7月30日「梅干しの日」~難か去る?~言い伝えの極意【風景・語呂合わせ】

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今日、7月30日は「梅干しの日」だそう。

AI検索によると、和歌山県日高郡みなべ町の東農園が制定したのだという。

この日は、「梅干しを食べると難が去る」という言い伝えから、「7(なん)が30(さる)」の語呂合わせで決まったという由来がある。

また、この日の卯の刻(午前6時~8時)に恵方(吉方位)に向かって梅干しを食べると、気が高まり精気がみなぎるとも言われている。

ここでも、「恵方」が出てくるんだね!

昔の知恵の源には、必ずと言っていいほど「恵方」が使われているようだ。

「たかが、梅干し。されど、梅干し」

身近だけれど、土用の猛暑を乗り切る大事な保存食だ。

今週末の買い出しにも忘れずに「梅干し」を買ってこようっと!

わたしは、お子様なんで「はちみつ漬け」が大好き(笑)

それでは、また!

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『哲学するベートーヴェン』伊藤貴雄・著(KOUDANSHA)【選書・文化】

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『哲学するベートーヴェン  カント宇宙論から《第九》へ (講談社選書メチエ 824)』

簡単レビュー

「われらが内なる道徳法則と、われらが上なる星輝く天空! カント!!!」
1820年、49歳のベートーヴェンは筆談用のノートにこう記した。

《第九》初演のおよそ4年前にあたる。

ここに引用されているのは、ほかならぬカントの『実践理性批判』の結語の一部だが、少しアレンジされている。

そのアレンジは、なぜ生じたのか。そしてベートーヴェンのこの感激は、何を物語るのか――。

その問いは《第九》に込められたベートーヴェンの思いへとつながっていく。


若き日にはボン大学で講義を聴講していたこともあるベートーヴェンと、彼を取り巻く文化的・社会的文脈から《第九》を生んだドイツの時代精神を描き出す意欲作だ、

ベートーヴェン(1770-1827)が生きた時代のドイツ語圏には、ゲーテをはじめヘーゲル、シラー、フィヒテ、シェリングと綺羅星のごとき知性がいた。そのなかでひときわ大きく強い輝きを放ったのが、巨星イマヌエル・カント(1724-1804年)である。


天文学と神学、そして音楽がまだかろうじてつながりを保っていた18世紀後半にあってカントの哲学は、ベートーヴェンの音楽にも大きな影響を及ぼした。哲学と音楽、それぞれの領域でドイツを代表するといっても過言ではない二人が、これほど近接した時を生きたことにこそ、《第九》誕生の秘密はあった。


若き日、ボン大学で講義を聴講していたベートーヴェンに遡り、やがて訪れる「苦悩を突き抜けて歓喜へ」と至る道筋を追いながら、有名無名さまざまな人的・知的交流の網の目を丹念に浮かび上がらせることで「知の歴史」を描くこれまでにない試み。

もくじ
プロローグ
第1講 啓蒙都市ボン
第2講 ボン大学の教授たち(その1)
第3講 ボン大学の教授たち(その2)
第4講 皇帝カンター第5講 歓喜に寄す
第6講 無限と宇宙
第7講 シラーとカント
第8講 危機の時代
第9講 歌劇《レオノーレ》
第10講 苦悩を突き抜けて歓喜へ
第11講 カント宇宙論に挑む
第12講 会話帳をめぐる問い
第13講 星空のエチカ
第14講 第九交響曲
エピローグ

            ★★★

音楽大学に通ってた時に出ていたら、手に取りわりと本気で読みふけったのではなかろうか?

そんな、音楽の巨匠と哲学のマリアージュ?!な一冊。

音大時代に、初歩の哲学を授業で取ったが、浅い知識がお好みだった(笑)から、本格的な哲学みたいな授業に、あまり興味が湧かなかった。

哲学の授業の90分は、一体何をしていたのか?と言えば、1に睡眠!2に睡眠・・・(笑)

余った時間で、当時大好きだったユーミンのあらゆる楽曲を五線譜に書き表わして歌詞をつけて遊んでいたっけ。

ただ、耳だけは授業を聞いているので、最低線の内容は覚えていた。マルチタスクな自分に少々己惚れていた頃の話。

例えば、佐久間象山の幕末の教えとか、今回のカントとは?とか国内外の哲学者を中心に、哲学という教えの入口をサラッと学んだことを覚えている。(時系列ではなかったような)

『哲学するベートーヴェン』なんとも響きが素敵な一書。夫の部屋にあったので拝借してきた。

ベートーヴェンの楽曲に触れ続けてきたし、これからも年末には必ず『第9』を聴いて年越しするだろう。

そんな、楽曲の裏話をこれまで知る良しもなかったから、この夏はいっちょ、「哲学」でも読み込んでみようか!と、ねじり鉢巻き中よ(笑)

まあ、読了はOKでしょう!ただ理解できるのかは無限(笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月28日記事

『SunTAMA Style』2021年7月28日記事

『SunTAMA Style』2022年7月28日記事

『SunTAMA Style』2023年7月28日記事

暑中お見舞い申し上げます~夏のごあいさつが届くと夏も本番🎶【風景・2025夏】

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暑中お見舞いを動画で送るアプリサイトを見つけたので紹介する。

動画資料先→https://www.youtube.com/playlist?list=PLlOmDQYdMs22YjtKw80Xmi_7LVM78r4Em

               ★★★

季節のご挨拶は手書き?

我が家では、一昨年から、息子の結婚で家族や親族が増えたことから、盆暮れの品物を贈り合ったり、季節の挨拶を送り合ったりしてきた。

これは、一見すると当たり前でないだろか?とか思われがちだ。

一方で、「相手を思いながら品物を選ぶ」とか「相手を思いながら一筆の便りをしたためる」など、日本人ならではの風情が感じられる行事の一つだし、わたし達夫婦にとっては儀礼的ではない、「大切なやりとり」に進化した行事だ。

我が家では、もっぱら夫が「一筆」筆をとり、お得意の俳句を詠んで贈らせて頂いている。

習字や俳句、短歌など得意な方であれば、腕前を披露する絶好のチャンスだし、心温まる楽しい行事になること間違いなし!

わたしは、俳句も短歌も詠めないが、夫の作品を毎日詠ませて頂き鋭気を養っているかしら(笑)

猛暑を乗り切るには「暑中お見舞いを積極的に利用」して、相手にも自分にもリフレッシュを贈ろう!という提案。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月25日記事

『SunTAMA Style』2021年7月25日記事

『SunTAMA Style』2022年7月25日記事

『Life Tour21st』2017年7月25日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1067026140.html 「時を経て、青い海が教えてくれること」

『みいこStyle』2018年7月25日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/19979060.html 「調味料革命~砂糖をやめた話」

「国宝」~心に残る作品「尾形光琳作;燕子花図」【風景/植物・国宝拝観記録】

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※ 2017年5月に「国宝」と百花繚乱の庭園を観に行ったことを思い出して。(館内、撮影禁止。燕子花はレプリカがあり、そこで撮影した一枚)

尚、毎年、4月中旬から5月中旬の公開となる。それ以外は門外不出。

2017年当時の拝観記録を書いてみた。

根津美術館

11日、南青山の根津美術館に仕事帰りに行った。

お目当ては、4月12日~5月14日の1か月だけの展示、

「尾形光琳作;燕子花図」と「数本其一作;夏秋渓流図」

2点の国宝屏風を拝見した。

尾形光琳没後300年記念展示だった。

見学後は、この期間に合わせて咲く満開のカキツバタの池を含む広大な庭園を散歩する。

※ 当時はパナソニックのデジカメで撮影していた。

また、スペシャルなゲストの観世氏らによる「お能~仕舞」を聴いた。

建物も必見で、建築家 隈研吾氏の作品。

めぐる季節を花や美術で楽しむ。

2025年は、国宝拝見の目当てがいくつかあるので、仕事の合間を縫って国の宝を、心の目でしっかりと捉えていきたいものだ。

 感動はすぐそばにある・・・。

                 ★★★

「国宝」といえば、あの映画「国宝」も話題ではあるけれど、ここでは、今、2025年2月初版の大人気!児童書図鑑を紹介する。

小学館の図鑑NEOアート はじめての国宝」青柳 正規 (監修)

簡単レビュー

「小学館の図鑑NEOアート」待望の第2弾

累計発行部数27万部突破の『小学館の図鑑NEOアート 図解 はじめての絵画』に続く、「小学館の図鑑NEOアート」シリーズ第2弾は、「国宝」をテーマに日本美術を取り上げている。

絵画・彫刻・工芸品・建築を中心に、約250点の国宝を、子どもの興味を惹くテーマに分類して掲載。

日本列島の長い歴史のなか、人々に守られ受け継がれてきた国宝に触れることで、子どもたちにわが国ならではの美術作品の鑑賞の楽しさを知ってもらうとともに、日本文化への理解を深めることができる1冊。

最新版の図鑑を一家に一冊どうぞ!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月23日記事

『SunTAMA Style』2021年7月23日記事

『SunTAMA Style』2022年7月23日記事

松本民芸家具の色【風景・現地で知る家具の色】

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※2020年4月 松本民芸家具ショールームで撮った一枚。

               ★★★

家の家具が急激に痛んできた。

忙しさにかまけて、見て見ぬふりも数年が経ち、そろそろきちんと手入れすべきだろう・・・と、思案中だ。

そこで、思い出したのが、5年前だったか、長いこと憧れていた松本民芸家具のショールームを訪問した時のこと。

なんとも深い、飴色のつやつやしたテーブルや椅子のそれを思い出した。

わたしの結婚道具の1つだった鏡台もこの松本民芸家具で購入したものだった。

残念なことに、30代で建てた一戸建ての引っ越し時に手放してしまった。唯一、悔恨の残る家具の思い出だ。

今朝、我が家のテーブルを改めて眺めながら、この傷をどうやって癒し綺麗にしようか?

長い夏休みの課題になりそうだ。

この写真を見て、再び「松本民芸家具」に行こうかとも考えたのだけれど、今年は今までと違う長野を体験するべく旅を組んでいるので松本はスルーの予定。

さて、我が家のテーブルと椅子が綺麗に生まれ変われるように、調べを尽くしてみたいと考えている。

目の前のテーブルを通して、木材に対する「尊敬」の気持ちを忘れずに。

猛暑の家仕事はエアコンの効いたお部屋で家具の手入れなどいかが?

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月21日記事

『SunTAMA Style』2021年7月21日記事

『SunTAMA Style』2022年7月21日記事

『SunTAMA Style』2023年7月21日記事

『Life Tour21st』2017年7月21日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1066976882.htm 「夏は短編小説で決まり」

『忘れる読書』落合陽一・著(PHP新書)【選書・自己啓発】

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簡単レビュー

ディアアーティスト、筑波大学准教授、ベンチャー企業の代表など多彩に活躍する著者、落合陽一氏。

時代の先端を行く著者の思考の源は、実は読書で培われたという。それは、読んだ内容を血肉にするための「忘れる読書」だ。

デジタル時代に「持続可能な教養」を身につけるために必要なのは読書だと、著者は断言する。

本書では、古典から哲学、経済書、理工書、文学に至るまで、著者の思考を形作った書籍を多数紹介し、その内容や読み解き方を詳説する。

著者独自の読書法はもちろん、本の読み解きを通して現代社会を生き抜く思考法までが学べる、知的興奮に溢れる一冊。 

もくじ

第1章 持続可能な教養――新しい時代の読書法

第2章 忘れるために、本を読む

第3章 本で思考のフレームを磨け

第4章 「較べ読み」で捉えるテクノロジーと世界

第5章 「日本」と我々を更新(アップデート)する読書

第6章 感性を磨く読書

第7章 読書で自分の「熱」を探せ

                 ★★★

最近、気づいたことがある。

わたしは「X」に書籍専門のアカントを開設している。(現在、フォロワー3265人)

書籍専門だから、日常的な記事やつぶやきをアップすることはない。

もっぱらブログの選書記事を載せているだけなんだけれど、書籍の紹介記事はたくさんの人々に立ち止まって見て頂けているなあ・・・と率直に感じている。

インプレッションという「記事の立ち見」数がどんどん増えているのを実感している最中だ。(だいたい1記事200~300ぐらい)

そうそう、最近では書店にも人が戻ってきているのも実感中よ。

話をSNSに戻そう。

会話を目的としていない、書籍を紹介するアカウントだから、本当の「本好き」が集まってきているのだろう。

この書籍専門アカウント(旧Twitterから)も、もう10年続いている。

これまでもこの先も、ブログ同様に、ずっと変わらないわたしの表現のひとつだ。

書籍専門と謳っているだけに、本が好きな人が続々と集まってくるとさらに嬉しいし、良い本を紹介する!というミッションの励みにもなる。

今回紹介した、落合陽一氏の『忘れる読書』もとても良質な一書。

多読・乱読・積読(笑)の著者ならではの「本との向き合い方」ががっつりと書かれている。

学者としての視点・論点も相変わらずだが、たまには少し難し目な書籍もいい刺激になる。

大人の夏休み前にぜひ、読んでみて!

というわけで、本がもたらすSNSの話をちょこっと、書いてみた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月18日記事

『SunTAMA Style』2021年7月18日記事


『SunTAMA Style』2022年7月18日記事

『みいこStyle』2018年7月18日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/19866756.html 「令和新時代はお財布小さめで!」

月に2日取る「平日完全オフの日」~オフの日にやっていることとは?~全力で働いたあとの贅沢時間🎶【風景・充実のオフ日】

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仕事で結果を出している人こそしっかり休んでいる。

それは、通常の土・日休養だけでなく、秘密の平日休暇という休みを取り、完全休養をしている・・・という。

さっそく、わたしも還暦を迎えた頃から、この「秘密の平日休暇」なる完全オフ日を取り入れてきたのだ。

実は休日の過ごし方こそ、オンの日のパフォーマンスを最大化するための必須事項だった。

いまだ、最前線で活躍するための「リアルなオフ」について久しぶりに書いてみた。

~わたしの「心身を休めるための極意」は優先順位を明確にすること~

 毎月、フルで12日間営業+会議+現場同行や休日イベントなど仕事はてんこ盛りな毎日。

緊張の毎日だからこそ、緩み切れる時間を大切にしている。

月に2日程度は完全オフの日を作っているのもエンジンが切れる前の応急処置。

そして、2週間に1回の平日にこっそりと休む日、それがあれば1カ月全力で働いてもなんとかリカバリーできる。

だいたい、この日なら休めそうとめどが立ったら、数週間前からブロックし、自分を甘やかしてあげる日を確保する。

当日は普段着にノーメイクで家から一歩も出ず、丁寧にコーヒーを淹れて、チョコレートやお菓子(TOP写真みたいな)を口にしながら、ただひたすら本を読み、たまにYoutube動画を見て過ごしている。

毎日のスイッチオン・オフのために大切にしているのが、朝のコーヒーと、夜のバスタイム。

昼食をインスタントラーメンで済ませるほど忙しくても、朝のコーヒーは丁寧に淹れて心を整える。

夜は、疲れて髪の毛を洗う気力がなくても湯舟にはつかって、たまった疲れや心のコリをときほぐす。

完全にキャパオーバーになっていると思ったら、家事を全部あきらめて寝ることにしている(笑)

~人とのつながりを育ててパワーをチャージ~

 一方でダラダラするばかりではない。

わたしにとってエネルギーをチャージする休みの過ごし方は、次の普通の休みに「誰かと会う」という予定を入れる。

6月から7月最近まで、かなり多くの人に意識的に会ってきた。そう、「夏の元気なご挨拶」をかねて(笑)

その中で、新たな人生を歩み始める「結婚」の報告や「旅」の報告を頂き、新鮮な気持ちで人と関われた。

~最高の休み方3つ目は. 旅行を企画する~

これは、もうね。止められない楽しさよね。言っちゃうと「旅するために働いている・・・」のかもしれない。

で、8月8日から10日間の夏休みの旅先を夫婦で話合いながら決めて行く。

これも、完全オフの日だから集中してできるの。

だいたいの行先と2泊3日の予定を組んでみたばかり。

旅は準備段階が一番楽しく苦しいもの(笑)

今後は、月2回の完全オフの日に取り入れたい「周囲に煩わされることなく集中できるワーケーション」を推進して行く。

近所の都立公園や、少しがんばって湘南の海が見えるベンチなどに行きたい。

近隣でも自然を感じられる場所に身を置くことで、思わぬひらめきもあるかもしれないでしょ?!

というわけで、「月2回の完全オフ日」を取っているという話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月16日記事

『Life Tour21st』2017年7月18日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1066928610.html 「幸せはこころが決める」

音楽活動を始める?~ちょっと嬉しい話🎶【風景・音楽miniエッセイ】

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7月13日(日)青梅市のとあるカフェで、わたしの旧知の音楽仲間のライヴに夫と参加してきた。

わたしは、17年前に脳出血を起こして緊急入院し、一命を取り留めた経験がある。

大病の後遺症で、麻痺が残りもう、以前のようにピアノを弾くことはできなっていた。

それでも、少しづつ自分の楽しみのひとつとして、この数年はショパンなどの好きなピアノ曲を1年に2~3曲仕上げて満足していた。

旧知の仲間のライヴ中に、わたしに向かって「もう、そろそろ戻れるんじゃない?」と。

「もう一度、一緒にステージやろう!」と、いきなりの誘いを頂いた。

もうね、ずっと聴き専門だったから、この自分がまさか、もう一度彼らと一緒のステージ演奏ができる?

信じられない・・・嬉しいような、有難いような、なんとも複雑な気持ちで帰ってきたんだ。

わたしとしては、もう、以前のようにはピアノを自在に弾けないし歌えない(と思い込んでいる)

でも、まてよ!?

家に帰ってきてから、しばらく考えを巡らせていたら、名案が浮かんだ!

タンバリンがあるじゃない!

あれを使ってオリジナル曲のリズムをにぎやかにすることも可能だわ!とか。

ピアノにこだわらず、できるところから始めるのもひとつの手よね・・・とか、自分勝手にステージングを思い描いていた(笑)

それに旧知の仲間たちは、「ずっとバンド演奏は続けていくから、必ず実現しよう!」と、言ってくれた。

こうなると、歳だとか言ってらんない!

スタジオ練習などやっているのかな?そこから参加とかいいかも。

いつでもオファーが受けられる状態にまで持って行きたい!

ささやかな音楽ステージへの復活目標ができた1日。

まず、ポピュラーの骨子を思い出す、スコア譜を手に入れなっちゃ。

それと、筋トレも始めなくっちゃ(大笑)

素敵な音楽仲間からのオファーをもらった話。

いつかじゃないかも(笑)

それでは、また!

※2022年5月22日記事も載せておこう。

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『SunTAMA Style』2020年7月13日記事

『SunTAMA Style』2021年7月13日記事

『SunTAMA Style』2022年7月13日記事

『Life Tour21st』2017年7月13日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1033914165.html  「書くこと自体が発想法」

『みいこStyle』2018年7月13日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/10626117.html 「独学・晩学のススメ」

女性は運動なしでもボケない?~男性との差があるとの記事を読んだので抜粋🎵【健康・運動と認知症の関係】

【ブログ新規追加1282回】

この記事は2024年12月の終わりに書いて、ずっと下書きに沈めていたもの。

普段は、せっかく書いた記事を沈めることは一切してはこなかったが、なぜだかこれはそんな稀有な1本。

これで、下書き記事はゼロ。なんとなくスッキリ(笑)

あまりの暑さに、家でエアコンの効いたお部屋でお時間があれば、ぜひ一読いただきたく陽の目を浴びることにした。

それでは、始めて行こう。

「女性は運動なしでもボケない?~男性との差がある」

世界最高峰の老年医学科で働く山田悠史医師が、脳の老化と認知症の進行を遅らせるために「本当に必要なこと」「まったく必要でないこと」を伝える記事から抜粋させて頂いた。

私の患者さんには、90歳、100歳になっても認知症の全くない患者さんが大勢います。中には100歳になられた現在も、アクティブにボランティア活動をしている方や大学で教鞭をとる方もいます。その方たちにお話を伺うと、自分の脳の働きがシャープであり続ける理由として、からだを動かし続けてきたのが良かったのではないかと答える方が一定数います。例えば、90歳で今も一人で自分の足で通院してくる患者さんは、「天気の良い日は外でのウォーキングを欠かさない」と教えてくれました。

◎ 運動の認知症予防効果

これまでの研究から、少なくとも体を動かさない生活が認知症と密接に関係することは、以前の記事「家から出ないで座っている」でもご紹介した通りですが、それに加えて運動が認知症予防に役立つ可能性も示唆されています。とはいっても、エビデンスは思ったほどクリアではありません。 例えば、平均年齢78歳の945人の高齢者を対象にした研究では、参加者を3つのグループに分け、それぞれ異なる運動プログラムを5年間続けてもらっています。一つ目のグループは、運動プログラムなしで通常の生活を続けるグループ。二つ目は、週に2回の中等度の連続した運動(ジョギングをイメージしてください)を行うグループ。三つ目は、週に2回の高強度インターバルトレーニング(休みを挟んで短距離走を繰り返すイメージをしてください)を行うグループです。

◎ 認知機能に影響があったのは男性だけ

5年後の結果を見ると、全体としてはこれらのグループの間で認知症や軽度認知障害の発症率に大きな差は見られませんでした。しかし、男性に限ってみると、運動を行った2つのグループで軽度認知障害のリスクが低下し、認知機能のスコアも高かったことが報告されています。 一方で、女性では同様の効果が確認されなかったため、性別によって運動の効果が異なる可能性が示唆されています。なぜそのような差が生じたのかはこの研究では分かりませんが、少なくとも男性では週に2回の運動が認知機能に効果を及ぼしそうだということは見えてきました。

◎ 運動をすると、脳の細胞が生まれ変わる

運動が認知機能に有益である理由としては、運動により血液の循環が良くなって、脳の機能を改善することが挙げられています。これにより、脳の神経細胞が新しく生まれ変わりやすくなったり、炎症が起こりにくくなったりすると考えられています。

さらに、運動をする人は、運動をあまりしない人に比べて脳の容積が大きい傾向をとることも分かっています。脳の容積が大きいということは、脳の健康状態が良い可能性を示しています。

そんな著者の私も、ほとんど毎日ジムでの運動を欠かさないのですが、ジムに行けない日があると、筆が乗らなかったり頭が働かなかったりするのを感じます。この原稿が書けるのも、日々の運動のおかげなのかもしれません。

このように、運動は認知機能の維持や改善に役立つ可能性がありますが、確実に効果があるとは現時点では言い切れません。その効果にはおそらく個人差もあり、運動の種類や強度によっても異なりそうです。

◎ 体を動かすといいことしかない

ここで強調したいのは、運動には認知機能とはまた別のところでも多くの健康上の利点があるということです。心臓の病気や糖尿病リスクの低下、筋力や骨密度の維持、気分の改善など、その利点は数えきれないほどです。これらの効果は間接的に認知機能の維持にも寄与する可能性があります。 また、体を動かすという側面だけでなく、外出することで得られる社会的交流の機会も重要です。運動を通した友人との交流も、認知機能の維持に役立つ可能性があります。

  ★★★

4つのミニテーマに沿って記事の抜粋をさせて頂いた。

やっぱり、運動は欠かせない!

しかし、この猛暑のなか、我が家でも夫の健康管理のために始めたウォーキングもなかなか最近では実行できてはいない。

まあ、万博で歩き回ってきたから、しばらくはいいかな?とか、勝手に思い込んでいるけれど、もっと切実になって、健康管理をやって行こう!とか話合っている最中だ。

どなたが言ったのか、忘れてしまったが、「老いは衰えていく過程ではなく、「ほどけていく」時間」だと。

素敵な表現だと覚えている。

ま、毎日、健康更新を知恵と工夫でやって行きましょう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月11日記事

『SunTAMA Style』2021年7月11日記事

『SunTAMA Style』2022年7月11日記事

『Life Tour21st』2017年7月11日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1066823006.html 「生涯現役のすすめ」

『73歳、ひとり楽しむ山歩き』市毛良枝・著(KADOKAWA)【選書・文化】

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『73歳、ひとり楽しむ山歩き』市毛良枝・著(KADOKAWA)

簡単レビュー

歳を重ねるほど、景色は美しくなる

登頂しなくても、ひとりでも、何歳でもいい。俳優業や介護で中断しながら30年間山を歩き続けて見つけたのは「山の中で見るものはすべてが美しい」ことだった。自然に入り、自分を見つめなおす喜びを綴るエッセイ。

もくじ
CHAPTER 1 山で出会った道
69歳、大自然の中を貫く
世界一美しい散歩道、ミルフォードトラック
40歳のはじめの一歩
白く美しい燕岳
自分らしくなれる場所
私たちの道標のような人

CHAPTER 2 山は文化だった
「山と溪谷」と私
歩くことで紡がれた物語
室堂山ですれ違っただけの人
幻のジャンダルムデート

CHAPTER 3「自分の山をやりなさい」
『山なんて嫌いだった』
エベレスト街道の21日間
帰国した薄汚い女
ヒマラヤの山頂に立つ
念願の「自分の山」をやれた夏

CHAPTER 4 登れなくても自然があった
やりたい山に出会った矢先
母「絶対に南極へ行く」
小さな自然が元気にしてくれる
自然に親しむトレイル・カルチャー
加藤則芳さんが遺した道

CHAPTER 5 自分のために道を歩く
自分でシナリオを書きながら登っている
還暦から歌手になる
田部井さんとの最後の山
歩かれなくなった道は消える
足裏で聞く枯葉の音

                  ★★★

ずっと、前に知った本書をやっと、手に入れて一気に読んだ。

あの、小鹿みたいな可愛さと可憐さを持つ女優さんの、「なぜ山に登るのか?」という心境が綴られた一書だ。

本当に真面目に生きてこられた半生。特に女優になられてからも変わらぬ真面目さで、「なぜ、女優になったのだろう?」との問いかけが続く。

悩み多き40代の頃、数々の出会いの中で「山」を信奉する人達に出会い、彼女の見ている景色がどんどん変わり始めていった。

必読は、エベレスト登山家の田部井淳子さんとの交流だろう。

そこから、海外の山々への挑戦も始まった。

しかし、彼女はガツガツ登山を追い求めてはいない。

あのテレビでお見受けしてきた、「優し気な品性のある」そのままの姿でで、「行ける時に行く、登れる山に行く」という、平凡だが自分の「山との向き合い方」を掴んで行くシーンは「なるほど・・・」と、感嘆させられた。

少し、文章を飾り過ぎているようにも思えたが、真面目に一生懸命、原稿と向き合った証拠だろう。

読後感も爽やかな一書。

それでは、また。

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『SunTAMA Style』2020年7月9日記事

『SunTAMA Style』2021年7月9日記事

『SunTAMA Stye』2022年7月9日記事

『みいこStyle』2019年7月9日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/19682287.html 「人生100年ライフプランを立ててみる」