あなたの書く文章はどんな味?~「味わい」テイストについて考える【紙上講座・文章の味わい】

【ブログ新規追加333回】

文章を書くとき、自分の味となるテイストをどう出すか?なんてもんに迷う。

わたしは一貫して、「誰が(子どもでも)読んでもわかる、わかりやすい文章」を目指して書いてきた。

別に物書きで生計を立てているわけじゃないから、編集者からの「赤」が入るわけでもない。だったら、自由に書けばいいじゃん!ってなるよね。

しかし、どーでもいい日常の出来事を、どーでもいい話ことばで書き散らかすのには到底耐えられない。

たかがブログといえども、誰でも読めるように世界発信しているのだから、それ相応に書いておきたいし、それ相応の文章で書きたい。

で、考えるのは「自分の味」みたいなもの。世間では「テイスト」と呼ばれている部分だ。

ああ~、この人の書く文章はスカっ!としているな・・・とか、どこか憂いがあるな・・・とか。

そういった部分の話だ。

おしなべて言えば、幸せで何の不自由のない人の文章はつまらない。やっぱり逆境を乗り越えながら、くらいついて書いている文章には魅力がある。

要するに、汚い話だが「膿」を持つ方がいい。その「膿」が適材適所で放出されれば、それが「味わい」に変わるのだから。

不幸の種は味わい深いものなのだ。

                   ★

ここで、テイストの意味を少々取り上げる。

テイストとは・・テイスト(Taste)とは、ラテン語の「tangere」という単語が語源となっておりこれは「触れるため」「把握するため」を意味する。

現在英単語として「テイスト」と言った場合は「舌で触れてみるて見る」「ちょっと食べる」「試食」「味わってみる」「経験を味わう」「経験する」「味わい」「~風」などの意味合いで使われている。資料先→https://dic.nicovideo.jp/a/(ニコニコ大百科)

                   ★

この、「テイスト」って言葉は意外なほどやっかいなの。どうやって自分の味を出す?

テイストの持つ力は、エッセイやコラムで発揮されるものだろう。わたしの得意とするビジネス的な文章表現に、このテイストを盛り込むには最後の文末が適当だろうと、最後を工夫してきた。

それは、すべて書き切った上で、一気にドレスダウンしちゃう(崩す)のが好きな書き方(笑)

ブログを書き始めた2015年頃は、書く楽しさが勝っていて、ドレスダウンさせるのも何ら困難なものはなかった。

こわいものなし(笑)

最近、この「こわいものなし」の感覚が戻ってきたように感じている。悩みから目覚めたかも。回復期が終わったとも言えそう。

客観的に見て わたしの文章の持ち味は、文字を使って心情をさらけ出せる部分だ。どこかの誰かに忖度せず、バシッと書いていく部分。

そう、のどごしじゃなく、キレのいい●●●スーパードライみたいな文章だ(笑)

そこまで、練り込まれていないことがらには、そう簡単には手を出さないし、出せない。

だって、心が変われば、世界が変わるでしょ。だから、忖度グセのある場合はテイストが定まらないだろうね(笑)

クルクル変わる自分の心に翻弄されて、自分を見失っちゃうのは避けたい。

景色を変えたければ、テイストについて一歩深く踏み込んでみよう

わたしは、もうしばらく、このテイストについて考える。

ずっと、書き続けるために大切なスタイルの問題だから。

皆さん、まだまだ山登り中~高齢女性作家の本が面白い【書評・高齢女性作家】

【ブログ新規追加332回】

新年度の今月、書店フェアの多くが高齢者作家の祭典。数々ある文藝書籍の中、ひと際目立つのが「高齢女性」の方々の新刊や既刊本だ。

今回は3人ほど紹介しよう。

はじめに昭和を代表する女性小説家と謳われる、平岩弓枝氏(90歳)は満を持しての初エッセイを上梓。

タイトルもすばらしい。『嘘かまことか』(文藝春秋)

● 簡単レビュー

神様の書かれたシナリオを、大根役者の私が必死になって演じてきた……。「御宿かわせみ」の作者による、もうすぐ九十歳の幸福論!

                  ★

次は、人生の「酸いも甘いも嚙み分ける」痛快な文章を連発してきた佐藤愛子氏(97歳)

こちらのタイトルも同じく素晴らしい。『何がおかしい!』(中央公論社)

● 簡単レビュー

2020年秋、九十七歳。

あの超面白スーパーエッセイが帰ってきた! 

女と男、虚栄心、知性と笑い、子育て、教育……、世間の常識、風潮に物申す。

今、読んでも新しい愛子節が全開。

気がつけば、終着駅』と併せて読みたい、必携の一冊。

文字が大きく読みやすい、新装版で登場!

と、内容通りのササっとしたレビューを書いてみた。

                  ★

3人目は、作家さんではなく、料理研究家の村上祥子氏(78歳)先のお二人よりまだまだ全然若い(笑)

御年78歳現在の、快適仕事術を余すことなく披露したビジネス本。

ハードな料理研究家という仕事を楽しみ切る村上氏。読むだけで元気になる美味しく、おしゃれな本だ。

78さいのひとり暮らし~ちゃんと食べる!すきなことをする!』(集英社ビジネス本)

素敵な本だったので徹底レビュー

「ちゃんと食べて、ちゃんと生きる」。村上さんの実践する「食べ力」 は、生き方の栄養学です。野崎洋光さん(分とく山 総調理長)・・・帯より。

これまでに出版した著書は500冊以上!
生き方、家族、仕事、暮らしの知恵から
80代の夢と計画、おすすめレシピまで。
78歳の料理家・村上祥子の元気の秘密がまるごとこの1冊に!

【各章レビュー】

社宅に住む主婦だったときに、料理コンテストで優勝。

その後、料理研究家として活躍を続け、地元・福岡と東京を頻繁に往復してきた村上祥子氏。

管理栄養士として、糖尿病、生活習慣予防改善のためのカロリー控えめで栄養バランスの優れた食事を考案し続け「たまねぎ氷」「にんたまジャム」など健康に良いアイデアレシピを創ってきた。

ちゃんと食べて、ちゃんと生きる

現在までぶれない考えが生まれたのは、30代後半で顎骨の骨髄炎を患ったときだった。

40代に入って病名が判明し、10回の手術で抜歯18本。闘病生活は4年に渡ったのだ。

「華やかなごちそうよりも、おしゃれなメニューよりも、堅実な食生活が大切」と。

憑き物が落ちたように、食べる意味を悟りました。

現在78歳。

子どもたちは独立し夫は6年前に先立ち、後期高齢者のひとり暮らし。

1日3食ちゃんと食べているけれど、手間は省いて簡単に。材料をマグカップに入れ電子レンジでチン! の「マグカップごはん」など。

肉、魚、野菜をフリーザーバックに入れる「1人分冷凍パック」も必須だ。

料理教室で生徒のニーズを知って編み出したメニューを私生活でも実践してきた。

よって、体調は絶好調である。子どもたちの食育と、自立するシニアのための料理教室に力を注いでいる。

80代の夢は、美味しいランチを提供する「村上食堂」のオープン。

世界のおばあちゃんを取材して、とっておきのお菓子の作り方を本にまとめること。

好きなことを続けるために、ちゃんと食べ続けているのだ。

人生を振り返りながら、気負わない毎日の暮らしぶりを紹介、実際に食べているごはんのレシピをお届けする。

●著者について
村上祥子(むらかみさちこ) 料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。

1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。

治療食の開発で、油控えめでも1人分でも短時間でおいしく調理できる電子レンジに着目。

以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。

                   ★

さて、3人の後期高齢者の皆様の珠玉の一冊を紹介させて頂いた。

読むだけで元気が出る書籍の数々。

嘘だと思うなら、ぜひお試しあれ!

彼女たちのパワーの虜になるハズ(笑)

● おまけ

エベレスト女性初登頂登山家・田部井淳子氏の名言が生んだ一書。

人生は8合目からがおもしろい」(主婦の友社)

田部井氏が60歳の時に書いた銘書。常にチャレンジをし続けてきた登山家。60歳になってやりたいことが爆発!それを見事にやりきって逝去。

こちらもタイトルが素晴らしい!

● 簡単レビュー

59歳までに登った海外の山……約85
60歳以降に登った海外の山……約85
女性としてエベレストに初登頂を果たした登山家・田部井淳子氏。

70歳を超えるも、年に数回の海外登山や、NHK を中心としたテレビ出演、講演会、健康山歩き教室の開催など、元気に活躍されてきた。

本書は、これまでの「登山ガイド」とは異なり、60歳からの「ドキドキわくわく」な人生について語ったエッセイ集だ。
大切な友人や家族の話。

60歳を過ぎてからチャレンジしたアレコレ、海外登山のエピソードなど、田部井淳子氏のギュッと濃縮された日々が綴られている。

この春はお姉さまがたの本で人生勉強中!

わたしなどは、まだまだ「ハナタレ小僧」だもんで(笑)

★2024年4月19日更新 野山に自生する妖精キンラン~ボタニカルライフ⑭【植物・キンラン】

【ブログ新規追加331回】

キンラン(金蘭、Cephalanthera falcata)はラン科キンラン属の多年草で、地生ランの一種。和名は黄色(黄金色)の花をつけることに由来する。資料先→https://ja.wikipedia.org/wiki/

特長だが、山や丘陵の林の中に生える地上性のランで、高さ30-70cmのの先端に4月から6月にかけて直径1cm程度の明るく鮮やかな黄色の総状につける。

花は全開せず、半開き状態のままである。花弁は5枚で3裂する唇弁には赤褐色の隆起がある。狭楕円形状で長さ10cm前後、縦方向にしわが多い。柄は無くを抱き、7、8枚が互生する。(Wikipediaより)

                  ★

雨上がりの日曜。近所の都立公園は朝から2つの駐車場は満杯。それでもどんどん入ってきて大渋滞。わたしは、混雑を見越して徒歩で出向く。

先週の山吹の山は、ほんの数日で新緑だけの森になっていた。そんな中、森の妖精と謳われる「キンラン」が咲き始めたとの情報をキャッチした。ぷっくりとしたつぼみが可愛いラン科の自生植物である。

雨あとで、足元どうかな・・・と案じて家に閉じ篭っていようか?と考えたが、せっかくのいいお天気、一人、都立公園に出かけた。

新緑が眩しい都立公園。お目当てはキンランだけ。

咲いていそうな場所はすでに押さえてある。

ものの1分で発見! 

今年もちゃんと咲いていた。 自生地(しろはらの小道)を知っていたとはいえ、なかなか運がいい(笑)

全部で5株を発見。  

人の手がまったく入っていない場所ではないが、このあとの道では多くの熊笹に占領されて、

ほとんどキンランは見つけられなかった。全部で6つの散策ロードがあるから、他でも多分見られるのではないだろうか。 

出会えただけで、充分に幸せな気分になれる黄色の美人草。

「キンラン」の花言葉

~華やかな美人~

初短歌~テーマは「肉」/ 短歌で肉を語る【山/キャンプ・短歌と肉料理】

【ブログ新規追加330回】

「肉」で一首。

肉好きの 旦那とちがう わたしでも キャンプにいれば 肉も分け合ふ

今朝、急に思い立って、人生初の短歌を詠んでみた。

短歌とは・・・短歌(たんか)とは、和歌の一形式で五・七・五・七・七の五句体の歌体のこと。資料先→https://ja.wikipedia.org/wiki/

食べものそのものを詠んでみたくなったけど色恋ではない。じゃあ、短歌じゃない?せめてもの夫婦を題材に書き表したんだけど。本当に形式ってめんど草(笑)

                  ★

先日、わたしの誕生日にディキャンプで焼いた肉の感触や匂いが素晴らしかった。

炭火で焼き、トングで裏返した時の肉の柔らかさは驚きだったし、包丁でなく、サバイバルナイフで肉を切るワイルド感に魅了された。

その時、「ああ~、わたしはずうっと、こうした肉の美味しさや感触を知らなかった=忘れていたんだ」と感じた。なんでなのかな?

興味がなかっただけなのかもしれないね。

目の前の旨い肉にやっと感動できたのを普通の文章じゃなくて、古式ゆかしい短歌で書き残したくなった。

燃料にぞっこんな理由~焚火を楽しむために

先日使った木炭は切炭、いわゆる黒炭。もっとも安く一年中どこでも手に入る。

木炭・薪・オイル・ガス・固形燃料など、燃料のアレコレを調べて実際に使うのが最近のマイブーム。そのうち、お高い備長炭(白炭)を使った外飯も作りたい。

ある程度、木炭での調理が終わったら、その燃えカスに薪をくべる。この時は、牛乳パックを細断をしたのも焚きつけに使った。

ここからが焚火の本番となる。焚火は夜じゃなければ楽しめない。

杉・檜・唐松なんかのいい香りの薪を用意してゆっくり楽しむのが近々の願望。

昔、子ども会で行ったキャンピングでは焚火が大人気で、火吹き棒がみんなの取り合いになったものだった(笑)

炭火で料理を楽しみ、薪で暖をとりつつ焚火を楽しむ。

人生を振り返る豊かな時間。

冒頭の短歌は、ゆるい遊び気分をチラっと入れてみた。

日常から解放される、そんな時間を作るのにキャンプは好都合だし、短歌も続けて行こうかな(笑)

★2024年4月17日更新 自分の未来にいくら使う?~コスパを追及しつつ、未来に繋がる投資にはお金を使う【暮らし・金銭のバランス】

【ブログ新規追加329回】

自分の未来にお金をかけている?

歳を重ねれば、必然的に病院で身体の手入れや補強をするのも未来への投資。子どもの教育にお金をかけるのも未来への投資。

そこで、気になるのはスポーツ選手が稼ぐ賞金やギャランティは何に使われるのか?と言えば、それは、未来の活躍を期待する投資に他ならない。

例えば、イチロー選手のある選手時代の投資に関するエピソードから。

「メジャーデビューをした時、自分のどこにお金をかけようか?と、考えて、下着のシャツ(1枚2000円程度)を毎日新調しようと思いついた」のだ。

気持ちよくスイングするには、シャツのもたつきが影響する。たった一日着ただけのアンダーウエアでも伸びてしまい、絶妙なフィット感ではなくなるのだそう。

だから、最高のプレイのためには先行投資として新品のアンダーウエアをまとめて用意し、毎日新品を着る。

たった一日の命を終えたアンダーウエアはその後どーするの?!とか、庶民のわたしなどはそっちのほうが興味津々(笑)

ここ一番でお金をかけるべき所を徹底して押えるのがイチロー選手なのだ。

プロになった当時も、一本3000円のユンケルを毎日飲むなど、そのストイックな性格ならではの話も有名だ。

そこから、プロ生活で20億円以上稼いだのだから、まさに0から20億を生んだ「アンダーウエア」や「ユンケル」は先行投資先そのものだ。

                  ★

面白い人生を生きるには、ユニークなお金の「使い方」が必須なのではないだろうか?

オリジナリティに溢れるためには、「今ここで!自分に与える」と、決めて先行投資を続けるのが、結果的に成功に導てくれるものなのだろう。

わたしも、普段は何よりコスパ重視だけれど「ここぞ!」というときには、ドカーンと(ではないけど)お金をかける。

今は、教育費や老後の心配などがまだない一番余裕のある世代になったから、やりやいことがらに必要だと思ったら、少々の投資も思い切ってする。

昨日も、趣味のトレッキングに持って行けるバーナーの2つ目がAmazonから届いた。

山や丘陵を歩くロングトレイルでは、荷物を極限まで減らすウルトラライトハイクが理想。しかし、歩き切ったあとの野点コーヒーの美味しさは、何よりのご馳走だ。

軽くて使いやすいバーナーを探していたのだ。近々の未来に繋がる小さな自己投資なのだ。もっともっと大きな投資も今後するだろう。例えば「山を買う」とか(驚)

そんなの、できるはずないよ・・・とか思わないもんで(笑)

ただし、コスパの追及はわたしのライフワークだから続行だ。

価値観の変化で、今までの常識が通用しなくなったし、第一、平均的な考え方は面白いハズはない。

上手くいくかどうかなんてわからないけれど、アンダーウエアに願を懸けて己を信じて戦うイチロー選手はやはりかっこいい。

「アンダーウエアが人生を変える」にコミットして、思考だけにとどまらず、毎日の継続した行動に落とし込んできた。もちろん、様々な自己投資先のひとつだろうが。

イチロー選手はたんにアンダーウエアにお金を払ったわけじゃない。

理想の未来を生きる自分に先行投資をしたのだ。

                  ★

これだ!と決めたモノやコトにお金を投資しながら来たる未来を思い描くって、何となくワクワクする。

それが、大それたモノやコトではなく、誰にでも手に入りやすいことがらで自分の未来に先行投資しようという提案を書いてみた。

払った未来と払わなかった未来・・・これはまったく違ったものになるかも。

一度、真面目に自己投資に取り組んでみるのもいい。

今、真剣に考える価値のあることがらだと思う。

既成概念を取っ払って

ぜひ!

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地道な努力で運気を上げる~仕事以外の楽しみを妄想で見つける【暮らし・雑感エッセイ】

【ブログ新規追加328回】

新年度になる前にPCのフォルダの中身を整理するつもりだった。

いかんせん、年度末3月の最終週は休暇を取っているから、仕事のアレコレなどすっかり置きざって、なかなか自分の身辺までも整理整頓など手付かず、あっと言う間の休暇終了だった。

まぁ、毎年そうなのだが、新年度2週間ぐらいたってほぼ仕事中心の生活が正常化する。

その時、ああ~もっとちゃんと衣類の手入れをするんだったとか、PCの写真フォルダの中をきれいさっぱりしておくんだったとか、こまごました身の周りの事が気になり始めるのだ。

                  ★

季節的にも何となく春本番になるとさらに、いてもたってもいられず。

新型コロナの影響で遠出はできないが、ソワソワと浮足立つのは事実。

しかし、「まん防」中の都民だからGWの休みも予定は未だ立てられず。

出かけられないからって、家中の整理整頓して時間を消化するより、人の少ない野山へ出かけたい気持ちが強い。

でも、みんな同じ考えだから、わたしの行きたい地味めな所でも、意外なほどどこも人が多そう。

この春、出かけたい!片づけたい!が交錯して何とも不安定な日常を過ごしている。

確定申告の時期には、書類ケースの中の医療費の束や、家計簿の見直しなんかやり始めてしまい夜更かし・・・もう、こんな不規則は数年前から、パッタリ辞めている。

性格上やり始めると終わりが見えるまでやり続けてしまうこの整理整頓癖は、私の場合、中毒性がでる(笑)

ところが、一度やったら当分はやらずに寝かしてしまうので、次にその部分の事を想い出す時、1から前の処理データを頭の中でリフレインするのが非常に億劫になる。

モノの片づけは戦いなのよ(笑)だから、春のソワソワ時期にはやらない方がいい。

新年度も早や半月。

しっかり毎日のルーティン仕事もし、ワークスタイルを何より最優先にしているところだ。

家事も手抜きしつつ、それでも食事の栄養の密度濃く、春らしい豊かな食卓になっている(自画自賛)


余分な片づけはせずだが、コロナで疎遠になった人づきあいにもメールや電話、めったには書かないお手紙も復活させた。

春爛漫が、意欲を掻き立ててくれる。

この勢いに乗らない手はない。

                 ★

さて、身の回りのこまごましたことがらを丁寧かつ大切にすると、運気は各段に上がるらしい。

そりゃそうよね。自分を大切にすることで、健康や美容にはたまた頭の中まで新陳代謝するんだから、良いモノしか入ってこないし、良い引き寄せが起こるハズなのだ。

身の回りがガサガサで、身辺も忙しいだけだと、運気は逃げてしまうとも。

そんな時は、妄想で結構だ。「大富豪のリビング」を想像してみよう!

想像力だけでOK。0円でできる「大富豪ごっこ」遊びよ。

こんな風に気に入った!将来住みたい富豪のリビングを画像で見つけて、どんどん保存しよう!

忘れた頃に叶っているかもしれない(驚)

ちなみに、わたしの妄想する大富豪のリビングはこれ!

海とベッド。

どう?いかにも「大富豪のリビング」じゃない?(笑)あえて、寝室とか言わない。だって、ホテルでは、一緒でしょ?

というわけで、「春のソワソワと身の回りの整理を終えたら、妄想で豊かになろう!」という提案だ。

わたしのもう一つの妄想はかなり現実的で「90歳になった時に10年パスポートを取得する」これだ。

今、手元にある10年パスポートの期限は確か、2024年。後3年と少し。コロナで全然利用できていないが、期限が切れたらすぐに書き換えよう。

もちろん、旅先も決めておいて。これだけを考えてみても、かなり気分的にはハイになれるし、豊かな自分を思い浮かべてニンマリ。

落ちつかない気持ちをしっかり受け止めて対処してあげよう。


棘のないバラ「モッコウバラ」~昨日の雨に打たれるも満開~ボタニカル・ライフ⑫【植物・モッコウバラ】

【ブログ新規追加327回】

モッコウバラは棘のない優しい茨(ばら)だ。

皇室におかれましては「眞子さま」のお印となった。

※ お印とは・・・日本皇族が身の回りの品などに用いる徽章シンボルマーク

民間人の小室圭さんとのご婚約から今日までご困難が絶えない中、どことなく儚く、清廉さを常に失わないお姿に、「お印通りのお人柄」を感ぜざるを得ない。

モッコウバラは文字通り、「茨」を表す。しかし、棘を持たないその様相は不思議なほど、優しい樹木の花だ。

どうか、お幸せになって欲しいと願う。

他、皇族の方々のお印に興味があり調べてみた。

  • 上皇さま:えい(文字)
  • 上皇后さま:白樺しらかば
  • 天皇陛下:あずさ 
  • 皇后陛下:ハマナス
  • 愛子さま:ゴヨウツツジ
  • 皇嗣殿下:つが 
  • 皇嗣妃殿下:檜扇菖蒲ひおうぎあやめ
  • 眞子さま:木香茨もっこうばら
  • 佳子さま:ゆうな 
  • 悠仁さま:高野槇こうやまき
  • 常陸宮正仁親王殿下:黄心樹おがたま
  • 常陸宮華子さま:石南花しゃくなげ
  • 三笠宮百合子さま:桐
  • 寬仁親王妃信子さま:花桃
  • 彬子さま:雪
  • 瑶子さま:星
  • 高円宮憲仁親王妃久子さま:扇
  • 承子さま:はぎ 
  • 明治天皇:えい(文字)
  • 昭憲皇太后:若葉
  • 大正天皇:じゅ(文字)
  • 貞明皇后:藤
  • 昭和天皇:若竹
  • 香淳皇后:桃
  • 秩父宮雍仁親王:若松
  • 勢津子妃:菊
  • 高松宮宣仁親王:若梅
  • 喜久子妃:撫子なでしこ
  • 三笠宮崇仁親王:若杉
  • 寬仁親王:かしわ 
  • 桂宮宜仁親王:桂
  • 高円宮憲仁親王:ひいらき 
  • 紀宮清子さま:未草ひつじぐさ
  • 高円宮典子さま:らん 
  • 高円宮絢子さま:くず  ※資料先→https://tsumugu.yomiuri.co.jp/learn/【ボンボニエールの物語vol-20】

植物を大切にされる皇族の方々。みな、ご自分のお印を、そりゃあ、大切にされているのであろう。

一般庶民のわたしも、自分だけの印を考えてみよう。

その花を生涯愛し、慈しみ続けて行ける・・・素敵かもしれない。

「職業としての小説家」でわかった村上春樹の仕事術【書評・ワークスタイル】

【新規追加326回】

村上春樹氏は稀代の小説家だ。

わたしがもっとも村上氏に共感するのが「仕事術」なる部分。

ベストセラー小説をどう、生み出しているのか?といった俗世間的な目線ではなく、しっかりとしたルーティンを作って、執筆という仕事を生活に落とし込んでいる真摯な姿勢に共感してきた。

例えば、

起床・・・午前4時。そこからコーヒーを淹れ、一気に原稿用紙10枚ほど書く。

朝食からランチまで・・・書けるかぎり書く。

午後から夜・・・自由な思索の時間(雑務やランニングなどをこなす)

と、一年中、この繰り返し。SNSはやらないそうだし、あまりTVも観ないそうだ。

まあ、今ではSNSはさておき、TVに夢中なんて人は少ないだろう。

ここでは、村上氏の「職業としての小説家」という村上氏の仕事術を網羅した一書を取り上げてみる。

職業としての小説家

簡単レビュー           ★

いま、村上春樹が語り始める~小説家は寛容な人種なのか……。

村上氏は小説家になった頃を振り返り、文学賞について、オリジナリティーについて深く独自の思考を書き表す。

さて、何を書けばいいのか? どんな人物を登場させようか? 誰のために書くのか? と問いかけ、時間を味方につけて長編小説を書くこと、小説とはどこまでも個人的でフィジカルな営みなのだと具体的に順々と語る。

小説が翻訳され、海外へ出て行って新しいフロンティアを切り拓いた体験、学校について思うこと、故・河合隼雄先生との出会いや物語論など、この本には小説家村上春樹の生きる姿勢、アイデンティティーの在り処がすべて刻印されている。

生き生きと、真摯に誠実に。

もくじ

第一回 小説家は寛容な人種なのか

第二回 小説家になった頃

第三回 文学賞について

第四回 オリジナリティーについて

第五回 さて、何を書けばいいのか?

第六回 時間を味方につける──長編小説を書くこと

第七回 どこまでも個人的でフィジカルな営み

第八回 学校について

第九回 どんな人物を登場させようか?

第十回 誰のために書くのか?

第十一回 海外へ出て行く。新しいフロンティア

第十二回 物語があるところ・河合隼雄先生の思い出

あとがき

                 ★

文中の「仕事術」に注目して抜粋してみよう。

~小説をひとつふたつ書くのは、それほどむずかしくはない。しかし小説を長く書き続けること、小説を書いて生活していくこと、小説家として生き残っていくこと、これは至難の業です。普通の人間にはまずできないことだ、と言ってしまってもいいかもしれません。そこには、なんと言えばいいのだろう、「何か特別なもの」が必要になってくるからです。それなりの才能はもちろん必要ですし、そこそこの気概も必要です。また、人生のほかのいろんな事象と同じように、運やめぐり合わせも大事な要素になります。しかしそれにも増して、そこにはある種の「資格」のようなものが求められます。これは備わっている人には備わっているし、備わっていない人には備わっていません~(文中抜粋)

ちょっと、村上氏の書く、回りくどい小説みたいな「本心」というか「核心」の部分だ。

この部分を解釈すると、「小説家には、小説を書き続ける能力(資格)が必要だ」と。

村上氏は30年以上も小説を書き続けている。

そして、30年前も今もベストセラーを連発している。こんな小説家は他にいない。

村上春樹はこれだけ長い間、どのように、この資格を維持しているのか?本書には、3つの仕事術が書かれている。

① ルーティンを固める・・・(小説家は不規則な生活をして夜中に原稿を書くなどの通例を否定する氏。当然、締切前になると何日も徹夜で書き上げるなんてまったくない。それこそ、ルーティンに落とし込むために長編を書く時には環境を替えるべく「海外」で書く。ノルウエイの森はイタリアで3年間住み込んで書き上げた大ベストセラーだ)

② 肉体を鍛える・・・村上氏の最重要ルーティンは毎日1時間のランニング。文中にはこう書かれている~肉体的運動と知的作業の日常的なコンビネーションがもっとも重要。クリエイティブな労働には運動が理想的な影響を及ぼすのだそうだ。

③ 最善を尽くす・・・驚くのは村上氏の推敲力だ。氏は丸2年も費やして書いた小説をそれこそ、ごりごりに書き直したり、推敲につぐ推敲を何百回と続ける。で、ある日まったく違う作品に生まれ変わるものも出てくるそうだ。どんな時にも、飽きず懲りず最善を尽くすのだ。

この3つが仕事術の柱である。

                 ★

この3つの柱を打ち立てて、小説家として売れる前の、この先どうなるかわからないという時期のことですら並々ならぬ覚悟で臨んだのだろうと推測する。

なる前から、もうなっている、なってしまっているのが、この「仕事術」の恐るべし効果なのだ。

わたしは、この「職業としての小説家」を発刊すぐに手に入れて、熟読しつつそのストイックかつ熱の籠る靜かな仕事の姿勢に感動し、自分の仕事の仕方にもどんどん取り入れてきたのだ。

例えば、毎日早朝に書く(ブログやその他記事を約2000文字程度)と、村上氏はランニングだが、わたしはトレッキングやウォ―キングなど、歩く行為を続けるなどだ。


作品ではなく、その人の仕事術に惚れ込んでしまった例外な話。

でもね。完全に「村上春樹ワールド=上質で丁寧な時間の使い方と暮らし」を知りたくて好奇心を搔き立てられた。

これも、村上春樹氏の罠なんだろう。恐るべし。

まんまと村上沼にハマった(笑)

   

お祝いの朝~たまには息子の話を。【暮らし・祝い】

【ブログ新規追加325回】

都内の某企業に勤める息子(営業職) が「社内表彰」を受け、社内報に載せる「家でのくつろぎショット」を撮って欲しいと頼まれていた。

息子「写真のテーマはドライブ。趣味は遠乗りで行こう!」

とか言って、彼は自分の車を持っていない(笑)

以前の転勤時に家を独立した時処分している。

だから、必然的にわたしの車で撮影をするのだ。

昨晩遅く、撮影のために帰宅したので、まだ夢の中。(現在、午前9時)

わたしの出勤はどーなるのだろう?!本人は有給休暇らしいが。

でも、何だかとても嬉しい。

いつもなら、子どもや家族のことはあんまり書かない。だって気恥しいのだもの。

特に子ども自慢みたいになってしまえば、どこか居心地の悪さが漂ってしまう。

しかし、今日は特別。

ただの親として祝福する。

全国一位、本当におめでとう!

★2024年4月12日更新 納期のない「ことがら」を先送りしない方法~ノート&タスク管理アプリに書き出すのが簡単かつ調整しやすい【仕事・先送り防止術】

【ブログ新規追加324回】

納期のない仕事や今、すぐにやらなくても大丈夫な「ことがら」をつい、先送りにしてしまがち。

わたしは、今年は「全部やる」という覚悟を持ってモノゴトにあたる決意でいるが、それでも目の前の案件以外は「忘れる」のが多く、「だったらもういいや・・・」となってしまう。

例えば、2月に応募した「実用書」での作品賞応募。これはすべからく逃した。

そして、作品が1つ手元にあるのだが、どう成仏させるか?まだ考えがまとまらないでいる。

少し前の記事で、「電子書籍の書店を作る」といった案件を書いたが、あそこを成仏先にしようと考え中。

そうなると、自分で企画書を起こし、WEB書店の形態をこのブログに新たに作成しなければならない。

昨年、挑戦したWordpressの構築やGoogleアドセンスの申請などより、ずっと簡単で楽なハズ。もうWordpressを丸一年使ってきたからそう思えるのだ。

だ・け・れ・ど。

ルーティンではない仕事を、ルーティンに組み込むのは至難だと考える。なぜなら、昨年は丸2か月の自粛期間があった。有り余る自分時間を手に入れたのだ。

今年は、有難いことだが、本業のルーティンに出られる反面、そういった納期のない仕事を組み上げる思考や時間が不足していると気づいた。

新しい考えを形にしたい!今までとは違う方法を取り入れたい!など、おもに仕事の範囲の話で恐縮だが、考えをまとめるのには、まとまった不安のない時間が欲しいもの。

で、不慣れなことを継続させる方法はこうやればいい。

月曜書き出し新仕事術

やり方→納期なしのことがらを毎週月曜日に書き出す。または、タスク管理アプリで管理する(SNSでの積み上げを毎日記入してもOK)

ここで大事なのは、「納期のないことがらを定期的にすすめるためのタスクは分解はする」これに尽きる。詰め込んでも毎日はできないから。

分解時間は約一時間とする。

どう?

毎日、たった一時間を、納期のない「新しい仕事」の準備や構築に着手する。一年で365時間!これだけあれば、新しい何かを確実に始められるはず。

進捗を図るのは、毎週、月曜日だけ。よって月4回の確認でいいのも簡単でしょ。

お気に入りのノートに納期のない仕事を書き出して、先送りせずどんどん進めよう!

                  ☆彡

わたしは、この「月曜書き出し新仕事術」なる方法を、昨日、山登りをしながらずっと考えていた(笑)

やっぱり良い思考をまとめるのって、場所を変えて青空の下、心地よい風を感じるのが健全でまとまりやすい。

長いトイレタイムじゃ、良い思考は浮かばないもん(笑)