★2024年1月15日更新 蝋梅「ロウバイ」~厳冬を彩る黄色い梅林を見に行く/ 東京都町田市・忠生公園蝋梅苑にて(ボタニカル・ライフ①) 【植物・冬の植物】

【ブログ新規追加243回】

1月、一番に咲く花の色は黄色だそう。

日本水仙や早いところでは菜の花、もう少しすれば、福寿草など。見るだけで元気をもらえる黄色い花。

2021年は、毎月、美しい季節の樹々や山野草をこの植物コーナーで紹介していこう。

1回めは、香りと色が素晴らしい春一番の梅「蝋梅」

黄色い花の代表は、この植物ではないだろうか。

蝋梅「ロウバイ」と呼ばれる、まるで蝋燭みたいに、薄い乳黄色の梅。今日はその中でも、最も黄色い「「満月ロウバイ」を中心に蝋梅の林を訪ねてきた。

ここ、町田市忠生公園は、仕事先の目と鼻の先。今日は、昨日とうって変わってとても寒かった。

曇天の中、約30分ほど、蝋梅の林で写真を撮り続けた。

蝋梅は、独特の香りがすごく強い。

寒気が山肌を覆う早春、ロウバイの芳香が漂ってくるとホッとした。

2年ぶりの訪問で、ああ~帰ってきた・・・という気分が高まった。

人を幸福にしてくれる香り。

甘くフルーティで、微かに石鹸のような清潔感がある香りは春の予感さえ醸し出す。

さて、蝋梅の林をご覧ください。


蝋梅の簡単まとめ

冬のため花の少ない時期だが、暖かい太陽のもと散策するのもいいものだ。(今日はあいにくのお天気・泣)

ロウバイの花は小さな花だが、逆光のなかで観察すると花弁が透けて、とても綺麗に感じるもの。

花の由来は唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。

別の説では花被片が蝋細工のようであったことからそう呼ばれる。

中国原産で早春に芳香のある黄色い花を咲かせる。「ろう梅」と書きますがウメと違ってバラ科ではなく、ロウパイ科という小さな科に含まれる。

ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。

1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木である。

ロウバイの基本種は、花びら(花被片)は黄色で内側の花びらは暗紫色。
また、花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。

よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。また、初夏に咲く同じロウバイ科のクロバナロウバイがある。
WEB記事より

東京都町田市・忠生公園(蝋梅苑)→https://www.townnews.co.jp/0304/2019/01/17/465448.html



蝋梅苑(ろうばいえん)には、現在、見頃のソシンロウバイやマンゲツロウバイなどが約84本近く植えられている。

ロウ細工の質感を思わす花からは、ほのかな甘い香りが漂う。

どこか懐かしい香りに包まれて幸せ感、倍増よ(笑)

“★2024年1月15日更新 蝋梅「ロウバイ」~厳冬を彩る黄色い梅林を見に行く/ 東京都町田市・忠生公園蝋梅苑にて(ボタニカル・ライフ①) 【植物・冬の植物】” への3件の返信

  1. 「臘梅の 香り薫や 時雨空」 清流
     蝋梅は旧暦12月の別名「朧月」(ろうげつ)に咲くことから名付けられた、という説があります。蠟梅の句には芥川竜之介もしぐれ空を読んだ句が有名ですね。

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