人生が豊かになる・心が喜ぶ時間とは~ひとり没入時間を充実させる~わたしの場合はピアノ&ヨガや通勤タイム【暮らし・ひとり没入時間/旧記事更新126】

【ブログ新規追加1250】

ひとりになり、頭を整理する時間こそ豊かになれる。

ひとり時間をもつメリットと、意識的に時間をつくるコツを考えてみた。

わたしは毎月、その月予定していた営業先の商談がすべて終わった日、必ず自分の心が喜ぶ時間を与えてきた。

それは、お気に入りのホテルのラウンジにひとりでお茶をするとか、大型書店で心ゆくまでじっくりと読みたい本を探すとか、季節の装いを試着してみたりとか、化粧品に凝ってみたりなど。

また、家では、気の済むまで少々難解なピアノ曲を弾いている。

真夏にはまったく触れられなかった、ピアノを弾く没入時間に、今は大いにハマっている。

難解=素敵な曲はだいたい数か月かかって仕上げている。曲の持つ時代背景や作曲家のあれこれなどを調べ学習もする。いわゆる研究思考かしら(年間2~3曲をレパートリーに増やしてきた)

電車通勤の日は、譜面の読み込み(スケッチという)を通勤時にやり、いよいよ家に帰ったら、すぐに難解な曲に取り組む没入時間は、なんて豊かなんだろう・・・って、いまさらながら感じている。

厳しいプロのレッスン時代を経てきたからこその領域だと自負してもいる。

音大時代の習慣がまるっと還ってきたような、人生後半の豊かな時間だ。

こういった生活の端々にある素敵なアイテムを追求し没入することで、心に大喜びをさせるのが楽しい!って実感しているわ。

お気に入りのホテルでお茶するまでのストーリーがあるとすればこんなかしら。

~さあ、仕事休み!今日の自由時間は外で楽しもう!と、家を出たのはいいけれど、どこで、なにをしようか決めきらないまま駅についてしまった。

はじめは緑豊かな公園。静寂の中で自分と向き合おうかしら、などと考えたが、なんだかちょっとピンとこない。

ということで、心地よくて自分が整えられるお気に入りのホテルのラウンジに行ってみた。

電車に乗って。

これが、本当に大正解!

 自分らしいひとり時間を過ごせる場所をもつというのは人生の充実に繋がるよね~

と、短いストーリーを描いてみた。

とはいえ、まだまだ「ひとり行動はさみしいものだ」「ひとりになりたいけれど、そんな時間はない」と感じる人も多いだろう。

でも、ひとりでなにかをするときにこそ「自分自身」が分かってくるのだと思い、堂々と楽しむようにしている。

ま、これはわたしが普段、外営業をこなす身だから感じる「ひとり時間」の充実そのもの。

さて、ここでひとり時間をもつメリットを上げてみよう。

(私の場合は、通勤時間がもっともひとりを感じる時間)

●自己理解が深まる

静かに自分と向き合うことで、普段気づかない感情や思考を整理が進む。これにより、自分の本音に気づき、どんな価値観をもっているのかを深く理解できるようになる。

●クリエイティブな発想が生まれる

ひとりでボーっとしているときほど、脳が「ひらめき」を生み、アイディアや自由な発想がしやすくなるように思う。

●冷静な判断ができる

ひとりで考える時間は、感情に流されずに論理的に物事を考えやすい。焦りや不安を落ち着かせ、より客観的に状況を判断する力が強化されるように感じる。

●ストレスの軽減

家族や仕事関係など、だれかのために生きている人は多いのではないでしょうか? 他人の期待から一時的に解放される時間をもつことで、精神的なリラックスを得ることができる。

●自己成長につながる

ひとりで考えることで、他人に依存せず、自分の力で解決策を見つける力が育まれる。これにより、自己成長が促され、自信が深まっていく。

とこんなメリットが上げられていた。いいことばっかりだわ(笑)

次に、ひとり時間を意識的につくるコツを書いておこう。

• スケジュールに「ひとりの予定」を入れる→まず、なによりも先に、ひとり時間を「予定」としてスケジュール手帳に書き込む。

わたしの場合「各週で木曜日はヨガのレッスン(1時間)に行く」と決めている。

その日は、12時からオフタイムにして手帳には目立つようにピンクのラインを引いておくの。(ピンクのラインがウキウキ感を表す!効果あり)

• 早起きしてひとり時間をつくる→15分から30分だけでも家族より早く起きて、ひとりの時間に使おう。

静かな朝の時間は、1日の計画を立てたり、心を落ち着けたりするのに最適だ。

この春から20分間の朝ヨガを始めてからは身心が整い、毎朝やる気スイッチがオンされる。

• 家事を効率化し、余った時間をつくる→毎日の家事や仕事を効率化することで、生まれた時間をひとりの時間に変えることができる。

シャツにはアイロンをかけ(ピシっとした気分を作る)、ぞうきんは使い捨て不織布、掃除機は2日に1回、買い物はネットなど家事の効率化を進めて時間を余らせるようにしている。

• 通勤や移動時間を活用する→通勤や移動の時間をひとり時間として活用しよう。

バスや電車の中で読書したり、イヤホンでオーディブルを聴くなど、他人と関わらずに自分の時間を楽しむことができる。

家の中でも、イヤホンをつけて映画を観ていれば、となりに家族がいてもひとりの世界(笑)

• リラックスタイムをルーティンに取り入れる→夜寝る前や仕事後のリラックスタイムを、ひとり時間として固定化しよう。

秋冬は入浴タイムも長くなるので、お風呂にゆっくりつかりながら顔を美容パックしたり、アロマオイルを入れてリラックスタイムに!

お風呂の中で、いい考えが浮かぶことも。

• 「ひとりランチ」や「ひとりカフェ」の習慣を持つ→ひとりでランチを楽しんだり、カフェで過ごしたりする時間を意識的につくることも有効。

そのあとに、ちょっと散歩をすれば、さらにリフレッシュ効果は高まる。

• 自宅に「ひとり時間用のスペース」をつくる→どうしても、自分だけのリラックスできるスペースを設けることも大事。

私は、自分のためにひとり掛けソファを購入した。

自分の居場所をつくるために、クッションひとつでも自分専用にしてみること。

• 小さな習慣を取り入れる→ひとり時間はなにをすればいかわからないなんて場合は、毎日、5分や10分だけでもこういった習慣をつくってみるのはいかが?

たとえば、朝に短時間の瞑想や深呼吸、夜に感謝のリストを書くなど。このような小さな習慣を続けるだけでも、ひとり時間が自然に増えていくもの。

最後に。

SNSが盛んになった現在は、多様な価値観が認められ、個人の考えやライフスタイルを尊重する風潮が増してきている。

だから「ひとりを楽しむ」ことが新しい豊かさの意味になると思ったのだ。

ぜひ、1日の中に「充実したひとり時間」を作ってみよう。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年9月27日記事

『SunTAMA Style』2021年9月27日記事

『SunTAMA Style』2022年9月27日記事

『SunTAMA Style』2023年9月27日記事

『Life Tour21st』2016年9月27日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1061288749.html 「ネット批判と向き合うには?

わたしの小説の書き方~簡単にまとめてみた~今、面白い小説も紹介🎶【日々のエッセイ・しごと・小説道/旧記事更新117】

【ブログ新規追加1241回】

9月1週目。仕事中心の毎日が粛々と過ぎ去っていく。

ああ~~、これが、本来のわたしの姿だったじゃない!?

と、己を鼓舞しながら、残暑の中仕事を続けている。

わたし本来の働き方?改めて考えてみれば、わたし本来の書き方にも繋がってくる。

そこで、今日はごく簡単に「誰もが書ける?小説の書き方」をぎゅっと!まとめてみたのでご覧あれ。

目次を書く
1、テーマの設定(一番大事!)
2、アイデアを練る(物語の手触りや色彩など)
3、プロットの構築(プロットとは、ここでは物語の仕組みを指す)
4、主人公の設定
5、設定をこまかく
6、「人称」とは?(必須の条件。一度はしっかりと学ぼう)
7、「おまけ・こぼれ話」も用意しよう!

めっちゃ短く簡単に書いてみた。

これだけで、小説教室の1回分(3000円ぐらい)の価値がある(笑)

まず、この7つのガイドラインに則って書いてみることをおすすめする。

そうすれば、あら~~~!不思議。小説の形を成した文章が生まれてしまうんだ。

わたしは、かれこれ10年前にこの書き方を知り、ずっと、淡々と、丁寧に我が小説を綴り続けている。

小説は、プロでない限り、時間制限はない。よって、じっくりと作品に向き合うわたしだけの時間が作れる。

何年もその世界を創作していくことで、自分自身の生き方までも芳醇に変えて行ける「小説道」は、意外だけれども、もっともおすすめかもしれない。

わたしもコロナが勃発した時に書き始めた小説がある。時折思い出した時に手を入れている。

そうすると、主人公に血が通い、勝手に動き出して行く様をこれまで何度も経験してきた。

これは、面白い!

そう思ったら、わたしの勝ち(笑)

それでは、今、おもしろい小説を1冊紹介していこう。

               ★★★

古本食堂 新装開店』原田ひ香・著(角川春樹事務所)

Version 1.0.0

簡単レビュー

さみしい時もうれしい時も本はいつだって、寄りそってくれる。
大ロングセラー『古本食堂』が満を持して、新装開店。
美味しいごはんとあなたの物語がここに!

珊瑚(70代)は急逝した兄の跡を継いで、神保町で小さな古書店を営んでいる。
親戚の美希喜(20代)が右腕だ。
作家志望の悩める青年や、老母のために昭和に発行された婦人雑誌を探している中年女性など、いろいろなお客さんがやって来る。
てんぷら、うなぎ、カレー……神保町の美味しい食と思いやり深い人々、人生を楽しく豊かにしてくれる本の魅力が沢山つまった極上の物語。

目次まで楽しい!

第1話

『お弁当づくり ハッと驚く秘訣集』小林カツ代(著)三百年のお寿司

第2話

『極限の民族』本多勝一(著)日本一のビーフカレー

第3話

『十七歳の地図』樋口譲二(著)揚げたてピロシキ

第4話

『お伽草子』あつあつカレーパン

第5話

『馬車が買いたい!』鹿島茂(著)池波正太郎が愛した焼きそば

最終話

「輝く日の宮」~丸山才一(著)~文豪たちが愛したビール~

と、名作に彩られながら名作と神保町の上手いモノと最高のドラマがそこにはある。

全部読みたいし、全部食べたい(花より団子だわね)

さ、読書の秋、解禁!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年9月6日記事

『SunTAMA Style』2021年9月6日記事

『SunTAMA Style』2022年9月6日記事

『SunTAMA Style』2023年9月6日記事

  『Life Tour 21st』 2016年9月6日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1060770323.html「マイナー路線で、来たから・・・」

    

生き延びた日~今がちょうどいい【健康・エッセイ/旧記事更新112】

【ブログ新規追加1237回】

(北軽井沢2024年7月25日撮影)

~生き延びた日~

今日、8月26日はわたしが「生き延びた日」。

16年前の2009年、友人宅で突然の強いめまいに襲われた。

そこにいた元看護師の友人が、わたしの動作やろれつの回らない発言を見聞きして「脳が損傷したようです!」「すぐに救急車呼んで!」と、迅速に手配をしてくれ、わたしは発病後わずか46分で大学病院に緊急入院した。

この友人の迅速な対応、大学病院での処置に至る経過を朦朧とした頭で考えていた。

緊急処置の結果「脳出血を起こしていました。早期発見で止血が上手くいき、手術は避けられました!」との主治医からの説明。

「ああ、生き延びたんだ」

友人に迷惑をかけたな・・・家族は心配しているだろうな・・・一人暮らしの母親も心配・・・そうだ!仕事先への連絡!いそがなきゃ!・・・などなど、目まぐるしく頭のなかで、自分の周辺状況の連絡手配に必死になっていた。

そして、わたしはICUにいるにも関わらず、看護師に向かって「今日、何時に帰れます?」と聞いていた。

看護師からは「今日?今日は帰れません!」

わたし「いつになるんですか?」

看護師「正確なことはまったくもうしあげられませんが、数か月かかるかと・・・」と。

わたし「えっ?!」

事態の把握が終わったとたん「そうなんだ、もうこれまでの日常にはすぐに戻れないのか」と、意気消沈した記憶がある。

それから、家族に入院に必要なモノを揃えてもらうために「メモ」を書こうとしたら、右手の感覚がなくペンを持てないし、メモなんて書けない。利き手の右手は完全麻痺していた。

だったら、口頭でと思い、言葉を発するにも言葉が出ない!脳神経損傷による失語症を発症していた。

辛うじて、肢体麻痺は避けられた様子。足は麻痺していなかった。

すべて、一旦リセットされたわたしの体。ここまでが脳出血発症から丸一日の記憶だ。(後日、麻痺損傷の検査結果では全身27ヵ所に及ぶ重症と診断)

朦朧とした頭で、これまでとこれからの人生を考え続けた。それは、経験したことのない道だ。

わたしは、涙も出ず、「さあ、面白くなってきた!」と、瞬間に心が燃えるのを実感し、奥底から漲る勢いに自分自身が驚いた。

生き延びたんだから、さあ、闘えと。

(早朝の美ヶ原高原2024年7月26日撮影)

~そして、今がちょうどいい~

発病から今日で、満16年がたち、わたしもなかなかの歳になってきた。奇跡の現役復帰を果たした仕事も相変わらずバリバリ状態。

先週から、猛暑のなか仕事に邁進していたら、口の周りに口角炎ができ顔や首にまで広がってしまった。

「もう!痛いじゃない!」と、どこにも向けられないイライラを抱えつつ、それでも、やりがいのある仕事が楽しくてしょうがない。

大病からの生還を経験したからであろう、一つ一つものごとに前向きになれる自分を構築できたのだ。

要するに窮地に陥っても「逃げない」とか、嫌な場面に遭遇しても自分を守るための「愚痴をばらまかない」とか。

そういう自分は、決してまだまだ「おばさん」じゃないとしぶとく粘る(笑)

「わたしはもうおばさんだから」と思い込み、口に出した瞬間に本物の「おばさん」になってしまうんだ。

~いったん口に出された言葉にはそれくらいの力がある~

翻って、わたしが生き延びられた背景には、あの8月26日に「どう思い、どう決意したのか?」にすべてがかかっていたのだと思い返している。

「さあ、面白くなってきた!」

と瞬間に思った発病だったから、麻痺の克服から奇跡の復活を遂げた今に至る人生が、面白くて仕方がない。

そう、今がいちばんいい。

(1623文字)

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『SunTAMA Style』2021年8月26日記事

『SunTAMA Style』2022年8月26日記事

『Life Tour21st』2016年8月26日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1060477341.html「思い立って、郷土の遺跡を訪ねる。

『みいこStyle』2018年8月26日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/20609927.html[ 「約束の日

長野で一番食べたかったモノはこれ!偶然見つけて幸せだった話♪~後半はなすのそうめん~レシピの紹介【暮らし・夏のごちそう/旧記事更新104】

【ブログ新規追加1229回】

今度、長野に行ったら絶対食べよう!って、思っていても忘れちゃったり、売り切れだったりした幻の「牛乳パン」を上田市の秋保市場で偶然見つけた。

市場内にある地元の人しかいないようなスーパー。しかも夕方で、あの毎週決まった曜日にだけ販売される「「牛乳パン」があった。

松本市の超有名店「小松パン店」の牛乳パンをTVで観た時から、わたしの憧れご当地パンの第一位になったの(笑)

バタークリームと生クリームがミックスされたとっても軽いクリームが、柔らかなパンに分厚く挟んであるのよ。

ま、いうなればアメージングの一言(笑)

登山する日の朝、3時に起きてホテルのシャワーを浴びる。

そして、熱いコーヒーと冷蔵庫で冷やしておいた「牛乳パン」を食べる幸せを経験した。

憧れのトレッキングコースを歩く前に、憧れていたパンの朝食。

最高に美味しかった。

長野へ行くことがあれば、ぜひ!買って食べてみてね。わたしが買った上田市のササザワベーカリー製は1個180円だった。(市場価格かも)

松本市の小松パン店では1個500円前後だそう。(調査不足で正しい値段分からず)値段が高いのは、大きさのちがいかも。

ちなみに、美ヶ原高原美術館併設の道の駅では「王ヶ頭ホテル」の特製牛乳パンがやはり1個500円で販売されていた。もちろんホテルでも売っている。(こちらは上品でちょっと小さめだった・笑)

あの独特の白いビニール袋に入った白いクリームのパン。一度食べたら絶対にハマるはず(笑)

という、美味しいご当地パンの話。

そして、まあ、暑い、暑い夏を乗り切るために、今日こそは「なすのそうめん」を夕食に食べようと思ったので、レシピも載せておく。

休日買い出しはするが、作り置きとかは一切しない。

ただ、朝、夜に飲むアイスコーヒーを用意したり、冷たくして食べるお浸しや冷や汁の素なんかは用意しておく。

疲れて帰ってきても、何か冷たいおかずが一品あれば、食事の準備がグンっ!と楽になる。

【調理時間7分】でパパッとできる「とろけるなすそうめん」のレシピをご紹介する。

時短で作れる順番で調理をすれば、あっという間に作れるのでおすすめ。

レンジ加熱したなすはとろけるような食感。お好みで白すりごまやラー油などをかけてもおいしい!

【調理時間7分】で「とろけるなすそうめん」のレシピ

(材料:1人分)

そうめん…1.5束(75g)

なす…1本

青ネギ…適量

ごま油…大さじ1/2

A水…130ml

Aめんつゆ(3倍濃縮)…大さじ2

(作り方)

  1. 1 なすはへたを取って縦8等分にし、耐熱皿に入れてごま油をふって和える。ふんわりラップをかけて電子レンジ(600W)で2分加熱し、冷ましておく。
  2. 2 (A)は合わせて冷やしておく。
  3. 3 鍋に湯を沸かしてそうめんをゆで、冷水でしめてざるに上げ、水気を切って器に盛る。(1)をのせて青じそ、みょうがを盛り、(A)のつゆをかけたら出来上がり。

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『SunTAMA Style』2021年8月7日記事

『SunTAMA Style』2022年8月7日記事

『Life TOour21st』2015年8月7日記事

八王子まつり真っ盛り!

毎日が発見~ちょっとのひらめきで生きる喜びを感じる日々【ブログ紙上講座・書き方のコツ/旧記事更新103】

【ブログ新規追加1128回】

わたしの暮らしは驚くほどシンプルだ。

生活の中で7割を占める仕事をし、読書(大いなる趣味であり仕事の一部であり、このブログの心臓部でもある)を丹念にし、時折、手紙やはがきを書き、贈り物をし、小さな家庭菜園で野菜を育て収穫をし、ちょっぴりのご近所づきあいをする。

あとは、週1回の買い出しを盛大にし、作って食べるだけの健やかな、平々凡々とした毎日だけれど、1日ひとつは何か新しい発見や情報を得ていると思う。

先週は夏旅のまとめとして2本のブログを書いた。

そこにはありとあらゆる情報を駆使した夏旅の仕込みを含むわたしの頭脳(笑)が集約されている文面となっている。

だから、幾度書いてもこれで良し!とはならず、何度も書き直してやっと、1本の記事が完成している。

そして、書きこぼしたところについては、本の紹介の後文としてこぼれ話で載せてある。

「とことん細部にこだわって書く」これは、最近発見した「わたしの癖」なんだろう。

これでいいや!的な「やっつけ」はブログ記事の中であっても排除しつつある。

要するに細部を上手に文章に取り入れることで、その場にまるで居合わせたかのような錯覚を起こさせる文章を狙って書いているのだ。

どうして、そこまで細部にこだわるのか?

それは、小説の世界には必須の条件だと、かの芥川賞作家・村上龍氏が述べていたからだ。(会話だったら、徹底的に息遣いや間合いまで書くとか、待ち合わせだったら、シチュエーションを細かく書くとかいうことだ)

で、わたしの場合、細部にこだわるというのは、いったいどういうことか?といえば、

それは、旅ならば、時系列に行った先々の様子をつぶさに書き表すことだ。

そうすることで、読者が「まるで旅をしているかのような」感じになるのを期待して書くのだ。

だから、臨場感たっぷりの情景が思い浮かぶ。ただし、書き手の主張(好き嫌い)を反映するのは良くない。

せっかくの旅だし、「行きたくて行った」という気持ちが伝わればいいのであるから。

こういったことを頭の片隅に置いて、一気に写真を入れつつ記事を仕上げる。

そして、微調整を延々とやるの。ここが、一番楽しい!

こんな地味で根気のいることばかりだが、そこにシンプルな生活+ちょっとした新たな情報や発見で、毎日を豊かに過ごせているの。

先週、旅の疲れも癒えたところで7月30日に奥多摩へ「涼」を求めてドライブしてきた。

写真はその時、「あっ!きれいだな」「涼しそうだな!」と思ったものだけを撮ってきたので載せておく。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年8月4日記事

『SunTAMA Style』2022年8月4日記事

『SunTAMA Style』2023年8月4日記事

『Life Tour 21st』2016年8月5日記事

ライタートレーニングという旅路

『みいこStyle』2018年8月5日記事

首のたるみが気になるの

★2025年5月5日更新 3つのブログを続けたことで文筆家への道が開けた話【仕事・ライティング】

【ブログ新規追加4】

2016年2月、突発的にライター業を始めた。そこから1か月後、ある小さな都心の出版社から、当時流行り始めた電子書籍の執筆依頼を受けたのだ。あれから4年が経ち、ライター業から、実用エッセイなどの書籍を執筆するようになった。そこで今回は、当時ライターを始めた動機を書いた記事を引用する。(加筆あり)

【もくじ】

  1. 一週間でフリーライターとなる
  2. ライターという仕事
  3. ライター業界のクリエイティブな話

1.一週間でフリーライターとなる

2016年2月、母を看取り5年に及ぶ介護が終わった。さて、これからどうしてこうか?ぽっかりと空いた時間に茫然としたが、次への行動をすぐに始めることにしたのだ。悲しみも癒えぬうちだったのだが。

普段会社員のわたしは、自分の仕事のバランスを考えてみたところ、意外なほど隙間時間があり、土・日がしっかり休めることなどから、ブログ開設一周年を待たずに、フリーライターになろうと決めた。思い立ったが吉日、そのまま、いくつかのWEB制作会社への応募をして行った。


応募から、3時間後、早くも某WEB制作会社の編集の方から返答を頂けた。やりとりの中で嬉しかったことがある。ブログを拝見させて頂いたが、良く作り込まれていて、読みやすいコンテンツですね!と。

まだ、ブログを始めて11か月。プロの編集者から見れば粗削りなものだろう。それを褒めて頂いたことから、ブログを続けてきてよかったと心底感じられたのだ。そして、テストライティング後、一週間で3本の文章原稿を執筆することになった。約一週間の間にフリーライターとなった。

亡き母が残した球根が咲いた

2.ライターという仕事

ひとくちにライター業といっても、大きく分けて3つの分野がある。ひとつは ITや医療などの専門分野、執筆もテキスト系だ。もうひとつは 美容、旅、ファッションなどのライフスタイル系、さらに広げればビジネス分野も文章原稿の依頼が多い。今日では、介護、新型コロナウィルス感染防止の予防学など、日進月歩で訴求される記事も変わっている。

まず、依頼された内容に応じて、きっちりと資料を揃えて書くことが大事だ。取材などが求められている場合も、先方の求める内容の聞き出しが重要。そして、自分の主義主張を絶対に出さずに正確に書くことがもっとも大切なのだ。

そうして、だいたい50本ほど、様々な記事を仕上げ、納品できるようになった時、改めて自分の得意な分野の拡大に乗り出して行けばよい。ストレスなく、長文の記事がスラスラ書けるのは、最高に気持ちがいいものだ。しかも、得意な分野だったら、さらにライターのキャリアアップにもつながるだろう。

ちなみに、わたしの得意分野は、書籍レビュー(250本の納品実績あり) 文章術(書籍) 女性の働き方(書籍)など。

ブログのネタもだいたいはこのあたりのことを、丁寧に楽しみながら執筆している。いずれは短編小説などにも挑戦して行きたい。

自宅窓から望む美しい夕焼け

3.ライター業界のクリエイティブな話

最近のライター業界でも、自分の才能を開花させてくれるコンテンツプラットフォームがどんどんWEBでの広がりを見せている。note、Mediam、カクヨムなどが、クリエイターに人気だ。文章、写真、イラストなどを投稿でき、SNS機能でメンバーやフォロワーと交流することで、作品の評価も受けられる。

noteでは、有料投稿システムで投げ銭感覚で、自作を有料販売できる。いつかは自分の作品を世の中に出したい!と願うクリエイターの希望にもなっている、プラットフォーム。使わない手はないだろう。

業務の対価として金銭を得るというのが仕事の定義だ。わたしも隙間時間で請け負ったものだから、このぐらいでいいだろう・・・なんて気持ちは微塵も無く、徹底して文筆の世界にどっぷりと浸かっている。

これから、長いつきあいになるだろうと推測されるライター業。今まで生きてきた中で体験したことなんかを小説に書けるぐらいに磨きをかけて行きたいものである。

まさに日々是好日

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