『「考える力」をつける本 本・ニュースの読み方から情報整理、発想の技術まで』轡田 隆史・著(三笠書房)【選書・自己啓発】

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簡単レビュー

あなたは「正しい頭の使い方」をご存じ?

誰も教えてくれなかった「思考の技術」「勉強の技術」がわかる、最高の知的実用書。

もくじ

はじめに 「考える力」の差はどこから生まれるのか?

プロローグ 思考力はどうすれば深められるか

第Ⅰ部「考える力」をつけるための第一歩

1章 「今日一日」から始める知的生活術~この時間の使い方が「考える力」の決め手になる!

2章 新聞から何をどう読みとっていくか~「自分の頭で考える」ための情報収集術

3章 「量の読書法」と「質の読書法」~役に立つ探し方、読み方。楽しみ方

4章 「いい問いかけ」の条件~だれに、何を、どう聞くか

5章 メモの作法と方法~もっと面白い「切り口」を発見するには

6章 「鍵の束」としての辞書と索引~自分の外にある「引き出し」をどこまで活用できるか

第Ⅱ部 「考える力」と「表現する力」を磨く法

7章 「考えるきっかけ」をどうつかむか~「世界」を見る目、「自分」を見る目

8章 「書くこと」は「考えること」~ものの見方・考え方しだいで表現力も違ってくる!

9章  「情報」を生かすための考え方~情報の選択とは人生の選択でもある

10章 議論の方法ー「論理的な考え方、話し方」とは?~理性と論理、そして直感について

第Ⅲ部 「発想の豊かさ」はここから生まれる!

11章 オリジナルなものを生み出す力~「新しい発想」を自分の中から掘り起こせ!

12章 「好奇心の領域」を広げゆく法~情報の「ツテ」をたどるのがうまい人、へたなひと

13章 遊び上手は仕事上手~常に新鮮な「こころと頭」を保つために

おわりに

                  ★★★

新年度の膨大な仕事に辟易しつつ、何とか頑張る毎日。

そういう時に限って、読みたくて仕方がない面白い本を見つけてしまうもの(笑)

もくじを書き出すのすら楽しんでいる自分がいる。

ワクワクする・・・とは違う、少々骨太の内容なのだが、知的好奇心を揺さぶられる。

自分の頭を鍛えることはなんて「愛おしい」ことなのだろうか?!

改めて頭に栄養をつぎ込む楽しさに目覚めている最中だ。

自分自身を発見する小さな旅に出かけたとでも言おうか。

古代ギリシャの科学者「ソクラテス」が言った名言「自分が知っているのは、自分は何も知らないということだけだ」

だから、知的生産の旅に出るのよ。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月13日記事

『SunTAMA Style』2022年4月13日記事

『本屋大賞 公式ファンブック』日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)~受賞作のエピソードが知りたい!~2026年4月9日発表🎶【選書・文化】

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『本屋大賞 公式ファンブック』日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)

簡単レビュー


書店員の投票だけで選ばれる賞「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本 本屋大賞」のヒストリーから裏話、選考の裏側までを余すことなく盛り込んだ公式ファンブックが誕生した。

2026年に第23回を迎える「本屋大賞」について知りたいこと、見てみたいことなど、ファン垂涎のすべてを一挙公開

・本屋大賞はどのように生まれたの?
・受賞作品から時代の変遷は見えてくる?
・受賞作作品ってどうやって選ばれているの?
・本屋大賞受賞作品の聖地に行ってみたら……!
・受賞式前から当日、その後の書店員さんはどんな感じで動いているの?
・本屋大賞ができてから今までの書店の環境は変わった?
・本屋大賞実行委員会って何をやっている人たちなの?
・緊張の表彰式の裏側ってどうなっているの?

もくじ
・”スペシャルインタビュー”
・歴代授賞式・大賞受賞作グラビア
・徹底解剖! 本屋大賞
・”誕生秘話
あのとき、本屋大賞が生まれた”
・本屋大賞表彰式ルポタージュ
・受賞作品から見える時代の変遷
・翻訳小説部門作家が来日!
・歴代翻訳小説部門受賞作
・発掘部門ってどうやって選ばれているの?
・歴代発掘本受賞作と全リスト
・行ってみたい! 本屋大賞受賞作品の聖地めぐり
 ”滋賀・大津
成瀬は天下を取りにいく”
 ”愛媛・瀬戸内海
汝、星のごとく”
・“POP王”内田剛がうなる
本屋大賞傑作POP集”
・大賞受賞作グッズ
・密着! 書店員の0日〜受賞式参加編
・密着! 書店員の1日〜受賞式当日店舗編
・本屋大賞ができてから今までの書店の環境
・本屋大賞受賞を振り返る〜全受賞作家より〜
・本屋大賞 賞金10万円図書カードの使い道
・本屋大賞受賞作秘話
・本屋大賞実行委員会は何をやっている人たち?
・”もっと楽しめる!「本の雑誌増刊 本屋大賞」の読み方”
・緊張の表彰式! 裏方座談会
・本屋大賞データベース

             ★★★

明日4月9日、2026年度「本屋大賞」が発表される。

全国の書店員さんが、最も楽しみにしている一日だ。

昨日、『本屋大賞公式ファンブック』を作成された実行委員長の談話を聴く機会があったので、3月に発刊されたばかりの新刊を一早く紹介した。

★2026年度 ノミネート10作品はこちら↓

『暁星』 湊かなえ(著)双葉社

『ありか』 瀬尾まいこ(著)水鈴社

『イン・ザ・メガチャーチ』 朝井リョウ(著)日経BP 日本経済新聞出版

『失われた貌』櫻田智也(著)新潮社

『エピクロスの処方箋』夏川草介(著)水鈴社

『殺し屋の営業術』野宮有(著)講談社

『さよならジャバウォック』伊坂幸太郎(著)双葉社

『熟柿』佐藤正午(著)KADOKAWA

『探偵小石は恋しない』森バジル(著)小学館

『PRIZE―プライズ―』村山由佳(著)文藝春秋

以上10作品。新刊から既刊まで多岐に渡るラインナップである。

そうそうたる作家群だなあ・・・と書いてみてため息(笑)

直木賞作家3名、本屋大賞3名がノミネートされている(凄)

そして、今年のノミネート作品は「日常にひそむミステリー」がキーワードだそう。

ぜひ、本屋大賞ファンブックで、本屋大賞の背景を知ってほしい。

小説の目利きが高い書店員さんがたの投票で決まる大切な賞なのだ。

さて、どの作品が選ばれるか?!
明日の発表が待ち遠しい。

それでは、また!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――旧記事更新

『SunTAMA Style』2024年4月8日記事

https://www.aylife.site/post-21150

『虎に翼』桜満開のロケ地探訪~長池公園・長池見附橋【風景・八王子市別所/旧記事更新54】

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『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』北村節子・著(東京新聞出版局)【選書・文化】

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『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』北村節子・著(東京新聞出版局)

簡単レビュー

『ピッケルと口紅 女たちの地球山旅』(北村節子著)は、女性初のエベレスト登頂者・田部井淳子氏らと世界を旅した著者が描く、情熱と友情の山岳エッセイ。

軽快な文体で、困難を乗り越え頂上を目指す姿や、女性視点での等身大の山旅が描かれ、一気読みできる魅力的な作品として高評価を得ている。

軽快で爽快な筆致:新聞記者出身の著者による、歯切れの良いテンポの速い文章が特徴。エベレスト隊への参加や海外登山のエピソードが魅力的に描かれている。

田部井淳子氏の素顔:偉大な登山家でありながら、人間味あふれる田部井さんの人柄が、著者の温かい視線で描写されている。

女性たちの等身大の挑戦:山登りの経験が少ない状態から夢を叶える力、子育てと自己実現を分かち合う女性たちのエネルギーが感じられる。

独自の魅力:単なる登山記録ではなく、日常と山旅が交差するような、親しみやすい雰囲気。 

山登りが好きな方はもちろん、挑戦するすべての人に勇気を与える一冊である。

                 ★★★

北村節子女史・・・この新聞記者がいなかったら、女性初のエベレスト登頂までの舞台裏を記録に残すことは非常に困難だったのでは?と、思わずにはいられない。

女性だけの登攀クラブがある!と知り、そのクラブに惚れ込んで参加を決めた北村節子女史。

谷川岳の岩山を登攀したり、エベレスト挑戦への長い準備と資金集めなどの戦いに、泥まみれになって向き合う姿が、軽妙な文章で描かれている。

山登りが好きな方だけではなく、何か面白い小説を探している方にはうってつけかもしれない。

創作ではない、真実の話がここにはある。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月27日記事

『SunTAMA Style』2022年3月27日記事

『SunTAMA Style』2023年3月27日記事

『SunTAMA Style』2024年3月27日記事

『知識ゼロですが つみたてNISAとidecoの次はどんな投資をすればよいですか。』家計再生コンサルタント 横山光昭・著/ペロンパワークス編(株式会社インプレス)【選書・自己啓発/投資の基本】

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『知識ゼロですが つみたてNISAとidecoの次はどんな投資をすればよいですか。』家計再生コンサルタント 横山光昭・著/ペロンパワークス編(株式会社インプレス)

簡単レビュー

とりあえずつみたてNISAとiDeCoは始めてみたけれど、
それだけでは将来が不安。
けれど本格的な投資はこわい……
そんなあなたに最適! 一番わかりやすい投資入門書!

本書では、「つみたてNISAとiDeCoを始めたその後」の投資の基本と実践について、5ステップで構成。
「講師と生徒」の対話形式、見開き完結&フルカラーでわかりやすく紹介している。
商品名や金融機関も具体的に提示しているので、投資スタイルを選んでマネするだけでOK。
知識ゼロで誰でも始められ、「貯金感覚」できちんとお金を増やしていくことができる。
大ベストセラーとなった『3000円投資生活』をはじめ、著者累計373万部の横山光昭先生が、要点を絞ってわかりやすく解説。


もくじ
STEP1:資産計画を見直そう~非課税制度はフル活用しよう~
STEP2:自分にあった増やし方を選ぼう〜もっと増やすなら特定口座で投資信託・ETFを買う〜
STEP3:口座を開いて商品を購入しよう~準備はすべてネットで! 15分で完結~
STEP4:メンテナンスをしよう~商品変更と情報収集~
STEP5:受け取り方を考えよう~ベストなゴール設定で明るい未来を~
応用編:もっと大きく資産を増やそう~おすすめポートフォリオ・ ETF~

             ★★★

今週のはじめ、「NISA貧乏」という言葉がニュースを飾ったのはご存じ?

ちょっと、調べてみた。

「NISA貧乏」とは、新NISAの非課税枠を埋めるために過度な節約を行い、日々の生活が苦しくなっている状態を指す言葉

将来の不安から無理な積立を行い、趣味や食事を切り詰める若者を中心にSNSやメディアで話題になっている。

なるほど。

投資は「生活の余裕」の範囲内で行うことが重要。

わたしも、たった2000円からスタートした「新NISA投資」生活も3年目。毎年2000円づつアップさせて、現在では毎月6000円というささやかな投資生活を送っている。

しかも、郵便局におまかせの自動積立で、なんにもストレスはない状態。毎月、ちょっと上乗せができて、それなりに溜まりつつあるわたしのNISA貯金。

あまりに、少額投資だから「もしも!=元本割れ」があっても微動だにはしないだろうし、あくまでも、元本保証ではない投資の世界。

このことから、一攫千金を狙って多額の投資をする・・・などは絶対にしないだろう。

20年スパンで、非課税枠を充分に利用しながら小さな勝負を続けて行こうと考えている。

そして、わたしが退職したあと、夫婦二人とも年金生活になった時に気をつけたい落とし穴があるらしい。

NISAなどの資産を持ちすぎている場合に、本来受けられる高齢者補助金などが受けとれない・・・などの盲点があるようだ。(まだあまりよく知らず)

「知らなかった!」では済まないし、日々お金と投資の勉強をしつつ、最新の情報を手に入れておくことが大事。

で、今回紹介した本書も、2022年発刊と少し前だが、お金の勉強を初めてみようかな?とか考えている人にはうってつけだと思う。

投資を始める方へ。もう一冊を紹介する。

『知識ゼロですが、新NISAとiDeCoをはじめたいです。』家計再生コンサルタント 横山光昭・著/ペロンパワークス編(株式会社インプレス)

同著者の「はじめるには」シリーズ。

簡単レビュー

銀行預金しかしていない‥‥‥
子育て・老後資金が不安‥‥‥
難しそうで踏み出せない‥‥‥
そんなあなたに最適! 大ヒット入門書が新NISA対応で大改訂!

新NISAとiDeCoを活用した投資の基本と実践について6ステップで構成。
「講師と生徒」の対話形式、見開き完結&フルカラーでわかりやすく紹介。
商品名や金融機関も具体的に提示しているので、そのままマネするだけでOK。
知識ゼロで誰でも始められ、「貯金感覚」できちんとお金を増やしていくことができる。
大ベストセラーとなった『3000円投資生活』をはじめ、著者累計397万部の横山光昭さんが、
要点を絞ってわかりやすく解説している。

STEP1:投資でお金に働いてもらおう~正しく知って上手く活用!
STEP2:新NISA or iDeCo を選ぼう~投資の第一歩はこの2択でOK~
STEP3:口座を開設しよう~ネットでサクッと15分で完結~
STEP4:商品を選ぼう~あれこれ迷わずまずはバランスファンド1本だけ~
STEP5:メンテナンスをしよう~年1チェックであとはほったらかしが正解~
STEP6:ゴールを計画しよう~じっくり時間をかけるのが負けないコツ~
[応用編]「成長投資枠」を活用しよう

少なくとも、SNS上に無数にアップされている」「投資=儲け話詐欺っぽい」勧誘などよりはずっとためになるし、あくまでも庶民であるこちら側の応援団のような本なのだ。

つみたてNISAとidecoだけでは不安・・・

本格的な投資はこわい・・・

けれどもお金は増やしたい。

そんなあなたに最適な2冊の投資本を紹介した。

この2冊で、ざっくりと「自分の投資スタイル」を見つけてみよう!

誰も、投資貧乏にはなりたくないもの。

大事なお金を上手に回して行きたいものね!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月25日記事

『力をぬいて』銀色 夏生・著(KADOKAWA/角川文庫)【選書・ワーク(生き方)スタイル】

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簡単レビュー

~見晴らしのいい場所へ いつでもいける自由さを~

◎この本を書こうと思ったいきさつ

35年くらい自由に本作りを続けてきて、あらためて今後の生き方についてじっくりと考えました。

他の人に依存しない、外の条件に左右されない、自分だけでなれる幸福を見つけなければ、と。どんな嵐の中でも、心の奥でおだやかに輝き続ける極小太陽のような幸福。

それを目指そう。

そのために、まず心から大切だと思っていることを書いてみることにしました。

この本は、今までの人生を通して思った現時点での考えのまとめです。(著者・文中より引用)

              ★★★

銀色夏生(ぎんいろなつを)さんをご存じ?

ものすごい作品の多さから、本人名のところにウイキペディアを埋め込んであるので、興味のある方は、どうぞ、紐解いてみて。

わたしがど~して、この作家さんを取り上げたのか?

それは、「角川で敏腕編集者をされていた見城 徹氏が、当時、ど~しても、この作家さんの作品を角川から出したいと願い、何度か銀色さんに会うも、彼女の持つ「独特の雰囲気」に気圧されたのか、全く話がかみ合わず、落としきれなかった唯一の作家」だという逸話を何かで読んでいたことから。

いったい、どんな人なんだろう。あの見城 徹氏が落とせなかった作家とは!

きっと、「あの手この手で考えた戦略」やビジネスでは当たり前の「人を落とす手練手管」や「忖度」などは一切通用しない人なんだろうとずっと思い描いていた。

わたしは作家の作品よりも、それを書いた人柄や生まれ育った背景などに強い興味がある。

だから、その作家が書いたエッセイなどに惹かれるのだ。

銀色さんは、わたしより2歳年上のお姉さん。そんなお姉さんが、思う「生き方を掴みなおす1冊」を読む機会に恵まれた。

一気に読んで、一気にレビューした。

このレビューを書くにあたり、ウイキペディアを調べていたら、銀色さんの作品群がKADOKAWAから膨大に出版されていたことを知った。

わたしは、角川時代の超敏腕編集者である見城 徹氏が落とせなかった?
きっと、気圧されたのは見城 徹氏じゃなくて、銀色さんだったんじゃなかろうか?と、勝手に推測を立ててみた。

「こんなにアクの強い編集者にかかったら、自分の作品がまったく書き換えられてしまうのでは?」という危機感を持って、自分を閉じてしまったのかもしれないと。

作家にとって、自分の頭の中を自由に表現できる環境がないところでは書けないし、書きたくはないもの。

ま、いったいどんな作家さんなのか?知りたい人は今回レビューした「力をぬいて」をぜひ、お読みになってみて。

随筆家であり、作詞家であり、一番は詩人である女性で、結婚も子育ても農業も経験されてきた作家さん(笑)

お金の話では、お金があろうがなかろうが、やりたいことで使い、なければないで庭づくりなどで楽しくやっていける。どちらになっても自分の幸福度が変わらないことが重要だと言う。

そんな、ごく普通でちょっと知的な女性が「極小太陽という自分の小さな幸せ」や「ギリギリの境目を楽しむ様」を見つけていくエッセイ。

感情が動くのは「ギリギリのキワ」だけ。

結構すてきな発想。

それでは、また!

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『幸せな最期を迎えた91歳~ひとり暮らしの食卓』大崎博子・大崎夕湖・著(宝島社)【選書・自己啓発】

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『幸せな最期を迎えた91歳~ひとり暮らしの食卓』大崎博子・大崎夕湖・著(宝島社)

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1932(昭和7)年、茨城県生まれ。
散歩、太極拳、麻雀、ネットフリックスでの映画やドラマ鑑賞、
そして、日々の晩酌を楽しみに暮らす大崎博子さん。

2DKの都営住宅団地に住む、ごくふつうのおばあちゃんの生活は、
2010年、78歳のときにパソコンと出会い、
東日本大震災直後にTwitter(現・X)を始めたことで、大きく変化した。

後期高齢者という呼び方はどこかネガティブだからと、自ら「高貴香麗者」という造語をつくり、
戦争体験者ならではの思いや等身大の日々のツイートが共感を呼び、フォロワー数は21万人超(2024年11月現在)。

博子さんは、2024年7月23日、自宅のベッドでひっそりと息を引き取った。

亡くなる前日も変わらず、Xに晩酌の様子を投稿し、
フォロワーさんに向けた「おやすみなさい」の挨拶が最期の言葉となる。
まさに「ピンピンころり」の美しい旅立ちだったそうだ。

生前から準備していた「レシピの書籍化企画」を、この度、娘の夕湖さんと形にすることができた。

本書では、2024年6月6日から亡くなる前日まで、博子さんが毎日のように投稿していた「晩酌の友」を一挙公開、
その中から、彩り豊かで栄養たっぷりなレシピを紹介している。

健やかな心と体を作る博子さんの食の工夫や心がけが満載!

10万部突破のベストセラー『70歳からは超シンプル調理で「栄養がとれる」食事に変える!』の著者、
塩野﨑淳子さんに「博子さんの健康長寿の秘訣」を取材したインタビューも収録。

                 ★★★

先日、図書館で見かけて手にとってみた本書は、料理本でもあり、生き様を綴った自分史でもあり、著名な作家さんとの対談もありで、一概に料理本で片づけられない素敵な一冊だった。

とりあえず、急いで読んでレビューしようと思い図書館で借りてきた。

レビューにある通り、毎晩の「晩酌」を亡くなる前日までたしなみ、その食卓をSNSの「X」に投稿していた、ちょっと飛んでるが、至って普通の高齢の女性だ。

わたしの興味は、まずどんな物を毎日食べていた(料理していた)のか?

そして、毎日「晩酌」(缶ビール350ml1本とワイン1~2杯)できるだけの肝臓を持つ、その身体づくりにも興味が湧いた。

そして、そのレシピは、なんでもない「野菜をふんだんに使うシンプルなお料理」ばかりだった。

しいて言えばレシピのポイントは、「小さな小鉢6個におかずを用意すること」目でも楽しみ、色々な物をふんだんに食せること、そして、なにより「X」への投稿で映えを気にして撮影をするのが、楽しみで仕方がなかったのだそうだ。

「万事、これでいいのだ!」とおっしゃっている笑顔が見えるような素敵な方。

というわけで、長寿の秘訣は「亡くなる寸前にも呑めるか?否か?」かもしれない(笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月13日記事

『羽柴 秀長 秀吉の天下を支えた弟』柴 裕之・著(KADOAWA/角川選書679)【選書・文化】

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「羽柴秀長 秀吉の天下を支えた弟」 (角川選書 679)

簡単レビュー

「豊臣兄弟!」時代考証者新刊。

秀吉の野望を実現した名補佐役の激動の生涯

「天下一統」の陰に、この男あり――。豊臣政権を支えつづけた羽柴(豊臣)秀長。兄・秀吉の名補佐役として、政権の構築と運営において調整力と実務能力を発揮。

執政として外交交渉や軍事活動、戦後処理にまで深くかかわり、政権の安定に寄与した。最新研究と豊富な史料をもとに、一門衆としての立場や家族関係にも注目。信長・秀吉の時代を陰から動かしたもう一人の立役者に光を当て、知られざる実像を多角的に描き出す。

                 ★★★

大河ドラマ「豊臣兄弟」あまりTVを観ないわたし。それでもこの1本だけは欠かせない!

成り上がりとか下剋上とかのキーワードが大好きなわけ(笑)どんな手を使って勝ち戦を続けるのか?楽しみでならない。

先日、明星大学・小林一岳先生の歴史講義「天下の裏方~豊臣秀長、知られざる実像」という市民自由講座に参加してきた。

まず、話が本当に面白くて、2時間という大学の授業に匹敵する長帳場をしゃべり倒すパワーに驚いた。先生御年69歳だそうだ。

ポイントは9つのポイントに絞って、お話を拡大していることと、1つ終わると先生が撮ってきた(WEBで借りた)写真や画像で、豊臣兄弟にまつわる「城」や「領地」の説明もあり、まるで先生と一緒に旅をしているかのような空気感が楽しかった。

ここに9つのポイントを書き出しておこう。(ついでにNHK大河ドラマの進行も付け加えて)

1、豊臣兄弟(時代背景)

2、織田信長と豊臣兄弟

3、豊臣兄弟の近江長浜支配(3月中旬の大河ドラマではこのあたりが描かれている)

4、豊臣兄弟の播磨・但馬支配(大河ドラマ7月~8月頃に放送予定)

5、信長の後継者秀吉

6、秀吉の勢力拡大と秀長(兄弟で分かれて勢力を拡大)

7、秀吉政権と惣無事令

8、四国攻めと九州攻め

9、小田原攻めと秀長の死(大河ドラマ12月放送予定)

以上の講義の内容は、すべて上記に紹介した『羽柴秀長 秀吉の天下を支えた弟』柴 裕之・著(KAOKAWA)を元にお話しされたと伺った。

歴史に疎いわたしでさえも、魅了される豊臣兄弟(笑)

この市民自由講座で聴いたこぼれ話が、今年の大河ドラマをさらに面白く観られるのが嬉しい。

というわけで、戦国の歴史を学んだ1日だったという話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年3月11日記事

『SunTAMA Style』2022年3月11日記事

『週末フィンランド~ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』岩田リョウコ・著(大和書房)【選書・文化】

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『週末フィンランド~ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』岩田リョウコ・著(大和書房)

簡単レビュー

「この本と一緒に、フィンランドひとり旅、大満喫しました!
 あ~行ってよかった!!」
Youtubeでも大人気。
井上咲楽さん絶賛!

『マンガ サ道』
タナカカツキ氏絶賛! ! !
「世界一幸せな国でととのったー! 」

森の中のサウナに入って、
オーロラを見たい!

フィンランドは今、日本女性がもっとも注目する海外旅行先。
サウナ、森、雑貨、オーロラ、カフェ、そして何より治安がいい!

週末に有給1~2日をつけ、フィンランドの首都ヘルシンキへGO! !

直行便なら9時間半で「日本からもっとも近いヨーロッパ」。

本書はフィンランド観光局公認の岩田リョウコによる、
初めてでも短期間でも二度目でも、
とにかくフィンランド旅行を思う存分楽しむための最新情報が満載の1冊。

【本書が注目するフィンランド、ここがステキ! 】
◎森と湖とサウナが教えてくれる素直な生き方と心と身体の癒し方
◎フィンランドってどんな国 ムーミン、マリメッコだけじゃない
◎お母さんに優しい国世界No.1、フィンランド人は
「シャイでひかえめ、でもとっても温かいひとたち」
◎フィンランド観光局さん「フィンランド人をひとことで言うと、善人」
◎いつ行く?目的別おすすめの季節
春:春オーロラ、夏:ベリーときのこ、秋:秋オーロラ、冬:サンタ
◎必須の持ち物、あったら便利なものリスト
◎フィンランドはいらぬ心配をしなくていい 安心・安全・清潔
◎1度目のフィンランド:はじめてのヘルシンキ
◎フィンエアーの機内は……マリメッコ一色!
◎いつも朝食を食べない人も思わず食べてしまうフィンランドの朝ごはん
◎ヘルシンキのお気に入りカフェの紹介
◎歩いて回れる中心部の観光スポット/ヘルシンキ大聖堂/マーケット広場/アカデミア書店
◎はじめてフィンランドで入ったローカルサウナ
◎せっかくなら行ってみたい名のあるレストラン
◎マリメッコのアウトレットへ行く
◎アラビアのアウトレットへ行く
◎森の中のサウナに入って、オーロラを見たい!
◎サンタもいるロヴァニエミへ行けばオーロラもみられるかも?
◎本物のサンタがいるサンタクロース村
◎世界一おいしいドーナツ!
◎フィンランドが世界一幸せな国である理由がわかった!
◎自然の中で自分の心と身体の痛みを解放する方法
◎オーロラの神様が微笑んだ!

               ★★★

年度末、超多忙な毎日を終えて、夜、どーでもいい芸能人の「旅ブログ」を眺めるのが結構楽しかったりしている。

井上咲楽さんのYou Tubeで、絶賛されていた「週末フィンランド」という本。フィンランドに行く!と決めたのは、この書籍との出会いからだったそう。

彼女は旅に出る直前まで仕事をしていて、急いで空港にたどり着いたら、この「週末フィンランド」を取り出し、カフェで旅プランを練り、一気に「旅モード」に入って行く。

旅の楽しみ方って、人それぞれだろうが、こうして一見無駄なようにも思える?思いつきの一人旅・・・忙しい日常から離れて、めちゃくちゃ息抜きになるんだろうね。そして海外で北欧女一人旅!(若いってすごいね)

そして、「週末フィンランド」で紹介されていたカフェをこれでもか!というほど訪ねるのよ。

おなかがタプタプだろうね(笑)

それでも、なんだか可愛いのよね。

で、これがその番組。

【ぼっちフィンランド旅】オーロラツアー&映画『かもめ食堂』の聖地巡礼で大興奮したお正月

井上 咲楽 Sakura Inoue チャンネル登録者数 25.6万人

ということで、話題の旅書籍の紹介。

わたしの私物、「るるぶ」や「旅の歩き方 aruco」なども健在だが、嬉しいのはWEB全盛の今でも、紙の旅本が廃れずに残っているのは、「旅」を最大に楽しみ切る熱を持たせてもらえるからだろね。

さあ、弥生3月もはじまったし、GWの旅予約も、もう遅いぐらいだ(泣笑)それでも「どこかへ行きたい!」「旅に出たい!」と思いながら旅の本を見つけに書店へ出向くのも素敵よ。

それでは、また!

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『ミニマライズキャンプ入門 キャンプ道具を軽量化してULな旅を楽しむ』CAMPたかにぃ・監修(朝日新聞出版)【選書・文化】

【ブログ新規追加1470回】

『ミニマライズキャンプ入門 キャンプ道具を軽量化してULな旅を楽しむ』CAMPたかにぃ・監修(朝日新聞出版)

簡単レビュー

徒歩・電車・バス・自転車・バイク・飛行機…移動手段は自由!
YouTube チャンネル登録者数約3万人のCAMPたかにぃがナビゲート!
軽量で自由にバックパックキャンプを楽しみたい人必見の、超入門書。

キャンパーたちが、次にハマるだろうミニマムスタイルのキャンプ術を紹介。
“バックパック1つ” を基準として、軽量だけど楽しめる新しいキャンプスタイルを一挙公開。
本書では自転車キャンプの基本知識や、自転車・バッグの選び方もビギナー向けに解説。

さらにCAMP たかにぃがリコメンドする軽量キャンプギアを約100 点、キャンプ場ガイドも30ヶ所以上収録。

【contents もくじ】
・たけだバーベキューさんもULキャンプ始めました。
・はじめてのBackpack Camp道具選びとその活用術。
バックパックキャンプに欠かせない24のアイテム。/
ビギナーがイチから道具を揃えたら、どれだけ予算がかかるのか?/
バックパック/テント/焚き火台/クックセット/スリーピングギア/ライトウエア/チェア

・軽量キャンパーのお役立ちアイテム。
便利グッズ編/一石二鳥編/キャンプ飯編

  ・自転車キャンプに挑戦してみよう。
・バックパックで行ってみたい! キャンプ場案内。
・軽量キャンパー御用達のショップガイド全国版。

・軽量キャンプ 7人の達人。
森風美さん/林けいしさん/荒井大介さん/ワンコさん/野沢ともみさん/辻井国裕さん/桜井貴教さん

・バッグの中身をすべて見せてください!
そろーさん/森猿さん/つくもニキさん/はるかさん/Dさん

             ★★★

キャンプって、車で行くもんでしょ?という概念をガラッと変えた「CAMPたかにぃ

CAMPたかにぃ・・・初めて読んだし、You Tubeも観た。

ロングトレイルの猛者だった!

四国お遍路を経て、NZのロングトレイルを歩きに歩いて、持ち物(キャンプ道具など)をどんどん削って行く行程が面白い。

彼の解く、「UL=ウルトラライト」を見られる動画だ。

交通公共機関を使って、少量・必要最低限の荷物を携えて旅をする。

彼にかかれば、重い道具などは「存在」しない。だって持ち運ぶのが基本だから。

今、元々、道具をいっぱい積んだ車キャンパーが、ULの軽さに目覚めてきているそうだ。

これは、もう、好き好きでしかないね。わたしは、持ち物を減らして生きてきたタイプだから、大いに共感できる。

物を減らして、身軽になるだけで「旅」の醍醐味は無限大に増えるのだから。

バッグパックキャンプの極意が描かれた一書。興味のある方はぜひ、手に取ってみて。

それでは、また!

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大人のおしゃれ手帖特別編集『老けない、わたしの習慣 60兆個の細胞から若返る暮らしの知恵』山田豊文・監修(宝島社)【選書・文化】

【ブログ新規追加1472回】

大人のおしゃれ手帖特別編集『老けない、わたしの習慣 60兆個の細胞から若返る暮らしの知恵』山田豊文・監修(宝島社)

簡単レビュー

なんだか体がダルイ……」
「最近太ってきてやせられない、体重が落ちにくくなった」
「年齢的に健康が心配」

体年齢=実年齢ではありません! 人は食べるものから作られます。
若々しくハツラツとした人は若くなる食べ物を食べているのです。
健康神話や思い込みを捨てて、あこがれる素敵なあの人のように、
あなたも変身しましょう!

もくじ

               ★★★

「まごわやさしい」とは?
「まごわやさしい」とは、健康的な食生活のために摂り入れたい7つの和食材の頭文字をとった言葉。(AIに聞いてみた・笑)

豆、ごま、海藻、野菜、魚、きのこ、いも類を意識的に献立に加えることで、栄養バランスが整い、生活習慣病予防や老化防止、疲労回復などに効果が期待できる。

まごわやさしい」や「ファスティング」いわゆる断食を定期的に取り入れて、身体の中からきれいにしよう!

という身体改革のおすすめをする一書だ。

わたしは、外でお弁当など頂く時は、ご飯を玄米にしているのだけれど、家では家族の好みもあるので、白米に雑穀をプラスして身体の内側から浄化するようにしている(気分だけど・笑)

油も亜麻仁油とオリーブオイル、化粧品ではベビーオイルも取り入れてきた。

こうして、「老化」を食い止めるアンチエイジングをしつつ、自分の「進化」に向き合うようになった数年。

この書籍では、たった1ヵ月で体調が変わる!と、書かれているが、「取り入れやすく、続けやすい」自分流の老け防止対策でなければなあ・・・と、考えてきた。

わたしが取り入れたのは、「雑穀米」「発酵食品」「油」「味噌」をこれまでとは変えて身体の浄化に努めるものを毎日取っている。

化粧も仕事で出かける毎日だから、化粧落としをベビーオイルでやさしく落とすとか、そのオイルを使うことで生き生きと楽しくなるのよね。

派手ではないけれど、着実に老いを防ぐ物たちをこれからも最大限に探して行くわ。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年2月25日記事

『SunTAMA Style』2022年2月25日記事