★2025年9月24日更新 ブログの記事数を減らしてもPVを上げる方法ある?~記事の質を上げましょう  【紙上講座・ブログ運営術】

【ブログ更新135回】

ブログを始めてみたけど、記事数ってどのくらいがいいの?

こんなことを聞かれたことがありました。

で、今回はブログの適切な記事数と考え方の話をしていきます。

【もくじ】

● ブログ歴5年目のわたしの記事数に対する考え方

● 毎日更新をするのなら、必ずゴールを決めておくのがベター

● あまり読まれなかった記事はどうするのがいいか?救済策も考えた

● ブログ歴5年目のわたしの記事数に対する考え方

ブログって書くたびに新しい情報で新規作成するものだと、考えてなかなか手が出なかった・・・という人は多いんじゃないでしょうか。

実は、わたしもつい最近まで完全にそう、思い込んでいました・笑

しかもですよ!一度公開した記事を加筆・修正するのもいかがなもの?なんて考えていました。

また、わたしは記事数を増やすことや、毎日更新に一切こだわっては来ませんでした。

巷のブログ記事やSNS関連記事では、なぜだか「毎日更新」が囁かれて、それを修行僧のようにやり切ることで、次の景色が現われるのをひたすら待つ・・・という現象があるのも事実です。

「500記事になりました!」「仕事依頼がこないかな」「有名になりたい」とか。願望が膨らみ続けますよね。

ブログ運営を5年以上継続してきたわたしとしては、別段、記事数にこだわりがあるわけじゃなくて、ひたすら、頭の中のさまざまなことがらについて、文章で言語化する行為にハマったんですよ。

初めは週3回で、次は2本のブログでそれぞれ週2回(合計4回)そして、今年の5月からは毎日更新を初めてやってみました。

毎回、もう、楽しくて、楽しくて、特にWordpress移行してからは、独自のスタイルを作る楽しみも加わって、さらにハマり具合も加速気味です。

ただ、今回、記事数が134記事を超えたところで、ハタっと?立ち止まった瞬間がありました。この4連休に。

わたしの書き方は「常に今のことがらに注目する」今の新鮮な話題を取り上げることが一番正しくて、それを読者の方々も求めているであろうと、ずっと思い込んでいました。

要するに固定観念に縛られていたんです。

しかし、ちょっと見方を変えてみたくなった。女心と秋の空・笑

今まで、夢中で書き綴ってきた134記事をすべてGoogleアナリティクスの数値で見比べてみたんです。

そうしたら、記事によってかなりのバラつきがあることがわかりました。傾向がわかったともいえますね。

それを元にして検索順位の高かった記事、ベスト30記事を抜粋して、今の旬な情報も入れながら再投稿しようと考えて昨日から始めています。

正確にいうと、あまり読まれなかった記事はもうそのまま。

反対に良く読まれた、キーワード検索された回数が多かった記事を改良することで、さらに、最強な記事に生まれ変わることが可能だってことに気づいたんです。

もちろん、新規投稿もしていきますよ。今日みたいに。

ただ、半年に一回程度の、記事の補強月間のようなものがあればいいと思いマス。

● 毎日更新をするのなら、必ずゴールを決めておくのがベター

毎日更新もいいけど、やっぱり、ゴールを決めて書くほうが結果は出やすいもの。例えば、

① ブログ初心者→まず100記事目指してみる→目的は執筆の上達と読者の確保。

② ブログ中級者→広告を取得してブログを飾ることから収益を得る方向でも良いし、書くことに精進するという方向でも良い→目的はブログ継続のための方向づけ→いづれにしても、書き続ける体力が必要です。

ただ、やみくもに書き続けていても、内容が薄かったり、内容の重複が多かったりすれば、読者はすぐに離れてしまいます。

わたしは、ブログに限らずどんなことでも継続が命だという信条があります。

継続は力なり」誰でも知っている格言ですよね。

継続が進んでいて、力がついて来た時に外の世界が気づいて、拾ってくれると本気で思っています。

継続がされていないのに、たまたま外の世界に見つかってしまった(急激なPV数を稼ぐとか)

という幸運の裏側には、筋力が足りず継続がままならないというような悲劇が待っているもの。

地道にこつこつ、だんだんPV数を上げて行く、これが一番の近道かもしれません。

● あまり読まれなかった記事はどうするのがいいか?救済策も考えた

最近知ったこと。

Googleは質の高い記事が多いブログを、ドメインでチェックして、検索順位をコントロールしていると言われてるようです。

そこで、質の高い記事とは?考えてみた結果、

① アクセスが多いこと

② 情報量が多すぎず、すくなすぎず、適切であること(長すぎない)

③ 定期的に更新されて、常に最新であること

この3つの視点からわかることは、古くなった記事自体が読まれることは極めて少ない。

ごくたまに読みに来てくれたとしても、読者にとって、有益な情報ではなく、かえってブログのアクセスアップに悪影響を与えるのではないかと、考えました。

また、記事数ばかりが増えてしまったブログは管理も大変になります。

ある程度増えたところで、重複ぎみの記事はひとつにまとめるなど、対策が必要です。わたしもWordpressに乗り換えたのは、ひとつにまとめて、ブログのスリムアップを図りたかったのが一番の理由でした。

まとめ

今回の提案では、ブログは記事数を増やすことに血道を上げても仕方がないというお伝えでした。

なぜなら、ブログの性質上、「読者にとって問題解決になる有益な情報」が一番大事だから。

大好きな文筆でも、誰にも読まれないような自己満足に陥らないように、生き生きとブログ運営をして行きたいものです。

スリムで内容のある有益なブログって素敵🎶

※ 今回の写真は、2017年8月に香港で撮りました。

★2024年9月20日更新 読書と芸術の秋到来!芸術本の紹介~アート思考とデザイン思考の違いも学ぶ【書評・文化】

【ブログ更新134回】

〇〇の秋は多々あるけど、今回は堂々、芸術の秋への挑戦をする。しかも、読書で!心を動かす芸術本の解説をしよう。

● アートのすすめ 秋元 康・著(美術出版社)

あの、名クリエイター秋元 康氏が、その時々で刺激を受けてきた著名な俳優、女優、歌手、画家、各界評論家など全29人の老若男女とのデートを実現させてきた。

その場所はすべて美術館だ。秋元康氏が選びセッティングする気合の入ったデートとなった。

先日、わたしも訪れたばかりの「東京都庭園美術館」にも(故)川島なお美さんとデートされていた。

まったく知らない美術館施設も多く、改めて行きたくなったところはインスタグラムのフォローをしたり、WEBで現在の状況などを確かめてあっという間に数時間が経ってしまった。

旅読本ともいえるね。

10月のGOTOキャンペーンにも使えそうな施設も多い。

● 秋元氏が一貫して読者に「伝えよう」としていることとは

まず、ひとつに「ものごとはシンプルに考える」ことだと。次いで、「偶然は必然」であるものだそう。

そして、デートのお相手を想像して、「ストーリーを追うこと」が最大の楽しみ。

さらに、「ストーリーを作り上げる」過程をこよなく愛するという名クリエイターの言葉には、端的で一切無駄のない思考の持ち主だと脱帽したのだ。

で、最後に、これだけは言っておきたいことは「わが道をゆく」ことだと。

  • シンプルに考える
  • 偶然は必然
  • ストーリーを追え
  • 作り上げる
  • わが道を行く

秋元 康氏の思考が散らばった素晴らしい本。自分の思考の刷新をしたい!なんていう場合もいい教科書になるだろう。

また、日本中の素敵極まりない美術館でのデート対談はことのほか素晴らしい。

● デザイン思考とアート思考の違いを改めて書き出してみた

秋ならではの「ニンジンと豆腐のスープ」

デザイン思考とアート思考。この二つはよく比較されるものだ。

近年イノベーションの手法として注目を集めているデザイン思考デザイン思考とは、利用者を深く理解することにより、利用者の潜在的な課題にアプローチし、解決策を生み出す思考法。

一方の、アート思考は、自分を起点に、価値観の再定義を繰り返しながら、自分なりの答えを描き出す、よりクリエイター色の出やすい思考法だ。要するにセンスのアップグレードが狙いだ。

より鮮明な考え方になるが、デザイン思考では、基本的にものごとの道筋さえ、しっかりと導ければ、誰でも同じ結論にたどりつけるという思考法。

たとえば、水道の蛇口をひねると水が出る→水を止めるのも蛇口を回すという一連の動作にデザイン思考はふんだんに含まれている。

暮らしや生きるための知恵や常識となる考え方。

一方、アート思考は徹底的にものごとの「違い」を作り出す思考法。アーティストといわれる人は、常に他人とは違うデザインや切り口で作品を創作している。

さらに、芸術といわれる作品の解釈は、観る人にゆだねられているものだ。だから、一つとして同じものはない。

ここで言えることは、アート思考では「同じ」を増やさず、「違い」を増やす思考法なのだ。

この誰でもたどれる道筋も、同じを増やさない考え方も、人間が生きやすくすることに重要な役目があるのだそうだ。

違いを知ることは、知識の泉を何倍にもしてくれる。

最後に紹介したい本をもう一冊。

閉塞感を打ち破る自分起点の思考法

建築士→アート研究者→大企業での新規事業立ち上げ→起業家
様々な領域を行き来し試行錯誤を重ねた著者。


答えのない時代を生き抜くための1つの答えにたどりついた。

それが、アート・シンキング

なぜいまビジネスにも人生にも「アート」が求められているのか?

アートに精通し、ビジネスの現場にアーティストの思考を取り入れる話題の一書だ。

【お知らせ】

9月21~22日はブログメンテナンスのため、お休みします。再開の時にはどうぞ、よろしくお願いいたします。Miiko



★2025年9月191日更新 国勢調査はスル―せずにしっかり回答する~これまでの調査年の振り返りもしてみた 【暮らし・国勢調査エッセイ】

【ブログ更新132回】

● 国勢調査はちゃんとやる!

一昨日、国勢調査の用紙が届いた。

すぐに夫が、「自分でやる?」と、聞いて来たので、

「やらない」と言い返し、一瞬で夫の担当になった。

今回は、時代の変化でネットでの回答を優先して欲しいという但し書きが封筒に書かれていた。

「へえ~~ネットでできるの」と思うも、いつも疲れているわたしにとっては、かなりめんどくさい。

やっぱり、パスだわ。

でも、以前聞いた話では、この調査を無視せずにしっかりと回答しておかないと、現在の国の情報が掬い上げられないのだそう。

だから、面倒でもちゃんとするべきなものなのだ・笑

国勢調査とは・・・国勢調査とは、生活環境の改善や防災計画など、皆さまの生活に欠かせない様々な施策に役立てられる大切な調査です。 ご自宅に調査書類が届きましたら、ご回答をお願いいたします。 (国勢調査公式HPより)

● 今までの国勢調査の年、どうしていた?

6回前(30年分)までの年を書き出してみた。わたしが何歳だったか?誰も興味もないだろうし、どーでもいいから抜かしておく。その頃にあった出来事だけ書いてみよう。

2015年・・・5年前。ブログを始めた年。絶対に忘れない。

2010年・・・10年前。40代で今の出版営業職が爆楽しくなった頃。息子の就活応援頑張っていたな。

2005年・・・15年前。ピアノ教師をしながら、平坦な日々にモヤモヤしていた頃。夫はITエンジニアで最高潮な時代。

2000年・・・20年前。ここではちょっと書けない我が家の一大事があった年。

1995年・・・25年前。バブルが1991年終焉でも、残り香で大型車に乗り、可愛い持ち家で小学生中心のピアノ教室を主宰していた。いわゆる「奥様」風・笑

1990年・・・30年前。● 最後に

最近ハマっているOKストアの焼き立てカットpizza

単なる国勢調査だけれど、これを肴にして家族の歴史を皆なで語りあったり、自分史を書くなりすると面白いかも。

実は今週、何人ものブロガーさんが、この調査のことを書き、皆さん振り返りをなさっていたんで、わたしも!と、真似てみたってわけ。

国勢調査の記憶自体は毎回ほとんどなくて、事務的にわたしが片づけてきた感じ。

次回の国勢調査の時にはもう、今の家にはいない気がするし、色々きっと変化しているはずだ。

わたしは目標100歳まで生きたいから、あと何回この調査が受けられるのか。

振り返る年がどんどん増えて思い出だらけになっているのだろうな。

人生の上で、決まった義務であり大切な国勢調査。

★2024年9月18日更新 わたしが旅を完全に止めている理由~身近な自然が充分に癒しを与えてくれたから 【写真・エッセイ】

【ブログ更新131回】

● 新内閣スタートへ~一庶民の思いは

東京都庭園美術館

16日、菅新首相率いる新しい内閣がスタートした。

菅首相と河野行革相、スタートダッシュが凄い。
河野首相への「つなぎ」かと思ったけど、かなり本格的政権になるのではないか。

期待も高まる。

確かに、党3役の平均年齢は70代を越えているわけだし、内閣でも60代が花盛り。普通だったら仕事の中心に座る椅子はまったくないだろう。

しかし、圧倒的な熱量と確固たる信念さえあれば、椅子は用意されるんだと今回の首相交代劇ではシンプルにそう思った。

外交など難しい案件、基本的に考えに合わない思考の解決には、他協力者=ブレインの頭脳を使い切る意思の表れを首相表明から感じた。

東京都庭園美術館

かの、スペインの巨匠ピカソは、生涯の作品数がダントツだ。先日にその作品の数を日数で紹介する記事があったので上げてみる。

ピカソの作業量

生涯作品数147,800点(92歳で死亡)

1年での生産数:1,630件(15万点 ÷ 92歳 )

1日での生産数:4.5件(1,630点 ÷ 365日)

これがギネス記録に登録されている。一日の作業量が凄い。

熱量の高さは生きる力に相当する。菅さんの熱量の高さに圧倒された昨日だったが、世界の巨匠も黙々とコツコツと己の世界を積み上げていたのだ。

こういった、事例は本当に毎日を駆動させ、やる気を出させる力となるね。

凄い。

わたしも本業でも、プログラミングでも勉強につぐ勉強が続いている。

もう、ついていけない!とか全く感じはしないが、身体はとても正直。大量の情報でパンパンになった頭や身体を休めるには最低一日の休養が必要だ。

ただ、本気で思うことは、自分ごとにせよ、菅新内閣にせよ、新しいスタートを切った体制には一緒に大いに波乗りをしたい。

全力で仕事と向き合う者には称賛とエールを送りたい。また、自分にあっては直感や気づきを最重要にして行動して行きたいと考えた。

変化はチャンス

● 旅をしなくても大丈夫だった2020年~10月解禁のこれからについて

東京都庭園美術館・新館

この10月より、東京都も県外への脱出と県外からの受け入れを戻す方向。

で、わたしもまず、10月はじめには近県の以前から行きたかった所へ。

しかし、長い旅や遠方への旅もいまのところ一つも予定はしていない。

ここまで長い期間、どこにも行かないのは初めてかもしれない。

なぜ旅をしなくなったのか。

最初は新型コロナウイルスの影響を見ていたというのが正直なところだ。だいたいにして仕事も完全休養になってしまったのだから、旅気分ではなかった。

特に、3月からの感染自粛モードに4月7日の緊急事態宣言。世の中の騒ぎの大きさに当然、引きこもるしかない選択種の無さだった。

ところが、仕事もできず、旅もできずの引きこもりにも慣れてきた一か月後の5月。

すごく心地よい毎日が送れていることに気がついた。

毎日新しいブログに執筆をして、軽い散歩や運動をして、たまに自然の豊かな溪谷や公園に行く。三食身体に負担の少ない料理を作って食べて、夜も早めに就寝。

これで、心身共に健康にならないはずはない。

自然との調和を崩した警告の発令が新型コロナウイルスの正体。

だとすればもう、今までとは違う時代に入ったことをしっかりと受け入れて、目の前の問題からどんどん手をつけて行こう。

自分が新しくなるのだから、負荷はかかって当然だろう。

先延ばしや後回しは、体力の落ちた頃そのつけが回り回ってくるものだ。

だから、冒頭の熱量の話ではないが、スタートダッシュを一緒にしようではないか!

こんな風に感じて一気に書いた。

これも熱量・笑

2025年9月17日更新 秋の彼岸を迎える前に~より自分らしく生きるための時間術を持とう 【暮らし・時間術】

【ブログ更新130回】

● 秋の本質は夏で疲労した身体を冬への体制に整える大事な時期本意

 やっと9月も中旬に差し掛かったところ。

今日は、タスクをこなし、休養のために家仕事に切り替えた。

わたしと言えば、8の月終わりから、秋の花粉症が始まっていて、朝晩と強烈なくしゃみと鼻水の応酬に苦戦する毎日だ。例年、彼岸ぐらいまではこういった症状が続く。

気をつけたいのが、くしゃみでの骨折とかで、肋骨をやっちゃわないようにするなど、毎日忙しくしているとふっと、鎖骨の下あたりに痛みが走る。

こんな時は要注意。疲労が溜まっているサインだ。休むことが長続きできる最大の方法だから、恒例の10時間睡眠も連休には取り入れよう。

● 秋のことわざ「天高く 馬肥ゆる秋」の意味

 秋のことわざといえばなんといっても「天高く 馬肥ゆる秋」。

その意味は「食べ過ぎ注意」じゃない・笑

気象的錯覚と軍事的警句の複合だそうだ。

「馬肥ゆる秋」は軍事的警句で、「秋になると肥えた馬や収穫物を狙って、北方から匈奴が攻めてくるぞ!」という。中国 前漢の時代、つまり2100年前の言葉。

そして、天高く」は一種の錯覚。

秋は必ずしも晴天率が高いわけでない。

しかし、巻雲(すじ雲)や巻積雲(うろこ雲、いわし雲、さば雲)、高積雲(ひつじ雲)など高層(5000m以上)の雲が発生する。

それが「空が高い」という錯覚を生むのだ。

空の高さは、空が決めるのではなく、雲が決めていた

また、気温からくる体感で面白い現象がある。

 秋彼岸の頃、わたし達は「もう涼しくなって暑くはない」と感じる。

最高気温が25℃で春より10℃以上も高く、最低気温は18℃で春の最高気温より高いというのにだ。

それは、真夏の暑さを身体が覚えていて、それよりはずうっと涼しいと思う、気持ちの問題なのだ。

 真の「体感」温度は(気温や湿度・風速だけでなく)、「それまでの慣れ」からも来るということなのだろう。

体感とは面白いものだね。

● 秋は涼しさを味方につけて、豊かな時間を過ごそう

暑い!暑い!と言っている間にもう、今年ものこすところ4か月を切った。

時間が逃げ去っていくように「忙しい」「時間が足りない」と感じている人は、少なくないのではないかと思うこの頃。

ここで、時間のもつ領域の表を上げてみた。

いったい、どんなことがらで時間に追われているのか?を深掘りするためにこの4領域を使って判別してみることから始めよう。

第三や第四領域の入ることがらが、自分の時間を食いつぶす時間泥棒だったら、今すぐに、きっぱりと手放すのがいい。

ストレスや虚無感から自分を救い出す究極の方法だと考える。

時間マトリックス

(某ビジネス系記事より引用)

書店の店頭でもWEBのビジネス記事でも時間活用術やタイムマネジメントの本や記事は未だに花盛りだ。

それだけ、時間に関する興味と、時間の有効活用、もっと有意義な時間を生み出したいなどの要求が高いのだろう。

大体共通しているポイントは、「やることを書き出して明確化する」「優先順位を付ける」など。

ただ漠然と思いつくままに仕事や勉強をこなすだけでは時間を浪費するばかりだ。やることを具体的に「優先順位をもって見える化」すると、忘れていた、忘れたかった(笑)課題や問題の解決法がおのずと見えてくる。

● 重要なことでも短時間でやりとげられる方法がある。それは?


 もう1つのポイントとして「短い空き時間や朝の時間をもっと活用する」なんていうのも、当たり前に言われ続けてることだ。

1分〜3分のほんのわずかな時間でも何か習い事や有益なことに使うことができるが、中でも語学の修得や楽器のおさらいなど実践を伴う事柄が一番合っていると思う。

時間は過ぎ去っていくもの。やった!出来た!という達成感をもって自分が満足行く日常が過ごせれば、時間革命はどんどん進むだろう。


 多分にして思うことは、ものすごく重要な決めごとでも、実際には短時間で物事は決められる

たくさんの時間が必要だという思い込みが、やること、やりたいこと、やらねばならないことを先延ばしにしているだけなのだ。

「誰しも、自分の人生は、自分の理想のように創りだすことができる」
自分らしい人生を創るために大切なこと 経沢香保子・著 より

この通りで、本当に重要なことを手中に納める唯一の方法は「今、すぐやる!」たった、これだけなのだ。

今回は、秋の時間を自分らしく使い、願った通りの自分になるという提案だ。

美味しい食べ物と有意義な時間をどうぞ。

★2024年9月16日更新 アールデコ建築「東京都庭園美術館」と緑の庭園を訪ねる 【写真で綴る旅・沿線探訪】

【ブログ更新129回】

オンラインミーティングを離れて、久しぶりの出社日。品川はいつもよりビジネスマンが少ない。やはり皆、リモートワークなんだろうな、とか思いつつ、出勤。

夕方4時まで集中して会議に参加。久しぶりで膨大な情報共有に頭が沸騰した。

旧パシフィックホテル・品川グース

裏手の新高輪プリンスは1982年に高輪ゴルフセンター(現在の品川プリンスホテルの施設とは異なる)の跡地に新高輪プリンスホテルとして開業した。

今では東京の中でも歴史が深く、とても美しいホテルとして名高い高輪プリンス。客室をメインに望遠で撮ってみた。

新高輪プリンスホテル 客室

設計は建築家村野藤吾が手掛けた。なお建物はホテルとして採算が取れなかった場合、賃貸アパートとして使用されることを前提に設計された。

会議終了後、急いで目黒に行き、今までなかなか行けなかったアールデコの美しい美術館「東京都庭園美術館」に足を運んだ。

●アール・デコとは

1925年にパリで開かれた装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された。

1900年様式とも言われるアールヌーボーから25年経って、この博覧会で世界の建築様式は大きな節目を迎える。

例えば植物の自由な曲線のモチーフで構成されたアールヌーボに対して、定規で引いたような直線、コンパスで描いたような円や円弧、連続模様の幾何学文様がアール・デコの基本路線だ。

初期にはフランスの芸術家たちによる高価な工芸的制作が主流であったが、アール・デコは小さな香水瓶からポスター・服飾・摩天楼建築まで広い分野の現象として、都市の大衆に消費されながら、アメリカや西欧諸国・アジアにまで波及していった。

パリ生まれの形は特にアメリカニューヨークへ渡り、富と技術をふんだんに使って様式として上り詰めることとなる。

クライスラービルやロックフェラーセンター、エンパイアステートビルにこの様式が使用されたことがきっかけだった。

建築設計データ

建築設計は宮内省内匠寮(担当技師は権藤要吉)である。

内装基本設計はフランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパン が担当している。

夏の余韻のむし暑さが残る夕方。美術館前の車止めには2台のミストシャワーが設置されている。その下を潜ると、なんと爽快な気分!

閉館までの時間を緑豊かな庭園で小休止したくて予定していたのだ。今の時期だけに見られる緑豊かな芝生の庭園にどうしても行きたかった。

ベンチでは夕方の黄昏時におしゃべりを楽しむ人や芝生で寝転びパソコンで仕事をする青年。

若い女性たちはこの白亜の館の前で記念撮影をしていた。

● アール・デコ建築が堪能できる場所

玄関

東京庭園美術館は、戦前にパリに遊学された朝香宮夫妻の旧邸宅。1933(昭和8)年に建てられ、1983(昭和58)年に美術館として開館したそうだ。

ガラスレリーフ扉は、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品。

基本、館内は撮影禁止と知っていたので、今回は庭園側の外から中のシャンデリアなどを撮影してきた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回、一番の目当てだった日本庭園。これから紅葉の時期には相当の人が来園されるだろうから、あえて紅葉は避け、古民家と池の周りを散策した。

夕方5時過ぎの庭園は靜かで、仕事で沸騰した頭を冷やしたり、新しいことを思考するのにぴったりなところ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

東京の美しい庭園を紹介した。これから紅葉の時期、コロナ禍でもあるが一度足を運んでみて頂きたい。

東京都庭園美術館 データ


東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
※庭園のみ公開の期間は、旧朝香宮邸(本館)と新館には入れません。

入館料:展覧会によって異なる。
庭園入場料:一般200円、大学生(専修・各種専門学校含む)160円、中・高校生・65歳以上100円

★2025年9月15日更新 仕事やライフワークでの痛みや苦しみは飛躍的に成長を促すから逃げない 【仕事・成長論】

【ブログ更新128回】

● 今の自分がどういった成長路線にいるのか、という判断をする方法とは

自分のビジネスや発信活動がうまくいっているのかどうか。

たとえば、このブログは4か月が経ったけど人気になっているのかどうか。

毎日更新しているけれど長続きするかどうか。

こういったことがらは、自分をどこまで深く掘り下げていけるかにかかっている。

また、希望的観測や妄想はせず、具体的な数値でしっかりと捉える。これはとても勇気のいる判断でもある。

わたしだって、数値にビビる時もあるし。疲れていたり弱っている時には、自分のやっている行動の深堀りはできない。

しかし、この深堀りという思考法というか一種の「作業」は、物凄く大事なものなのだ。

なぜかというと深堀りとは自分が何に興味・関心があって、それは一体どうしてなのか、そのあたりがハッキリしていれば、自分の専門性をブレずに追求していく道筋ができるからだ。

あまりにも当たり前で、シンプルだが、多分、こういうところに成功や成長の鍵があるのだと感じている。

ただ、深堀りの質がすべてを左右する。

秋の涼しさが思考を助ける素晴らしい季節到来。ぜひ、さまざまな角度で自分の深堀りをしてみるとよい。

● もう一歩踏み込んだ思考についての話

わたしは、人の苦しみ、痛み、苦みを伴う記事や作品、文章になるだけ触れないようにしてきたし、今でもそうしている。

自分がどう思われているのか、とかもエゴサーチなどはまったくしない。それは、人の痛みや苦しみ、妬みや誹りをわざわざ、自分の思考の中に刻む必要はないから。

一度、刻んでしまうとなかなかそういったマイナス思考が消えない状態が続く。今でも、本当に読まなかったほうが良かった本など無数に存在する。

わたしの興味のほこ先がこんな残酷な物語を引き出したと、信じられない気分になった作品「カラ―パープル」原作、アリス・ウオーカ―(アメリカ作品)を紹介する。

【映画 カラーパープル 概要】

1985年アメリカ映画。アリス・ウォーカーのピュリツアー賞受賞作となった同名小説をスティーヴン・スピルバーグが映画化したヒューマンドラマ。

20世紀前半を舞台に、父により引き裂かれ数奇な運命を歩んだ黒人姉妹の40年を描がく。大人になった主人公セリーはウーピー・ゴールドバーグが演じて話題となった。

【カラーパープル・ 書籍からのミニレビュー】

1909年、アメリカ・テネシー州の田舎町。

14歳の少女セリーは父から性的暴力(近親相姦)を受け、望まぬ妊娠をする。

やがてセリーは女の子を出産するが、セリーは我が子を一度も抱くことなく父は赤ん坊を他の家に売り飛ばしてしまう。

しかも、実の父の子どもを2度も産む羽目となる。地獄の少女時代。

ここまでの間にも、物語の中では信じられない壮絶な親子関係が4姉妹にはずっと続く。朝から晩まで過酷な労働と父親からの暴行。

父親との間に生まれてしまった子どもを森に捨てる鬼父と、夫の非道を見て見ぬふりを続ける母親。4姉妹はまさに奴隷だった。

夫の娘たちに対する性的暴力に、衝撃を受けたセリーの母は病気で、程なく亡くなり、父は新しく若い妻を迎える。

1916年。成人した主人公セリーは精神的にも強くなり、黒人女性の人権に目覚めて行く姿は印象的だ。

黒人男性は白人から差別され、黒人女性は白人と黒人男性からもひどい差別を受けていた。

長い歴史の上で、黒人女性には生きる権利すら成し得ない、奴隷として生きるために生まれてくるのだ。

という物語だ。ただ、一筋の光は、主人公が自分の環境に悲観せず、母親のような傍観者にはならない!と立ち上げる強気な女性像で描かれていたことだ。

しかし、読んでしまったわたしは、しばらくこの物語が頭から離れず、苦しんだ。

あまりに、壮絶な内容だったからだ。

先日もあるサイトで、子どもを産むことを諦めた・・・という記事があった。しかも、実話であるその話は途中から、サブスクリプション(有料記事)となっていた。

自分の重大事をこんな形で売るのか?

書き手の精神が病んでいるようにも思えた。

しかし、その記事に興味を持って買ってくれた人が、記事を売った彼女の本心や、なぜ諦めたのかなど、気持ちを共有されることで彼女はきっと癒されるのだと、思い直した。

苦しい、痛い、辛い、逃げたいは、誰にでもある、一種の成長路線そのものだ。それをどう受け止めて、どう乗り越え、今後の仕事やライフワークに活かすかは人それぞれ。

これを書きながら、本当に「人」って奥深い生き物だなと、感じた。

こういった、目を覆いたくなるようなことがらにライフテーマが眠っている可能性があるものなのだ。

ライフテーマとは、人生の目的にも通ずるものであり、一生をかけて向き合っていく課題やテーマみたいなもの

ライフテーマにフルコミットしているうちに、本業の仕事になったという話もわりと聞く。

だからこそ、追及していくのもいいのかもしれない。

でも、ビビりのわたしには、ちょっと無理・笑

ブログを書くと面白いことに出会える~毎日に意味を持たせるブログ運用方法 【紙上講座・ブログ運用論】

【ブログ更新127回】

● ブログの作成とノートに記述、いずれも記録が主な目的

私は、小学生の頃からノートの作り方に興味を持っていた。

中学生になった時は予習、復習を毎日の習慣にして、学校には厚手のレポート用紙1冊だけを持って行き、そこにもう、雑然と習ったすべての事をどんどん書き溜めて行く。

そして家に帰ってからの復習時間にノートの整理をしていた。

見開き左側に授業の内容、右側には予習分と質問などを書き込んでいた。

このノートを作るようになってから、取りこぼしのない毎日が、こんなにも充実するのだと身に染みて実感したのだ。

ノートの運用に目覚めた、家での置きノート作成の思い出。

ノートの正しい取り方を教えては貰わなかったし、先生のノートを見せてもらう事もなかったから、自分で考えるしかなかった。

しかし、ノートを書いている時間が、素晴らしく楽しい!って事だけはずっと頭の中に残っていた。

5年前からブログを書くようになって、改めてノートの強烈な存在を思い出したのだので書いてみた。

ただ、そのノートも今では必要最低限度に留まっている。なぜなら、ほとんどの人がそうであるように、WEBメディアへの書き込みやコミュニケーションが莫大に増えたから。

もう、昔のように何でも手書きで!という感覚には戻れない。しかし、手書きの良さは物忘れの防止、脳の活性化など、無限にある。

まだまだ、見捨ててはならないと感じる。

● 紙情報、取っておく?WEBで充分だから紙は捨てるのか?

数年前に、あるコミュニティで、ミニコミ誌を出したい!という提案が出た。

提案主いわく、サロン告知を紙でしたいと・・・。

すでにWEBでクローズドのサロンが始まっていた頃。わたしはとっさに、もう、フライヤーとかって要らないんじゃない?って思った。

けど、デザインがしたかった彼女に、要らない!とかは言わなかった。しかし、時代の空気が要らない方向に向かって結果、ミニコミ誌やお知らせフライヤーは作成しなかった。

時代はどんどん、SNSを使ってのコミニュケーションが第一になって、紙の情報は取り残されている現在だ。

紙の告知が無くなればいいとは思わない。しかし、使われる場所が急速に激減したことを無視できないだけだ。

モノの定めを受け入れて、見つめ続けて行こうと思う。

● 旅の記録はブログが最適な理由

わたしごとだが、長年、旅行が趣味で、旅先の資料がスーパーの袋にどん溜まっていた。

何だかワケがわからなる前に、昔みたいにノートに旅日記をつけよう!と考えていた。

だが、丁度ブログを始めたことで、旅先の写真や出会ったモノ・コトのまとめ、感想や経費などありとあらゆる事を書き出してみた。

しかもSNSで共有できるとあって、人に読んでもらえるように、編集し、わずかな編集力もついて一石二鳥であった。

ノートに書いたり、ブログに書いたりしなければ、旅行先のお寺や歴史的文化などに興味を持てなかっただろう。

それが、ノートやブログに書きだしたとたん、興味の泉が滾々と湧き出てくるのだ。

同じ費用をかけて、同じ旅程で旅をするのなら、ノートを書いたり、ブログを書く方が何十倍も楽しめるってことだね

● ブログ作成の勧め~ブログはオワコンじゃない最強説

旅のブログ、ノンジャンルのブログ、趣味のブログ、仕事以外のブログ、などがあれば楽しい。

稼ぐ事を第一目的にはせず、頭の中の整理や将来への展望の書き出し、人生の記録などが第一目的のブログ作成。

まず、非公開でいい。どんどん、書き進めていけばよい。

ブログサービスも検討して使いやすく、毎日がワクワクする、書く楽しみを存分に味わう、ブログ作成をぜひおススメする。

また、ブログではなく、各種SNSに投稿する事をメインにして記録する場合は、せっかく書いたことがバラバラでなかなか、思うようにサイト面が整わないと漏れ聞く。

それは、思いつくたびに投稿という「つぶやき」に惑わされているのだ。

そんな場合は、投稿がどんどん流れて行ってしまうから、欲しい時に引き出せないし、まず、手元に残しておきにくい。

有益な主張を投稿するなら、こんなやり方はどだろうか。

SNSを良好に運用する方法としては、マイクロブログ(Twitterなら140字めいっぱい書く)それぞれのSNSの使用に従い、アルバムにして記録を残しておく事が最適な手立て。

毎日の投稿にをふったり、タイトルをつけたり、写真を必ずつけて内容の補強をすることで、SNSが、小さなブログスタイルに変わる

読者を惹きつける工夫のひとつ。

こういった、ミニ編集を続けることで、面倒がなく自然にブログ運営に進んでも行けるだろう。

●まとめ

ブログを書く効用をつらつらとお伝えしてきた。紙に代わる記録のWEBメディアを使いこなさない手はない。

ネタは、平凡な毎日に溢れかえっている。どこをどう、切り取って書くかは自由なこと。そこに個性が発揮される。

今、すぐしたいことを書くように習慣化されると、暇を持て余すなんて事はまったくなくなるだろう。

PCでもスマホでも、手書きのノートでも、何でもOKのブログ&ノート生活で毎日の「やった!感」という充実を積み上げよう!

※ わたしのブログでは、より良い書籍の紹介とブログ啓蒙を中心に運営している。ブログを始めるにあたり簡単なチェックなども、ブログ内の紙上講座に連載しているので、興味のある方はぜひ!どうぞ。

関連リンク先→紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第4回 ブログまわりの事に強くなろう!(ブログ立ち上げ10のチェックリストあり) https://www.aylife.site/post-765

~ブログやノートを書く事で普通の一日に意味が生まれる~

森を愛する心~都立公園/花摘みボランティアに行く~休日の小さな奉仕活動 【写真で綴る旅・花摘みボランティア】

【ブログ更新126回】

朝、一番で近所の都立小宮公園へ、花摘みボランティアをやりに行ってきた。

雑木林ホール

雨上がりで広大な花畑は多少のぬかるみがある中、早朝から公園の施設管理や清掃の方々が、リヤカーを横に置いて、夏花をどんどん抜く作業をされていた。

花摘みボランティアとは、このある程度終わった花の根っこを抜くのが一番の目的。

ただ、昨日の雨の後で、施設の方は「痛んでいないきれいなお花だけ摘んでくださいね」とハサミと公園管理の腕章を預かっていざ!花摘みへ。

今回摘める花はキバナコスモスのみ。雨でほとんどの苗が枯れてしまっていたが、若干新しい苗のコーナーを見つけて小躍りする。

さっそく、10本のきれいな花枝とつぼみの多いところを摘ませてもらう。花摘みは朝のきれいな空気をいっぱいに吸い込み、ただただ無心に花を見つめられる最高の体験。

花摘みは30分で終わり

しかも、ボランティアなので参加すると、とても喜んで頂ける。そして、こちらはすぐ家に帰って、コップなんかに活けて眺める・・・なんと充実した休みだろうって・笑

もちろん、カメラ持参で、今日もカメラ修行が進んだ・嬉しい。

持ち帰り用に包んだ

こういった、都立公園では、様々なイベントが季節折々で開催されてきたが、新型コロナの影響ですべてのイベントは中止された。

トレッキングと植物の写真を撮ることが一番の趣味のわたしは、本当に残念でならなかった。しかし、こうやって少しでも自然の中でボランティアできるという幸せがあった。

今はもう、公園内の森も、秋の花(葛、萩、ゲンノショウコ、ナンバンギセル、アキノタムラソウ、オミナエシ、オヤマボクチ、ツリフネソウ)などが見られる。

また、野菊の種類も多い。代表的なのは(ユウガギク、カントウヨメナ、ノコンギク、シラヤマギク)など。

秋ならではのどんぐりもたくさん落ちていた(クヌギ、シラカシ、アラカシ、コナラ、マテバイ、スダジイ)など。

さらに、今日はきのこも発見(マツオウジ、ナラタケ、ナラタケモドキ、ハナオチバタケ、シロオニタケ、ヒトヨタケ)など。※ 絶対に採ってはいけないし、食べてはならない・危険。

野鳥や湧き水、古池には数々の両生類が棲息している。ハクビシン、狸などの小動物も。

丘陵の麓に住み、野鳥の鳴き声で目覚める暮らしももう6年。

森や湖と共存するフィンランドやスウェーデンなど北欧風の暮らし方が気に入っているから、少しマネして暮らしを楽しんでいる。

エコや福祉でよく知られた国スウェーデンでは、仕事で疲れた体は森へ行って癒す。自然を大切にしながらシンプルに暮らす人の多い国。生活雑貨やデザインも可愛い。

いつかは、日本から一番近いヨーロッパの北欧に行きたい。まあ、それまでは近所の自然を満喫してゆとりのある暮らしをしていこう。

今では動植物と共存する靜かな暮らしがことごとく気に入っている。

★2025年9月12日更新 読書の秋「運命の一冊」を探す旅~読書で人生は変えられる 【書評・自己啓発】

【ブログ更新125回】

● さまざまな人生問題の95%以上は本で解決できる

今の現状に満足している人はほとんどいない。

もっと、収入があれば・・・

もっと、やりたいことがあるし、天職をみつけたい・・・

もっと、家族や同僚・友達との関係もよくしたい・・・

このもっともっともっと・・・の希望はいくらでも上げられるし、キリがないだろう。

このもっとを解決する唯一の方法は読書だ。今、もやもやする生活から速攻で脱出するには読書をおススメする。

なぜなら、「本」の世界は驚くほど深淵なもの。この世のありとあらゆる問題を解決できるのではないだろうか?

この「本」で、さまざまな問題を解決できる!論は精神科医/樺沢紫苑氏の論説だ。しかも氏、曰く95%にも及ぶのだそうだ。

驚き。

自分の頭でいくら状況を打開しようと首をひねっても、それには、今までの蓄積が足りてなければ、すぐに限界値が見えてしまうもの。

わたしも経験豊富な人を頼る場面がないわけではないが、大抵のことは「本」で解決できてきた。

それは、人の知恵と本の知恵を掛け合わせて問題解決を続けてきたともいえる。

たった1500円前後の本に何千、いいや、何万という人たちの経験や事例、失敗した、上手く行ったなど、いくらでもお手本例を引き出せるものだからだ。

先人の知恵は本屋に行けばいくらでも売っているのよ・笑

ただ、フロー情報という新しい流れてしまうものはネット検索など、いわゆる一次情報で充分かもしれない。

しかし、手元にストックして置きたい知識や先人の知恵は、本でしっかりと押さえておきたいものだ。

● 知識の貯蓄してる?

お金の貯蓄ならどんな人でも興味津々で、話を聞くだろうが、いざ、知識の貯蓄って?はて?と、首をひねるだろう。

ここでいう、知識の貯蓄の源もやはり「本」だ。数々の困難も、本の知恵の貯蓄で乗り越えて来れたと自負している。

今まで、相当の数の「本」を読み続けてきて、「本」のあれこれを詰め込んだ特化ブログを継続中。

わたしのやりたいことはこれだったんだと「本」が教えてくれた。

わたしの知識の貯蓄法3選

① 純粋に今の仕事に活かせる本を選ぶ。(仕事が変われば読む本も変わる)

② 物語や小説の類(これは、文体の好み、趣味し好に準じている。わたしは片岡義男氏&村上春樹氏&村上龍氏の作品は、表面的にはほぼ読み尽くしてきた。けっして男性的思考ではないが)

③ 運命の一冊 (文字通り、己の人生を変えた!揺るがす!一冊。人により複数冊ある場合もあり)

と、こんな3つの「本」から得る知識の貯蓄を、かれこれ40年近く重ねてきた。

この3つにすべてが収まっているとは、自分で書いてみて驚きだ。

● わたしの「運命の一冊」

さて、わたしの運命の一冊を紹介しよう。

さあ、才能(自分)に目覚めよう

コロナ禍で不安定な今だからこそ、自分を知ろう

【書籍概要】

累計96万部突破。

隠れた才能を開花させるための戦略やアイデア、ヒントが満載!

あなたは毎日、最も得意な仕事をする機会に恵まれているか?

全世界で2,351万人が活用したストレングスファインダー考案。

ウェブテストで、あなたの強みを「見える化」しよう。

巻末にストレングスファインダーテストコードが添付されている。

このコードを使って、あなた個人の強みを知る事ができる。

それは、一つではなく、多角的に強みを導いてくれる優れたテストなのだ。

人生で、様々なテストを受けてきたであろうが、自分の強みを知るテストはほとんどの人は受けてはいない。

であれば、今すぐにでも自分の強みを知って、仕事や家庭、人間関係などに活かしてみてはいかがだろうか?

毎日、自分の強みを使うチャンスがあるだろうか。おそらくないだろう。

多くの場合、才能は未開発のままだ。ゆりかごから職場まで、私たちは強みを伸ばすよりも欠点を直すために多くの時間を割いている。


人が才能や強みなど「その人の良いところ」を見出すには、まず、それらについて自分自身やまわりの人たちに説明できるように「言語化」する必要がある。

2001年に出版し、人々が持つ「34の資質」を明らかにした『さあ、才能に目覚めよう』は国内で累計50万部のベストセラーとなり、世界中で話題となった。

あなたの強みを「見える化」してくれるツール〈ストレングス・ファインダー〉を使って「トップ5の資質」を発見した人の数はいまや数百万人に及ぶ。

著者について

トム・ラス
優れたビジネス思想家であり、ベストセラー作家のひとり。

著書に、本書のリーダーシップ編にあたる『ストレングス・リーダーシップ』や、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストで第1位を獲得した『心のなかの幸福のバケツ』(いずれも共著、日本経済新聞出版社)、『幸福の習慣』(共著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがある。

ミシガン大学とペンシルベニア大学で学位を取得。現在はワシントンDCで家族と暮らす。

● なぜ、「運命の一冊」なのか

なぜ、わたしの運命の一冊になったなのか。それは12年前の脳出血発病後、退院し家に帰った時のこと.。

これから、この麻痺がある身体と共に、一生、どうやって生きていけばいいのか?すべての仕事にどうやって戻るか?一日中うなされるように考え続けていた。

その時、本棚に倒れる前に買っていた、「さあ、才能に目覚めよう」が目に入ったのだ。ピン!ときて、もう、貪るように読んだ。

そこには、数々の困難を独自の方法で乗り越えた人達のレポート集が載っていたのだ。

そのレポートの中に、ひとりの弁護士(男性・40代)がいた。

彼は、ある日突然脳の病気で倒れた。症状はわたしとよく似ていて、運よく命は取り留めたっものの、重度の言語障害を患ってしまう。50音の「か」行が発音できず全滅だったと。

その後、燃えるような激しいリハビリを自分に課して、見事、法廷の現場に弁護士として戻る。

彼の言語障害の克服方法は「すべての言葉をゆっくりと話す」これだけだった。そして、その後、彼はすべての弁護で勝訴を勝ち取るのだった。

1音1音ゆっくりと話すことで勝訴できる!言語障害をどう克服するかがすべての課題だったわたしは、一筋の光明を見出したのだ。

彼独自のスピーキングで、身振り手振りを入れながら、向き合う相手に真摯な言葉かけをしていったそうだ。

その姿に周りは感動する。話を聞き逃さないようにしながら一生懸命聞いてくれるのだ。

こういった、周りを巻き込みながら、自分の主張を伝えていく過程は、その後のわたしの大きな礎となった。

わたしは、この方法を自分の仕事復活の第一に応用しようと決め、その日から彼の取り組んだ方法を日本語に変換して、まず、50音をひとつ、ひとつ、ゆっくりと大きな声で発音することから始めた。

猛然とというか狂ったように、一日何時間も言葉を紡ぐ練習をした。

現実に弁護士が職場に戻っている!と。この事実に圧倒されたし、希望の未来を描けるようにわたし自身が生まれ変われたのだ。

そして、彼の体験を信じて圧倒的に練習に取り組むことで、会社との約束であった6ヶ月後に営業に復帰できた。

たった一冊の「運命の本」との出会いで、わたしの人生は開かれた。

やはり事実に勝るものはない。「事実は小説よりも奇なり」だと。また、ネットとは違う本の持つ信憑性の高さにも評価がなされるものだ。

さて、この秋、新たな運命の一冊を探す旅をはじめよう。