大室山~昨年のリベンジ観光登山~緑(新緑)黄金(すすき)黒(山焼き)と、季節で山全体の色が変わる休火山帯・国定公園伊豆半島ジオパーク【風景・伊豆半島ジオパーク】

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8月16~17日と、台風7号の影響で線状降水帯ができつつある静岡県だったが、伊豆半島を中心とした伊豆半島ジオパークをめぐる小旅行に行ってきた。(伊豆ジオパーク公式HP→https://izugeopark.org/南の火山の贈り物)

2022年の記憶から。

1月4日に訪れた「国定公園・大室山」は新年とあって、リフト乗り場はものすごい長蛇の列。そのときすでに午後3時を過ぎて、寒いのもありリフトには乗らなかった。

しかし、この大室山は「徒歩では登れない」のだ。たった580mだから登って新年の駿河湾と富士山が見られたら・・・と儚い願望だったが一瞬でそれも砕かれた。

リフト以外ではいけない山。

大室山は国の天然記念物に指定されており、山体保護のため、登山は禁止されている。

山全体が黄金色に染まる美しい山だった。登れなかったが、夕暮れの大室山を下から見上げて「必ず、また来る!」と、リベンジを決めていた。

2022年1月4日の記事も載せておこう。

                ★★★

2023年8月16日。

今回は台風のさなかではあったが、静岡県内にホテルを取ってあることから、多少の雨風には耐えられると思い、大雨の大室山に10時に到着。

しかし、だんだんと暴風雨になってきて、大室山自体は濃霧に包まれまったく姿が見えない状況。

30分ほど、車内で様子を見ていたが、天候の回復は無理だと判断して翌日17日に再チャレンジすることにした。

ホテルのチェックインを午後3時に繰り上げ早々にホテルイン。ここからはのんびりと、ホテルステイを楽しんだ。

特にホテルサービスである「夜の呑み放題ウェルカム・バー」とか、「フロントで選べる枕・ベッドのシャリシャリのシーツにくるまって寝る楽しさ」とか、「PCで休み明けからの仕事の準備をワークしたり」とか、「翌朝の美味しい朝食ブッフェ」とか諸々、ホテルステイを満喫したんだ。

               ★★★

8月17日朝。

前日とは打って変わって大晴天の静岡!(やった~~~!・笑)

大室山には余裕の午後2時に到着(朝から日本平や三島に寄り道・笑)

やはり、晴天の一日はすごい人混みでリフトもやはり長蛇の列。特に外国人の多さにはちょっと・・・。(大人も子どもも大声で話しまくる・はしゃぐ男性軍、稜線歩きに危ない自撮りに夢中な女性・女子軍、山にそぐわないぴれぴれの薄い着衣で、見えそうで見えないとか迷惑極まりない!ミスマッチが多発!などなど)ちょっとだけ気づきをメモ。

ここからは、大室山の山頂と稜線歩きのフォトを。

山頂のお鉢周りはだいたい20分(火口まで下りると30分)ほどで歩ききれる。

ただ、稜線は舗装されてはいるが、平たんではないのよ。三角点あたりまでは結構な登り。サンダルとかダメでしょ(笑)

というわけで、1年半ぶりの緑が美しい大室山に登れたという話。

明日は寄り道静岡の旅をまとめてみる。

では、また!

「山の日」日付の由来~2024年記念大会は東京で開催決定!~グリーンシーズンは山に親しもう!【風景・山の日】

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山の日は、毎年「8月11日」



当時、日程を決めるにあたって、海の日の翌日、お盆前、日曜日などを祝日とする案が出る中で、8月に国民の祝日がなかったことやお盆休みと連続させやすい点を踏まえて、もともとはお盆前の8月12日を山の日とする案が検討されていた。

ところが、8月12日は昭和60年(1985年)に日本航空123便墜落事故が発生した日でもあり、かつ123便が墜落した場所も山の中であったことから、現地・群馬県の議員などから日付の見直しを求められ、現在の「8月11日」が山の日として採用されることとなった。

ちなみにこの日は、山に関する特別な出来事があった日というわけではない。

先ほども書いたように、山の日を祝日にしようとするさまざまな動きがあった結果、8月11日に決まったということだ。

              ★

さて、毎年8月11日にはどこかの山に行きたい!と意気巻いているのだけれど、台風や猛暑で「山・・・行けないじゃん!」ってことが、ここ数年続いている。

だから、わたしはこれまでの経験値から8月16~17日あたりで低山に登る計画を立ててきた。

が!来週台風7号が!来るらしい(泣)

それでも今年は、1月、5月、6月、7月と、どこかしらの山に登ったり、眺めたりしてきたから、さほど慌ててはいない。

それに、山はいつでもそこにある。

一番いい時に登りたいもん。山の日じゃなくてもいいし。

でもね、来週16日~17日の山には行きたいので今から祈祷師になって、「お天気」を祈ってるのよ(笑)

やっぱり、涼風が吹き抜ける山の頂上に立ちたい!

そして、本日、山の日もやっぱりどっか登りたいかも(笑)

では、また!

                   ★

山の日イベント

「山の日」全国大会

第8回「山の日」全国大会(2024年開催)の開催地は東京都に決まる。

全国山の日協議会

日本一硬いうどん!~吉田うどんを食べに富士吉田市へ行く~肉うどんは馬肉!初めての味に舌鼓♪【風景・食文化】

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いつも気になっていた富士吉田市で出会う「吉田うどん」

7月19日にやっと、気になるうどんを食べる機会を得たのだ!

その場所は「道の駅 富士吉田」広大な敷地内には富士山気象観測のレーダードーム施設がそびえる場所に「吉田うどん」の専門店(軽食)がある。

吉田うどんの最大の特徴は「麺の硬さ」にある。

吉田のうどんのいちばんの特徴である麺の硬さ。その硬さの由来は織物産業が盛んだった時代にまでさかのぼり、織り手である女性に代わって男性が力一杯腹持ちの良いうどんをこねたことにルーツがある。(いわゆる男の料理・笑)

手打ちならではの麺は店舗ごと個性があり、もっちり、ツルツル、ねじり、極太など食感も見た目も様々らしい。

そして、富士吉田市が誇る郷土料理・吉田うどんの2番目の特徴は醤油と味噌をブレンドしたスープと、トッピングに馬肉を使用しているとこだろう。

なぜ馬肉?ちょっと調べてみた。

なぜ吉田うどんには馬肉がのっているのだろうか。

それは、山梨県では全域的に、馬肉が料理の材料として根付いているからであるようだ。


山梨の馬は、約千年前から続くブランド馬肉。

聖徳太子が甲斐国から献上された黒駒にまたがって奈良の都から富士山まで飛んだという「甲斐の黒駒伝説」や、有名な武田の騎馬隊、富士山の信仰登山の際の登山者の荷揚げ用に馬がたくさん飼われていたことなど、馬に関するエピソードは事欠かない。(参考資料→https://katsumachi.jp/column/tsuru-yoshidaudon2 活まち

そういえば、馬刺しのお店が普通に街道沿いにあったのを見た。

わたしは、馬肉は初めて食べる食材だった。しかも食べきってから店内の張り紙に「当店のうどんに入っているお肉はすべて馬肉です!」と書かれているのを発見したのだ(笑)

どーりで、質感があのビーフジャーキーに良く似ていて、噛めば噛むほど肉の味わいがじんわりとする、美味しいお肉だったわん。

TOPの写真からもわかるように、全体に質素極まりないイメージの吉田うどんだが、キンキンに冷えた味噌と醤油ベースのスープに辛みはすりおろしわさび、トッピングの揚げ玉は自由に盛れる。

今回は登山あとで、乾いた喉と体に吉田うどんは絶妙に合っていたんだ。

冷やし肉うどんはひとつ550円。安い。

スープが意外なほど良く絡んで「美味しい!」しかなかった。

ま、麺の太さと硬さに最初は驚くが、だんだん病みつきになりそうな美味しさだった。

次回は温かいのも食べてみたい。そんな吉田うどんだった。

道の駅富士吉田にある便利なフードコートで食べるうどんは、フードコートのものとは思えない本格派の吉田のうどんだそうだ。(Web記事→https://fujiyoshida.net/gourmet/137 道の駅 富士吉田)

ご当地料理を頂くのは3つのメリットがあると何かの記事で読んだ。

1つ目は、地域の歴史を知ることができる

2つ目は、材料の豊かさを知ることができる。

3つ目は、人々の伝統を知ることができる。

今後も、歴史的背景を知ってから料理を食べる旅を続けて行きたい。

                ★

さて、道の駅「富士吉田」には、もうひとつの名所がある。

アウトドアメーカーの「mont-bell」富士吉田店。

今回は登山が早めに切り上げたので、ゆっくり昼食を頂いたあとショップ探検をしてきた。

3人とも、今すぐに欲しいものがあるわけではなかったので、冷やかし半分でお店を後にした。ま、入口に置かれていた「ランドネ×mont-bell」や「日本各地のトレッキング名所×mont-bell」などのフリーペーパーをお土産にもらってきた。

というわけで、「道の駅 富士吉田」のスポットを紹介した。

夏のドライブにぜひ!

では、また!

こぼれ話

※ プロボノワーカーの活動が地域情報誌「タウンニュース」に掲載された。https://www.townnews.co.jp/0305/2023/07/20/688238.html?fbclid=IwAR1SqQL

わたしは、講座を受け持った感想を文章にしてください!と依頼されたのでザッとまとめた。掲載は三行にまとめられていた。まさに「三行で撃つ」そのものだった(笑)

三行で撃つ

タウン誌といえども、プロの書く文章にはどこか、キラリと光る碇石がある。それを見つけるのも、文章を読む楽しみとなっている。

でもねえ、実名と年齢はねえ・・・(笑)

さてと、仕事。今日は会社のInstagramライブ(料理番組)を帰ってきたら観るのが楽しみ。

行ってきます♪

「新道峠・標高1600m」FUJIYAMAツインテラス~友だちと行く夏山観光登山~一瞬の絶景を捉えた【風景・山梨県笛吹市にて】

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7月19日、かねてから約束していた友人との観光登山で、「FUJIYAMAツインテラス」に行ってきた。

FUJIYAMAツインテラスは、河口湖や山中湖、世界文化遺産に登録されている富士山が一望できる眺望スポット。
送迎バスの停留所「FUJIYAMAツインテラス」から峠を登ること、約5分程度で目前に広がる富士山が出迎える”おどろき”のセカンドテラス。
さらに東に約80メートル歩くと”絶景と出会える撮影スポット”ファーストテラスがある。

2つのテラスから雄大な富士山の眺望を楽しんできたよ!

今日、一緒に行った夫と共通の友人は、大学の山岳部で活動した時から山の虜になり、これまで日本国内の「名立たる」名山はかなり登ってきたそうだ。

今日も槍ヶ岳ジャンダルムに登った時の話など、興味津々で聞かせてもらえた。山好きのわたしは話だけでもワクワクよ(笑)

4月初旬にメールで「そろそろ行きますか!?」との打診にわたしも「行きましょう!」と即答。

そこから、紆余曲折あって、今日やっと実現した。

今回は、峠の好きな友人と、あまりキツイ登りは避けたい夫(笑)と二人を思い、バスで行くFUJIYAMAツインテラスに決めた。

             ★

ザッと今日のルートをおさらい。

朝5時半に駅前で待ち合わせ→車で一路富士河口湖町へ→今回のFUJIYAMAツインテラスには途中の駐車場から9時始発のピストンバスに乗る(片道200円)→現地到着(午前9時25分)

ここから写真で追ってみよう。

ピストンバスの中から。バスに乗ると旅気分満載だわ。

最寄り地図。

新道峠の少々キツイ登り。でもきれいに整地されていて楽々登れる♪

最初の登り切った所に立つ、美しい看板。こんな風景が待ってるんだ!と、意気揚々と次の坂を登り始める。

長く続く階段に友人も本人曰く「ヘロヘロ」だそう(笑)

階段、整地された平たい道が交互に現れる。結構しんどかった。

頂上に立った喜びをバンザイで表現(笑)

富士山のご機嫌は午前中に図るのに限る。朝は深い雲海が敷き詰められて何度も姿を隠したが、この9時~10時ぐらいの間は壮麗な姿を見せてくれた。

この場所に居合わせた誰もが「登ってきて良かった!」と絶景に喜びあい、お互いに写真を撮り合って素晴らしい時間の共有ができたんだ。

やっぱり富士山っていいよね。

3人で行く登山旅は秋にも予定している。

さ、筋トレしなくっちゃね(笑)

では、また!

信州旅でセンスを磨く~温泉町のリノベと山岳リゾートでの癒し~二泊三日を時系列でまとめる(情報リンク多め)【風景・スポット紹介】

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(松本市美術館・松本出身の芸術家「草間彌生」の作品)

◎6月27日(火)

• 朝6時に出発(国道20号で長野県諏訪市を目指す)途中休憩を挟みながら、のんびりドライブ

• 11時「ぷらっとパーク諏訪湖(下り)」へ到着。写真を撮りながら休憩。

ぷらっとパークとは一般道からSAに入れるNEXCOの地域ドライブサービス施設。(https://sapa.c-nexco.co.jp/guide/platpark?sapainfoid=119長野諏訪湖SA)

• 13時 長野県松本市へ。(ホテルのチェックインまでに「松本市美術館」や「松本十帖」の下見に行き、海鮮市場で寿司&蕎麦定食を食べる)

(松本駅にあるエースイン松本のチェックインは15時。松本城など市内をぐるっと車で流して、ホテルの無料駐車場に停めてホテルへ)

なぜ、今回は15時チェックインにこだわったのか?

ホテルの市内観光サービスを受けるチケットを取るため。(当日宿泊者限定でアルピコ交通グループより、15時チェックインに配布されるもの。サービス内容は「美ヶ原高原温泉・翔峰 温泉バスツアー」で、このツアーはバス代、温泉代がすべて無料!で、このツアーに参加するために15時前にはホテルに入った。

美ヶ原高原温泉・翔峰→公式HP;https://www.hotel-shoho.jp/

(公式HPより)

• 18時35分~20時35分の温泉バスツアー。高級旅館の温泉は至福じゃ(笑)あとは、シティホテルでのんびり、部屋呑みしながら夕食を食べ就寝。(全国旅行支援のおかげで6600円・二人分で宿泊が叶った)

6月28日(水)

• 朝6時30分、シティホテルの朝食ブッフェ(もちろん無料でついている)を頂き、8時にチェックアウト。

11時30分まで、市内観光で「松本市美術館・草間彌生」へ行き、その後近くのイオン松本でクーポン(二人分4000円)を使ってお土産を買う。

• 「松本十帖」の予約が12時のため、11時30分には松本本箱の日帰り駐車場(無料)に停める。2台分しかないので早めに行って正解。

内容は、昨日のブログにまとめてあるのでここにも載せておこう。

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お昼は安曇野まで行き「大王わさび農場」で食べる。一面蕎麦畑の中をドライブ。絶品の野沢菜おやきとわさびソフトを食べてご満悦(笑)

• 16時 「白馬東急ホテル」へチェックイン。だんだん悪天候になってきた。(ここでも全国旅行支援で35%引き。今回はマイナポイントをすべて使って宿泊費を無料にできた!)

夕食の時間まで、ホテル内と白馬村を散策。(今回のクーポン二人で4000円分を東急ホテルのショップで使う。夫は塗りのカップとわたしはステンレスカップ、他にもクリスタルのストーンなどを手に入れた。自分へのお土産よ・笑)

で、翌日の登山が心配になって、早く部屋に戻って天気を調べたあとは、ホテル泊専用エレベーターで行くホテル内の「白馬八方温泉」を堪能する。

ちょっとだけ残念だったのが、ホテルのテラスで毎日開催される焚き火も雨で中止。

また、バーの薪ストーブも見に行けなかったんだ。すべてを入れ込もうと考えていたのだけど、時間や体力、天気などで予定が変わる。仕方がないので、翌日の晴天を祈りつつ早めに就寝。

6月29日。願い通りの大晴天!まずは、朝7時、ホテルメイドの素敵な朝食を頂く

8時半には、チェックアウトをし、白馬五竜岳植物園と遠見山トレッキングへ出発。

登山と植物園のブログもここに載せておこう。

29日の夜には、ゆっくりと帰路についた。

                  ★

毎回思うことだが、はじめは、「あそこも!ここも!」と、やや詰め込み状態の予定になっていることに気がついていないわたし(笑)

現地で天候不順や道路の渋滞などで、無理な予定はどんどんそぎ落とされて最後は、意外なほどシンプルな旅のスタイルが完結しているんだ。

今回も「どうせ、長野に行くんだから!あそこも!ここも!」と、2割増しで組んでいた。

あそこも、ここも「どーしても行きたい!」ところではなかったのでまたの機会としようと、溜飲が下がったものだ。

現代の旅は、言うなれば「確認をする旅」になると言われている。

すでに、SNS等でその場所の画像や動画がいくらでも確認できるでしょ?

昔みたいに、そこの行くことでしか見られない絶景も、すべて見てから訪ねるのが今風の旅となる。

しかし、自然が相手のアクティビティでは、思い描いた絶景や景色に出会えない場合も多い。

それを考慮に入れて天気を読み込み、ヤキモキしながら日程を組んでいるんだ。

だからこそ、至福の旅となるんではないだろうか?

そして、老舗ホテルや高級旅館のホスピタリティに触れて、己を洗練させることも旅の重要な目的の一つになっている。

自分のセンスの洗い出しや見直しをするには「旅」というフィルターを通して刷新するのがいい。

松本十帖のテーマにあった「今の自分にとことん向き合い、新たな自分を見つけ出し、刷新する」というのがまさに、わたしの唱える「旅の定義」にピッタリだった。

というわけで、今のわたし達にジャストな旅のまとめをしてみた。

それでは、また!

次回の更新は7月5日(水)の予定。

松本十帖~完全予約制の書店を尋ねる~Book Hotel 松本本箱【風景・長野県松本市/浅間温泉】

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松本十帖・松本本箱とは?

松本十帖は、2022年7月にオープンした。
ブックストアのあるブックホテル「松本本箱」と、ベーカリーやセレクトショップを備えるホテル「小柳」そして、「おやきとコーヒー」(先週、NHK番組「鶴瓶の家族に乾杯!」で登場したショップ)「哲学と甘いもの」という2つのカフェをあわせた総合施設となっている。

昔は鉄道も通り栄えた浅間温泉。

松本十帖の再生プロジェクトは、その賑わいを取り戻すことを目的にスタートした。

以前、どこかの記事で読んだのだが、こういった再生方法のことを、ポイントリノベーションというのだそうだ。

建物も老朽化し、地域の商売にも陰りが出てきた場所は、そんなに簡単には新しい人を呼び込めないのは誰もが承知している事実だ。

そういった厳しい現実に、一石を投じるが如くのアクションをまず、一箇所で行い、メディアで露出し、次々と発展させて行くのだという。

ホテルから徒歩5分圏内に2つのカフェを設けることで、歴史ある浅間温泉を散策して楽しむことができるよう、人の流れを生み出すことで地域の活性化を目指している。

.日帰り用無料駐車場に停めて松本本箱へ。(2台分でわたしも運よく停められた。ラッキー)


「松本本箱」は”豊かな知と出会う”をコンセプトにしたブックホテル。


選りすぐりの本が各所に配され、元からあるホテルの造形を活かしたストイックなデザイン性を持ち合わせた空間が非日常的な気分へといざなう

館内1Fにある「Book store松本本箱」は、日帰りでも利用が可能。メディアに取り上げられることも多く、このブックストア抜きでは『松本十帖』は語れないだろう。

2023年4月よりWEBでの完全予約制型の書店となった。参考資料→https://matsumotojujo.com/journal/archives/1071(ブックストア松本本箱ご予約方法

ホテル「松本本箱」内にあるブックストア。

5つのエリアに分かれた店内には「知らなかった世界に触れ合える」選びぬかれた本が計1万冊収容されている。


これまで誰も体験したことのないブックストアの形だろう。
さまざまな本との遭遇が、より非日常感たっぷりだ。

面陳された気になる書籍を読書できるスペースも多数あり。(ただし、日帰り利用の滞在は一時間のみとなっているのでご注意)

本の道
予約でもらえるQRコードをかざして入場ゲートを通過すると、奥へと続く「本の道」が現れる。


棚に並んだ本は「本からさまざまな流行を知る」ことをコンセプトに選ばれている。現代のものから過去のものまで、様々なジャンルのものが並べられている。

雑誌好きのわたしはこのコーナーも好き。

げんせん本箱
「本の道」の奥には「げんせん本箱」のエリア。
日本初の「エキシビション型書店」として本を通して問題提起を行うという試み空間だそう。

オトナ本箱
階段を登った奥には、「本に溺れる」をコンセプトに、中は少し薄暗く落ち着いて読書が楽しめるメインフロアだ。

もともと浴場だった場所を改装したというこちらには、浴槽を活用したリラックススペースがあり、本棚にはアートやジオグラフィックなど様々なジャンルの写真集が揃いぶみ。

オトナ本箱付近には半個室の”おこもり部屋”もあります。気に入った本を持ち込んで周囲を気にせず読書を楽しむことが可能となっている。(わたしはこのスペースがいいなあ・・・と)

こども本箱
先ほどの「げんせん本箱」手前の階段を降ると、絵本で囲まれた「こども本箱」のコーナー。陳列された2,000冊の本は、子どもはもちろん、大人も童心にかえって楽しめるラインナップ。
本棚の間は迷路!

「オトナ本箱」と同じく旧大浴場を改装しており、奥の浴槽にはボールプールを用意。

三六五+二(さんろくなな)
館内のレストラン「三六五+二(さんろくなな)」の店内にも「料理を知る&信州を知る」をテーマとした料理関係の本が並ぶ。
12時~16時はランチも楽しめるカフェとして営業していて日帰りの人も利用可能。

ブックストア松本本箱
●住所
長野県松本市浅間温泉3-13-1
ホテル松本本箱1F
●営業時間
12時~17時 ※最終入場は16時
(日帰り利用時は要予約。宿泊の場合は時間を問わず入場可能)
●定休日
なし


                  

この書店を訪問することがある意味、夢だったんだ。

予約してまでわざわざ行く書店なんて、面白くないわけないでしょう?!

さっそく、書店員さんに書店営業をしているわたしが取材させて頂いた。

まず、自らの勤務先と職種を伝えて、書店の蔵書数は?(10万冊!)とか、児童書の動き(売れ行き)はいかがか?(わりと動くと)とか、今後はどのようなジャンルの書籍を集めたいか?(児童書の読み物を増やしたいそうだ)とか、取次などの流通経路の話など、質問させてもらった。

とにかく、こんな素敵な本屋があったら、週一ぐらいで通いたいわん。(書店だから閲覧だけでも無料で利用できる!)

松本の磁場を目指す書店への訪問旅が叶った話。

では、また!

明日、最後の信州旅のまとめを書く予定。

雄大な北アルプスと可憐な高山植物の競演~天空の白馬五竜植物園(1515m)と小遠見山トレッキングで山頂(1676m)地蔵ケルンを目指す!【風景・北アルプス】

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6月29日、標高1515mに位置する 白馬五竜高山植物園小遠見山(2007m)トレッキングへ行ってきた。

五竜岳登山の起点となる小遠見尾根を有する小遠見山は、スイスアルプス地方との気候が似ているところから高山植物の宝庫として植栽を続けてきたのだと。

一般的な花シーズンよりも遅い6月中旬から10月まで、約300種200万株の高山植物が咲き誇る広大な庭園が散策できる。

しかも、五竜岳(標高2814m)や白馬岳(標高2932m)唐松岳(標高2696m)など雄大なアルプスとの競演を楽しめる。

高山植物を探しながら、北アルプスを見ながらトレッキングするという二大アクティビティが叶う。

かねてから検討を重ねてきた憧れの地だ。

朝、8時30分。五竜岳登山口(エスカルプラザ)から五竜テレキャビン(ゴンドラ)に乗り込んで、北アルプス空中散歩を8分楽しむ。

ゴンドラはアルプス平(1515m)駅(360度展望)に着いた。ものすごい濃霧で真っ白。さっそく植物庭園を散策。あの「ヒマラヤの青いケシ」が霧の中から浮かびあがって見える。

幻想的な青いケシを慌てて写真に収めた。

植物園の入口を100mほど下るとアルプス平展望ペアリフト乗り場がある。

深い濃霧でリフトが止まってしまわぬうちにアルプス平自然遊歩道~地蔵ケルンまで行きたいので急ぐ。(五竜テレキャビン+ペアリフト往復2600円)

山の天気は刻一刻と移り変わる。ゴンドラに乗っているうちは大晴天で心躍るトレッキングにワクワクしていた。

ところが、ゴンドラを降りたら、当たり一面というか、視界のすべてが濃霧という名のガスに包まれる。

ペアリフト乗り場まで数々の高山植物を、愛でながら写真を撮りつつ濃霧が晴れるのを待つ。

で、20分ほど、高山植物園の散策をしながらペアリフトへ乗る。

ペアリフトを降りた所から、小遠見山山頂~地蔵ケルンまでは距離120m!意外と近い!と小躍りしていたが、木道がやっと敷いてはあるが、そのまわりを岩や石で埋めるだけの急登だ!

両端につかまるロープやハシゴ、鎖などはなく、落っこちたらどうしよう!?と、ちょっと不安になった。

かなり厳しい120mだ。

「登れるかな?」と登山道を横目にどうするか迷うわたしに、夫はすかさず「一人で行く?自分は膝がヤバイんでリフト乗り場で待ってるから~」と、アッサリ。

ここで、初のソロ登山になっちゃた(泣笑)

ま、ガッツだして「一歩・一歩」着実に足を岩や拍子木にかけて登って行った。

時おり、地蔵ケルンに到着したことを知らせる鐘の音が響き渡る。その音に励まされて登った。

120mを約15~20分ほどかけて山頂の地蔵ケルン(1676m)に到着。

ケルンでは、お優しい年配女性たちのパーティに遭遇し、お互いの写真を撮り合いながら、しばしおしゃべりを楽しんだ。

皆さん、北アルプスは初めてだそうで、雄大な景色に圧倒されて、見入っていた姿が印象的だった。

女性パーティは、次の目的地「地蔵の沼」へ出発し、わたしは登って来た木道をゆっくりとピストン下山して、夫の待つリフト乗り場へ急いだ。下山では登山のコツがつかめてコースタイム通り10分で到着(笑)

めっちゃ嬉しかったけれど、一人だと本当に心ぼそいもの。

風がヒューヒューとわたしを通り越して行く瞬間や、知らない野鳥が飛び交う高山ならではの静けさにおののいた。

ここで「ケルン」の意義を載せておく→「ケルン」とは人によって石を積み重ねたもの。作成する目的は様々であるが、ルートや山頂を示すための道標として、または埋葬場所・慰霊などの目的でも作られる。

資料元;https://www.yamareco.com/modules/yamainfo/word.php?wid=2(ヤマレコ

さて、目的の登山の次は高山植物園の散策。数が途方もなく多いので絶対に見たい!と思っていたヒマラヤ・アルプスゾーン「ヒマラヤの青いケシ群生地」を見つけるのと、ロックガーデンで高山植物の女王「こまくさの群生地」を見つけることに集中。(ま、すぐに見つかったけど・笑)

ヒマラヤの青いケシ・群生地では夫が動画用カメラで撮影に夢中。

何しろたくさんの高山植物があり、しかも小高い山を登りながらの花見では、名前をうっかり忘れた花も多く、とても一日では見きれない。

名前を忘れた花。可憐できれいだったのでここに。

で、小一時間ほど庭園内を歩き回って、青いケシもこまくさも制覇したので大満足。

で、最後に「牧野富太郎展」が白馬五竜植物園ビジターセンターにて6月24日から始まったので、帰りのゴンドラ乗り場に行きつつ展示(無料)も見てきた。

(日本中を植物採集に周った博士。白馬では60種類以上の新種を発見し名前をつけてきた。庭園内には博士の名づけた植物には「牧野プランツ」というプレートが立っていて知ることができる)

現在、NHK連続TV小説「らんまん」の内容そのものの展示物、牧野富太郎博士と植物の歴史が豊富に展示されている。(とってもイケメン・笑)

やはり、興味深いのは発見者の博士が作成した、新種の「植物標本」現物が見られることだろう。

というわけで、登山と高山植物の宝庫を愛でた白馬旅。

梅雨の晴れ間に恵まれて、北アルプスの雪渓が美しかった。

それでは、また!

明日は「松本十帖」の訪問旅をまとめる予定。

さ!月末は山へ行く~梅雨のグリーンシーズンを楽しむ【風景・北アルプス】

【ブログ新規追加1053回】

2月に仕事でちょっと大成した記念に、自分へ旅行のプレゼントを用意していた。

あれから約4か月。ずっとそのままにしておいた長野の旅は明日、27日~29日の2泊3日。

初日は松本市。美ヶ原高原の温泉郷で温泉三昧して、市内のアルピコ交通グループのシティホテル泊を予定している。

2日目に、いよいよ北アルプスは白馬村へ。今回は梅雨の真っただ中だ。どのくらい山に近づけるか?今、まったく予想がつかない。

そして、2日目の宿は憧れ山岳リゾート「白馬 東急ホテル」だ。

昨年訪れて「絶対次は泊まろう!」って思っていたんだ。

ここでも八方温泉三昧をしようっと(笑)

そして3日目。帰りも松本経由で安曇野を散策しながら、松本郊外のホットなスポットへ行く予定。

山はお天気次第だが、温泉やスポット巡りはお天気に左右されずに行ける。

今回の旅で最後(ほぼ7月1日終了)となる全国旅行支援も2泊とも利用して、お得な旅が実現する。(宿泊費が最大35%引き。東急ホテルは東急カードにマイナポイント全部入れてそれを利用することで無料。旅行支援のクーポンは2泊分で一人4000円!何を買おうかな?)

雨の具合で、どんどん予定が変わる可能性もある。

というわけで、今週は今年前半の旅を締めくくる。

では、また!

【お知らせ】

今週のブログ更新予定は、30日(金)1日(土)となる予定。

どうぞ、よろしくお願いいたします(^^♪

『BE-PAL FOREST CAMP 2023 』(写真多め)【風景・キャンプイベント】

【ブログ新規追加1038回】

今年、2度目のキャンプは、アウトドア雑誌 小学館 BE-PAL 編集部主催の『FOREST CAMP 2023

毎年、10月頃開催の完全予約貸し切りCAMPイベント。コロナ禍の数年、どんな風に開催されてきたのかは知らないが、興味があったのでまず3月20日のキャンプ場予約で参加権利をゲットした。

わたしの好みは低山中心の山歩きだから、キャンプそれだけではちょっと物足りない。

しかし、今回は山梨県北杜市明野のキャンプ場(PICA八ヶ岳明野)、金ヶ岳(標高1764m)山麓にあるキャンプ地。

5月19日~21日の2泊3日で押さえた。ま、これだけ時間に余裕があれば、金ヶ岳~茅ヶ岳(標高1704m)の縦走なんか素敵!

とか考えていたのだけど、19日は予報通り、夕方から激しく雨が降り、13蒔のチェックイン時に、このままキャンプ場に滞在するかどうするか?迷った。

で、一旦予約サイトに行き、車を入れて雨が小降りになったところで、一気に雨対策用テントを建てた。(雨に強い素材の小さめテント+軍幕テントを上から被せる戦法・笑)

今回取った、キャンプサイトは特別で1つしかない激安ソロ・デュオサイト(テントサイト10番)だった。

どーして1つなのか?予約時からちょっと不安だったの。スペースは他とほぼ同じように見えるけれど、若干小さめ(50平米)なのと、車スペースとテントスペースの間が小さな崖(笑)になっている。

そこで、駐車にもテント&タープの設営にも工夫が必要なサイトだったってわけ。だから安いのよね。

話を戻す。テント設営で冷えた体を温めたいと思い、車でキャンプ場から10分の「ハイジの村」内にある温泉施設を訪れた。

標高が1000mを越える場所では、濃霧の発生が著しい。この日もめっちゃすごい濃霧で1m先も見えない!これじゃあ、運転も危険過ぎるので、悠長に温泉三昧しているわけにも行かず、キャンプ場に濃霧の中戻ってきた。

この時点で、決定したことが2つあった。一つは強く降る雨に濃霧でテント泊はできない。よって車中泊となった。もう一つは、翌日の金ヶ岳~茅ヶ岳のトレッキングも止めた。大雨のあとの山は滑落などの危険がいっぱいだから。

今回は、BE-PALのキャンプイベントにどっぷり浸かって楽しむ方向に決まった。

それでは、山を新緑を楽しむキャンプイベントの2日間をごく簡単に、時系列でレポートする。

               ★    

5月20日朝5時車中泊からの起床(写真はサイトから望む八ヶ岳方面)晴天で昨日のテントと軍幕を撤収。芝生の空き地に放置して乾かす。

7蒔頃、車のハッチを開けて、簡易テーブルと椅子を出しガスバーナーでハーブウインナーをボイルして食べる。付け合わせは高原サニーレタスを洗ってマヨネーズをつけてムシャムシャ(笑)

フレンチドリップで濃いめのコーヒーを入れて飲む。山で飲むコーヒーはやっぱり格別で体中に染み渡る!

8時から、キャンプ場のチェックインとは別の、イベントチェックインをしにセンターハウスへ向かう。森林がめちゃくちゃきれい!

イベントには小学館主催のライブ(自由参加)やBE-PALで御馴染みのライターさんや作家さんのトークショウがある。

それ以外にイベント協賛頂いた各企業様のブースもある(いわば見本市)各企業の出し物はすべて抽選で参加が決まるので事前登録が必須だ。

わたし達は3つ応募して2つ参加権をゲットできた。

9時からいよいよ、本拠地となるサイトのテントとタープの設営に入る。小さな崖を利用する方法で、二人で始めていたところに、助っ人さん登場!名古屋からソロ参加の男性Kさん(61歳)だ。

ゆったりと快適なテント泊のために、夫が考えたプランを伝えて立てて行った。

お手伝いしましょうか?!と、嬉しいお声かけ。そりゃあ、断る術なんかないんで、がっちりお手伝い頂いた。

男性は、名古屋から一般道で5時間かけて来たそうだ。趣味は写真で鳥をたくさん撮るつもり。あとは、とにかく好きなお酒を呑んで、ひたすらのんびり過ごすのだと。

そんな話を聞きながらあっ!という間にワンポールテント&タープが立ち上がった。感謝・感謝だわ💛(後ほど、お礼にPICAオリジナル軍手をプレゼントした)

11時には、小学館 BE-PAL 編集長の音頭でイベントがスタート。イベント前にはプレゼントの緑TシャツがBE-PAL会員登録でもらえる・太っ腹(笑)

ライブの写真を載せておく。

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13時から参加したイベントを紹介しよう。

① サッポロビール「yellow Tail」OUTDOOR CACKTAIL BAR(キャンプ時間にピッタリなオーストラリアワインで作るオリジナルカクテル2品と料理研究家が作るカクテルとマリアージュするおつまみ2品)

大人気の講座。この日、30度越えの猛暑日で森の中でもかなりの暑さで、フレッシュでスパイシーなワインでカクテルを自分で作り、美味しいおつまみを頂けた最高な講座だった。もちろん無料)

写真は「草原を感じるシャルドネカクテルとおつまみ)アウトドアYou Tuberの森 風美さんのプレゼンが素敵。

夜のBARもいい感じ。

② ALLPOWAERS Presents 作家・荒井裕介のネイチャーフォトフレームづくりワークショップ

フォトフレームに自然素材(松ぼっくりやドライフラワーをグルーガンでつけて、リボンやボタン、針金で装飾する)作成した。

荒井裕介氏の書籍を読んでいたから、ご本人と一緒に作成できたのが嬉しかった。

これ以外にも出店が20店ぐらいあって、日が暮れたあとは焚き火がかっこいいBARが出現したり、メインステージでは編集部と作家さんのトークショウ、演奏家のライブなど盛りだくさん!

わたし達は、講座とワークショップに参加後は、自分たちのテントで休憩。(緑Tシャツもらったので着て昼寝中・笑)

夕方4時ぐらいから焚き火。今回の料理テーマは「高原野菜をたっぷり食べる」だったので、地元野菜をたくさん用意した。

アサリをオリーブオイルとヒマラヤピンクソルトで炙ったのと高原野菜をグリルして(春 玉ねぎの丸焼き・ズッキーニのケイジャンソース和え・トマト)簡単な夕食を作りワインと共に頂く。

午後21蒔にはテントで就寝(早や‼・笑)

夜のサイトから。

5月21日。大晴天。朝5時テント泊から起床。朝食はガスバーナーでエリンギ、ハーブソーセージと🍅のハンバーガー作成。

またまた高原サニーレタスたっぷり。体の内側からきれいになった気分よ。

6時25分からメイン会場で、山の達人・アウトドア作家「シェルパ斎藤」のラジオ体操に参加(おまけもないのにたくさんの参加者でびっくり!すごい参加率‼・笑)で全国巡回ラジオ体操の放送に合わせて健康的にラジオ体操をする。

9時ぐらいまでは、テントで二度寝したり、夫は本読んだりしながら過ごす。10蒔前にはテント&タープを撤収。


芝生で汚れたキャンプ用品や車を掃除しながら、イベントのクロージングを待つ。

空いた時間で、金ヶ岳 緑の遊歩道をトレッキング。山ツツジがハッとするほどきれいだ。そして、生まれたての新緑や新芽は本当に美しい。

11蒔半~12蒔半、大プレゼントじゃんけん抽選会が始まる(キャンプ用品のプレゼントでまったく当たらず・残念!)

最後に参加賞のミニノートをもらい、さらにアンケートに答えてトートバッグをGETしてチェックアウト。

他にも上島珈琲のアウトドアドリップをバリスタに入れてもらったり、BE-PALの顔であるシェルパ斎藤氏(山の日アンバサダー)のブースでは、シェルパオリジナルチャイを斎藤氏自らが作ってくれた。

専用チェアに招いて頂き即席お茶会。美味しいチャイと、作家との思い出になった旅のお話も聞いた。

古民家経営・鍋敷きアートの作家さん夫婦ともパチリ。

さまざまな人との交流が叶った。

暇を持て余すのが苦手なわたしにはイベントはピッタリだった。

あっという間の2日間。大好きな作家さんにいっぱい会えたし、キャンプ友好もでき有意義な時間だった。

今年は10月14日秋にも開催される。今回の模様はBE-PAL8月号?ぐらいに特集されるそう。集合写真撮ったからぜひ、探してみてネ♪(書店立ち読みでも)

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それでは、また!

こぼれ話

今回は、イベントを通して、「なぜ、キャンプをするのか?」という自問自答をしていた。

その答えは「不自由を楽しむ」という一点だ。なんでもありで、少しの不便も我慢できない・・・そんな日常から離れて不便を楽しむ余裕がキャンプの極意かも。

ま、いつまでもキャンプ初心者で、他人に助けてもらいながら友好しよっと!(笑)

では、また!

【茅ヶ岳】週末は山を歩く~梅雨前の八ヶ岳2泊3日【風景・茅ヶ岳トレッキング】

【ブログ新規追加1036回】

今週末、19日~21日に八ヶ岳の麓でキャンプをしながら日本二百名山を歩くアクティビティを予定している。

キャンプ地は山梨県北杜市明野のPICA八ヶ岳明野

今回は19日~22日(3泊4日の間貸し切り)アウトドア雑誌『BE-PAL』のアウトドアフェスに参加する。

イベントの参加条件はキャンプ場の予約が取れたらOKで参加可能になる。

3月20日の午前中、あっという間にソールドアウト!料金もイベント価格で3泊4日分で通常の1泊分のみ(わたし達はAC電源付き・車横付けで3450円のみで2泊する)という太っ腹企画・笑

PICA八ヶ岳明野はカラマツ林が美しく四方が開けて、どこからでも八ヶ岳が望める最良のキャンプ地。

キャンプ場横に茅ヶ岳・金ヶ岳への登山口があるので、ぜひ、登ったり歩いたりしたいと、今からワクワク♪

3月20日に予約が無事取れてから放置。まだまだ先だと思って、何も用意ができていなかったから昨日からザッと取り急ぎ、旅の仕込みをしてなんとか間に合わせた。

しかも、今年の5月は天候不順が続いている。天気予報とにらめっこの毎日だ。今週3日続いた猛暑はほんと、辛かったわ(泣)

しかし、明日からは急変して雨予報だ。

場合によっては、山歩きは叶わないかもしれないしね。天候に合わせたプランをいくつか用意している。

(あまり天候がよろしくない場合は『BE-PAL』主催のワークショップイベントに参加したり、公開講座を聴きに行ったりしようと思う)

5月~7月の八ヶ岳は新緑だけでなく、森の中が素晴らしい。国内有数の苔の森だ。苔の種類も2000は超えるそう!

本当は、もう少し足を延ばして「白駒池・苔の森トレッキング」に行きたいのだけど、キャンプ地から遠いのと、お天気の具合から今回は、キャンプ中に「茅ヶ岳」をトレッキングして、最終日は「瑞牆山・みずがき山」を眺めに北杜市内を回ろうと考え直した。

以前、野口健さんの地方TVで、「アルピニスト野口健と八ヶ岳登山」という連載番組を観てから、梅雨に入る前のわずかな期間で、八ヶ岳の新緑と真新しい苔の群生を見に行きたい!と願っているがなかなか叶わないね。

You Tube 動画があるので①を載せておこう。

というわけで、今年の山は八ヶ岳周辺から始めて行く。

茅ヶ岳でも生まれたての苔を見つけられたらラッキーよ。

今回は、PCの具合があまり良くなく、現在買い替えを検討中なのでPCは持っていかない。よって、Wordpressを開く機会がないので旅の中でのアップはしない予定。

来週のブログにまとめてアップしようと考えている。

それでは、行ってきます!