人で登れる山などを紹介している。

特に女性限定という訳ではないので、一人旅のプランを考えている方なら男性でも参考になる情報だと思う。

著者は、一人で山に登った後で、麓の宿で食事やお酒、温泉を楽しむというプランが好みだそう。

登山がハードル高めの場合は、著者推薦の温泉宿や、上野の黒船亭のロールキャベツでも食べに行こうか・・・でもいいかも。

月山ももブログhttps://www.yamaonsen.com/entry/hitoritabi_book

                ★★★

ブロガーさん、渾身の初出版本!

読んで行くうちに、彼女の持っている「ソロ感覚」にどっぷり浸かってしまう(笑)

ひとり旅がしたくてしてるわけじゃなかった・・・のが、気づけば「ひとり旅(酒・温泉・山)」を堂々と満喫している!

おそるべし(笑)

情報量の多さにも目を見張るばかりだが、「なぜ、ひとりなのか?」このアンサーを知りたい場合は、ぜひ、手に取ってみてね!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月29日記事

『SunTAMA Style』2021年11月29日記事

『SunTAMA Style』2022年11月29日記事

『SunTAMA Style』2023年11月29日記事

『Life Tour21st』2016年11月29日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1062710274.html 「いかに濃く生きるか?を左右するカギは?」

『みいこStyle』2019年11月29日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/22313835.htmlこころ踊る12月

『ゼロトレ』石村友見・著(サンマーク出版)~軽い体を手に入れて10歳若く見える体作りを目指す🎶【選書/健康・自己啓発/旧記事更新175】

【ブログ新規追加1267回】

ゼロトレ』石村友見・著(サンマーク出版)

簡単レビュー


シリーズ100万部突破!
ニューヨークで話題の
最強のダイエット法、
ついに日本上陸。

羽が生えたように軽くなる!

加齢とともに首、肩、背中、腰、足指などは
縮んだり、ゆがんだりしながら
元(ゼロ)の位置からずれていく。

これによって、
関節や筋肉がカチコチにかたまり
本来の動きができなくなるのだそうだ。
こうして体は老化し、結果太ってしまう。

「ゼロトレ」は
各部位が本来あるべき元のポジション
(本書では「ゼロポジション」と表す)
に戻すことで、体形をよくし、体重を減らし、
不調までも改善していく

画期的なダイエット法だ。

開発者で、著者の石村友見さんが
ニューヨークでこれを発表すると、
またたく間に評判に。

「トモミのエクササイズを受けたら、
1時間でウエストが3インチ
(約7・5センチ)も細くなった! 」

「エクササイズをはじめて5分で
ヒップが上がったの! アンビリーバブルだわ! 」

「トモミにすすめられたストレッチをやったら、
身長が1インチ(約2・5センチ)伸びたんだよ!
一体どんな魔法を使ったというんだ!」

評判は評判を呼び、有名ハリウッド俳優、
アナウンサー、パイロット、弁護士、ピアニスト、
スポーツ選手、エグゼクティブなど、
ダイエットや体の不調の悩みを抱える各界の成功者たちが、
彼女のもとに次々とプライベートレッスンを
受けにやってくるようになっていた。


そして、現役の方だけでなく、90歳を超えるご老人、
妊婦さん、7歳の少年までやってきたそうだ。

そんなニューヨークで話題の「ゼロトレ」が
1冊にまとまって、日本初上陸。


「ゼロトレ」は1日5分ででき、
すべてのエクササイズを「寝ながら」できるので
体の負担も少なくてすむ画期的なメソッド

そのため、何歳からでもできる。

ダイエットの悩みや体の不調に苦しむ方は
ぜひ、実践してみて!
4週間後「羽が生えたような軽い体」を
きっと体感できるはず。

            ★★★

すっかり、秋になってきたら、とたんに体のラインや不具合が見つかり、「何とかしなくっっちゃ!」と、意気込んでいたところ、NY仕込みの素敵なフィットネス本を見つけた。

呼吸法とヨガのポーズ?を取り入れた独自のフィットネス方法。

体の隅々まで整えて行ける。まずは4週間、試してみたい!

フィットネスを成功させるカギは「方法の習得」と「継続」だろう。

とにかく、今日から体を伸ばすフィットネスに挑戦している!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月5日記事

『SunTAMA Style』2021年11月5日記事

『SunTAMA Style』2022年11月5日記事