日本百名山・赤城山(標高1828m)~いくつもの顔を持つ複雑な形の火山・3つのカルデラ湖巡りを楽しむハイキング&ドライブ【風景・北関東3】

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赤城山の山頂は、標高1828mの黒檜山。

赤城山は、群馬県前橋市富士見町に位置する複成火山で日本百名山でもある。

県立赤城公園からのながめ。

今回は、県立赤城公園(標高1828m)から、赤城山の山頂部分に広がる豊かな自然とカルデラ湖をトレッキング&ハイキングしてきた。

公園内には、大沼、小沼、覚満淵などの火口湖や湿原、そして登山道などが整備され、多様な動植物が生息している。

ただ、今年はビジターセンターが改修のため休館していたり、県立赤城公園内のサントリービアホールも改修中とあって、ちとさみしい。

が気を取り直して、まず、赤城山最大のカルデラ湖である「大沼」へ行き湖岸ドライブとしゃれこんだ。

暴風対策で、車での湖岸寄り付きはここまで。それにしても、寒いのなんのって!

長七郎山とわたしの車を撮る。湖岸から見る湖は大きく波打っていた。

湖岸を楽しむ余裕は一切なかった。

ずっと「爆風」が吹き荒れて湖が大荒れだった。

さすが、群馬!「~と、からっかぜ」がハンパなく吹き荒れる。

県立赤城公園内にある、ミツバツツジがきれいな岩山。ここをよじ登って降りてくる猛者がいっぱいいた!わたし達はやらず。暴風だったから。

くしくも、この日赤城山で、70代女性の滑落(死亡)事故が起こった。

どこから、どう登ったのか?よくわからないが、無理は禁物だと改めて思い知らされた。

1828mの眺め。晴天だったが、やはり遠くは煙っていて、東京スカイツリーや東京タワーは拝めず。

県立赤城公園」まで車で登り、そこから外輪山に囲まれた神秘の湖「小沼」(1472m)まで下山した。

若干、暴風もおさまって、小沼の湖畔をゆっくりとハイキングできた。

しらびそや白樺の木立も美しく映えて、ロマンチックな雰囲気のあるスポットだった。

そして、一番楽しみにしていた「覚満淵 かくまんぶち」湿原へは、熊ガードを越えてハイキングに勤しんできた。

熊ガードを開けてハイキング道に入る夫。(熊に見える?・笑)

対岸に見える木道バルコニーまでハイキングを楽しんだ。

木道バルコニーへ到着。

延々と敷き詰められている湖畔木道をゆっくりと歩く。鳥の鳴き声だけが響き渡る。

2000m近い山の上部にある漆黒のカルデラ湖と、美しい木道がぐるりと取り囲む湿原を歩けて心底、幸せな気分だった。

気温も歩くには丁度良く「ハイキングって最高に気持ちいい!」と思えた半日だった。

下の写真はそんなわたしの独り言が聞こえてきそうな一枚を撮ってもらった。

登頂しないで歩くことに注力した登山。

改めて、歩くことの楽しさに目覚めた火山湖ハイキングはこれにて終了。

よく歩いた。

軽登山を終えて、一路「めんたいパーク」へ。(入場無料)

小っちゃい子どもがかわいい!と、夫。

店内は凄い混みようで、でっかいおにぎりはほぼ売り切れ(泣)

それでも1個(420円)手に入れて、明太子ぶたまん(400円)と一緒に買った。明太子がぎっしりと入ったおにぎりは極旨~~♪

めんたいパークから急いで家路に。午後18時無事帰宅。

2泊3日のGW旅終了。

宿泊した「お宿」と「道の駅」を取りまとめて次の回にアップする予定。

それでは、また!

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群馬県・草津温泉~ゆるりと過ごす癒し旅【風景・北関東旅2】

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4月27日(日)草津温泉の夜。午後19時頃。

湯畑のライトアップが美しい。

忙しい日常から離れ、心と身体の赴くままに草津温泉にやってきた。

当初は、赤城山麓に一軒宿を予約し1泊2日の予定だったが、どうも4月28日(月)の天気が思わしくない。

お天気が悪いと、ドライブも登山も何もかも楽しくない。

そんなわけで、お天気のよい4月27日、1日前倒しにして、予定を大幅変更し2泊3日に組み直してみた。

1日目→桐生~富弘美術館~明智平(栃木県)~草津温泉(車中泊)

2日目→草津温泉~六合(くに)~吹割の滝~赤城山麓の一軒宿に宿泊。

3日目→赤城山トレッキング・ハイキング~めんたいパークでランチ後帰宅。

と、こんな感じで、メインの旅先とサブの寄り道ポイントを決めてみた。

目的を繋ぐ道路は「日本ロマンチック街道」をひたすらドライブする旅となった。

道中、道の駅に寄りながら情報を経て、トイレ休憩やご飯も頂き、ロマンチック街道特有の「日本の原風景~豊かな自然・癒しの温泉・地産地消の美味しい食べ物」を求めながらのドライブは、本来の自分を取り戻す新しい旅の仕方、まさしく「リトリート」じゃないか?とか、旅の企画の段階でワクワクしていたのだ。

で、1日前倒しした「草津温泉」は、わたし達には初めての旅先!

まず、その日泊まる「湯畑観光駐車場」を目指す。(15時~翌日10時まで車中泊可能。トイレあり、場内ライトあり、屋根付きで1000円!)

15時を少し回ったところで、目的地に到着。すでに3台ほど入庫待ちしていたのだが、5分も待たずに入れてほっとした。(ここは事前予約はなし)

大通りにあり、目の前に24時間ローソンもあるので、朝のコーヒーも容易に頂ける。

一応、駐車場の料金表も撮ってきたので貼っておく。

まず、明るいうちに、草津というか温泉大国群馬県のシンボル「湯畑」周辺を散策。

駐車料金も時間も気にせず、赴くまま自在に温泉探訪できるって、なんて幸せなの?!

毎分4000ℓの温泉湯出量だとか。街中が硫黄の匂いに包まれている。舞い上がる湯けむりは圧巻の一言!

昼間は爽やかに、そして迎える夜は幻想的な湯畑の異なる表情を楽しんできた。

駐車場から徒歩で3分ほどの湯畑までの路地には、目的地への道しるべがあり迷わず行ける。

途中で、温泉饅頭の老舗、本家「ちちや」で温泉饅頭を買い出し。(ふわふわでめっちゃ旨い!)

次に、湯畑でまず、足湯に入り旅の疲れをほぐす。

そして、今晩入湯する「白旗の湯」をロケハンしつつ、群馬名物「おきりこみ」を試食したり、街の標高を見に行ったりした。

平打ち麺の味噌煮込み。かなり美味しい。

温泉饅頭を食べ、名物の試食もして、足湯にも入って観光気分は最高潮!

夕食の買い出しはセブンとローソンで。車中で1時間ほど仮眠を取り、飲食という宴を施し、それぞれが行きたい時間で夜の温泉に出向いたのだ。

まず、わたしが19時に。

湯畑のライトアップをしばし堪能して、無料で入れる共同浴場「白旗の湯」へ。

おそる、おそる入口を開ける。

暖簾をくぐり、引き戸を開けると、なんと、脱衣場と湯船が一緒になっている作りだった。(なるほど、これなら盗難防止になるわね)

本来は靴まで持って脱衣場所へ入るようだが、わたしは玄関で靴を脱いで入った。

湯船には、2人の女性がゆっくりと首まで温泉に浸かっていた。

その温泉の熱いことったら!一度で入れず、少しづつ身体を慣らしながら3回目にやっと、首までしっかりと浸かることができた!

めっちゃくちゃ濃い白濁湯。源泉かけ流し・・・というか、管からどんどん流れてくるの(笑)

そして、誰もが「黙湯」を励行していた。

こういうのを「まったり=のんびり」というのかな。なんだか非日常的で良い空間だった。

それぞれが温泉を堪能したら出ていく。きっと、心の中で「無料温泉に感動と感謝」をしていただろう。

しっかり温まって、車中泊もさほどきつくなく朝を迎えた。

そして、朝ご飯を車中で頂き、今度は「地蔵の湯」へ入りに裏草津へ。

こちらは駐車場から5分ほど歩く、今、話題の新スポットだ。顔湯やカフェなどがあり人気。

で、こちらも無料の共同浴場「地蔵の湯」では、一番だったので湯船だけ撮影してから入湯した。

というわけで、思いつきで来てみた初めての草津温泉はこれにて終了。

このあと、少しだけ朝の草津温泉を散策して、午前8時30分過ぎには駐車場をあとにした。

途中で残雪の白根山をカメラに収めて。

湯畑中心の草津温泉探訪。それなりに温泉と現地の美味しいものを頂き、圧倒的な温泉の泉質に大満足だった。

                ★★★

28日は曇天の中、日本ロマンチック街道のドライブ。

道の駅「日本で最も美しい村・六合(くに)」へも寄る。花桃の里は、遠くに残雪が美しい白根山が見える村だった。

 そして、この日宿までの最後の立ち寄りスポットは沼田市「吹割の滝」ここもお初。無料駐車場に停めて川底へ降りる。

丁度、滝見学を終えて、駐車場に戻ってきたところで雨。

最終日の赤城山が晴れることを願いつつ宿に向かった。

明日につづく。

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富弘美術館~GW群馬・栃木旅 【風景・北関東旅1】

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富弘(とみひろ)美術館。

ずうっと、行きたかった美術館。

今回、群馬県桐生市に用事があり、その途中で立ち寄ることが叶った。

詩人であり画家の星野富弘氏は、1981年から画家として活動し、2000年以降は日本だけでなく海外でも数々の展覧会を開催し、多くの賞を受賞する。2024年4月28日に78歳で永眠。

簡単に美術館のとりまとめをする。

富弘美術館」とは。

不慮の事故による長い入院生活から、ふるさとに帰った星野富弘を迎えてくれた自然。四季折々に咲く野の草花は、絶望の淵に立ち尽くした彼を生きる道へと導いてくれた。

その美しき花々と生きる希望を言葉にした「詩画」を作成。

絵を描き始めた発端は、事故で損傷し不随になった手足の代わりに「口に筆をくわえて文や絵を書き始めた」ところからだった。

これまで、書き続けてきた無数の美しい自然を描いた詩画作品は、「生きることのすばらしさ」「生きる勇気」を与えてくれる。

その一切が、詰まった美しき美術館だ。

~私にできることは小さなこと でもそれを感謝してできたら きっと大きなことだ~(上の写真は作品の一例)

丁度、「足元の春展」が開催されていたので、ゆっくりと詩画を鑑賞した。

足元の春」特別展

新学期、新社会人、新生活、新年度・・・春は新たな幕開けを迎える季節。私たちの時間は何かと慌ただしく、あっという間に過ぎ去ります。そんな私たちに富弘さんは、「ちょっと、足元を見てごらんなさい」と語りかけてきます。そこには、つくしが頭をのばし、たんぽぽやスミレ、名前も知らない草花たちが、新しい季節の訪れを喜ぶように広がっています。普段は目にとめないような場所にも、時には背中を押し、時には安らぎを与えてくれる、あたたかな春を見つけることができるのです。
本展では、春の代表作品や近作を含む約80点を展示しています。主催者メッセージより

                ★★★

そして、鑑賞後は草木湖を眺めながらカフェで一服。

富弘美術館 建築&概要

とにかく、建物が美しく素晴らしい。屋根の30個のシャボン玉を模したデザインは、見られないので空撮を載せた。

(画像2枚は空撮を拝借)

昔、こんなことがあった。

当時、音大生だった頃、長い夏休みに友達から一冊の詩画集が送られてきた。

その美しい草花となんだか、生きることに真面目に取り組む画家の画集に、感謝と感想を手紙に書いて送った。

ただ、正直、そこまで感動もしなかったのだけれど。

まだ、わたし自身が20代前半で若く、人生への「夢や希望」が溢れていた時期で、本当の失意やどん底を知らなかったから、感動しなかったのだろう。

今回、あれから40年あまり経ってからの、星野富弘作品との再会は、驚くほど、「豊かに、優しく、強く」わたしの心に響いたのだ。

友だちが、どうしてわたしに星野富弘氏の詩画集を送ってきてくれたのか?

40年以上が経過したが、未だに謎だ。

わたしは、なにに導かれたのか?わからないまま、美しい山々と湖、豊かな緑につつまれた、小さな美術館に行ってきた。

訪ねた先で出会ったのは、透明感あふれる水彩で描かれた草花と、宝石のような言葉たち。

それは、素朴かつ静かな空間で、自らを振り返る時間をもらえた旅だった。

美術館の方に撮って頂いた1枚。(夫はクリーム色の帽子のおかげでスキンヘッドに見える・笑)

                  ★★★

さて、前回、行き逃した栃木県の絶景「明智平」がこの美術館から車で25分!で、行ってきた。栃木県へのちょこっと旅。

明智平(あけちだいら)とは、栃木県日光市にある絶景スポット

特に、日光いろは坂の途中にある展望台で、中禅寺湖、華厳の滝、男体山などの雄大な景色を一望できる場所として知られている。

また、明智光秀がこの場所に名前を冠したという説もあり、その名残とも言われているそうだ。

では、時系列で写真を連ねてみる。

男体山とロープウエイにワクワク。「明智平ロープウエイ乗り場」にて。

スペーシア号に乗って6分の空中散歩。(往復1000円)

山頂展望台から眺める華厳の滝&中禅寺湖。もう1枚は華厳の滝の虹。

最後に明智平から見る男体山の桜&標高。

それでは、また!

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GW直前~北関東への旅支度をはじめる【風景・旅企画2】

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TOPの写真は、2022年5月に長野県で撮影。

鐘を鳴らすロープを力いっぱい引く姿を撮ってもらった。 

野辺山駅と清里駅間の踏切付近、バックにそびえる残雪の赤岳が美しい。

標高1375mがJR鉄道の最高地点。野辺山駅は標高1345.67mで、JRで最も高い駅。

              ★

もうすぐGW前半に入る。3月の栃木~茨城への旅が楽しすぎたので、再度北関東を攻める(笑)

今回は、渋川温泉付近の敷島温泉、赤城山の麓にお宿を取ったので、群馬の温泉巡りと軽登山旅を企画してみた。

相変わらずお天気が微妙。当初1泊2日予定だったが、前倒して天気予報で晴れている27日(日)から出発~29日までの2泊3日の予定に調整。

まず、親戚の叔母の住む桐生市へ向かう。(ずいぶんと長いことご無沙汰の叔母夫婦に会えたら嬉しい)

そして、赤城山の軽登山を慣行して、時間を作って、かねてから行きたかった美術館や草津温泉などを回る群馬周遊の旅。

豊富に点在する「道の駅」で休憩しつつ、最新の情報を得て車旅を楽しもうと思っている。

そして群馬県は、JR八高線(八王子~高崎)があることから、わたしには馴染み深さがある。(実際は八高線にはほぼ乗車せずだが、今のわたしの住まいから徒歩10分と、一番近い駅なので馴染み深いのである・笑)

その昔、夫の両親を連れての家族旅行では榛名山と榛名湖、伊香保温泉に泊まり、一昨年には、谷川岳登山、渋川温泉に泊まった。

それ以外でも高崎、浅間山、軽井沢などは何回も回ってきたが、なぜだか草津温泉はまだだったので、今回は行くことにした。

今日、仕事が終わったら、さっそく準備に取り掛かろう。

※ 来週のブログは4月30日(水)5月1日(木)5月2日(金)アップ予定。

それでは、また(^^♪

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『こんな感じで書いてます』群 ようこ・株式会社新潮社~どんな風に物書きになったのか?をひも解く【選書・ワークスタイル】

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『こんな感じで書いてます』群 ようこ・株式会社新潮社

群ようこさんといえば、「かもめ食堂」(幻冬舎)で一躍有名になった作家。

簡単レビュー

いまだに優雅には書けません――と語る。

25歳で初めて原稿料をもらって以来40余年、140作以上もの作品を生み出してきた著者による「書く暮らし」。


新卒で入った広告代理店を半年で辞め、転職すること4回。拾ってもらった本の雑誌社で経理事務として働いていたときに書評を依頼され、初めて原稿料をもらったのが25歳。

それ以来、40年にわたり書き続けてきた著者が綴る、書きはじめの苦しみ、的外れな誹謗中傷のやり過ごし方、前期高齢者になってからの変化、そしてお金より大切なこと。

ひとつのことを長く続ける心構えと自立に徹した生き方に勇気をもらえる名エッセイ。

                ★★★

「群 ようこ」さん。なんともいい名前だと、ずうっと思っていた。

もちろん、ペンネームだ。

この名前の話もばっちり経緯が書かれている。(このくだりはかなり面白い!)

物書きが、なぜ、物書きになれたのか?それは、とても偶然だった。

何か受賞した?そうではなく、あれよ、あれよと、人の道で物書きのレールが人生に組み込まれていっちゃうんだ(笑)

「本の雑誌」社という出版社で経理事務をしていた彼女に「書評」の仕事が舞い込むのだ。

文学部出身だというだけで。ここが物書きのスタートだった。

             ★

ここで、書評を仕事にしていたわたしの話をすこし。

本の書評を書く仕事・・・わたしも2年と半年、書評を書く仕事を小学館のWEB制作会社で請け負っていたが、その時は「好きじゃないジャンルの本はレビューできない?」と思い込んでいた。

実は、群ようこさんもそうだったようだ。

しかし、書評は「好きな人にだけでなく、好きではない・無関心な人」に向けて書いていくのが筋だと、わたしは、書評を書く仕事をやってみて知ったのだった。

書評=レビュアーは、「ただのおすすめ」だけじゃない、本を通して「読む相手に刺さる文章を書く」ことに徹する。

それが、報酬を生むプロの仕事だともいえよう。

好き嫌いで書くのではない、まさに身を削りながら書くともいえる経験の連続だった。

そうでもしなければ、絶対読まないだろうな・・・って思う本もたくさん、会社から送って頂いたことは夢だったのだろか?

幸せなレビュアー時代だったわたしの話。

              ★

さて話を戻そう。

書評を書くようになった群ようこさん、当時、事務職のお給料3万円で、それ以外には「書評」は原稿用紙4枚で1万円だったと語る。

嬉しくて、涙が出たそうだ。(それは生活費が増えたことの喜び・笑)

そして、その書評連載が終わったら、かの大エッセイスト「椎名誠」氏から、続けて本の雑誌に作品を書くように!と勧められたのだそうだ。

こんな、当時の様子も克明に書いているから、物書き人生の「はじめ」を知りたい人はぜひ!本書をひも解いてみて!

いつも、飾らず、ありのままを文章にできる稀有な存在だと感じる、「群 ようこ」さん。

できるようで、とても難しい、「作品を書き続ける」人の名エッセイを紹介した。

それでは、また!

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フランスパンの神様の地を継ぐベーカリー~PAINPRO八王子店~限定品・パンジュレをゲットした話【暮らし・オーボンパン ビゴの店】

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PAINPROと書いてパンプロと読む。パンのプロフェッショナルを意味するそうだ。


こちらのお店は「オーボンパン ビゴの店」の系列。
ビゴの店というのは、日本にフランスパンを普及させた、フィリップ・ビゴ氏のパンのつくり方を継承しているという、由緒正しいお店

フィリップ・ビゴ氏は2018年9月にお亡くなりになったそうだ。

現在は、関西を中心にお弟子さんが多数、ベーカリーを開いている。

東京銀座には長男の方がお店を続けていると伺った。

歴史はそのぐらいにしておこう。

今回は、その名だたる名店のセール品をGETしに行ってきた!

JR八王子駅ビルOPAのオープン10時直前に並び、開店と同時にベーカリーへまっしぐら!

先週、金曜日のパンジュレはたった1つだけだった!(毎日何個あるかは謎)

1つと言っても大きな袋に7個(1つ250~500円前後のパンばかり)の厳選された天然酵母パンが入っている!

特にわたしが気に入ったパンは、卵の味が素朴なクリームパン(1個237円)でそのほか

フラワーパンドール(518円)ブリオッシュ食パン(248円)と総菜パン2個、クリームパンを含むお菓子パン3個が入っていた。

これで1080円!

パン好きにはたまらない内容だったわ。

毎月、仕事で前を通るが、たった1つとかじゃあ一瞬で売り切れ。出会えるわけがない。

そんな、たった1つのパンジュレを抱えて所用を済ます。

所用とは(自動車保険の更新特典割引を店舗でやって1000円引きになった・郵便局で新NISAの配当通知電子化への変更で500円配当がついた。この2つの特典で1500円GET!だからパンジュレはタダってわけ・笑)

さて、300円前後するパン。

ちょっと高いような気もするが、手の込んだ製法で質は良いし、食べてみるとその美味しさに納得のプライス。


そう考えると、意外とこのお店、コストパフォーマンス高いじゃないの♪なんて感じてしまった。

この春、日光金谷ホテルのオレンジデニッシュ(1本1100円)、マンダリンオリエンタル東京の焼きたてクロワッサン(1個387円)など名店の味を味わった。

そしてフランスパンの神様ビゴの店系列「パンプロ」で、パンジュレ(一袋1080円!)を頂いた。

どれも忘れられない美味しさ!

暮らしのさまざまな特典を生かして、節約しながら上質な味も楽しんでいる♪

春はやっぱり、パンよね(笑)

それでは、また!

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『週刊ポストGOLD・ひとりで生きる準備』ムックを紹介【選書・自己啓発】

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週刊ポストGOLD・ひとりで生きる準備

簡単レビュー

「ひとり」で生きる準備

どんなに仲睦まじい夫婦でも、いつか死別する日が来る。その事実から目を背けていると、いざ配偶者に先立たれた時、押し寄せる数多の難題に対処できない。金銭面から病気、親族との付き合い、死後の手続きまで、ひとりになったらどう生きるか―――いまのうちに夫婦で話し合い、決めておくべき準備をすべて網羅した必携の一冊。

主な収録内容
●食費、医療費から家賃まで「ひとり」で生きるのに必要なお金
●夫婦で備える、ひとりで済ませる「死後の手続き」
●どちらが先に亡くなってもいい「たすき掛け遺言書」の作成法
●田原総一朗、円広志、ダンカンほか妻に先立たれた著名人は「ひとり」をどう乗り越えたか
●家財道具、洋服、写真ほか捨てる物or残す物の線引き
●自治体の見守りサービス、緊急ペンダントほか「SOS発信」できる環境づくり――ほか

                 ★★★

ずっと、気になっていた「ムック」という書籍。

で、調べてみたので載せておく。

~雑誌?ムックとは?~

ムックは、雑誌の増刊・別冊ものから発展・独立した出版物である。雑誌と異なり、返品期限(出版社と販売店での取り決め)がない。そのため、長期的に書店などに置くことができるという特徴がある。

ムックは、広告業界でもターゲットを絞った広告媒体として活用されている。雑誌と同じように多くの写真やイラストを用いる一方で、書籍と同様に保存性が高く、特定分野に関する深い内容を提供するためだ。

なるほど。雑誌のようで、雑誌ではない?単行本であるそうだ。

「MOOK]という造語がなんとも正体不明だったの(笑)

今回、夫が「夫婦で読むべき単行本」として手に入れてくれていたムック書籍。

内容は、さすが「週刊ポスト」!

センセーショナルな見出しで興味を惹きつけながらも、「生前からひとりで生きる覚悟」をしっかりと持たせる狙いが込められていた(と、思うよ)

わたしも仕事で疲れていたが、昨晩、一気に読んでしまったわ(笑)

というわけで、今回は「MOOK」の紹介をしてみた。尚、この「週刊ポストGOLD」シリーズでは「税金対策」も好評だそうだ。

表紙を載せておく。

それでは、また!

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『60歳の迎え方定年後の仕事と暮らし』著・河野純子/KADOKAWA【選書・ワークスタイル】

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『60歳の迎え方定年後の仕事と暮らし』著・河野純子/KADOKAWA

簡単レビュー

60歳は人生の転換点。これからの40年は、楽しく働く、自由に生きる。

「とらばーゆ」元編集長にしてライフシフト・ジャパン取締役CMO、
人生100年時代のライフシフトを研究する著者がひもとく、60歳からの仕事と暮らしのリアル。

健康寿命が延びる時代、お金の不安を解決する唯一の方法は、働き続けること。
65歳までを「待ち時間」とせず、「雇われる働き方」から「雇われない働き方」へとシフトする準備を始めよう。
目標は好きな分野で小さな仕事を立ち上げて、90歳まで続けていくこと。
そして住まいや家族、人とのつながりを見直して、幸福度をアップさせること。

60歳からの人生は自由で楽しい。
会社や家族のためではなく、自分の人生へ。ライフシフトの旅を始めよう。

                ★★★

素敵な本を見つけたので紹介しよう。

まず、驚いたのが「90歳」という文字。

90歳までを目標にしたワークスタイルの確定をしよう!という骨子だ。

わたしも10年前に「一生働き続ける」という要旨の書籍を出版済みだが、数字を使わず「一生」という表現に落ち着いた。

当時の編集者との協議でそうなったのだ。

しかし、ある意味、きちんと数字にすることで、目標にしやすいと思うし、「まだまだ行けるじゃん!」と、己を鼓舞するのには数字が一番効き目がある。

実際、わたしも「一生」と書いてきたくせに(笑)「90歳まで」と、新たな方向性を更新できたのだ!

というわけで、今日はお仕事万歳!系の書籍を紹介した。

それでは、また!

※ 手前みそだが、著作も載せておく。

『20代~50代の働く女性へ。一生、働き続けよう。意識変革と夢の実現。お金はかかりません!20分で読めるシリーズ』著・古暮由実 

簡単レビュー


結婚も仕事も大事ならば、まず一生、仕事を続けると決めてしまえばいい。
常に外では「社会と自分」家では「家族と自分」というスタンスで一生働く事を基本に自己表現するのである。
外では貢献してお金を稼ぐ。
そうすることで社会の一員である自分のやりがいにもつながり、外見も整えなければいけないので、
見た目もきれいに保てるという副産物が手に入る。
社会性や人脈など利点も多い。いつまで働くのか?ということ自体はそれこそ自分の都合で決めていけばよいのだと思う。
私も若い頃は、小説や映画のヒロインの生き方に憧れていた。
今では様々な人生経験から自分で気持を奮い立たせ、日々進化している。
いうなれば、自分のやりがいや歴史は自分でつくるものだから。
しんどい思いをして試行錯誤を繰り返す、そんな自分の姿がありのままでいいと思っている。
自分の行きたい方向、自分が活きる仕事、女性ならではの生き方を選択し、実現してゆく醍醐味を味わうことこそが、本当にワクワクできること!
就活・結婚・育児・介護や更年期もすべて受け入れて駆け抜けてきたノウハウを紹介したい。

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『SunTAMA Style』2021年4月16日記事

『SunTAMA Style』2022年4月16日記事

同じ料理研究家の本を集める趣味~料理本は連続して読む・見るを繰り返すことで身に着く~定期的に楽しみ料理センスを磨く~書籍紹介もあり🎶【暮らし/選書・文化】

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わたしの数少ない書籍コレクション(笑)

有元葉子さんはかなり長い間、料理研究家と名乗らずに、現在も不定期に主催を続ける料理教室の主宰とご本人を紹介されていた記憶がある。

有元葉子さんは、大好きな料理研究家。

料理のセンスも器のセンスも、なにより著書の紙面の作り方、表現方法がわたしの肝にズバッと入り込んできた、ここ数十年。

だいたい、料理本にはその著者の持つ背景(撮影場所が自宅だったり、器や家具が私物だったりなど)がまるっと記載されていて、ライフスタイル好きにはたまらない内容となっている。

で、有元葉子さんの料理本を図書館で「見つけては欲しくなり購入」を繰り返してきた。

また、「イタリアと東京」またそれ以降の「長野県と東京」の2拠点に暮らす背景あたりを描いた書籍では、おおいにその生き方に触発された。

今ではYou Tubeチャンネルで長野での暮らしぶりを季節の料理とともに発信している。

滅多にチャンネル登録しないわたしも、チャンネル登録をし、動画を観ている。

実際に地元の食材を農家さんから手に入れる、地産地消に取り組む、雪国での暮らしぶりなど、一人暮らしだからこその、「大人の豊かな時間」をYou Tube越しに眺めるのが楽しみになっている。

※最新版の番組。

ここで数少ないコレクションの中から1冊、紹介しよう。

有元葉子の料理教室 春夏秋冬レシピ』有元葉子・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

告知と同時に満席になる憧れ料理教室!レッスンの真髄をまとめた決定版

全国から申し込みが殺到し、告知と同時に満席になる有元葉子の料理教室。玉川田園調布で開催される少人数のその教室のとっておきレシピをまとめた決定版が登場。

春夏秋冬の季節ごとに厳選したレシピに加え、台所や道具の工夫、献立の立て方、準備と段取り、器のコーディネートもアドバイス。

                ★★★

~素材の持ち味を生かしながら、余分なものを入れない「引き算」の料理が美しい~

大好きな著者さんの本&動画を紹介してみた。

心と身体に納得がいくお料理を求めている方は、ぜひ、手に取ってみて!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月14日記事

『SunTAMA Style』2022年4月14日記事

『SunTAMA Style』2023年4月14日記事

仕事ついでのお江戸日本橋にて~ホテルでモーニングを頂き・台湾発の書店&生活雑貨ショップ視察でセンスを磨く半日🎶【風景・ひとり散歩】

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• 東京メトロ銀座線/三越前駅(東京都中央区日本橋室町1丁目4−1)を出た風景。

4月8日でわたしのパスポートが切れた。

ついにコロナ以降どこにも出国せずだった。

この10年パスポートを使ったのは、韓国、香港、そして台湾だった。

どの場所もリピーターになって2回、3回と訪れていた旅先ばかり。

そんなわけで、パスポートが切れる前にもう一度、台湾へ行こうかな?とかずうっと思い巡らせていたのだけど、なんとなく実現する気持ちにはならなかったのだ。

台湾もこれで3回目とか・・・もう、いいんじゃない?と溜飲が下がってきた。

「これまでの海外旅」を見直すいいチャンスとして今回は海外はやめておいた。

次にわざわざパスポートを取得しても出かけたい場所が見つかったら、実現しようと考えている。

たぶん、会社を退職したところかしら(笑)

ま、それまでコツコツと「退職祝いの海外旅」資金を貯蓄しよう!

軽い目標が決まってスッキリした3月末。

                ★★★

4月の新年度1回目の会議に参加のために五反田に出勤する日に、午前中は自由の身なので、都内のどこかに行ってみようと数日前から思案していた。

そこで、思いついたのが、6年前に台湾から出店した「誠品書店&誠品生活雑貨」を久しぶりに見に行ってみよう!と、考えた。

そして、書店の入ったビルのひとつ並びに建つ、ラグジュアリー感抜群の「マンダリンオリエンタルホテル東京」(中央区日本橋室町2丁目1−1)のモーニングを頂く・・・というアクションを取り入れた、「お江戸日本橋半日散歩」を計画した。

朝10時20分にカフェに到着。ギリギリでモーニングに間に合った。

このモーニングは破格の550円!(単品の場合、ホテルブレンドコーヒー/通常価格税込み1320円・ホテルメイドクロワッサン/通常価格税込み385円だがモーニングAセットなら税込み550円)で頂ける。

慌ただしい午前中の室町中央通りを、ソファ席やおひとり席で眺めながらモーニングを頂く・・・仕事前のほっと一息つけるホスピタリティと美味しさで格別な気分だ。

ホテルメイドのパンと選りすぐりのコーヒー。美味しくないわけはないよね。あっという間に食べちゃった(笑)

そして、今回の一番の目的、台湾書店「誠品書店」「誠品生活雑貨」(中央区日本橋室町3丁目2−1 COREDO室町テラス 2F)に向かう。

台湾雑貨を見る楽しみ(今回は、お茶の香水・食べるお茶・台湾遊茶のお酒など3点に絞ってお店を訪れた。どこも洗練されていてクールさが際立っていた。購入はせず、お店のクレジットを頂いてきた)

これだけでも、充分な観光気分になるね。

というわけで、日本橋室町2丁目~3丁目のシャンゼリゼを思わせるカフェと海外発の書店&雑貨店で過ごす朝散歩をまとめてみた。

中央通りの反対側には、室町の稲荷神社が佇んでいる。

枝垂桜と花桃がきれいだった。

わたしは五反田に向かったので、お江戸日本橋を渡らずだった。時間があれば散歩しつつ訪れるといい。

あと、何年都心に通うのかわからないが、ちょっとだけ素敵な朝散歩をまた、企画してみよう!

(写真は以前のブログから)

それでは、また!

※2019年10月に日本橋特集を書いていたので、ここに載せておく。

https://miikostyle.blog.jp/archives/21354338.html 「美しい東京~仕事帰りに台湾の書店で遊ぶ」

ー--------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2021年4月11日記事

『SunTAMA Style』2022年4月11日記事

『Life Tour21st』2017年4月11日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1065432881.html 「都会の真ん中で花見に興じる