「失敗談」キャッシュレスに馴れきった日々に思わぬ落とし穴が!(まだまだ現金が必要だという話)【暮らし・キャッシュレスについて】

【ブログ新規追加733回】

東京都東村山市の久米川駅でのこと。

客先は駅ロータリーにある。だから駅周辺の駐車場に車を初めて入れてみたんだ。

30分100円・・・まあ普通。そばにイオンがあるがそこの駐車場は離れていて使えそうもないから、客先からほど近いこちらへ、何の迷いもなく入れていざ営業へ。

仕事が終わり、わたしはそのちょっと古い駐車場から車を出そうと清算をした。

金額が表示されて、「800円!」「えっ?!!」「ど~してそんなになっちゃうの?」

で、看板を良く読んでみると、「朝8時~午後22時まで最大800円」と書いてある。

まず、一つ目の落とし穴

「そうか、一回入れちゃったら800円が徴収されるんだ・・・」と。そんなぼったくり、あるわけないじゃん!とか、なぜか思いもせず。

おもむろに、財布の中の小銭で800円を支払おうとしたが、財布の中を見て愕然とする。

そこには「750円」しかなかった。

でも、クレジットカードで支払えると思い込んでいた。

すぐに、駐車場管理センターに☎を入れて、事情を話すも「うちは、現金払いだけです!どこかで現金を調達してください!」と言われてしまった。

ど~りで古い精算機だ。クレジットカードが使える機械じゃない。

たった50円をどこで調達する?クレジットカードからもできたが、それではバカみたいだ。

先ほど訪問営業で伺った客先へ行った。

グレイヘアの素敵な書店オーナーさんに事情を話し、相談に乗ってもらった。

たった「50円」だけれど、人を頼って相談すると、思いがけないほど相手との距離が縮まるものだ。

オーナーさんは、気持ちよく「ハイ!50円」すぐ返しに来るというわたしに「いいんだよ、次回の営業の時にね!」と言ってもらえた。

わたしは、こんな人の関わるやり取りが大好きだ。

しかし、2つ目の落とし穴が!

「800円」きれいに払って意気揚々と車へ戻るも、ストッパーが下りてこない。ここで2度目の背筋が凍るはめに。

それは、自分の隣りの車の駐車代を払ってしまったんだ!と、気づいた時すでに遅し(800円!)

最初の「800円」は隣りの車の料金だった。イケナイのはわたしが、自分の駐車番号と隣りの駐車番号を取り間違えて清算していたからだった。

今度も、駐車場管理センターへ☎を入れて事情を話すと、「そりゃあ、お客さんの間違いだから、二重に支払うしかないですね!」と。

よく看板を読んでみると、まったく同じことが書かれていた(泣)

もうね、ぐうの音も出ない。

で、今度こそまったく現金を持たないわたしは、家で仕事をしてる夫に☎。

「大変なことになっちゃった!」と泣きついた。

今すぐ、久米川までお金を持ってきて!と。そこから2時間、夫が来るまでの間、ストッパーで留められた車に乗って待った。

駅で夫の姿を見た時は、泣きそうになったよ。

で、こんどこそ清算。今度は上手にできた「600円」

最初に駐車番号を間違えてしまわなければ「200円」で済んだものを「600円」、しかも他人の分「800円」も余計に支払った。

そして客先から借りた「50円」と。

小さなお金の損失だった。

でもね、こうも思うのよ。

時おり、こうして、小さく損失して自分の心の垢を落としたり、見知らぬ誰かに寄付したりすることで、人間らしい感情を取り戻しているんだなあと。

そして、こんなバカなわたしのために動いてくれた書店のオーナーさんや、夫。

いざという時は、恥ずかしがらず堂々と人を頼ろう。驚くほど、みんな一生懸命対応してくれるものよ。

そんな人の人情に触れて、失敗して時間もお金も損したのに、なぜだか清々しい一日だった。

夏日なのに水分も補給しないくらい夢中になったよ。一切が済んで、すぐにイオンで飲み物を買った。

もちろん、カードでね(笑)

まだまだキャッシュの出番は多そうだから、今日からしっかり、財布にお金を入れておく。

あとは、思い込みに注意して行動しよう。

これで大丈夫。かな(笑)

“「失敗談」キャッシュレスに馴れきった日々に思わぬ落とし穴が!(まだまだ現金が必要だという話)【暮らし・キャッシュレスについて】” への2件の返信

  1. 「緑陰に 身を潜めつつ 時を待つ」 清流子
     こういう災禍の多い時代は、うまく身を守りながら自己実現のタイミングを計る。今あるスキルを総動員して準備に余念なく過ごすことで、チャンスを待つのが賢明と言えるのではないだろうか。

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