学びを学ぼう~2030年、まだ働いているならポータブルスキルが必要【仕事・ポータブルスキル】

【ブログ新規追加403回】

何歳まで働く?どうやって、何をして?と、質問を自分に投げかけてみた。

わたしの場合、当面あと10年は会社員で働くのが希望。しかし、体や頭脳(思考)はそうはさせてくれないかもしれない。

それに今、ものすごい勢いで変化を迎えている世の中の働く仕組み。

ポータブルスキルの登場だ。ポータブルスキルとは、年代に関わらず汎用性の高い人材を表すものだそうだ。(資料元→https://mitsucari.com/blog/portable_skills_examples/)

ポータブルスキルの一例→UXライティング、ノーコード、データ分析 etc

それに伴って、ちょっと気になるワード UXライティングを簡単に解説してみよう。合わせて書籍の紹介もする。

ビジネスマンのための新教養 UXライティン』高橋慈子・冨永敦子・著(kindle版)

UXライティング→ユーザー(読み手)の体験を助け、体験の価値を高めるように配慮した文章の書き方=技術だ。WEBを使って、直接顔を合わせることのないままビジネスを進めるのが日常となった今、ユーザー目線での書き方がとても重要になるのだそう。

WEBでの仕事に適した考え方が学べる。今ではもうWEBなしでは成し遂げられない仕事の現場。

そんなことわかってるよ!と、言われそうだが、ではUXライティングの具体的な例をひとつあげてみよう。

              ☆彡

Facebookの画面で、こんなのを見た事ある?

〇〇さん、その気持ち、シェアしよう

わたしは毎日見るよ(笑)

表層的なUXライティング(UXデザイン)の効果で「操作の誘導」をユーザーに促す文章のことなのだ。

どう?他にも多数こういった、ユーザーを「誘導」する文章がまわりにはあるはず。

最近では、冒頭の書籍のように身近で紐解きやすくなった。WEBでの流行語やWEBだからこその変化を読み取るには、UXライティングを学ぶのが手っ取り早いってわけ。

               ☆彡

2030年、どんな形で社会に貢献できているか分からないが、最新の技術や思考、モノゴトの流行は確実に押さえておきたいのよ。

それを続けていければ、2030年も活躍できるんじゃないだろうか?と、淡い夢を描いているのだ。

               ☆彡

オックスフォード大学の論文では、こんな風に書かれていた。

2030年に求められるスキルのうち、最重要項目のひとつに「学び続ける力」というのがある。

オックスフォード大学の研究論文「2030年に仕事で必要とされるスキル」では、120ものスキルの中、堂々1位だったのが「戦略的学習力」だった。


このことからもわかるように、時代の変化のスピードが加速すると、学びそのものの重要性は増加傾向になると。

働きながら、未来思考で学ぶってところかな。

今までの学習が「今の仕事に必要な知識やスキルを習得すること」だったとすると、未来型の学習は、「未来を見据えたうえで知識やスキルを習得し、今も未来でも生かせること」にするものだという。

資料元→https://schoo.jp/news/2021/2021-06-11?ref=top schooより)

大人の学びをサポートする「schoo」では、戦略的に学習を取り入れるべくWEB授業が日々、開校されている。

幅広く、大人の学びが展開されているのだ。

有料と無料がある。まずは手始めに無料で「未来への学び」を手に入れるのも悪くない。

わたしは夫から遅れること5年でschooの受講生となった。

暇な時間はあまりないが、毎日のスケジュールのどこかに落とし込める時は、積極的に学びに参加している。

だいたいは、眠くてうつら、うつらしながらだけど(笑)

ダメな受講生(もちろん無料学生)よね(泣)

でも、今のWEB授業のスタイルを早くから取り入れてるから刺激があり、ちょっと知らない勉強ができたりと、いいストレス解消になっている。

             ☆彡

さて、今日は6月30日。

今年半分が終わったので、振り返りをしようかな。

コロナで何も進まなかった気分だが、学びは続けてきた。

継続は力」ひとつひとつの成果は小さいものでも、地道に続けることでやがて目標を達成できる・・・ ·だわ。


細菌の次は毒出しで~昨日はたくさん励まして頂き、感謝のお返し~🎶【選書・自己啓発】

【ブログ新規追加402回】

毒出しのやり方は、「一日2~3回、40度ぐらいの白湯を飲む」これだけで体のすみずみまできれいになるそうだ。

体に毎日たまる毒をちゃんと抜く技術』矢城 明・著(サンマーク出版)

毎日、毒をためているってこと?ものすごく驚きながら読んだ。

食べた物が体の中で腐敗するとか、考えるだけでも憂鬱なものだ。

今や新型コロナウイルスの感染不安は続いているのだから細菌に関してもスル―できない状況よね。

今のわたしは、その細菌に軽くやられてしまった。だからこそ、細菌に対する向かい方を昨日は病院でのアレコレと共にここに書き残しておいたんだ。

一時は大事にする教えも、のど元過ぎれば忘れるって。

忘れないように書くブログの重要性に改めて気づかされた。

で、昨日のブログがこれ。

              ★

また、昨日は本当にたくさんの方々から、温かい励ましの言葉も頂いた。

わたしは心からはほんわかしたし、「よし!しっかりと治して行こう!」と、弱っていた気持ちがみるみるうちに、前向きになれたの。

「励まし」の力ってすごいパワーがあるのだ。

だから、自分の体にも「励まし」のパワーを送っている最中。

細菌に打ち克つパワーを具体的な言葉、例えば「がんばれ!」とか「大丈夫!」とかなるべくシンプルな言葉かけで注入している。

そして、少しでも良くなったら、存分に褒めてあげるのだ。「やるじゃん!」とか(笑)

ご自愛とか言うけれど、たんに自分に好きなモノやコトを与えるのではなく、

しっかりと、言葉にして与えてあげるべきだろう。

体は、その言葉を聞いてしっかり受け取り、そのように動いてくれるものなのだから。

             ★

今日、皮膚細菌感染症で仕事を休んでいる。

体にいいとかばかりじゃあなく、言葉をかけられるところを見つけて、

言葉かけの日にしているよ。

たとえば、今月で退職されるおふたりの大先輩への言葉とか。お誕生日を迎えた方へとか。

「言葉」は何より精神的安定と健康を促進する薬のようなものだ。

さて、お昼(ニラとチーズのお好み焼き)食べたら、健康促進の薬を送る人を見つけようっと(笑)

ただのじんましんかと思ったが診てもらったら「感染症」だと診断された~自己診断しがちだったダメな話 【健康・皮膚の病気】

【ブログ新規追加401回】

今朝、皮膚科を受診して、患部を診察して頂き「皮膚細菌感染症」だと診断された。

細菌感染症?すぐに頭の中では「新型コロナウイルス」と関係していないことを願いながら受診した。

いったいどこで?何に感染したの?ほぼわからない。

きっと、コロナに感染しちゃった人も「いつ・どこで」がわかんない場合が多いのかもしれない。

皮膚細菌感染症とは・・・【概要】皮膚は、細菌感染を防ぐ非常に優秀なバリアとしての役目を果たしています。皮膚には外界の様々な細菌が接触するほか、元から皮膚に生息している細菌も多くいますが、正常な状態では、これらの細菌の感染が成立することはありません。皮膚細菌感染症が起きた場合、その範囲は小さな点状のものから、体表面全体に及ぶものまで様々です。重篤さの程度も、害のないものから生命を脅かすものまで多様です。(資料先→https://www.msdmanuals.com/ja-jp/ホーム/17-皮膚の病気/皮膚細菌感染症/皮膚細)

見過ごすと重篤になる場合もあるようだ。

• わたしの場合

5月の中旬、お風呂に入っていた時、猛烈な痒みに襲われた。患部は左首すじ、胸、肩など。

気が付いたら、血がにじむほど、搔き壊していた。

手が勝手に掻いてしまい止められなかったと言える。

それでも、お風呂を上がって、メンターム(わたしは大のメンタム好き)を塗りその日、何事も無かったかのように寝た。

で、朝、肩も胸も首すじもな~んにっも見当たらないほど、すっきりときれいになっていた。

その日から、もうあれほどの強い痒みは現れなかった。

しかし、6月15日ごろだったかな。ひたひたと痒みは忍び寄ってきた感じがあった。

仕事とそれ以外にも多忙だったわたしは、「きっとそんなの疲れからのストレス性のじんましんでしょ!」と、自己診断を下し、メンタームEXを塗り、やり過ごしていた。

それでもその直後から、どんどん赤みがかった湿疹がただれて傷になった。息子も「お母さん、ちょっとヤバくない?」とか、言われて重い腰を上げたのが一昨日のことだった。

知人で皮膚病に詳しい方にメールで色々聞いて、「なるほど」「皮膚の病気はまず、内科へ行く」とか、評判の良い病院とか教えてもらって、今日の受診となった。

それまでの一週間あまりは、薬局の薬剤師さんにお世話になって、以前から花粉症やハウスダストにやられた時に処方される「タリオン錠」 (10錠/1380円) を購入し、朝や昼は眠気防止で飲まず、夜だけ飲んで仕事に出ていた。

今日、皮膚科の女医さんが、わたしの以前のカルテを見て、

「ああ、皮膚が弱かったですよね。確か」

「何かの細菌に感染したようです」

「ほぼうつりません」

「お薬3種類で一週間分出しますね」

「来週、月曜日に来てください」

「食事の制限はありません」

「ワクチンOKです」と。

最後に「毎日、お風呂でせっけんで洗ってよく流してください」

「これがキーポイントです」と、言われて受診は終わった。

もちろん、それから仕事へ向かった。

明日から30日までは休暇としよう。

• なぜ、自己診断に頼ってしまったのか?~以前の経験値から

わたしは、皮膚科にちょっとしたトラウマがある。20年前、急な全身に渡る痒みに遭遇して、地域の名医師だと言われる皮膚科にかかるも、「全く見当がつかない」「長くかかるだろう」とか、何にも手立てがないまま帰された経験がある。

名医師でもわかんない?そんなにわたしの症状はおかしいの?と、半ば怒り心頭。

それで、自分で調べたり、人に聞いたりして飲み薬(タリオン錠・処方箋)と、塗り薬(メンタム、フルコート・市販薬)で何とか治した。

調べた結果、更年期障害の症状の一つだった。だから、わずかでも積んだ経験値から、ど~しても自己判断に頼る傾向にあったのだ。

で、教訓。

やっぱり、自己診断しちゃあダメでしょ。

ちゃんと 診て頂いて、安心を手に入れなくっちゃね。

冒頭の写真はこの一週間分の薬。塗り薬は一日一本!かなりベトつきそう。

でも驚きの安さだったし。

(受診・薬で2200円也)笑

安心の診断と安心の薬を手に入れられた話。

• 今回の処方

飲み薬→(オロパタジオン塩酸塩錠5mg・「明治」「処」アレロック錠)  (ケフラールカプセル250mg)

塗り薬→(リンデロンーVG軟膏0,12%)



野暮と粋について、ちょっと語ろう【仕事・江戸っ子論】

【ブログ新規追加400回】

粋な人が要領よくエネルギーを使う様は、清々しくストイックとは無縁だ。

一方で、「こうでなくてはならぬ」と、自分をがんじがらめにするほど、野暮ったくなる。

粋について語るとか言っても、わたしは生粋の東京多摩地域の出だ。

江戸っ子とは程遠い。

要するに気をつけなければ野暮がついて回るのを良~く知っている。

今回驚いたのは、この歳になって「野暮」を調べてみたら、あなた!恰好がわるいことやダサいことじゃなかったのよ。

野暮・・・わからず屋で融通の利かない人だと。そう言う人を指すのであって、同意語には「無粋」とあった。

無粋は、気の利かない人のことだとばっかり思っていた。

でも、わかったのは、「わからず屋で融通の利かない人」が「素晴らしく気がつく」なんてあるわけないじゃん!って腑に落ちたのだ。

一方で「粋」とは。これまた調べてみたのだ。

・・・さっぱりしていて、気立てが良く、あか抜けている様だそうだ。また、人情の機微に通じ、さばけている人柄とも言える。(話からズレるので色気については省く)

こりゃあ、野暮は絶対、粋には敵わないよ(笑)

             ★

さて、今の仕事を始めた時の上司の話をしよう。

わたしが、今の出版営業に転職したのは13年前。採用下さったのが、当時33歳の若き、営業部リーダーだった。(長身でちょっとイケてる・笑)

上司となって、わたしが担当することとなった地域へ同行営業をしてもらった。

上司は、生粋の江戸っ子だと聞いた。「ええ~~っ?ってことは、ちゃきちゃきの?短気な性格ですかあ?」と、聞いた覚えがある。

しかし、上司の営業センスは「ちゃきちゃき」どころか、人情を巧みに利用したどこか温かみのある心情を伴う行動の連続だった。

わたしは、その江戸っ子らしい「ちゃきちゃき」がどこに現れるのか密かに楽しみにしていたのだが、物腰し低く丁寧に書籍の説明をしたら、相手に自分のペンを渡して、ボードに置いた注文書に注文数を記入してもらう。

その間中、ボードを支えて持ち続けるのは上司だ。

膝まづくわけではないが、相手にボードなど持たせず、サインだけを頂戴する執事みたいな作業をする上司に、心の底から驚いた。

上司は、そのあとで、「今日はこれでOK。一日で全部刈り取ろうとしないのが大事なんだ」「相手を思うならガツガツしちゃあダメだ」と。やっと江戸っ子らしい言葉が聞けた。

客先の都合もある。しかしこちらだって売りたい。このせめぎ合いになるのが営業の常だ。

いつも、ギラギラ、ガツガツは本当に嫌われる。8割は相手思いで、2割を頂くようにすれば、嫌われず気持ちの良い商談ができることを一瞬で教えてくれたのだ。

ガツガツすれば「野暮」だとね。

これは、意外なほど、わたしの営業センスの柱となった教え。

粋な江戸っ子上司は、今では部長となって輝いている(笑)

              ★

で、「やりすぎ」や「無理」や「不自然」が野暮だと、気づく前にそれまで充分過ぎるほど、仕事も生活も「やり過ぎて」いた私は、案の定、病気に倒れた。

それでも、安心して休めるように、半年という長期休暇を社から頂いた。

その時、心から誓ったのは「もう、野暮はしない」と。

野暮なことはしない。

野暮なことは言わない。

野暮を避ければ、そこにはちゃんとした、生き方の基礎が築かれるのだろう。

そうして、野暮を手放したことで余裕が生まれたところに、ほんの少しの大人のムダ(トレンドなど)という遊び心を入れて楽しめるようになったのよ。

これこそが、粋なんじゃないかしら?

「 自分の文章を磨く」【紙上講座・ショートエッセイ】

【ブログ新規追加399回】

なぜ、毎日文章を書くのか。

それは、簡単に言うと「わかって欲しい」から。

別に「やむにやまれる思い」とかがあるわけじゃない。

言ってみれば、世間に対する「少し違和感」みたいなモノを取り上げて、周辺情報を交えて、好き勝手に文章にしているだけだ。

ただ、発信するからには「みんなもそうでしょ?」って、言いたくなるような、「私も!」って、言ってもらえるような、文章を書くように心がけてきた。

それこそ、一生懸命に書いた文章が、たった一人の琴線に触れたなら、どれだけ嬉しいだろう。

「そんな考え方があったのか!」なんて、手を打ってもらえたら、

しあわせだ。

               ★

いまや、各SNSはじめ、インターネットの高速道路に文章を載せれば、瞬く間に世界中に発信できるすごい時代だ。

まったく知らない場所の知らない人が書いた文章によって、人生が左右されちゃう場合すらある。

昨日の話。

コロナワクチンを大規模接種会場で受ける手続きが職場であったと、息子から聞いた。

もちろん家族の分もあったそうだが、家族は個々でやっているから大丈夫だとスル―したと、聞いた。

しかし、息子本人は「まだ、受けるのをためらっている」そうだ。

ここ数日のネットによる若い人の副反応の情報を読んで判断していると推測される。

ほ~らね。

いとも簡単にネット情報に左右されちゃって。

もっと情報ソースを良く調べて、的確な行動を取りたいものよね!と、やんわり話を閉じた。

ま、社会の混乱をきたすためのデマ等悪い文章は、しっかりと見極めて行けばよい。

ちょっとおかしい文章は、読まないのが一番だ。

               ★

一方で、「自分のために書く文章」はどう磨くのがいいのだろう?

冒頭の「わかって欲しい」を解析すると、

「発見」が文章の中にあるかどうか?だと決着した。

な~んにもない文章を読ませる時間泥棒にはなりたくない。ただ、読み手の反応を左右できはしないもの。

だから、「発見」があり、そこを丁寧に掘り起こす作業の後が見えれば、意味のある文章になると考えるのだ。

そうね、文法とか言い回しとか、そういった国語的なモノも、本来はきちんとやらねばならない。

でも、スキルばかりに囚われると、無個性になりやすいしなあ~と感じてもいる。

しかし、それを超えたところにある「自分にしか書けない」文章を見つけ出して、磨くのが一番大切なんだろうね。

そこで「自分にしか書けない」を追求していたら、句点ごとに改行して書く「書き方」が好きでテンポもいいと思えて、この一年ほどはずっとやってきた。

もう、歳で目の悪さから、ギュっと詰まった文字だらけの文章は読めなくなった。

これってわたしだけじゃないだろうな・・・と、思って「書き方の工夫」をしたのが本当のところだ。

「自分にしか書けない文章」への道のりは遠いのさ。。

               ★

で、毎日「わかって欲しい」文章に(最新の情報を加えて)せっせと磨いているのだ。

わたしのブログに久しぶりに来てくれた人が「ああ~こういったものがあったんだよね」「忘れてたよ」とか、言って戻って来てくれたなら、涙がでるほど嬉しい。

本来、文章ってそういうものだと思う。

~はいてすてるほどある、ただのかんそうなんてかいちゃあだめ・笑~

白米やパンをぎりぎりまで減らす糖質制限も早や2ヵ月め~代用食オートミールを味わう~意外に食べられた!【健康・代用食】

【ブログ新規追加398回】

今や、ダイエットの主流は「糖質制限」だ。

我が家でも、夫の食事制限下の中、真っ先に取り組んだのが糖質制限だ。

急性心筋梗塞で倒れた夫を待っていたのが、約3年間で6回に及ぶ心臓手術と、厳しい糖、油、塩の管理をする食事制限だった。

それも 早や5 年、何とか頑張り通して、薬の量もずいぶん減ってきたこの頃。

先だって4月の検診時に、「糖が増えている。このまま行ったら再発だよ!白ご飯は減らしておやつは厳禁!」と脅された。

おやつ…ダメは、かなりの落ち込みだった。

すぐに、糖質制限の基本に戻って白米をカット。そしたら、体重がするすると急降下。

糖質制限(ダイエット)は、一生懸命やればかなりの効果は期待できるのよ。

特に、男性の場合、ご飯を食べる量が多いでしょ。だから白米を止めれば劇的に痩せるのね。

しかし「お米を食べない」という現実は、意外なほど、脳にストレスを与えるらしい。

これは、農耕民族の持つDNAかしら(エビテンスなし・笑)

だいたいは、道半ばでとん挫してしまう。我が家でもそうだった。

うまくいく例もあれば、リバウンドに苦しむ例も無数にありそう。

そして、この糖質制限でリバウンド以外にもある問題点。それは、便秘になりやすいという症状だ。

そのため、糖質制限をする場合には、便秘対策で、必ず代用食(繊維質の多い食品)を摂るようにと、以前管理栄養士から言い渡されていたのをすっかり忘れていた。

少し前には「バナナ1日1本」をやっていたが、糖が多いのが気になって止めた。

この数年お世話になっているのが、マンナンライフの「ララクラッシュ」季節限定味を毎週1袋(1日1個)をお通じのために食べている。

ちなみに同じマンナンライフの「蒟蒻畑」は糖分が多いので避けている。

そして、先日NHKの「朝イチ!」でやっていた「オートミールのご飯化」というのを観たようで、事あるごとに「オートミール買ってきて!」と、いいつけられていたが、ずっとスルーしていた。

だって、わたし、あのオーツ麦が嫌いだもんで。

どう食べても美味しく食べられないの。

サントリービール工場でも麦やホップの試食をして、何度も気分が悪くなった経験があり小さなトラウマさえある。

でも、できたてビールを飲む頃には気分は立て直せていたよ・現金なもので(笑)

それほど夫が食べたい!というのならと、やっと週末に重い腰を上げて、小さい粒のオーツ麦を使ったオートミールの素(500g)を買ってきた。

で、お昼に1合のご飯を炊いて、そこに30gのオートミールを入れてよく混ぜた「即席麦ご飯」を用意した。すぐにオートミールだけを水で炊くのは抵抗があったので、食べ慣れた白米に応援を求めたってわけ。

お味は、昔ほどイヤな臭いもしないし、どこか懐かしい麦わら帽子の匂い(笑)がして、夫は「美味しいじゃん!」と満足そう。

とりあえず、口に合ってよかった。

特にこのご飯、スパイスカレーとかに絶妙に合う。

このためにスパイスを買い揃えてみた。特に気に入っのが「ピンクペッパー」あざやかな色が特徴で、ルーから作るカレーやチキンのスパイス焼きとかにピッタリ。

(写真は、黒・赤・白でそれぞれ、専用ミルで砕いて使う。)

オーバーナイトミールもやっている。

これは、ヨーグルトに30グラムのオートミールを入れて混ぜ、一晩、冷蔵庫で寝かした超簡単レシピ。

もちろん、朝食のご飯やパンの代用食となる。

オートミールに最も合うのが、ヨーグルト。そこに、バナナ(1本の半分をカット)、凍らせた果物(今週はずっとブルーベリー)、アカシアはちみつを小さじ1入れて食べる。

長くつら~い糖質制限。砂糖も0カロリーのラカンを使い、これまで代用食(バナナやこんにゃく)を使ってあの手この手とやってきたが、次は麦だった。

でも腸活には「麦活」最高かも。今、絶好調に腸の調子がいい。

えっ?ビールのことじゃなくてよ(笑)

野口悠紀雄氏「超整理法」押し出しファイリングがわたしの「ザザっと収納」の原点だ【暮らし・超整理法】

【ブログ新規追加396回】

家の中の整理法=片づけといえば、やましたひでこさん提案の「断捨離」とか今や、諸外国でも人気のある、こんどうまりえさんの「ときめく片づけ」など、キャッチィーで華やかな世界が展開されている。

でもたかが片づけでしょ?自分流にやり方が出来上がっている人も多いと思う。

その一方、TVで一時的に流行った「汚部屋」なるものを作り出す女子の人生を変えるかたづけ依頼を受けて、片づけまくる家事エコノミストの方々の番組。

一定層はいらっしゃる片づけ嫌いの主婦層にも大変な人気のある番組だったよう。

わたしといえば、大の雑誌好きだったから、各雑誌の毎号特集される、片づけや収納の記事には目を凝らしつつ、大事に切り抜いて取っておいたものだった。

しかし、その「面倒な分類」や「片づけたモノを収納するために用意しなければならない100均イレモノの多さ」に辟易してしまったのだ。

な~んだ!やっぱりグラビア風な片づけは庶民には高値の花なんだ!と、時間と経費と労力はとてもかけられない!と、憤慨する始末。

そんな時出会った、ある大学教授の方の書かれた片づけ本。しかも地味な新書だ(笑)

その内容は堅苦しい文献などではない、普通の主婦がバンバン読んですぐ実行できる!超簡単なモノや情報の整理術を唱える良書だったのだ。

それが、この本。

超整理法ー情報検索と発想の新システム』野口悠紀雄・著(中公新書)

• 書籍の簡単レビュー

1993年発刊。

情報洪水のなかで書類や資料を保存し検索するには、従来の整理法では対処できない。

本書は、「整理は分類」という伝統的な考えを覆し、「時間軸検索」という新しい発想から画期的な整理法を提案する。

机の上は魔法のように片付き、「整理する時間がないほど忙しい」人に対する福音となるはずだ。

さらに、パソコンを用いた情報管理体系、アイディア生産を支援するシステムなど、知的活動の生産性を高める新しい方法論を提案する。

⦿ この本の唱える超簡単な整理法はこれ1つだけだ!

野口氏推奨の「押し出しファイリング」とは?

押し出しファイリングとは、経済学者の野口悠紀雄氏の提唱する書類の整理法である。(超整理法としても知られている)

「分類はムダ」という基本的な考えに基づく雑多な情報管理の方法。

やり方は本棚(あれば)棚一列に一定の区画を確保し、書類をひとまとまりごとに日付と内容を書いて角型二号(A4サイズのあれ)の封筒に入れ、右から左に順に並べるだけ。(文章資料;Wikipediaより)

超簡単でしょ?

だって、郵便で来た使用済みの封筒に、気になる新聞記事や雑誌の切り抜き、引いては子どもの学校のお便りや様々なお知らせの紙類を一切分類せず、全部入れちゃうだけだもの。

まあ、わたしは支払い等の書類は一緒くたにしなかったけれど(汗)

で、どんどん入れるから棚に収まり切らなくなった分は、その時改めて開封して中身を選別すればよし。(※ 忘れちゃいけないのが月日の記入)

数か月は取っておく書類もいざ、開封したら要らなくなったモノだらけだよ。きっと(笑)

間違って捨てる凡ミスも防げるし。

と、こんな野口式情報紙類のまとめ方をずうっとやっていた。

そして、インターネットの時代の到来とともに郵便物が激減。紙類の情報も本当に少なくなった。

気づけば、書類の整理よりはPCのデータの処理が一番重要になったってわけ。

それでも、紙類の情報をどう取り込むか?ってところに長年コミットしていたから、今でも、常に数社のWEB新聞や数々のWEB雑誌の閲覧(紙も含めて)を毎日の糧にしていることには変わりない。

野口氏も近年、WEBサイト「note」に現在の情報の取り方を考える文献を寄稿されている。(確か有料記事だった)

時代は変われど、情報を上手に整理するのには、未だに技術が必要なのだね。意味のある役に立つ情報は誰でも、お金を払ってでも欲しいものだろう。

               ★

ここでひといき。

思いついた内容を書いておく。情報の話ではないのだけれど。

このブログの柱である、ブックレビューを大きく方向転換させる。

今まで、ありとあらゆる年代の書籍を紹介してきた。しかし、もう、昔の情報に価値を置く必要性が感じられなくなってきた。

野口氏のように、情報ソースを上手に取り込む技術を書籍にまとめるのではなく、WEBサイト「note」に寄せるような方法もある。

歴史モノや小説などは古いモノもブックレビューを書いて行こうと思うが、仕事に直結するビジネス本はどうだろう?

IT化、AI化がどんどん進む中、世界を震撼させた新型コロナ感染の恐怖。

今朝のヤフーニュースでも、この5月の首都圏でのビジネスマン出社率はコロナ前の5割を切ったそうだ。

リモートワークの推進は着実に進んでいる。

で話を戻すが、ことビジネス関連書籍はここ1年内に出版された、いわゆる新刊だけをレビューすることに決めた。

読んだら、何でもかんでもレビューを書くわけじゃなくて、どうしても書いておきたい、今のフレッシュなものだけに絞り込んでみようと。(先週書いた、今年3月発売された隈研吾氏の本がその一例だ)

こうなると、仕事以外で立ち寄る本屋でも、渾身の一冊が見つかるかもしれない!

新刊だけをレビューするなんて、ライター時代のワクワクが蘇る~(笑)



痛くない靴探しは人生で一番大事~靴、それはまさしく杖だし拠り所だ【健康・足に合った靴】

【ブログ新規追加396回】

写真の靴は、わたしにとってこの数年の足の痛みを一瞬で開放してくれたもの。よ~するに初めて出会った長時間履いても痛くならない靴だ。

しかし、数年前と今ではもう骨格が変わり、少しづつ合わなくなってきている。

で、人生で一番大事かもしれない「靴探し」の話を書いてみた。

• 高齢者になると、靴は日増しに合わなくなっていくもの~母の場合は

わたしの母が、生前良く言っていた話がある。

「あたしはねえ、物心ついた頃から、どんな靴を履いてもどこか足に合わないんだよ」

「買ったばかりの靴を下ろした日、たいがい泣かされたんだもの」と。

「靴って素敵じゃない?大好きなのに歩きやすい靴に出会ったためしはないんだから!」

もう、何十回も聞いてきたこのセリフ。覚えちゃってる(笑)

そんな母との「歩きやすい靴・足にあう靴」を探す買い物はだいたい、年金が入る偶数月。

少々お高い靴ショップの「うさぎや」から靴量販店のABCマートまでざざっと回る。これで半日。

おしゃれな母にはスニーカーは似合わない。だから選び抜いた「おしゃれでかわいい」靴を探すのに目的を絞り込む。

ランチを挟んで午後は目当ての一足を買い付けに行く。それこそ、足に合おうものなら何足も買い占めるんだもの。ほんと驚いたよ。

そのぐらい高齢になったら、足に合う靴探しは重要な案件で、これこそ人生最大の買い物合戦だと心底思った。

そんな靴の困難を極めた母を看取った時、最後に履かせてあげた靴は、小ぎれいなサンダルだった。

終末医療を受ける直前、大学病院からの帰りに母は「どーしてもサンダルが欲しいんだよね」と言い、その足で通りすがりの靴やで簡単な赤いサンダルを買ったの。

真冬の1月にサンダル?

さて、どーしようか?通りすがりの店で探す。

その時、店先のワゴンに「ちょっと履きに相応しいアウトドア風の赤いサンダル」があったのを母は見逃さなかった。

赤いサンダルを履いて最後の病院に入院した。

母いわく「このサンダルを履いて退院するんだから」といって。

• さて、わたしの場合は?やっぱり足に合う靴を探す日々が続いている

少し前、営業中に足首をひねってしまい、歩行が思うように行かないことがあった。

わたしは、外営業だから歩けなくなったらおしまい。小さな怪我でも歩行困難で思うように歩けなくなったのには、一瞬だが、心底落ち込む気分だった。

だって、仕事とはいえ、おしゃれに背筋を伸ばして颯爽と訪問営業がしたいと願うから。

だから、その時は心を決めて、2日間で治そう!と家庭内入院でひたすら安静に務めたのだ。

毎日、酷使している体は、こんな困難に見舞われなければ一旦休止ができない。

無理を重ねるわたしへの警告なんだろうね。

だいたいは「捻挫」「湿疹」「花粉症」など、半年に一回はこうして、数日間仕事を一切やめて、ひたすら安静を貫く家庭内入院を敢行している。

いい毒出しになってる(笑)

で、今、仕事に履いているこの柔らかい皮と少しだけ厚底の靴はやはりウレタンソールが足の運びを滑らかに、楽にしてくれるのだ。

お店で勧められた靴職人さんの靴。トレッキングシューズも実は少し合わない。そろそろ、足に合うものを探さなきゃね。

歳を取るということは、骨格がどんどん変わっていくことに他ならない。

一年一年と、足に合う靴を探しつづけなければならなくなった。

あっという間にわたしの母と同じ心境になっちゃった。

人は、失ってみなければわからないものって多い。

でも、探せば助けは向こうからやってくるのだ。

さ!今日も相棒と出かけよう。


流行っているもののなかに混ざる~これが家庭以外の世界を知り、社会を知り、他者を知る唯一の方法 / ひとと同じだけどセンスが違えばいいの【暮らし・センスの磨き方】

【ブログ新規追加395回】

今さら、センスを磨く?もうね。歳を取ったら、どーでもいいんじゃない?

そうだろうか?

ひとと同じものを着たい!と強烈に思い込む情熱は、センスアップのためにも案外いいかもしれないよね。

全体の3%が好き!といったものは確実に流行だそうだし。

先日、アウトドア老舗メーカー・スノーピーク社長 山井梨沙氏のインタビューを聞いた。

2020年コロナ禍の影響から第3次キャンプブームが湧きおこっているが、それでも全体の7%だと。

スノーピークでは全体の30%を、キャンプ人口の最適化を図る事業目標に置いているのだそうだ。(いつまでに30%か?の未来展望については聞きそびれた・残念)

だからそのためにいよいよ次なる行動(キャンプパーク設立など)に出ているらしい。

この話を聞き、流行をさらに際立つものにするためには、「流行っているモノの中に身を置くことが、一番センスを磨けるんじゃないだろうか?」と、わたしは考えた。

もうね、誰もわたしのセンスに対して興味もないだろうから(笑)

いよいよ好き勝手なセンスを爆発させる!最高の年代に入った。

へそ曲がりなわたしはほくそえむ。

さて、「センスを磨く」って、具体的にはどーすればいいの?と悩んだ

遥か昔のわたしのエピソードを語ろう。

                  ★  

~あれは、中学2年生の頃。

クラス替えで一緒になった「いわせくみ」という細ーいカラダの色白女子と知り合った。

陸上部でも一緒。短距離走者だった。もちろんわたしも短距離。わたしたちは、あっという間に意気投合したんだ。

彼女は、その細ーいカラダを悠に利用した不思議な走法で、あっという間に部ナンバーワンの成績を市大会で叩き出した。

そんな彼女より3番手遅れを取るわたし。

でもね。別にタイムが遅れていようと、そこに猛烈な競争心はほとんど湧かなかった。

唯一、彼女のある部分に憧れというか、真似したいセンスの一端があり、それを盗みたくて、部活に全身全霊をかけていたほど。

そのセンスとは。

1970年代後半、大ヒットした「アディダス・紺トレーナー」をダボっと細ーいカラダにまとっていたんだ。

その姿の可憐で可愛いことったらない。当時の陸上部のユニホームはあの「アタック№1」みたいな首の詰まったシャツ。その上からダボっと着たアディダスは何より可愛いものだった。

「アディダス・紺トレーナー」は当時4~5000円。とても高級品だった。しかもあまり手に入らなかった。

わたしは、その紺トレーナーをどうしても着てみたくて、ある日彼女に思い切って相談したんだ。

「ねえ。そのトレーナー着てみたいんだけど、一日だけ貸してくれない?」と。

気前のいい彼女は「えっ?いいよ」と一瞬でわたしの手の中に渡してくれた。

わたしは、速攻で家に帰って、そのトレーナーをあーだ・こーだしながら彼女みたいな可憐な雰囲気になれるだろう・・・と期待を膨らませ着てみたのだったが。

結果は、残念。

ただの子どもっぽい坊やみたいになっちゃったんだ。

その時、思ったよ「これは、幻想?同じものでしょ?でもまったく違うじゃん!」とね。

おしゃれのセンスって、ひとの内面の感情をかたどったものだとハッキリと自覚できた。

だからこそ、虚栄心や競争心をあおるものだとも。いい勉強になったのよ。

この日から、わたしは、センスという「あらゆる差異を突き付けられる苦悩」の始まりに立ったのだった~

というちょっとバカげたお話。

                 ★

今では、わたしもセンスをどう磨くかは心得てきたつもり。センスはその人の持つ人生すべてを映し出す強烈なインパクトのあるものだ。

先の話じゃないけれど、子どもの季節をとうに過ぎて、素敵なものをどう、自分らしく生活に取り入れるか?

そのあたりは、おしゃれな雑誌のグラビアとかでそれこそたくさん勉強したものだ。電車での通学なんて一番センス磨きにはうってつけだった。

反対に到底センスの及ばない、要するに手に入らないセンスを横目でスル―できる技さえ持つようになった。

そのスル―する技とは、これだけ。

「おしゃれには、魔法の粉なんてないよ」

と、この一言で留飲が下がるのだ。

でもね。今でもセンスのかけらを磨こうと

ひとを見るクセは抜けてはいない(笑)

※ トップの写真は「水切りヨーグルトと摘んだブルーベリーのはちみつがけ」を砥部焼の器で。

『日本で、ヒュッゲに暮らす』イェンス・イェンセン PARCO出版【書評・文化】

【ブログ新規追加394回】

日本で、ヒュッゲに暮らす』イェンス・イェンセン・著(PARCO出版)

ヒュッゲって何語?デンマーク語だそう。綴りは「Hygge」と書く。動詞でも名詞でも使え、「Hyggelig(t)」と書けば形容詞にもなる。

この言葉の意味は、「嬉しい・悲しい」などの人が感じる気持ちを端的に表している言葉なのだそうだ。

ちなみに、みんなでお酒を呑んで、ワイワイやるのはヒュッゲとは言わない。

要するに「楽しい」という感情は違うのだそうだ。何やらめんどくさ・・・。

• チルってる?とヒュッゲは同意語かどうか

そこで、少し前に、日本の若い人の間で流行った「チル」という表現を思い出したのだ。

このチルとは、「のんびり・まったり」や「癒し」などの心身のリラックス状態を表す言葉。

若い人の間で特にネット上で流行ったスラング(俗語)だ。

テンポの遅い曲をチル系と呼んだり、そういったゆるいライフスタイルを好む人たちをチルアウト系と呼んだりするのだそうだ。

これって、デンマークのヒュッゲに似てない?ひたすら心地よい空間を求める生き方や仕事の仕方が日本でも若い人の間から沸き起こっていたのを思い出した。

• 著者のいうヒュッゲの実現には時間が必要

日本とデンマークの決定的な違いは時間の使い方だという。デンマークのライフワークバランスの取り方はこうだ。

1日を3つのブロックに分ける方法(①仕事8時間 ②自分の時間8時間 ③寝る時間8時間)だと。

日本人はもっと働いているように思うとも。その仕事時間革命を奥さんと始める著者。

そういった人間本来のあり方をデンマーク人でありながら日本に住んで体現している様を一冊にまとめた書籍だ。

• さっそく読後感想を。

たしかに、ちょっとおしゃれだが、著者自身の文章に男性特有の無骨さがある。

まず、仕事の時間配分について、日本人である奥さんの働き方に異論を唱え徹底的に話し合う。

その結果、奥さんが仕事を辞めて、本来やりたかった手仕事を始めるというくだりでは唖然としてしまった。

「すごく話し合った」のだという。すべてにおいてこの繰り返しだったら・・・。

ちょっとわたしには合わないと率直に感じた。

「日本人は仕事が命」そう言い切る著者。だが、どうだろうか?今の日本で先ほど取り上げた「チル」する若者の存在を知っているのであろうか?まあ、4年前だから仕方ないか。

じわじわと、周りが変化しているかもしれないよね。

自分の親世代の生き方をどこまでも大切にする著者。わたしには「圧」を感じる文面が多かったのも事実。

しかし、何か生き方の柱のようなものを求めている場合には、大いに取り入れるのもいいのかもしれない。

一冊の本から生活規範を学ぶのも悪くはないだろう。

この書籍は2018年刊行された。それから約4年の間にコロナをはじめ、大きく世界は変わったのだから、「今までの生活習慣がすべて正しい」とはとても言えないと感じた。

                 ☆彡

もくじ

はじめに

1章 ヒュッゲなインテリア

2章 おいしい時間のヒュッゲ

3章 心がふれあうヒュッゲ

おわりに

•さて、 簡単レビューを書く

~北欧デンマーク流ライフスタイル“ヒュッゲ”で心地よく暮らすアイデア。

家具・食事・時間の工夫で変わる。

日本で“ヒュッゲ” を感じて豊かに生きるヒントがいっぱいデンマーク+日本の混合ヒュッゲで暮らしをもっと楽しもう~

                ☆彡

徹底的に「心地よく暮す」に注力した本だ。

子育て、パートナーシップ、コミュニティの在り方、仕事の仕方など様々な範囲を網羅している。

しっかし、おしゃれな北欧ばかりじゃないよ!と、小さなパンチを喰らった一冊。

たまには合わない本も紹介したくて登場させた。

興味があればぜひ!