【ブログ新規追加1376回】

簡単レビュー
ディアアーティスト、筑波大学准教授、ベンチャー企業の代表など多彩に活躍する著者、落合陽一氏。
時代の先端を行く著者の思考の源は、実は読書で培われたという。それは、読んだ内容を血肉にするための「忘れる読書」だ。
デジタル時代に「持続可能な教養」を身につけるために必要なのは読書だと、著者は断言する。
本書では、古典から哲学、経済書、理工書、文学に至るまで、著者の思考を形作った書籍を多数紹介し、その内容や読み解き方を詳説する。
著者独自の読書法はもちろん、本の読み解きを通して現代社会を生き抜く思考法までが学べる、知的興奮に溢れる一冊。
もくじ
第1章 持続可能な教養――新しい時代の読書法
第2章 忘れるために、本を読む
第3章 本で思考のフレームを磨け
第4章 「較べ読み」で捉えるテクノロジーと世界
第5章 「日本」と我々を更新(アップデート)する読書
第6章 感性を磨く読書
第7章 読書で自分の「熱」を探せ
★★★
最近、気づいたことがある。
わたしは「X」に書籍専門のアカントを開設している。(現在、フォロワー3265人)
書籍専門だから、日常的な記事やつぶやきをアップすることはない。
もっぱらブログの選書記事を載せているだけなんだけれど、書籍の紹介記事はたくさんの人々に立ち止まって見て頂けているなあ・・・と率直に感じている。
インプレッションという「記事の立ち見」数がどんどん増えているのを実感している最中だ。(だいたい1記事200~300ぐらい)
そうそう、最近では書店にも人が戻ってきているのも実感中よ。
話をSNSに戻そう。
会話を目的としていない、書籍を紹介するアカウントだから、本当の「本好き」が集まってきているのだろう。
この書籍専門アカウントも、もう10年。
これまでもこの先も、ブログ同様に、ずっと変わらないわたしの表現のひとつだ。
書籍専門と謳っているだけに、本が好きな人が続々と集まってくるとさらに嬉しいし、良い本を紹介する!というミッションの励みにもなる。
今回紹介した、落合陽一氏の『忘れる読書』もとても良質な一書。
多読・乱読・積読(笑)の著者ならではの「本との向き合い方」ががっつりと書かれている。
学者としての視点・論点も相変わらずだが、たまには少し難し目な書籍もいい刺激になる。
大人の夏休み前にぜひ、読んでみて!

というわけで、本がもたらすSNSの話をちょこっと、書いてみた。
それでは、また!
---------------------------------------------旧記事更新
『SunTAMA Style』2020年7月18日記事
『SunTAMA Style』2021年7月18日記事
『SunTAMA Style』2022年7月18日記事
『みいこStyle』2018年7月18日記事
https://miikostyle.blog.jp/archives/19866756.html 「令和新時代はお財布小さめで!」

「雲西へ 怒涛の夏が 始まりぬ」 清流子
太平洋高気圧の影響で、低気圧の雲が東から西へと移動、再び西日本を降水帯が襲った。一方、関東は午後から晴れ間が広がり、今度こそ真夏の到来だ。夏の浪が怒涛のごとく押し寄せる気配。こんな暑い夏の熱帯夜こそ多少のエアコンを作動してじっくりと読書に勤しみたいもの。万博に触発された記念の読書\(^o^)/。