👑ベストセラー『実家じまい終わらせました 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』松本明子・著(祥伝社)【選書・文化】

【ブログ新規追加1414回】

『実家じまい終わらせました 大赤字を出した私が専門家とたどり着いた家とお墓のしまい方』松本明子・著(祥伝社)

簡単レビュー

いわゆる“タレント本”ではない。
ジャンルとしては、完全に実用書である!

「実家じまい」の沼の深さ冷たさが伝わってくる実体験ルポが前半に。
 後半は「では、どうすればよかったのか」を、
 「空き家の処分」「大量の家財整理」「墓じまい」の重要項目3つに焦点を当て、
 それぞれの専門家に教えてもらうという構成。

 結論から言うと、これが大変わかりやすい。
 前半の「実家あるある」はテンポよく共感しやすいし、
 後半のレクチャー部分は、著者と専門家の会話形式になっており、
 一般的なハウツー本より、初心者が飲み込みやすいつくりになっている。
 

               ★★★

2025年10月17日(金)公開!松本明子さん、不動産鑑定士で出演!

映画「ソーゾク

解説・あらすじ

高齢の母親が亡くなったことから、それまで仲の良かった家族に巻き起こる遺産相続をめぐるトラブルをユーモラスに描いたドラマ。

母親の死により悲しみに暮れる鈴木家の人々。やがて母親の遺産をめぐり、実家を処分して売却したお金を分配しようと主張する長女と次女、跡継ぎを理由に土地家屋は自分たちのものと主張する弟夫婦、さらに亡き長男の未亡人も加わり、仲が良かった親族関係がこじれていく。後から見つかった母親の遺言書にも異議が出る始末で、家族間の関係はさらに悪化。ついには裁判沙汰にまで発展してしまうが……。

主⼈公の⻑⼥・礼⼦役を⼤塚寧々、次⼥・聡美役を有森也実、亡き⻑男の嫁・早苗役を中⼭忍が演じるほか、法的⽴場から相続のアドバイスをするコンサルタント役を松本明⼦、礼⼦の夫・誠⼀役を川瀬陽太がそれぞれ演じる。監督・脚本は、介護現場の現実を描いた「ケアニン」シリーズの脚本を手がけた藤村磨実也。

というわけで、今、話題のベストセラーと今週公開の映画を紹介した!

それでは、また!

---------------------------------------------旧記事更新

『SunTAMA Style』2020年10月15日記事

『SunTAMA Style』2021年10月15日記事