手元にあるもので楽しむ能力が人生を豊かにする~コミック『こづかい万歳』を紹介🎶【選書・こづかい制の文化】

【ブログ新規追加435回】

「おこづかい」って子どもの時の最も大切な精神安定剤だった。働かなくてもお金が手元に入ってくる。

そうそう、お正月の「お年玉」もおんなじ。子どもならではの稼げる最高の習慣じゃあないだろうか。

そこへゆくと、大人となってからは、しっかり労働した対価がお金となって入ってくる仕組みを持つようになる。まったく意味合いは違うが毎月のお給料日は、子ども時代とは比べ物にならないほどの精神安定剤となっているはずだ。

せっせと働く夫が毎月働き終えたら、妻からもらう?「おこづかい」この制度も普遍なものなのだな。

汗水たらして働く夫。それを愛する家族ができたら、お給料、全部丸投げできちゃう。

日本人男性のそういう部分は本当に凄いし何よりその精神が尊いし有難い。

一方、年金の話だが、年金もいわゆる「おこづかい」的なイメージがどうしてもぬぐえない。

ま、それまでの人生の積み立てをきちんとやってきた人に渡される「ご褒美」なのだ。だから労働のイメージが湧かなくても当然だろう。

                 ★

さて、話は戻り、「おこづかい」をもらう旦那さんたちの使い方に注目したコミックを紹介しよう。

こづかい万歳』モーニングコミックス / 吉本浩二・著

簡単レビュー

「おこづかいもっとチョーだい!」

と、口ぐせのように叫んでいる漫画家の吉本氏が自らの自伝として認めた作品『おこづかい万歳』

作家、45歳。

毎月、低額?定額と言い直そう。2万1千円。これが作家の「おこづかい」だ。

その中から、執筆のお供の大好きな「お菓子」を何と、1万円近くも使い、あと半分の1万1千円は内緒の内緒だ。

ともすると子どもにおもちゃをねだられたりすればアウト!この楽しくも苦しい「おこづかい」の使い道や、悩ましく、いじいじと悩む「おこづかい」の攻防戦。

全国の「おこづかい生活」を営むすべての定額夫さまに送る、大人の「おこづかい」マンガなのだ。

               ★

こち亀」を思わせる画風と、「孤独のグルメ」を思わせる「おこづかい」の攻防戦や他人のもらっている金額の取材が非常に面白い。

『こづかい万歳』で取材を重ねる主人公。

その金額に、その使い方に、そのつど惜しみない共感が溢れ出る。

ああ~、みんな同じなんだ。

しかし、中には「おこづかい0円」という強者までいた。いったいどうやって毎月しのいでるのだろう?

その0円亭主は、上手に今ある物で楽しく暮らせているようだ。要するに人生の達人ってワケだ。

                 ★

えっ?ちょっと待って!わたしもそういえば「おこづかい」なんて自分にあげていないわ!

年金だって、まだまだだし。あるとすれば、小さなアドセンスの収益や印税などがこれに当たる。だから定額ではない。

しかし、「おこづかい」のないことに不自由はしていない。気づいてもいないもん(笑)

趣味が仕事とブログ執筆と写真。カメラも夫がくれた一眼だけ。体力づくりに低い山を歩くとかだ。別段お金のかかる趣味もサークル活動も持っていない。

そうか!わたしも0円仕事人主婦ってワケ。

そうそう、わが家の夫も「おこづかい制」で長年やってきたが、ポイント貯めるのが得意で、ほぼポイントで何でも賄っている。ポイ活上級者なのだ。

今や、現金をただ使うよりも、カード払いにしてポイントを貯めるのがいい感じ。

現代になっても一家の「おこづかい制」の概念だけはしっかりと根づいてる日本。

どう?

人の「おこづかい」知りたくなった?(笑)

“手元にあるもので楽しむ能力が人生を豊かにする~コミック『こづかい万歳』を紹介🎶【選書・こづかい制の文化】” への2件の返信

  1. 「この時期の 五輪や如何に 夏の果て」 清流
     令和の東京五輪は、異常気象も手伝ってコロナ禍の酷暑大会となっています。賛否両論ありますが花火や祭りの特別版と見れば風物としてはイケていますよね。低層木造の国立競技場が妙に光っています。

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