冬支度を始めた森にて~essei 【丁寧な暮らしの考え方】

【ブログ新規追加504回】

今日、とても暑くてちょっと辛かった。仕事から帰ったばかりだけど体中に熱がこもってしまっている。

しかし、もう10月中旬。

世間的には「秋真っ盛り」で、暑かった夏はとうの昔にわすれちゃった。で、あっという間に冬を迎える。

最近、感じることは「秋の短さ」かな。年々「秋」が狭まっていると思うのはわたしだけ?

東京都に住んでいるからといって冬が厳しくないわけではなく、わたしの住む東京はかなり寒さが厳しいところだ。

空もどんよりで寒さがキツければ気持ちも滅入るばかり。外仕事があるわけで、ただひたすらゴロゴロダラダラとはできない。

それでも、前向きに「春になったら頑張るよ!」とか今でも無意識に唱えてしまうフレーズだ。

子どもの頃はずうっと、どこかの神様に誓って生きてきたんだよ(笑)

生きるということは、次の季節を思い巡らせて暮すこと

昨日、近所の森で「冬支度」の風景を写真に収めた。

それは、数年に渡って夏場に成長した樹々の伐採と伐採後の木を薪にする作業だ。

家に薪ストーブがある親戚の家では、5月の連休やら、夏のお盆などに家族総出で家の周りの樹々を伐採して、薪づくりに精を出す!というのである。

わたしの実家のまわりにはそんな風物詩があった。田舎の暮れには薪割りをして、そこで餅つきをしたもんだ。

かのアメリカ女流作家 ターシャ・デューターは、来る冬への想いをこんな風に話していた。

「わたしの生活を支えた、文章の仕事や絵の仕事は、冬の間に集中して行いました。それは、春になったら、庭仕事に没頭できるようにと。冬の時間は生活を立てるための大事な季節の贈り物です」ターシャの言葉

ああ・・・なんと素敵な暮らし方だろう。

作家であり庭師であるターシャの年間サイクルは、寒い秋冬はしっかりと書き物に集中する。春夏は森や庭の植物を繁栄させるべく手を入れる。この2つがルーティンされるのだ。

しかも、飼っているヤギやニワトリの世話(ミルクしぼりや卵ひろいや放牧)は一年中あるし、草刈りや土壌づくりも一年中やっているのだという。

これなら、暇を持て余すなんてありえない。かえって忙しい一年を心行くまで楽しんでいたのだろうと考える。

ここで、冬を楽しむ村の住民たちを描いたターシャの絵本を紹介しよう。

コーギビルのいちばん楽しい日』ターシャ・デューター・著(KADOKAWA)

• 簡単レビュー

タイトルのコーギビルとは、ターシャが生み出した架空の村。コーギビルの住民たちが、クリスマスに向かって、どんどん冬支度をし、盛り上がって行く様子を描いた作品だ。

              ☆彡

ターシャは作家として生計を立てられていたのは、かなり恵まれたことだっただろう。

しかし、そこには「森を持ち広大な庭に一年中花を咲かせる庭園を造る」という壮大な夢を実現させるために、自分のできる「創作」という世界で仕事得ることを子育てが終わった後から始めたのだ。

なんと絵本作家となったのは70代!

素晴らしい!としかいいようがない。

冬ならではの楽しみを見つけよう

秋の間に来るこの冬の「家時間」「衣類・ファッション」「旅」の楽しみ方を考えてみるのも楽しいもの。

家時間」では、今年こそ、冬のケーキを上手に焼くとか(わたしは、オートミールをふんだんに入れたキャラメルケーキに挑戦したい!)

冬ならではの衣類・ファッション」では今までやったことのない防寒着を取り入れるとか(わたしは、今までかぶったことのないキャップをワークマンで買ったよ(笑)

冬ならではの旅」では、冬の軽井沢にクリスマスの準備用品を買いつけに行くとか(わたしは、冬の京都へひとっとび!と夢うつつ)

こんな感じで、来たる冬を楽しむ毎日にシフトしよう。

準備良ければ、季節に一番乗りできるよ(笑)

秋の七草と秋の実の話【植物・秋の七草ほか】

【ブログ新規追加502回】

「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花 萩の花 尾花葛花 撫子の花 女郎花 また藤袴 朝顔の花」 万葉集 山上憶良

この詩は奈良時代の歌人「山上憶良」が詠ったものだ。

現在の秋の七草はこの詩をもとに選定されている。

詩中の「尾花」は「ススキ」の別名であり、「朝顔」は「キキョウ」を指しているといわれている。

「春の七草」も良く知られたお正月明けの風物詩だが、お正月食べ過ぎたお腹を鎮めるのが目的の食用植物なのだ。

そこへ行くと「秋の七草」は中秋の名月を見上げる頃、花が全盛期を迎える。

秋の七草は、見た目の美しさから「観賞」して楽しむのが主な目的である。

葛や萩、森にはナンバンギセルやツリフネソウ、ゲンノショウコ、ヤマトリカブト、アキノタムラソウ、アザミなど紫色の花を多く見かける。

そしてたいがいは、藤の花を思わせる芳香がある。

七草がだいたい枯れる時期10月下旬から11月には、森では青紫が美しい竜胆(リンドウ)や薄紫の釣鐘人参(ツリガネニンジン)が見られる。

秋の菊やアザミも品種がとても多く、一度では到底見つけられないから、秋の山はできるだけ回数を重ねて冬直前まで通うのが毎年の慣例になっている。

               ★★

さて、今日は山の中だけでなく、森の外にも目を向けて、木の実を写真に収めてきた。

• ゴンズイはきれいだけれど臭いがNG。

• ムラサキシキブの実は果実。

• クコの実は杏仁豆腐にちょこんと乗っているアレ(笑)

• リュウノヒゲの実だろうか?森の中、釣船草(ツリフネソウ)の群生地で見かけた漆黒の実。

と、秋の花や実には魅力がいっぱい。

しかし、意外なほどジャストタイミングでの出会いは難しい。

だから出会えると、無性に嬉しい。

一期一会かもしれない花や実との出会い。

また、来年も同じ所で会おう。

とか、言っちゃって(笑)

いいな!っと思ったら、率直に相手に伝えると人生変わる(かも)~書籍の紹介も♪【essei / 書評・文化】

【ブログ新規追加501回】

昨日まで、怒涛の仕事ウイークだった。コロナでの訪問不可が一斉に解除されて、もうどこでも訪問OKになった。

あれほど仕事が減ってしまい辛くて悩んでばかりたのが、一気にパッカーンとスッキリして気づけば超多忙な日常に戻った。

9月に掃除や家事を目いっぱいやっておいて心底良かった。当分気にせずに暮せそうなぐらい徹底的に掃除と片づけをやったからね。

今週は外仕事が多かった。

で、事務処理はすべて帰ってからで、夕方、特急でブログを書いてアップ~急いで食事の支度~夜のオンラインでの会議や集まりに参加~もう一台の仕事PCで当日の日報を書く~と、ここまで終わったらやっと夕食。だいたい21時前後。

もうね。目がショボショボ~痛みまで出て(泣)

食事や風呂を終えて寝る前にスキャナからPC経由で注文出しと、まだまだ仕事は終わっていない。

でも、充実していると感じる。

充実の根源は、意外だけれど「誰かが良いことを持ってきてくれるのを待つ」のではなく「自分から良いことを見つけたら、そこの現場に率直に伝える」これで充実しているのだ。

そして、現場を盛り上げる売り場づくりを見つけては、「すごい!」「前とはずいぶん変わっていい感じ」とか、担当者に直接伝えていたら、あることに気がついた。

それは、誰でも「変化」に気がついて、そこをいじってくれることには嬉しいし喜びを隠さない!ってことなのだ。(「髪型変えた?」と似てるね。反対にNGワードは「太った?」だから、声かけには気をつけるべし・笑)

ほぼ、「ああ~気づきました?」「結構頑張ってやったんですよお~!」とか。話も弾むってものだ。

そして、たいがいは、普段よりたくさんの注文や追加での発注をかけて下さる。フェアの相談が舞い込んで来たり!(驚)

長引く緊急事態宣言の渦中で、客先がどんどん訪問不可となったが、10月、心機一転と自らがリフレッシュした営業スタイルが打ち出せたのが最大のコロナ禍の恩恵だったのかもしれない。

前のめりで問いかけたこちらも、何だか「幸せな気分」になれるし、なにしろみんな、話したがっているんだ!と改めて「対話」の素晴らしさを痛感する一週間だった。

自分がいいと思ったことを素通りせず、一旦持ち出してみると、明らかに双方向のコミュニケーションになる。

ああ、いい一週間だった。

「いいもんはいい」って伝えただけで幸せになったという話。

                ★

今日、紹介する書籍は「登り続ける、ということ。山を登る・学校を建てる・災害とたたかう」アルピニスト / 野口 健・著(Gakken)

• 簡単レビュー

世界7大陸の最高峰(エベレスト/8848m・アコンカグア/6959m・デナリ(マッキンリー/6190m・キリマンジャロ/5895m・エルブルース/5642m・ヴィンソンマッシーフ/4892m・モンブラン/4810m)

当時最年少記録で登頂した野口健氏。

過酷な登山を続けてながら、ネパール地震からの孤児育英を始め、小学校設立、ワンガリ・マータイ女史との交流から植林を始め、国内でも富士山大清掃や東日本大震災、熊本地震の被災地支援などに取り組んで行く。

なぜ、困難に挑み続けるのか?

アルピニストとは「最も高い困難な山を登る人」のことだそうだ。

野口健氏の真骨頂である、「困難を自ら受け入れて、それを糧に生き抜く、生き様」を特に若い人たちに伝えたい!とペンをとったのだそうだ。

ゆるぎない信念のメッセージが語られた良書である。

児童書ではあるが、大人でも充分に読み応えのある編集・構成がされている。なにより、文字が大きくハッキリとしているのがとてもいい。

• もくじ

1、ぼくはアルピニスト

2、ヒマラヤの支援で感じたこと

3、熊本地震の被災地支援で感じたこと

4、ぼくは登り続ける

あとがき

コラム 1 ぼくの登ったおもな山

コラム 2 登山クイズ

コラム 3  ぼくを抱きしめてくれたマータイさん

               ★

野口健氏の出演しているYou Tube 動画(しくじり先生)で、彼のだいたいのこれまでの生き様がわかるよ。(興味のある方は上をクリック↑)

アルピニストは自分で企業を回って独自の登山活動をプレゼンし、協賛や支援を貰い高い山へ登るのがおもな仕事だ。

その地域でお世話になったシェルパ(山岳ガイド)の生活の糧となる仕事を与え、その地域が発展途上であれば、学校を作り支援の幅を広げるのが最も重要な仕事だともいえる。

山が登山が好きなだけじゃとてもできない。

きれいな山に登るためには清掃活動も重要だ。富士山がゴミだらけで世界遺産登録から外されたショッキングな話を聞き、すぐに富士山大清掃プロジェクトを立ち上げるなど。

世間からは、当時、ぬるい慈善事業だと揶揄され、批判されたりするが、どんどんきれいな富士山となり今では、その活動も評価され参加者もうなぎのぼり。

こんな仕事の一環を児童書から学んだ。

 

雑談力を磨く~どれだけリレーできるか?~リレーの秘訣とは?【暮らしessei・雑談力】

【ブログ新規追加500回】

朝、出勤前のウォ―キングに出るかわりに大型のゴミ捨てに興ずるわたし(笑)だって、今日を逃したくなかったんだもの!

スッキリ回収されたら、何だかめっちゃ嬉しいし、それだけでいいことありそうな気がする能天気さだ。

昨晩、東京では千葉県が震源の大きな地震に見舞われ、今朝はJRや各路線の遅延で不安定な状況だ。

わたしも上司から安否確認を受け、今日の仕事の影響がないか?焦って調べ尽くす忙しい朝。

               ★

さて、話は変わり昨日は息子の誕生日だった。

社内で祝ってもらい、社長からメッセージカードとプレゼントが宅配で届く。スマホには、同僚たちが用意してくれたケーキを手に満面の笑みで応える姿が写メされてた。

スーツと同僚・・・みんな若くて素敵な男女ばかり。

我が家でも、ささやかなショートケーキを買い、🍋チューハイに合うおろし大根からあげを用意しておいた。

コロナで去年と同じ。今年も自宅ご飯だよ~帰ります♪って、メールが来たんでいそいそと用意する母(笑)

ちょっといい地鶏肉を買って、魚介のカルパッチョとサラダも簡単に用意して。

素材に頼った(笑)バースデーメニューとなった。

               ★

息子とは、普段必要最低限しか話はしない。

ずうっと前に「もう、子どもじゃないんだから、わかっていることをくどくど言わんで!」と釘を刺された。

あれから、特に朝、仕事に行く前は何も気にしなくなったんだ。

でもね。

後から胸に手を当ててよく考えてみたのね。わたしは「あなたのためを思って」と、いわんばかりで話す。

それは「わたしが安心したいだけで、わたしの都合なんじゃないか?!」って、気がついた。

ちょっとさみしいけど、一緒に住んでいない分、息子には息子の暮らしや考え方があるのだもの、言われて当然だよね。

でも、誕生日ケーキやバレンタインチョコやお正月の煮物や夏休みの素麺と天ぷらに惹かれて必ず、記念日や誕生日や盆暮れには帰ってくる。

ひとえに「胃袋をつかむ」母の魂胆の渦中にまだ、とどまってくれているのだ(笑)

男性は「胃袋」を充たしてくれる者には優しい。

これは、実体験からそう思う。

しかし、雑談はそう簡単には行かない。まだまだ息子との雑談のリレーが続かないことを密かに悩んでいるのかな?わたしは。

そんなことを考えた、誕生日翌日だった。

              ★

最後に。

雑談力を上げるリレーの方法にはこんなやりかたがある。

腰痛持ちの友だちに会ったら・・・「腰の調子が悪くてさあ~」という友だち。そこですぐに「自分は大丈夫」みたいな共感できない話をしてしまえば、そこで話はクローズだ。

友だちの腰痛を共有・共感しながらも話のリレーを続けるには、もうひとつのアイテムとして腰痛だけでなく「膝」など別の部位の話を入れるのがミソだ。

「僕は腰は大丈夫なんだけど、最近始めたトレッキングからかな?どうも膝の調子が悪いんだよ」と。

こんな風に話を展開して行こう。その話を聞いた友だちは「なんだ、膝がわるいのか?」とか、おもんばかってくれるばかりか、最良の対処法を知っていて教えてくれるかもしれない。

というわけで、「言葉のリレー」はお互いの気持ちに魔法をかけて、幸せな気分にさせる最高の手段なのだ。

KIRINJI – グッデイ・グッバイ (LIVE)

さ、週末、わたしはわたしの仕事をしてこようっと!


毎日の積み上げ~「何でも一万時間の法則」で本当にやりたかったことを手にいれよう【書評・自己啓発】

【ブログ新規追加499回】

一万時間の法則とは、ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、最低でも「一万時間」もの練習・努力・学習が必要だという。

「一万時間」の法則を謳ったマルコム・グラッドウエルの書籍を紹介しよう。勝間和代氏の訳で大変読みやすい本となっている。

天才! 成功する人々の法則』マルコム・グラッドウエル・著/ 勝間和代・訳(講談社)

• 簡単レビュー

本書の内容を簡単に述べると、「成功する」といった要素を個人の資質からだけでなく、育った環境や持っている文化などの側面から考察した「21世紀版の成功論」だといえよう。

数々の成功の裏側には、必ず「フレームワーク」という考え方の枠組みがある。

例えば、持つ者はさらに豊かになり、持たざる者は持っているものまで取り上げられてしまう・・・これは「マタイ効果」というフレームワークに則った考え方だ。

著者・グラッドウエルが提唱した「何でも一万時間」とは、どんな才能や技量も、一万時間の練習や勉強を続ければ、やがて本物になれる!と、説いているのだ。

さらに、本書でのもっとも注目すべき点は、訳に勝間和代氏を迎えたことであろう。

勝間和代氏は経済評論家として数々の著作を生み出し続けている。興味深いのは実生活もすべて「効率」を求めて、料理などの家事、執筆にかける時間などの時短を追及した内容の書籍がほとんど。

本書の訳だけでなく、特筆するのは勝間氏の「これでもか!」というほど古今東西の例を挙げて書き切っているところだろう。

「一万時間なら、やらないよりやったほうが絶対にいい!」と、一万時間かけて経済評論家という立ち位置を手にした勝間氏のエピソードが満載の一書となっている。

グラッドウエルの祖国アメリカでは、知的なビジネス・パーソンは必ずこの本を読んでいるそうで、同国では「子育て中の若いお父さん・お母さんにも良く読まれているそうだ。

その理由は「自分の子どもにより多くの機会=チャンスを与えたい、成長して欲しいと願う親心から」だそうだ。

• 本書の内容(一部)を紹介する

世界の一流スポーツ選手に共通する「ある幸運」とは?

ビートルズやビル・ゲイツ、スティーブ・ジョブズが生まれた本当の理由は?

IQ190全米一の天才が大成できなかったのはなぜ?

頻発した大韓航空機事故。最大の原因は文化の違い

アジア人の「数学的才能」は水田から生れた

                ★★

現在、わたしが利用してるSNSは Facebook とTwitterだ。

Facebookではおもに、友だちとのおしゃべりや連絡手段で利用しているが、ことTwitterではまったく別のスタイルで利用している。

それは、情報収集と一早くトレンドを知るためだ。

また、あるハイパーブロガーのサイトは毎日覗く。

そこには「今日の積み上げ」というキーワードを中心に、その日やることを毎朝、きっちり書き出すためのサイトが展開されている。

例えば、こんな感じ(1、ブログ執筆  2、銀行、歯医者へ行く 3、筋トレ 4、ラジオを収録 5、新規事業立ち上げコンサル 6,読書)など。

毎日、毎日、このブロガーさんだけでなく、多くの人がこうして、自分を律してやるべき積み上げをこのサイトに公開している。

「書いたけれどやれなかった」という日もあるだろう。しかし、書いた時点でその人は成長していると考えるのだよ。

これが、面白くて毎日必ずこのサイトは覗いている。

だって、そこには「やりたくない~!」とか「逃げたい!」というマイナスなワードはひとつもない。

特にブロガーさんの口ぐせ「1000回続けたらよい!」と、常に言っているってこと。

いつでも、常に淡々と積み上げている人達に出会える(笑)

このブロガーさんもすでに7年も積み上げているそう。(もちろん、この方、やりたい仕事を手に入れて、海外移住を果たし、いつのまにかパートナーを得て充実真っ盛りの30代)

               ★★

さて、わたしのブログも1000回を目標に「毎日更新」を続けている。もちろん「一万時間の法則」を読んで実践してきた。

今日で499回。毎日、淡々と積み上げ中だ。

一万時間の法則とは、言うなれば継続する!と決めた「覚悟の結晶」なのだ。

わたしの1000回毎日更新もたぶん達成するだろう。

そこで手にするものは「地道・着実」だけだ。

なんと平凡なものだろうか。

しかし、人としてもっとも偉大なことなのかもしれない。(たとえブログごときであっても・笑)

継続の味をしめたら、人生丸もうけ!(笑)

             

トレッキングの恩恵を受ける~効果抜群の話【健康・トレッキング】

【ブログ新規追加498回】

この夏、確実に体の内側から変わった「あること」を書いて残そう。

それは、12年前に発症した脳出血からの後遺症で血流の悪さから、足先、手腕が異常に冷えてしまう症状に12年もの間、悩まされてきたのだ。

真夏でも厚手の靴下を履き、腕にはロングの腕カバー(これは手のひらまでカバーできるモノ)が手放せない。(外出時には外す)

後遺症だから仕方ないじゃん!と、ずうっと放置したままだった。

それが、ここ数年、山(低山)や丘陵(里山)トレッキングを毎月3~4回のペースで続けてきたところ、なんとこの夏には「厚手の靴下」をまったく履かなくなっていた。

それでも、手腕の「冷え」は未だ変わらずだが。

今では、裸足でも平気なぐらい「冷え」が遠のいた。

これには本当に驚き!明らかに下半身の強化に繋がっていると感じる。

で、さっそくトレッキングと体への効果を調べてみた。

⦿トレッキングの効果3選

① 筋力アップ

トレッキングとは、舗装されていない山道をアップダウンを繰り返しながら歩くのが基本で、平坦な道ではない分、明らかに下半身への負担が激しい。

大腿と下腿を定期的にトレーニングしているようなものだ。個人差はあるもののやっていなかった時よりもやり続けている時は確実に筋力がついている。

初めは、少しの登りでもヒーヒーだったのが、慣れて筋力アップされてくると、疲れはするものの、どんどん自動的に登れるようになる。

② バランス感覚向上

山中トレッキングの場合、石や岩がゴロゴロした道や、獣道、樹木の根っこが露出した道を登ったり下ったりせねば尾根は歩けない。

普通の舗装された平坦な道しか歩いたことがない!っていう場合は、びっくり仰天されるだろう。

そういった、いわゆる悪路を歩くには「体のバランス=体幹」が何より大切だ。

重いザックを背負っている場合などは、後ろに転倒してしまわないように注意する。

こういった、通常の歩行で使わない筋肉を使えることで血流がよくなりコリが解けて、体のバランスがとりやすくなるのだ。

また、脳の話だが、山中トレッキングのような非日常では、小脳が著しく働き(普段あまり使わない部分)それによって頭がスッキリするといった恩恵がある。

頭がモヤモヤする~とかいう場合、近くの公園で(アップダウンがあればなお良し)緑の中で散歩をするだけでリフレッシュできる。

③ トレッキングは有酸素運動である

運動負荷は舗装された道をあるくよりも遥かに効果が高い。

緑の中を歩くだけで心肺機能にも良い影響があるといわれている。

普通の駅や建物の階段で息が切れるという現象が、山中トレッキングを続けていくと、心肺機能が鍛えられて、階段で息が切れなくなる。(これは営業で歩くわたしの実体験から)

             ★★★

トレッキングに「ハマった」わたしが感じる3つのトレッキングの効果を上げてみた。

山は動植物が生息する場所で、ほぼ平坦な道はない。凹凸はあって当たり前で、登るのも下るのもそりゃあ大変だ。

しかし、トレッキングは青々とした緑の中を歩く。森林限界の高山でもないかぎり、ほぼ森の中では直射日光を浴びずに済む。

そうした歩く者優位な状況で、習慣的に登ったり下ったりすると、心身ともに体の内側から清々しい気分に満ち溢れてくるのだ。

たぶん、わたしの「冷え」も血流のめぐりが抜群に良くなったことで解消できたようだ。しかも、いっぱい食べてもまったく太らない(笑)

体を温める筋肉を鍛えて増やし、体のバランスを整えて、有酸素運動で心肺機能を鍛えられる山中トレッキング。

いい事ばかり。

で、実際に登ってみれば、筋力が足りない!持久力に欠けるとか骨がきしむなどの体のウイークポイントが気になれば、食事やサプリメント、医療機関で補強すればさらに、元気な登れる体ができてくる。

ウォ―キングをやっている方はトレッキングもやってみて!

わたしのように「冷え」が緩和する場合もあるし、緑の中を歩くのがどれほど贅沢な行いか体感するハズ。

トレッキングで本当の心地よさを得よう!

元気で歩むために知っておきたい「人生半日仕事」とは?~根をつめずにゆっくりと長く仕事と向き合う【仕事・半日仕事】

【ブログ新規追加497回】

緊急事態宣言が明けた10月。

今まで、訪問不可だった営業先がどんどん解禁となり、多忙な日々が戻ってきた。

しかし、コロナ禍前までと仕事に向かう姿勢が大きく変わった。

それは、「もう、ぎゅうぎゅうに詰め込んだ仕事はしない!」という姿勢だ。

わたしもそれなりのお年頃となり、ムリクリに詰め込む必要などなくなったにも関わらず、未だにスケジュール帳を真っ黒にしようと、仕事を作っては詰め込む意味のない作業を月初にやっていた。

ふっと、「コロナ禍だけども、こうしてやりがいのある仕事があるだけで充分なんじゃないだろうか?」と、我に返ったというか、立ち止まった。

そして、もう一度、10月の稼働予定を立て直してみた。

一軒、一軒、おひとり、おひとりと会い、よ~く話し合いながら丁寧に仕事を進めて行こうと決めた。

しかし、それを実現させるには時間の猶予が必要だ。

そこで、丸一日をフル活動させるのではなく、半日仕事にする。(活動時間は9時~午後3時)の6時間だけ。

この6時間を有意義に効率よく使い、集中して「会いたい客先にちゃんと会える」ように、今までよりさらに事前準備を周到にするようにした。

こんなことを始めたある日、「あれ?この半日仕事って何かのことわざじゃなかったっけ?」と、急に思い出した。

で、調べてみた。

「半日仕事」=「年寄り半日仕事」のこと。(古いことわざだった)

「年寄り半日仕事」とは、すべての仕事を半日(6時間内)で終えることだ。午前中がっちり働いたら、午後は休む。

(若い人の三分の一の仕事量が目安だ。しかし、内容を濃くさせるのが年配者の技の見せ所!要するに「量より質」だと)

この方法は、体や脳に充分な休息を与えて、いつでも万全の体制で仕事に望むという姿勢が保てる最良の方法だ。

歳を取って必然的にこういった方法を自然に取り入れていたんだな(笑)それに、若い頃とは体も経験も全く違う。

体には充分な休息を与えた上で、長年の経験から「今でも使える(通用する)技」を用いて、最良の仕事をするのだ。

今日も、朝9時に出勤して、外回り。残暑で暑くてね。3時に帰宅後、4時まで昼寝をしてパワーチャージできた。

しかし、これを実行するには、当初の予定であった「買い物」をせず、速攻で帰宅した。買い物は思いがけず体力を消耗するからね。また明日にしよう~と軽く予定変更した。

ムリクリに入れ込まないとは、こういった小さな事がらから始めていくのがいい。

歳を取ってきても「まだまだ・・・」と、自分を鼓舞し続けてきたけど、精神面だけでなく、より一層、具体的に行動に落とし込んだ「半日仕事」という発想でまだまだわたしも頑張れる。

今日、夫が、まさに「半日登山」をするために欲しかったショルダーバッグをマイナポイントでゲット!(ipadmini、スマホ、財布、スケジュール帳、ケーブルなど周辺機器をサクっとまとめていた)

意外とカワイくて、わたしも欲しくなっちゃった(笑)

まず、モノから入るのもモチベーションに繋がるんだよね(笑)

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10月は絶好の「秋活」マンスリー!~さて、何からはじめようかな?~今まで手着かずだったアレコレを一気にやってみよう【暮らし・秋活】

【ブログ新規追加496回】

秋活」って知ってる?

もう、何でも「活」をつけるのはどーかと思うけど、「秋活」って何だかいい響きだと思って取り上げてみた。

で、今日は時候も良くなった10月。絶好の「秋活」のススメをしよう。

今まで、涼しくなったらやろう!とか、時間ができたらやろう!みたいな後回し案件をやってみようじゃないか?という単純な提案だ。

例えば、涼しくなったら、贅肉のついた部分を優しく「ピラティス」でほぐすとか。

ええ、自分を追い込みたい人は「ピラティス」や「ヨガ」じゃなくて「ザ・筋トレ」でいいのかと(笑)

なるべく、負荷が少なく続けやすい「何か」がいいよね。

                ★

我が息子(社会人)の話を少々。

昨日、駅まで送る車の中で、「お母さんは、ピアノ止めなかったのはなぜ?」とか「続けられる秘訣は?」など、矢継ぎ早に聞いてきた。

「止めなかったのは、止めちゃいけない!と思い込んでたからかな?高価なピアノを買ってもらい、先生まで用意されちゃあね」と返し、「続ける秘訣はね・・・大学受験の時に思いついたんだけど、それを仕事にしてしまって元を取ろうと考えたからよ」と返した。

要するに「なってしまえばこっちのもの!」っていう話だ。

息子はそれを聞いて「う~ん。話の骨子がズレた。もっと違う趣味の分野での話でさ・・・」

「なかなか夢中になれることに出会えない!」と。(囲碁や将棋みたいに歳を取ってもずっと続けられることがいいそうだ。)

で、この週末、大きな袋を持って帰ってきたのだ。

それは、ガンプラ一式(大笑)しかも、同僚が全部プレゼントしてくれたのだそう。

息子いわく「同僚がさ、ガンプラにハマっててさ、一緒にやろうよ~~~~!」と言われて、仕事後に買い物に付き合ったのが運のつき。

初心者用のガンダム作成キット一式を気前よくプレゼントされたそうだ。

まあ、もうすぐ誕生日だからいいのか。

そして、帰省時に取り組むという話で我が家に置きに来た。作り出したら同僚に動画でお返しするんだそうだ。

ちゃんと、やるかどうか?笑っちゃうよ。(絶対やらないか、やっても途中で投げ出すかもと勝手に思い込む母・笑)

というわけで息子の秋活は「ガンプラ作成」だった。

              ★

さて、わたしはといえば、9月は丸々一ヵ月、掃除と片づけにまみれていた。「掃活」三昧。

片づけが終わったら、キッチンの調理器具の痛みに目が行った。かなり使い込んだ木べらやお玉とか、鍋類も買い替えたい。

あれ?T-fal を買うとか言ってたのに完全に忘れていた!T-fal 見に行かなきゃね(笑)

                 ★

わたしが現在、夢中で取り組んでいるのが、「登山ボディづくり」だ。だから「体活」中かな。

自分に負荷をかけるのが好き過ぎて止められない(泣笑)しかし、ムリなくやって長く続けたい。

体へ負荷をかけつつ、しっかりとした「歩ける・登れる」体づくりを勉強している。

ペース配分も大事だし、持久力も大事。そして体を使った後のクールダウンの方法、これが今、一番役に立っている。

仕事でいっぱい歩くから最適なクールダウンのやり方を毎日取り入れるようになって随分と体の歪みも減ってきたみたい。

ま、気持ちの問題で何か、しっかりと取り組んでいる!という場面が大事なの!(笑)

             ★

〇活とか、自分の好きな名前をつけて、秋活しよう。

ずっと、忘れていたアレコレを今、やってみたらいいかも。

自分の視野を広げれば、俄然楽しくなるんだからやらない手はない!

というわけで「秋活のススメ」で・し・た。

(1668moji)

お気に入りの低山を極める~山登りに最適な体づくりと秋の花の見終わりを楽しむ【風景・ご近所低山】

【ブログ新規追加495回】

台風が去った。

さっそく、近所の低山「ひよどり山 標高165m」に登ってきた。

お天気も抜群に良いからか、普段より山に入る人が多い。

また、どこかの大学生たちだろうか?何班にも分かれてルートを変えて登っていた。いわゆるオリエンテーションだろう。

しかし、山登り中もスマホの画面を見続けている子も多い。マスクはしていても、べらべらと良くしゃべるしね。

靜かな森の中だから、もう少しわきまえて欲しいかな。

また中年の女性同士の登り客さんも、すごく良くしゃべる。森の中でこだましそう(笑)

こういったことも大事なマナーだと感じた。

                ★

さて、少し前にこのブログにも書いた「ゲンノショウコ(現の証拠)」の群生が満開を迎えていたので、さっそく撮影してきた。

ゲンノショウコを見に来たという山野草に詳しそうな年配のご夫婦に道を譲りながら一枚撮ってみた。

あまりに小さい花だから、撮影に難儀する。

秋の七草をはじめとした秋の野草は全体に儚い(はかない)印象だ。

今日出会った野草たち、台風を逃れて枯れる寸前の姿をここに。

• ヤマトリカブト

• トネアザミ

• シラヤマギク

• ヤクシソウ

山頂付近で、ひよどり山(都立小宮公園)の保全を勤めているパークレンジャーの方に出会った。

何か熱心に拾っていたんで、「何をされているの?」と声をかけてみた。

「雑木林ホールの展示に使おうかな?と思って拾っています。ほら、クヌギのサヤは動物の目に使うと面白いでしょ?」と。

(パークレンジャーさんの手と拾ったクヌギのサヤを撮った・近すぎてボケる)↓

そうしたら、彼女から「クヌギやコナラのどんぐりがいっぱい落ちているから、お土産にど~ぞ、拾って!」と、言われて、その方と一緒にしばしどんぐり拾い。

一生懸命、宝石でも探すかのような眼で痛んでいないどんぐりを拾った。

童心に帰った。一瞬だけど(笑)

少しだけ拾って、履いているカーゴパンツのポケットに入れて持ち帰った。

山の土産はこちら。

今日は登り(ひばりの小道)と下り(ほおじろの小道)の道を変えてみた。

どんなに道に迷っても、ここなら遭難はしないだろうな(笑)

それでも油断は禁物と気を引き締めて下山。

登りとの合流地点(こなら平)では、小さな小川がサラサラと流れている。

家から徒歩で1時間弱のトレーニング登山だ。

思い立ったらすぐ行けるご近所の低山。

今日はこれで外出はおしまい。

さてさて、良い所を上げればキリがない低山。

わたしは、この地に越してきて7年目だが、ここでしっかりと体づくりのために登ろう!って決めたのはつい最近。

一番の注目点は「通える低山」だということ。

身近にあって手軽に四季折々の自然を楽しめる「思い立ったらすぐ行ける低山」をひとつ持っておくのが、心身のチューニングに一役と二役もかうものなのだ。

電車や車で行く日帰りハイキングや登山も魅力的だ。

緊急事態宣言も明けた今、遠くの低山、地元の低山と楽しみは広がるゥ(笑)

週末のお楽しみを見つけた~BRUTUS 10月15日号「特集 村上春樹・上」を読む【選書・文化雑誌】

【ブログ新規追加494回】

台風一過の土曜日。

朝から家の周りの掃除や食品の買い出しでてんやわんや!

それがひと段落したら、次は9月の請求起こしと昨日の日報や注文を送る作業と、延々と地味な事務作業が続く。

まるで、登山と同じ。似たような風景の尾根を延々と歩いている時みたいだ。

わたしは、家事や事務作業中、ながらTVはつけないし観ない。理由は単純で「気が散る」からだ(笑)

地味だけど、大切な仕事や家事をゲームのように時間通りにクリアするためには気を散らすモノはなるべく避ける。

そして作業終了という頂きまで一気に駆け上がるんだ。

特に今日は、待ちに待った「特集 村上春樹 上」を手に入れてあるのだから、サクっと仕事は終わらせて、一週間頑張った自分へ、じっくりゆっくりと村上氏の特集を読ませてあげよ。

ああ、至福。

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さて、今月10月は村上春樹マンスリーだ。

かの、早稲田大学構内に「村上春樹ライブラリー」が創設され10月1日オープンを迎えた。

建物は新しくするのではない。大学内の「国際文学館」のフルリノベーションだ。

開館支援者にユニクロの柳井氏を迎え、建物外装、内装のデザイン設計は隈研吾氏に委ねられた。

※ 学生・一般の入館はすべて事前予約。(わたしは10月12日に予約した)

気になる方は「早稲田大学・村上春樹ライブラリー」で検索してくださいね。

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それはさておき、雑誌「BRUTUS 」のもくじを参照しよう。

村上春樹 上「読む。」編

うちの書棚から

村上春樹の私的読書案内 51 BOOK GUIDE

著作で探る村上春樹

村上春樹 × BRUTUS Part1 特集「ドイツの『いま』を誰もしらない!」

エッセイで巡る村上カルチャー地図

翻訳家として何がすごいのか?

ようこそ、村上春樹ライブラリーへ。

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もくじを見ただけで「読みたい熱」がウズウズ~(笑)

本は「1にタイトル2にもくじ」と言われる。

そこに全力を注ぐものだ・・・と、昔、ある有名作家が言ってた。

タイトルから想像させる、タイトルで惹きつける、タイトルで語る。

そして、もくじからタイトルの示す(目指す)内容への導きをするのだと。

そして、肝心かなめの文章だが、楽しんで書けていればそれでよいそうだ(大笑)

今日、紹介している BRUTUS 10月15日号「特集 村上春樹 上」はタイトルともくじの両方が、文句なく素晴らしい!

そして、グラビアのきれいなことったらない。雑誌力という言葉があるとしたら「BRUTUS」には、読者にとって忘れられない雑誌力があるということだろう。

要するにダントツなのだ(笑)

で、たったの820円。(現在、書店で発売中)

この一冊で週末はカンペキよ。