👑ベストセラー『心に折れない刀を持て』ジャングリア沖縄、誕生までの挫折と成長の物語 森岡毅・著(ダイヤモンド社)【選書】

【ブログ新規追加1413回】

『心に折れない刀を持て』ジャングリア沖縄、誕生までの挫折と成長の物語 森岡毅・著(ダイヤモンド社)

簡単レビュー

ジャングリア沖縄 壮大な夢に挑んだ不器用な狼たちの記録。

読めば勇気が湧いてくる、 感動ビジネスノンフィクション。


もくじが素晴らしいのですべて載せる。

~プロローグ・心が折れる音、聴いたことありますか?~

第一章・決意

1・資本主義の洗礼
2・勝ちすぎて引き寄せた悪魔の確率
■なぜ沖縄だったのか?
■〝勝ちすぎ〟は上策にあらず!
■謝罪行脚と宿る炎
3・さらば、愛するユニバーサル・スタジオ・ジャパン!
■鬱積するマグマ
■「狼」の影と光
■「ノアの箱舟」
■決意

第二章・旗揚

1・十二振りの『刀』
■狼たちの咆哮
■挑戦とは、失敗するか?成功するか?ではない
■マーケティングを日本の武器にしたい!
2・独裁者よりも大統領!
■自分を縛るための構造をどうやってつくるか!
■己を律せよ!半年でマイナス45 kgのダイエット!!
3 ベンチャー精神!オフィスはなくとも狼は燃える!

第三章・苦悶

1・「食えない」よりも怖いのは?
■唯一無二の価値
■眠れぬ果ての2つの星!?
2・奈落の底の覚悟
■〝1000万円事件〟
■マグロ漁師であるために!
3 逆境で必要なのは“楽観”ではなく“胆力”である!
■大ピンチに起動する刀のダイナモ
■拾う神たち

第四章・覚悟

1・もう一度やる意味がわかっているのか?
■再挑戦の覚悟
■ジャパンエンターテイメント社の設立
■Tipping Point
2・刀の組織を拡充せよ!
■〝共依存関係〟の組織をつくる
■〝大企業病〟は要らない!
■〝戦略人事のプロ〟はつくるしかない!

第五章・進撃

1・進撃の刀
■大自然で本能を呼び起こせ!『ネスタリゾート神戸』
■脳は大きなところから選んでいる!『丸亀製麺』
■〝安心〟を構造にする!『投資信託おおぶね』
2・迷うな!刀を増資せよ!
■最初の〝絶好球〟は敢えて見送れ!
■「大和証券グループ本社」との出会い
■刀、ついにサナギになる!
・①放置され続ける日本人の健康を守れ!『高血圧イーメディカル』
・②多くの地域で実行できる地域創生モデルを開発せよ!『ネイチャーライブ』

第六章・衝撃

1・大義で集める“活きるお金”
■テーマパークを投資案件にできるのか?
■「活きるお金」とはなにか?
2・100年に一度の悪魔の襲来
■人類を襲う“コロナ災厄”
■沖縄に誰も来なくなった!
3・積み上げたものが崩れるとき
■人様からお金を集めるとはどういうことか?
■まるで蜘蛛の子を散らすように!
4・再び立ち上がるために必要なもの
■土砂降りの豪雨でも火を起こす!
■唯一の突破口を〝希望〟に変える!

第七章・絶望

1・崖っぷちの総力戦
■リード・インベスターを探せ!
■もはや死に物狂いだ!
2・パーク名は『JUNGLIA』だ!
■「やんばるの森」に魅せられて
■どんな体験をつくるのか?
■アラフィフの悩み
3・暴れるプーチンがへし折ったもの
■逃げるメガバンク
■力尽きていく狼たち

第八章・不屈

1・不屈の刀
■迫る終焉、究極の選択
■心に折れない刀を持て!
2・JUNGLIA計画とは何か?
■我々はもう、すべてを出し切ったのだろうか?
■繋がる“想い”
■奇跡の光、沖縄の大地へ!

~エピローグ・挑戦するって、どういうことだろう?~
■天からの御褒美?! なんと裸眼視力が1・5に!
■終わりに ~本書で願ったこと~

               ★★★

じつに、411ページもの長編大作。

2025年7月25日にグランドオープンを果たした「ジャングリア沖縄

遡ること5年前、2020年に突然、親会社のTOPが替わり、消えてなくなったテーマパーク構想。それまで2015年から関わってきたマーケターであり事業戦略家・森岡毅氏を中心に6人の熱き志を持ったメンバーが立ち上げたベンチャー企業が奇跡のテーマパーク・グランドオープンに漕ぎ着ける。

その全貌と復活までの苦闘・死闘を綴ったノンフィクションである。

わたしは、あまりエンターテインメント業界自体に興味があるわけでもなく、実際に著者の森岡毅氏の剛腕ぶりを知ったのは「USJ再建」であったのだか、USJには未だ一度も足を踏み入れたことはない。

ただ、今回の「ジャングリア沖縄」の誕生秘話を読み進むうちにやっぱり、自国の繁栄の一端を担うエンターテイメント・パークには行かなくっちゃ!という気概が初めて生まれたんだ(笑)

大阪・関西万博も行ってみて、エンタメの面白さに目覚めたんだし(笑)

著者のマーケターであり事業戦略家・森岡毅氏が言う「マーケティングで日本を元気に!」を受け入れてみようかな?とか思わせてくれた超元気が出るビジネス書籍だ。

また、著者の森岡毅氏自身による、「半年間で100キロあった体重を45キロ落としたダイエット体験」や、視力を回復させるために施した「多焦点眼内レンズ置き換え手術」で裸眼1,5を取り戻すなど、健康面での体験記事も読みごたえ抜群だ。

さて、熱狂した、大阪・関西万博も本日閉幕だ。

次は「ジャングリア沖縄」じゃない?

そうやって、日本中の「テーマパークを巡る旅」とかも楽しいかもしれない。

まずは、野望を抱き現実をことごとく変えて突き進んできた、小さなベンチャー企業の挑戦を読んで頂きたい!

ビジネス書籍ゆえ、経済用語や聞き慣れない言葉も多いが、ノンフィクションならではの臨場感を文面から読み取れることは間違いなし。

それでは、また!

森岡 毅(もりおか つよし、1972年昭和47年〉10月12日 – )は、日本のマーケター実業家。株式会社刀代表取締役CEO[1]。元合同会社ユー・エス・ジェイチーフマーケティングオフィサー執行役員。兵庫県伊丹市出身。

経営難に陥っていたユニバーサル・スタジオ・ジャパン丸亀製麺ネスタリゾート神戸を立て直した人物として知られ、「日本を代表するマーケター」とも称されている。(wikipediaより)

------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2020年10月13日記事

『SunTAMA Style』2021年10月13日記事

『SunTAMA Style』2025年10月13日記事

『Life Tour21st』2017年10月13日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1068191817.html 「キャリアは1日にしてならず~仕事と私のいい関係」

“👑ベストセラー『心に折れない刀を持て』ジャングリア沖縄、誕生までの挫折と成長の物語 森岡毅・著(ダイヤモンド社)【選書】” への2件の返信

  1. 「何のため 原点見直す 秋の里」 清流子
    再出発にあたり、自らの原点たるふるさとを省みる事は必要不可欠なことだろう。この秋の夜長に来し方を振り返り、何を一番大事にして来たか沈思黙考し深掘りしておきたい。これまでの振舞いを見直し省察克治して、ミッションを再確認し計画更新して出直す時は今しかない!⛩ 何事も最後まで諦めないことだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です