夏の終わりは地元でトレッキング~大展望ハイク「陣馬山」~写真多め【風景・展望ハイク】

【ブログ新規追加461回】

陣馬山へは四方からの登山道が延び、複数のルート設定が可能だ。

今日は、夏山最後として、「陣馬山・標高857m」へ登ってきた。

東京・神奈川にまたがる陣馬山は、かつて武田氏と北条氏が戦った時、山頂に陣を張ったことから陣張山と呼ばれ、さらに転訛して陣場山となったのだそうだ。

地元で古くから愛されてきた懐かしき里山風景をドライブ(家から40分)、車で行ける登山道「和田峠・標高670m」の駐車場に到着。(一日800円)

和田峠駐車場から約40分かけて山頂を目指して山行スタート。

かなりの急登が続く登山道は半分ほどが木道階段の「男坂」こちらは真っすぐに近い山頂への道だ。ただ、急登がほぼずっと続く。

しかし、山頂まで健脚であれば約30分!と、恐ろしく早いルートだ。

男坂↓

一方の比較的なだらかな山あいを縫うように登る「女坂」心臓疾患を持つ夫は迷わず「女坂」を選んで登り始めたので後を追う。

女坂↓

しかし、なだらかだと思った「女坂」も実はかなりの急登だった。

あと400mの標識に元気をもらい、夏の植物を撮影しながら、山頂近くであの「馬の像」が見えた時は軽く小躍りしたもん(笑)

で、山頂に到着。ここまでで、家からまだ2時間!やっぱり近場の大展望ハイクっていいな・・・と、ひとりご満悦だ。

山頂の清水茶屋で山バッジを買い、さっそく帽子につけてみた。陣馬山だもの「馬」があるやつにしたよ。

清水茶屋の御主人にテラスでお弁当を食べていいか?ガスバーナーは使えるか?など確認して席を取らせてもらった。

今日の山飯・・・トマトとコンビーフのカレー(レシピあり)・くろごまフランスパンとガーリックライス添え・ゆで卵とキャベツのサラダ。

「トマトとコンビーフカレー」トマトジュースのまろやかな酸味で爽やか♪ レシピを紹介する。

• 材料

コンビーフ缶・・・80g一缶

有塩トマトジュース・・・180ml

カレー粉・・・大さじ2

ウスターソース・・・適量(個包装がいい)

塩&胡椒・・・適量(小さな瓶づめを用意)

パン&ご飯

• 作り方

コッヘルかシェラカップにコンビーフ、カレー粉、ウスターソースを入れて、スプーンで良くかき混ぜる。良く混ざったらトマトジュースを全部入れる。

ガスボンベを発火させて、靜かにコッヘルないしシェラカップをバーナーに乗せ沸騰するのを待つ。

すぐに沸騰するのでガスを弱火にし、1分ほど煮詰めて火からおろす。

お好みでフランスパンや白ご飯と一緒に食す。

塩加減が足りない場合は最後に味を調えると良い。

※ パンは最後にカレーをきれいに拭うことができるのでおススメ。作り方のコツは「火にかける前にコンビーフにカレー粉とウスターソースを混ぜ合わせ、味を均一にすること。これで時短調理が叶う。

速攻で本格山カレーができる!

わたしは、ガラムマサラとローリエも入れた。これで味も香りも本格的~~♪

そうそう、食べる前に、眺めの素晴らしいテラスで「ペリエ・レモン」で乾杯!そして、シュワシュワペリエとカレーの山ご飯を堪能した。

で、しばし、憂さを晴らす絶景と山の涼やかな風に吹かれて汗も一瞬で消えた。方向では、わたしのずっと後ろにもくもくした雲のあたりが富士山。

晴れていても霞んで見えない。チョットだけ残念。

さて、季節の花を見ながら下山する。

和田峠駐車場までは、男坂の急下りを頑張る。

木道下だりの途中で一瞬足が止まった。「熊」でるのね(汗)

というわけで無事登山を終えて、14時過ぎには帰ってきた。

約5時間の山行。いい気分転換だ。

9月からの仕事がどうか順調に行きますように・・・と、願いながら歩いた。

悩みや苦しみがある時は「山」へ行こう。

高原や森林の持つ清廉とした空気を吸う。そして山頂から圧倒的な展望を見せてもらい、心や体の根本から元気を注入するのだ。

そうしたら、くよくよしていたことも「なんでもないさ!」ってなる。

そのぐらい、自然の驚異に触れるのは大切なのだ。




ああ~、森で暮らしたい(笑)


47都道府県どこまで足を踏み入れているか~自分の旅記録を徹底調査する🎶【風景・旅記録】

【ブログ新規追加455回】

47都道府県、いったいどのくらいどこへ足を運んだだろう?

徒然に思い巡らせても実際の数字が分からないから、全部書き出してみようと思う。

自分の足跡を知るいいチャンスよ。

自分の国だもの、いつかはすべて踏破したい。

ぜひ、あなたもやってみて。

                 ★

日本地図を見ながらどうぞ。(〇=行った、△=通り過ぎた、✖=行っていない)

1、北海道〇

2、青森✖

3、秋田〇

4、岩手△

5、山形〇

6、宮城〇

7、新潟〇

8、福島〇

9、石川〇

10、富山〇

11、福井〇

12、栃木〇

13、茨木〇

14、群馬〇

15、長野〇

16、埼玉〇

17、東京〇

18、千葉〇

19、山梨〇

20、静岡〇

21、岐阜〇

22、愛知〇

23、京都〇

24、三重〇

25、滋賀〇

26、兵庫〇

27、大阪〇

28、奈良〇

29、和歌山✖

30、鳥取✖

31、岡山〇

32、広島〇

33、山口〇

34、島根〇

35、香川〇

36、高知〇

37、愛媛〇

38、徳島〇

39、福岡〇

40、佐賀〇

41、長崎〇

42、大分〇

43、宮崎〇

44、熊本〇

45、鹿児島〇

46、神奈川〇

47、沖縄〇

ふう~、終わった。というわけで旅好きのわたしの残すところは「青森」「鳥取」「和歌山」

踏破寸前(笑)

これで見ると、✖3△1。

コロナ終息祝いでは、✖&△を攻めてみたいな。

青森や岩手、遠いけどなんとなく憧れがあるし。鳥取砂丘もね。あっ和歌山も~♪

こんな旅の遥か先のことをひたすら考えていた夏休みだった。

で、東京から出ないのが基本だから、まだまだ油断せず晩夏を楽しみたいと思っている。

月末の仕事が始まったばかりで、もう休みのことを考えている能天気さ(笑)でも、こうでなくっちゃね!

「東京登山・写真で綴る御岳山/みたけさん」【風景・御岳山】

【ブログ新規追加453回】

御岳山は東京都青梅市にある標高929mの山。

古くから山岳信仰の対象となっており、山頂には武藏御嶽神社が建立されている。

天空の集落と言われる御坊(おし)集落があり、現在では25軒の宿坊がある。登山の疲れを癒す精進料理を1000m近い山の上で味わうのも乙なものだろう。

これまでこのブログでは、東京の西の最果てを度々紹介してきた。

今回は本丸となる御岳山を登ったルートと、見どころを紹介する。

御岳山の入口は滝本駅~そこからケーブルカー(急勾配22度)に乗る事6分で、御岳山駅に到着する。(御岳山登山口から徒歩で御岳山駅を目指すと、約「1時間20分」かかる。これは健脚な場合だそう。

わたし達はケーブルカー(往復1130円)を選んで始発の7時30分に乗り込んだ。車は滝本駅前にあるTimes24(平日24時までは一日1100円)に停めた。

※ ケーブルカーはコロナの影響から乗車人数制限をしているが、夏場は15分おきに臨時列車が運行されている。駅の構内ショップの品揃えもまあまあで、わたしは、登山記念の山バッジを夫と共に購入。)

さっそく山頂で帽子につけてみる。名物ピンクのレンゲショウマと山、ピッケル&ロープ、山の名&標高と小さいながら可愛いデザイン。

御岳山駅で早朝(7時50分)の東京を眺める~オリンピックマスコットのモニュメントもあった。

レンゲショウマ(夏山野草)の群生地へ急ぐ~富士峰園地で5万株のレンゲショウマと対面する。

ケーブルを降りて、徒歩5分の富士峰園地は北斜面に5万株のレンゲショウマが群生(自生)している。

8月後半から9月初旬にかけて淡い紫色の3㎝相当の花を咲かせる。レンゲショウマはキンポウゲ科の多年草で、細長い花茎を伸ばして3~4㎝の花を下向きに咲かせる。

レンゲショウマの名前の由来だが、蓮の花に、葉がサラシナショウマににていることからそう名付けられた。

希少性の高い山野草なため、園芸種でも販売はされていない。わたしが今まで見てきた場所は東京では御岳山と高尾山、神奈川では荻野運動公園に咲いている。(自生の植物の場合、気象状況で毎年同じ場所にきっちり咲くとはいえない。)

希少な草花を守るために、富士峰園地の入口には門扉と網シートが張ってあり、それぞれが門扉のポールを外して靜かに園地へ入場する。

木道階段も急勾配で、油断したら滑りそうな極めて危険な場所だった。

しばらくアップダウンが繰り返される山道をトレッキング~御岳山ビジターセンタを目指す

天空の集落(御坊/おし)へ足を踏み入れる

宿坊の入口(丸山荘・高級そう!)

右側の道下のれんの先は「JR青梅線 鳩ノ巣駅」わたし達は武藏御嶽神社(山頂)へ向かう。

途中、神代ケヤキに出会う。

武藏御嶽神社参道の斜面にそびえる樹高23mの御神木である。樹齢は1000年を超えているそうだ。(大国西の尊が云々…とか熱心に教えていたお父さんがいた・笑)国の天然記念物。

武蔵御嶽神社参道をゆく(緊急事態宣言中で8月22日まで、すべての商店が閉店している)

ここまで、天空の集落を歩きながら武藏御嶽神社を目指す。山の中は一般道はなく、生活者道路として軽自動車が通れるぐらいの道しかない。

50CCのバイクに何度も出会う。急勾配の坂道を上がり続けるから、バイクや軽トラックの音が聞こえたら、ひと休みと路肩に避けて待つのもいいものだ。

大自然に包まれて癒されるパワースポットの御岳山山頂

で、やっと武藏御嶽神社入口に到着。湧き水のお水取りでしばし涼をとる。

ここから、石段(たぶん200段以上はあったような・笑)最後の登りに挑む。

これが延々と続く先に神社が姿を現わす。

ここまでで、午前9時。ほぼ計画通り。

このあとは、長尾平まで下り(200m歩く)休憩をとる。(山飯も作る)

朝9時30分の山飯。(コッヘル2つのセットにはバーナとガスボンベが収納できるので気に入っている)

長尾平には、緊急離着陸できる東京~御岳山へリポートがある。

ヘリポートからの眺めを堪能するわたし

ここからが険しい下だり道が続く。

滝や岩のガーデンへのルートだが、あまりに悪路のため滝はやめてロックガーデンまでとした。(所要時間2時間)

美しい緑苔むすロックガーデンは、入口からすでに崖を下る鎖場だった。もう、ここまででかなり歩き疲れたので入口の崖を見て終わり!とした。

目の前に苔むした巨岩と鎖場があり、ここからはクライマーの聖地だとも言われていた。

で、ロックガーデンから、ゆっくりと御岳山駅への帰りを目指す。

途中疲れのせいか、あまりにゆっくりなわたしの足取りに、すれ違ったご夫婦から、「足つったの?68って薬持ってるけど飲む?」といきなり声をかけられた。

※ 68とは→漢方薬 芍薬甘草湯のこと。

気軽に声をかけてくれたご夫婦。ホントに有難い。山慣れしているようで、旦那さんが、「木の根は踏まないようにゆっくりとね!」っと、優しく促してくれた。

こんなふれあいが充実した登山となる。

実は、6月に患った皮膚細菌感染症で食が細くなり4キロも体重が減った。

足の筋肉の衰えを危惧していた。

今回、久しぶりの山行でハードに歩いてみて、自分でも驚くほど足が弱っていた。トレーニング開始しよう。

御岳山は、どこも入口だけは砂利が敷かれて歩きやすくなっているが、少し山に入ると木の根っこだけの道や岩だらけの道になる場所がひどく多かった。

悪路にも勇敢に挑戦できる脚力を取り戻したいと切望した登山だった。

これから、トレーニングをしながら秋の山をどんどん楽しむつもり。

まあ、足つりに気をつけてやるね(笑)



東京で本格的トレッキングをする~「日帰り御岳山」準備編【風景・登山】

【ブログ新規追加451回】

やっと晴れ間の見えた今週の中盤。山は昨日まで雨でも今日晴れたらもう大丈夫!とか絶対に危険。

で、一日おいて、今日待ちに待った「わたしの夏休み」が実現した。

はあ~、長かったな。

しかし、山頂の清々とした空気は、わたしのこれまでの鬱々を洗い流し、辛抱した甲斐があったと、つくづく感じる素晴らしい眺めだった。

※ 今朝7時50分の御岳山(山頂にほど近い見晴らし台にて)

御岳山は8月後半にどうしても行きたかった場所だ。大好きな夏の山野草(自生)が咲き乱れる様を見られる絶好の期間だから。

御岳山の詳しくは、明日まとめてアップする。

今日は昨日まで準備していたあれこれを振りかえってみよう。

• 準備品のあれこれと入山前にやっておきたい準備とは

御岳山HPによると、近年、山ブームにより登山の準備をされない人が増えている。これだけは必ず用意してしほしいという要請が求められていた。

① 登山靴(かなり険しい木の根ばかりの道や岩だらけの道(悪道)が多く、普通のスポーツシューズでは登山が難しい)

② ヘッドライト(山の天気は変わりやすく、薄暗い森の中では必要。わたしは100均セリアのLEDライトを購入)

③ コンパス(近年の山ブームで地図を持たず、きままに登山を楽しむ道中で、道に迷ってしまう人がとても多いと。せめて自分の位置を確認できる術を持って欲しいそうだ。わたしのコンパスは懐中時計型・夫から貰う)

この3点を用意して!と、書かれていた。

またスケジュールだが、今日、早朝から登山を始めて、13時には下山の予定を立て、 スケジュール計画も分単位で立てた。

行き当たりばったりが一番危険度が増すそうだ。

※ それと、重要なのが、「登山申告」をすることだ。これは、今では無料アプリに登録してそこから申告するのがベター。また、身近な人にも登山先や日時などは伝えておこう。

忘れた場合も山の管理センター(御岳山ではビジターセンター)に申し出ておけばいい。(朝早いなどでもセンターのポストに申告のメモを入れて入山しよう)

• 山に持って行きたいもの(バックパックには)~今回はコッヘルセットとバーナを持参で山飯♪

一応、お稲荷さんのお弁当を用意した。また、山では意外なほど汁ものが美味しい。御岳山では御獄汁というご当地名物がある。ケーブルの駅や土産物店で買える。

そんな名物汁ものを買ってお湯を沸かして飲めば旅の気分も最高だよね。

わたしは、キャンプで人気の具入りラーメンを持って登った。御岳山はバーナ使用が許可されている。

今朝は朝9時のラーメンタイムを敢行した。大汗をかいた後のラーメンは美味しすぎる(笑)

途中、歩きながら食べられる行動食も今日はオートミールバー(フルーツ入り)を用意した。わたしはカロリーメイト(チーズ味)が大好きで、普段でも仕事の合間に良く食べている。

あとは、水(飲み水、ラーメンの分)、カッパ、トレッキングポール、手袋、薬、メモ、地図、日焼け止め、などetc.

と、こんな具合で持ち物だけでもかなり重くなるから、どうやって軽く荷造りできるか?がとても大事だろう。

バックパック以外に貴重品やカメラなどをサッと出せるように、サブバッグも必要だ。

また、持ち物だけではなく、体調の管理もぬかりなく。わたしは、16日から19日までの4日間、禁酒を励行した(笑)

で、今日、晴れて山行が無事終わったんで飲んでます(笑)

と、こんな準備を毎日少しずつしながら天気の回復を待った夏休みだった。

                 ★

最後の写真は、東京~御岳ヘリポートに登った一枚を。

では、御岳山の本編②は明日。




月にはそれぞれ名前がある~7月24日のバックムーン~名前の由来と『1Q84』の話 【風景・月の名】

【ブログ新規追加425回】

7月24日(土)はバックムーン(男鹿月)。

トップの写真は午後22時30分頃。いつものカメラで月の「光」を存分に蓄えた一枚を撮った。

2021年7月24日(土)に満月「バックムーン」を迎えた。夏の満月は、冬の太陽の軌道をたどるため、低空に見えるのが特徴だ。

また、土星が木星に接近するもうひとつの天体ショーも行われる。時間が生命線な天体ショーは肉眼だけのわたしにはちょっと無理だから、トップの一枚を撮っただけで充分に満足だった。

バックムーンという名前の由来

満月には、各月ごとのムーンネームがあり、7月の満月は「バックムーン」と呼ばれる。

名前の由来だが、アメリカの先住民が名付けた名称だそう。7月になると雄鹿(Buck)の角が生え変わることから、そう呼ばれるようになった。ちなみに夏の嵐の多い季節には「サンダームーン」とか、トウモロコシが実る季節には「ライプコーンムーン」など、ユニークな、名前を持つ月もいるようだ。

しかし、どの月も全部おんなじ月だけれど(笑)

資料元→https://news.yahoo.co.jp/articles/66a421d5127ae94369ae4de7c04244005bda6a11(ヴァンサンカン25ansより)

『1Q84』を全巻読み終えて~ちょっとだけネタバレを~

村上春樹氏の大ベストセラー長編大作『1Q84』全巻を読み終えた。

この「1Q84年」の世界に没入したということがわかる唯一の現象は「月が2つ見える」という現象というか症状が各々に起こることだ。

ダブル主人公の「青豆・女性」も「天吾・男性」も皆、ある日を境に夜空に月がふたつ浮かぶのを日常的に「目」にするようになる。

二人は長い間、離れ離れになっていたが、様々な殺人事件への関与を繰り返しながら、どんどん再会への運命軌道が興されてゆく。

最後には手と手を取り合い「1Q84年」からの脱出を見事に成功させる。

ずっとサスペンスと宗教、詐欺師とのきな臭い攻防を読み続けてきた読者へのご褒美は、青豆と天吾が最高級ホテルのスイートから眺める「現実に戻った一つだけの月」だった。

そう、『1Q84』は月が取り持つ、壮大なラブストーリーだった。

※以前のブログも一緒に載せておこう。





青田をドライブする~あまりお米を食べなくなったけど、見渡す限りの田園を鑑賞するのは格別🎶【風景・青田】

【ブログ新規追加420回】

緊急事態宣言下だが8月盆休みまでは仕事最優先の日々。

都心にほぼ近い所や神奈川県の奥地など、100キロ強の長距離には「エイ!」と、朝から意気込んで出かけている。

今日はオリンピック直前の影響か、朝からどこの道路もひどい渋滞だ。

いつもの倍は移動時間がかかってしまった。しかも冷房をガンガン入れながらの運転で喉の痛み発生中(泣)

明日、もう一日、長距離運転をこなしたら4日間休みだもん。みんな頑張ってるって思って、渋滞にもへこたれなかったよ。

今日も頑張った自分へ、仕事の移動中に景色のご褒美をしてあげた。

眼下に広がる青田を。

先月はまだ植え付けられたばかりのチビ稲が、今日はぐんぐん大きくなって風にそよそよと揺れる。

農道には農業車両優先と書かれた看板が。

そこを、ちょっとだけ車で通らせてもらった。どこから見ても見つかってしまうよ。かくれんぼはできないね(笑)

                 ★

見渡す限りの青田。

これから稲穂が出て40~45日頃を過ぎると、黄金色の稲穂が垂れ下がる。

さあ!農家さんの最盛期、「稲刈りの時期」となる。早く刈り過ぎると未熟粒が多くなり、収穫量が減ってしまう。

反対に遅れると、収穫量は増えるものの、 籾が熟れすぎて米の色つやが悪くなり品質が低下してしまうのだそうだ。

資料元→https://www.kubota.co.jp/kubotatanbo/rice/harvest/reaping.html クボタお米ができるまで(収穫から食卓へ)

                 ★

このごろ我が家では、お米をおかずの一つととらえる食生活に落ち着いた。

外営業に持っていくお弁当だけをお米にしている。平均週に3回ぐらいかな。

できるだけ、お弁当の日が楽しみになるように美味しいお米を使うようにもなった。

夫の食事制限も6年を過ぎて、量が必要な年代ではなくなった。

だから「美味しいお米を食べる日は仕事をしっかりとする日」と決めた。

一生であと、どのくらいお米を食べるんだろう。

農家さんのご苦労を思いながら、わたしが大金持ちだったら「青田買い」をさせてもらうんだけどなあ~(笑)

とか勝手に考えながら運転してた。

ここに、「青田買い」の意味も載せておこう。

青田買い」とは、稲が青いうちに、収穫量を見越してその田の米を買い取ること。   




奥多摩から東京随一のラフティングメッカ青梅白丸まで視察する一日~ディ・キャンプ穴場を見つける【山・キャンプ/東京西多摩編】

【ブログ新規追加418回】

以前、上司(女性)から、「GWに〇〇さんちの方(三多摩地域でという意味)でラフティングやったのよ!」と、自慢げにいわれた場面があった。

都心に住む彼女は、奥多摩の大自然や多摩川源流のきれいさに心底驚いたと。

「あそこも東京でしょ!?」って。

実際に奥多摩方面でラフティングをやれる場所や溪谷がどんな感じになっているのか?わたし自身、それまでまったく興味もなくほとんど知らなかった。

で、月日が流れてようやっとラフティングの聖地へ。

早朝、奥多摩湖をスタートに→奥多摩駅(観光パンフもらい)→数々のキャンプ場の視察(駐車場高い!印象はイマイチかも)~ラフティングのメッカ青梅柚木(こちらは今回の◎)と、家から1~2時間で行ける景色の良い場所をぐるっと回ってきた。

丁度、ラフティングが催行されていて、川下りを見ることもできた。ラッキー🎶

1、峰ヶ谷(奥多摩湖の端っこ)

2、JR奥多摩駅(駅前には5台ほど適当な駐車スペースがある。トイレ休憩に最適。観光案内所もあり)

3、青梅市柚木町無料駐車場(待合所、キレイなトイレあり。10台ほど停められる)下の標識(軍畑)の横から河川敷に降りられる長い階段がある。

視察のお土産は、多摩川上流でのディ・キャンプが可能な場所が上流だけでなく下流と2ヵ所も見つけられた。

できるだけ、人が少なく、きれいなトイレがあって、火がおこせて、無料駐車場がある夢みたいな場所(笑)あるんだね。

視察した甲斐があった。

(奥多摩や秋川の渓谷はすべて秩父多摩甲斐国立公園内にある。そのため、渓谷へは簡単に降りられないし(入場料あり)、駐車場もほぼ有料ばかりだ。)

中州で、ディ・キャンプをしていた人がいたのを発見した。今日は絶好のディ・キャンプ日和だが、雨の後の増水やこの場所から21キロ上流のダム放水など、危険な場合もある。

常に、情報を集めておこう。ラフティング催行日にはディ・キャンプもできるとの情報もあった。

※たった今、TVの速報で、今日午後2時ごろ、奥多摩町の一部で土砂崩れが起こったそうだ。

詳しいことはわからないが、危うく、自然の驚異に触れてしまうところだった。

いいお天気でも油断してはいけないのよね(泣)

                 

奥多摩の源流から流れを擁する白丸湖。そこから下流を目指すラフティングやカヌー。

その河川敷に降りられる場所を青梅市柚木町に見つけた。よ~く調べてみると、青梅市柚木町ってラフティングのメッカと呼ばれている場所だった。

カヌーショップやラフティングツアーショップがいくつもあったし。ワゴン車にラフティング客を乗せて送迎する場面も見た。

ちょっとお店の表示を見てみると、ラフティングはだいたい一人8000円程度。

東京とは思えない水の美しさで知られる白丸あたり。流れも穏やかで初心者でもカヤック体験とかできるのだ。

                ★

今月は病後のリハビリを兼ねて山と渓谷の視察に訪れた。

やはり、足の筋力が落ちてしまったので長距離運転がまだ怖い。トレーニングして、以前のように長距離が普通になったら、まず、この水の美しい白丸でディ・キャンプから始めよう。

夫の釣り場にもなるし、わたしは写真の腕を磨くのが目的のディ・キャンプだ。

小さい頃のように、奥多摩源流の渓谷や湖・山のポテンシャルを遊びで体験するんだ。わくわくするね。

三多摩で冒険だってできるよ(笑)

わたし独自の「世界観」って?~人生で初めて考えてみた🎶【風景・独自の世界観】

【ブログ新規追加415回】

「独自の世界観って持ってる?」

改めて聞かれたら、まず「世界観」の意味を相手に問うだろう。

世界観・・・世界を全体として意味づける見方・考え方のことである。人生観より広い範囲を包含する。単なる知的な理解にとどまらず、より情意的な評価を含むものである。(Wikipediaより)

ちょっと、哲学よりじゃない?もう少しわかりやすいのを引用しよう。

~世界とはこういうものだ、その中で人はこう生きるものだという、世界・人生に対する見方。Oxford Languagesの定義から

いずれにしても、わかるようでわかりにくい言葉だ。

こういった言葉を頻繁に使う人は周りにはいないから大丈夫なのよ。

何が大丈夫かって?そりゃあ、知ったかぶりしないで済むでしょう?

でもね、知らないことは知らないと言えばたいがいは済むのだろうけど、そうよ、たまには議論したい風が吹く場合あるでしょ。

そういった時にあんまり簡単に「知らな~い」とか言っちゃうとそこで対話はおしまい。

それじゃあ、つまんないじゃん。

で、考えた。わたしの世界観って言葉にしてみるとなんだろう?

さしずめ、「わたしの好きな世界とは、無用な戦いを起こさない世界。その中で人が伸び伸びと生きられる。そういう世界がいい」と、こんな感じかな。

書いていて思ったことは、世界観ってその人の持つ背景なんじゃないか?って。単純に「ああ、優しい人」とか「クールな人」とかじゃないんだ。

「独自の背景に考え方がミックスされた」とでも言うとわかりやすいのかな。

もちろん、正義も大事だし、世界観そのものが人間の在り方を表す表現だから少々長ったらしい書き方でも全然OK。

一度、書いてみることをお勧めする。

人によっては「競争なくして世界は成り立たない!」という場合だってあるし、「まったく戦いは無意味で悪の巣窟」とか考える世界観の人だっているだろうしね。

自分独自の世界観をしっかりと持っていれば、たとえどこに行っても、病気になっても、ひとりになっても「孤独」にはならないかもしれない。

取り留めのない「世界観」を持つことの話を書き綴ってみた。

某ハイパーブロガーさんが「世界観っ持ってる?」って、You Tubeで話していたのを思い出して書いてみた。

その人の言い分では、「独自の世界観」「独自の付加価値」「狙っているキーワード」の3つが揃っているのが人生の理想だと話していたんだ。

でも、わたしなんて世界観でつまづいたから忘れちゃっていたよ。もう~(笑)

独自の世界観が確立されたら、いよいよ物語を書き出そう。

物語を支える柱は書き手固有の背景を持つ世界観だ。けっして、良くできたプロットとかじゃない。

醸し出されるもの。

さて、おなか空いた!煮込みハンバーグを作ろっと。

これがわたしの「無用な戦いをせずにしあわせになれる世界観」だ(笑)

風景を切り取ったら一瞬で気持ちが変わった話~7月・東京オリンピック目前【風景・東京オリンピック】

【ブログ新規追加405回】

7月になった。

東京オリンピックがもうすぐやってくる。

その前には、東京の明日を占う「都議会議員選挙」が告示を5日過ぎて各候補必死の攻防戦を繰り広げている。

どこかの党の「演説」を運転中に聞けば「東京オリンピック反対!」とか言っているけど。

もうね。やるんだってことだよ!って思わず言ってやろうかと思っちゃった。

コロナの進捗と言えば、昨日東京は700人越え。たとえオリンピック中であっても、何度めか忘れちゃう「緊急事態宣言」の発出すると西村大臣は言われた。

そうなれば、また、仕事に出られない営業の宿命だ。

もう、肚をくくってオリンピックもTVで存分に楽しもう!

仕事に行けないのなら、仕事以上の取れ高のある何かを探そう!って、

今朝、味の素スタジアムに着いた時、2020東京オリンピックの垂れ幕を見て、一瞬で気持ちが切り替わったんだ。

ぐずぐず、あーだこーだ言っていても、東京オリンピックを楽しみにしていない人なんて少ないのだろうとも思う。

心では、み~んな選手を応援したいハズだし。

               ☆彡

で、わたしの住む街周辺で開催される競技は「自転車競技ロードレース」だ。

仕事先も多く、東京と神奈川のレース会場などは前持って調べておいた。7月24日からどんどん試合が始まるので、渋滞や人の流れる場所での仕事は23日までに終わらせておかないといけない。

というわけで24日からスタートの調布、小金井での仕事は終わらせてきた。

7月終盤~8月上旬に山梨や静岡にお出かけのある場合は良く調べておこう。東京以外でおもわぬ渋滞や混雑回避のためにもね。

⦿ 自転車競技ロードレース 通過都市名

〈東京都〉 府中市、調布市、三鷹市、小金井市、稲城市、多摩市、八王子市、町田市

 〈神奈川県〉相模原市、山北町

 〈山梨県〉 道志村、山中湖村

 〈静岡県〉 御殿場市、裾野市、小山町 

 コースの総距離のうち、スタート後10キロメートルはパレード走行区間(非競技区間)となり、選手が低速で揃って走行する区間となる。

これを書き出していたら、ワクワクしてきたよ。

今日、味の素スタジアム周辺をスマホで撮ってみた。風景を瞬間で切り取るのが、撮影の醍醐味だろう。

別に、いいショットを撮るとかじゃなくてもいいのだ。

わたしの気持ちはオリンピック開催を喜んでいるようだし、そんな気分を撮影に反映させたいだけだ。

そういえば、生活の風景を切り取るのが上手いなあ~と、思っている星野源さんの曲を思いだした。

梅雨空にぴったりじゃない?

「フィルム」




 

写真とわたしのあいだにあるもの~残したくて撮ってはいないという気持ち 【写真で綴る旅・ショートエッセイ】

【ブログ新規追加388回】

カメラを持って出かける日は朝からうきうきだ。

それは、何でもない日常が、光とともにくっきりとした輪郭を持って浮かびあがる景色を独り占めできるから。

さあ、カメラを持って出かけよう。

                 ★

● カメラ好きなわけ

最近、カメラで写真を撮る行為が快感で心地よい。

あんなにスマホ撮影が好きだったのにね(笑)

以前は数台のスマホをお釈迦にするほど、撮りまくっていた。

しかし、4月に新しく変えたスマホではまだ、1枚も写真を撮ってはいない。

きっと、「とりあえず撮る」みたいな心境が慌てていてつまらないと感じて、イヤなんだろうな。

                  ★

● 撮影にはこだわりは一切ない

撮影には特別な場所も絶景も求めてはいない。その証拠にわたしの撮る写真はほぼ、家の近所ばかり。

たまに、出先でいい場所に出会えたらそれはもう感激するけれど。

しかも写真の基礎知識なども勉強せずに好き放題に撮ってきた。

誰の指示も指図も受けていない。

そして集中し没頭できる。

これほど素敵な趣味は多分ないかもしれない。

                  ★

● 写真を残したいか?

デジタルでもデータで残せる写真。

わたしにとって「写真で残したいもの」ってあるのかな?と、考えてみた。

家族の写真や友だちとの思い出。子どもの成長や旅の記録とか。いくらでも挙げられる。

しかも、それは幸せの記録だ。

紙の写真は大切に取ってある。厳選した家族の記録だけなのだけど。

ただ、今では残すために撮ることはほぼない。

だって、ブログのトップに載せるだけのものだもん。それほど力んではいないってことだろう(笑)

                 ★

● 母の思い出を残すために弟がやったことは?

6年前、わたしの母が亡くなった時、家の処分を弟夫婦とやった。

家中のゴミを業者に引き取ってもらい、きれいさっぱり、何も無くなった家の中と外を、弟夫婦がスマホで撮りまくっていた姿を見て、軽い衝撃を受けたのだ。

思わず、二人に「どーしてそんなに撮るの?」と聞いたら、

「だってさ、お母さんがちょっと前まで住んでいたんだよ。お母さんの帰る場所がもう無くなる(取り壊される)から、こうして写真に撮って家の仏壇に供えてあげようと思ってさ」と。

なるほど。弟は昔っから、とても気ごころが優しい男だったんだ。

だって、「お母さんが帰れる場所」とか真顔で言うんだもの。ねえ。

たとえ、悲しい思い出でも、時が経てば優しい思い出に変わることを、弟に教えてもらった。

そして、写真に残す事はとても意味のあることだけど、本当に大事なのは、写真そのものよりも、残したいと思うその気持ちと思い出だ。

写真はあくまで副産物なんだよ。

そして、写真とは、まるでシーグラスみたいなものかもしれないと思う。

(画像はWEBより拝借)

シーグラスとは、海に捨てられる無数のガラス瓶が長い時間をかけて漂流し砂浜に打ち上げられた時、ガラス瓶はとうにこなごなになって、角はなくなりまあるく美しいかけらとなる現象。

写真は時を留めもするが、時を移動もするものだ。

しかも、その姿は美しく優しいものでしかない。              

いつか、書こうと思っていた小さな写真の話。

                ★

● わたしの趣味の行方

わたしの趣味写真を唯一投稿しているWEBサイト「note」から、3月頃だったかな、「あなたの写真が200回使用されました!」というおめでとうメールが届いた。WEB上でのクラッカーも弾けていた(笑)

この「note」では、「みんなのフォトギャラリー」という企画があって、文章を書くクリエイターたちが自由に「使える」写真やイラストなどを提供して使って頂く場所だ。(無料提供)

昨年コロナで鬱々していた際に始めたもので2020年3月24日からスタート。

毎月2~3枚程度を半年間投稿し続けた。どんどん使って頂く頻度が増え、初めは楽しくて、使って下さった作品は必ず読んで、作品の感想などもメールで返していた。

しかし、慣れてくるとあんまり続ける意味合いを感じなくなっていった。

それでも毎日のように使用メールを頂ける嬉しさがかすかにあったから、写真の更新は昨年10月からストップしているけれど辞めてはいない。たぶん現在250人ぐらいの方たちの作品を彩ってきたようだ。

とても嬉しく 感じている。

そろそろ、2021年の写真も投稿していこうかと思案しはじめたところ。

                  ★

わたしの持つ写真観は、残すものではなく、瞬間を切り取るツールでしかない。

弟はわたしのことを「ねえちゃんってさ。クールだもんな」とかいう。

まったく、言い当て妙だよね。

しかし、「その瞬間を誰かが欲してくれるかもしれない!」という期待はいつも心の奥にはある。

このブログのために撮る。

「note」のギャラリーに載せるために撮るのかも。

この先も、ずっと続ける最高の趣味なのだ。