適量のモノや情報を持って豊かに暮らす【暮らし・多様性を受け入れる幸せ】

【ブログ新規追加1077回】

2023年の夏季休暇は終わった。

2回の週末を含む11日間で、あれやこれや詰め込んだ日程だった。

毎年恒例の健康診断に行き、身体の状況を知ったり。

心の癒しを求めて、美術館でイマドキの絵画を眺めて来た。

旅では、新鮮な刺激を受けたくて、まだ行けていなかった場所を攻めたりした。

一方で、内省をする絶好の機会にたっぷりと読書に勤め、仕事に生かす以上に充実という幸福感を得られた。

一昨日、息子夫婦と我が家で食事をした。ちょっとしたお祝いもかねて暑気払いとばかりに、美味しいものやお酒もたくさん頂いた。

息子も結婚して早2か月。

仕事では人事異動を経て、新規事業に関わるなど大変な忙しさだったそうだ。

だからか、夏休みの終わりに実家でゆっくりしようと、先週末、元気に帰ってきた。

親としては、何しろ二人で元気に帰ってきてくれて嬉しいし、お互いの近況も話しながらの一日で、これほどの充実はないほどだった。

さて、物事の「適量」に関する話を少し。

中国の哲学者・老子の唱えた言葉に「足るを知る者は富み、強めて行う者は志有り」とある。

人間の欲望にはきりがないが、欲深くならずに分相応のところで満足することができる者は、心が富んで豊かであるということだそうだ。

要するに、満足することを知っている者は富者であり、努力している者は志ある者であると言える。

ああ~~~、まさにその通り。

欲望のままに言葉を発したり、行動をしたりすればいいわけがない。

ただ、ずっとこの言葉には「向上心」の在り様がわからないと感じていたんだ。

で、この夏休みは、息子の結婚や仕事では他者との考え方の相違や、家庭生活全般を「自分自身の向上心の置き所を探す」という一点に絞って振り返りをした。

そうしたら、気がついたことがあった。

自分のことをよく理解し、今あるそのものに満足する

これだ!

自分のことは誰よりも理解しているはずだと思っていたけれど、ともすると「自分の考え方と違う考え方を安易に受け入れられない」頑なところがわたしにはあるのだ。

一方、できなかったことを後悔したり、人を羨んだりはしなくなったのだけれど無関心ではない。

ただ、考え方が豊富で柔軟であるほうが人として、断然素敵だよね。

そう考えて、他者の意見にもしっかりと耳を傾けて行こうと、前向きな向上心を見つけたよ。

もう十分だとか、これ以上は望まないとか、一切思わないが、決してやる気や向上心を否定しているのではなく、まずは自分のことをよく理解し、今あるそのものにきちんと、満足する心が大切だと思った次第。

小さな満足を積み重ねながら生きていく。

そして身のまわりの小さなエピソードを、このブログで表現していくという幸せがある。

ちゃんとわかってきた。

振り返り、大成功!(笑)

夏休みの総括はこれにて終了。

それでは、また!

                ★★★

猫、死んでる!話。

暑さで死んじゃった?猫を発見。

猫って死に際を見せないのでは?と思いながら眺めていた。

でも30分後に戻ってみたらいなかったよ。

死んでなかったのね(笑)

チャンチャン!

夏休みつれづれに過ごす【暮らし・夏休み前半】

【ブログ新規追加1074回】

夏休みが始まって早4日(13日に書いている)夏のまとまった読書のスタートは、『忘れる読書』から。

そこから、コツコツと、淡々と、部屋のPCデスクに積み上げた自社の出版物を毎日、読み続けてきた。

絵本8冊、読み物(小説)11冊、学習参考書教材9冊、テキスト4冊、児童教養(児童戦争文学)8冊で合計40冊!(テキストの問題は解かない・笑)

文字通り朝から晩まで読み込んでいた。

書籍に加えて、知育玩具のサンプルも7つ試してみたよ。

営業ツールとして送られてくる見本。営業に使った後は、自分で読んでさらには対象のお子さんに差し上げたりしてきた。

数年前から、夏休みの間に自社の最新刊から既刊の新しいものまでをばあ~~~っと、読むのが恒例となっている。

どれだけ熱心にレビューを読んでいたとしても、原本を読むのには適わない。

それと、一定の期間にまとまった分量の書籍を読み込んでみると、体の真ん中に大きな塊(いわば軸)ができるの。

知識と思考の塊とでもいおうか。これを持つと、なぜだか沸々とやる気が漲ってくるのよね。だから毎年、絶対に続けて行きたい習慣になった。

また、数年前までは、毎月の会議で、編集者の熱のこもったレビューを聞くと、「ああ~~、こんな風に営業の現場でも担当者に伝えられればなあ・・・」と、ため息ばかりだった。

が、この大量のまとめ読みを始めてから、営業の現場がめちゃくちゃ楽しくなったのだ。

「ちゃんと、読んでいる」

これは当たり前のようで、当たり前じゃない!ってことに気がついた。

営業のたびに自分の知識の詰まったトーク内容に、驚かされているんだもの(笑)

自信を持って伝えられることで、安定した信頼を得られてもいる。

何より、伝える側の熱が上手くこもるようになってきたのも、成果のひとつだわ。

児童書は本当にいいよ。

「わからないことをわかるように」「知らないことを知れるように」書かれているのだから、読めば絶対にわかるし、知れるようになる。

そして、心が穏やかできれいにもなるのよ。

仕事に前向きになり自信もつき、安定した信頼も得て、心が穏やかにきれいになれる。

たった4日間、つれづれ(暇を持て余すのではなく)にたくさんの本を読んで頭と心に英気を充満させた。

もちろん、朝ゆっくり50分ほどヨガをやり、鰻や桃など季節の美味しい物を食べて、良く呑んで、フェイシャルパックも毎晩して、もう家でできる贅沢はこのあたりで打ち止めて、今日から後半の4日間はアクティブに出かける。

ま、台風がどうなるか?で変わっちゃう山旅。

それでは、また!

夏休みテーマは「忘れる」~どれだけ忘れられるか?~忘れるための書籍も紹介【暮らし・夏休みにすること】

【ブログ更新1072回】

夏休みはどれだけ仕事も世間も忘れて過ごせるか?

こんなことを漠然と考えていた。

誰にも忖度する必要もない。

持て余すほどの自由な時間にどう取り付こうか?

年々、やることが少なくなってはきたが、まだまだど~んと仕事があるぶん「分刻み」になっている毎日。

しかも、「せっかくやったら、読んだら、見たら忘れたくない!」と、ごうつくばって、ありとあらゆる忘備録を用意するんだよ。

もうさ、そういうの止めない?って、自分の心の声が聞こえてきたから、待ちに待った夏休みは「ゆるゆる、のんびり」時間にとらわれないで過ごしてみるよ。

できるかな?

のんびりもゆるゆるも挑戦なんだから!笑っちゃうね。

で、一応やりたいことのリストアップはここにしておく。

● 山は1回。

● キャンプは1回。

● yogaは毎日。

● フェイスパックも毎日(笑)

● 読書も毎日。

と、こんなゆる~い予定を立てている。

そこで、こんな書籍を見つけたんで紹介しよう。

『忘れる読書』落合陽一 PHP新書

【目次】


第1章 持続可能な教養――新しい時代の読書法
第2章 忘れるために、本を読む
第3章 本で思考のフレームを磨け
第4章 「較べ読み」で捉えるテクノロジーと世界
第5章 「日本」と我々を更新(アップデート)する読書
第6章 感性を磨く読書
第7章 読書で自分の「熱」を探せ

簡単に内容を。

メディアアーティスト、筑波大学准教授、ベンチャー企業の代表など多彩に活躍する著者。

時代の先端を行く著者の思考の源は、実は読書で培われたという。それは、読んだ内容を血肉にするための「忘れる読書」だ。

デジタル時代に「持続可能な教養」を身につけるために必要なのは読書だと、著者は断言する。


本書では、古典から哲学、経済書、理工書、文学に至るまで、著者の思考を形作った書籍を多数紹介し、その内容や読み解き方を詳説。

著者独自の読書法はもちろん、本の読み解きを通して現代社会を生き抜く思考法までが学べる、知的興奮に溢れる一冊。

さ、こんな本を時間を忘れて読んで、知的好奇心を満たそう!

では、一週間の夏休みへ~♪

※ TOP写真は近所の美術館。夏空と彫刻がいい感じだったので一枚。

★2025年8月6日更新 第78回 広島・原爆の日をむかえて【暮らし・原爆の日】

【ブログ更新1071回】

1945年8月6日。

広島に原爆が投下されてから78年となった。

当時、日本は戦争に負けて東京裁判で「戦犯」が裁かれ政治家が死刑になった。

しかし、戦争犯罪という意味では、アメリカ軍が行なった原爆投下や東京始め都市に対する無差別爆撃の方がよっぽど戦争犯罪だと思うが。

戦争勝者の論理ですべてが運ばれたのは、仕方がなかったことなのだろうか?

なんとも解せない。

我が家では、広島出身の夫と、8月6日を毎年過ごしてきたが、今年は息子のお嫁さんも本籍を広島に移し、家族が増えた喜びで8月6日をむかえている。

機会を作り家族で広島を訪れたい。

特に見てほしい場所は、原爆ドームの敷地フェンスの内側。

瓦礫なども当時のまま残っている姿を以前見て驚いた。

苔蒸した残骸も共有して家族の歴史を刻みたい.。

今でも、ロシアとウクライナでは戦争が続き、北朝鮮はミサイルを発射し続けている。

21世紀になって、もう、戦争なんかをしなくても、人々が幸せに生きられる時代にならなければならない。

78回目の今日、原爆の日は、平和のありがたさと戦争で亡くなった方々への想いを馳せて過ごす。

それでは、また!

※ 次回更新は8月9日(水)の予定。

★2025年7月7日更新 ナンバープレートの可愛さに地元愛を感じた日【暮らし・ご当地一番】

【ブログ新規追加1058回】

ずっと、懸案だった二台のバイクの処遇。

やっと、今日一台を廃車して、あと一台を名義変更できた。

廃車は夫所有ので、名義変更車は「息子所有から夫所有へ」というめんどくさい!事務手続き。こういう事って、ついつい後回しになりやすいもんよね。

しかし!今日こそは、何とか処理をすすめたくて、仕事を調整して時間を作り、夫と共にわりと近所のバイクショップへ駆け込んだ。

バイクショップのご主人は、「廃車は役所でやってるから。生活課へ行って!」と。「名義変更はショップでもできるけれど、バイクのメンテとかと合わせてね・・・」と。

そうか。メンテしないとすぐにやってもらえないんだ、がっかり(泣)

ま、色々と状況が聞けて有難かった。(やっぱりWEBに頼ってばかりじゃダメよね)と、人智のありがたみをヒシヒシと感じた。

で、午後一番に夫が市役所に問い合わせると、わりと近所の出張所でできるのがわかった。

さっそく出向き小一時間ほどで、二台のバイクの処理(廃車・名義変更)ができた。

しかも、地元愛が詰まった可愛いナンバープレートを用意して頂いたんだ。

カラープレートの内容は「高尾山・もみじ・京王線・文字で(世界に誇る高尾山)」と。

これが地元愛でなくてなんだろう!!と、生まれてから現在までずっと、この町に住み続けているわたし。かなり嬉しいプレゼントとなった。

しかも、手続きもこんなに簡単だったなんて(笑)

すべて無料だし!すごいよね。

バイクショップに言われた「メンテと一緒に」という意味が飲み込めたんだ。だって、商売だものね(笑)

話は変わり、昨日思い付きで地元駅前をパノラマで撮った。帰りの夕焼けも。

わたしの住む町は文部科学省唱歌であり童謡「ゆうやけこやけ」の生まれた地だ。

参考資料→https://www.townnews.co.jp/0305/2019/01/01/462854.html(タウンニュース)

夕方18時半ごろ。

子どものころから、この町のゆうやけに育てられてきたと言っても、過言ではないくらいに美しい。

というわけで、地元愛の詰まった話を書いた。

それでは、また!

こぼれ話

7月6日、「BE-PAL」8月号に5月のキャンプイベント集合写真(向かって右の2列目に写っていた)紙面を飾った(笑)

恥ずかしいので雑誌広告だけ載せておこう。

ちなみに、特集は「海キャン」で付録はMOSS TENTSというテントメーカーの「ステンレスドリッパー」よ。

ワインの世界を楽しむためにWEB講座を受けて~グローバルワインエデュケーション【暮らし・ワインを極める】

【ブログ新規追加1052回】

6月中旬から、WEBワイン講座なるものを拝聴し始めた。

息子の結婚や己の仕事の進捗と展望、夫と共にこれからの暮らし方など、一切の変化に対応してきた今「心を落ち着け、考えをまとめ、新しいことにも向き合う元気を注入できる」のが、わたしにとっての「ワイン」の立ち位置なのだ。

世界の無数に存在するワインの中から、本当に美味しいワインを見つけ出す楽しみや、さらに深いワインの蘊蓄を身に着けたくてWEB講座を始めた。

アメリカ西海岸はナパバレーのカベルネが好きで、カリフォルニアワイン協会の会員でもあるわたし。

家の壁には、ナパのワイン分布地図を貼っている。同じ地図のクリアファイルも持ち歩いて、退屈な会議の時にはずっと眺めてるほど(笑)

ナパ以外では、ざっくりとスペインや南アフリカ、そしてフランスはボルドーの濃いワインが好みだ。

以前、書いた「カリフォルニアワイン協会について」の記事を載せておこう。

きのこ料理とブティックワイン

カルフォルニアワインの旅、産地マップ。

きのこ類の軽いクリームスープ エリタージュ風
 マッシュルームとセーブをバターで炒め、ゆっくりと煮だして濾したものに、生クリームを加えて火にかけ塩で味つけをし、再び濾してスープを作る。さらに別に炒めておいたジロル、しめじ、トリュフなどのきのこ類をパイで包み、オーブンで焼いた物を加える。パイ皮を割るとプーンときのこの香りが口いっぱいに広がる。
  料理小説「はじめての夜 二度目の夜 最後の夜」 村上龍・著(集英社)

 10月12日、以前から申し込んでおいたイベント、「カリフォルニアワイン グランド テイスティング」に出席した。カリフォルニアワイン協会の会員になってはじめてのバイヤーズデーの参加で、なんかもう楽しみで仕方がなかった。



 朝からしっかりと仕事をしたあと、午後4時には渋谷のセルリアンタワー東急ホテルに着いた。午後5時からのテイスティングのため、しばし体を休めようと早めに到着したのだ。仕事半分という事でもあったが、今年2回めのハイヒールを履いて気合もたっぷり・・・(笑)

 今回の出展社は57社、600品が試飲できる!でも少し味見をしたらボウルに捨てる。そのうち日本の会社は10社に満たない。ほとんどがアメリカ西海岸からの出展だ。

 私のお目当ては単一で一切混ぜ物のないもの~サンフランシスコ近郊のソノマ、ナパ、モントレーの3箇所のブティックワイナリーのバリウェタルワインの味をみることだ。別にソムリエールを目指すわけでもなく、ワインの品種に詳しいわけでもない。現在の自分の味覚に合った好きな味に出会えたらいい。ただそれだけ。

セルリアンタワー③
 かって最先端のIT基地でもあった、セルリアンタワー内が今回の会場。

わたしは33年前、サンフランシスコで出会ったカリフォルニアワインの味や香りに感動し、未だ思い出すほどに気に入っている。イタリアやスペイン産もかなり好きだが、なんといっても全く悪酔いしない爽やかな酸味と、割とどんな食事にも合ってしまうことがカリフォルニアワインの好きなところ。ワインを目的に、今一度、アメリカ西海岸の旅には行ってみたいし、まだまだ興味は尽きない。



 今回は、ブティックワイン(個人のワイナリーや個人商店)のものを中心に味わってみた。ブティックワインはほとんどが通販や個人輸入の代理店を通して販売している。価格も大体¥8000~10000台のものが大多数。普段では到底口にすることはない希少性の高いものも多く、約600名の参加者でごった返すなか、わたしはどんどんとナパのワインセレクトを試飲していった。



 会場内はワインビジネスの可能性を求める人々で賑わっていた。

 ブティックワインはおもに、ナパバレーで作っている農家が多く、手始めに¥18,000のものからアプローチした。ソノマモントレーと何軒ものブティックワインを試飲するのだが、手元にはグラスとiPhoneとを持ち、写真を撮ったりチーズやパンのおつまみを食べながら、ワイナリーの生産農家の話をじっくり聞く。代理店の契約の仕方や、それぞれワインに合う料理の話など諸々仕入れたりと結構忙しい。

 何万円もする本場のワインをたくさん賞味でき、旅の話や仕事の話などもできるなんて、もうほんとに最高!会場の中では、英語のディスカッションがあちこちから漏れ聞こえてくる。英語で取引する人たちも多く、英語のリズミカルな会話が、ほんのりと酔った体に心地よく響く。

 だいたい30分間飲んだら、少々レストルームのソファで休み、また参戦する。これを3回やってから、最後に気に入ったブティックワインのテーブルへ行き、もう一回飲んで味の良さを共有して終わった。いつまでもだらだら飲んでいるのは野暮。1人参加なのでなおさらだ。早めにスッキリと退散した。
 ところで、今回試飲した中で気に入ったのはこれ!

・ナパバレーモカルトワインズのピーコック・ファミリー・ビンヤード
 (これは1本¥20,000!)
もう一種類、
・ナパ、オフイスUSのシャルドネ
 (唯一飲んだ白ワイン 1本¥8,000)

 この2種類の代理店と話込み、ワイナリーのご家族の話や代理店をもし起業するならなどのテーマで色々話が弾むなか、いつでもナパやシスコのオフイスに尋ねて来て下さいね!と名刺交換でき、充実した試飲会となった。





 ナパヴァレー等のブティックワイン産地カタログ

帰りの電車では停電事故の影響もあり激込みだったが、気分が悪くはならなかったし次の朝も2日酔いなどは全くなかった。やはり、不純物の少ない高品質なワインは体に優しいものなのだろう。素晴らしく楽しい大人のいい時間を過ごせた。
 いつもの生活では、気に入ったワインに、きのこやりんごをバターで炒めて、しょう油を少々。これにパンとチーズがあればそれだけでわたしは幸せ。
・・・でも、当分は健康を考えて休肝日と行こうかな?(笑)

                ★

 梅雨の鬱々とした天気にも、スッキリとしたスパークリングワインとかがよく合う。

良く晴れた暑い日には🍺を。天気に合わせたお酒選びも楽しいものよね。

それでは、また!

こぼれ話

このセミナーの翌年、ナパ・ソノマの葡萄畑が大火災に見舞われた。

もう、残念で残念で。

土壌がだめになったら、あの葡萄はもう栽培できない!

たくさんの名酒が幻となってしまう・・・。

しかし、明るい復興の記事もあったのでここにリンク。

ナパ・ソノマは燃え尽きていない」https://forbesjapan.com/articles/detail/20851

       

★2024年6月21日更新 夏至~ここ数日の近況。【暮らし・夏至を楽しむ】

【ブログ新規追加1051回】

6月21日。

今日は「夏至」何の日かザッとまとめてみよう。

今日は2023年の夏至になるとともに、二十四節気が夏至の期間に入った。

今日が一番昼の時間が長くて、夜が短い日になる。

夏至は今日一日を指すとともに太陽が夏至に到達する瞬間だ。

今年の夏至の瞬間はなんと23時57分!一日の終わりギリギリに夏至に到達する。

「夏至」という言葉一つでも、二十四節気の夏至の期間は14日間あるが、

「夏至」という日程は1日、さらに夏至の瞬間は一瞬だ。

同じ夏至でも、期間から見れば2週間あり、実際の夏至入る日は今日だけで、しかも一瞬に夏至になるのだ。なんだか神秘ねえ(笑)

ちなみに今日の日の出の時刻は、北海道の札幌では午前3時45分なのに対して

東京は4時24分と約30分遅く、那覇に至っては5時36分となり、札幌とは1時間半以上も違う。

小さな島国の日本も実に広大だってわけね。

で、夏至に食べるといい食物は「たこ」「カレー」などが浮かぶけれど、今日何を食べる?

ちなみに、わが家では「夏至」という短い夜を楽しむために、ワインとチャミスル(韓国焼酎)を用意している。

おつまみは、たこじゃなくてポテトフライを揚げて、ニラと鶏ささみの炒めものと小松菜の黒胡麻あえ、ぐらいかな。要するに何でもいいの(笑)

夏至に食する食べ物記事はこちら→https://mama.chintaistyle.jp/article/summer-solstice-food/?fbclid=IwAR1PDNYEI3SK(夏至に食べるといい食物9選

夜が短いんだから、ばばっと風呂入って、食べて、飲んで、ぐっすり寝る(笑)

このところの梅雨の中休みでだいぶ、体も疲れてきた感じがする。早寝推進しようっと。

               ☆彡

6月17日に息子を送り出して、わが家では空いた部屋と、これまでの部屋の総入れ替え的な「全室模様替え」を続けている。今日で実に5日目!

息子たちのように、何もない部屋に真新しい家具や道具を入れるのは、採寸と買い物が大変だが実際は容易いもの。

一方で、住みながらの部屋の模様替えは家具の移動やこれまで使い続けてきた物を取り換えるので、めちゃくちゃ大変だ。

6月に入ってから、息子に頼まれた物を買うついでに、模様替え蒔に取り替えたいベッドマットシーツやジュータン、フロアマット、ラグ、椅子カバー、その他様々、結構な買い物をし続けていたんだ。

で、始めたら、もう大変!本の山とゴミの山で足の踏み場もない状態。やっと昨晩からお互いにスッキリと眠れる状態に片付いた。

でもさ、きれいな敷物って本当にしあわせな気分になるよね。

サイズ合わせに「あーだ、こーだ」と、頭を悩ませつつも、何とか終わりが見えてきた今回の大模様替え作戦!

17日、アースレッドを炊いてそこから5日間、仕事はしつつも、夢中で部屋の模様替えに取り組んだ。

きれいな書斎を作ってもらったので、今はそこでブログを書いている。

キッチンテーブルライターは卒業したわ。今度こそ!(笑)

というわけで、「家中の模様替えをやっていた」という話。

では、また!

贈り物の話【暮らし・入籍祝い】

【ブログ新規追加1050回】

息子夫婦の新居への引っ越しも無事終わった。

6月17日に家を出て駅まで送って行った時、息子がふっとこんなことを言った。

「4月29日から今日まで、すべてのことがあまりに順調過ぎてこわい。何かこれから悪いことが起こるんじゃないかと、内心ちょっと不安だ」と。

わたしは運転しながら、「そうね。ほんとうにあっという間に結婚しちゃったもんね」

で、励ますつもりで「これまでの二人のつきあい方や仕事の仕方、生き方が全部後押ししてのことでしょう!不安になるのもわかるけど、絶対大丈夫!胸を張って行きなさい!」と、はっぱをかけて送り出した。

今回の結婚の内容を以前、ざっと、まとめてきたけど、もうひとつ書き残しておきたいエピソードがある。

息子夫婦は、どちらも一人っ子だ。我が家では次男を亡くしている理由で一人っ子だけれど、どんどん人の輪の中で、伸び伸び育った。

入籍の件は両家にとって、めちゃくちゃ大事な案件だとずっと思い込んでいたが、息子は「我が家にお嫁に来てもらうから。本人はOKで、あちらのご両親からも了解頂いた」と。

そして、支度金などもなし。

わたし達夫婦は、ずっと入籍の時に何か「心に残るお祝い」を渡してあげたい!と、考え続けてきた。

息子には実印を作って贈った(我が家の名前はPCでも出てこない文字を使っているから)

夫が「じゃあ、彼女にも実印でいいんじゃない?」と言っていたんで息子に伝えると、「もう、自分で作ったらしいよ・・・」と、とても仕事が早くてこのプランは撃沈(笑)

しばらくふりだしに戻って、祝いの品を考え続けていたら、ふっと思い出した件があった。

わたしが30代後半に入った頃、夫の母(広島)から、「女性の厄年(37歳の)には、何か長い物(アクセサリー)を身につけて厄を払うといい」と、ブラックパールを贈ってくれたの。

そして、同じ頃にわたしの母(東京)も白本真珠をわたしに贈ってくれた。

こうして、二人の母から頂いた本真珠が二本。

この、一本を入籍のお祝いにしよう!と、心に決めた。

入籍の報告に来てくれた先週のこと。

うやうやしく白本真珠を渡したら、ぱあ~っと輝く笑顔で「綺麗です!本当にいいんですか?」と、超嬉しそうだ。

そこで、二本の本真珠の「話」を話した。

少し重たい話なのと、新品を用意したわけじゃないことで、わたしも若干躊躇した。

しかし、息子と二人で「家宝にします。次にも引き継いで行きます!」と、嬉しい返答がもらえて、大いに盛り上がった入籍祝いができた。

新しくはないけれど、事前に真珠専門ジュエリーで、紐の直しや留め具の磨きなど、手入れをバッチリとして、最高に綺麗な状態で渡すことができたのも良かったんだと思う。

本真珠の実力を発揮した贈り物となった。

豪華ではないが精一杯、心を込めた「贈り物」を用意したという話。

では、また!

日本酒のペアリングを堪能した🎶【暮らし・お酒と食べ物の相性】

【ブログ新規追加1045回】

先週末の食事会のお店が和食割烹ダイニングだったので、日本酒に合う食事のコースを堪能した。

お酒が前面にあって、選んだお酒との相性が良い料理をコースに仕立ててもらう「ペアリング」の絶好の機会を得た。

※ペアリングとは→一言でいうと「ワインと料理の組み合わせ」のことをいう。

このワインとこの料理を組み合わせることで、ワインと料理、それぞれ単体で味わうよりももっとおいしくなるというのがペアリングの極意。

日本酒と料理がさらに美味しくなる相性って、考えてみると意外と難しいと感じていた。

「ワインは産地と郷土料理を合わせると相性が良いと聞いたことはあるけれど、日本酒の場合はどうだろう?」とも。

また、日本酒の種類は多く、料理の種類も無限大。

この日、日本酒の味わいや香りなどのタイプと、料理を組み合わせることで、相乗効果を生む「ペアリング」の体験ができた。

最近では、ワインだけでなく日本酒もペアリングを取り入れたコースを出すお店が増えてきたそうだ。

で、この日、日本酒は数ある中から、2種類を選んだ。

ひとつは「獺祭・だっさい」だ。

獺祭は、酒米の王様といわれている山田錦というお米のみを使用した日本酒(山口県岩国市・旭酒造)だ。

フルーティな味わいのものが多く、日本酒の初心者でも飲みやすいのが人気の理由という。

さらに、獺祭シリーズのほとんどが酒米を50%以上精米し、日本酒のなかで1番品質のよいものとされる純米大吟醸を製造しているのも注目すべきポイントである。

丁度、5月末の暑さに「さっぱりと」獺祭の冷やの美味しいことったら!

ペアリングされたのは「海老のサラダ仕立て・お野菜たっぷり」だ。

プリプリとした海老が青野菜にたっぷりと乗せられた爽やかな一品。玉ねぎドレッシングに獺祭のフルーティさが絶妙に合う。

で、もう一つ選んだ日本酒は「米一途・こめいちず」だ。

なんとも辛さのほとんどない純米酒(埼玉県・小山本家酒造

日本酒入門に最適な銘柄だ。日本酒通には若干物足りないかもしれない。

水のようでゴクゴクと飲み過ぎてしまうが、意外なほどまったり系でわたしは一篇で好きになった。

ペアリングされたコース料理は「豊洲直送の鯛・平目のお刺身」だった。

上品な平目の刺身は白身魚の刺身では最上とされ、もちろん味も最上級。

淡白な味わいながら、うまみがあるのが味の特徴だ。そして真鯛も厚ぶりながら芳醇な旨味が溢れた。

口当たり喉越しがまったりとした米一途には、こうした上品な刺身にとても合う。

コースの〆は信州そば。これは言うまでもなく、日本酒最後の一杯にピッタリな一品でしょ。

日本酒と料理との関係性を知ることが、さらに日本酒を日常的に楽しむきっかけになる。

日本酒以外では、乾杯で一杯と最後に一杯のエビスビールの生中を頂いた。

ビールではペアリングとは関係なく、枝豆や香の物や揚げ物を頂いて、ワイワイと、美味しく食べ呑みできた。

というわけで、日本酒と相性のよい料理を頂くペアリングをしてきた!という話。

では、また!

こぼれ話

ペアリングとマリアージュの関係をちょっと調べてみた。

よく混同されがちだが、「マリアージュ」と「ペアリング」の意味は異なる。

マリアージュは、ワインと料理を組み合わせ、新たなおいしさを引き出すこと。

ペアリングはワインと料理を組み合わせること

つまり、「ペアリングによりマリアージュが生まれる」のだ(笑)

『佳き日』【暮らし・子どもの幸せを見守る】

【ブログ新規追加1044回】

(写真は水無月の満月を窓から撮った)

6月5日、息子が入籍を終えた。

4月29日からここまで、毎週、息子が、ひとつひとつの事がらを執り行うのを見守ってきた。

お互いにビジネスマンとビジネスウーマンの結婚だから、まず休みが少ない。すべての段取りをきっちりとして動いていたのが印象的だった。

新居の決定~プロポーズ~両家への結婚報告~両家顔合わせの食事会~マンション契約~新生活のすべての買い物~入籍~両家への入籍報告~引っ越しと続いて行く。

ここまでの手順をすべて二人で取り決めて、費用もすべて二人が負担してきた。

まったく聞いていなかったのだが、二人でこの1年半の間、結婚資金を貯めてきたのだそう。

本人たちに聞いたところ、「30代どうしの結婚でしょ。自分たちですべてのことをやりたいね!」と、ずっと話し合ってきたという。

で、すべて事前に相談されてOKを出しつつ、コトは進んで来た。

そういうわけで、「親、親族、会社、友人のための披露宴は秋ぐらいになりそうだ」と聞いた。資金配分でそうなると(笑)

慣習にとらわれない、見事に「本人たちの幸せを第一に考えた結婚とその準備だった」のが素敵だな・・・と感じた。

わたしは、正直、我が息子が、こんな風に自分たちでしっかりと、段取りして結婚までの道筋をつけてくれるとは夢にも思っていなかった。

すべてとは言わないが、ある程度、親の言い分や結婚式の費用などを出すべきだと思っていたし、子どものためなら資金調達もすべきだろう!と、なんとなく思い込んでいた自分がいたけれど、蓋を開けてみればまったく違っていたんだ。

本人たちも、ひとつ、ひとつの手順に向き合って緊張もMAXだったそうだが、何しろ「超楽しい!」とよく言っていた。

それを聞いて「なんて幸せなんだろう!」と、嬉しさと同時にちょっとだけ親としての寂しさも味わいながらの1ヵ月だった。

で、6月後半の引っ越しが無事に完了した後、夫と二人で旨いお酒とスイーツでも味わいに都心のBarにでも行こうかと考えている。

Barで頂ける「ブレンド・オブ・ニッカとカラメル香ばしプリン生クリーム添え」の写真を載せておこう。(理想はこんな感じ・笑)

というわけで、今日は親バカ丸出しの話(笑)

それでは、また!