『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件』楠木建(一橋ビジネススクール教授)・著(東洋経済新報社)【選書・ワークスタイル】

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『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件』楠木建(一橋ビジネススクール教授)・著(東洋経済新報社)

簡単レビュー

30万部突破のロングセラー!
戦略の神髄は 思わず人に話したくなるような 面白いストーリーにある。

大きな成功を収め、その成功を持続している企業は、戦略が流れと動きを持った「ストーリー」として組み立てられているという点で共通している。

戦略とは、必要に迫られて、難しい顔をしながら仕方なくつらされるものではなく、誰かに話したくてたまらなくなるような、面白い「お話」をつくるということなのだ。


本書では、この「ストーリー」という視点から、究極の競争戦略と競争優位、その背後にある思考のパターンの本質を、多くの企業の事例を挙げながら解明していく。
一橋大学ビジネススクールで気鋭の経営学者、初の単独著作。
語り口調を使い、ストーリーを楽しめるような作りとなっている。

もくじ

第一章 戦略は「ストーリー」
第二章 競争戦略の基本論理
第三章 静止画から動画へ
第四章 始まりはコンセプト
第五章 「キラーパス」を組み込む
第六章 戦略ストーリーを読解する

                 ★★★

戦略という言葉に、どんなイメージを持っているだろうか。
難しそう、賢い人のもの、経営者やコンサルの話。
もしそう感じているなら、それは少しもったいない。

なぜなら、戦略とは本来、
特別な人が使う高度な理論ではなく、
「迷いながら生きるすべての人」のための思考法

だからだ。

頑張っているのに、なぜか報われない。
正しいことをしているはずなのに、差がつかない。
選択肢は増えたのに、どれを選べばいいかわからない。

そんな違和感を抱えたまま走り続ける人にこそ、戦略という考え方は力を発揮する。

本書で扱っているのは、
「どうやって正解を当てるか」ではない。
「どうやって勝つか」でもない。

テーマは一貫して、「自分だけの勝ち方を、どう設計するか」だ。

まず重要なのは、戦略とは“分厚い計画”ではなく、「人の頭に映像が流れるストーリーである」という前提だ。

圧倒的に強い戦略ほど、短く語れて、動きがあり、ワクワクする。

どこで戦うか。
何を捨て、何を選ぶか。
どんな物語を生きるのか。

この問いに向き合い続けるための軸として、本書は存在している。

もし今、少しでも迷っているなら。
もし今、正しさに疲れているなら。
この先を読み進めてほしい。

戦略は、あなたを縛るものではない。
あなたの人生を、あなたの手に取り戻すための道具だ。(某戦略家の言葉を引用)

               ー--

さて、高市早苗総理大臣がこの度の選挙戦「真冬の陣」で、ある戦略を使って戦いを圧勝したと漏れ聞いた。

なるほど。

是が非でも勝ちたい。勝ち切りたい。こんな時に戦略が重要なのだ。

あれやこれや、世間の風評や評論に惑わされないためにも「戦略」を使い、己の道筋を見つめる行動だけが「戦いに勝ち切る」結果をもたらす。

わたし個人も、今回の選挙戦の結果に何とも、解せない思いを抱えている一人だ。

マイナス要因ばかりが目立つ総理のお考えについて行く!といったわけではないのだろうが、ものすごい集票をした。

でもわたしの中では「いったい、この国をどうしたいの?」という疑問符が残ったままだから。

それでも、目の前の勝利に向けて、せっせと「ストーリーとしての戦略」を編んだのだとしたら、お考えになっていた第一段階はクリアしたわけよね。

おそるべし。

戦いはいつでも「目の前」にあるもの。

で、戦略を持つことの意味を考えた「真冬の陣」だった。

それでは、また!

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“『ストーリーとしての競争戦略 ―優れた戦略の条件』楠木建(一橋ビジネススクール教授)・著(東洋経済新報社)【選書・ワークスタイル】” への2件の返信

  1. 「立正の 気概あるかや 紀元節」 清流子
    辛酉の年春正月、庚辰の朔、天皇橿原の宮に即帝位。是の歳を天皇の元年と為す と。文明開化の一端として明治5年に採用された太陽暦(グレゴリオ暦)に換算すると、神武天皇即位の年が西暦紀元前660年2月11日にあたり日本国は紀元2665年を迎えた。改めて身を正す時なり。気分に支配されるネット時代でも誠実第一だ。

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