隠れ家を持つ楽しみ~リアルでもバーチャルでも🎶【風景・空間の話】

【ブログ新規追加1358回】

先日、仕事に向かいながら、いつものFM東京の番組を聴いていたら、面白い話が流れてきた。

ユーミンこと、松任谷由実さんの「Yuming Chord」という30分の番組の中のこと。

その日のテーマというかキーワードのことを「Chord」と呼ぶみたい。そのテーマが「隠れ家」だったわけ。

ユーミンが、視聴者に問いかける「みんな、隠れ家ある?あるとすればどんな???」と。

で、Xからのポストを中心に話しが発展していくんだ。

で、わたしはてっきり、「隠れ家」だから、家の押し入れや納屋(笑)トイレとかどこかの掘立小屋みたいな発想でいたのね。

そうしたら、視聴者さんからは「ワンショットバー」や「夜の海」「仕事帰りの小道」など、シチュエーションがロマンチックだらけだったのよ。

要するに「隠れ家」=箱じゃないってことみたい。

そこでまず、わたしの貧弱な概念は崩れた。

当のユーミンご本人の隠れ家は!という話では、ユーミンは「作曲している時」が最高の隠れ家に来ているんだ!というじゃない。

箱でもない。

場所でもない。

なんて、素敵な発想なの!と、わたしは「ぐうの音」もでないほど感激しちゃったの。

作曲している時間は、松任谷由実であって、他の何者でもないと。

要するに「松任谷由実」になるために、わざわざ作曲という最高の隠れ家に行くという。

なんて哲学的なの!

ユーミンの才能の一角をサラッと言葉にされていた。

数々の名曲は、こうして生まれているんだと。

そうそう、ユーミンの歌の「内容」は、ほぼ仮想というか妄想だとも聞いた。

さぞや、華麗な恋愛遍歴をお持ちじゃないか?とさえ思っていたが、「物語」を紡いでいるのだと言っていた。

そうなんだ・・・、やっぱりラジオで本人が話しているんだもの、本当の話が聴けて良かったとも思っちゃった。

              ★★★

さて、わたしの場合の隠れ家はどこだろう?

さしずめ「ここ=ブログ」の中かしら。

誰とも競争せず、ゆっくりと文章や写真で自分と向き合う最高の時間。

ブログの文章は残るけど、チャット機能などのバーチャルな側面もある。

しかし、とても大切な場所であり、これこそがわたしの、ザ・隠れ家だと思った。

今日は、面白い話をラジオで聴いたのでさっそくその話をショートで書いてみた。

あなたの「ほっと!やすらぐ隠れ家は?」リアル?それともバーチャル?

こんなことを自分に問いかける梅雨目前の雨の日。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年6月4日記事

『SunTAMA Style』2021年6月4日記事

『SunTAMA Style』2022年6月4日記事

“隠れ家を持つ楽しみ~リアルでもバーチャルでも🎶【風景・空間の話】” への2件の返信

  1. 「この世には 楽しみに来た 夏の月」 清流子
    ふと感じたことがある。人生、単純に楽しむためにふら~と遊びに来たのだと。ベースは精神世界にあり、旅気分で娑婆世界へ弾丸ツアーに訪れた。だから思いっきり見分して魂の肥やしにする。むしろそうして成長しておかないと次がない。重い宿業を背負うことになる。隠れ家サードプレイスは心の中、それこそ精神世界にある!?

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