日本百名山・赤城山(標高1828m)~いくつもの顔を持つ複雑な形の火山・3つのカルデラ湖巡りを楽しむハイキング&ドライブ【風景・北関東3】

【ブログ新規追加1343回】

赤城山の山頂は、標高1828mの黒檜山。

赤城山は、群馬県前橋市富士見町に位置する複成火山で日本百名山でもある。

県立赤城公園からのながめ。

今回は、県立赤城公園(標高1828m)から、赤城山の山頂部分に広がる豊かな自然とカルデラ湖をトレッキング&ハイキングしてきた。

公園内には、大沼、小沼、覚満淵などの火口湖や湿原、そして登山道などが整備され、多様な動植物が生息している。

ただ、今年はビジターセンターが改修のため休館していたり、県立赤城公園内のサントリービアホールも改修中とあって、ちとさみしい。

が気を取り直して、まず、赤城山最大のカルデラ湖である「大沼」へ行き湖岸ドライブとしゃれこんだ。

暴風対策で、車での湖岸寄り付きはここまで。それにしても、寒いのなんのって!

長七郎山とわたしの車を撮る。湖岸から見る湖は大きく波打っていた。

湖岸を楽しむ余裕は一切なかった。

ずっと「爆風」が吹き荒れて湖が大荒れだった。

さすが、群馬!「~と、からっかぜ」がハンパなく吹き荒れる。

県立赤城公園内にある、ミツバツツジがきれいな岩山。ここをよじ登って降りてくる猛者がいっぱいいた!わたし達はやらず。暴風だったから。

くしくも、この日赤城山で、70代女性の滑落(死亡)事故が起こった。

どこから、どう登ったのか?よくわからないが、無理は禁物だと改めて思い知らされた。

1828mの眺め。晴天だったが、やはり遠くは煙っていて、東京スカイツリーや東京タワーは拝めず。

県立赤城公園」まで車で登り、そこから外輪山に囲まれた神秘の湖「小沼」(1472m)まで下山した。

若干、暴風もおさまって、小沼の湖畔をゆっくりとハイキングできた。

しらびそや白樺の木立も美しく映えて、ロマンチックな雰囲気のあるスポットだった。

そして、一番楽しみにしていた「覚満淵 かくまんぶち」湿原へは、熊ガードを越えてハイキングに勤しんできた。

熊ガードを開けてハイキング道に入る夫。(熊に見える?・笑)

対岸に見える木道バルコニーまでハイキングを楽しんだ。

木道バルコニーへ到着。

延々と敷き詰められている湖畔木道をゆっくりと歩く。鳥の鳴き声だけが響き渡る。

2000m近い山の上部にある漆黒のカルデラ湖と、美しい木道がぐるりと取り囲む湿原を歩けて心底、幸せな気分だった。

気温も歩くには丁度良く「ハイキングって最高に気持ちいい!」と思えた半日だった。

下の写真はそんなわたしの独り言が聞こえてきそうな一枚を撮ってもらった。

登頂しないで歩くことに注力した登山。

改めて、歩くことの楽しさに目覚めた火山湖ハイキングはこれにて終了。

よく歩いた。

軽登山を終えて、一路「めんたいパーク」へ。(入場無料)

小っちゃい子どもがかわいい!と、夫。

店内は凄い混みようで、でっかいおにぎりはほぼ売り切れ(泣)

それでも1個(420円)手に入れて、明太子ぶたまん(400円)と一緒に買った。明太子がぎっしりと入ったおにぎりは極旨~~♪

めんたいパークから急いで家路に。午後18時無事帰宅。

2泊3日のGW旅終了。

宿泊した「お宿」と「道の駅」を取りまとめて次の回にアップする予定。

それでは、また!

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群馬県・草津温泉~ゆるりと過ごす癒し旅【風景・北関東旅2】

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4月27日(日)草津温泉の夜。午後19時頃。

湯畑のライトアップが美しい。

忙しい日常から離れ、心と身体の赴くままに草津温泉にやってきた。

当初は、赤城山麓に一軒宿を予約し1泊2日の予定だったが、どうも4月28日(月)の天気が思わしくない。

お天気が悪いと、ドライブも登山も何もかも楽しくない。

そんなわけで、お天気のよい4月27日、1日前倒しにして、予定を大幅変更し2泊3日に組み直してみた。

1日目→桐生~富弘美術館~明智平(栃木県)~草津温泉(車中泊)

2日目→草津温泉~六合(くに)~吹割の滝~赤城山麓の一軒宿に宿泊。

3日目→赤城山トレッキング・ハイキング~めんたいパークでランチ後帰宅。

と、こんな感じで、メインの旅先とサブの寄り道ポイントを決めてみた。

目的を繋ぐ道路は「日本ロマンチック街道」をひたすらドライブする旅となった。

道中、道の駅に寄りながら情報を経て、トイレ休憩やご飯も頂き、ロマンチック街道特有の「日本の原風景~豊かな自然・癒しの温泉・地産地消の美味しい食べ物」を求めながらのドライブは、本来の自分を取り戻す新しい旅の仕方、まさしく「リトリート」じゃないか?とか、旅の企画の段階でワクワクしていたのだ。

で、1日前倒しした「草津温泉」は、わたし達には初めての旅先!

まず、その日泊まる「湯畑観光駐車場」を目指す。(15時~翌日10時まで車中泊可能。トイレあり、場内ライトあり、屋根付きで1000円!)

15時を少し回ったところで、目的地に到着。すでに3台ほど入庫待ちしていたのだが、5分も待たずに入れてほっとした。(ここは事前予約はなし)

大通りにあり、目の前に24時間ローソンもあるので、朝のコーヒーも容易に頂ける。

一応、駐車場の料金表も撮ってきたので貼っておく。

まず、明るいうちに、草津というか温泉大国群馬県のシンボル「湯畑」周辺を散策。

駐車料金も時間も気にせず、赴くまま自在に温泉探訪できるって、なんて幸せなの?!

毎分4000ℓの温泉湯出量だとか。街中が硫黄の匂いに包まれている。舞い上がる湯けむりは圧巻の一言!

昼間は爽やかに、そして迎える夜は幻想的な湯畑の異なる表情を楽しんできた。

駐車場から徒歩で3分ほどの湯畑までの路地には、目的地への道しるべがあり迷わず行ける。

途中で、温泉饅頭の老舗、本家「ちちや」で温泉饅頭を買い出し。(ふわふわでめっちゃ旨い!)

次に、湯畑でまず、足湯に入り旅の疲れをほぐす。

そして、今晩入湯する「白旗の湯」をロケハンしつつ、群馬名物「おきりこみ」を試食したり、街の標高を見に行ったりした。

平打ち麺の味噌煮込み。かなり美味しい。

温泉饅頭を食べ、名物の試食もして、足湯にも入って観光気分は最高潮!

夕食の買い出しはセブンとローソンで。車中で1時間ほど仮眠を取り、飲食という宴を施し、それぞれが行きたい時間で夜の温泉に出向いたのだ。

まず、わたしが19時に。

湯畑のライトアップをしばし堪能して、無料で入れる共同浴場「白旗の湯」へ。

おそる、おそる入口を開ける。

暖簾をくぐり、引き戸を開けると、なんと、脱衣場と湯船が一緒になっている作りだった。(なるほど、これなら盗難防止になるわね)

本来は靴まで持って脱衣場所へ入るようだが、わたしは玄関で靴を脱いで入った。

湯船には、2人の女性がゆっくりと首まで温泉に浸かっていた。

その温泉の熱いことったら!一度で入れず、少しづつ身体を慣らしながら3回目にやっと、首までしっかりと浸かることができた!

めっちゃくちゃ濃い白濁湯。源泉かけ流し・・・というか、管からどんどん流れてくるの(笑)

そして、誰もが「黙湯」を励行していた。

こういうのを「まったり=のんびり」というのかな。なんだか非日常的で良い空間だった。

それぞれが温泉を堪能したら出ていく。きっと、心の中で「無料温泉に感動と感謝」をしていただろう。

しっかり温まって、車中泊もさほどきつくなく朝を迎えた。

そして、朝ご飯を車中で頂き、今度は「地蔵の湯」へ入りに裏草津へ。

こちらは駐車場から5分ほど歩く、今、話題の新スポットだ。顔湯やカフェなどがあり人気。

で、こちらも無料の共同浴場「地蔵の湯」では、一番だったので湯船だけ撮影してから入湯した。

というわけで、思いつきで来てみた初めての草津温泉はこれにて終了。

このあと、少しだけ朝の草津温泉を散策して、午前8時30分過ぎには駐車場をあとにした。

途中で残雪の白根山をカメラに収めて。

湯畑中心の草津温泉探訪。それなりに温泉と現地の美味しいものを頂き、圧倒的な温泉の泉質に大満足だった。

                ★★★

28日は曇天の中、日本ロマンチック街道のドライブ。

道の駅「日本で最も美しい村・六合(くに)」へも寄る。花桃の里は、遠くに残雪が美しい白根山が見える村だった。

 そして、この日宿までの最後の立ち寄りスポットは沼田市「吹割の滝」ここもお初。無料駐車場に停めて川底へ降りる。

丁度、滝見学を終えて、駐車場に戻ってきたところで雨。

最終日の赤城山が晴れることを願いつつ宿に向かった。

明日につづく。

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