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『60代からの見た目の壁』和田秀樹・著(株式会社エクスナレッジ)

簡単レビュー
60代は「見た目老化の分かれ道」
60代なのに40代に見られる人と、80代に見られる人の違いはいったいなんなのか?!
60代からは「見た目が10割」のポイントはこれ!
・見た目は寿命の長さにも影響する
・粗食は見た目年齢を上げ、健康も損なう
・65歳過ぎたら「健康至上主義」と決別せよ
・知性こそ見た目を引き立てる妙薬
どうせあと数十年しか生きられないのだから、
おしゃれして、お化粧して、人生をいっぱい楽しまないと損!
その意欲こそが、見た目年齢の壁を打ち破る秘訣なのだと著者は語る。
もくじ
1章 見た目年齢の格差はなぜ起こるのか
2章 見た目年齢若返りはおしゃれから
3章 見た目年齢が若返る食べもの
4章 知性がないと見た目は若返らない
5章 見た目をかっこよくする生き方
著者プロフィール
和田秀樹(わだ・ひでき) 1960年大阪市生まれ。1985年東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科、老人科、神経内科にて研修、
国立水戸病院神経内科および救命救急センターレジデント、東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国、カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、
高齢者専門の総合病院でもある浴風会病院の精神科を経て、現在、日本大学常務理事、川崎幸病院精神科顧問、一橋大学経済学部・東京医科歯科大学非常勤講師、立命館大学生命科学部特位教授。
著書に『70歳が老化の分かれ道』(詩想社新書)、『80歳の壁』『70歳の正解』(以上、幻冬舎新書)、『老害の壁』(エクスナレッジ)など多数。
★★★
すごいタイトルの書籍を紹介している。
本書で見た目の筆頭に上げられている、「サザエさん」のお父さん、磯野浪平の年齢って知ってる?
設定年齢57歳!
でも禿茶瓶で、髪は1本。ちょっとあまりにも現実離れしてない?
それでも、劇中では現役サラリーマンだ。
植木等の時代じゃあるまいし。(そうそう、植木等の「ニッポン無責任時代」シリーズで代表的な「無責任男」では彼は大卒で、気づいたら出世していたと・笑)
磯野浪平と奥さんのふねさん、家では着物だし。見た目だけでなく生活スタイルがまったく違うし。ああいった、姿形が高齢者だと思う人は少ないだろう。
しかし、長年のTVの刷り込み作業によって、本当に自分がどれほどステレオタイプなのかな・・・っと、今回の本を読んで強烈に感じた次第。
ま、「サザエさん」は作品の一つだと思っているけれど。(実際には、まわりにああいった家族はいない)
★
さて、わたしが毎月、オンラインで参加OKな営業部・部会議にリアルで参加しているのには、実は深~い理由がある。
同世代の同僚の姿形を見ることで、まず、自分がどう思うのか?仕事に影響がないか?服装はお化粧や身だしなみは大丈夫か?受け答えに支障がないだろか?な~んて数々のチェックをするためなの。
だんだん、長年培った経験だけで、仕事を回していると、どんどん気づかなくなってくる部分への修正の意味を込めて参加しているのだ。
同僚でも年代の若い方々の身なりはそりゃあ素敵よ!特に内勤の方々はお綺麗(笑)編集部は自由奔放だし、なかなかいい目の保養になっているの。
最近では、わたしも長いこと遠ざかっていた「マスカラ」とかまた、利用するようになった。目元が奥まってきたので、どことなく険しい顔つきに見えるかな?と、気づいて盛っている(笑)
まつ毛も年とともに、だいぶ抜けて短くなっているし。(きゃりーぱみゅぱみゅのつけまつげの歌を思い出した・笑)
とにかく、会議自体はかなり頭を使うちょっと厳しい現場だが、周辺はまだまだ、華やかさがあるので、しっかりと英気を養いに行ってる。
中年になっても常に「意欲」を失わないためにも「見た目」にこだわることがどれだけ大事なのか。
本当の元気さとは?深く掘られている本書。しかも和田秀樹氏は、わたしより2歳上!同世代の書いた心情は「なるほど!」と感じてレビューした。
少しクセのある本書、一読の価値あるかも。

それでは、また!
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――旧記事更新
『SunTAMA Style』2021年6月9日記事
『SunTAMA Style』2022年6月9日記事
『SunTAMA Style』2023年6月9日記事
『Life Tour21st』2017年6月9日記事
https://lifetour.blog.jp/archives/1066352924.html 「夏準備~旅は書くことで完結する」
