【ブログ新規追加1342回】

4月27日(日)草津温泉の夜。午後19時頃。
湯畑のライトアップが美しい。
忙しい日常から離れ、心と身体の赴くままに草津温泉にやってきた。
当初は、赤城山麓に一軒宿を予約し1泊2日の予定だったが、どうも4月28日(月)の天気が思わしくない。
お天気が悪いと、ドライブも登山も何もかも楽しくない。
そんなわけで、お天気のよい4月27日、1日前倒しにして、予定を大幅変更し2泊3日に組み直してみた。
1日目→桐生~富弘美術館~明智平(栃木県)~草津温泉(車中泊)
2日目→草津温泉~六合(くに)~吹割の滝~赤城山麓の一軒宿に宿泊。
3日目→赤城山トレッキング・ハイキング~めんたいパークでランチ後帰宅。
と、こんな感じで、メインの旅先とサブの寄り道ポイントを決めてみた。
目的を繋ぐ道路は「日本ロマンチック街道」をひたすらドライブする旅となった。
道中、道の駅に寄りながら情報を経て、トイレ休憩やご飯も頂き、ロマンチック街道特有の「日本の原風景~豊かな自然・癒しの温泉・地産地消の美味しい食べ物」を求めながらのドライブは、本来の自分を取り戻す新しい旅の仕方、まさしく「リトリート」じゃないか?とか、旅の企画の段階でワクワクしていたのだ。
で、1日前倒しした「草津温泉」は、わたし達には初めての旅先!
まず、その日泊まる「湯畑観光駐車場」を目指す。(15時~翌日10時まで車中泊可能。トイレあり、場内ライトあり、屋根付きで1000円!)
15時を少し回ったところで、目的地に到着。すでに3台ほど入庫待ちしていたのだが、5分も待たずに入れてほっとした。(ここは事前予約はなし)

大通りにあり、目の前に24時間ローソンもあるので、朝のコーヒーも容易に頂ける。
一応、駐車場の料金表も撮ってきたので貼っておく。

まず、明るいうちに、草津というか温泉大国群馬県のシンボル「湯畑」周辺を散策。
駐車料金も時間も気にせず、赴くまま自在に温泉探訪できるって、なんて幸せなの?!
毎分4000ℓの温泉湯出量だとか。街中が硫黄の匂いに包まれている。舞い上がる湯けむりは圧巻の一言!

昼間は爽やかに、そして迎える夜は幻想的な湯畑の異なる表情を楽しんできた。

駐車場から徒歩で3分ほどの湯畑までの路地には、目的地への道しるべがあり迷わず行ける。

途中で、温泉饅頭の老舗、本家「ちちや」で温泉饅頭を買い出し。(ふわふわでめっちゃ旨い!)
次に、湯畑でまず、足湯に入り旅の疲れをほぐす。

そして、今晩入湯する「白旗の湯」をロケハンしつつ、群馬名物「おきりこみ」を試食したり、街の標高を見に行ったりした。

平打ち麺の味噌煮込み。かなり美味しい。

温泉饅頭を食べ、名物の試食もして、足湯にも入って観光気分は最高潮!
夕食の買い出しはセブンとローソンで。車中で1時間ほど仮眠を取り、飲食という宴を施し、それぞれが行きたい時間で夜の温泉に出向いたのだ。

まず、わたしが19時に。
湯畑のライトアップをしばし堪能して、無料で入れる共同浴場「白旗の湯」へ。

おそる、おそる入口を開ける。
暖簾をくぐり、引き戸を開けると、なんと、脱衣場と湯船が一緒になっている作りだった。(なるほど、これなら盗難防止になるわね)
本来は靴まで持って脱衣場所へ入るようだが、わたしは玄関で靴を脱いで入った。
湯船には、2人の女性がゆっくりと首まで温泉に浸かっていた。
その温泉の熱いことったら!一度で入れず、少しづつ身体を慣らしながら3回目にやっと、首までしっかりと浸かることができた!
めっちゃくちゃ濃い白濁湯。源泉かけ流し・・・というか、管からどんどん流れてくるの(笑)
そして、誰もが「黙湯」を励行していた。
こういうのを「まったり=のんびり」というのかな。なんだか非日常的で良い空間だった。
それぞれが温泉を堪能したら出ていく。きっと、心の中で「無料温泉に感動と感謝」をしていただろう。
しっかり温まって、車中泊もさほどきつくなく朝を迎えた。
そして、朝ご飯を車中で頂き、今度は「地蔵の湯」へ入りに裏草津へ。
こちらは駐車場から5分ほど歩く、今、話題の新スポットだ。顔湯やカフェなどがあり人気。
で、こちらも無料の共同浴場「地蔵の湯」では、一番だったので湯船だけ撮影してから入湯した。


というわけで、思いつきで来てみた初めての草津温泉はこれにて終了。
このあと、少しだけ朝の草津温泉を散策して、午前8時30分過ぎには駐車場をあとにした。
途中で残雪の白根山をカメラに収めて。

湯畑中心の草津温泉探訪。それなりに温泉と現地の美味しいものを頂き、圧倒的な温泉の泉質に大満足だった。
★★★
28日は曇天の中、日本ロマンチック街道のドライブ。
道の駅「日本で最も美しい村・六合(くに)」へも寄る。花桃の里は、遠くに残雪が美しい白根山が見える村だった。


そして、この日宿までの最後の立ち寄りスポットは沼田市「吹割の滝」ここもお初。無料駐車場に停めて川底へ降りる。



丁度、滝見学を終えて、駐車場に戻ってきたところで雨。

最終日の赤城山が晴れることを願いつつ宿に向かった。
明日につづく。
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「難超えて 八十八夜の 湯治かな」 清流子
災難には天災・人災・病気と色々あれど、それを共に乗り越えてこそ人は成長するというもの。今回皐月を迎えるにあたり、人気が集まる臭い硫酸塩泉:草津で気持ちを癒してきた。別れ霜の機会を捉え前へと進むことが大事。生命を謳歌させゆく夏も近づく八十八夜である。湯畑の白旗の湯では文字通り白旗上げ気味だった( ´艸`)
八十八夜( ´艸`)