『ヒットの復権』バズの起点は作れる~柴 那典・著(中公新書ラクレ866)【選書・文化】

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『ヒットの復権』バズの起点は作れる~柴 那典・著(中公新書ラクレ866)

簡単レビュー

日本の音楽が、世界で存在感を示している。

米津玄師、YOASOBI、Creepy Nutsらの楽曲がグローバルチャートのトップ10にランクイン。

J-POPを代表するアーティストたちが続々と海外に進出し、ワールドツアーは各地で熱狂を呼んでいる。

なぜ、いま日本の音楽が世界に届くようになったのか?

その背景には、2020年代になって生まれた新たな「ヒットの力学」があったのだ。
本書はその構造的な変化を、2016年からの10年間を辿りながら解き明かしていく。

CD不況とランキングの形骸化で「ヒットの崩壊」が叫ばれた2010年代から、コンテンツ産業が日本の基幹産業の一つとなった2020年代の「ヒットの復権」へ。

この10年で音楽シーン、そして音楽業界に何が起きたのかを、以下の3つのキーワードで読み解く。

「バイラル」 ── SNSとショート動画から国境を超えるヒットが生まれる現象
「アニメ」──アニメとJ-POPが深く結びつき世界に届く構造
「プラットフォーム」──ストリーミングサービスの普及、そして業界団体と行政の連携

「音楽には世の中の変化が最初に現れる」──日本発コンテンツの海外売上は約5.8兆円と、いまや半導体や鉄鋼を超える規模に成長。

コンテンツビジネス・メディア・エンタテインメント産業に関わるすべての人必読の一冊。

【もくじ】
第一章 2016年、変革の萌芽
第二章 2019年、音楽シーンの主役交代
第三章 2020年、コロナ禍で何が起こったか
第四章 2023年、新たなヒットの方程式の誕生
第五章 2025年、コンテンツ産業は日本の基幹産業へ

              ★★★

三連休の合間にちょっとした遊び気分で、日本のPOPSシーンが如何にバズったか?を紐解く一書を読んでみた。

そして、日本のPOPSシーンを論文的に解説されている文章を読む中、思い出したのが己の「卒業論文」だった。

音楽大学でも「卒演」だけでなく、いっちょ前に「卒論」があったのよ。

わたし達のHクラスでは、卒論を観て下さる担当教授が西洋音楽史専門の先生だ。

先生からは、「あなたは、最近の日本音楽史の何か?をテーマにするといいよ。そして枚数は250枚~300枚で書いてみてね」と。

一足先に夏季休暇中の先生から「どう?卒論のテーマは決まった?」と、最速の暑中見舞いが届いた。
投函場所は河口湖の別荘地からだった。

さあ、大変!

わたしといえば、夏休みは友達と伊豆七島へ行ったり、海へ毎週行ったり、バイトしたりで超忙しくしていて、すっかり「卒論」のテーマを考えておくことなんて忘れちゃっていた。

そして、9月になってから、重い腰を上げて、原稿用紙を30束(300枚)とありとあらゆる日本の音楽シーンを彩ってきた、名だたるアーティストの資料を大学図書館にこもってコピーし続けた。

PCもスマホもない時代、こうして図書館にこもって欲しい情報を集めることしかなかった。それはそれで楽しかったけど。

そして、ぎゅっと向き合った卒論のテーマは「日本のPOPSが消耗品になるこれから」とか題名をつけて先生にテーマ出しを観て頂いた。

先生は「あなたには合っているように思う。ザっと書いたらもっていらっしゃい!」と。前向きなお言葉でほっとしたのを今でも覚えているわ。

そして、10月~11月と卒論と格闘した。その11月に発売された松任谷由実のアルバム「昨晩お会いしましょう」(昭和56年/1981年)に収録された「カンナ8号線」を聴きながら最後まで一気に書いた。

「昨晩お会いしましょう」アルバム写真。

                ★★★

ここで「カンナ8号線」をまとめてみるよ。

• タイトルの由来と背景→植物の「カンナの花」と、東京都内を環状に走る「環状8号線(通称:環八)」を掛け合わせた言葉。

• 環八のカンナ→当時、環状8号線の世田谷区から杉並区あたりの中央分離帯には、排気ガスや強い日差しに強い「カンナの花」が実際に植えられていた。

• 楽曲の内容→失恋の切なさや過去の思い出を、真夏の環八を車で走る情景や力強く咲く赤いカンナの花に重ね合わせた、疾走感のあるアップテンポな名曲。その後大ヒット。

                  ★★★

約2ヵ月間をかけて卒論に没頭したわたしを支えたのは、まぎれもなく「日本のPOPS=名曲」の数々だった。

卒論に日本のPOPSを選び、深堀りする中で知ったことは「音楽には、世の中の変化が最初に現れる」という現象があることだった。

当時は「世界へ打って出るための方程式」が無数に音楽の中には潜んでいて、それが飽和状態になって溢れたら、大ヒットする・・・。

日本のPOPSには名曲が多く蓄積も多いから、一過性ではないいわゆる消耗品にはならないだろう・・・という展望や期待感も文章に入れて書き上げた。

あれから44年が経ち、日本のPOPSシーンは、まさに百花繚乱じゃないか?


「何が起きるかわからないし、どこに正解があるのかわからない、得体の知れない混沌が文化」と、本書の著者が書いていた。

この書籍には、名だたるアーティストたちの活躍の裏側が書かれているだけでなく、2025年前後に世界的に知られることになった「青葉市子」のことも詳しく書かれていた。(わたしも知らなかった・笑)

久しぶりに音楽の話を書いたら、無償に色々と聞きたくなって最高の連休になったの。

そうそう、あたしがおばあちゃんになってら、ラジオとかでユーミンの歌が流れたら元気になる自信がある~(^-^)


それでは、また。

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秋の三連休は何をする?【暮らし・連休思考】

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営業先の駅周辺に植えられている街路樹の「金木犀 キンモクセイ」を撮ってきた(10月6日)

あの強烈な香りは好き嫌いをハッキリとわける。

わたしは、めちゃ苦手。

今はまだ、花が少なくてさほどでもないからいいのだけれど。

せっかく、涼やかな秋到来なのに、あの香りを嗅ぐと気分が・・・早く冬になってくれ!って、つい願っちゃうわ(泣笑)

                ★★★

話はかわって、10月も連休がある。

連休の意味をざっくりと調べてみた。

~連休とは、土日や祝日などの休日が3日間以上、あるいは2日間以上連続して続くこと、またはそのお休みの期間のこと~

なるほど、ふ~ん。土日を挟んだお休みか祝日を入れて3日以上ってわけね。

今回の三連休は、何をする?(別に何もしなくてもいいわけだけれど・笑)

10月スタートから、かなり仕事詰め詰めの毎日だったわ。
だから、連休にやりたいことは「掃除」「衣類の入れ替え」「家庭菜園の抜き取り→冬支度」かな。

• お掃除のイメージ画像を拝借。

SNSでは、見事な立山・室堂などの紅葉が日々、取り上げられているわ。

確かに、早々の紅葉を誰よりも先に見に行けることも素晴らしいけれど、わたしなどは、まず自分や家族の体調管理や家や畑の始末をするほうが先だわ。

というのも、夫がどうも家庭菜園の何か?にかぶれたようで「痒い!痒い!痒い!」の連発だから、痒み止め保湿薬とアレルギー緩和薬を塗って休養中だ。

プランター菜園は早めの撤収としよう。

来年まで土の養生をして寝かせるか?それとも何か別の物を植えるか?もっか思案中。

ま、3日間もあるので、1日ぐらいは「どこかへ?」という気持ちも沸くけれど、紅葉については文化の日あたりの4連休(10月31日~11月3日)に狙いを定めてプチ計画中よ。

というわけで、今週末の三連休は、長雨で傷んだアレコレの修復と畑の始末に精進する予定。

それでは、また!

2025年、10月21日の立山・室堂の草紅葉と雲海の風景を。

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『SunTAMA Style』2020年10月9日記事

『SunTAMA Style』2021年10月9日記事

『SunTAMA Style』2022年10月9日記事

『SunTAMA Style』2023年10月9日記事

『SunTAMA Style』2024年10月9日記事

『Life Tour21 st』2015年10月9日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1042056427.html

「庭をつくろう!」

秋になったので~スポーツとしてのウォーキングを始める🎶【健康・ウォーキング】

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ChatGPT で作成したよん(笑)秋の旅とわたし。

趣味のカメラと地図・旅・日記帳。行きたい街・山や湖とお茶&お菓子も入れ込んで作成した。

                 ★★★

さて、8月終わりから延々と続いた長雨に、すっかり気持ちは持って行かれたまま、早10月も1週間。

そろそろ、身体を動かさなければ・・・と、思い込んではみたが、何か新しく始めるつもりはない。

これまで、通勤で家から駅までのウォーキングを続けてきたことや、2週間に1回の「癒しのヨガ」をメインにゆる~くスポーツを生活に取り入れていく。

我が家から駅までのキロ数と歩数(これはだいたい)と歩く時間を割り出してみた。

わたしのスポーツアクセス(片道)の詳細。

  • 距離: 約2 km(徒歩ルート)
  • 所要時間: 徒歩で約30分
  • 歩数: 約2,400〜3000歩

これが往復となると、だいたい6000歩になる計算。なにせ通勤だから、歩くったって仕事前に疲労しちゃったらキツイじゃない。

そして、帰りも仕事で疲労困憊した中、歩くのは非常にキツイので無理と感じたらバスに乗る。

さらに、仕事の移動で電車を乗ったり降りたりを繰り返すわけで、駅やビルの階段も歩くだけで、かなりの歩数を稼げる算段だ。

これで、1日15000歩を歩けたら万々歳~~~♪

と、なんだかんだで、1日15000歩ぐらいを目安に週3日は「通勤ウォーキング」をメインにスポーツの秋を満喫する予定。(車通勤と交代にしようと計画中)

体力作りと、気分転換と、あとは「使わなかったバス代が溜まる」のが嬉しいね(笑)

さあ、楽しく歩くための音楽やシューズも用意して、今日からさっそく、1日15000歩のスポーツをはじめるわ。

それでは、また!

※ 2025年4月末に行った群馬旅「八ッ場ダム湖」

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『SunTAMA Style』2024年10月7日記事

「桑都物語」から「桑都の杜」へ~桑都の歴史に触れる~次の100年につながる杜へ🎶【風景・桑都の杜オープン】

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我が町八王子の歴史ある医療刑務所の跡地を利用した「桑都の杜」が10月3日にオープンした。

思わず足を止めてしまう吹き抜けロビーに、のびのび遊べる芝生広場。

公園・ライブラリー・ミュージアム・交流スペースが一体となった、多目的複合施設だ。

※ 自然のアロマミストが噴射されているminiバス。森のいい香りがしていた。

夜にはライトアップされた舞台や公園からの景色も一見の価値ありだったわ。

八王子JR南口駅集いの拠点が交流・防災の機能を備えた「サードプレイス」として歴史ある場所に誕生した。

レストランやカフェ、自習室もあり、子どもから大人まで充実した1日を過ごせそうな複合施設だ。

※ 画像拝借(https://tamapon.com/2026/09/30/sotonomori-parkbasel/)

そして、跡地「医療刑務所」の歴史もざっと載せておく。

八王子医療刑務所(旧・八王子市子安町)は、1951年(昭和26年)から2018年(平成30年)1月までの約67年間にわたり設置されていた。

前身の監獄署時代を含めると、1878年(明治11年)から2018年までの140年間、同地に矯正施設が存在していたことになる。

すごく歴史深い場所だったのだと、土地の由縁を改めて知った。

※「桑都の杜」と周辺の地図模型。

前もって、駅前図書館(クリエイトホール)で「日本遺産/桑都物語推進協議会」から発刊された写真集『桑都物語』(非売品)を、貸し出しておいた。

八王子の歴史的な建物や高尾山をはじめとした自然、宗教的な風土、郷土の祭りなど桑都の杜オープンと合わせて、再度我が町の魅力について確認できた。

写真集を見ていたおかげで、さらに郷土の歴史が頭に入ったわ(笑)

3日(土)には朝メインでオープニングイベントに参加し、大好きなスタンプラリーに参加して、ライブラリーや公園を回ってクイズを解いて、最後になんと、木製のガチャポンで1つづつ、グッズをゲットした。

※木製のどんぐりにも「桑都の杜」と刻印されていた。

4日(日)は夜メインで「スカイランタンナイト」に参加。

ピンクリボン運動(女性の乳がん対策)の一環として、ピンクのランタンフェスティバルが開催された。

「桑都の杜 オープンイベント スカイランタンナイト」1個4000円!で思い思いの名前やイラストをを書いたランタンが19時に一斉で夜空に舞った。

もちろん、わたし達は見るだけ(笑)幻想的な秋の夜を楽しんできた。

というわけで、身近な所に100年先を見据えた「サード・プレイス」が誕生したので、行ってきた話。

それでは、また!

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「都民の日」都内の文化施設で秋の芸術鑑賞を嗜む一日【暮らし・都民の日を楽しむ】

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10月1日(木)「都民の日」は、都内にある様々な文化施設が無料で拝見できる貴重な日。

五反田出勤日だったので、会議までの午前中を「東京都写真美術館」で開催中の展覧会を観てきた。

まず、アクセスはJR山の手線恵比寿駅で下車。そこから恵比寿ガーデンプレイスへ直行できる「歩く歩道SKY WALK」で🍺工場のアナウンスなどを見ながらあっという間に恵比寿ガーデンプレイスへ出る。

やっと晴れ渡った10月1日。恵比寿ビールの看板に心が躍る(笑)でも、仕事前なので我慢・我慢。

恵比寿ガーデンプレイスタワーに着いた。ここから東京都写真美術館へGO。

建物外観にも巨大ポートレートが展示されている。

入場すると、都民の日入場券が配られる。さすが入場料900円が無料とあって人がいっぱい。

3つの展覧会を案内と数枚の写真で紹介する。

2F 展示室

2026.9.30(水)—2027.1.17(日)

デュエット――アジアン・コンテンポラリー」

展覧会会場では動画禁止で作品撮影はOKだったので、数枚撮らせて頂いた。

3F 展示室

2026.9.30(水)—2027.1.17(日)

ふたたびくみたてる 日本の新進作家 vol.23

※ この展覧会作品はほぼアップロードできず。案内のみ。

B1F 展示室

2026.9.5(土)—10.18(日)

TOKYOスマート・カルチャー・プロジェクト 奈良女子大学 長谷研究室「複製される感性-森山大道」

作品の一部。

1F ホール

2026.10.1(木)—10.31(土)

「OneCoin映画館~ショートフィルム特選~」10月

地下1階から3階までの展覧会すべてを駆け足で拝見してきた。

日本初の写真と映像を専門にする美術館。

多彩な企画展を中心に国内外の優れた作品を観られて、良い刺激を受けた。

秋はやっぱり、芸術鑑賞が一番だと感じた一日。

~はたらく・あそぶ・ひらめく街、恵比寿~


ブルーシールアイスクリームのショップが素敵だったので一枚撮る。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年10月2日記事

『SunTAMA Style』2024年10月2日記事

『Life Tour21 st』2015年10月2日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1067196758.html

「歩く、飲む、話しを聞く-ワインカントリーの旅」

『本当の登山の話をしよう』服部 文祥・著(株式会社 デコ)【選書・文化】

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『本当の登山の話をしよう』服部 文祥・著(株式会社 デコ)

簡単レビュー

人はなぜ山に登るのか――著者30年にわたる「登山批評」の集大成。
第Ⅰ部は、デビュー作『サバイバル登山家』以前に書かれた、著者の原点ともいうべき隠れた名篇のほか、若き日に憧れた和田城志へのインタビュー、山で書いた「遺書」についての回想記を収める。
第Ⅱ部は、山野井泰史、星野道夫、フリチョフ・ナンセン、デルスー・ウザーラ、ウォルター・ウェストンら、著者が敬愛する人物たちを通して登山とは何かに迫る。また、クマとのつきあい方、世界と日本の最高所の意義について私論を展開する。
第Ⅲ部は、廃山村での自給自足のほか、狩猟のパートナー・ナツ(犬)の失踪騒動、もうひとつのライフワーク・中距離走の喜びなど、近年の暮らしのあれこれを語る。最後に、登山よりも先に志したという文章表現について論じる。

              ー--

〈なぜ山に登るのかという質問を、山に登らない多くの人が、山に登る人に投げかける。
わかりやすく答えるのは難しい。質問に含まれる「なぜ」の裏には、「辛くて、大変で、無償なうえに、もしかしたら死ぬかもしれないのに、なぜ」という思いが隠されているからだ。「死ぬかもしれないのになぜ」とまっすぐ聞いてくれるなら、風景やストレス発散が、登山の理由にならないことは明白だ。景色を見るために死ぬ思いをする人はあまりいない。
山に登る理由はただ一つ、自己表現だと、思っている。自分が山(ひいては地球というフィールド)で何ができるのか。それを知りたいし、示したい。そういう意味では芸術一般と変わりがない。登山はダンスに似た身体表現の一種類だと私は考える。〉「富士山 世界で一番手頃な高所」より

             ★★★

わたしの同僚に、まったく登山をしないが「山岳小説を読む」ことや「山岳雑誌」を日常的に眺めることや、登山周辺のギア、ファッションなどに精通している方がいた(女性よ)

彼女がよく言っていた。

「山岳小説やエッセイってすごく面白いよね!」と。

わたしもそう思う。

そもそも登山とは、「審判や観客がいないところで行われるため、記録や報告文を残すのが登山家の重要な行為になっている」と教えてくれた。

そして、こうも言っていたな。

「だってさ、自然って、生命に対して無関心じゃん!吹雪になって、どんなに祈ろうと、叫ぼうと、お金を積もうと、自然は何もしてはくれないよ」と。

そんな、「超過酷で、しかも命がけで、無償の登山記録が読める書籍は、宝物じゃない!?」とまで言っていた。

職場にこうした「一見の価値」を認めつつ、「登山とは・・・一体なんだろう?」って、見つめる同胞が居た。

今思い起しても幸せな時間を共有できた。

                ー--

今回、紹介した「本当の登山の話をしよう」の著者である、服部 文祥氏は、登山の核心について、冒頭で述べている。

かなりの見栄っ張りな性格の著者は、早い時期から「ひと昔前の登山ヒエラルキー」に性根が侵されていたのだそうだ。

誰よりも早く、日本よりも海外のアルプスへ。

海外のアルプスよりヒマラヤへ、という風に。

そして、登山家の憧れ「K2」の遠征に参加することができた。

どんどん、ヒエラルキーの階段を「どうだ!」と言わんばかりに登り詰めていくのだが。

その後、ヒエラルキーなどまったく意味を持たない、ヒマラヤの麓で暮らす村人に刺激を受け、己の目指す道「サバイバル登山家」のスタイルが確立されていく。

要するに、K2が「本当に登りたい山じゃなかった!」ってことだと。

K2の遠征に参加したのは、「世界の憧れK2の登頂者」という肩書が欲しかっただけ。

当時のガールフレンドには「山登りなんて、ヒモをつけて岩を登るんでしょ?」と言われ、母親からは「命がけのことがカッコいいと思ってるんでしょ?!」と言われ、仕事の同期からも「それって、現実逃避なんじゃない?!」とか。

総じて、皆が皆、同じことを言う。

エッセイの中では、それは「なぜ、山に登るのか?」に意味を見つけることにそれぞれが躍起になってしまったように思えた。

とういうわけで、この書籍もかなり面白い登山の話がこれでもか!というぐらい披露されている。

しかも、すべて著者本人が体験した話。臨場感抜群だ(笑)

というわけで、普段は1000mから2000mぐらいの国内低山でハイキングをするわたしも、雨の続く今年のグリーンシーズンは読書三昧だったわ。

10月の最後あたりでどこかの低山にハイキングに出かけたいなあ。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2025年9月30日記事

『RETIRE SHIFT (リタイア シフト)人生100年時代の引退戦略』山崎俊輔・著(東洋経済新報社)【選書・ワークスタイル】

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RETIRE SHIFT (リタイア シフト)人生100年時代の引退戦略』山崎俊輔・著(東洋経済新報社)

簡単レビュー

「世界で日本人だけができる ライフ・シフトの実践だ」

★大好評たちまち重版!!

★まもなく、60代は会社に請われて働く時代に

どんな会社で働く?
いつ辞める? 
老後の備えはいくら貯める?

意思決定のために必要な全情報を網羅

☆資産形成&取り崩し戦略
☆還暦からの持続可能な働き方
☆年金増額戦略
☆おひとりさまの老後プラン

長寿大国・日本で今まさに起きている社会変革、
それが「リタイア・シフト」だ。

本書はリタイアメントプランに関する論文で受賞するなど
四半世紀にわたってリタイアメントプランと老後資産形成に
一貫して関わってきた著者が書いた、
「リタイアタイミングを自己決定する」ための戦略書だ。

慢性化する人手不足が追い風となり、
高齢者の賃金上昇や65歳定年制・70歳までの雇用が当たり前になる時、
あなたはいつまで、どう働くか? 

人生100年時代をお金の不安なく生きるため、
あなたにとっての最適解を導く必読の一冊。


もくじ
●リタイアシーンでは会社より労働者が優位な立場に
●いつまで働くのか、3つの年齢ステージで考えてみる
●70代の体力はこの18年間で5歳若返っている
●諸外国より「早く、長くもらえる」日本の年金
●年金は受け取りを遅らせれば、最大84%増額される!
●5~10年早く辞める「リトルFIRE」達成の目標額算出式
●「リタイア・シフト」に乗り遅れた企業の末路

           ★★★

7月に発刊されたばかりの超新刊。発売日は真夏の営業先で、いち早く手に取ってみた。

そして、待望の10日間夏休みにじっくりと読んでみた。

ま、一言でいうと「主体的な引退戦略を持つべき」だということ。

今の勤続スタイルは各々違うのに、なんとなく「65歳定年縛り」が蔓延している世の中じゃない?

会社の決り事というか就業のルールの元に決められているのだろうし、そしてだいたいの会社が「65歳定年」を唱えているのはこれまで暗黙の了解だった。

しかし、最近の企業では「68歳退社」が唱えられているという記事も読んだだばかり。

そうなると、これまでのステレオタイプの思考では、間に合わないわよね。

「定年だから辞める」のではなく、労働優位の市場を活かして「己の辞め時」を決定する手法をこの書籍で学ぶ・・・とか、いい時代だなっと、正直思った。

わたしの勤務先でも、先輩方で、あっさり60歳で辞める方もおれば、65歳定年の方も普通にいらっしゃった。

そして、70歳まで引っ張り続けて仕事を見つけながら頑張った方も数人いらした。

中には、「おれ、まだ年金もらっていないし!」って言っていた方には、心底驚いてしまった。

その剛腕なる先輩が、70歳で年金支給をはじめたのかは謎だが、驚いたことに転職されたと漏れ聞いたのよ!

就活に行く方もすごいけれど、採る方はもっと上手なんだわね。

恐るべし。

それでも、人手不足で市場が求めておれば、行く人がいるのが現在だ。

様々な仕事の今後を考えた一冊。

本書は、深刻な人手不足や高齢者の体力と認知能力の若返りを背景に、労働者が「引退のタイミングを自分で決める」ための戦略を提示したリタイアメントプランの解説書である。

というわたしも、前にも書いたが、「何歳で引退」するかはすでに決めている。

何月何日かもね(笑)

それまでは、身体重視で無理せず「週3~4日勤務」で走っているわ。

それでは、また!

※ 以前、撮った安曇野のコスモス街道。(9月末撮影)

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『SunTAMA Style』2021年9月28日記事

イオン1000円デニムを買い~ワークマン2026秋冬カタログを手に入れた~~低価格で叶う機能性とファッショナビリティ🎶【暮らし・身近なショップで楽しむ】

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先日、山梨ワイン旅の帰りに、大月イオンに寄り、9月8日発売されたTVCMで話題の「1000円デニム・ストレート」をさっそく、夫が購入した。

夫は身長170センチだから、丈詰めはしないでOKだと。一応試着してみたら、な~んと驚くほどピッタリ!

まったく丈詰めの必要はなかった。

イオンの「1000円デニム(メンズ)」は、ウエストと丈の組み合わせ(3通りの丈感)が最初から用意されているため、基本的には裾上げ(丈詰め)なしでそのまま穿ける設計になっているそうだ。


驚きというか、無駄がないのね。

女性用のワイドパンツはほぼ売り切れで買えず(泣)どっかで探して買わなくっちゃ!

そして、こちらも9月月8日に配布がスタートした「ワークマン2026年秋冬コレクション」カタログをもらいにワークマンに寄ってきた。

松岡氏(旧TOKIO)の表紙。新製品のX-Shalterを見たかったので、カタログを頂いて商品も見て、思わず買っちゃう寸前。サイズが合わず泣く。

カタログの巻末ページにはタカヒロ!ガテン系のタカヒロ素敵ね(笑)

そして、ワークマン新商品でこの秋に気になっているのが、「シューズ」だ。

以前、買いそびれて、それから忘れていたんだけれど、2026年カタログには見当たらない。

そんな時には「Gemini」で調べてみたら、名前は「レトロスニーカー」2024年版らしくて、製品番号も調べがついたので、ワークマン公式で検索したら、「現在は製造なし」との悲しいお知らせ。

人って、無ければ無性に欲しくなっちゃうのん。まあ、熱い要望にメーカーさんも再度、製造されるのを待つのみよ(笑)

だから、写真や記事を残しておくのも大事なの。(↓のレトロスニーカーもずっと前の公式から拝借しておいたもの)

かなり、おしゃれじゃない?!

どっかのあれに似てる?(笑)

と、機能性は高く、お値段は低価格なワークマンの新製品を見て、この秋の戦闘力を磨いてきたってわけよ。

やっぱり、ワークマンはいち早く手に入れて、どんどんこなせていける買いやすさと機能性重視の所がリピートしている要因かしら。

欲しい物を探す楽しみを思い出した、2026年秋冬コレクション。

昨日から長~い休みも開けて、仕事に出陣したが、秋ファッションを揃える週末になりそう。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2024年9月25日記事

『あの道がそう言った』片岡 義男・著(JFAメディアワークス)【選書・文化】

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簡単レビュー

一般社団法人日本自動車連盟(JAF)会員向け機関誌『JAF Mate』2017年5月号~12月号で8回に渡って連載された同名の人気エッセイ7作品。

および2016年11月号から連載された「片岡義男の回顧録」5作品をベースに、著者の50年に及ぶ執筆活動から生まれた2,000本超のエッセイの中から厳選した「道」「旅」「クルマ」「オートバイ」にまつわる49作品を加えたエッセイ集。

              ★★★

「片岡義男」でわたしはできている・・・。

正確に言えば、「片岡義男氏の小説」がわたしの10代後半~30代後半までを彩ってきた。

そして、好みの生き方を見つけるお手本だった。

ほぼ、すべての作品を舐めるように読み尽くしてきた記憶がある。

片岡義男氏の小説から「短編小説」の書き方を学んだし、『スローなブギにしてくれ』『アップルサイダーと彼女』など、片岡義男氏の作品のタイトルが素晴らしい!ので、そのタイトルに惹きこまれるかのような、幸せな読者時代を送ったのだ。

たぶん1番好きだった作品は『幸せは白いTシャツ』だったかな。

~ひとり旅が似合う女性ライダーの物語~だった。

小説のあらすじは「オートバイで一人旅に出ている若い女性が、旅先で出会う様々な人に出会い人生経験を積む。その中で2~3日おきに東京の自宅に電話をかけ、両親の間で進行中の離婚話の進展について聞く・・・という話。

また、小説のタイトルは忘れてしまったが、「年上女性の部屋でプラモデルを作る話で、彼女が遠くの郷里で見合い~結婚となり、彼女の部屋を引き払う時に彼女は結婚先の新居にプラモデルを持って行って飾った・・・」という話も一妙だった。

片岡義男作品は、特に短編では、淡々と物語の経過を述べて語って行き、最後に「あっ!」というささやかな「仕返し」があるのが好きだった。

要するに「技巧的な表現を多用」はしないのだ。

それでいて、爽やかな風が通りぬける作品ばかり。

怨念深いものもないし、比喩や揶揄ばかりの文章などまったく見あたらない。

そんな、片岡義男作品総集編をこの連休中に、あの頃を思い出して、もう舐めるかのように(笑)読み耽ったのよ。

もう、単なる回顧録とは違う、幸せ過ぎて素敵な休日となった。

それでは、また!

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小江戸甲府花小路を散策~足湯やワインサーバーがある駅で寛ぎ~お土産はホテルで樽から詰める生ワインとトンネルワインカーヴ見学🎶【風景・甲府舞鶴城公園/JR石和温泉駅/勝沼】

【ブログ新規追加1559回】

「サントリー登美の丘ワイナリー」を11時に出て次の目的地へ向かう。

甲府市の中心部「舞鶴城公園」のお城後周辺に2025年に誕生した江戸の街へ行く。運よく、無料駐車スペースに停めて軽く散策した。

舞鶴城のお堀りを撮る。

小江戸甲府花小路

信玄餅で有名な桔梗屋の前を撮る。丁度お昼だったので「甲州ソースカツ丼」を頂こうと思ったが、めっちゃ混んでいたので退散。

そして、散策中に紅葉している樹々を見つけた!早いね。

その後、桔梗屋工場アウトレットに行き、お菓子を数点買い込んだ。(信玄餅詰め放題は終了していて残念)

そして、念願叶って(笑)JR石和温泉駅に行く。

駅の無料駐車場(1時間まで)に停めて、駅ワインサーバのある石和観光案内所と源泉かけ流し?の足湯に入る。

山梨県にはワイナリーが現在85軒弱(日本一の多さ)あり、そのほとんどが、有料で試飲するサーバースタイルになっている。

JR石和温泉駅にも、こんな素敵な駅サーバー場所があるのを知り、ぜひ見ておきたかったの。

石和温泉駅を降り立ったら、駅ワインサーバで100円玉を1枚、2枚と入れて試したいワインを注ぐ。なんて、素敵なの!

そして、JR石和温泉駅にはもうひとつ、最大の魅力がある。名前のとうり、駅に源泉かけ流しの「足湯」がある。(もちろん無料)

石和温泉の玄関口、JR石和温泉駅から歩いて1分以内で一番最初に入ることができる石和の温泉がこの足湯なのだ。
運転で疲れた足にじわ~~~と、効くわ(笑)

足湯だと、衛生面で「ちょっと・・・」と敬遠しがちだが、ここでは、温泉郷だけあって、ドバドバ温泉が流れているので、ほぼ不安なく入れた。嬉しいね。

そして、JR石和温泉駅から車で3分ほどの、「シャトレーゼホテル石和」にお土産を買いに行く。

そのお土産とは「樽出し生ワイン」なるもの。5月に温泉入浴に立ち寄った時には買わずに帰ってきた。今回はワインキャップのついた瓶を手に入れて、旅するごとに立ち寄って、瓶に樽から詰めてもらおうと思って購入した。(一瓶 1039円/瓶代込)

今回は「メルロー」を購入。次回は「カベルネ・ソーヴィニョン」かな。楽しみは尽きない。買ってきたボトルはこちら↓

ここで、最後に寄ったのが「勝沼トンネルワインカーブ」だ。丁度帰り道の国道20号沿いにあり、初めて寄ってみた。

甲州市勝沼町にある「勝沼トンネルワインカーブ」は、明治36年に建造され、そのままの姿をとどめているJR旧深沢トンネルを利用したワイン貯蔵庫。

レンガ積みの1,100mのトンネルは鉄道文化の遺産としても貴重で、ワインの付加価値も高めているそうだ。

年間を通じて温度6~14℃、湿度45~65%のトンネル内は、ワインの長期熟成にも最適な条件。約100万本を貯蔵することができ、ワインカーブ内の入口付近は見学もできる。

かなり寒いトンネル内(気温計では10℃だった)

これで、甲州ワイン旅はおしまい。

このあと、揚げたてアジフライとデミグラスソースのハンバーグ定食をとあるレストランで頂き、イオン大月で夕食の買い出し。

18時に帰宅。

12時間の日帰り旅。

毎回、旅の中で「時間切れで端折ってきた名所」や「ご当地の美味しいもの」などを、日帰りでつぶして行く旅も楽しいものだ。

そうそう、もうひとつお土産があった。

「サントリー登美の丘ワイナリー」でゲットしたサントリー秘伝のトリビアブック「サントリビア」が9月から発行されていて、すでに先月白州蒸留所でメンバー登録していたから、その場でゲット。タダでもらえる素敵な読み物だ。

ぶどうの葉っぱのコースター(350円)と一緒に撮ってみた。

お天気に恵まれて、憧れのワイナリーを訪ね、小さなお土産と美味しいワインが買えて、最高の日帰り旅だった。

最後に。
全国屈指のワイナリー数をどうぞ。

1位:山梨県(約85〜89軒)
2位:長野県(約75〜81軒)
3位:北海道(約69〜70軒)
4位:山形県(約24〜25軒)

ああ~~~、すべてを巡るのはとても無理。

それでも行きたいワイナリーを見つけて旅をしようっと!
夢は広がるばかり💛

それでは、また!

----------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2021年9月21日記事

『SunTAMA Style』2022年9月21日記事

『Life Tour21st』2015年9月21日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1040543890.html

「自分を勇気づける言葉」