「印税」の報告を頂いた~文筆家なんだと、改めて感じた日【紙上講座・印税】

【ブログ新規追加430回】

わたしはこれまで、ビジネス本二冊(一冊は電子&紙版)を、都内の某出版社で出版させて頂いた。

2020年5月『書くことで今すぐ仕事を得る!仕事をエンジョイできる文章術

2016年6月『20代から50代の女性へ。一生働き続けよう。意識変革と夢の実現。お金はかかりません!』www.amazon.co.jp/

昨日、古暮由実(作家名)宛てに、2020年~2021年度の二冊の売り上げ実績と印税報酬とふたつの資料が添付されたメールを頂いた。

メールを開いて、「古暮?」

ああそうだった、わたしの著者名。

すっかり忘れていた。

わたしは、執筆が終わり脱稿したら、もう書籍のあれやこれやはすべて忘れてしまう努力をする。

だって、嫁に出した娘だから(笑)

そして、いつものブログを毎日書くという習慣に戻る。本業は出版営業として本を売るのが仕事の中心だ。

要するにいつも「文筆家」ではなく、たまに「文筆家」になる。

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「売る側」から「書く側」に周るのは、ただ楽しいだけじゃない。

脳ミソの使い方が半端じゃなくなる、相当の労苦を伴うものだ。

それゆえ、書籍を執筆するという行いはとてもエキサイティングなものだと考える。

稿了するまでのあいだ、わたしは文筆家として仕事を請け負っている。

この文筆家という気分は、本業の出版営業でもなかなか味わえない特殊なものだ。

で、一心不乱に書き上げて、そこからさらに推敲の鬼となって書き切れたら、もうあと戻りはしない。

今の自分の力量に見合った原稿が仕上がる見込みが立ったところで執筆は佳境を迎え、その後稿了という道すじができる。

今まで、二冊の書籍を執筆してきたが、未熟な自分の力量を客観的に推し量れるようにもなった。

それは、毎日2000~3000文字という単位でブログを書いているからであろう。

そう、まるで筋トレ。

鍛えれば鍛えるほどmm単位で、自分の執筆力量が分かってきて、そこから内容や細かな章立てを推測し、自分からテーマ出しや納期を決めることができてきた。

ブログを書き続けてきて、いつでも「書きたいことを思い切り書ける」という状態になった。

狙い通りだ。

今では、どこを切っても金太郎あめみたいに、すぐに執筆に取り掛かれる。

とはいえ、「賞が取れる本」とか「売れる本」が書けるのとはまったく違う世界なのだけどね(笑)

ただただ、「書き続けて生きたい」というわたしの夢の実現なのだから。

そして、出版して原稿料も頂き、少し時間を空けて売り上げが起こり、印税=報酬が入ってくる仕組みだ。

電子書籍は毎月たった一冊でも売れれば報酬が生まれる。

紙の書籍の印税(売り見込み)は、一回だけどーんと入るが、それ以降にはない。

そこへ行くと、電子書籍は売上に応じて報酬印税が発生するから、長いスパンで書籍を売り続けることができる。しかも紙書籍のような在庫が一切、発生しないのも気に入っている。

ある意味、電子書籍は有形財産(?)として持つといいかな・・・とかも考えている。

たとえ無名であっても一冊でも書籍を世に出したら、願わくば次も出したくなるのは当然だろう。

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思いがけず、多くの皆様に書籍の購入を頂けて、感謝の極みだ。

今後、執筆の予定はないが、いつでも文筆家として望めるように「ブログを毎日書くという筋トレを続けて行こう」と改めて決意をした。

細やかな末端の文筆家なのだ。