女性は運動なしでもボケない?~男性との差があるとの記事を読んだので抜粋🎵【健康・運動と認知症の関係】

【ブログ新規追加1282回】

この記事は2024年12月の終わりに書いて、ずっと下書きに沈めていたもの。

普段は、せっかく書いた記事を沈めることは一切してはこなかったが、なぜだかこれはそんな稀有な1本。

これで、下書き記事はゼロ。なんとなくスッキリ(笑)

あまりの暑さに、家でエアコンの効いたお部屋でお時間があれば、ぜひ一読いただきたく陽の目を浴びることにした。

それでは、始めて行こう。

「女性は運動なしでもボケない?~男性との差がある」

世界最高峰の老年医学科で働く山田悠史医師が、脳の老化と認知症の進行を遅らせるために「本当に必要なこと」「まったく必要でないこと」を伝える記事から抜粋させて頂いた。

私の患者さんには、90歳、100歳になっても認知症の全くない患者さんが大勢います。中には100歳になられた現在も、アクティブにボランティア活動をしている方や大学で教鞭をとる方もいます。その方たちにお話を伺うと、自分の脳の働きがシャープであり続ける理由として、からだを動かし続けてきたのが良かったのではないかと答える方が一定数います。例えば、90歳で今も一人で自分の足で通院してくる患者さんは、「天気の良い日は外でのウォーキングを欠かさない」と教えてくれました。

◎ 運動の認知症予防効果

これまでの研究から、少なくとも体を動かさない生活が認知症と密接に関係することは、以前の記事「家から出ないで座っている」でもご紹介した通りですが、それに加えて運動が認知症予防に役立つ可能性も示唆されています。とはいっても、エビデンスは思ったほどクリアではありません。 例えば、平均年齢78歳の945人の高齢者を対象にした研究では、参加者を3つのグループに分け、それぞれ異なる運動プログラムを5年間続けてもらっています。一つ目のグループは、運動プログラムなしで通常の生活を続けるグループ。二つ目は、週に2回の中等度の連続した運動(ジョギングをイメージしてください)を行うグループ。三つ目は、週に2回の高強度インターバルトレーニング(休みを挟んで短距離走を繰り返すイメージをしてください)を行うグループです。

◎ 認知機能に影響があったのは男性だけ

5年後の結果を見ると、全体としてはこれらのグループの間で認知症や軽度認知障害の発症率に大きな差は見られませんでした。しかし、男性に限ってみると、運動を行った2つのグループで軽度認知障害のリスクが低下し、認知機能のスコアも高かったことが報告されています。 一方で、女性では同様の効果が確認されなかったため、性別によって運動の効果が異なる可能性が示唆されています。なぜそのような差が生じたのかはこの研究では分かりませんが、少なくとも男性では週に2回の運動が認知機能に効果を及ぼしそうだということは見えてきました。

◎ 運動をすると、脳の細胞が生まれ変わる

運動が認知機能に有益である理由としては、運動により血液の循環が良くなって、脳の機能を改善することが挙げられています。これにより、脳の神経細胞が新しく生まれ変わりやすくなったり、炎症が起こりにくくなったりすると考えられています。

さらに、運動をする人は、運動をあまりしない人に比べて脳の容積が大きい傾向をとることも分かっています。脳の容積が大きいということは、脳の健康状態が良い可能性を示しています。

そんな著者の私も、ほとんど毎日ジムでの運動を欠かさないのですが、ジムに行けない日があると、筆が乗らなかったり頭が働かなかったりするのを感じます。この原稿が書けるのも、日々の運動のおかげなのかもしれません。

このように、運動は認知機能の維持や改善に役立つ可能性がありますが、確実に効果があるとは現時点では言い切れません。その効果にはおそらく個人差もあり、運動の種類や強度によっても異なりそうです。

◎ 体を動かすといいことしかない

ここで強調したいのは、運動には認知機能とはまた別のところでも多くの健康上の利点があるということです。心臓の病気や糖尿病リスクの低下、筋力や骨密度の維持、気分の改善など、その利点は数えきれないほどです。これらの効果は間接的に認知機能の維持にも寄与する可能性があります。 また、体を動かすという側面だけでなく、外出することで得られる社会的交流の機会も重要です。運動を通した友人との交流も、認知機能の維持に役立つ可能性があります。

  ★★★

4つのミニテーマに沿って記事の抜粋をさせて頂いた。

やっぱり、運動は欠かせない!

しかし、この猛暑のなか、我が家でも夫の健康管理のために始めたウォーキングもなかなか最近では実行できてはいない。

まあ、万博で歩き回ってきたから、しばらくはいいかな?とか、勝手に思い込んでいるけれど、もっと切実になって、健康管理をやって行こう!とか話合っている最中だ。

どなたが言ったのか、忘れてしまったが、「老いは衰えていく過程ではなく、「ほどけていく」時間」だと。

素敵な表現だと覚えている。

ま、毎日、健康更新を知恵と工夫でやって行きましょう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月11日記事

『SunTAMA Style』2021年7月11日記事

『SunTAMA Style』2022年7月11日記事

『Life Tour21st』2017年7月11日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1066823006.html 「生涯現役のすすめ」

ヨガ仲間の距離感を育てるすてきな瞬間【健康・人付き合いの温度】

【ブログ新規追加1194回】

昨年7月から、近所の大学病院内で開催されている「ゆるゆるヨガ」に参加している。

「ゆるゆるヨガ」とは?

乳がんの患者さんが手術後の経過観察中にリハビリで受けることが多い講座だ。

しかし、病気を限定して募集しているわけではなく、男性も数人参加しているし。

だから、脳出血を患ってすでに10年以上が経ち、しかも寛解しているのはわたしだけのよう。

先月には、八王子市・日野市の教育委員会の方々がヨガ講座の終わりに来て、「心臓病・がん」の病理体験を小学校の授業で話すボランティア(薄謝あり)を募っている、という話にこられたりと、ヨガの枠を超えた活動になっているのが面白いのよ。

そんなリハビリを兼ねた「ゆるゆるヨガ」では、主に上半身に負荷をかけるポーズが多く、ほぼ、床に座ったまま、または寝ころんだスタイルで執り行われる。

ゆるゆるというが、意外と運動量のあるメニューが続く。

月2回、入会金もなく、市内のスポーツクラブから派遣されたインストラクターが1時間メニューを教えに来てくれる。

1回500円をその場でお支払い。(超安い!)

と、こんな「ゆるゆるヨガ」教室は現在、30名ほどメンバーがいる様子。

お互いの名前も告げず、ただ1時間じっくりと環境音楽に合わせて「ゆるゆる」と、身体を伸ばしていく。

それは、それでとっても気持ちの良い時間で、終了後もあとくされなくぱあ~~~っと、解散することが常だった。

しかし、先週は違ったの!

その中のIさんとMさん、お2人が皆に声をかけはじめたのだ。

「このあと、少しみんなで話をしない?そろそろ友だちになりたい!」って。

わたしは、「待ってました!」とばかり、円陣に加わった。

残ったのは7人。

ひとり、ひとりが名前を語り、病気の進行やこれまでのこと、家族のことや治療のしんどさなんかを、話せる限り、ざっと話していったんだ。

勇気を持って、声掛け下さったIさんとMさんには、みんなから感謝の拍手が沸き起こっていた。

自然発生的なコミュニティが生まれた瞬間だった。

そこにあるのは、「相手のすべてを知らなくていい」「自分のすべてをわかってもらおうとしなくていい」「寄り添っていさえすれば、気持ちは同じでなくてもいい」と。

わたしは、こんなコミュニティに参加できて、体温が0,5度上がったような幸せな気持ちになったの。

また、今週もみんなに会える。

お互いの「名前」がすっ飛んでしまって忘れるので、ガムテープに書いて胸に張り付けることになっている(笑)

というわけで、ヨガ仲間の距離が急に近くなったという話。

それでは、また!

※TOP写真は先日の三筋山登山道に咲いていた野菊の仲間。ひそやかに群れて咲いていたので、一枚撮ってきた。

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『SunTAMA Style』2021年5月22日記事

『SunTAMA Style』2022年5月22日記事

『SunTAMA Style』2023年5月22日記事

『LifeTour21st』2016年5月22日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1028180750.html「スパイスの香りと旅

検査の後、一生懸命やっていること~病院も薬局も情報がいっぱい~お料理レシピももらってマンネリ脱却♪【健康・家族の体調管理は食事から】

【ブログ新規追加1184回】

約2月半に1回受けている、夫の心筋梗塞の経過観察と糖尿病の検査。

昨年には、血糖の数値がバ~ン!と、急激に上がってしまい、主治医からはこんな対策の提案を頂いた。

1日3食以外は食べないで!「間食厳禁!」と、言い渡された。

あれからほぼ半年、間食は数えるほどになった。そしたら、やっぱり検査での数値も、少しづつゆるやかに下降して行った。

まだまだ、間食の誘惑に日々負けじと頑張ってはいる。

ちょっとぐらいいいでしょ?と、甘いものやジュースを間食で取り始めたら麻薬みたいに、やめられなくなるのよ。

ほんとに怖いね。

しかし、まったく甘いものを摂らないのではなく、少量のおやつ(ちいさなおまんじゅうみたいなものやカカオ率の高いチョコレートなど)を昼食の時に食べるようにしてきた。

食べる順序も大事で、1野菜→2メインのおかず→3汁物→4ごはん・パン・麺類の順で食べている。(おやつものは食後にせず1~4の途中で食べる)

特に1の野菜が大事で、中ぐらいのボウル皿にいっぱいのキャベツの千切りかちぎったレタス類を先に食べて、15分後から本番の食事に入ると血糖を抑えるのに効く。

ちなみにわたしも最初は一緒にやっていたのだが、痩せてきちゃったので今はやっていない。

なぜ、痩せたのか?それは、野菜で満腹になってしまうことから必要量の栄養が摂れなくなったから。

話を戻すが、野菜を徹底して先に食べることで、血糖の急激な上昇を避けつつ、ご飯の中間でなんと「おやつ」を食べても血糖はあがらず。

今では、気の向くままに暴食することなんて、すっかりなくなったね(笑)

で、タイトルに書いた「検査後にやっていること」とは、検査の後に出される、検査詳細情報という50個の検査数値が一枚にプリントされたものが頂ける。

数値が高かった所には(H)と記録されていて、反対に数値の低い所には(L)と記入されている書面なのだ。

その結果を見ながら、次回の検査までに(H)や(L)の数値の向上を目指すべく、対策を立てているというわけ。

以前は、数値結果にビクビクしてばかっかりだったけれど、今では(H)や(L)を見つけたら、「どうやって数値を正常値に戻すか?」の攻略を必死で考えるのが好き?!になった。

もう、数値マニアか(笑)

今回は、ヘモグロビン値が低く、いわゆる貧血防止対策で、食事に牛肉やひじき、プルーンなど鉄分を積極的に摂ることに決めた。

反対に数値の高かったクレアチン(アミノ酸の一種)は減塩だけで良さそう。

と、こんな具合で薬剤師さんに相談しながら家でメニューの調整をしている。

それと、TOP写真に撮ってみた、症状別の食品紹介やレシピ集なども院内・薬局には数々取り揃えてあって、これを利用しない手はない!と、毎回頂いている。

馴染みのいわばマンネリした料理ばかりでは、長く取り組む食事療法は続かない。

食べることで健康をキープできる、レシピの考案も楽しい。

というわけで、「病院・薬局でお得情報を得ている」話を書いてみた。

まるで、通院もレジャーの一つ(笑)

食事から体調を整えて、楽しいGWを過ごして行こう。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月26日記事

『SunTAMA Style』2022年4月26日記事

『SunTAMA Style』2023年4月26日記事

『LifeTour21st』2016年4月26日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1056225155.html「イノベーション・オブ・ライフを読んで理想の1日を送る」