今年最後の山旅を終えて【風景・旅の随筆】

【ブログ新規追加884回】

わたしは、山登りは低い山から始める(始めなければいけない)必要はないと考えている。

そうは言っても、この数年は昔の登山の再燃でまずは初心にかえって、低い杉林が続く奥多摩の山に登ってきた。

奥多摩は国内でも山小屋が少ない地域で、日帰り登山のメッカと呼ばれているぐらい、初心者をどこよりも多く受け入れて来た。

そんな奥多摩の山々は、だいたいが鬱蒼とした樹林ばかりで、視界は悪く、夏場では大量の汗でヘトヘトになってしまう。(わたしの経験)

これだと、まず、「山はキツイ・辛い」の思い出しか残らない。

ちょっと苦い思い出をひとつ。

わたしの本格的な初登山は、小学5年生の時の「富士山」だ。

もちろん、山小屋泊とかは用意されてはいない、日帰りの登山だった。

その時は、家族4人と登山家の方を含む5人で富士山に挑戦した。

まず、5合目に車を停めて、登山口から6合目を目指してワイワイとにぎやかに夏の赤富士を登っていたんだけれど、母が6合目の「雲海荘」という山小屋までも登り切れそうにない!と、突然言い始めたんだ。

後で、母から聞いた話では「6合目の標高が2417mとかって恐ろしいし、怖い」「砂と砂利ばかりで登山道でも全然楽しくなかった」と。

わたしは、子どもながらも、怖がる母を置いては行けず、6合目直前で父と相談して撤退を決めた。それから、母と私は5合目駐車場へ戻り、父と弟と登山家の3人は7合目の山小屋「東洋館?」まで登り、急いで下山してきた。

この時感じたことは、「頂上に登れなかったら敗者なのか?」ってことだ。

母は「もう二度と登山には行かない!」と、言っていた。

とても残念な気持ちなったのを今でも覚えている。

しかし、山登りって言ったって、子どもの場合は遊びだし、大人になってからも趣味でしょ?って、母も言っていたしわたしもそう思ってきた。

で、わたしは登山を少しでも長く続けたいと考えるから、中高年や初心者は自分の足で頂上を目指すのではなく、ゴンドラ、ロープウエイ、ケーブルカーやリフトを上手に利用して、一気に標高を上げちゃえばいい(笑)

だって、標高が高い場所にロープウェイで降り立つと、そこには普段見る事ができない大自然のパノラマが広がっている。

高山植物のお花畑や、山肌の美しさを真近くで見られる。そこから歩き出して、行けるところまでをウキウキ気分でハイキングもよし、頂上を目指せる場合もある。

下山後に温泉の楽しみを入れて予定を立てるのも、登山を成功させる秘訣かな。

ゴールを頂上ではなく、「行けるところまで」という判断が、同行者の安心感に繋がる。

大人の登山には「お金と時間」を上手に使って安全に登ろう!

このやり方だったら、気負いせず楽しめるハズよ。

~さて、今年の山旅はこれでおしまい。 来年はどこに登ろうか?今から調べを進めている。 さ、明日から仕事(泣笑)

谷川岳 天神平から天神峠を経由し天神尾根ハイキング~岩壁鑑賞コース は紅葉の一ノ倉沢~絶景の峡谷を巡る【山風景・谷川岳】

【ブログ新規追加883回】

10月31日。

6時に谷川岳ロープウェィ駅に到着。

すぐに登山届を書きポストに投函する。

今年2番目に良いお天気になった谷川岳の紅葉がとても楽しみだった。

平日とはいえ、人気の山だし、紅葉だしで、せっかく早く着いたんだから、始発8時のロープウエイに乗ろうと列に並んだ。

混雑しないうちに天神平への空中散歩(ゴンドラでの)と洒落込んだ。

たった10分間だが、充分紅葉を、山々を満喫できる。こりゃ乗らなきゃソン(笑)

大人(往復)で2100円!

そして、ロープウエイ山頂(1500m)から、軽く天神峠まで登ろうと考えたが、今日はあまり時間がない。

仕方がないのでリフト(往復750円)を乗り継いで天神尾根へ出た。時折、リフトでハロウインぐんまちゃんと遭遇!可愛い(笑)

天神峠では、トマノ耳とオキノ耳を擁する谷川岳の絶景が見られる。もちろん記念撮影や安全祈願の鐘も鳴らせる(笑)ピークをバックに一枚撮ってもらった。

8時始発のロープウエイに乗って、天神平と天神尾根と天神峠まで行く予定だが、谷川岳ロープウエイ駅に9時には戻りたい。

なぜなら、今日は谷川岳の秘境とも言うべき、一ノ倉沢を尋ねる予定だからだ。

ハイキングで行く場合は約1時間(往復2時間)の道のり。車は通行規制で通年一切入れない。

そこで、近年登場した電気バスなる乗り物(片道500円)に乗ってハイキングをショートカットしたかったんだ。

これに乗れないと、徒歩しか一の倉沢に行く手段はない。

せめて行きだけでも乗れれば時間の節約にもなるし。(結局、帰りも乗った・笑)

この電気バスは法令で運転手とガイドを含む10人までしか乗車できない。(先着順で予約不可)

しかも、1時間に1本!わたし達も9時20分にバス亭に辿りついたものの、あと1人しか乗れないということで、断念して1時間待ちをした。

その間は、登山に来た方々と歓談したり、2回目の朝食を食べたりして過ごしたら、あっという間だった。

ぽかぽか陽気と燃えるような紅葉で気分がとても良い。

そしてお待ちかねの電気バス(時速17キロで走りとても静かな乗り物だ)では、きれいな山ガールのガイドさんから、谷川岳のアレコレをいっぱい聞かせてもらい知識がさらに深まった。

最初の見どころ「マチガ沢」では、バスを停車させてプチ撮影タイム。

日本三大急登の「西黒尾根登山口」では石ゴロゴロ すごい登り坂でびっくり!

そんな見どころを紹介されながら、バスから眺めていたらあっという間の25分で憧れの一ノ倉沢に到着した。

烏帽子岩がそそり立つ一ノ倉沢は、穂高岳や剣岳と並ぶ日本三大岩場に挙げられている。

そして、紅葉の季節には、最高の見せ場が訪れる。

残雪が輝く青く深い岩壁と、眼前低山の紅葉のコントラスト そして石ごろごろの沢には石清水がさらさらと流れる。今だけの絶景。

もう、今日ここを歩き、この絶景に浸れただけで大満足だ。

眺める登山では、使える乗り物を徹底的に使って、天気や時間を味方につけられればいいのだ。

で、それからあちこちと周りながら、18時に伊香保・渋川温泉のとあるホテルにチェックインした。

あちこち周った場所やホテル云々は後々のブログで!

では、また。

山に登ろうと決めた瞬間から登山は始まる~そして帰ってくるまでが登山【風景・旅と言う名の登山】

【ブログ新規追加881回】

明日から山へ出かける。

昨日まで仕事・仕事!(家の補修も)で忙しくして来た。

今朝、いつものように市場に買い出しをして、山で食べる食料なども一緒に買い足した。

そろそろ、山旅の準備をはじめよう。(おっそいよね・笑)

山旅の日程を組んでから、持ち物などの準備はそこそこだけど、ウェザーニュースと首っぴきで毎日を過ごしてきた。

今回はすんなり、最初から決めた旅程ででかけられそうだ。

昨日まで台風が発生してきたとの情報で、ハラハラしたが、それも大丈夫そう。

ここ数日はとても日差しが温かく、紅葉山へのいざないにワクワクしている。

旅程を決めた時から、旅は始まっている。

やおら登山では、登ろう!と決めた瞬間から山旅は始まっているんだ。

その高揚した気分を保ちながら、日々の生活に邁進してきた10月。

やっと、31日に登れそうだ。

小学生の遠足みたいだけれど、「ちゃんと、家に帰るまでが遠足です!」とか、自分によ~く言い聞かせている(笑)

大人になると、誰も注意喚起してはくれないもの。

これまでの旅でおかした数々のミスを繰り返さないように、昨日はカメラの充電をし、足の爪を切った。

そして、初めてスポーツサングラスを購入した。まだ積雪ではないだろうけど、わずかでも雪の照り返しに目が痛まないようにと思って用意した。

山の上は完全な冬だから、着る物もレイヤリング(重ね着)を上手にやって快適にトレッキングしたいと考えている。

さて、まだ明日出るまで時間がたっぷりあるから、山の小説でも読んでワクワクしよう。

夫に「登山じゃないよ、ハイキングでしょ?」と、たしなめられている旅の前日。




全国旅行支援使ってる?~旅の計画が楽しくてキャンプ&山&紅葉&温泉を組み合わせたプランを毎日立てている~今年最後の2泊3日も決まった【風景・旅の計画】

【ブログ新規追加867回】

全国旅行支援が始まった今週11日。

わたしは、GOTOトラベルの時と同じように、11日の朝9時にPCの前に座り、やおら検索を開始した。

以前は、様々な旅行サイトへの事前登録を済ませておかなければサイトの情報を閲覧することができなかった。

それを思い出して、他サイトへ浮気はせずに「楽天トラベル」一択に。すでに登録は終わっていたので全国旅行支援サイトへひとっとび。

11日からか毎日、旅行支援の体制が整った県が旅行支援を始めている。

わたしの住む東京は20日スタート。東京では、全国旅行支援プラスGOTOトラベルの2本立てでホテルなど宿の適応ができる。(これはすんごい割引率になるらしいのでまず、20日にクーポンをゲットしたい)

こりゃあ、せっかくだから12月の東京三つ星?四つ星ホテルとかを狙いたいね。(まずクーポンを獲るのが先よ・笑)

あんなに、全国旅行支援に対して、冷ややかだったわたし。

それでも、使えるものは使い倒してみたいと調べ始めてみたら、もう中毒のように毎日、他県の割引クーポンを取得し続けてきた。

特に、郡馬県のクーポンが11月1日までという非常に短い期間での支援だったから、ここに狙いを定めて10月月末~11月上旬の「群馬県の山と山麓キャンプ~紅葉と温泉を巡る旅」を計画した。

これが、スムーズに決まって、結局ホテルの支援は60%引きで予約完了だ!

お天気の具合で、「キャンプ&山」は止めても「温泉」と「ホテル」には行ける♪

絶好の紅葉がどのくらい見られるか。すべてはお天気にかかっている2泊3日旅。

というわけで、一年中旅を計画しているけれど、今年の大がかりな最後の旅が「群馬県」になったという話。

しっかし、旅の計画ほど楽しい遊びはない!ってつくづく思う。しかも、上手に使えばとってもお得。

実際に出かけるまでは、0円で熱狂が叶うんだもん(笑)

全国旅行支援、めっちゃ楽しいよ。見事にハマった。

ぜひ、たくさんの県を調べて旅行をいっぱい計画してみて!

※ TOPの写真は今朝、市場で買った甘酒麹プリン(群馬こんにゃくパーク)のデザートよん。




わたしの山登り~春夏秋冬~季節とともに楽しむ山【風景・山案内】

【ブログ新規追加846回】

山登りをはじめて、良かったことは何か?と聞かれたら、「季節」というものをありありと感じられるようになったことだ、と答えるだろう。

まだ肌寒い早春、ひっそりと芽吹きを始める山野草に魅了されたのが山登りの再燃だった.

また、台風の後、昨日よりずっと高くなった空に気づけるのも山の存在があったからこそ。

せわしなく過ぎゆく生活にもしっかりと、季節の移ろいが共存していることを、いつの頃からか自然と感じられるようになった。

(上の写真は下山中の夫。厳しい登りから解放されて、こころなしかホッとしているかな・笑)

山の季節は本当に移ろいやすいものだ。

そして、その移ろいとともに、わたし達は登る山を変え、装備を換え、心づもりさえ変えなくてはいけない。

季節をしっかりと捉えること抜きに、安全で楽しい登山をすることはできないから。

わたしは、初心者の山登りを、文章と自前の写真を通してブログの中で伝えてきた。

より、山が美しい季節に沿って選び、自分たちの足に合わせた無理のない内容の登山ばかり。(誰にでも登れる山ということ)

必ず、わたしが選んだ季節に登らなければいけない!というわけではないけれど、近年「気候の温暖化」の影響で集中豪雨や台風発生が軒並み増え続けている。

※ 温暖化にまつわる資料→https://www.jccca.org/global-warming/knowlead ge01 地球温暖化の原因と予測

国がもっともよい気候であろうと選定した、8月「山の日」はほぼ毎年、台風が発生してきた。

その中で限りある「登山のチャンス」を読み解くのには受験の東進が運営する「90日間ウェザーニュース」が役に立つ。

台風など、季節の祭りをひしひしを感じながら、毎回じっくりと山行と向き合う数年だ。

いくつかの山を歩いて街に戻ったら、これまで素通りしていた季節の移ろいを少し身近に感じるようになるだろう。

(上の写真は第一ケルン付近の碑石にて。すぐ横には大勢の登山者が我も我もと撮影やおしゃべりに夢中だった。あまりの景色の良さにはしゃぎたくなるのも無理はない・笑)

季節とともに山を歩く。

登山という行為のなかにある豊かさをわたしのつたないブログから感じて頂けたらとても嬉しい。

最後に山の季語を。

春・・・山笑う(山の芽吹き、ぱっと明るくなる様)

夏・・・山滴る(青葉が萌える、山のみずみずしい空気に溢れる様)

秋・・・山装う(山の木々が紅葉し、山肌が色とりどりに装う様)

冬・・・山眠る(雪が降り積もり、山がしんとした静けさに包まれる様)

安曇野~野辺山までの経路~登山と山麓を回る2泊3日旅(写真多め)🎶【山/風景・山麓を楽しむ旅】

【ブログ新規追加840回】

昨日、2泊3日の白馬登山旅から戻った。

そこから、山のような洗濯、荷物の整理、溜まったメールの返信(仕事)、ブログを書くなど、お風呂や食事をこなしつつ、今朝は一週間分の食料を土砂降りの中、スーパーで買い込んできた。

これで、やっといつもの生活に戻った。

でも、気持ちはまだまだ山の絶景の中にある。

北アルプスは、本当にすごい景色の連続だった。

思うに、1500mまで車で上がってもさらに、リフトを2回も乗りつがなければ行けないところにある景色なのだから、すごいのは当然だろう。

雲海が敷き詰められた空を通り越して、最後は自分の足で登るから達成感や満足感が高いのだ。

同じ2000m地点でも、車で行けてしまう山もある。白馬八方では車で行けるのは黒菱駐車場まで。ここが1500mだった。

朝の真っ青な空に上弦の月が見えて、その横に朝日を浴びてピンク色をした雪をまとった白馬三山。

一瞬でガスに消されてしまった。夢のような景色。

これを見るために、お天気にこだわり、何度も予定を変更してきたんだ。

                 ★

さて、この日を迎える前日は、山梨を抜けて松本~安曇野経由で白馬村までやってきた。

八方尾根登山のことばかり考えていて、山麓周辺の観光名所や名物など、ざっくりとしか調べてこなかった。

特に安曇野に関しては、わさび栽培が盛んで「わさび大王農場」とか標識にあったけど、目的があるゆえスルーした。

途中のトイレ休憩に寄ったコンビニ裏に一面のそばの花畑と黄金色に輝く稲穂が延々続く農道を通った。

すてきだったのは街道沿いのコスモス畑。

安曇野といえば、とにかく田畑が多く人が少ない。これだけの印象(笑)

白馬では、道の駅「白馬」でハックルベリー(料理用)と、野沢菜わさび漬けをお土産に買った。

ペンションで食べようと「ナガノ・パープル」葡萄も購入。これは甘くて美味しい!

で先日のブログでも書いたJR白馬駅周辺の山麓探訪をした。夕方であまり寄れなかったので、翌日、下山後にもう一度ぐるりと回ってきた。

白馬の渓流と山と里を一度に楽しめる「大出公園」にも行った。

パタゴニアなど、とってもお高い山の衣服や道具を見に行った。そうそう、白馬限定のコインケース(1100円)はお土産に最適!(でも買わなかった・笑)

栂池高原は夫が高校時代に真夏の2週間あまりを合宿で滞在した場所だ。その時の合宿所が今でもあることに驚いていた。

栂池から、八方温泉郷に行き温泉にも入った。

最終日、朝6時に白馬を出発。

そのまま白馬ラインというバイパス(有料)に乗って、上田~軽井沢へ向かった。が、連休初日の土曜日。朝8時には少しづつ渋滞しはじめた。

中軽井沢の星野エリアではすでに品川や横浜ナンバーの車が多くすれ違った。

で、軽井沢もスル―したんだ(笑)そのかわり、きれいな浅間山を見られる浅間サンラインをドライブできたのでよしとした。

そして、佐久で美味しい「十割り信州そば」を買って、昨日のブログの「野辺山高原平沢峠」に向かったのだ。

信州そばの美味しさは格別だ。

浅間山も八ヶ岳も素晴らしく美しかった。

深呼吸する旅、目的は果たせた。

行きたい場所はまだまだあるけど、次の機会に巻き取れればいい。

一度に全部行こうとせず、ひたすらその土地を楽しむことに集中する。

こんな気持ちでこれからも旅しよう。

さあ、今晩はお土産の野沢菜わさび漬けを頂く。 やっぱり食べ物は偉大よ(笑)

野辺山高原平沢峠(標高1449m)~山に登り、山を愛でる旅の終わりはリベンジ♬【山/風景・八ヶ岳】

【ブログ新規追加839回】

旅の予定を組む時、行きたい場所、まだ行ったことのない場所を徹底的に調べる。

しかし、旅の時間が足りず、かなりのアクティビティを端折ることになるのだ。

そうすると、行けなかった場所への怨念(笑)間違い!執念が湧くものなのよ。

で、5月末に行った清里キャンプ旅でも、様々端折ってきた場所を今日は攻めてきた。

野辺山高原平沢峠。

長野県南佐久郡南牧村、国立天文台野辺山宇宙電波観測所から平沢山の鞍部を越えて南の清里・千ヶ滝方面に至る八ヶ岳スケッチライン途中の峠が平沢峠。

清里・野辺山エリアでは屈指の八ヶ岳のビューポイントで、峠近くにはしし岩(獅子岩)もあり。

野辺山には5月に訪れているが、天文台散策が暑くてかなりハードだった。

疲れてしまって、すぐ15分ほどで到着できる、眺めが抜群の平沢峠はスルーした。

で、今回丸4か月の時を経て、「野辺山高原平沢峠・1449m」の絶景を眺めてきた。

甲斐駒ヶ岳(2967m)や北岳(3193m)の優美な姿が見られるのだ。

今日のお昼頃到着。そのまま飯盛山へのハイキングも考えたが、今回はスル―(笑)

モニュメントで撮影後、名物の「しし岩」に登った。

園内では、秋の植物が色どりを添えていた。(写真はマツムシ草)

ああ、これで5月のキャンプ旅はやっと完了。

なんだか、ホッとするような感覚。

ジグソーパズルが一つ、一つ埋まっていく達成感のような気分を味わえた。

というわけで、宿題の山旅の一部を書いてみた。

あすは「見る山」の蘊蓄(うんちく)をとりまとめよう。

では、また!

白馬岳・八方尾根から見る白馬三山【風景・日本百名山②】

【ブログ新規追加838回】

最高のお天気となった、白馬八方尾根登山。

誰が言ったのかな?WEBでは盛んに「白馬でも八方尾根は登山じゃなくて観光だよ」とか、「普通の服と靴で大丈夫」とか。ここは、登山装備(軽登山靴、手袋、ヘッドライト、雨合羽、長袖の服、トレッキングポール、ザック、水、方位計、簡単な食料、帽子、サングラス)が必要な山だ。

初心者向けの山だから・・・そんな話を鵜呑みにして登山にはまさかこないだろうと、高を括っていたら、まさかの「素足にサンダル女子」「ノースリーブワンピ女子」「うっすい靴下にシャワーサンダル男子」とか(驚き!)それが何人もいるんだよ。

あんな薄いサンダルじゃ、リフトの乗り降りでさえ怪我しそう。

もうね。サンダル履きでは、まったく登れない八方尾根の登山道。

上から目線のWEB記事には本当にがっかりする。実際に登ってみて言ってるのだろうけど、急勾配で岩がゴロゴロの道なのよ。

これを一歩、一歩、歩くんだよ。

タイムコースもっと長く取った方が無難。

リフト乗り場で、わたし達は11時に下山し始めた時、登ってきた高齢の男性がやはり高齢の女性軍団を引き連れて、「まだ11時でしょ!大丈夫!時間はたっぷりあるから!」と。

リフトの最終は16時30分。相当急がねばならない。タイムコース通りに行くと往復だいたい3時間弱。

で、11時からでは2時?無理だよ。そんなに早く登れないし下山もできない。とても危険な滑落箇所も多い。(女性はトイレ休憩も長めだということを忘れてはいけない)

初心者向けとか書かれていても、初心者向けでない山がとても多いと感じている。「若くて健脚」でない場合、WEB記事の鵜呑みは絶対にダメだ。

と、冒頭からミスマッチした様子をつらつら書いてしまった。

WEBでブログを公開している身だから、正確さが一番大事だと常々考えている。

盛った話や、無理を承知で危険を冒す登山は絶対にしないし、そういった記事は書かない。

趣味に毛が生えただけのアクティビティだし(笑)

                   ★

八方尾根はピーク(頂上)があるわけでなく延長先に唐松岳(2696m)が控えている。

時間に余裕がある場合は日帰りで唐松岳のピークを目指す猛者もいるが、だいたいは途中で下山するようだ。

もっとすごいのはキャンプ道具を背負い、唐松山荘という山小屋にキャンプを張って翌日登頂を目指す人もいる。女子でも挑戦する人はかなり多い。

しかし、今日はめっちゃいい天気だったが、ガスが濃く雨もかなり降るので安全に登山を楽しむためには慎重にならざるを得ない。

わたし達は夫の心臓疾患があるから、今回も行けるところまででストップしょうと決めていた。(第一ケルンまで)

それでも、朝一番のリフト(8時15分)を2本乗りつぎ、北アルプス・白馬三山を眺められたし、八方尾根の尾根歩きも実現した。それでも尾根は細くてバランスを崩しやすいから要注意。

そして足下に佇むどこまでも続く雲海。綺麗すぎ(笑)

また、今回は岩の道に気を取られてしまって、カメラの撮影モードが変わってしまい、急におかしな写真(連写?パノラマみたいな?)のも撮れてしまった。これにはがっかりだわ。

やっぱり、こういう部分が初心者っぽいよね。

で、下山時に必ず食べようと八方尾根ソフト(バニラ&ブルーベリー・300円)を食べて満足。

さて、次はどこへ?帰りのリフトで話あった。

次は、今回の色々を踏まえて、お互いに同じ場所をとっさに選んでいた(笑)

とにかく、無理のない、少しずつ経験を積む登山やトレッキング・ハイキングを目指す。

明日は早朝から、長野をもう少し楽しんで帰ろう。

では、また。

※ 白馬三山とは→白馬三山(しろうまさんざん)とは、富山県と長野県にまたがる3つの白馬岳杓子岳白馬鑓ヶ岳)の総称。その周辺の山岳一帯を白馬連峰と呼ばれる。山域は中部山岳国立公園に指定されている。高山植物が豊富で、代表する山として白馬岳が花の百名山及び新・花の百名山に選定されている。(Wikipediaより)

北安曇野郡白馬メインストリート探訪【風景・長野】

【ブログ新規追加837回】

今回は、ペンションに2泊する。チェックインは16時。(実はペンション宿泊は初めて・笑)

チェックインを終えたら、白馬駅周辺のメインストリートを車で探訪してきた。

まず、第18回冬季オリンピックジャンプ台を見学。

続いて、明日トレッキングする八方尾根へ行くための道順を調べに、東急白馬ホテルに行きコンシェルジュに地図を頂き、詳しく道順を教えてもらう。

わたしは東急カード会員だから、なんでも現地で困った時は、東急ホテルないし、系列ホテルを訪ねている。

そこで、溜めておいたポイントで食事をしたり、買い物をしたりと重宝している。

明日、リフトを乗るために行く黒菱駐車場は、勾配のきつい道や狭く対向車に気を付けなければならないこととかを教えてくれた。

しばらく、ホテルの中庭でゆっくりし、ショップでお買い物をしてきた。

そこから、2020年コロナ真っただ中にオープンした体験型複合施設「Snow Peak LAND STATION HAKUBA」(スノーピークランドステーション白馬)へも足を運んだ。

スターバックスが入っているが、中庭から見る白馬岳が素晴らしい。あいにく夜になったんで、ライトアップされて、それはそれでとてもきれい。

隈研吾氏デザインがいい感じだ。

白馬限定品のチタンマグカップも売っていた(2170円)

さて、今日はお天気に恵まれた一日だったが、雲が多く、南アルプスも穂高も北アルプスも富士山もほぼ隠れてしまっていた。

明日は、どんなお天気だろう。

それでは、また。

八方尾根自然研究路へ~トレッキング準備中~憧れの北アルプス【風景・白馬岳】

【ブログ新規追加836回】

明日15日~17日の予定で長野県北安曇野郡白馬村北城へ行く。

お天気が最重要!

なかなか思い通りの気象に恵まれず、7月、8月と度重なる予定変更に気持ちが折れそうだった。

現在、台風14号の影響など心配は尽きない。

が、このシルバーウイークに入る直前がチャンス!

今度こそ、お天気の神様に願い続け無事故で行ってきたい。

夏山で高山植物の鑑賞や早朝のモルゲンロード、雲海の中の登山などずっと楽しみにしてきた。

モルゲンロードとは→「モルゲンロード」とは、早朝に昇り始めた太陽の光に照らされて山肌が赤く染まる現象のこと示す登山用語のこと。

語源はドイツ語で「モルゲン(Morgen)」は「朝」、「ロート(rot)」は「赤い」という意味になる。

朝日に照らされた幻想的な山の頂は、まるで早起きだけが鑑賞できる自然の絵画のよう。

※ 資料元;https://weathernews.jp/s/topics/202110/040055/ 「モルゲンロード」が出現 山頂から紅に染まる北アルプス

夏から秋へと季節が移り変わったから、着る物を考えながら準備している。

まあ、あんまり変わらないよ(笑)いつも通り。

とにかく、日常の垢を落としに行くトレッキング旅。

現地の美味しいものを見つけるのも楽しみ。

毎日のブログは現地からアップできる予定。

それでは、準備に戻ろう。

では、また!