JALの即席カップ麺「ですかい」シリーズを食べる♪【風景・機内食】

【ブログ新規追加1114回】

懐かしいカップ麺をディスカウントショップで見つけた。(1個希望小売価格158円のところ89円で即買い!)

ど~して懐かしいのか?っていうと、新婚旅行でLAに向かった時乗ったのがJALだった。(後にも先にもJALはこの旅行1回のみで、あとはANAやユナイテッド、様々な海外航空会社の旅客機を利用してきた。理由はJALより安価だから)

今日、この手の平に入る小さなカップ麺を偶然見つけたんだ。

飛行機の旅で提供される機内食を楽しみにしている人は多い。

実際に「機内食ドットコム」などの口コミサイトはとても人気がある。

メインディッシュのビーフとポーク&チキンが選べるのはあたり前だし、ベジタリアン、ビーガンなどの肉食禁の場合や宗教上の理由から食さないなどの多様性を受け入れる機内食の現場だ。

しかし、わたし達が遭遇したのは、NYからの帰り便でビーフがあっという間になくなってしまい、しぶしぶポークを頂くことになった事件。(事前にメインディッシュの申し込みを済ませるシステムだった)

事前にわたしの選択を聞いてくれていたCAさん(外国人)は、わたしがポークに対して不服そうな顔をしていたのを見逃さず、頼んだ赤ワインと一緒にチョコレートの詰め合わせを笑顔で、そっとサーブしてくれた。(ユナイテッド航空)

機内食とは、珍しい外国の料理を味わえるだけでなく、こうしたちょっとしたアクシデントでも、後々まで記憶に残る空の旅が叶う食事なのだ。

で、カップ麺の話だが、空の上という非日常的な空間で食べることもあいまって、JALに乗るならと、カップ麺を楽しみにしている人も多いと聞く。

JALでは、機内でカップ麺を提供している。 しかし、普通のものではなく、上空で食べることを前提として作られたオリジナル商品なのだ。

JALの機内用 カップ麺「ですかい」シリーズとは

「ですかい」シリーズは、カップヌードルシリーズで知られる日清食品とJALが共同で開発した即席カップ麺。

ラインナップは「うどんですかい」「そばですかい」「ちゃんぽんですかい」「らーめんですかい・しょうゆ」の4種類がある。

わたしは、LA便で夜食に出して頂いた。そして、当時CAさんたちの間で流行っていた食べ方を注文したの。

「うどんですかい」に数滴のレモン汁とタバスコを振りかけてもらうのよ。

これは、めっちゃ旨いよ。(わたしは大のタバスコファンだから・笑)

で、カップ麺の歴史だが、お客さま の「機内で日本の味を楽しみたい」という要望から開発がスタートし、1992年にまず「うどんですかい」が登場したのだ。

上空を飛ぶ飛行機の中は地上よりも気圧が低く、お湯の沸点が下がる。そのため、85度という温度の低いお湯でも戻りやすく、のびにくい特別製の麺が使われているのが特徴だそう。

片手で持てるサイズの容器の中には具として飛行機がデザインされたカマボコが入っており、見た目も楽しめる一品。

「ですかい」シリーズを機内で堪能できるのは、国際線ではプレミアムエコノミー以上、国内線ではファーストクラスのみとなっている。(2019年3月時点)

というわけで、じわじわ海外旅行熱も高まってきたこのごろ。

夜食が頂ける長時間の空旅に行きたくなってきた。

ま、今のところは家で機内食を頂いて、ウォーミングアップとしたい。

それでは、また!

「御射鹿池」(みしゃかいけ)【風景・長野県茅野市】

【ブログ新規追加1107回】

鏡のような水面が四季折々の風景を映す美しい池

標高1,500mの山の中にある風光明媚な池。
静かな水面には背景の山々の風景が逆さに映り込み、幻想的な光景を創り出す。
その姿は多くの人のインスピレーションを呼び覚まし、日本を代表する画家、東山魁夷氏の有名な作品《緑響く》のモチーフにもなったことでも知られている。

周囲のカラマツ林は、季節ごとに大胆に色を変える。春には新緑、夏には深い緑、秋には黄金色に黄葉し、そして冬には真っ白な雪と氷に閉ざされる。
そうしたそれぞれの季節の風景を御射鹿池の水面が静かに映し出し、日々違った顔を見せるのが隠れた魅力と言えよう。
同じ日でも、時間帯によって全く違う顔を見せてくれるので、何度も足を運んでしまいそうな衝動に駆られる。

こんなに美しい池だが、実は、農業用のため池で、冷たすぎる八ヶ岳の水をお日様に当てて稲作に利用するために、昭和の初めにつくられたものだそうだ。
池の水は今でも麓の笹原地区で大切に利用されており、池の周囲も笹原の人たちによって整備されている。

※堤防内は立ち入り禁止で、池に近づくことはできない。
地元で大切に利用されている農業施設で、環境維持にと協力をお願いする看板があった。

INFORMATION

住所 長野県茅野市豊平奥蓼科 駐車場 あり30台 大型バス駐車場 あり5台 お車でのアクセス 諏訪ICから約18km・約30分
公共交通機関でのアクセス JR茅野駅 →(アルピコ交通・奥蓼科渋の湯線約45分) →明治温泉入口バス停下車 備考 近くに、コンビニエンスストアや自動販売機なし。最寄りのコンビニエンスストアまでの距離は10km。

                 ★★★

10月25日、駒ヶ根のホテルで朝食を頂き、8時30分にはチェックアウト。

ここから、40分ほどドライブして、長野県茅野市に入った。

途中、八ヶ岳エコーラインで風光明媚な八ヶ岳の姿を見ながらのドライブ。

蓼科高原があまりにも美しく、「ここなら住んでもいいかも・・・」なんてぼんやり考えながら、次の目的地「御射鹿池(みしゃかいけ)」に向かった。

かの、東山魁夷画伯の『緑響く』の作品モチーフとなった池を訪ねてきた。

≪緑響く≫1982年 / 蓼科高原・御射鹿池

緑響く
≪緑響く≫

一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え 去った―そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなく第二楽章の旋律が響いているのを感じました。

おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆 きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。白い馬 はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。~東山魁夷画伯の言葉より~

『東山魁夷館所蔵作品集』1991年

本来なら、新緑の頃が最も美しい。6月の白馬登山の帰りにも行き損ねてしまった。

紅葉の時期はどうなんだろう?行ってみよう!と思い立って調べたのはつい最近。

紅葉の池も素晴らしかった。

確かに季節によって、何度も行きたい場所かもしれない。

というわけで、長野紅葉旅の〆めは、蓼科高原・御射鹿池。

しばらくは、今回の旅の写真を見ながら回想に耽る日々になるだろう。

そのぐらい、旅の濃度が上がった。

旅の基準値(美しい山と周辺の風景をとらえる・地産地消の美味しい物を食べる・歴史を知る)を上げられた今年の長野旅。

とっても満足している。

それでは、また!

※ 東山魁夷コレクションはこちら→https://nagano.art.museum/hkg-collection 長野県立美術館

奈良井宿で人生のつかの間を味わう♪【HOTEL/風景・長野県塩尻市奈良井宿】

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時が止まったかのような宿場町、奈良井宿。

江戸時代の面影を残すこの町がこの数年で人気を博している。

宿場町とは、徒歩や馬での移動が主だった江戸時代に整備された街道、中山道や東海道沿いに、宿を中心に発達した町のことをさす。

奈良井宿を知ったのは今年のはじめ。

背景には、古民家群再生プロジェクト(竹中工務店)の一環となった、リラクゼーションホテルの取り組みがあった。

プロジェクトヒストリーはこちら→https://www.takenaka.co.jp/story/07/対話を重ね、まちの歴史をつなぐ

そのホテルは、まるで、人生のご褒美に選びたいホテル「BYAKU narai」だ。

BYAKU naraiは、約200年前につくられた伝統的な建造物を改修した宿。もともと酒造と民宿があった敷地内に、レストラン・酒蔵・バー・温浴施設・ギャラリーの6つの施設がつくられた。

BYAKU(ビャク)の由来は、宿と言う文字から始まった。

「宿」の中に隠れた”百”で、一体どんな物語が百個もあるのだろう?

なぜなら、「宿」という文字を分解すると、家の中に人と百がある。

ひとつの家に、百の人が訪れ、百の物語が生まれる。

そして、「奈良井宿に眠る百の体験を掘り起こしたい」という想いが、この古くて新しいお宿のコンセプトだそうだ。

いつかは泊まりたいお宿のひとつになった。(一泊9万円ぐらい)

公式HPはこちら→https://byaku.site/BYAKU narai

                 ★

ずっと来たかった古の宿場町。

念願叶って、24日、ホテルのチェックインをずらして、夫とそぞろ歩いてきた。

では、写真を追って話そう。

木工製品と郷土料理(おやき・五平餅など)が、約1キロに渡り軒を連ねる。

だいたいが200年前の建物で、今にも崩れてしまいそうな家屋もあった。ところどころで修復作業がなされている。

歴史保護地域なので、車は奈良井宿駅の駐車場に入れて歩く。そのわりに保護地域には住民そのほかの人たちの車がかなり行きかう。

写真を撮ることばかりで疲れてきたんで、おやきを買って食べながら宿場町の風情を楽しんだ。(おやきはすぐたべちゃったんで画像なしで)お蕎麦屋は軒並み、どこも満席で食べられず残念。

途中の重要伝統的建造物群保存地区・観光センターに寄る。

建築好きな夫が、担当員さんからいろいろと奈良井宿の建物の講釈を受け、街並み建物てくてくマップを頂いて、「行ってみるといい」と、教えて頂いた「旧中村家住居」の玄関を撮影。(室内に入る場合は300円かかる)

30分ほどそぞろ歩いてきたが、そろそろ疲れてきたところで、お土産を買おうと、木工製品のお店へ。

丁度、家の木べらがちびてきて、取り換え時期だった。今回は新婚の息子夫婦に二本選び、我が家にも一本選んだ。とてもお安く、簡易包装してもらったのだが、なんとなくいい感じ。

最後に、紅葉真っただ中の「木曽の大橋」を見て、奈良井宿探訪は終わり。

木曽の大橋とは。

道の駅奈良井木曽の大橋の真ん中を奈良井川の清流が流れ、そこにかかる美しい樹齢300年以上の総檜作りの太鼓橋は橋脚を持たない木製の橋としては日本有数の大きさ。橋の下部の木組からは匠の技を垣間見ることができる。

木曽の大橋とは→https://tokimeguri.jp/guide/narai-ohashi/

今回、古の宿場町を訪れてみて、どこの家も町屋風でうなぎの寝床のようだが、日本的な「すべてが見えない奥ゆかしさ」をひしひしと感じたのだ。

郷土料理のおやきも、おもてなしの一品になっている奈良井宿。(写真は画像拝借)

当分、目が離せない地域だろう。

さて、長野紅葉旅として、千畳敷カール、奈良井宿のまとめを書いたが、最後は、これまた大人気スポットとなった「御射鹿池(みしゃかいけ)」のまとめを次回ブログで書く予定。

それでは、また!

宝剣岳・千畳敷カール(2612m)草紅葉真っただ中の周遊トレッキング♪写真多め【風景・千畳敷カール】

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昨年から今年は草紅葉を見に行くトレッキングを予定していた。

花が乏しくなる秋に、草の紅葉を愛でる場所として選んだのが宝剣岳の千畳敷カールだった。

◎ 千畳敷カールとは

千畳敷カールは、長野県駒ヶ根市と宮田村にまたがる中央アルプス宝剣岳の直下に広がる氷河地形。 麓には、通年営業の駒ヶ岳ロープウェイの千畳敷駅があり、登山客の玄関口となっているほか、多くの一般観光客で賑わう。夏は多くの高山植物が咲き乱れるお花畑、冬は雪山の厳しさという両極端の姿を見せる。(ウィキペディアより)

では、写真にキャプションを入れながら、トレッキングの様子を語ろう。

10月23日(火)朝6時。

南アルプスのモルゲンロートを初めてキャッチしたので一枚撮った。

• モルゲンロートとは

「モルゲンロート」とは、早朝に昇り始めた太陽の光に照らされて山肌が赤く染まる現象のこと示す登山用語。 語源はドイツ語で「モルゲン(Morgen)」は「朝」、「ロート(rot)」は「赤い」という意味になる。 朝日に照らされた幻想的な山の頂は、まるで早起きだけが鑑賞できる自然の絵画のようでとても美しい。

千畳敷カールへ登るためにはまず、菅の台バスセンターからバスでしらび平まで30分かけて行き、そこからロープウエイで一気に千畳敷カール(2612m)まで登る。ロープウェイから撮った紅葉の写真。

アクセスはこちら→https://www.chuo-alps.com/access/中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ

千畳敷駅に着いた。7分間の空中散歩で、一気に2612mまで登る。乗っている時はゆったりとしてるような感じだが、途中、戻りのロープウェイとすれ違ったら、大変な速さ!で滑るように降りていった。驚いたのなんのって。

千畳敷駅から徒歩1分もかからないで、この絶景が目に飛び込んでくる。

宝剣岳テラスは、前日の雪で侵入禁止になっていた。

山岳信仰ゆえの神社。たくさんの登山者が安全祈願に訪れていた。

わたし達も、ここから石と岩がごろごろしている遊歩道を歩きはじめた。

トレッキングだし、遊歩道だし・・・と、トレッキングポールを車に置いてきた。即、後悔しはじめた。「ああ~~、こりゃあ、歩くのだって大変だわ!」と。

遊歩道をなめたらあかんぜよ。

花のない時期の高山では、枯れ木に花みたいな実を付ける樹木を見るのも楽しい。それが、絶景の真下に群生していて、思わず写真に収めた。

ここから「本格登山道」の入口。表示板に「登山装備のない方は登れません」と、書いてある。石と岩しかない急登りだ。

八丁坂という。

現場見て、「今回は周遊トレッキングだけにしよう」と即決断。いくら登山装備していてもね。無理は禁物だもの。

それぐらい厳しい坂登りだった。写真の後ろの石・岩の坂に登る?せめて乗越浄土までは行きたかったが止めて正解。

すでに乗越浄土近辺は、中級登山者の山となる。

最近、山の滑落、低体温症などで命を落とす人が急増している。You Tubeでかっこいい登山者の登頂する姿を見て、いきなり挑戦してしまうのが大きな原因だそう。

年配者の場合、コースタイムも2倍程度必要だ。また中級である場合、経験値として、2000m級の高山を30回の登山歴とあった。

わたしなぞ、まだまだ数回だもん。

というわけで、千畳敷カールのすり鉢の底を歩くトレッキングを堪能することとした。

すり鉢の底は、石と岩の連する遊歩道。

わたしは「ここは地球の最果てみたいじゃない?」と、夫に言うと、「最果て?じゃなくて、まるで工事現場みたいだよ」と、ロマンのないことを言う。

「でもさ、草紅葉すごいよね」と。

瓦礫を上手に歩くことに必死で、肝心の草紅葉を全然みていなかった。

気づくとあたり一面が黄金の草紅葉だった。これを見れただけで本望だ。

剣ヶ池は水が干上がっていて、最果て感最高!

で、最後に千畳敷カールの底で記念撮影。

この周遊トレッキングも一周40分とか!アップダウンの多いトレッキング道で、最後はびっくりの急登だったよ。

瓦礫道の両端ロープにつかまりながら、一時間ちょっとかけて、見事に周遊達成!

途中で引き返す人もかなりいた。登山靴などの登山装備がないと歩くだけでも困難だ。

ロープウェイで楽に登れるがその先は、やっぱり登山のきつさが待ってたのよ。

最近、クマの出没情報が東京や神奈川でも当たり前に報道されている。山では熊ベルは欠かせないし、こうして山のカフェでも周知されていた。

というわけで、今年最後の高山は千畳敷カールでした。

明後日のブログでは、長野紅葉旅(奈良井宿、御射鹿池)をまとめる予定。

それでは、また!

ディ・キャンプは都内でしよう!奥多摩で連休最終日を過ごす【風景・山/キャンプ】

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山のふるさと村

東京都立奥多摩湖畔公園・山のふるさと村

朝、8時30分に出発。途中、給油をしたり、ショッピングセンターに寄ったりしながら、2時間かけて奥多摩湖畔・山のふるさと村に出向いた。

三連休の最終日、朝から山奥へ向かう道が大変な混雑。やれ、サマーランドだ、アメリカキャンプ村だとか、日の出イオンモールだとか、青梅の御岳山だとか。

これは、アクティビティのほんの一部。東京屈指の最果ては、驚くほど楽しめる場所でいっぱい。

道の渋滞も車だけじゃない。ツーリングのバイクや自転車の多いことったら。ほんと、ツーリングを楽しむバイク族と一緒になってドライブを楽しんだ。

で、わたしと夫が目指したのは、奥多摩町にある「山のふるさと村」東京都の施設だ。

先週、思い立って電話で「デイキャンプ予約」を入れた。

宿泊は一人200円、デイキャンプは10時~15時までの5時間で無料!

(駐車場はちょっと離れているが無料で停められるし、荷物はサイト前まで車で運べて便利)

さっそく、ディキャンプ仕様の設営で汗を流す。

とはいえ、林間サイトの涼しいことったら、驚くほど。

軍幕をタープとして使い、インナーもなしで広々、椅子三脚と、ミニテーブル、チェスト、焚火も小さなストーブだけで十分。

荷物が圧倒的に少ないのがディキャンプのよさ。

ちょっと、お昼を食べて、おしゃべりしたり、要するに「何もしない」のが、わたし達流ディキャンプかな(笑)

で、料理は(マイタケのデミグラスソースハンバーグ、とけるチーズのトマトソースハンバークを焚火で焼いて、バンズも炙ってレタス、カットしてきた玉ねぎを挟んだハンバーガー、付け合わせは焼きズッキーニ、ノンアルドイツワインで頂く)

サッと作って食べる。焚火のいい匂いが食欲をそそる。

余ったレタスと玉ねぎ、目玉焼きをバンズに挟んでもう一品。

アウトドアを快適にする「選びぬいた少ない道具」や、簡単でかつ美味しい「焚火料理」など、少しずつ経験を重ねてきて「わたし達の流儀」ができつつあることを、確認できたのが一番の収穫だった。

さ、また次の旅までがんばろうっと♪

それでは、また!

久能山・日本平夢テラス~柿田川湧水公園(伊豆半島ジオパーク)【風景・静岡県】

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台風7号の影響をまともに受けながらの静岡旅。

8月16日は、土砂降りと暴風雨に当たって、かなりの疲労を積み上げた一日だった。(伊豆ジオパーク・リッジウオーク小室山にも行ってみたが暴風雨で登れず。残念)

行きたい場所、やりたいことのあれこれはすべてお天気次第。

8月17日、しぶとくへばりついていた雨雲がやっと消えて晴れ渡る一日に旅の予定を詰め込んで行った。

朝、ホテルビュッフェを6時30分~7時過ぎで頂き、そのままお部屋で8時半までゆっくりとして、その後チェックアウト。

一路日本平へ。

目当ては、日本平夢テラス(久能山・東照宮山頂)だ。

現在、放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台。日本平から望む駿河湾、富士山、相模湾などが一望できる360度パノラマを期待してのこと。

また、一度見ておきたかった電波塔を含むガラスと木材でできた施設は、建築家「隈研吾」氏のデザイン・監修。

建物や眺望が期待できる。(施設料・駐車場無料)

日本平夢テラス(公式サイト)→https://nihondaira-yume-terrace.jp/

日本平夢テラスの施設内では、徳川家の歴史や伊豆、日本平の地形(現在進行形)の模型があり、音声や画像で学べる。

大人の社会科見学にぴったりよ(笑)

中でも、法華経(薬草喩品第五)に日本平久能山が記されていると知って驚いた。(法華経レプリカもあった)

なるほど、家康と薬の関係はここにもあったと知る。(勉強になるわ)

足早に見学を終え、次の場所へ移動。

三島スカイウオークの予定だったが、如何せん場所的に遠くやむなく途中で行先変更をした)

駿東郡清水町にある、伊豆半島ジオパーク・富士山湧水のメッカ「柿田川公園」の展望台と、旧紡績工場の井戸を見に行った。(施設料無料・駐車場200円)

ここでの見どころは、第二湧水展望台の澄んだ湧き水とそこに生息する水花。(残念なことに水の中に咲く花ミシマバイカモは見つけられず)

ここでの目当ては、湧水を汲むことだ。

ペットボトル1本と、水筒2本に富士の恵みを汲んできた。その場でも水筒に汲んだ湧水は一気飲み(笑)

家でもその日の晩にお米を湧水で炊いたり、翌朝はコーヒーを沸かしたりと、大人の遠足のお土産にもなった、美味しく美しい湧き水。

というわけで、大室山に行く道中に立ち寄った名所の紹介をした。

ああ~~、旅って大変だけれど、最高に楽しい!

では、また!

大室山~昨年のリベンジ観光登山~緑(新緑)黄金(すすき)黒(山焼き)と、季節で山全体の色が変わる休火山帯・国定公園伊豆半島ジオパーク【風景・伊豆半島ジオパーク】

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8月16~17日と、台風7号の影響で線状降水帯ができつつある静岡県だったが、伊豆半島を中心とした伊豆半島ジオパークをめぐる小旅行に行ってきた。(伊豆ジオパーク公式HP→https://izugeopark.org/南の火山の贈り物)

2022年の記憶から。

1月4日に訪れた「国定公園・大室山」は新年とあって、リフト乗り場はものすごい長蛇の列。そのときすでに午後3時を過ぎて、寒いのもありリフトには乗らなかった。

しかし、この大室山は「徒歩では登れない」のだ。たった580mだから登って新年の駿河湾と富士山が見られたら・・・と儚い願望だったが一瞬でそれも砕かれた。

リフト以外ではいけない山。

大室山は国の天然記念物に指定されており、山体保護のため、登山は禁止されている。

山全体が黄金色に染まる美しい山だった。登れなかったが、夕暮れの大室山を下から見上げて「必ず、また来る!」と、リベンジを決めていた。

2022年1月4日の記事も載せておこう。

                ★★★

2023年8月16日。

今回は台風のさなかではあったが、静岡県内にホテルを取ってあることから、多少の雨風には耐えられると思い、大雨の大室山に10時に到着。

しかし、だんだんと暴風雨になってきて、大室山自体は濃霧に包まれまったく姿が見えない状況。

30分ほど、車内で様子を見ていたが、天候の回復は無理だと判断して翌日17日に再チャレンジすることにした。

ホテルのチェックインを午後3時に繰り上げ早々にホテルイン。ここからはのんびりと、ホテルステイを楽しんだ。

特にホテルサービスである「夜の呑み放題ウェルカム・バー」とか、「フロントで選べる枕・ベッドのシャリシャリのシーツにくるまって寝る楽しさ」とか、「PCで休み明けからの仕事の準備をワークしたり」とか、「翌朝の美味しい朝食ブッフェ」とか諸々、ホテルステイを満喫したんだ。

               ★★★

8月17日朝。

前日とは打って変わって大晴天の静岡!(やった~~~!・笑)

大室山には余裕の午後2時に到着(朝から日本平や三島に寄り道・笑)

やはり、晴天の一日はすごい人混みでリフトもやはり長蛇の列。特に外国人の多さにはちょっと・・・。(大人も子どもも大声で話しまくる・はしゃぐ男性軍、稜線歩きに危ない自撮りに夢中な女性・女子軍、山にそぐわないぴれぴれの薄い着衣で、見えそうで見えないとか迷惑極まりない!ミスマッチが多発!などなど)ちょっとだけ気づきをメモ。

ここからは、大室山の山頂と稜線歩きのフォトを。

山頂のお鉢周りはだいたい20分(火口まで下りると30分)ほどで歩ききれる。

ただ、稜線は舗装されてはいるが、平たんではないのよ。三角点あたりまでは結構な登り。サンダルとかダメでしょ(笑)

というわけで、1年半ぶりの緑が美しい大室山に登れたという話。

明日は寄り道静岡の旅をまとめてみる。

では、また!

「山の日」日付の由来~2024年記念大会は東京で開催決定!~グリーンシーズンは山に親しもう!【風景・山の日】

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山の日は、毎年「8月11日」



当時、日程を決めるにあたって、海の日の翌日、お盆前、日曜日などを祝日とする案が出る中で、8月に国民の祝日がなかったことやお盆休みと連続させやすい点を踏まえて、もともとはお盆前の8月12日を山の日とする案が検討されていた。

ところが、8月12日は昭和60年(1985年)に日本航空123便墜落事故が発生した日でもあり、かつ123便が墜落した場所も山の中であったことから、現地・群馬県の議員などから日付の見直しを求められ、現在の「8月11日」が山の日として採用されることとなった。

ちなみにこの日は、山に関する特別な出来事があった日というわけではない。

先ほども書いたように、山の日を祝日にしようとするさまざまな動きがあった結果、8月11日に決まったということだ。

              ★

さて、毎年8月11日にはどこかの山に行きたい!と意気巻いているのだけれど、台風や猛暑で「山・・・行けないじゃん!」ってことが、ここ数年続いている。

だから、わたしはこれまでの経験値から8月16~17日あたりで低山に登る計画を立ててきた。

が!来週台風7号が!来るらしい(泣)

それでも今年は、1月、5月、6月、7月と、どこかしらの山に登ったり、眺めたりしてきたから、さほど慌ててはいない。

それに、山はいつでもそこにある。

一番いい時に登りたいもん。山の日じゃなくてもいいし。

でもね、来週16日~17日の山には行きたいので今から祈祷師になって、「お天気」を祈ってるのよ(笑)

やっぱり、涼風が吹き抜ける山の頂上に立ちたい!

そして、本日、山の日もやっぱりどっか登りたいかも(笑)

では、また!

                   ★

山の日イベント

「山の日」全国大会

第8回「山の日」全国大会(2024年開催)の開催地は東京都に決まる。

全国山の日協議会

日本一硬いうどん!~吉田うどんを食べに富士吉田市へ行く~肉うどんは馬肉!初めての味に舌鼓♪【風景・食文化】

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いつも気になっていた富士吉田市で出会う「吉田うどん」

7月19日にやっと、気になるうどんを食べる機会を得たのだ!

その場所は「道の駅 富士吉田」広大な敷地内には富士山気象観測のレーダードーム施設がそびえる場所に「吉田うどん」の専門店(軽食)がある。

吉田うどんの最大の特徴は「麺の硬さ」にある。

吉田のうどんのいちばんの特徴である麺の硬さ。その硬さの由来は織物産業が盛んだった時代にまでさかのぼり、織り手である女性に代わって男性が力一杯腹持ちの良いうどんをこねたことにルーツがある。(いわゆる男の料理・笑)

手打ちならではの麺は店舗ごと個性があり、もっちり、ツルツル、ねじり、極太など食感も見た目も様々らしい。

そして、富士吉田市が誇る郷土料理・吉田うどんの2番目の特徴は醤油と味噌をブレンドしたスープと、トッピングに馬肉を使用しているとこだろう。

なぜ馬肉?ちょっと調べてみた。

なぜ吉田うどんには馬肉がのっているのだろうか。

それは、山梨県では全域的に、馬肉が料理の材料として根付いているからであるようだ。


山梨の馬は、約千年前から続くブランド馬肉。

聖徳太子が甲斐国から献上された黒駒にまたがって奈良の都から富士山まで飛んだという「甲斐の黒駒伝説」や、有名な武田の騎馬隊、富士山の信仰登山の際の登山者の荷揚げ用に馬がたくさん飼われていたことなど、馬に関するエピソードは事欠かない。(参考資料→https://katsumachi.jp/column/tsuru-yoshidaudon2 活まち

そういえば、馬刺しのお店が普通に街道沿いにあったのを見た。

わたしは、馬肉は初めて食べる食材だった。しかも食べきってから店内の張り紙に「当店のうどんに入っているお肉はすべて馬肉です!」と書かれているのを発見したのだ(笑)

どーりで、質感があのビーフジャーキーに良く似ていて、噛めば噛むほど肉の味わいがじんわりとする、美味しいお肉だったわん。

TOPの写真からもわかるように、全体に質素極まりないイメージの吉田うどんだが、キンキンに冷えた味噌と醤油ベースのスープに辛みはすりおろしわさび、トッピングの揚げ玉は自由に盛れる。

今回は登山あとで、乾いた喉と体に吉田うどんは絶妙に合っていたんだ。

冷やし肉うどんはひとつ550円。安い。

スープが意外なほど良く絡んで「美味しい!」しかなかった。

ま、麺の太さと硬さに最初は驚くが、だんだん病みつきになりそうな美味しさだった。

次回は温かいのも食べてみたい。そんな吉田うどんだった。

道の駅富士吉田にある便利なフードコートで食べるうどんは、フードコートのものとは思えない本格派の吉田のうどんだそうだ。(Web記事→https://fujiyoshida.net/gourmet/137 道の駅 富士吉田)

ご当地料理を頂くのは3つのメリットがあると何かの記事で読んだ。

1つ目は、地域の歴史を知ることができる

2つ目は、材料の豊かさを知ることができる。

3つ目は、人々の伝統を知ることができる。

今後も、歴史的背景を知ってから料理を食べる旅を続けて行きたい。

                ★

さて、道の駅「富士吉田」には、もうひとつの名所がある。

アウトドアメーカーの「mont-bell」富士吉田店。

今回は登山が早めに切り上げたので、ゆっくり昼食を頂いたあとショップ探検をしてきた。

3人とも、今すぐに欲しいものがあるわけではなかったので、冷やかし半分でお店を後にした。ま、入口に置かれていた「ランドネ×mont-bell」や「日本各地のトレッキング名所×mont-bell」などのフリーペーパーをお土産にもらってきた。

というわけで、「道の駅 富士吉田」のスポットを紹介した。

夏のドライブにぜひ!

では、また!

こぼれ話

※ プロボノワーカーの活動が地域情報誌「タウンニュース」に掲載された。https://www.townnews.co.jp/0305/2023/07/20/688238.html?fbclid=IwAR1SqQL

わたしは、講座を受け持った感想を文章にしてください!と依頼されたのでザッとまとめた。掲載は三行にまとめられていた。まさに「三行で撃つ」そのものだった(笑)

三行で撃つ

タウン誌といえども、プロの書く文章にはどこか、キラリと光る碇石がある。それを見つけるのも、文章を読む楽しみとなっている。

でもねえ、実名と年齢はねえ・・・(笑)

さてと、仕事。今日は会社のInstagramライブ(料理番組)を帰ってきたら観るのが楽しみ。

行ってきます♪

「新道峠・標高1600m」FUJIYAMAツインテラス~友だちと行く夏山観光登山~一瞬の絶景を捉えた【風景・山梨県笛吹市にて】

【ブログ新規追加1063回】

7月19日、かねてから約束していた友人との観光登山で、「FUJIYAMAツインテラス」に行ってきた。

FUJIYAMAツインテラスは、河口湖や山中湖、世界文化遺産に登録されている富士山が一望できる眺望スポット。
送迎バスの停留所「FUJIYAMAツインテラス」から峠を登ること、約5分程度で目前に広がる富士山が出迎える”おどろき”のセカンドテラス。
さらに東に約80メートル歩くと”絶景と出会える撮影スポット”ファーストテラスがある。

2つのテラスから雄大な富士山の眺望を楽しんできたよ!

今日、一緒に行った夫と共通の友人は、大学の山岳部で活動した時から山の虜になり、これまで日本国内の「名立たる」名山はかなり登ってきたそうだ。

今日も槍ヶ岳ジャンダルムに登った時の話など、興味津々で聞かせてもらえた。山好きのわたしは話だけでもワクワクよ(笑)

4月初旬にメールで「そろそろ行きますか!?」との打診にわたしも「行きましょう!」と即答。

そこから、紆余曲折あって、今日やっと実現した。

今回は、峠の好きな友人と、あまりキツイ登りは避けたい夫(笑)と二人を思い、バスで行くFUJIYAMAツインテラスに決めた。

             ★

ザッと今日のルートをおさらい。

朝5時半に駅前で待ち合わせ→車で一路富士河口湖町へ→今回のFUJIYAMAツインテラスには途中の駐車場から9時始発のピストンバスに乗る(片道200円)→現地到着(午前9時25分)

ここから写真で追ってみよう。

ピストンバスの中から。バスに乗ると旅気分満載だわ。

最寄り地図。

新道峠の少々キツイ登り。でもきれいに整地されていて楽々登れる♪

最初の登り切った所に立つ、美しい看板。こんな風景が待ってるんだ!と、意気揚々と次の坂を登り始める。

長く続く階段に友人も本人曰く「ヘロヘロ」だそう(笑)

階段、整地された平たい道が交互に現れる。結構しんどかった。

頂上に立った喜びをバンザイで表現(笑)

富士山のご機嫌は午前中に図るのに限る。朝は深い雲海が敷き詰められて何度も姿を隠したが、この9時~10時ぐらいの間は壮麗な姿を見せてくれた。

この場所に居合わせた誰もが「登ってきて良かった!」と絶景に喜びあい、お互いに写真を撮り合って素晴らしい時間の共有ができたんだ。

やっぱり富士山っていいよね。

3人で行く登山旅は秋にも予定している。

さ、筋トレしなくっちゃね(笑)

では、また!

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