第3の人生に入る前にすべきこと~① 断・捨・離 ② 人生100年プランを立てる 【暮らし・生き方戦略】 

ブログ更新108回

今日、仕事先で興味深いコーナーを見つけた。それは「認知症の体験談」を集めた棚だ。

今の人様の興味はこれか・・・っと、ほとんど普通の人たち、年代も30代から70代ぐらいまで幅広く、己の認知症発病から、今日までの闘病と奮闘の軌跡が描かれ編まれている。

どの人も明るく、認知症の発病時のことを語り、決まって先行き不安な自分に向けてのメッセージを送る。すでに達観された文面ばかり。

「気ちがいと言われ、職場を失った。まだ39歳の認知症男性」こんな帯の一行ですでに売れる兆しを感じる。そしてみんな弾ける笑顔のカバーばかり。大いに圧倒された。

             ★  ★  ★  ★  ★

今日8月26日は、わたしが脳出血を発症して、命拾いをした日。

もう11年が経った。当時はよく回りから「治ったら本書いて!」と言われた。しかし、自分の歴史はまだまだだ。

命をもう一度頂いたのだから、色々と忙しいのだ・笑。

過去の闘病の余韻に浸っている時間はない。何かのきっかけで売れ筋が見つかれば書籍の発表もあるかもしれないが。

※ 以前のブログから闘病の記録をエッセイにまとめた「約束の日」をここへ。リンク先はタイトルをクリック。

------------------------------------------

で、今後も軽く生き続けていくために必要な、第3の人生に向けての準備を書いてみようと思い立った。

ここで、第3の人生の意味合いを述べておく。

第3の人生(定年退職後)の生き方

家庭においては、子育てが終わり、社会においては、定年を迎える時、いよいよ第3の人生が始まる。

明るく、健康的に暮らすのには、自己の自立が大いに必要になってくる。自立とは、一家庭であっても一社会であっても同等に、自分のことは自分で考え、行動する中に価値がある。やりがいは自分で見つけるものなのだ。

例えば、社会の一員でいたいというならば、第2の就職先を探す(社会福祉的なボランティア、NPOなど)を通じて、社会の役に立つという視点ありきで行動する。

余暇の楽しみである旅行や娯楽、趣味なども充分に味わうようにやろう。

体、頭、心を積極的に動かせば、一日ぼーっとすることはないだろう。生きがいを生むことこそが、豊かな第3の人生そのものなのだ。(Web版 第3の人生「青春編」より)

断・捨・離から始めよう

まずは、モノの執着を手放すのに有効な、断・捨・離をする。長く生きていると所有するモノたちのスペースも取らなくてはいけないし、モノの整理は少しでも若いうちがサクサクと進んで、自分の将来を描く格好の舞台となるだろう。

断・捨・離は現代、必須のレジャーだ。

断・捨・離が終わったら、次は人生100年プランを立ててみよう

昨年2019年の気になるキーワードにも上がった老後破産という言葉。

老後の金融資産が約2000万円必要との金融庁の試算が波紋を呼んだ。自分も破産するかもしれないという不安を抱いている人は多と聞く。

 だが、将来のお金の出入りをシミュレーションするライフプラン表を作れば、漠然とした不安は解消できる。シングル、DINKS(夫婦2人、子供なし)、2人の子持ち夫婦の場合に分け、標準型、節約型のライフプランで人生100年時代を展望するのはどうか?という提案だ。

少子高齢化で公的年金制度の改悪は避けられないのに、65歳になった女性の半分は90代まで生きるとされる現代。

みんなが老後破産のリスクを意識するのは無理もない。ただ、リスクの具体的な大きさが分からないために、過剰に恐れている人が多いことも事実だ。

 年金が『今より』減るのは確実だが、今の20~50代の人にとっても老後を支えてくれる存在であることは変わらないだろう。

誰もが老後破産寸前とは考えないで!と言いたい。不安を取り除くために作るのが人生100年ライフプラン表だ。

人生100年ライフプラン表の作り方 ※とても簡単!

~いつ、どれだけの収入や支出が発生し、いくらお金が残せるかを、100歳時点まで見える化するのが目的だ~

1、ノートに手書きでも良い。エクセルとかを使ってでもよい。自分と家族のライフプランを100歳まで、仮想で書出すことから始めよう。

2、これを書くポイントは幻想や妄想を一切しないこと!(ここが重要)

3、ありのままの自分を投影して、今の現状での純資産、収入の口、毎月の生活費などをきっちり出す。

4、年金の推移、資産の運用が叶っているかなど、保有しているものの価値を洗い出してみよう。

5、こうして、毎月、いや毎週1回でも、自分を取り巻く家族や持っている資産のあり様などを、徹底してノートや表に作り上げる。

この1~5をしっかりと取り組むことで、自分とお金の関係が把握でき、あれほど不安だった将来の資産や年金などが、意外と大丈夫なことがわかる。

現代は、ITの進歩によって、想像以上にいろいろな生き方ができる。断・捨・離→100年ライフプラン表ができたら、次は働き方、趣味などにどんどん着手していこう。

この人生100年ライフプラン表は0円でできる最強ツール。自分の人生を思い描くために必要な武器になるだろう。

老後破産に打ち勝つ武器をひたひたと準備することで、毎日がワクワクの連続になる。正しい情報を自分でしっかりと手中に収めることができる。

思考停止するのは、就寝時だけという幸せを手に入れられる。

ポイントは「今、すぐ、やる」これだけ。

“第3の人生に入る前にすべきこと~① 断・捨・離 ② 人生100年プランを立てる 【暮らし・生き方戦略】 ” への2件の返信

  1. 「再起動 長い日暮 黄金期」 清流
     長すぎる人生をどう味わうか、長い下り坂の変化の時を楽しく暮らす工夫が大事。住まう場所や住まい方を選び、ネクストステージをより良く設計したいですね。

TanabeAkihisa へ返信する コメントをキャンセル

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です