★2025年6月25日更新 禁句を決めている理由~それは言葉の持つ力を信じているから【仕事・言葉の作用】

【ブログ新規追加756回】

わたしは、ずいぶんとから日常的に使ってはいけない言葉を決めてきた。

いわゆる「禁句」というやつだ。

例えば、「疲れた」これは、もっとも使ってはいけないマイナスな言葉だと、心底思っているがついつい口走っちゃう。

ちっとも習慣化できない禁句のひとつ。

よく頑張った・・・みたいな活動を讃え励ます言葉はOKだけれど、「よく頑張ったけど疲れた」という言い方は自分にも他人にもしたくないのだ。

「疲れた」と言った瞬間に、もうひとりの自分が「だったらやらなけりゃいいじゃん!」とか突っ込まれそうだし(笑)

無意識に口走ったあとは、軽く反省する。もう、使わないように意識を改めるために反省するのだ。

一方で、絶対に使わないと決めて、本当に使わなくなった言葉がある。

それは「できない」「ダメだ」「でも」「だって」「どうせ」など。

なぜ、使わないのか?

それは、「人は使っている言葉に無意識に引っ張られているから」だ。

「どうせ無理」とか言おうものなら、「どうせ無理」というマインドが心と身体に染みついてしまう。

そして、他人はそういうマインドの人に何かを頼もうとはしないものだ。

営業マンという仕事を15年続けている間に、まったく、マイナスに通じる言葉を発しなくなった。

今さらながら気がついて、会社には心から感謝をしている。

特に仕事の現場では、厳しい状況に遭遇した時、「キタキタ!」と手を叩き、「面白くなってきた!」と、自分を鼓舞し続けてきた。

どんなに厳しく嫌な事柄でも、「面白いチャレンジ」に変えられそうだと直感したら、どんどんそっちへ引き寄せられて行く。

やる気も溢れるしね。

あまりに、マイナスな言葉ばかり使うクセがある、そういう場合は、現実逃避せずに、しっかりと現状を見極めて、納得のいくまで考え尽くすのが一番よいだろう。

その現実をどこまで解釈できるのか?が一番大切。

だから、あまり考えもせず、無用な言葉を自分にも、他人にも発信してはイケナイのよ。

いい言葉、前向きな言葉、感謝の言葉、嬉しい言葉、美味しい言葉などなど。

いい言葉だけを使って生きよう!

※ TOPの写真は、数年前、琵琶湖に落ちる夕陽を車窓から撮った一枚。何でもない一日の終わり。

★2024年6月21日更新 少しのお金と豊富な時間を持ち、やりがいのある仕事を得た人生は果たしてリッチか?【仕事・質を高める】

【ブログ新規追加752回】

このブログは、今のわたしのライフスタイル=ワークスタイルの基本を打ち立てて、有言実行するための重要なツールとなっている。

おもに「心と身体と財布に優しい」スタイルだ。

中でも、無駄や見栄や無理は必要とせず、こころから人生を楽しむために必要な「健康」と、少しの「お金」そしてやりがいのある「仕事」と、この3点に注力しながら書き進めてきたのだ。

ただ、わたしはキャッシュリッチにはあまり関心がない。


キャッシュリッチとは、文字通り、経済的に豊になることだ。

稼いだお金で高級車に乗っているとか、ハイグレードなホテルに泊まり歩き、高級な食事を摂るとか、全部こういったことは、お金が解決してくれる。

それよりは、タイムリッチを目指したいな・・・と、ずいぶん前からそう、考えてきた。

時間にゆとりを持って働き、地味ながら心も身体も労わる生活をね。

寝る間を惜しんで働き、その結果経済的に豊かになっても、自由な時間がなく消耗して生きるのでは価値がない。

50代の数年間、わたしは会社員としての仕事とは別にライターを兼業していた。

その間はあまりにも忙しく働き過ぎて、結果、自分の時間を犠牲にしてきたのだ。

その経験をして気がついたことは、「犠牲にしてきた時間は、わたしの命で、分身みたいなものだった」と。

何が言いたいのか?

時間を大切にする!と、決意しなければ、時間はどんどんなくなって行ってしまうものだと気がついたってわけ。

より、他人より多く稼ぎたい!とか、大きな家に住みたい!とか、高級車に乗りたい!とか、高価な衣服や食事をずっと得ていたいとか・・・。

こういった、欲にまみれるために働くのは、まったくナンセンス(笑)

お金は少しでいい。その方が自然だから。

その分、時間に関しては「生み出せる」という自信を持っている。

よって、「少しのお金と、やりがいのある仕事と、豊富な時間」を持つことに成功したのだ。

わたしのブログでは、そんなタイムリッチを実行するライフスタイルや思考法、ワークスタイルを、読みやすい2000文字程度の文章と、自前の写真で毎日更新している。

長い間、「時間」の概念を追求してきたのだけれど、「時間」はある日突然、大量に生み出されるわけではない。

小さな積み重ねが積もり積もって大きな力へと変化するものなのだ。

なぜ、わたしがタイムリッチを目指してきたのか?それは、「学ぶ時間の確保」に他ならない。

「学び」と堅苦しいイメージがあるかもしれないが、まったく違うのだ。

究極を言えば、「死ぬ直前まで、本を読み、人と語らい、山や自然を愛で、少しの美味しいモノを食べ、飲み」という人生を全うしたいがためなのだ。

学ぶことで、知らなかったことを知り、できなかったことができるようになる。

人生も文脈に司られているということを知り謙虚に学ぶ姿勢さえあれば、いつだってタイムリッチにはなれるのだ。

しかも、0円で(笑)

また、できることが増えると、それを仕事で実践でき、自分の武器が増えていくので、学ぶ→できる→仕事になるというサイクルを持てるとそりゃあ、人生が楽しくて仕方がなくなる。

ただ、「ガツガツ学ぶ」とかいうのとはちょっと違う。

かの、アメリカ自動車王 ヘンリー・フォードの遺した言葉だが「20歳であろうが80歳であろうが、学ぶことをやめた者は老人である。学び続ける者はいつまでも若い。人生で一番大事なことは、若い精神を持ち続けることなのだ」とある。

この言葉と出会った20代の頃、「そうだ!死ぬまで学び続けよう!」と、決意した。

こうして、生涯学習の癖をつけること、数十年。

今では、日々学ぶことを仕事や家庭生活と同等に扱い、読書を最優先にしてきたのだ。

本の書評を書くために「戦う読書」に変化させてきたのも、タイムリッチという思考のなせる技だろう。

ムダに時間を垂れ流して楽しむなんてことはまったくないし(笑)

だから、ブログに書く記事すべてが、わたしにとっては、授業のノートを取っているようなものかもしれない。

そのノートのようなブログが小さく収益を上げてくれる。

だからこそ、日々の生活を楽しみ、心身を最高の状態に維持できるように努力している。

ブログを書くのは、知的産業の一つだから、心身をベストコンディションに保つことで健康も手に入れてきた。

まったく一石三鳥ぐらいじゃん(笑)

学びと並行して、睡眠、運動、食事にも「時間」を投資する。

そのためにも「豊富な時間」が必要だ。

「仕事=遊び=生活=学び」これらを融合させる生き方

これが、わたしのブログの骨子だ。

いきなり、仕事と遊びの区別なく・・・とか移行しにくい!とか言われそうだが「こうしたい!」「こうなりたい!」というビジョンを描いて行動に移せば、誰にでも実現可能なタイムリッチ。

昨今、コロナ感染の世界的流行によって、20世紀には適わなかった自由な働き方や、自由な生き方ができるし選べる。

まだまだ、自由に生きていない!と感じるのなら、まず「時間の確保」をしよう。

本気で向き合う価値のある「時間」との戦いをしようじゃないか!

さて、今日もはじまったよ(笑)

★2025年10月17日更新 今の仕事には満足?それとも辞めたい?~仕事にやりがいを見出す方法とは 【仕事・やりがい】

【ブログ新規追加155回】

 10月1日「都民の日」・・・すっかり忘れていた。

仕事で、今までの担当を外れる日だった。まるで「半沢直樹」物語の中で頻繁に登場する「帝国航空の担当を外れてもらう!」とかと似てる(笑)

仕事の規模や内容が全く違うから比べようもないが、「担当を外れる」や「出向」などは、本当に働く意欲や、やりがいを大きく削がれるものだ。

10月1日。リクルートスーツの男女がぞろぞろと。

あれ?そうか!コロナで入社式がずっと延期されていた大企業の面々だった。同僚が「家の息子も今日◯◯企業の内定式なの」と言っていた。

皆、厳しい就職戦線を勝ち抜いてきたんだな、と。その大変さに共感する自分がいる。

● 今の仕事や人生に主体性や自信があるか

しばし、「初めて仕事に就いて、働いて、対価を得る」ということを改めて考えてみた。

作家の石田衣良氏の話で「・・・でも、人間って不思議ですよね。社会に出て、最初に就く仕事で、その後の人生が結構決まるじゃないですか」と。

家庭を持っている女性はさらに仕事と家事の両立、それは、ある意味壮絶なまでに自分を追い込んでしまう。

しかし、最優先せねばならない仕事でも、多くの女性が、責任ある仕事を任されるわけでもなく、サポート的なことばかり。

特に仕事にやりがいを感じないものの、転職をするのも簡単ではないし、ほかにやりたい仕事も見つからない。

こんなふうにもんもんと、している人も多いことだろう。では、毎日を充実した日々に変えるためにはどうしたらいいのか。

どんな仕事であっても「楽しみや充実感を感じている人」と、「やりがいを感じない人」のちがいってなんだと思う?

 ※ それは、仕事に対して『主体性』や『自信』があるかどうか

また、仕事にやりがいを見出せない人の中には、「こんなの私らしくない」と思っている人が多い傾向がみられる。と、マイナビで読んだ。

そもそも『自分らしさ』とはなんなのか。

● 自分の人生を簡単にリセットしない→やりがいや自分らしさになるにはの前の仕事のプロになろう!

たとえば、今の仕事には「自分らしさがない」と言って転職を繰り返す人がいる。

一見、スキルアップのために主体的に転職をしているように見えまるが本音は、仕事の内容に満足していない人間関係など嫌な毎日から目を背けたいという理由が根底にある。

言ってしまえば、今の自分をそのまま受け入れてもらえる幸せにしてくれる環境を求めているだけ

そういう人は、自分の人生を簡単にリセットしてしまう癖がつき、技術だけでなく精神的にも成長しにくくなる。

そもそも、どんな仕事であっても100%満足できるものはすくない。

華やかで誰もがあこがれる仕事をしている人も、その水面下では地味な作業を誰よりも繰り返している。

そして、失敗や苦労に直面したとき、逃げ出さずに乗り越えて達成感を得ているはず。

※ 大事なのは、「主体的」に困難と立ち向かい、地道な努力を積み重ねることで「自信」が身につき「自分らしさ」や「やりがい」にも繋がっていくものなのだ。

現在のコロナ不況において、たとえ、与えられた環境(職場や仕事)であっても、とても幸せだと思う。

「やりがいのある仕事」や「自分らしい仕事ではない」と嘆く前に、今、目の前にある仕事のプロになってはどうか?

 やりがいがないと決めつけるのではなく、小さな目標を積み重ねる

※ 目の前の仕事に力を注ぎ「誰でもできる仕事だけど、自分が一番できる」という「プロになる意識」を持つと自信がつき、主体的に楽しく取り組めるようになる。

また、得意分野を伸ばし、その仕事を成し遂げると、またさらに次の目標が見えてくるはずだ。

● まとめ

誰にでもその人にしかできないことがある。

自分にしかできないことを人に認めてもらおうとする前に、「この仕事は誰にも負けない」と自己承認していこう。

どんな内容であっても自分の仕事に誇りを持ち、自信を持って取り組んでいる人はとても輝いて見える。