暮らしにデザインを~IKEAを取り入れる【暮らし・生活デザイン】

【ブログ新規追加984回】

IKEA立川という北欧雑貨・家具のショッピングセンターへは、3か月に1度は行っている。

中央線で仕事の日。IKEAに一番近いビルで仕事を終えたら、徒歩でゆっくりとIKEAに向かう。

国立市では食品の「KINOKUNIYA」がやはり仕事先の近所だったり、挙げればいっぱいショッピングの誘惑候補先が仕事の延長上にはある(笑)

で、IKEAだが、あの広~~~~~い店内の中を目を輝かせながら、でっかいIKEAブランドの袋に欲しい商品をどんどん入れている人達を目撃する。

ああ~、わたしはああはなれないな・・・と、いつも、ちょっとため息が出ちゃう。

だって、せっかく行ったのだからと、いらない物を増やすつもりもないし、IKEAに行く目的は「50円ソフトクリーム」だったり「80円ベジホットドッグ」だったりするしね(食べ物ばっかり・笑)

しかも、季節ごとに無料で開催される、「小さなクラフト(工作)セミナー」に参加するとか(IKEA会員限定でメールで案内が来る)、買い物の目的に乏しいんだよね。

でも、わざわざIKEAに行って、IKEAの黄色い買い物袋にこまごまとした生活用品を、いっぱい袋に詰め込んで買い物をする人たちの姿を見るにつけ「日本人の価値観もずいぶん変わったんだろうなあ」と、感じてもいる。

スタイリッシュな買い物をするのがレジャーとして成り立つんだもの。

以前、北欧食器・雑貨ブランドの「マリメッコ」社員の書いた記事の中に、「北欧を含むヨーロッパの多くの人たちは、日本人とはお金の使い方が違う」という記事を読んだ。

何がそれほど日本人と違うのか?といえば、ヨーロッパの人たちは「家具・旅行・コンサート・美術(見たり・買ったり)」に多くの出費をするのだと。末永く使える家具を購入し、代々受け継ぐとか。

一方の日本の人たちのお金の使い方は「洋服・バッグ・外食」この3点に多く出費するのだと!

本当?

確かに90年代まではそういう価値観だったかも。

しかし、今や日本でも個人の時代全盛で、以前のように、「皆が持っているから・・・欲しい!」で、服やバッグを買うなんてナンセンス(古い言葉・笑)な時代になった。

だから、IKEAや会員制のCOSTCOなどが生き残ってこれたんだろう。

また、家具を買うことは「新しい経験」を買うものなんだろう。

例えば、インテリアのイメージを変えて、かける音楽を変えて、食べる物を変えるというは「真新しい自分を買う」ようなものだと思うのだ。

新しい洋服やバッグは外向きの自分を変えるだけだけれど、住まう空間をデザインすることって、大きなスケールで「自分の人生を変えて行ける」のかもしれない。

来月、誕生日前にIKEAに行って北欧テイストの布地やミートボールやナッツのチョコレートを買ってこよう。(食器などの重たい物は別の季節に車で仕入れに行く)

ま、暮らしをデザインするには、「どんな所で、どんな物を仕入れてくるか?」にかかっているわけで、仕事のついでに行ける北欧のショッピングセンターはまだまだわたしにとっては、ワクワクが尽きない場所なのよ。

気持ちがスタイリッシュになるショッピングセンターの話。

では、また!

“暮らしにデザインを~IKEAを取り入れる【暮らし・生活デザイン】” への2件の返信

  1. 「コロナ中 盆梅一鉢 癒しかな」 清流子
    コロナが治まり切らないなか、春の装いとしての紅と白の対になった梅は、清々しくて心が洗われる。手元に一鉢あるだけで気が落ち着いてきて癒される。人に譬えると、いつ何時でも対話できる友人と同じでなおさらだ。そんな存在は有難い。

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