大切なお祝いこそ手料理でもてなす~年数回の大仕事🎶【暮らし・手料理について】

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※写真は京都天王山サントリー蒸留所にて(2018年7月30日)

昨日、11月13日は夫の誕生日。古稀になったということで外でお祝いしようか?と思っていたが、11月急に寒くなって夫の気管支炎もあり、わたしも仕事が大変に忙しく、時間の約束がしにくかったので、家で手料理の祝い膳を用意した。(膳といっても銘々の台があるわけではないのよ・笑)

仕事を終えた、午後3時。そこから方々のスーパーをはしごして、家にたどり着くと同時に、着替えもせず、腕まくりで「生ガキ」の下処理をしつつ、「カキフライ」の準備をした。

ここでやっと、一服。

椅子に座りコーヒー淹れて、仕事のやりとりやとりまとめに奔走する(笑)

一通り、終わったらやっと着替えて、本格的なご飯づくりを始めた。

「カニカマとキャベツのコールスロー」を作り冷やす→「かぼちゃの甘露煮」を始める→「アンガス・ビーフ」に塩コショウする→下処理を終えた生ガキと洗っておいたご飯に出汁としょうゆで味付け(減塩で超うす味)し、生ガキと一緒に炊く→アンガス・ビーフを焼く(牛脂を使ってミディアムレアに挑戦!・笑)→カキフライも揚げる→「イタリア産栗のモンブラン」を皿に出す→深煎りコーヒーも落す・・・と、こんな感じで一気に台所仕事をこなした。

で、カキご飯以外の物を並べたのがこちら↓

祝い膳「アンガス・ビーフの塩コショウ焼き/わさび醤油で」「カキフライ」「カニカマとキャベツのコールスロー」「かぼちゃの甘露煮」お酒は檸檬サワーで。

炊きあがったカキご飯(広島の義母のようにはなかなか作れないが、我が家では11月はカキご飯とカキフライを食べ、12月31日には生ガキ・焼カキ・カキの土手鍋を食べる。郷土の味を毎年再現している)お酒は白ブドウのスパークリング。

イタリア産栗のモンブランと深煎りブラックコーヒー。(モンブラン超絶な旨さ・笑)

とこんな、手料理の祝い膳を作ってゆっくりと、先月に旅した「富山・立山」の思い出話に花が咲いた。(すでに息子夫婦からは早めにパネルヒーターのプレゼントが届いて本人・ホクホク🎶)

2026年には、広島へ帰ろう。(古稀の報告を墓前でね)もちろん、世界一美しい故郷の美術館(下瀬美術館)へも。

※ 建築家・坂 茂 設計。

とにかく、健康第一で、毎日を生き生き楽しんでほしい。

家族で祝うお正月、それぞれの誕生日など、1年に数回の手料理でもてなす「お祝い膳」の話を書いた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月14日記事

『SunTAMA Style』2021年11月14日記事

『SunTAMA Style』2022年11月14日記事

『Life Tour21st』2017年11月14日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068696493.html 「これさえあれば」

やっとのことでベランダ菜園の片づけ終わる~来年までコンテナはそのまま~土を耕す楽しみ🎶【暮らし・家庭菜園の冬】

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10月半ば、そろそろゴーヤの収穫も終わった頃、さ、月末には家庭菜園を片付けてしまおう!な~んて考えていた。

でもね、何だかずっと忙しいってわけで、のびのび~~~~~になってしまったんだ。ただ、朝顔が11月初旬まで咲いてくれた。

それも、やっと終わった感が漂う、11月8日、晴れた土曜日の午後、一気にベランダ掃除をしつつ、ゴーヤのネットと朝顔のつるを巻き取ったの。

そしたら、まだまだ底に落ちた朝顔の種がたくさん採れてニンマリ(笑)

これで来年は、垣根朝顔の基本カーテンができるから、憧れの江戸朝顔をよ~く吟味して購入しよう!(超楽しみ!!)

と、来年のささやかな家庭菜園を思いわくわくしている。

きゅうりとゴーヤは定番で、もう少し品目を増やそうかしら?

とまあ、平和な暮らしの一ページを書いてみた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月12日記事

『SunTAMA Style』2020年11月12日記事

仕事後の楽しみを外に見つけておく~ピストンでなく毎日違う場所に行くわたしの場合🎶【仕事・余白時間の楽しみ方】

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※ 東京都東大和市 「ザ・マーケットプレイス東大和」とちょっと先に見えるのが「リコパ東大和

わたしの仕事の大筋は、書店への営業活動。外へ出向く日常だ。

だいたいのルートだが、「東京・東久留米、東村山、東大和」「東京・調布、小平」「東京・多摩市、福生市、昭島市、多摩地域全域」「神奈川・相模原全域」

純粋な営業活動以外では、本社での営業部会議、店舗の売り場設営、改善作業などがあり、年末に向けて結構忙しい日々が続いている。

電車通勤もあり(JR中央線沿線・JR横浜線沿線・京王電鉄/新線沿線)

若干だが、バスのみで行く訪問先もあり。

最近では、電車通勤が増えていて、インフルエンザ・コロナの不安からマスクや消毒・手洗いの徹底をしている。

奇跡だろう。こんな営業活動ばかりの毎日を送っているが、未だにインフルエンザにもコロナにも罹ってはいない。

                ★★★

さて、ほぼ月の半分を営業活動で終日動いているのだが、ただドミナントで次々と営業活動をこなしているわけではない。

キーポイントとなる店舗の訪問アポイントを取った場合は、その周辺の観光施設やショッピングモールなどを訪れる。

先週は「東京・東大和方面」で終日営業活動の日。

朝から昭島市「フォレストモール」武蔵村山市「イオンモール」東大和市「リコパ東大和」と、3つのショッピングモール内の店舗にて仕事があった。

すべて従業員口から業者として入場する。(ちとめんどくさい・笑)

でも、わたしのお楽しみの目的は、上記の3ヶ所ではなく、リコパ東大和の目の前にある「ザ・マーケットプレイス東大和」に行くこと。

どーして、ここがお目当てなのか?

駐車場が平面に入れやすい(屋内駐車場も有)

ヤオコー(スーパーの展開・フルーツの品ぞろえが全面に迫力あってめっちゃきれい!)

※ ヤオコー公式より拝借。

東京の茶どころ/幸右衛門茶舗で新茶を物色。緑茶の試飲。

ユニクロ(季節のマガジンをもらう。これでファッションのアップデートを図る・笑)

2025・冬のカタログの表紙に釘付け。(バルセロナ在住の版画アーティスト/ダヴィット・シュミット作)

店頭にて無料配布。(半年に1冊発刊。今年は8月末から秋冬カタログが出ていた)

セリア(白食器の展示販売がすごくいい)

※店内写真は公式より拝借。

サンドラック(日用品を楽天ポイントでもらう・嬉し)

こうして、30分ほどを各店舗をぶらぶらするのにぴったりな、ショッピングモールなの。

あんまり、大きなショッピングモールは歩くだけで大変!

仕事で行くのは仕方がないけれど、お楽しみで行くには、できるだけ「駐車しやすく、あまり歩かず、回遊できる」ショッピングモールに行きたい。

しかも、仕事から離れて「もう、帰るだけ!」という最高な時間帯に、「食べたいもの・趣味の器・季節の装い・日用品」が一気に揃う、ちょっとおしゃれで便利なショッピングモールなのだ。

というわけで、わたしの日常に彩りを与えるショッピングモールの紹介と好きなモノの話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月10日記事

『SunTAMA Style』2021年11月10日記事

『SunTAMA Style』2022年11月10日記事

『SunTAMA Style』2023年11月10日記事

『Life Tour21st』2017年11月10日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068657138.html 「自己投資にこだわる理由」

『バッグをザックに持ち替えて』唯川 恵・著(光文社)【選書・文化】

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『バッグをザックに持ち替えて』唯川 恵・著(光文社)

簡単レビュー

今も不思議に思う。この私が山登りをするようになるなんて。

「興味はあるけどつらそうで……」
「体力がないから無理……」
そんなあなたも心配ご無用。唯川式登山のススメ。

取材のためのはじめての登山が辛くて、山なんてやめた……はずだった。それが浅間山を皮切りに、谷川岳や八ヶ岳、そして富士山、ついには標高五〇〇〇メートルを越えるエベレスト街道を歩くまでに。

何が楽しいのか? 辛いのにどうしてまた登ってしまうのか?

山道具から下山後の宴会まで、さまざまな山の魅力を描いた傑作エッセイ。

               ★★★

富山市立図書館で見つけた「わたしの唯一のお土産」の1冊。

愛犬をのびのびと育てるために東京から軽井沢への移住を決意。

しかし、その愛犬も数年後に天寿を全うした。愛犬のお世話に明け暮れた著者。その穴埋めにご主人様から「浅間山への登山」をすすめられたのが、山の始まりだった。

そこから、はじめは途中までしか登れず身体中が悲鳴を上げていったが、なにしろペットロスからの呪縛を解き放つ効果は抜群!

そして、浅間山を季節を問わず、100回以上も登ることとなった。(火山警報期間は八ヶ岳などに遠征する)

元、大学の登山部に所属していたご主人様のアルパインリーダーぶりが、本当に素晴らしく、一つ一つのアドバイスや山への検知に舌を巻いた。

そんな中、著者がせっかく苦しくも素晴らしい登山体験期を過ごしたことを、何かの形で書籍化したい!と思い立った時、編集者から「エベレスト登山家である田部井淳子さん」を紹介される。

取材を重ねるうちに、彼女の生涯をまとめてみたくなっていく。その過程までがこのエッセイには描かれている。

著者の作品はこちら→『淳子のてっぺん』唯川 恵・著 (幻冬舎文庫)

簡単レビュー

山が好きで、会社勤めをしながら国内の様々な山に登っていた淳子。

「エベレスト? 女なんかに登れるもんか」その言葉に奮起し、彼女は女性だけの隊で世界最高峰を目指す。

苦しい資金繰り、寝る暇もない膨大な準備、隊員同士の軋轢を乗り越え、8848メートルの頂きに立った淳子の胸に去来したのは……。

登山家・田部井淳子さんの挑戦を完全小説化。

               ★

冒頭のエッセイだが、最終章では著者自身が「エベレスト街道」への12日間トレッキングという登山旅に編集者たちと出かける過程が描かれている。

4000m~5000mの間で厳しい高山病にかかり、最終地へは、たった一人だけが到達できた登山旅の模様が文章で読み取れる。

装丁可愛さからは、想像できない傑作エッセイだ。 

           ー--           

わたしは、小説家が書く「エッセイ」の大ファンなのだ。

小説家がどんな生活を好んでいるか?どんな食べ物が好きか?趣味は?家族関係など、その作品を創り出す芳醇な背景を知りたくて、かなりのエッセイを読んできた。

わたしの編集者的フェチな部分かも(笑)

というわけで、小説家の素敵なエッセイを見つけたので紹介した。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月7日記事

『SunTAMA Style』2021年11月7日記事

『SunTAMA Style』2022年11月7日記事

『Life Tour21st』2017年11月7日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068628121.html 「ワクワクする仕掛けをどう作る?」

たった一人に届けばいい~こんな思いで書くブログ~視野を広げるOFF時間【暮らし・ブログはおへそのようなもの】

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Camping in Torres del paine national park patagonia in chile with silhouette illustration style

本当に、本当に忙しい2ヶ月を送ってきた。

何に、そんなに忙しかったのか?

振り返ると、仕事・仕事・仕事の三拍子で、10月下旬の旅に出る直前までずっとその忙しさが続いていた。

それが、パッと旅に出てしまってから、たったの4日間で驚くほど、ストレス解消したの。

それまでは、4日間も社用PCを開かない!とかありえない「ワーカホリック」タイプだったの。

でも、もう、そんなことはやめよう!って決めて、初めてPCを家に置いて旅立った。

もちろん、会社のWEB予定には一週間はほぼ休み・・・のマークを入れておいたから、よほどのことがある場合のみスマホに電話が来るかんじにして、本当にパッと出かけた。

思いのほか、4日間、まったくどっからも「連絡よこせ!」はなく、「な~んだ!だから気にし過ぎだっただけ」の一人相撲(笑)

で、帰ってきて翌日から、何ごともなかったように仕事に戻ったわたし。

それがね、この3連休にはいって、ありえないくらいに、ぼ~~~~っと!してしまったんだ。

そこで、気が付いたのは「体と心を休める“静”の休日」がこれに当たっているんだな・・・と。

それまで、休日といっても、「活動量が多いアクティブな“動”の休日」ばかりだった。

なぜか?といえば「仕事であくせくしている平日の修復でちょっとだけ休む」「時間を有効に使って旅に行く」全部能動的なことばかりを繰り返していたから。

休んでいい3連休の2日間(1日はおでかけ)、ずっとやりたいことや、やらなくてはけないことを見つけられずに、手持ち無沙汰な状態だった。

やりたいことはすでにやっていて、仕事も順風満帆で、「な~んにもしなくていい休日」だとわかっていても、心底貧乏性らしい。

で、持て余した時間はどーしたのか?

もちろん盛大に睡眠確保したわ。ふて寝じゃなくてよ(笑)

で、昨日から元通り、元気になって仕事に飛び出したってわけ。

先日、働く友人たちから「身体が動く間は頑張ろうね!」とか言い合ったばかりなの。

それぞれ、み~んな、大変だ!という話もいっぱい聞いた。

「厳しい現実」に向き合う人のなんて多いことか!

だから、たった一人に届けばいい・・・という思いで、こうしてブログをしたため続けている。

それぞれが、それぞれの思う「陽の当たる道」を歩けるように、これからも励まして行こう。

と、自分にも「しっかり休んで、また頑張れ!」を何度も言い聞かせていた3連休だった。

ま、たまにはいいかな。こんなのもね。
視野が広がる旅に出て、ONとOFFをやっと、思い通りに切り替えられる状況になったという話。

それでは、また!

※ TOP写真というか絵は Mtフィッツ・ロィ(アルゼンチンの山。パタゴニアというメーカーのマーク)“動”の休日にいつかは見に行きたい山。

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『SunTAMA Style』2022年11月5日記事






冬の仕事服~忙しい毎日のなかで自分らしいおしゃれを【仕事・冬の装い】

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仕事中心の忙しい毎日のなかで、自分らしいおしゃれを貫く秘訣は「着こなしの型」を極めること。

多忙な日々を何事もなかったようにこなすのには、ちょっとした技が必要だと常々感じている。

TPOに応じた汎用性の高いパターンの組み合わせをいくつか揃えておくおとで、装いの難儀を乗り越えるの。

日々のコーディネートの迷いをなくす、スタイリングの新たな組み立てを考える、秋ならではのファッションコーディネートが楽しい。

そこで、大事になってくるのが、ジャケットの真偽よね。

ここ数年、わたしはジャケットのようなかっちりとした形の装いを完全に封印してきた。

なぜなら、年齢を重ねてきた体に、かっちりとしたジャケットが似合わない!と、感じていたからだ。

そこで、秋冬に重宝するのがカーディガンでわたしの場合は「ユニクロ」のメリノウール・ブラック・カーディガンを2枚用意して着まわしている。

クルーネック、Vネックと。ユニクロでも3999円するけれど、場所を選ばずどこにでも着られる汎用性の高さは優れもの。

この2枚があるだけで、会議など肌寒い空調のお部屋でもこわばらず、暑い電車の中ではさっと脱げるし、大変に重宝している。

ジャケットは卒業して、カーディガンとコートでしのぐ秋冬のわたしの装い。

カーディガンも、着丈など若干の流行もあるから、3年ぐらいで買いかえるのが良いようだ。

今年は黒だけでなく、「新しいけれど懐かしい感じの色合い」のカーディガンを探そうかしら?!とか考えている。

と、こんな最近のファッション事情を書いてみた。

それでは、また!

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【SunTAMA Style】2020年11月3日記事

【SunTAMA Style】2021年11月3日記事

【SunTAMA Style】2023年11月3日記事

【Life Tour21st】2017年11月3日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068565290.html 「わたしの睡蓮」

『てっぺんの向こうにあなたがいる』公開初日に観てきた【映画・文化】

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※ エベレストのシーン撮影は立山・室堂で撮られた。

『てっぺんの向こうにあなたがいる』

あらすじ

1975年、世界最高峰エベレストの登頂に、女性として世界で初めて成功した多部井淳子。

世界中を驚かせたその偉業は淳子自身や友人、家族たちに光を与えたが、深い影も落とすことになった。

その後、晩年は闘病生活を送り、余命宣告を受けたにもかかわらず「苦しい時こそ笑う」と家族や友人、周囲を巻き込んでいく淳子。彼女は登山家として、人生を懸けて山へ挑み続ける。

キャストとその周辺

吉永小百合と阪本順治監督が『北のカナリアたち』以来13年ぶりにタッグを組み、世界最高峰であるエベレスト登頂に女性で世界初成功した田部井淳子の勇壮な生涯を描く。

出演は『箱男』の佐藤浩市、『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』の天海祐希、『私にふさわしいホテル』ののんをはじめ、木村文乃、若葉竜也、工藤阿須加、茅島みずきらが脇を固める。

                ★★★

10月31日 今月の仕事を終えて、映画館へ。一人映画を楽しんできた。

もう、本当に素敵なご夫婦の物語だった。

息子とのいさかいや女性同士のいざこざが、主人公(淳子)を痛めつけるが、彼女の持つ平和的な発想で周囲を巻き込んで、問題が問題でなくなっていく。

吉永小百合さんの映画はもしかしたら初めて?!あの方の声が素敵だなあ・・・と、ずっと思っていた。

夫役の佐藤浩市さんもいい夫だったわ(笑)

天海祐希さん、のんさん、木村文乃さんなどの女優陣も「あんな友達欲しいなあ」と、見入ってしまったわ。

女性エベレスト登頂を果たした「世界の田部井淳子」の偉業であるがゆえの苦悩や、支えた家族の物語だ。

一見、とても地味な映画でエベレスト登頂達成の頃の映像が多く、色彩的にもかなり古い感じはゆがめないだろう。

だが、見終わったあとで、しばし「じ~~~ん」と、心に残る映画だと感じた。

そうそう、映画館を出たら、大雨だったの。

でも、「虹を見たければ、ちょっとやそっとの雨は我慢しなくちゃ」とか思えるいい休息時間だった。

映画って素晴らしい!

それでは、また!

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【SunTAMA Style】2020年10月31日記事

【SunTAMA Style】2021年10月31日記事

【SunTAMA Style】2022年10月31日記事

【Life Tour21st】2017年10月31日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068496636.html 「この一年闘い終えて」

👑ベストセラー『ピアノが弾けるようになる本』ジェイムズ・ローズ・著/稲垣えみ子・訳(マガジンハウス)【選書・文化】

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『ピアノが弾けるようになる本』ジェイムズ・ローズ・著/稲垣えみ子・訳(マガジンハウス)

簡単レビュー

日2小節ずつ6週間
バッハを弾いて
人生を変えよう!

著者のローズは大人になってから独学でピアノを学び直した異色のピアニスト。
大人のピアノの第一人者ともいえる稲垣えみ子による日本語訳でお届け。

楽譜の読み方の基礎から始まり、
1日2小節ずつの練習で6週間後には
バッハの前奏曲が弾けるようになる
大人のピアノ入門決定版。


ピアノと向き合うことは、生きる上で大きな力となる。
幼少から弾いてなくても、才能がなくても、大丈夫。
大事なのは、決して急がないこと。コツコツ一つずつ。 
結局は、ゆっくりやることが一番「早い」のだから。
---稲垣えみ子

              ★★★

以前、ピアノ教師をしていた時にびっくりするような「大人」の生徒に出会った。

とてもお金持ちの方で専業主婦をされていたと記憶している。

はじめてのレッスンの日、初心者というその方は、いきなりピアノに向かい、ショパン作曲「幻想即興曲」の冒頭4小節を弾き始めたのだ。

でも、その4小節を弾き終わると、ぴた!っと止まってしまった。

せんせ!種明かししましょう!「私は名曲のはじめだけを練習して弾けるようにするのが趣味なの。これで人を驚かせたくって・・・」と、くったくもなく笑っていたのだ。

話を続けると、「ちゃんと、1曲ひけるようになりたくてレッスンをお願いしたってわけ」

で、わたしは初心者の必ず通る道の「ブルグミュラー25の練習曲」と「バッハ・インベンション」をお渡しし、数か月レッスンに励んで頂いた。

元々筋がよいので、ブルグミュラーもバッハもそれぞれ1曲づつ仕上げることができた。

彼女との付き合いはそこまで。

「せっかくだから発表会にお出になったら?」と、お誘いするも「いいんです。1曲だけちゃんと弾ければ」とおっしゃった。

めっちゃコスパの高い面白い生徒さんだったわ。ウソみたいなほんとの話。

今回紹介した「ピアノが弾けるようになる本」も大人が1日2小節バッハを弾きながら「ちゃんと1曲弾けるようになっていく」という本。

これなら、家でひっそりと練習して、ある日「あっと!」人を驚かせることも可能かも。

ストリートピアノを弾いてみたい!なんていう願望がある人とかにはうってつけ。

そして、意外だが訳の稲垣えみ子氏はえみ子節はまったくなく、一翻訳者として完璧な仕事をされている(凄いというか笑)

とってもおしゃれな装丁の新刊(2025年7月5日発刊)を紹介した。

それではまた!

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『SunTAMA Style』2020年10月29日記事

『SunTAMA Style』2021年10月29日記事

『SunTAMA Style』2022年10月29日記事

こころに残る物語絵本~翻訳絵本の紹介【選書・文化】

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Squad of Three Fully Equipped and Armed Soldiers Standing on Hill in Desert Environment in Sunset Light.

『シリアの秘密の図書館』作;ワファー・タルノーフスカ 絵;ヴァリ・ミンツィ 訳;原田 勝(くもん出版)

◎ 簡単レビュー

日常を破壊された人々が希望と安らぎを見出したのは、街から集められたたくさんの本だった――。レバノン内戦経験者である著者が、内戦下のシリアに実在した秘密図書館から着想を受けて紡いだ物語絵本。


なぜ、人間には本が必要なのか。困難な状況下でこそ発揮される、図書館の存在意義とは。


IPPY Award児童書部門金賞をはじめ、数々の賞に輝く話題作。小学校中学年から。

=あらすじ=
ヌールの暮らすダマスカスは、かつて花々の香りにあふれる美しい街だった。
しかし内戦が始まってからというもの、街は危険な戦場へと一変し、ヌールたちは地下シェルターでの避難生活を余儀なくされるようになる。
そんななか、ヌールとそのいとこ・アミールはあることを思いつく

――秘密の地下図書館を作ろう!


やがてふたりが作った地下図書館は、恐怖と不安に苛まれるダマスカスの人々にとって、希望の光となっていく。

=受賞歴=
2024年 Anne Izard Storytellers’Choice Award受賞
2023年 Nautilus Book Awards金賞受賞
2022年 IPPY Award児童書部門金賞受賞

            ★★★

富山旅では、仕事をすべておいて行ったので、23日帰宅してから会社の連絡や仕事の案件を見ようと、PCを開いたら、『シリアの秘密の図書館』の情報が溢れていた。

内戦下のシリアでがれきの中から市民が本を集めた実話に基づく絵本として昨年、我が社で出版された翻訳絵本。装丁がとてもきれいな一書である。

10月20日、91歳のお誕生日を迎えられた上皇后さま「上皇后さまの愛読書」として、今回新聞各社・TVメディア各社で紹介された自社の翻訳絵本。(上記にリンクしたのは毎日新聞記事から引用)

この情報を持って、旅から帰った翌日から、本書の見本を携えて、書店営業を展開している最中だ。

メディアの露出が出たとたんに緊急重版となった。素晴らしいことだし、とても嬉しい。

11月11日以降、各書店に積まれる予定。

現在の、シリアの内戦状況を調べてみた。

2024年12月にアサド政権が崩壊し、14年にわたる内戦は終結しましたが、国内情勢は依然として不安定であり、人道支援が必要な人が多数存在しています。多くのシリア人が国内で避難生活を送っており、治安は極めて不安定なため、多くの地域に退避勧告が出されています(AI検索による)

上皇后さまは読書の時間も大事にし、新聞記事で紹介された本を気に留めて取り寄せる場合もあるそうだ。

ということで、嬉しい仕事上のできごとを書きとめた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年10月27日記事

『SunTAMA Style』2021年10月27日記事

『SunTAMA Style』2022年10月27日記事

『SunTAMA Style』2023年10月27日記事

『Life Tour21st』2017年10月27日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068460037.html 「路線バスと徒歩で行く小さな旅はいかが?」

晩秋の富山旅~国定公園・雨晴(あまはらし)海岸でシルエットの立山連峰や剱岳を見る・東急エクセルホテル富山で富山名物を味わう1泊4日旅【風景・富山堪能旅】

【ブログ新規追加1418回】

※ 曇天の女岩とシルエットの立山連峰を撮る。

晩秋の富山旅1泊4日の移動行程を記録する。(写真は後半から)

◎10月20日(月)会社の創立記念日で休日。ゆっくりと旅の準備をする。22時30分 バスタ新宿から富山行きの高速バスに乗車。

◎10月21日(火)朝6時20分富山駅到着。北陸らしい曇天の旅が始まる~駅のマクドナルドにてコーヒータイム(朝食はバスにて済ませてある)で、立山アルペンルートの乗り換え確認やこまごまと夫と最終確認。

21日、宿泊する「富山エクセルホテル東急」に直行して荷物の一部を預かって頂く。(翌日もチェックアウト後の夜10時30分まで預かって頂いた・ありがたや)カメラリュックを1つだけという身軽になって、いざ、電鉄富山駅へ向かう。

そこから一路、立山アルペンルートで紅葉登山を堪能して4時頃戻り、うまいもの横丁など居酒屋文化満載の富山駅をぶらぶらし、今が旬の白エビかきあげそば、白エビお菓子・お酒を買い込んでホテルにチェックイン。

◎ 10月22日(水)富山エクセルホテル東急の名物朝食「富山御膳」を頂く。ホテル15階展望からシルエットの剱岳を撮影。

その後、富山市役所の展望にも行き、そこでも立山連峰を撮影。市役所で富山名物ますの寿司を購入しチェックアウト前に頂く。

そして、JR氷見線に乗り、かねてから行きたかった「雨晴(あまはらし)海岸」へ。雪のない立山連峰でもシルエットが素晴らしい。海風にあおられながら、久しぶりの海岸散歩を楽しんだ。

富山駅に戻り、遅い昼食を取る。創業1867年 野菜ラーメン8番ラーメンで塩バターと餃子定食。(富山ブラックラーメンは今回もパス・笑)

夜11時30分発の高速バスに乗るために、3時間ほど駅近の 富山市立図書館に滞在し、10冊ほど、様々な分野の書籍を読みまくった。旅先の図書館で読みたかった本に出会える幸せ(20時閉館)

同フロアにある「サイゼリア」で10時まで旅の振り返りをしながらワインとドリアの夕食を頂く。

10時30分、ホテルに荷物を取りに行き、23時40分に高速バス乗車。すぐに寝る。


◎10月23日(木)朝7時に新宿バスタに到着。富山より寒い東京(泣)朝9時帰宅。

ザっと旅の行程を書き出してみた。ふう~~~。

             ★★★

ここから写真とキャプションで足取りを掘り下げる。

• 雨晴海岸~富山エクセルホテル東急~周辺情報など。

◎ ホテル15階展望で朝食、遠くに能登半島も見える。朝6時30分の立山連峰に朝日が差す。(ぼけちゃった・笑)

◎ 富山市役所展望から撮った「朝靄煙る剱岳」

◎雨晴海岸の女岩まで、駅から海岸遊歩道を500m歩く。海風がすごく吹き飛ばされそう。日本海の荒波をも楽しんできた。

◎ 雨晴海岸、唯一の施設である「道の駅 雨晴」ここができたおかげで全国に景勝地として知られるようになったそう。

◎ 海岸からみるシルエットの剱岳。

◎ 宿泊はもとより、荷物預かりや越中富山の薬湯など多数のアメニティサービスも最大に利用できた富山エクセルホテル東急

11月に誕生日を迎える夫へのささやかなプレゼントにと予約した。

ロビーに展開されている富山名産ガラス工芸品の展示が美しい。都会的なエントランスとロビー、お部屋など、わたし好みのしつらえに大満足。で、宿泊費(1泊朝食付/2名17800円)は「東急カード会員・コンフォートメンバー」で貯めていたポイントでお会計。うふふだわ(笑)

◎ 富山エクセルホテル東急のエントランスには、新進気鋭の富山ガラス工芸家の作品が並ぶ。

◎駅にも展示があった!

◎ 思わず、ため息が漏れた美しさ。このセットほしい!

◎ 富山エクセルホテル東急のロビー。間接照明が素敵。

◎絵画も大人な感じ。池田 充章(いけだ みつあき)氏の作品。

◎ スーペリア ツインのお部屋。広々、シックで素敵なしつらえ。

◎「富山御膳」富山の海の幸、珍味を中心にした和朝食。

• 前菜 出汁巻き卵 サスの昆布〆 香物

• 煮物 すり身揚げ 赤巻蒲鉾 すす竹 とろろ昆布 里芋

• とろろ芋のすりおろし

• 珍味 ホタルイカの沖漬け 辛子昆布 

• サラダ リーフ サラダチキン

• 富山湾でとれたお魚料理 

• ご飯 富山産コシヒカリ

• お味噌汁 富山産味噌のお味噌汁

• フルーツ

お品書きを見ながら、ひとつ、ひとつ丁寧に調理された一流割烹の味。宝石のような、富山の美味しい食材を一度に堪能する幸せ。

この朝食が楽しみでこちらのホテルを予約する人が多いと聞いていたので、噂通りの美味しさだった。(宿泊せずに朝食だけの場合2980円・税別)

食後のコーヒーはお部屋で頂く。お部屋にはサービスの「北日本新聞」がドアに届いていた。

◎ ホテルから5分ほど歩いて、撮影するために展望台がある富山市役所へ行く。

市役所のコンビニで見つけた「ますの寿司」これが絶妙な旨さ!

駅では高級なものでもバンバン売れている、「ますの寿司」は売り切れが多くなかなか手に入らなかった。帰る直前に出会えた幸せ(笑)

とまあ、富山名物をすこしずつだが頂き、新鮮で美味しいお魚を食べに「富山」へ行くのもいいなあ・・・と、初めて思った次第。

お寿司の話だが、富山きときと亭?とか魚しん亭などの名店寿司屋は、ほぼ終日行列。もうね、並んでも並んでもって感じで、戦意喪失した(泣)

富山旅 恒例の「費用」公開

※わたしのサイトでは、常に「お安いサービス」を実体験してレポするのを目的としている。

高速バス(一人往復9800円×2)

新宿までのバス代、電車代(一人往復1220円×2)

立山アルペンルート乗車券(一人往復10220円×2)

JR氷見線(一人1250円×2)

すべての食事代(だいたい10000円ぐらい)

お土産(550円・笑)

合計 55530円也

ちなみに、高速バスを新幹線に変えたら?
東京⇔富山 自由席: 12,430円指定席: 12,960円グリーン車: 19,420円グランクラス: 22,720円となる。(すべて一人分)

意外に安いんだね。

今回はホテルをポイント支払いした分0円だったけれど、3泊4日ともなれば、行きは北陸新幹線特急、帰りは憧れのグランクラス乗車、東急ホテル2泊を追加すると、二人で、総額14~15万円ぐらいの豪華な旅となる。

ま、わたしの中では、立山アルペンルートが高額だったので高速バス一択だった。そのおかげで丸2日間たっぷりと時間を使えた富山旅が、1泊4日 6万円未満で行けた!

大成功だと思っている。

~今年最後の旅を終えて~

富山行きは、ホテルの予約を半年前の5月に押さえていた。(ホテルはすでに満室状態!穴場の火曜日を取る)高速バスは3ヵ月前発売なので8月に押さえた。準備は万端だったが。

登山中にケガをしたり、夫は帰ってきた日に風邪をひき、熱を出したりした。

しかし「そんなに大変だったら、旅なんて行かない方がいい」とかは、まったく思わない。

一つ間違えれば、大きな災難があるかも!と、考えて踏み出せないとか、わたしの辞書にはないから。

ただ、学習したことは次への旅に活かすつもりでいる。

例えば、高速バスから新幹線に変えるとか、そういうところから少しづつ「歳相応」に変えて行こう。

もう、弾丸旅は卒業する・・・(予定・笑)

それでは、また!

写真は、夫が室堂で手に入れた「もふもふ雷鳥」とお部屋のカードキー。

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『SunTAMA Style』2020年10月25日記事

『Life Tour21st』『みいこStyle』旧記事更新終了。