書くことで今すぐ仕事を得る!仕事をエンジョイできる文章術 【新刊案内】

5月15日、自身2作目となる電子書籍を発売しました。
https://mangabito.biz/?p=12219

今回の出版依頼を受けたのが2019年12月26日。はじめから文章術に関するテーマを頂きました。あらかじめ執筆テーマを提示されたことから、資料を集めたり文献を読む際も一切、迷う事がありませんでした。

年が明けて、資料や文献を集め始めた頃、新型コロナウイルス感染のパンデミックが起こり、感染予防から数多くの業種が瞬く間に廃業や閉店に追い込まれ、もちろん失業や内定取り消しを余儀なくされた人も大多数出ています。

少しでも、希望が持て役に立つ、仕事に結びつける書籍を書こう!と肚を決めて3週間で入稿を果たしました。敬体で読みやすく、きちんとした文章を書き切ることに専念しました。

タイトルの文章術とは、仕事を請け負うマインドを持つための内容に始終しております。言うなれば、上手く書くことより、伝えたいことが伝わる文章術のイロハです。

(株)Mangabito様のミッションに、役に立つから行動に移れる本という説明があります。その意味でも 読まれた方々がぜひ、何等かの形で内容を生かして頂けたら本望です。

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古暮 由実・コグレ ヨシミ 

ブログテーマは「人生」と、決めた【植物・雑感】

このブログのテーマは「人生」で、関わるすべてのことがらの中から、前向きなこと、生きるヒントになることなどを、選び抜いてテキストやエッセイにまとめている。

稼ぎ中心のブログではないぶん、需要があるとか、ないとか、どちらでもよくて書きたいことを書いている。ただ、ずっと続けていくうちに可愛いお小遣いが生まれたら嬉しい。だから、SEO対策もしつつ、勉強も続けている。せっかくWordpressにしたのだから。

そのために、あまりに方向が違ってこないように、今は、趣味ブログを育てる楽しみを満喫している。きれいなコトやモノ、感動した話は短いエッセイにして書いている。そうでないと、息が詰まってしまう。ブログを書くことは最高の趣味で、時おり書籍の執筆で仕事ができれば本望だ。

5月15日発売した新刊を早々に購入して頂き、レビューまで書いてもらえていることに、ああ~頑張って良かったなあ・・・としみじみ喜びを噛みしめている。目指せ!1日1冊の売り上げ(笑)これってかなり大変なことだけど長く楽しめる挑戦。

ブログテーマを「人生」にした理由は、一生書き続けて行けるから。現在を中心に未来までも描ける「人生」は最もテーマにしやすい。

生き方に関する考え方や書籍は無数に出ている。その中から、今の時代に寄り添う内容のものがないか?と、目を凝らしている毎日だ。

昨日も客先で、同世代の女性が「疫病だなんて、教科書の中だけの世界だったものね。SARSもMERSも世界のどこかで起こっていたことだったし」と、こんな風に雑談をしながら、普段の商談に入った。何とはなしに戻りつつある日常だ。

どれだけ、ウィズ・コロナで行くのか先行きはまだ不明だけれど、今回の奇跡の経験を生かして書き続けようとささやかな野望を抱きつつ、仕事初めの一週間で決めたことを書いてみた。


                                                                                              

愚痴を言う友より、一緒に喜ぶ友がいい【暮らし・友だちエッセイ】

愚痴を言う友より、一緒に喜ぶ友がいい

勤務先のある品川にて


 孤独の楽しみは、簡単に言ってしまえば、美味しい物を一人で食べて充実、美しい景色を見に行って満喫、それで心も体も英気を養えれば本望だと。

しかし、人間の心の奥底には承認欲求なるものが潜んでる。家族があっても友達じゃなければダメとか、友達じゃあ自分の子供じゃないしとか、この件ではこの人に認められたいといった、要するにわがままな解決不能な意識の問題になってる。

常に誰かと一緒でなければ!というクセを多くの人が抱える事ともなっているらしい。


 わたしが本当の寂しさと孤独を感じたのは、11年前の8月に脳出血で突然倒れ、緊急搬送されて、なんとか一命をとりとめた時だった。ICUの外に続々と集まってきた家族や友人たちの声が聞こえるのだけど、わたしはもう、あの仲間には入れないんだな・・・と、心底がっかりしたのだ。

もちろん、そんな感傷に浸る間もく、体がどんどん勝手にマヒし続けていた。わたしのマヒはかなりひどく、32か所に及ぶ重症だった。それでも元来前向きな性格なので、泣いている暇はない!となんとか早めに退院して、家から毎日バスでリハビリセンターへ通う日々を約半年間続けた。


 なぜ、前向きな性格のまま生きてこれたのか?それは、今の仕事に出会って、気のよい同僚に囲まれて、ちょっとボケてる愚痴のない素敵な上司にも可愛がられた事だと思う。なんと10年以上も営業職を続けて来れたのもみんな、上司や同僚、家族がいてくれたからだ。言語障害の残るわたしの営業時には書店側担当者のだいたいが皆、手を止めてわたしの話を耳をそば立てて聞いてくれる。みんな優しい。


 緊急入院した時はまだ入社1年。わたしの心境は「あ~あ、もう辞めさせられちゃうんだな」と思っていた。夫を通じて会社には、”倒れた今もこの仕事は天職”と思っていることを伝えてもらっていたが、上司たちが見舞いに来てくれた時は「退社の話だろう」と思った。

ところが意外にも「半年で治せるか?車には乗れるように、電話がかけられるように、文字が書けるように・・・」などなど、細かい指示を出して、それを半年間メールで進捗せよと。わたしの営業先には10名の社員が代わりに営業して支援すると、万全の体制だった。


 その時の「治れば仕事を続けて良い」という言葉に、驚きと半年のオフタイム、ただただびっくりしてるわたしに女性の上司が目に涙をためながら、「体を治すことが一番!仕事なんてどうにでもなるよ」と。

わが社にも、何人もこういった厳しい状況を受け入れてもらって今でも、勤務する同僚も割りといるのだそうだ。今回のコロナ休業でもサッとマスクの配給や2か月の自宅待機を出され、安心して、ことの収束を待つのみだった。会社には感謝しかない。

話を戻そう。半年後、復職した事を誰よりも喜んで迎えてくれた上司や同僚たち。ああ、ずっと粋がっていたのはわたしの方、この時ほど心のたがが解れたと思った事はなかった。

自分の身体が動かなくなった時こそ、人の心が透かしたように見える事がわかる。今にして思ってもほんわりする、でも激動の始まりの日の思い出。

 それから11年、その女性上司も昨年定年を迎えた。一緒に働けないのは寂しいけど、友情や恋愛、趣味や文化も寂しさというスパイス無しでは、味気ないただの経験になってしまう。

寂しさ=孤独こそが豊かな感性を生む源になるのだと感じる。ついでに1歩進めて考えると、この寂しさを味方につける事が本当に豊かな人生なのだ。

長期休暇が終わった昨日。久々に営業に出て思い出した話。

【紙上講座】ブログ職人が綴る、ブログことはじめ 第1部

~ようこそ、趣味ブログの世界へ~

クラウドソーシング「ランサーズ」

趣味ブログって知っていますか?自分の好きなことを文章や写真で表現し、一冊の雑誌みたいに作り上げることができるものです。しかしブログといえば、ネット界隈では商品を売ったり、商品の広告を掲載したりして稼ぐためのツールだととらえられているように思えます。

自分ならではの表現で、自由に制作し、他サイトの連携で発表できるブログの仕組みを使って、趣味をさらに横に広げることもできます。たとえば、講座を開く、ショップを持つなど。まず、その段階までの手引きに趣味ブログを応用しよう!という提案です。

稼ぐことばかりに、目が移ってしまえば、自然と内容の乏しい無味乾燥なサイトになりがちです。まず、自分の好きなことを存分にブログで表現して行きましょう。

書くことが好きだったら、文章をいっぱい書きましょう。写真が好きだったら、独自の世界観で作るフォトギャラリーとか素敵ですね。イラストや絵画も趣味の段階だったら、公開の仕方を考えて、ブログで公開されればいいのです。

あくまでも、プロとの垣根を自ら設けることで、表現できる充実感が生まれます。そこには焦りや競争は微塵もありません。

自分を育て、自分の将来に影響するような趣味ブログのやり方を4部構成で展開します。

わたし自身の5年間の歩みを書いて行きます。どうぞ、よろしくお願いいたします。

第1部 ブログの始め方 ①

プロバイダーに登録~立ち上げを1日でする

2015年、5月4日、ゴールンウイークの中日に突然思い立って、ライブドアブログのサービスに登録しました。他にも様々なブログサービスがあったはずですが、なぜだかライブドアだけを目指して登録しました。現在でも、ライブドアはてな・アメーバなどと並ぶ3大ブログサイトです。

アドレスやIDの登録、ブログの名前、管理者、執筆者を分けて、それぞれ名前をつけていきました。自分のお部屋を借りた感じですね。そして、家具となる管理画面のフォームやデザインを決めること数時間。ライブドアの管理画面は種類も多く、そのレイアウトデザインだけを見ても数百種類になってしまうんです!

朝から始めて夕方やっと第1回目の投稿をしました。その時にはまだ、ブログの投稿サイクルや内容、自分のキャラクター設定など何にも決めていませんでした。他サイトへの連携も済ませた夜、今度は様々なブログ周辺のことを決めて行きました。

① ポイント

◎ 好きなブログサービスを見つけて登録する

◎ なるべく登録からブログ設定は1日で終える

ブログの始め方 ②

ブログを続けるために必要なリテラシーとは?

ブログにリテラシーは必要でしょうか?リテラシーとは簡単に言ってしまえば、モノごとに対する読解力や分析力という意味合いがあります。

これをブログに当てはめてみますと、好きなことを話ことばで語るブログなのか、文学や詩的に書きたいブログなのか?まず、入口から右往左往してしまいます。わたしは、文章自体は常体(である調)で書くこと、文章の長さは一投稿500文字、カバー写真は1枚・・・と、こんな風。投稿サイクルは1日置きの週3回、朝7時に投稿する、3年間は続けようと、どんどん決めて行きました。

リテラシーという視点を持って、ブログまわりのことがらに向き合ってみた結果、週3回の投稿サイクルが、ぴったりとわたしの生活スタイルにハマりました。日頃、仕事で出勤していることから、キャラクター設定は、キャリアガール風で決めて無理のないブログ生活を続けてこれました。これは、自分のことをよく観察して、分析をして決めると良いです。リテラシーの視点はプロフィールを作る時にも役に立ちますよ。

② ポイント

◎ ブログの名前、管理者の名前、執筆者の名前はそれぞれ、よく考えてつけていく

◎ 執筆者のキャラクター設定も忘れずに

◎ 投稿サイクルを決める→ブログのプロフィール欄にアップ日を記載しよう

ブログの始め方 ③

その他

私のイメージを猫のイラストで描いてもらいました。by ぱそ夢

3つめの話は、ブログの将来像を描いてみよう!です。せっかくここまでブログに付き合ってきたのですから、どんなブログに成長させたいのか?あらかじめ考え尽くしておきましょう。

わたしの場合は週3回投稿でした。投稿日の前の日に記事を作成、写真も撮り、翌日の朝7時にアップするというアナログな感じで続けていました。まとめて記事を書いたり、写真も撮り溜めたりはしていません。それは、鮮度の問題で、わたしの性格上、常に最新の記事と写真でブログを飾りたいと願っているからです。

これは、人それぞれです。日曜日に記事を書き溜めて、予約投稿されている方もいますし、写真だって、なければない日もいいのでは?と考えます。ブログも生きている人みたいに扱ってしまう不思議な媒体ですね。手入れをしっかりしたくなってしまいます。

第2回は、「実際にブログを書いてみよう!」です。お楽しみに♪

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【紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第2部 さあ!ブログを書いてみよう!

【もくじ】

  1. ブログ構成をしてみよう
  2. ブログをストレスなく続けられる方法
  3. 記事にはタイトルを必ず入れよう
テーブルで育つペペロミア。

1.ブログの構成を始めます。

なぜ、構成が必要なのでしょうか?それは、読者目線でいかに読みやすく分かりやすい文章にするか?のための大事な準備なのです。

日本人だったら、誰でも知ってる 5W1H のフレームワーク。これは、意思伝達の最もすぐれた文章構成法です。

今さら、と思う場合でも一度、しっかりと 5W1H に則った文章構成で執筆してみましょう。日記風の記事だったら、自分の思いや気持ちを優先して書きますよね。しかし、せっかくブログを立ち上げてみたのですから、きちんとした文章体で書くと言う姿勢が、読者の信頼を生むのです。

今すぐ、早く書いてアップしたい!そんな気持ちをグっと、こらえて学生に戻った気分でブログの構成をしてみましょう。

2.ブログをストレスなく続けられる方法

仕事で行く品川飯店のおしゃれなお茶テーブル。

さて、文章構成ができたら、どんどん書いてみましょう。一見、どうでもいいような個人的な内容のブログ記事であっても、テーマ目的 が明確な投稿は、中長期的にみても読者に受け入れやすいはずです。仕事の失敗談だったり、子育てママの愚痴も、思いがけず共感を生むものなのです。

セルフブランディング(キャラクター設定や文体の統一)をしっかりとして、5W1H に則った記事構成であれば、意外なほど個性的なブログになることは間違いありません。

ただ、ブログの投稿スタイルを決めておかないと、せっかくの読者を逃がしてしまいます。第1回目の初投稿には、ブログアップ日のお知らせや、定期投稿の曜日などをあらあら書き込んでおくことも大事です。

そして、一番の問題は投稿内容のネタ切れです。私の投稿スタイルは曜日別にテーマを設ける方法でネタ切れを防止してきました。

(月)ビジネス・ワークスタイル

営業職としての商談に役立つ話や失敗談、ビジネスマナー、お仕事ファッション、売れているビジネス書、近々のビジネスセミナーなどのイベント情報を発信しています。この数年は、物書き業の記事が増えています。まさにライフシフト中。

(水)ライフスタイル

主婦であるからこその、家仕事(手作り保存食、ハマっている食べ物、掃除やガーデニング)を好きな事中心に書き綴っています。最近では、カラダ系のウェルネスも良く書くようになりました。

(金)旅スタイル

たぶん、私の一番好きな記事が詰まっているコーナーです。読者目線でも人気が高いと感じています。私の旅スタイル、テーマはコスパ=激安旅です。ありとあらゆる情報を駆使して、お金をかけずに満足のいく国内外の旅を企画し、実行し、ブログに書くという一連の動作で投稿し続けています。企画も実行もすべてブログネタ。もちろん、旅先での失敗談は一番大事なネタ情報です。

週3回という投稿ペースで書き始めました。趣味ブログという設定ですから、1日に10記事とかアフェリエイターのように、投稿を繰り返すことはここでは皆無です。

目的は、自分の生活を楽しみ、その中でちょっとした小さな話をブログに認めることで、緩やかに読者を増やし、SNSでの連携で交流も果たしていくという、無理のないブログ生活です。

ネタ探しに困らない程度の丁寧な更新頻度で、誰の目から見ても、気持ちのよい爽やかな記事投稿を心がけて行きましょう。

3.記事にはタイトルを必ず入れよう

富士フイルムガーデンで撮った、大輪のバラ。

あらかじめ、ブログのバナー背景に、ブログテーマを盛り込むことで、ブログの目的を伝えるというのが一般的です。

さらに、ブログのテーマや目的を知らせるのには、記事に必ずタイトルを入れることです。タイトルから推測される内容であれば、概ね読者を裏切らない記事であり、共感を生むでしょう。

また、タイトル同様に大事なのが、中見出し小見出しが事前に書かれていることです。ここでも読者は、この記事を読もうか、どうしようか考えていますから、興味を引くキーワードが見つかれば、難なく記事を開いて読んでくれます。

記事のドレスアップ方法

週末は大好きなチーズケーキ・バーを頂く。

情報リンクを貼ってみよう!・・・ブログ内容がちょっと薄いかな?と、感じた時に活用できる方法が情報リンクを内容の文章に埋め込む方法です。

ことがらの説明が足りない場合、私も良く利用しています。反対に丸々、情報リンク先の記事を囲みで使うのは、いったい誰の記事なのか?って感じになり、あまりおススメできません。

どうしても自分の記事に飾りを入れたいのであれば、文章に埋め込んでしまうほうがすっきりとします。読者もあなたの記事中心に読み進められるでしょう。

第3部は、著作権のあれこれです。明日もよろしくお願いします♪

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【紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第3部 ブログで気をつけたいこと~著作権侵害など

【もくじ】

  1. 著作権のあれこれ
  2. 一番やりがちな著作権侵害とは
大好物のサニーレタス

第2部までで、ざっくりとブログを開設し、デザインや文章を書いてみる、写真を入れてみる、投稿のタイミングやネタの発想法など、一気に短く詰め込んで説明してきました。

さて、第3部では初心者でも経験者でも、等しく同様に気をつけたい著作権に関することがらをひも解いていきます。

ブログは文章や写真で自己表現できて楽しい反面、デジタルで半永久的に残ってしまう欠点を持っています。言うなれば、記事投稿には責任が付きまとうのです。このことを忘れないように運営して行きましょう。

1.著作権のあれこれ

 a.肖像権

多摩湖

肖像権には、撮影拒否権 公開拒否権 利用拒否権 の3つがあります。現代はスマホのカメラ機能で簡単にきれいな写真を撮ることが可能です。有名人や芸能人を街中でキャッチし、写真に収めるなんてことは、誰でも経験済みかもしれません。

しかし、プライベート写真をブログに勝手に掲載すれば、それは著作権侵害のひとつとして、裁判沙汰になるケースも多発しています。有名人や芸能人は、写真に撮られることで仕事が成り立つ職業です。肖像権侵害にあたるような写真や記事は絶対に避けなければいけません。

また、友人、知人とのパーティー風景を何気なく記事にして写真を載せる場合も、写真に写っている人には全員、掲載の同意をもらっておく必要があります。個人情報がいっぱい写り込んでいる写真は、それだけで恰好の詐欺被害の餌食になりかねません。個人ブログも情報発信の先端だということを忘れないように。

 b.パブリシティー権(広告など)

我が家のライラック・ワンダー

スーパーやコンビニなどで、無意識に手に取る商品には、だいたいがTVやネットで宣伝がなされている売れ筋商品です。しかも、今をときめく有名人が広告塔となっている場合が多いものです。

たまたま好きで購入し、その食品や飲料水の味の紹介を、ブログでした場合は違反なのでしょうか?それは、ブログに食品や飲料水の製造元を明記することでクリアできます。しかもAmazonなどの購入サイトを貼ることも違反ではありません。

この場合の違反となる行為は、商品全体の写真を丸まる載せること、製造元の正しい明記がない、商品に有名人の顔があれば写して載せてしまう、この3点が厳禁です。気をつけたいですね。(製造元と商品紹介の権利を持つアフェリエイターなどは違反とはなりませんが)

有名人や芸能人の肖像権を勝手に使い、何等かのお金儲けをした場合、パブリシティー権侵害にあたり、裁判沙汰に持ち込まれるケースはとても多いそうです。有名人や芸能人が写るブログは、それだけで魅力が満載!読者もうなぎのぼりとなるでしょうが、立派な違反行為です。

とにかく、人、モノの紹介には、よく検証を重ねてから記事にすることをおすすめします。

2.一番やりがちな著作権侵害とは

• 大好きな歌手の歌(歌詞)の全文掲載

• 雑誌のグラビアアイドルの写真をスキャンしてそのまま記載

書籍の表紙を丸まる掲載

このあたりは、ふだんSNS等でいくらでも見る投稿です。作家やクリエイター、デザイナーなどの苦肉の作品なのですが、簡単に書店で手に入る=記事にしやすい=売れる(読者が増える) こうした構造がまん延していることにかわりはありません。個人がしっかりと基本を押さえて、違反のないブログ投稿をしていきましょう。

また、書籍の表紙は本自体の作品の一部ですが、デザイナーさんの作品でもあります。ブログのトップ写真に使った場合は、まず、ブログサイトか連携サイト側で勝手に自動削除されます。

私も、実は何度も自動削除を経験しています。この場合は、どうしても、その書籍を紹介したいのであれば、書籍の全体を写さない、もしくは部屋などの風景にまぎれるように撮るなど工夫をしてくださいね。

これは、街中の商店街の看板等にも言えます。高額な違反金を請求された!などの悲報を漏れ聞くことがあります。写真に撮りたい風景も事前調査をしてから写しましょう。

第4部では、ブログ周辺のことがらとブログ立ち上げ最終チェックリストです。お楽しみに♪

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【紙上講座】ブログ職人が綴る・ブログことはじめ 第4回 ブログまわりの事に強くなろう!(ブログ立ち上げ10のチェックリストあり)

【もくじ】

  1. SNSの連携に強くなろう
  2. ブログ立ち上げ10のチェックリスト

1.SNSの連携に強くなろう

最後の部となりました。ここでは、我が子同然の可愛いマイ・ブログをより多くの人たちに届ける発信方法をお伝えして行きます。

せっかく一生懸命書いたブログも、プロバイダー内のサイトだけのアップでは満足できませんよね。各プロバイダーの内部機能にSNSとの連携機能があります。あなたが日頃使っているSNS先へ、ぜひ連携をしてまわりのみんなに記事情報を届けましょう。

SNS連携先は、LINE Facebook Twitter Instaguram などがあります。ちょっと前までは例え、個人的な趣味であっても、文章を書いて写真を撮り、無料メディアを使って投稿する・・・なんて、考えられませんでした。

しかし、個人メディアの持つ発信力は、プロの雑誌や新聞を大きく凌駕してしまったのです。こうなったら、まとめブログを作って思う存分、発信してみたくなりませんか?

また、マイ・ブログをPCだけの設定にせず、スマホ対応の原稿作りにもぜひ、挑戦しましょう。それでは、ブログ作成のチェックリストを巻末に入れました。ぜひ、使ってくださいね。

根津美術館

2.ブログを立ち上げるチェックリスト

 ① プロバイダーを決める

 ② ブログ名 テーマ 管理者(執筆者)の名前を決める

 ③ ブログバナーやサイドバーなどのデザインを決める

  (ブログパーツがあります)

 ④ 文章の長さ(文字数)を決めておく

 ⑤ 写真の枚数も決めておく

 ⑥ ブログのネタ切れ防止にネタバンクを用意する

  (ノートに手書きでもOK)

 ⑦ SNSの友達、リアルの友達へのブログ開設告知を事前にする。
 (私は20人の友人に閲覧のお願いした。現在も皆、読者です)

 ⑧ ブログの準備ができたら、投稿サイクルをきちんと決める

 ⑨ 写真のトップ画像は必ず、自分で撮った写真を載せる

 ⑩ ブログ記事は最低3回は読み直して投稿すべし!

  以上10項目のチェックリストです。

決め文句や崩した言葉づかいは自分で思うほど、他人にはウケません。きれいな言葉で、しっかりと書いた文章のほうが好感度が高いものです。

ここまで、ほぼ、無料でできるブログの作成。あなたらしさを表現できるプロフィールの作成や、独自の世界観で書く文章。その文章を引き立てる数々の写真。なんて、素敵な世界なのでしょう。

なるべくわかりやすく、細かい部分は省いた4回講座も終了です。最後まで、読んで下さり感謝いたします。ありがとうございました。

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日帰りひとり旅を楽しむ自分づくり【写真で綴る旅・ひとり旅】

仕事が中止となり早や54日目。東京都の新型コロナウィルス感染者数も、日々激減中。しかし、まだまだ油断はできない。今しばらく、過去の旅記事を見返して、2020年これから先の新しい暮らし方や旅の楽しみ方を、脳内シフトひとり旅で楽しむ。収束したらまずは車での遠出を叶えたい。ここでは、日帰りひとり旅の提案をしよう。

西多摩郡日の出町のメタセコイヤ並木。

ひとりで出かける効用とは

ひとり旅は好き?そうね。かなり好き。そう答える女子は多い。人と群れるのも好きだけど、気分の赴くままに、ふらりと在来線に乗って、東京から房総へとか行きたい。関東のちょっとした名所はひとり旅に最適なのだ。これから先の自分を考える時、ひとり旅ほど、有意義で価値ある行動は他には見当たらない。

来月、コロナ明けの出勤では、3月14日にオープンされた、高輪GW駅にぜひ行きたい。建築家 隈研吾氏のデザインされた駅舎。品川出勤の日、仕事終わりにお隣駅の高輪GW駅まで足を伸ばしてみたい。https://ja.wikipedia.org/wiki/ 参考資料リンク先

そうそう、JRのまだ行けていない新駅舎にも行きたい。明治神宮と原宿駅とか、昔のとんがり屋根の駅舎が復元された国立駅。全部仕事の後に行けるところばかり。そんなひとり旅が日常にあるから、今の仕事は到底辞められない。
                            

passport
当面は出番のないパスポート。

ことしは近場が狙い目

大きくみれば人生そのものが旅。細かくみれば、”ちょっとそこまで” も旅。
1ヶ月の半分以上、毎日70〜90キロ範囲のところまで車で営業に出ているので、毎日軽く旅をしている感覚になる。
例えば、お昼は暑くなってきたので深大寺のおそばを食べよう、仕事終わりにちょっと足を延ばして奥多摩町の温泉に行こう、とかね。

コロナ禍で、少しずつ越境モード解禁を受けて、各都道府県では、割引サービスを開始中。首都圏からすぐの群馬とか射程距離でおススメ。

ぐぐっと群馬愛郷ぐんまプロジェクト「泊まって応援キャンペーン」

https://www.maebashi-cvb.com/news/184 公式サイト

家でもバカンス気分を満喫する方法

まだまだコロナの影響で、あんまり出かける気がしない・・・そんな場合は、週末にわざわざ出かけることもしないで、完全に家の中での生活を楽しもう。

普段はなかなか手がでない美味しい果物やお菓子。肉・魚など非日常な食材ばかりを買い込んで、お好みのドリンクを奮発。Amazonprimeで思う存分見たい映画や動画を観続ける・・・とか至福。

最後に


ひとり旅には憧れもあるけれど結構ひとりで動いている。

泊まらなくても、日帰りで充分満足。ただ海外や島などテーマのある旅は90日働いたら行くと決めた。2020年、旅の更新が果たしてできるか?

何処に行こうか。

色々考えている時が一番楽しい。
ひとり旅は最も洗練された大人の遊び。

いますぐ書け、の文章法【書評・ワークスタイル文章術】

各界の著名な方々がこぞっておすすめする新書。やっと手に入れたので、さっそくレビューする。物書きならいつも傍においておきたい、執筆マインドを激上げする一書。読まないでは済まない。

クラウドソーシング「ランサーズ」
dav

「いますぐ書け、の文章法」堀井憲一郎(ちくま新書)


はじめに
著者、驚きの発言からはじまるキレのいい一冊です。それは、「文章を書くことはサービス業である」と。物書きが醸し出す高尚さと一線を画す挑戦的な文言。また「相手の立場に立って文章を書く・誰に向かって書いているのかを明確に」と、続けます。

ライターや文筆家に、知ってほしい執筆マインド満載の一書。今回はすべての章でのポイントを簡潔にお伝えして行きます。

  • 1章 プロとアマの決定的な差
  • 2章 文章は人を変えるために書け
  • 3章 客観的に書かれた文章は使えない
  • 4章 直感のみが文章をおもしろくする
  • 5章 文章は言い切らないといけない
  • 6章 文章で自己表現はできない
  • 7章 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である
  • 8章 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ
  • 9章 踊りながら書け

では、各章のポイントを説明して行きましょう。

1章 プロとアマの決定的な差 

                  
※ ポイント ● 読む人の立場で書け


著者のオリジナルティが初めから爆発する章です。文章書きはサービス業であるから、何処まで行っても、自分の書いた文章で、読み手を喜ばせることができるか?という観点だけあれば、いい書き手になれるのだと言い切っています。


しいて言えば、テクニック面では、漢字を少なく、すぐ改行をしよう!と言われています。美しい日本語とかは一切、気にしないように。

文章を書き続ける秘訣があるとすれば、読書を膨大にすることだと。嫌というほど活字に触れる毎日が当たり前の世界なのです。

2章  文章は人を変えるために書け

※ ポイント 人の意識は一瞬で変わる

文章書きはサービス業であるから、読者の視点を常日頃から、考え続けていなくてはなりません。その上で書き手は、自分の意見などは書いてはならないと。読む人を変えられるのであれば、独自の考えを捨てる覚悟が必要なのです。


とにかく、書き手の精進には、読書の深読みが必要です。それも、自分が読み手となって、書き手の息づかいまで感じる感覚を持てれば、書き手の文章で追体験ができます。こ唸れるように想像力や妄想力を鍛えることが重要です。

3章 客観的に書かれた文章は使えない


※ ポイント ● 冷静と情熱のあいだ

あなたが、書き手だった場合、テーマが自由だとしたらどうでしょう。ほとんどの人は、いったい何を書いていのかわからなくなるそうです。そこで、テーマ出しにつまづいてしまうと、たいがいは、公的な話題や問題に手を出してしまうとも言われています。著者は、そういった公的な文章は、まず、面白くはなく誰も読まない読者不在の文章だとバッサリ。

そして、エッセイなども、公的なことがらを避けて、手の平に乗るような小さな話を、持てる言葉で全力で書けばいいのです。人は他人の意見など聞きたくない。聞きたいのは他人のお話だと言われました。


そして、文章は執筆中にたいそう熱量を帯びるものなで、一晩は寝かせるのが妥当でしょう。最後まで、読み手ファーストでありたいものです。

4章 直感のみが文章をおもしろくする


※ ポイント ● 何だかヘンだなと、思ったらストックしよう。それは間違いなくネタだから


取材原稿を起こすプロセスは、テーマ決め→内容の調査(仮設)→現場取材→原稿起こし と、このような流れになっています。ここでも凡人は、現地へ行っておもしろいものを見つければいいと考えます。

しかし、このような考え方だと、絶対に想定内の出来ごとにしか巡り合えません。事前に仮設を立てて、仮設を元に調査をし、そこから現場取材をすると必ずといっていいほど、何かヘンに出会える確立が高いのだそうです。

著者の言葉  結果を予想せず調査取材したら死ぬ 覚えておこう

5章 文章は言い切らないといけない


※ ポイント ● 文章は強く書く

今や、インターネット全盛。ネットに投稿される文章の数々には、みんなどこか炎上を気遣うやんわりとした言葉選びがまん延しています。

こんなことを書いてもいいだろうか・不安になるから曖昧な表現になってしまうのですが、著者はあえて言うなら、強い言葉で書くことを勧めているのです。

なぜなら、曖昧な表現ほど、読者の期待を裏切る行為だから。誰の目からみても大丈夫な文章は、結局面白みに欠けて、誰も読まないということになってしまいます。

せっかく、一生懸命に書いた記事が、誰の目にも止まらないのは悲しいものです。勇気を出してきっぱりと書いて行きましょう。


文章を書くという行為は、覚悟と煩悶のくり返しです。

6章 文章で自己表現はできない

※ ポイント ● 文章の精度を上げるなら、使う言葉を選ぶしかない

文章の質の上げ方は決まっていて、沢山速く書けることは当い然として、バッサリと文章を削ることで、すっきりとした良い文章に生まれ変わるのです。

しかも、使う言葉は、どこかの引用なぢではなく、書き手自身の手持ちの言葉でなくてはいけません。文章の質を上げるには、相応の文章を足すのではなく減らすのです。しかも、自分の言葉で書き切りましょう。


ここで、プロとアマの決定的な違いをチェックします。アマチュアは何かしら賢く見えそうな言葉やフレーズを引用してしまうものです。一方のプロは、だいたいが手持ちの言葉で勝負するのです。気の利いた一言も、経験値と膨大な読書量から自然と、紬だされるのです。


つまり、アマチュアは自分の体裁を気にし、プロは読者への伝達力を気にするワケです。日頃使い馴れた文章だけでプロは勝負するのです。今、持っている物だけで戦うかっこよさですね!


また、こうも言われています。辞書はインプットの時に使うもの。アウトプットでは、自前の言葉で書こう!

7章 事前に考えたことしか書かれていない文章は失敗である


※ ポイント ●  書き始めて、新しいアイデアが湧いたらそれも取り込もう

書き手なら誰もが経験していることですが、文章は暴走します。まるで生き物みたいに、どんどん勝手に内容が展開してしまう性質があるのです。

そんな暴走文章の持つ熱量はハンパないので、どんどん、新しい文章やシチュエーションが浮かんだら、恐れずに取り込んでみましょう。絶対にそのほうがおもしろいはず。


また、暴走文章を一晩寝かして読み直すと、自分が書いたとは思えないおもしろさがあるものです。読者をよろこばす文章というのはそういうものなのです。書き手の醍醐味でもありますね。

8章 文章を書くのは頭ではなく肉体の作業だ

※ ポイント ● 文章を書くには体力が必須

ライターズ・ハイという症状をご存知でしょうか。文章を書きまくっている時に起こるアドレナリン分泌過多で、一種の陶酔状態のことです。

この状態は、すでに能の限界を越えてしまっています。想定内の文章だったら、難なく書き進めていけますが、到達点が不明になるほど、自走してしまった文章には、潔く一旦、お休みをいれてください。

この状態は、すでに能の限界を越えてしまっています。想定内の文章だったら、難なく書き進めていけますが、到達点が不明になるほど、自走してしまった文章には、潔く一旦、お休みをいれてください。

9章 踊りながら書け


※ ポイント ● 追い詰められても、最後は何とかなる

プロでもアマでも原稿の締め切りを抱えていれば、結構追い詰められているような気分になるものです。しかし、精神を病むような追い詰められ方になってはいけません。


実際追い詰られているのは時間です。そこで、乗り切れる呪文をお教えしましょう。それは、「絶対なんとかなる!」です。こう唱えながら、ひたすら書き続けてください。あなたの原稿を待つ先方も、この呪文を唱え、ひたすら待ってるのですから。

最後には「何とかしてくれる人」になって、踊り、書き手冥利を味わいましょう!


● いますぐ書け、の文章法 まとめ

まとめ


著者の言われる、おもしろい文章の書き方とは、

● 読み手の立場で書かれていること

● 意見ではなく、ストーリーを語ること

● 想定外な展開を書き切れること

● 強い断定的な言葉で書かれていること

以上です。

また、想像力を鍛えるために、女性を書く時には「おっぱい」を連想するといいのだそうでっす。また、本当に読みやすい良い文章は「私は~思う」このくだりをすべて抜いて書けば良いのだともお教え下さいました。

ライターや文筆業の人は、仕事のお供にぜひ、そばに置いて執筆されることを望みます。

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バレットジャーナル 人生を変えるノート術 箇条書きで望みを叶える方法【自己啓発・ノート術】

緊急事態宣言の全面解除によって、新しい生活がスタートしました。今、アナログのノートで人生の棚卸しをガンガンやってみよう!用意するものはノート一冊とペン一本。書評第一回めは、この本。

●「バレットジャーナル~人生を変えるノート術~」

※本書のポイントは2つだけ・・・やること、やりたいことを全部出し切る・ノートに箇条書きで書く、 この2つです。

【もくじ】

  1. 著者紹介・バレットジャーナルが考案された背景
  2. 世界最強の自分整理術は箇条書きすること
  3. スケジュールはPCやスマホで管理?原点に帰ってアナログが便利なワケ
  4. バレットジャーナル実践法
  5. まとめ・人生の記録をつける喜びを味わおう

1.著者紹介 バレットジャーナルが考案された背景

はじめに、本書の情報と著者の紹介をしましょう。

• 著者 ライダー・キャロル氏(アメリカ出身)

【生い立ち】小学校入学当時、突然ADD(注意欠損障害)という病気を引き起こし、困った両親は有能な家庭教師を見つけてくれたのですが、まったく、勉強が手に着かない状態だったそうです。

アメリカの片田舎で育ったキャロル氏。ADDは治るどころか、どんどん症状は進んでしまい、学校でも家庭内でも孤立して行きます。

どうしたら、気持ちを落ち着けて集中し、やるべきことを片付けていけるのか?高校生となったキャロル氏は、毎晩深夜まで考え続けていました。

【目覚め】そんな暗中模索のなか、ある日、突然思いついたのです。普通のノートに、今自分が置かれている状況や病状、抱えている問題、欲しいものや将来の仕事などすべてのことがらを箇条書きに書き出して行ったのです、それはもう、無我夢中でした。

しかも、徹底的に書き出すことに集中しました。生まれて初めての集中力が爆発した瞬間でした。バレットジャーナルは、キャロル少年が考えた、何の変哲もない普通のノートを使ったアナログ方法のタスク管理システムです。

【夢の仕事につく】それから自分を取り戻していったキャロル氏。ADDの病状は一進一退でしたが、唯一集中できることがノートの箇条書きでした。猛然と大人になったらやりたい仕事への夢をノートに書きまくっていたら、最もなりたいWEBデザイナーになってNYへ行くことになります。

職場で同僚から、いつも大事に持ち歩いているノートのことを聞かれたキャロル氏は、懇切丁寧に自分の歴史とこのノートがもたらす効用を語ったのです。

【バレットジャーナル誕生】同僚は彼のエピソードを聞き、大変に驚き、2つの提案をしてくれたのです。1、職場での箇条書きの共有、2、このノートの使い方をブログにして発信するとのことです。

キャロル氏は2つの提案を忠実に実行に移します。バレットジャーナルというブログサイトを作り、ノートの書き方や箇条書きをすることで願望が叶うといったメッセージを発信したところ、いきなり100万PVを叩き出し大人気のサイトになったのです。そして、今回、紹介する書籍の発刊にまでたどりつきました。

このバレットジャーナルのバレットとは、弾丸を意味します。箇条書きの頭につけるドットのことです。

それでは、実にシンプルな箇条書きというタスク管理法を説明して行きます。

2.世界最強の自分整理術は箇条書きすること

キャロル氏の考案したバレットジャーナルの最大のポイントは、タスクを箇条書きにすることです。いつでも、主体的に物事に取り組めるように、ズバッっと、簡単に箇条書きしておくことで、誰にも振り回されず、自分の身の回りのことに集中することができるのです。

このタスク管理法の優れたところは、終わったタスクのドットを潰していくことで、達成感が湧くことと、箇条書きすることで、ものごとに着手するスピードが各段に上がることです。

わたしも早速、メモパッドに翌日のさまざまなことがらを書き出してみました。これは、いい!達成感もハンパないし、どんなに忙しくても、箇条書きの持つスピードでやり遂げられるんです!これは驚き~~。

やるべき事とやりたい事を混在させるのもミソです。やるべき事に集中して、やりたい事まで手が回らない!なんていっている人には、この全部書き出すバレットジャーナルは、本当におススメです。

バレットジャーナルは、仕事や勉強のスケジュール管理を勧めているだけではなく、すべてのことがらを書き出すことによって人生の道筋を作っているのです。だから、夢や願望が叶うのです。

3.スケジュールはPCやスマホで管理?

  原点に帰ってアナログが便利なワケ

今さらながら、手書きの威力は凄いと感じています。ネット回線が止まっても、必要なメモが簡単に取り出せます。さまざまな覚書きはだいたいノートに書いて保存していますね。

さて、何の変哲もない一冊のノートと一本のペンだけですぐに、はじめられるバレットジャーナル。はじめ方を箇条書きしてみます。

◎ 毎日の行動スケジュールをすべて箇条書きで書き出す

◎ 一日の終わりに見直す時間を取ります。終わったタスクやスケジュールの頭のドットに✖をして消していきます。

◎ やり残したタスクやスケジュールは別の予定日に回します。

やり残したタスクやスケジュールの繰り越しですが、あらかじめ予定日を決めてしまいます。何度もやり残しのタスクやスケジュールになるようなら、それはやりたくないことかできないことでしょう。

ここで、改めてそのやり残したちと向き合います。今後続けるか?もう止めるか?この判断がものごとの決着をつける良い習慣となって行くのです。人生にも大いにプラスとなる方法です。

いづれにしても箇条書きは、端的にスッキリと書きましょう。以下に箇条書きのお手本を示しておきます。参考にしてください!

〇月✖日

● 椅子のペンキ塗り(タスク)

● 書類記入(タスク)

● ホットプレートを買う(タスク)

● 手作りお菓子を作る

※ 土曜参観 重要イベント・持ち物(上履き)

※ 星座ギャグ(TV録画・忘れずに!)

終わったら、•に✖するだけ。ね!簡単でしょ

4.バレットジャーナル実践法

バレットジャーナルの使い方を説明して行きます。

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インデックス(もくじ)を記入します。

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● デイリーログは、今日やりたいことややるべきことを書きます。

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● マンスリーログは、その月にやりたいことがらや前月のやり残しを記入します。

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● フューチャーログは、向こう一年間のイベントや目標、長期に渡るプロジェクトの進捗を図るカレンダーです。

この4つのカテゴリーを駆使して、自分だけの宝物のノートを作るのです。わたしたちの日常には、やらなければならないことと、やりたいことが常に混在しているはずです。

しかし、時間は有限で大半がやらなければならないことに始終してしまうものなのです。やりたいことに大事な時間を使えず、モヤモヤ・・・

そんな人にこそ、バレットジャーナルのノート術を使って欲しいのです。思考の整理ができて、モヤモヤから一気に飛び出せるかもしれません。

5.まとめ・人生の記録をつける喜びを味わおう

本書は、スケジュールの保存と記録という枠だけでなく、人間関係、仕事やお金にまつわる話、夢や希望のような人生劇までも、著者の生き様から読み取れる深い内容の本です。

著者の持つ地獄の苦しみから産まれた、人生をもぐるっと変えてしまうノート術。自分の生き様をログにして残しながら、タスクも管理してしまう!という発想に脱帽でした。

いかがでしたか?バレットジャーナルで人生を変えてみましょう!

『バレットジャーナル 人生を変えるノート術』ライダー・キャロル(著)ダイヤモンド社