夏休みテーマは「忘れる」~どれだけ忘れられるか?~忘れるための書籍も紹介【暮らし・夏休みにすること】

【ブログ更新1072回】

夏休みはどれだけ仕事も世間も忘れて過ごせるか?

こんなことを漠然と考えていた。

誰にも忖度する必要もない。

持て余すほどの自由な時間にどう取り付こうか?

年々、やることが少なくなってはきたが、まだまだど~んと仕事があるぶん「分刻み」になっている毎日。

しかも、「せっかくやったら、読んだら、見たら忘れたくない!」と、ごうつくばって、ありとあらゆる忘備録を用意するんだよ。

もうさ、そういうの止めない?って、自分の心の声が聞こえてきたから、待ちに待った夏休みは「ゆるゆる、のんびり」時間にとらわれないで過ごしてみるよ。

できるかな?

のんびりもゆるゆるも挑戦なんだから!笑っちゃうね。

で、一応やりたいことのリストアップはここにしておく。

● 山は1回。

● キャンプは1回。

● yogaは毎日。

● フェイスパックも毎日(笑)

● 読書も毎日。

と、こんなゆる~い予定を立てている。

そこで、こんな書籍を見つけたんで紹介しよう。

『忘れる読書』落合陽一 PHP新書

【目次】


第1章 持続可能な教養――新しい時代の読書法
第2章 忘れるために、本を読む
第3章 本で思考のフレームを磨け
第4章 「較べ読み」で捉えるテクノロジーと世界
第5章 「日本」と我々を更新(アップデート)する読書
第6章 感性を磨く読書
第7章 読書で自分の「熱」を探せ

簡単に内容を。

メディアアーティスト、筑波大学准教授、ベンチャー企業の代表など多彩に活躍する著者。

時代の先端を行く著者の思考の源は、実は読書で培われたという。それは、読んだ内容を血肉にするための「忘れる読書」だ。

デジタル時代に「持続可能な教養」を身につけるために必要なのは読書だと、著者は断言する。


本書では、古典から哲学、経済書、理工書、文学に至るまで、著者の思考を形作った書籍を多数紹介し、その内容や読み解き方を詳説。

著者独自の読書法はもちろん、本の読み解きを通して現代社会を生き抜く思考法までが学べる、知的興奮に溢れる一冊。

さ、こんな本を時間を忘れて読んで、知的好奇心を満たそう!

では、一週間の夏休みへ~♪

※ TOP写真は近所の美術館。夏空と彫刻がいい感じだったので一枚。

★2025年8月6日更新 第78回 広島・原爆の日をむかえて【暮らし・原爆の日】

【ブログ更新1071回】

1945年8月6日。

広島に原爆が投下されてから78年となった。

当時、日本は戦争に負けて東京裁判で「戦犯」が裁かれ政治家が死刑になった。

しかし、戦争犯罪という意味では、アメリカ軍が行なった原爆投下や東京始め都市に対する無差別爆撃の方がよっぽど戦争犯罪だと思うが。

戦争勝者の論理ですべてが運ばれたのは、仕方がなかったことなのだろうか?

なんとも解せない。

我が家では、広島出身の夫と、8月6日を毎年過ごしてきたが、今年は息子のお嫁さんも本籍を広島に移し、家族が増えた喜びで8月6日をむかえている。

機会を作り家族で広島を訪れたい。

特に見てほしい場所は、原爆ドームの敷地フェンスの内側。

瓦礫なども当時のまま残っている姿を以前見て驚いた。

苔蒸した残骸も共有して家族の歴史を刻みたい.。

今でも、ロシアとウクライナでは戦争が続き、北朝鮮はミサイルを発射し続けている。

21世紀になって、もう、戦争なんかをしなくても、人々が幸せに生きられる時代にならなければならない。

78回目の今日、原爆の日は、平和のありがたさと戦争で亡くなった方々への想いを馳せて過ごす。

それでは、また!

※ 次回更新は8月9日(水)の予定。

ヨガを始めた~凝り固まった体を緩やかにほぐす~家の近くでコスパのいいレッスン場所を見つけた!【健康・ヨガ教室】

【ブログ新規追加1061回】

7月になったら行こうと考え(ていた「ヨガ教室」に初参加した。

それも、ご近所の大学病院ホールで。今年5月から開講された。

5月、夫の診察の際に、壁に貼ってあるポスターに目が釘付けになった。

市内スポーツクラブ(アローレ八王子スポーツクラブ)のインストラクターによる「女性のための のんびりヨガレッスン」一回一時間で月2回(日付けは通年決まっている)でレッスン料一回500円!(入会金など一切なし)

これを見つけた時「絶対やる!息子の引っ越しが終わったらすぐに」と、意気込んでいたが、家の片づけが予想以上に大変だったのと、猛暑でだいぶ疲れが溜まっていたんで、昨日13日まで引き延ばしてきたんだ。

まだ、現役で仕事に邁進しつつ、だんだん衰え始めた体のあちこちを修復したい!と、常々考えていた。

いつでも行ける・・・とかだと、きっと行かない(笑)

月2回で日にちは決まっているから、すでに今年のレッスン日は確定済みだ。レッスンを受けられる日を選ぶだけ。

この方法ならできそう!とレッスン参加を決めたんだ。

で、一昨日、WEBで参加申し込み(毎回申し込みが必要)をした。

スポーツクラブから速攻で「お待ちしております!」と、返信メールが入り、仕事中にDAISOに寄って、ピンクのヨガマット(税抜き600円)を買い込んだ。

やる気、満々(笑)

             ★

7月13日午後1時。

家から徒歩10分でレッスン会場に到着(東海大学八王子病院TOKAIホール。あのドクターXで見るカンファレンス会場そっくり・笑)

受付の方1名、インストラクター1名で、始めに、医療行為でないことを示す申し送り事項の確認と署名をした。

今回の参加者は全部で4名。(めっちゃ少ない!)

それでもホールの半分にインストラクターを含む5人のヨガマットを敷くと、いい感じに距離が保てている。

そして、一時間の間、ずっと環境音楽(さざ波・鳥の鳴き声・風の音・雨の音?など)が流れていて、ライトも少し落とした感じで「ゆったりと穏やかな気持ちにしかなれない瞑想空間」晴らしいレッスン環境だった。

適切な冷房設定なのだろう。適度に薄っすら汗をかくのが気持ちいい。

5月開講当初からやっているらしい方々は、ポーズのレシピや順番を熟知している。

わたしは完全なる初心者だから、ポーズも知らないし手順も知らないので、インストラクターの柔らかな声に先導されつつなんとか、ついて行けた。

そして、めっちゃ驚いたのは、右足の付け根が凝り固まっていて痛く「あぐら」が満足にかけない!

そして、これはわかっていた症状だが「正座もできなくなった」ことで、無理なポーズもあったんだ(泣)悔しい~~。

55歳ぐらいの時、ある日突然、「正座ができなくなった」のだ。

「いったいどうやって膝を折るんだっけ・・・?」正座の仕方、それすらわからない。(痴ほうじゃなくてよ・笑)

あの日から正座とは無縁の暮らしになったんだった。

しかし、今日たった一時間のヨガtimeで信じられないくらい体が柔軟になった!

まず、右足の股関節が痛くて「あぐら」がかけなかったのが、終わる寸前、簡単に「あぐら」がかけて、両足裏が合わさるようになった。

それ以外にも、体中の伸びを何度やっても足ふくらはぎの「こむら返り」が起こらなかった。

実は、しょっちゅう痛い目に合っていたのだ(泣)

また、ヨガでは呼吸法が非常に重要なのだという事も知った。

すべてのポーズをゆったりとした腹式呼吸で行うので、まず腹式呼吸の練習が必要だと思う。

わたくしごとだが、音楽大学で声楽を学ぶために、約一週間かけて腹式呼吸を身につけた。

だから、今回のレッスンでは、体が硬くてできなかったポーズもあったが、呼吸だけはしっかりとついて行けたんだ。エッヘン!(笑)

多くの女性はたいがいが胸式呼吸だそう。

腹式呼吸と胸式呼吸では何が違うのか?(ちょっと調べてみた)

呼吸法では、大きく「腹式呼吸」と「胸式呼吸」の2つに分類される。

吐く息に重点を置き、お腹まわりの筋肉を動かして副交感神経を刺激する腹式呼吸に対し、肋骨を広げて胸に空気を取り入れるのが胸式呼吸。

このように吸う息に重点を置くことで交感神経が刺激されるのだそうだ。

ここで腹式呼吸のやり方を載せておく。

腹式呼吸のやり方→https://www.med.or.jp/komichi/holiday/sports_02_pop.html(日本医師会)

腹式呼吸のポイント

背筋を伸ばして、鼻からゆっくり息を吸い込む。このとき、丹田(おへその下)に空気を溜めていくイメージでお腹をふくらませる。
つぎに、口からゆっくり息を吐き出す。お腹をへこましながら、からだの中の悪いものをすべて出しきるように、そして、吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐くのがポイント。
回数は1日5回くらいから始め、慣れたら10~20回が基本だが、その日の体調に合わせて、無理なく楽しみながらやるのが望ましい。(日本医師会)

資料の羅列になってしまうのだが、今回学んだポーズも含まれる、ヨガの基本ポーズ24選もリンクする。

ヨガのポーズ一覧24選→https://soelu.com/articles/?p=1632

興味のある方は是非、ご覧ください!

念願だった「ヨガを始めた」という話。

今後の予定は、基本のポーズを教わったので、仕事の無い日にはしっかりと予習かねて自宅レッスンをする。そして、月2回のレッスンにはできるかぎり参加したい。

いくら、体に良いことでも無理な予定になってしまえば続かないもの。本末転倒にならない、生活スタイルに落とし込めそうな「のんびりヨガ」だ。

それでは、また!

★2024年7月12日更新 『BRAND ブランド 「自分の価値」を見つける48の心得』元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄・著(アスコム)【仕事・ブランド訴求する意味】

【ブログ新規追加1060回】

『BRAND ブランド 「自分の価値」を見つける48の心得』元スターバックスコーヒージャパンCEO 岩田松雄・著(アスコム)

窓辺の書斎ができた。

夫が買ってくれた名書をさっそく一冊紹介しよう。

ビジネス書籍だが、何だか「じんわりとする話」が随所に書かれていて、すてきな著者だな・・・というのが選書にした理由。

(そのすてきな話は、ぜひ、本書でお読みくださいね)

簡単レビュー

「自分の強みがわからない」
「自分には個性がない」
「自分には誇れるものがない」
そんな「自分探し」に答えを出す方法がここにある。

なぜ、宣伝しないスターバックスが、
「一流ブランド」として人々に認知されたのか。

日本のスターバックスのブランディングを
見事に成功させた元CEOが、
その秘密を明かしながら、
あなた個人の「自分ブランド」を
築くための心得を伝える。

それは、「あなたの価値」とは何か? を
見つける旅でもあるのだ。

本書でお伝えする48のヒントは、
「どう生きるか」「どう働くか」という迷いを断ち切り、
就職、転職、仕事選びなど人生のさまざまな場面で
自分らしく歩むきっかけになるはず。

※本書は、2013年8月に弊社より刊行された『ブランド 元スターバックスCEOが教える「自分ブランド」を築く48の心得』を改題し、加筆・修正した。

             ★    

TOPの写真は紹介書籍と、わたしの書斎(PC2台、後に1台と植物の棚)

2枚目は、夫の書斎(Macをはじめとする数々のPCや周辺機器。いわゆるドッキングステーションとなっている)

ドッキングステーション関連の資料→https://www.lifehacker.jp/article/2307-lht-monitor-stand-and-docking-station/?fbclid

息子の転居に伴う、大幅な家の模様替えはゆうに3週間を擁した。

この8年間に溜まった不要な物を全部片づけて、すべての持ち物の一元化に務めてきた。

物はすぐに溜まってしまうもの。何がどこにあるか?さえわかれば、探す手間が省けるだけでなく、せっかくの空スペースをデッドスペースにすることもない。

わたしの書斎を作ってくれた夫には大・大感謝しているよ(笑)

何しろ、窓辺にゆったりとしたPCデスク、デスクの棚には小さな観葉植物が色々。すぐ横にはベッド。

そして、部屋には限りなく物を減らし、深いブルーの畳カーペットを敷きつめた。

本当に心安らぐスペースを頂いたんだ。

やはり、いい仕事をするためには、いい生活スタイルを手に入れるのが一番!

今日もいい仕事をするために早起き(だいたい4時半~5時起床)

そして、この書斎スペースで、ゆっくりと一日のスケジュールを確認しながら、新聞や新刊本を読書。

ああ~至福じゃ(笑)

そうそう、今日紹介した『BRAND 自分の価値を見つける48の心得』では、「自分探し」の答えが見つかる!「どう生きるか」「どう働くか」の迷いが消える一冊よ。

現在、書店では平積み絶賛発売中。

では、また!

★2025年7月7日更新 ナンバープレートの可愛さに地元愛を感じた日【暮らし・ご当地一番】

【ブログ新規追加1058回】

ずっと、懸案だった二台のバイクの処遇。

やっと、今日一台を廃車して、あと一台を名義変更できた。

廃車は夫所有ので、名義変更車は「息子所有から夫所有へ」というめんどくさい!事務手続き。こういう事って、ついつい後回しになりやすいもんよね。

しかし!今日こそは、何とか処理をすすめたくて、仕事を調整して時間を作り、夫と共にわりと近所のバイクショップへ駆け込んだ。

バイクショップのご主人は、「廃車は役所でやってるから。生活課へ行って!」と。「名義変更はショップでもできるけれど、バイクのメンテとかと合わせてね・・・」と。

そうか。メンテしないとすぐにやってもらえないんだ、がっかり(泣)

ま、色々と状況が聞けて有難かった。(やっぱりWEBに頼ってばかりじゃダメよね)と、人智のありがたみをヒシヒシと感じた。

で、午後一番に夫が市役所に問い合わせると、わりと近所の出張所でできるのがわかった。

さっそく出向き小一時間ほどで、二台のバイクの処理(廃車・名義変更)ができた。

しかも、地元愛が詰まった可愛いナンバープレートを用意して頂いたんだ。

カラープレートの内容は「高尾山・もみじ・京王線・文字で(世界に誇る高尾山)」と。

これが地元愛でなくてなんだろう!!と、生まれてから現在までずっと、この町に住み続けているわたし。かなり嬉しいプレゼントとなった。

しかも、手続きもこんなに簡単だったなんて(笑)

すべて無料だし!すごいよね。

バイクショップに言われた「メンテと一緒に」という意味が飲み込めたんだ。だって、商売だものね(笑)

話は変わり、昨日思い付きで地元駅前をパノラマで撮った。帰りの夕焼けも。

わたしの住む町は文部科学省唱歌であり童謡「ゆうやけこやけ」の生まれた地だ。

参考資料→https://www.townnews.co.jp/0305/2019/01/01/462854.html(タウンニュース)

夕方18時半ごろ。

子どものころから、この町のゆうやけに育てられてきたと言っても、過言ではないくらいに美しい。

というわけで、地元愛の詰まった話を書いた。

それでは、また!

こぼれ話

7月6日、「BE-PAL」8月号に5月のキャンプイベント集合写真(向かって右の2列目に写っていた)紙面を飾った(笑)

恥ずかしいので雑誌広告だけ載せておこう。

ちなみに、特集は「海キャン」で付録はMOSS TENTSというテントメーカーの「ステンレスドリッパー」よ。

怒涛の上半期終了~下半期、何に本気出す?~雑感をまとめる【仕事&暮らしのカスタマイズ】

【ブログ新規追加1057回】

2023年の上半期が終わった。

一つ目は、念願だった仕事の大成→現在、良好な売り場となりホッとしている。

二つ目は市民活動に参加→プロボノワーカーとして、市民活動支援センター主催「HP講座・全2回」の企画と運営に関わった。

6月18日、7月2日と2回の講座も6人のワーカーがそれぞれ出し合った企画を元に支援センターメンバーの尽力により、13団体様にHP作成の推進ができた。結果、8団体様が自らHP作成に着手。

聞き取り調査を繰り返し、NPO活動の細部まで共有させて頂き、わたし個人でも新たな人脈拡大にも繋がった。

3つ目は息子の結婚→5月6月と2ヵ月間、頭の中は息子一色だった。

6月17日、新居へ引っ越し。7月1日、お嫁さんの実家にご挨拶で一旦終了となった。今では二人の幸せを案じるだけの暮らし。

と、これだけ書き出してみても、仕事と家族と第三の場所での活動に柱が立っていたのだ。

本気出すしかなかった上半期(笑)

さて、下半期は何に本気を出そうか?

今、7月に入ってゆるやかに仕事をしつつ、漠然と考えはじめている。

そうそう、以前のブログに「仕事として小さな起業(ひとり起業やNPO)のお手伝いがしたい」という記事を書いた記憶がある。

書いておけば、ずっと忘れていてもいつか叶うんだよね。

ま、とりあえず、上半期の思い出を肴に下半期に思いを馳せる7月になろうかと。

まだまだ何が飛び出すかわからない毎日でありたい。

その「何か」を仕込むために、きっちりとブログを書いている。

~書いておけば、いつか叶うのがブログの醍醐味~

では、また!

ワインの世界を楽しむためにWEB講座を受けて~グローバルワインエデュケーション【暮らし・ワインを極める】

【ブログ新規追加1052回】

6月中旬から、WEBワイン講座なるものを拝聴し始めた。

息子の結婚や己の仕事の進捗と展望、夫と共にこれからの暮らし方など、一切の変化に対応してきた今「心を落ち着け、考えをまとめ、新しいことにも向き合う元気を注入できる」のが、わたしにとっての「ワイン」の立ち位置なのだ。

世界の無数に存在するワインの中から、本当に美味しいワインを見つけ出す楽しみや、さらに深いワインの蘊蓄を身に着けたくてWEB講座を始めた。

アメリカ西海岸はナパバレーのカベルネが好きで、カリフォルニアワイン協会の会員でもあるわたし。

家の壁には、ナパのワイン分布地図を貼っている。同じ地図のクリアファイルも持ち歩いて、退屈な会議の時にはずっと眺めてるほど(笑)

ナパ以外では、ざっくりとスペインや南アフリカ、そしてフランスはボルドーの濃いワインが好みだ。

以前、書いた「カリフォルニアワイン協会について」の記事を載せておこう。

きのこ料理とブティックワイン

カルフォルニアワインの旅、産地マップ。

きのこ類の軽いクリームスープ エリタージュ風
 マッシュルームとセーブをバターで炒め、ゆっくりと煮だして濾したものに、生クリームを加えて火にかけ塩で味つけをし、再び濾してスープを作る。さらに別に炒めておいたジロル、しめじ、トリュフなどのきのこ類をパイで包み、オーブンで焼いた物を加える。パイ皮を割るとプーンときのこの香りが口いっぱいに広がる。
  料理小説「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」 村上龍・著(集英社)

 10月12日、以前から申し込んでおいたイベント、「カリフォルニアワイン グランド テイスティング」に出席した。カリフォルニアワイン協会の会員になってはじめてのバイヤーズデーの参加で、なんかもう楽しみで仕方がなかった。



 朝からしっかりと仕事をしたあと、午後4時には渋谷のセルリアンタワー東急ホテルに着いた。午後5時からのテイスティングのため、しばし体を休めようと早めに到着したのだ。仕事半分という事でもあったが、今年2回めのハイヒールを履いて気合もたっぷり・・・(笑)

 今回の出展社は57社、600品が試飲できる!でも少し味見をしたらボウルに捨てる。そのうち日本の会社は10社に満たない。ほとんどがアメリカ西海岸からの出展だ。

 私のお目当ては単一で一切混ぜ物のないもの~サンフランシスコ近郊のソノマ、ナパ、モントレーの3箇所のブティックワイナリーのバリウェタルワインの味をみることだ。別にソムリエールを目指すわけでもなく、ワインの品種に詳しいわけでもない。現在の自分の味覚に合った好きな味に出会えたらいい。ただそれだけ。

セルリアンタワー③
 かって最先端のIT基地でもあった、セルリアンタワー内が今回の会場。

わたしは33年前、サンフランシスコで出会ったカリフォルニアワインの味や香りに感動し、未だ思い出すほどに気に入っている。イタリアやスペイン産もかなり好きだが、なんといっても全く悪酔いしない爽やかな酸味と、割とどんな食事にも合ってしまうことがカリフォルニアワインの好きなところ。ワインを目的に、今一度、アメリカ西海岸の旅には行ってみたいし、まだまだ興味は尽きない。



 今回は、ブティックワイン(個人のワイナリーや個人商店)のものを中心に味わってみた。ブティックワインはほとんどが通販や個人輸入の代理店を通して販売している。価格も大体¥8000~10000台のものが大多数。普段では到底口にすることはない希少性の高いものも多く、約600名の参加者でごった返すなか、わたしはどんどんとナパのワインセレクトを試飲していった。



 会場内はワインビジネスの可能性を求める人々で賑わっていた。

 ブティックワインはおもに、ナパバレーで作っている農家が多く、手始めに¥18,000のものからアプローチした。ソノマモントレーと何軒ものブティックワインを試飲するのだが、手元にはグラスとiPhoneとを持ち、写真を撮ったりチーズやパンのおつまみを食べながら、ワイナリーの生産農家の話をじっくり聞く。代理店の契約の仕方や、それぞれワインに合う料理の話など諸々仕入れたりと結構忙しい。

 何万円もする本場のワインをたくさん賞味でき、旅の話や仕事の話などもできるなんて、もうほんとに最高!会場の中では、英語のディスカッションがあちこちから漏れ聞こえてくる。英語で取引する人たちも多く、英語のリズミカルな会話が、ほんのりと酔った体に心地よく響く。

 だいたい30分間飲んだら、少々レストルームのソファで休み、また参戦する。これを3回やってから、最後に気に入ったブティックワインのテーブルへ行き、もう一回飲んで味の良さを共有して終わった。いつまでもだらだら飲んでいるのは野暮。1人参加なのでなおさらだ。早めにスッキリと退散した。
 ところで、今回試飲した中で気に入ったのはこれ!

・ナパバレーモカルトワインズのピーコック・ファミリー・ビンヤード
 (これは1本¥20,000!)
もう一種類、
・ナパ、オフイスUSのシャルドネ
 (唯一飲んだ白ワイン 1本¥8,000)

 この2種類の代理店と話込み、ワイナリーのご家族の話や代理店をもし起業するならなどのテーマで色々話が弾むなか、いつでもナパやシスコのオフイスに尋ねて来て下さいね!と名刺交換でき、充実した試飲会となった。





 ナパヴァレー等のブティックワイン産地カタログ

帰りの電車では停電事故の影響もあり激込みだったが、気分が悪くはならなかったし次の朝も2日酔いなどは全くなかった。やはり、不純物の少ない高品質なワインは体に優しいものなのだろう。素晴らしく楽しい大人のいい時間を過ごせた。
 いつもの生活では、気に入ったワインに、きのこやりんごをバターで炒めて、しょう油を少々。これにパンとチーズがあればそれだけでわたしは幸せ。
・・・でも、当分は健康を考えて休肝日と行こうかな?(笑)

                ★

 梅雨の鬱々とした天気にも、スッキリとしたスパークリングワインとかがよく合う。

良く晴れた暑い日には🍺を。天気に合わせたお酒選びも楽しいものよね。

それでは、また!

こぼれ話

このセミナーの翌年、ナパ・ソノマの葡萄畑が大火災に見舞われた。

もう、残念で残念で。

土壌がだめになったら、あの葡萄はもう栽培できない!

たくさんの名酒が幻となってしまう・・・。

しかし、明るい復興の記事もあったのでここにリンク。

ナパ・ソノマは燃え尽きていない」https://forbesjapan.com/articles/detail/20851

       

★2024年6月21日更新 夏至~ここ数日の近況。【暮らし・夏至を楽しむ】

【ブログ新規追加1051回】

6月21日。

今日は「夏至」何の日かザッとまとめてみよう。

今日は2023年の夏至になるとともに、二十四節気が夏至の期間に入った。

今日が一番昼の時間が長くて、夜が短い日になる。

夏至は今日一日を指すとともに太陽が夏至に到達する瞬間だ。

今年の夏至の瞬間はなんと23時57分!一日の終わりギリギリに夏至に到達する。

「夏至」という言葉一つでも、二十四節気の夏至の期間は14日間あるが、

「夏至」という日程は1日、さらに夏至の瞬間は一瞬だ。

同じ夏至でも、期間から見れば2週間あり、実際の夏至入る日は今日だけで、しかも一瞬に夏至になるのだ。なんだか神秘ねえ(笑)

ちなみに今日の日の出の時刻は、北海道の札幌では午前3時45分なのに対して

東京は4時24分と約30分遅く、那覇に至っては5時36分となり、札幌とは1時間半以上も違う。

小さな島国の日本も実に広大だってわけね。

で、夏至に食べるといい食物は「たこ」「カレー」などが浮かぶけれど、今日何を食べる?

ちなみに、わが家では「夏至」という短い夜を楽しむために、ワインとチャミスル(韓国焼酎)を用意している。

おつまみは、たこじゃなくてポテトフライを揚げて、ニラと鶏ささみの炒めものと小松菜の黒胡麻あえ、ぐらいかな。要するに何でもいいの(笑)

夏至に食する食べ物記事はこちら→https://mama.chintaistyle.jp/article/summer-solstice-food/?fbclid=IwAR1PDNYEI3SK(夏至に食べるといい食物9選

夜が短いんだから、ばばっと風呂入って、食べて、飲んで、ぐっすり寝る(笑)

このところの梅雨の中休みでだいぶ、体も疲れてきた感じがする。早寝推進しようっと。

               ☆彡

6月17日に息子を送り出して、わが家では空いた部屋と、これまでの部屋の総入れ替え的な「全室模様替え」を続けている。今日で実に5日目!

息子たちのように、何もない部屋に真新しい家具や道具を入れるのは、採寸と買い物が大変だが実際は容易いもの。

一方で、住みながらの部屋の模様替えは家具の移動やこれまで使い続けてきた物を取り換えるので、めちゃくちゃ大変だ。

6月に入ってから、息子に頼まれた物を買うついでに、模様替え蒔に取り替えたいベッドマットシーツやジュータン、フロアマット、ラグ、椅子カバー、その他様々、結構な買い物をし続けていたんだ。

で、始めたら、もう大変!本の山とゴミの山で足の踏み場もない状態。やっと昨晩からお互いにスッキリと眠れる状態に片付いた。

でもさ、きれいな敷物って本当にしあわせな気分になるよね。

サイズ合わせに「あーだ、こーだ」と、頭を悩ませつつも、何とか終わりが見えてきた今回の大模様替え作戦!

17日、アースレッドを炊いてそこから5日間、仕事はしつつも、夢中で部屋の模様替えに取り組んだ。

きれいな書斎を作ってもらったので、今はそこでブログを書いている。

キッチンテーブルライターは卒業したわ。今度こそ!(笑)

というわけで、「家中の模様替えをやっていた」という話。

では、また!

贈り物の話【暮らし・入籍祝い】

【ブログ新規追加1050回】

息子夫婦の新居への引っ越しも無事終わった。

6月17日に家を出て駅まで送って行った時、息子がふっとこんなことを言った。

「4月29日から今日まで、すべてのことがあまりに順調過ぎてこわい。何かこれから悪いことが起こるんじゃないかと、内心ちょっと不安だ」と。

わたしは運転しながら、「そうね。ほんとうにあっという間に結婚しちゃったもんね」

で、励ますつもりで「これまでの二人のつきあい方や仕事の仕方、生き方が全部後押ししてのことでしょう!不安になるのもわかるけど、絶対大丈夫!胸を張って行きなさい!」と、はっぱをかけて送り出した。

今回の結婚の内容を以前、ざっと、まとめてきたけど、もうひとつ書き残しておきたいエピソードがある。

息子夫婦は、どちらも一人っ子だ。我が家では次男を亡くしている理由で一人っ子だけれど、どんどん人の輪の中で、伸び伸び育った。

入籍の件は両家にとって、めちゃくちゃ大事な案件だとずっと思い込んでいたが、息子は「我が家にお嫁に来てもらうから。本人はOKで、あちらのご両親からも了解頂いた」と。

そして、支度金などもなし。

わたし達夫婦は、ずっと入籍の時に何か「心に残るお祝い」を渡してあげたい!と、考え続けてきた。

息子には実印を作って贈った(我が家の名前はPCでも出てこない文字を使っているから)

夫が「じゃあ、彼女にも実印でいいんじゃない?」と言っていたんで息子に伝えると、「もう、自分で作ったらしいよ・・・」と、とても仕事が早くてこのプランは撃沈(笑)

しばらくふりだしに戻って、祝いの品を考え続けていたら、ふっと思い出した件があった。

わたしが30代後半に入った頃、夫の母(広島)から、「女性の厄年(37歳の)には、何か長い物(アクセサリー)を身につけて厄を払うといい」と、ブラックパールを贈ってくれたの。

そして、同じ頃にわたしの母(東京)も白本真珠をわたしに贈ってくれた。

こうして、二人の母から頂いた本真珠が二本。

この、一本を入籍のお祝いにしよう!と、心に決めた。

入籍の報告に来てくれた先週のこと。

うやうやしく白本真珠を渡したら、ぱあ~っと輝く笑顔で「綺麗です!本当にいいんですか?」と、超嬉しそうだ。

そこで、二本の本真珠の「話」を話した。

少し重たい話なのと、新品を用意したわけじゃないことで、わたしも若干躊躇した。

しかし、息子と二人で「家宝にします。次にも引き継いで行きます!」と、嬉しい返答がもらえて、大いに盛り上がった入籍祝いができた。

新しくはないけれど、事前に真珠専門ジュエリーで、紐の直しや留め具の磨きなど、手入れをバッチリとして、最高に綺麗な状態で渡すことができたのも良かったんだと思う。

本真珠の実力を発揮した贈り物となった。

豪華ではないが精一杯、心を込めた「贈り物」を用意したという話。

では、また!

自己否定する人の特徴~脳にも特有の思考がある!~3つの脳の思考をひも解く【健康・脳の持つ思考クセ】

【ブログ新規追加1048回】

否定脳、レシピ脳、許可脳(勝間和代氏提唱)ってご存知?

脳には、独特な(自分にとって都合の良い)考え方をして自分を守る癖があるのだそうだ。

この3つは何かというと、「不調な人・困っている人・伸び悩んでいる人」に共通する症状だ。

それでは、ひとつ、ひとつ説明してみよう。

否定脳→とりあえず、「できないいいわけを考える」「できない理由を考える」「人のチャレンジもできない面ばかり探す」等を思考する。

レシピ脳→試行錯誤を忌避し、なるべく「一発でうまくいく」「料理のレシピのような方法論」ばかりを思考する。すべてのものに求める傾向が強い。

許可脳→自分の行動について、「誰かの許可が欲しい」特に、リスクが高いことについては、誰かがやっていいと言わない限り「やりたくない」し、また、やって失敗したときにはその「人のせいにしたい.」という思考のクセ。

この3つの症状はなぜおきるのか?どのように克服できるのか?そして可能性を見いだし、正しい試行錯誤を行い、この3つの症状に悩んでいる方が、楽しく効率的に生きられる手法を模索中だという勝間和代氏の記事を読んだ。(近しい記事を見つけたので参考として載せておく↓)

参考資料→https://toyokeizai.net/articles/-/605534(脳の活動低下を招く「自己否定」をする人の特徴 東洋経済オンラインより

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先週のこと。

ずうっと、コロナで会えなかった「ある人」の「脳思考のクセ」のことを語ろう。

その人はわたしとほぼ同じ年。モデルのような肢体を持ち、見た目もとっても素敵ないわゆる「おしゃれ番長」的な存在だ。

元々持っている爽やかな雰囲気も手伝って、誰もが彼女と仲良くなりたがっているようにさえ見える。

その日、わたしも彼女に会って目くばせを受け、すぐさま挨拶をして「久しぶり!」とお互いに声を掛け合った。

そして、そのまま彼女はわたしに向かって「髪切った?」と聞くので「うん、そう」とだけ答えた。

わたしとしては、別に髪を切ったことだけでは「話題性はない」と思い、別の話を持ち出した。

そのわたしに、彼女は「それは後でいいや!」と、一刀両断!!

わたしは、わけのわからない切り替えしを受け、バッサリと雑談を切り落とされてしまった。

そうそう!、このバッサリ感!彼女が持つ特有の「あなたの話の興味はないのよね」という感覚。

見た目の包容力がありそうな素敵さとは、まったく別の一種残酷な感じ。いつだって、こうした受け答えをされてきたことを、すっかり忘れていた!

バカだな・・・わたし。

冒頭に挙げた3つの脳でいうところの「許可脳」に支配されていたのが、手に取るようにわかる(泣)

自分の知りたいことだけを求める彼女は、人の話を聞かない(言い過ぎかも・笑)

こういった、ある意味、他人を過小評価しがちなタイプである「否定脳」が全面にある人には、自分から問題提起をしない方が場が荒立たないようだ。

来月も会うかもしれないので、気をつけようっと。

否定脳、レシピ脳、許可脳が自分の中に自動的に起こっていないか?

一度、見直してみるのもいい。

頭がすっきりして、自分のことがもっと信頼できるようになるはずよ。

ではまた!

【お知らせ】次回のブログ更新は6月18日(日)の予定。

今後ともよろしくお願いいたします。