『荒野の胃袋』井上 荒野・著(潮出版/文庫レーベル)【選書・文化】

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『荒野の胃袋』井上 荒野・著(潮出版/文庫レーベル)

簡単レビュー

映画『あちらにいる鬼』(2022年11月全国ロードショー)の原作者が紡ぐ、 「おいしいもの」にまつわる50の風景。

~食卓のおかげで私たちは「家族」だった~


2014年9月に刊行された、単行本『荒野の胃袋』の文庫化。

直木賞をはじめ、数多くの文学賞を受賞し、随筆やエッセイ、絵本の翻訳でも高い評価を受ける井上荒野さんは、食べることが大好きで、料理上手でも有名。

そんな著者が軽妙な筆致で描き出す、「おいしいもの」にまつわる50のショート・エッセイ。


食べ物の記憶にはいつも味や匂いとともに、ステキな情景や思い出もついてくる。

本文に紹介された一品をおいしく作れるレシピを、色鮮やかなカラーイラストとともに収録。


巻末には文庫化のための豪華特別対談 角田光代 × 井上荒野「生きること 食べること」を収録。必読だ。

◎ 本書に登場するメニュー紹介

全50のテーマ項目を「春」「夏」「秋」「冬」に分けて構成。

→ にぎやかな筍 ◎今年もお弁当 ◎にぎやかな筍 ◎キングオブエビフライ ◎フランスうどんの音 ◎うどん問題、あるいはルーツ ◎ステーキバトル ◎コンビーフ自分史 ◎塗りものと二日酔い ◎煮干しはえらい ◎混ぜごはんの領土問題 ◎クレッソンとサラドと鰐梨と ◎ササミ礼賛

→切ない梅酒 ◎外食考 ◎大人な茄子 ◎昔のとうもろこし ◎切ない梅酒 ◎香ばしき魂 ◎裏通りの冷やし中華 ◎ひみつのカニカマ ◎「しぼりたて」と「てかてか」 ◎王女様のチーズサンド ◎麦茶、あるいは敬意の問題 ◎青春のインスタントラーメン

→夜とロシアとコロッケと ◎ろくちゃんの茄子 ◎煮込みの明日 ◎キングオブ干物 ◎ケーキを焼く理由 ◎幻のミートパイ ◎ひとり羊 ◎夜とロシアとコロッケと ◎なんちゃってポルチーニの幸福 ◎パーフェクトな秋刀魚 ◎絶滅危惧種の卵 ◎男らしさと油揚げ ◎じゃがいもをする話 ◎母と食べる

→ おせちを作る理由 ◎「ごろっとしたごはん」考 ◎レディとトランプのスパゲッティ ◎主婦の昼ごはん ◎葱の青いところ ◎孤高の牡蠣ごはん ◎干鱈と闘う ◎大晦日の鰤かぶら ◎悩ましきお雑煮 ◎黒豆の心 ◎おせちを作る理由 ◎元旦と甘酒 ◎がり餅と火鉢 ◎納豆と想像力 ◎最後の晩餐

               ★★★

これまで、井上荒野さんのエッセイは読み続けてきたが、本当に「食」に関する文章が多くて驚く。

なぜだか、読むこと(読了)を促進する井上荒野さんの文章がこれまた素晴らしい。

何しろ、美味しそうなテーブルの再現が文章でされていることが、「本書を手に取った読者を満足させる一番の要因」なんじゃないだろうか?

そして、その「料理」なり「器」が持つ背景がまたいいのだ。

例えば、「別れた男性から、料理を1品教えて欲しい」と、言われて教える場面。

これまで、生きてきた中で食べた数多くの料理の中から選び抜いた一品が、別れた彼女の作る「料理」だった。

そして、彼女から教えてもらった料理を作る男性の「至福」の人生が小さく完成する・・・。

小説の中にも「器」や「料理」を描く場面の多いことで、わたし自身も井上荒野小説に、一気に心を掴まれたことがある。

猛暑続きで、食欲減退ぎみの方へ!こんな一冊が貴方の胃袋を掴んで離さないかも(笑)

それでは、また!

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『リセットの習慣』順天堂大学医学部教授 小林弘幸・著(日経BP 日本経済新聞出版)【選書・ワークスタイル/健康】

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『リセットの習慣』順天堂大学医学部教授 小林弘幸・著(日経BP 日本経済新聞出版

簡単レビュー

シリーズ30万部突破!

自律神経の名医が説く「悪い流れを断ち切る」99の行動術。

「思い切って」「新たに始める」でワクワクする人生を!

文庫書き下ろし。

コロナ禍を経て数年。

じんわり続く停滞感や孤独感が、私たちの心身を知らない間にむしばんでいる。

こんなときに必要なのが、
「大胆に、意識的にリセットすること」
「戻すのではなく、新たに始めること」

本書は「アフターコロナの処方箋」として、心身のリセット術を99紹介する。

□朝の1分で今日一日をイメージする
□一つひとつの「小さな達成感」を意識する
□帰宅したら着替える前にどこか一カ所片づける
□木曜日を「リセットデー」にする
□とにかく「10分」やってみる
□上手に孤独になる
□「よく噛む」を心がける
□落ち込んだら廊下で「スキップ」
□終活は「安心して今を生きる」ためのリセット術

……など、今日からできて効果バツグンな行動術である。

もくじ
●第1章:アフターコロナの処方箋
●第2章:減らす、片づける、軽くなる
●第3章:決める、軸を持つ、ブレをなくす
●第4章:「自分との向き合い方」をリセットする
●第5章:「仕事との向き合い方」をリセットする
●第6章:「人との向き合い方」をリセットする
●第7章:ストレスが消える「日々のリセット術」
●第8章:疲れが消える「体のリセット術」
●Pick up!:リセットを応援する22の言葉

            ★★★

仕事漬けの一週間が終わった。

あまりの忙しさに加えて、猛暑が身体に堪える日々だった。

さて、自称・読書家のわたしだが、こうも忙しい!暑い!では、読書に向く熱もかなり下がっていた。

というわけで、今週末はこの「リセット術」を取り入れて「新しい!」「やる気のある!」わたしに転換しようと!考えている。

リセット・・・なんとも希望が湧く言葉。

なにせ、このリセット術の方法は99個もあるんだから、1日1つこなしても99日かかっちゃう(笑)

だからだるい!モヤモヤする!・・・とか言っているうちに1日1つを励行していけば、あ~ら不思議!見事なる「リセットしたわたし」が完成するってワケ。

だから、自らが先頭に立ってやってみようと考えた。

本書によると「人は流れに乗るのは得意だが、流れを変えるのは苦手」だという。

そうか。流れを変える訓練をするのね。これまでまったく気がつかなかった観点だわ。

まず、わたしが取り組む、週明けの1日1つはこれ!

~「1日に3つの予定を入れない」仕事との向き合い方をリセット~

さっそく、やってみよう!

心と身体を最高の状態にするのには「戻す」のではなく「新しくはじめる」のが最適。

気になった方はぜひ、手に取ってみてね。

さあ、リセット術で「毎日をワクワクする方向」へ導いて行こう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2024年7月17日記事

『Life Tour21st』2015年7月17日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1034276398.html

「映画で世界旅行しよう」


コンビニのさらなるよろずや化を知る~ちょっと硬いけれど、面白いタイトルの書籍も紹介🎶【暮らし/選書・役に立つもの/文化】

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近頃は、ドラッグストアでインナーを販売しているのが普通になった。写真のインナーは主人が近所のドラッグストアで衝動買いしたもの。(確か780円税抜きとか)テロテロの素材で-7℃超冷感!というのに惹かれちゃったそう(笑)

わたしの仕事場である書店でも、リラックスウエアがだいたい置いてあるし。


そういえば、わたしも5月にコンビニのファミリーマートで、春色の靴下を買った。

そのファミマがさらに拡大して、現在では衣類まで売っているではないか?!

軽い驚きとともに、さっそく見に行ってきた。

• 商品画像/公式より

「綿麻 開襟シャツ」とか「綿麻 イージーパンツ」とか。

どれどれ、お値段は?

コンビニエンスウェア「綿麻 開襟シャツ」(くろ・M/通常価格・2990円)コンビニエンスウェア「綿麻 イージーパンツ」(くろ・M/通常価格・2990円)2着でだいたい6000円!コンビニでそんなに使う?!

時代が変わったのかな。なんとなくコンビニに行くことが滅多にないので、初動買いすることもないし。

でも、「使うあてのないお金」をたくさん持っていたら、ノリで買っちゃうかも(笑)


そんな、コンビニよろずや化の話を書いてみた。

• 商品画像/公式より


さて、今回、どうしても紹介したかった書籍があるので、ここに載せる。

『文学は何の役に立つのか?』平野啓一郎・著(岩波書店)

簡単レビュー

文学は、私たちの人生や社会に対して、どんな意味があるのだろうか。

人間の生を真摯に見つめ、現代の問題群に挑み続ける小説家が、文学の力を根源から問う。

大江健三郎、瀬戸内寂聴ら、先人たちの文業にも触れながら、芸術や社会へと多岐にわたる自らの思考の軌跡をたどる。

読者を新たな視座へと誘うエッセイ・批評集成である。

                ★★★

さて、「文学。特に小説が役に立つ」のか?どうか?

わたしは、役に立つと思う。

あの東日本大震災の後、被災地の書店がほぼ閉店してしまった。

それでも一部の書店が早々に開店したところ、被災された方々の多くが詰めかけ、皆さん、小説というか物語をたくさん購入されたと出版業界情報で聞いたことがあった。

現在では、全国のリアル書店が1万店を切ってしまった!と。書店減少に歯止めがかからない世の中だが、いざという時、人は書籍を文学を求めるのだろう。

きっと、それは日本人の基礎的教養の高さ=品格が備わっているからだと感じている。

今回、久しぶりに「文学の必要性」を考えさせられた一冊だった。

あなたの「いざ!」という時に必要な本は何?

そんなことを妄想してみてもいいかも。

それでは、また~~~♪

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『SunTAMA Style』2020年7月3日記事

『SunTAMA Style』2024年7月3日記事

トマトの初収穫でランチを作る~家事労働とテクノロジーの社会学・書籍紹介もあり🎶【暮らし/選書・文化】

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5月GWに植えたトマトがやっと赤くなったので、さっそく収穫した。

ざく切り野菜のナポリタンを作ってみたが、肝心のトマトは皮が柔らかくて甘くとってもジューシー。

ここまで、味がいいとはちょっと驚きだった(笑)次の収穫も楽しみ♪

                 ★★★

さて、家事の社会学という分類の書籍を見つけたので紹介しよう。

『お母さんは忙しくなるばかり: 家事労働とテクノロジーの社会史』ルース・シュウォーツ・コーエン(著)法政大学出版局

簡単レビュー

19世紀以来の工業化、20世紀の家庭電化による家事労働の再編は、主婦の仕事を本当に楽にしたのだろうか?

かつては夫や子どもたち、さらには使用人も含めて分担していた家事労働が、テクノロジーの進化とともに主婦に集約されてゆくアイロニカルな過程を追う。

本書では、今日まで強固に存在する「男女別領域」の教義が確立される過程を、社会史・技術史の視点から描いた家事労働論の基本文献。柏木博氏推薦。〔社会史・技術史〕

                ー----

大学でまなぶ社会学の一端。いわゆる教材にもなっている書籍だ。

わたし自身も女性で、妻として、母として家事一切を取り仕切るのが通例だった。

しかも、息子からは「お母さんの趣味は家事?!」とか日ごろから言われていたっけ(笑)

確かに「掃除・選択・お料理」はかなり好き。「片付け」に至っては「大好き」だと自負しているわ。

そんな家事好きワーキングミセスの週末は、食品の買い出し(イベントね)家のザっと掃除が基本。

先週は、思い立って、やかんを磨いてみた。するすると落ちる焼き焦げが楽しい!

というわけで、トマトの初収穫を祝いナポリタンを作ったり、やかんを磨いてピカピカにしたり、主婦生活を満喫している様子を書いた。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年7月1日記事

『SunTAMA Style』2021年7月1日記事

『SunTAMA Style』2022年7月1日記事

『SunTAMA Style』2023年7月1日記事

『SunTAMA Style』2024年7月1日記事

『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』株式会社 刀 代表取締役CEO 森岡 毅・著(日経BPマーケティング)【選書・ワークスタイル/自己啓発】

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『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』株式会社 刀 代表取締役CEO 森岡 毅・著(日経BPマーケティング)

簡単レビュー

誰でもリーダーシップは身につけられる!
「最強スキル」の獲得法はこれだ。

日本を代表するマーケター・森岡毅氏による、待望の最新刊のテーマは「リーダーシップ論」

コロナ後を生き抜く出口戦略も提言。


  コロナ後の今こそ必要なのは、自分の意志と選択で未来を変えるための「 リーダーシップ 」。自分も人も活かせる存在になるために何をすればいいのか、最強スキルを獲得するためのノウハウを詰め込んだ。

  リーダーシップは、意図的に経験を貯めることで、身についていく「 後天的なスキル 」である。一度しかない人生を、自分自身が「やりたいこと」を実現させる人生へとシフトチェンジさせたい人に、ぜひお読みいただきたい1冊だ。

  著者自身も、最初から優秀なリーダーだったわけではないそう。苦しみながら、どのように「 人を活かす 」「 人を本気にさせる 」スキルを身につけていったのか。自身の「悪戦苦闘のリーダーシップ」を、エピソードを交えて語り尽くす。  本書終盤では、 コロナ災厄時代のリーダー論 を展開している。

「『安全』といえばすぐに社会的使命を放棄しようとする日本の風潮はおかしい。なぜならば、『100』のままでもマズいけれど、すぐに『0』にしていては長期戦必至のコロナ災厄を日本人が生き抜くことはできないからです」(本文より)

著者が考える、コロナ災厄からの大胆な「 出口戦略 」は必読。

                ★★★

2020年、コロナ初期に書かれた書籍だから、先行きの見えない中にあって、どう生きるのか?どう働くのか?といった、全不安に少なからずとも光を差し込んだ書籍だと思う。

反対に、別段誰かに圧力をかけることや、支配するといったことを解く本ではない。

強いリーダーシップを持つことで、一人では見られない景色を見ることが実現できるし、個々の能力を発揮することで、集団となって本来の力以上の結果を生むというメリットを目指すものだ。

強いリーダーシップの大元は「生まれつき持っている特性」ではなく、「後天的に己に授けていける」スキルだという話。

そして、そうしたスキルを持てること自体が、「自分を昇華させ幸せにつながる」と。

なーるほど!

これまでの従順的な「ステレオタイプの考え方」を塗り替える一冊だったのであえて紹介した。

そして、リーダーシップとは、人を支配するためにあるものではない。

人は、誰かに圧力を加えられたら不安になったり、不快になったりする。

要するに「こうしなさい!」「ああしなさい!」といった命令が嫌なのだ。

人を思い通りに動かそうとすることは、相手の心を壊し、苦しい人生にしてしまう。

誰だって、支配されたくはないよね(笑)

だから、自分の人生には「大いに欲を持って生きること」が己を動かす原動力となる、そして人も動くと、この書籍から学んだ。

その原動力がリーダーシップだと。

人生、すべての関わりが意味のあることと捉えて行ける、そんな視野の広がりを感じた一冊だ。

具体的なリーダーシップの育て方は、書籍からどうぞ!

それでは、また!

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『ほんとうのことを書く練習  「わたしの言葉」で他者とつながる文章術』土門 蘭・著(ダイヤモンド社)【ベストセラー選書・自己啓発】

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『ほんとうのことを書く練習  「わたしの言葉」で他者とつながる文章術』土門 蘭・著(ダイヤモンド社

◎ 6月のベストセラー案内。

電子書籍であらあら読んではみたが、まだ手に入れてはいない。

まず、購入することを、忘れてしまわないために記事にしておきたかった。

~「ほんとうのことを書く」とは、「私を知っていく」ことだ。
私は世界の一部だから、つまり「世界を知っていく」ことだ。
どうすれば、自分の中にある「ほんとうのこと」をつかみ、言葉にできるか。
どうすれば、それを他者に伝えることができるか。
つまり、どうすれば自分のままで社会とつながれるか。
一つひとつ考えながら、文章にした~(本文より)

同書は、SNS時代において「誰かに認められるための文章」ではなく、自分自身の深い理解に基づいた「ほんとうのこと」を書き、自分らしい言葉で他者とつながるための新しい実践的な文章術を提示しているのだそうだ。

いま、誰もが文章を書いて発表できる。
だからこそ、「ほんとうのこと」は書きにくくなった。

リアクションが可視化され、リプライが届き、他人が自分の文章をどう思っているかが瞬時にわかる。それはとてもこわいことだ。誰かに否定されるくらいなら、お手本通りの文章を書いたり、いっそ何も書かないほうがいいと思うのは自然なことだろう。

それでも、「ほんとうのことを書きたい」と願っている人が多いのではないか。
「ほんとうのことを読みたい」と、願っている人が多いのではないか。

~「自分に愛されていないから、代わりに誰かに愛されたい。」
私は、その自意識が取っ払われた文章を書きたい。
誰かに愛されるための文章ではなく、
自分に愛された先の文章を書きたい~(本文より)

            ★★★

今や、AIで文章構築もできるし、より自分の「言葉」がわからなくなっているのではないだろうか?と、ちょっとだけモヤモヤしていた。

な~んだ!世間でも皆そうなんだ!と、本書のベストセラー入りを納得している。

梅雨寒は、読書でまったりとお籠りもいい。

というわけで、今月のベストセラーを紹介した。

それでは、また!

※ 「SORANO HOTEL 立川」で撮った一枚。

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『SunTAMA Style』2020年6月19日記事

『SunTAMA Style』2023年6月19日記事

『SunTAMA Style』2024年6月19日記事

『Life Tour21 st』2015年6月19日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1031229177.html

「秋川界隈を旅する」

『地上に星座をつくる』石川直樹・著(株式会社新潮社)【選書・文化】

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『地上に星座をつくる』石川直樹・著(新潮文庫)

簡単レビュー

ぼくは未だ、旅の途上にいる。
山形、ヒマラヤ、パリ、知床、宮古島、アラスカ……
まだ見ぬ風景を追い求めて、世界中を旅した7年間の軌跡。
エベレストの山頂を眺めながら、この瞬間は二度と経験できないんだと思った。泣きたいくらい苦しいのに、それでもまたこの空間に身を置きたいと感じた。


旅を続けるのは、自分の身体で世界を知りたいから。

ガンジスの河口でカレーを味わい、カナダの森で松の香りをかぎ、沖縄の浜辺でクジラの皮膚に触り、知床の山でヒグマの足音を聞く。未知の風景を求め、そこだけに輝く一瞬を、撮って、繫げた、かけがえのない7年間の旅の記録。

                ★★★

旅が好き。山が好き。

だから、毎年数少ない旅行には必ず「山」を盛り込んで旅程を組んできた。

今回紹介した、写真家・石川直樹氏の文章や写真に触れると、なんとも言えない「山旅」の充実感を味わえる。

本書の丁寧に描かれた「山旅」の全貌は、次の旅への期待を誘う。

しかし、何年もそういった「山旅」が続けられるわけではなく、わたしもそろそろ「山は見るものであり、登るのは卒業かしら・・・」と、思うようになった。

それでも、ロープウェイやゴンドラを利用して「山の絶景」を見に行くことは、当分やめられない贅沢な旅の一つだろう。

わたし達の今は、部屋が暑ければエアコンを使って涼しくし、寒ければ暖かくする。それが都会の暮らしだとしたら、山はその対極にある。

山では、都会の利便性の高い環境ではなく、自分自身を変えていかなければそこにはいられないし、いてはならない。

機械や道具に頼れない、今いる環境に適応させる能力が最も必要なんだと思い知らされる。(登山装備とは別にしてだが)

この書籍は「月間 新潮」の連載で拾ったものだ。

そして、著者の語る旅先がひとつ、ひとつの星となり、しまいには星座ができあがって行く…なんともロマン溢れる発想ではないか。

となると、平凡な人生もその記憶の断片をひとつ、ひとつ書き起こしていくことで、「自分自身の唯一無二の星座」が出来上がるのよね。

誰にも知られなくていい。「自分の星座を作る旅に出よう」と、決めた。

自分の星座=旅の様子はこれまで通り、こちらのブログにしたためていく。

それにしても、表現の方法って無限(笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2024年6月17日記事

『Life Tour21 st』2016年 6月17日 記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1058453608.html

「6月はメンデルスゾーンで」

秋に行きたいお店を見つけた~北欧料理~書籍で一通り基本を学ぶ【暮らし/選書・料理本/文化】

【ブログ新規追加1514回】

(北欧の象徴である森と湖を再現した、埼玉県飯能市の「メッツァ」で撮った一枚)

GW明けから、週末の土曜日になると、この夏の旅をずっと考え仕込んできた。

で、だいたいのアウトラインは出来上がってきたのだが、まだ決め切れていないのが、旅の間の食事のあれこれだ。

色々と調べていくと、だいたいはその土地の「名物」を頂く料理になる。しかし、知識が薄く少ないため、あまり食べたい物が見つからない。

そんな中、長野県の蓼科高原界隈が美食の街だという情報を得た。

その中でも北欧料理を専門に出すお店を発見!

さっそく、興味津々で調べてみた。「gamlastan tateshina」ガムラスタン・蓼科という。

本格的な北欧料理がコースで頂ける。

そこでわたしは、「はて?北欧料理の代名詞ってなんだろう?」と、思い当たったの。

要するに北欧料理のあれこれを全然知らない。

知っていて食べたことがあるのはシナモンロールやオープンサンドぐらいかしら?パン料理が多いことは知っている。

オープンサンドは「スモーブロー」と呼ばれている。白ワインと頂くのがベター。

あまりにも、これといった料理が思いつかないので、図書館で本を見繕ってきたのだ。

この3冊で、だいたいの北欧料理のことが分かった週末だった。

特に、『北欧料理大全』では、料理にとどまらず、北欧のありとあらゆる情報がギュッと!つまった書籍で、5つの国からなる北欧の基本情報がわかる一書だった。

『北欧料理大全』カトリーネ・クリンケン(著)・株式会社誠文堂新光社

簡単レビュー

『ヒュッゲ』のお国元、幸せを感じる北欧で愛されている家庭料理101点を、地元で実績のある料理執筆家が書き下ろした本格派の料理本。
レシピとともに、食材や食文化などその背景も理解できる秀逸な一書だ。

                   ★★★

というわけで、旅の大いなる目的にもなる、食事についての一考をまとめてみた。

まあ、行きたいお店が見つかったのは嬉しいけれど、それだけじゃあ、旅の醍醐味は味わえない。

どう過ごすのか、決めて行く作業をはじめなくっちゃ!

この秋、紅葉燃える蓼科高原に、北欧料理を食べにいけるのだろうか?

しかも、北欧(海外)に行くわけじゃないんだから、実現しやすいじゃない(笑)

というわけで、行きたいお店が見つかった話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年6月8日記事

『SunTAMA Style』2021年6月8日記事

『SunTAMA Style』2022年6月8日記事

『Life Tour21st』2015年6月8日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1030095691.html

「闘わない生き方」

『みいこstyle』2018年6月8日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/9841811.html

「選択と集中」

『ある日、逗子へアジフライを食べに』大平一枝・著(幻冬舎文庫)【選書・自己啓発】

【ブログ新規追加1509回】

『ある日、逗子へアジフライを食べに』大平一枝・著(幻冬舎文庫)
https://amzn.to/3Rw3D4o

簡単レビュー

旅先での目当てはひとつかふたつ。

夕方には帰路につき、翌日に疲れを残さない。

でも一瞬で非日常にトリップできる小さな冒険――それを「こたび」としてみた。

静岡へのふらっと日帰り旅から、美容目的の横浜ひとりホテル、女友達とのウイスキーを巡る京都旅まで。

気ままだからこそ、思わぬ出会いや発見がある。身も心も解放される大人の旅エッセイ。

                    ★★★

著者の大平一枝さんのセミナーに参加したことがある。

もう3年ぐらい前だろうか?その時は、大平一枝さんのことが良くわからなかった。

もちろん対談だったからかもしれない。

アジフライの描写と言えば、村上春樹氏だわ。と瞬間に思ったんだけれど、大間違い!

村上春樹の作品に「アジフライ」が登場する有名なシーンはなくて、よく似た料理である「牡蠣(カキ)フライ」について熱く語ったエッセイ『自己とは何か(あるいはおいしい牡蠣フライの食べ方)』があるのだ(笑)

このエッセイは、村上春樹の『雑文集』に収録されている。

https://amzn.to/3Rw3L3S

また、村上春樹が「文章を書く孤独な作業は『一人カキフライ』によく似ている」と語ったスピーチも広く知られている。

おっと、話が脱線しちゃった(笑)

旅の目的が「美味しいアジフライを食べる」とか、なんていいんだろう!

わたしも夏旅は「美味しい・食べたかった」ものを求めて大好きな信州を北上しようと考え中。

そんな旅気分を底上げしてくれる一冊の紹介。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2024年5月27日記事

『Life Tour21st』2016年5月27日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1057821106.html

「きれいな家に帰る幸せ」

『みいこStyle』2019年5月27日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/18564105.html

「まだ、大丈夫?」

『22文字で、ふつうの「ちくわ」をトレンドにしてください』武政 秀明・著(サンマーク出版)~著者のWEBセミナーに参加して🎶【選書・自己啓発/講座】

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『22文字で、ふつうの「ちくわ」をトレンドにしてください』武政 秀明・著(サンマーク出版)

簡単レビュー


Web編集長が、「読まれた記事」「読まれなかった記事」を分析し続けて見つけた「読んでみたくなる言葉」の法則!

A 会社員を辞めて農家になった私が育てる野菜
B 36歳で会社員を辞めて農家になった私が育てる野菜

A 「売上1兆円」の会社に勤める人の財布の中身を見せてもらった
B 「平均年収1000万円」の会社に勤める人の財布の中身を見せてもらった

たった何文字かの、微妙な言葉の違い。
それだけで、見てもらえる、関心を持ってもらえる、選んでもらえる人数は大幅に変わる。

元大手ウェブメディア編集長が、「読まれた記事」「読まれなかった記事」を分析し、たくさんの人に興味を持ってもらうための「言葉の法則」をまとめた。

「最初の言葉」にハッとしないと、中身は読んでもらえない・・・。

あなたは朝起きてから今まで、どのくらいの「文字」を見たか?
あなたが作成した、ウェブ記事の投稿、広告やPRの制作物、商品・サービスの販促文、メールや企画書なども、多くの情報の中に紛れてしまいがちではないだろうか。

見てもらう、関心を持ってもらう、選んでもらうためには、中身を目にする前に、誰かの目に触れる「最初の言葉」が大事だという。

本書では20~30字で、相手の心をつかむ「最初の言葉」のコツを紹介。
「何を書いていいのかわからない人」「書くことが何もない」と思っている人にも実践的な方法をまとめている。

~明日から言葉のセンスが格段に上がる1冊~

もくじ
序 章 なぜ、あなたの言葉は気づかれないのか
第1章 つながる言葉を探せ
第2章 「わかりにくい」を「わかりやすい」に
第3章 「どこにでもある」を「ここにしかない」へ
第4章 22文字で物語を作る
第5章 短い言葉でもインパクトを残せる言葉の基本

                  ★★★

5月21日に「note」主催のWEBセミナー「一瞬で心を掴むタイトルの作り方」を、書籍『22文字で、ふつうの「ちくわ」をトレンドにしてください』著者の武政秀明さんに伺います」というセミナーに参加した。

ずいぶん前に「note」公式からセミナーの周知をもらっていた。

「ふ~ん、ありがちな文章系のセミナーか!」と、思ったが、開催が木曜日!平日お休み日でヨガに行って、ともだちとおしゃべりして・・・それ以外は時間があるから申し込んでおいたの。

で、「note」側の対象と開催背景も事前に送られてきた。

【こんな方におすすめ】
・マーケティング、広報・PR担当の方々
・企業のオウンドメディアやSNS公式アカウント担当者の方々

開催背景

こちらのイベントは、企業がnoteやSNSを活用してどのように情報発信をしていくべきか、様々な専門家や有識者の方々に、公開インタビュー的にポイントをお聞きしていくイベントになります。

今回は、書籍『22文字で、ふつうの「ちくわ」をトレンドにしてください』の著者でもあるSUNMARK WEB編集長の武政秀明さんに、「顧客に伝わるタイトルと、伝わらないタイトルの違いとは」をテーマにお話しをお伺いしたいと思います。(noteの引用から)

               ー----

なるほど、出版社はメディア系ではあるが、わたし自身はマーケではないしね。それでも聴いて良かった点をいくつか挙げてみる。

• 文章はタイトル次第で「読むか?読まないか?」瞬時に判断されてしまう。

• タイトル22文字は、瞬時に目にとどまる文字数である。(ヤフーニュース24文字など)

• 文章の具体例→「評判の良いお店」から「駅から徒歩20分・行列が絶えないお店」とかへの書き換えが効果倍増。

• AIにはできないことは「実体験を書き表わす」こと、「書き換えはできない」ということ。

ザっと聞き書きしたことを、いくつか書き出してみた。

わたしごとだが、上司から「日報がわかりやすい」とのお褒め?の言葉をつい、最近もらったばかりだ。

誰が読んでも仕事の内容が「どんな状況か?」わかりやすく書くのが日報の役目だと。

これからも「わかりやすく」を磨き込んで文章に関わって行きたい。

すでに知っている話も多かったが、今後の文章表現のブラッシュアップへの手助けとなるいい時間だった。

文章表現の方法とセミナー報告の話。

それでは、また!

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『Life Tour21st』2015年5月22日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1028180750.html

「スパイスの香りと旅」