★2025年5月19日更新 「料理は集中と瞑想の賜物だ」【暮らし・軽いエッセイ】

【ブログ新規追加720回】

わたしは、主婦だからほぼ、毎日自炊をする。

自炊の一番のメリットは何だと思う?

素材を選べること?

価格を抑えられること?

好きなだけ食べられること?

どれも正解なんだけれど、一番のメリットは

「自分好みの味付けで料理が完成する」ことだと思うのよ。

だって、自炊でわざわざ嫌いな食材は選ばないし、嫌いな味付けにはしないでしょう?!

それに加えて、料理には物凄い「集中力増加」の効果も期待できる。

料理の様々なプロセスを考えて、食材の買い物をして、下ごしらえをして・・・とか、

何しろやるべきことが目白押しだもの。

ぼ~っとしててもできるのは3分待つだけのカップ麺だけ(笑)

わたしは、何かすっきりしない時、気分が晴れない時にはめっちゃ料理をする。

だいたいは肉料理で、煮込みも多い。

大きなお肉を食べやすくカットしたサイコロステーキに大根おろしをいっぱいとか、とにかく面倒くさいプロセスを選んで、なかば無心になって集中するのだ。

特に集中するのが大根おろし(笑)

で、大根おろしでひと汗かいたら、最近のマイブーム「檸檬サワー」をごくごく飲む。

とても料理とはいえない、下準備に全力で臨むのがわたし流よ。

あまりに大根おろしが好きで、キャンプ用品にもおろし器がついた2重シェラカップを夫が買ってくれたし(笑)

また、今、激高~い玉ねぎは大玉を1個買って、それはそれは大事にみじん切りにさせて頂く。

だって、みじん切りこそ、集中の際たるものだから。他のことを考えながら刻んで何度も指を刻んだ経験ありよ(泣)

だから、とにかく集中する。

これで、何となく気分もスッキリ!

炒めものも集中が必要よね。TVなんぞに気を取られて危うく焦がしてしまったり、熱~いフライパンの側面を触って火傷を負ったり。

ね、集中って大事でしょ?

つくづく料理には「集中力」が大事だって、今さら気がついた。

余計なことを考えながら味付けしたら、「へ~んな味」になっっちゃったことも数知れず(泣笑)

料理のプロセスがそれほど多くない!という人は、多分、調味料を計ってはいないだろう。

わたしも全く目分量派だもんで。

とにかく、注意力ややる気が散漫な時は、調味料を計って、手の込んだ料理を作るのをおすすめする。

ひとつ、ひとつのプロセスを丁寧に集中して、最高に旨い自分の味に仕上げてみる。

おそらく、料理の集中って深い瞑想に似てると思う。

その集中が「こころに安らぎを与えてくれる」んだから、瞑想だと言い換えられるのだ。

どうぞ、気持ちがもやっている時は、料理を作ろう!

やる気がなくって、カップラーメンとか、簡単にやっつけてしまうなんて、もってのほか!

時には時間をたっぷり使って、集中して料理のプロセスを堪能しよう。

さて、わが家の晩ご飯は(カニクリームコロッケ、じゃがいものソテー、鶏肉団子と大根の味噌汁、めかぶの三杯酢)これを用意する。

全集中して作るよ。

※ TOPの写真は、先日息子からもらったお土産。

ホテルメイドのリーフパイって、なぜあれほど美味しいのだろう。

包み紙やホテルのネームが入ったリボンがきれいでワクワクしたので一枚撮っておいた。

初任給どう使う?~わたしは母に時計をプレゼントした~今では形見となった時計の話【暮らし・初任給の使い道】

【ブログ新規追加719回】

5月もいよいよ来週は月末だ。新年度が始まって、新入社員の方々はどれだけ待ち望んでいるであろうか?初めての「お給料」を。

清新のこころざしで社会人となったものの「理想と現実の差」に愕然とした・・・などという声も漏れ聞こえてきそうだが。

初任給とは、5月病も乗り越えて、人によっては慣れない仕事に歯を食いしばって奮闘した証しなのだ。

思い出す話がある。

音楽大学を卒業したわたしは大手音楽産業に就職した。会社が運営する音楽教室でピアノやエレクトーンや声楽、リトミックを教える講師として入社した。

だから、普通の会社員と同じで、お給料を振り込んでもらっていた。

初任給は何に使おう?

意外かもしれないけど、母親に時計を買ってあげようと思っていた。

わたしの母は、父の作った小さな電子工業会社の社長をしていた。

商談などはもっぱら、会社員の父が受け持つのだが、そういった場面にも似合う「大人の女性」が着ける時計を何かプレゼントしたい!と、思った。

前もって、母親に告げると、びっくり!してくれたんだけど、断りはせず、「じゃあ、お母さんの好きなお花の時計にして!」と、今度は欲しいモノを言い始めたの。

わたしは、その日から時計屋を回り、文字盤がお花柄のカワイイ時計を探し回ったのだが、なかなかいいのが見当たらない。

それでもあきらめずに、ヨドバシカメラの時計館(新宿)に行き、相談をしてみたら、写真の時計を勧められたのだ。

それは文字盤がお花柄じゃなくて、時計そのものがお花の形をした何とも可憐な一品だ。

素材は「チタンシルバー」でお値段88000円!

値段の高さに一瞬翻りはしたものの、初任給で買う「運命の時計」だったのだ。

エイヤ!と買ったその時計を着けたお母さんの腕は光輝いて見えたよ。

で、今その時計はわたしの元に母の形見としてかえってきたんだ。

わたしは、今でも高級品は何も持っていない。

しかし、初任給で、この時計を買えたわたしの志は素晴らしかったし、母への感謝を充分に果たせたし、本当にプレゼントして良かった最良の一品となった。

何度も、故障してオーバーホールに出している可愛いお花なの(笑)

★2024年5月17日更新 天気痛(気象病)にかかったら~こんな風に生きるといいのかもしれない~芥川賞作家 砂川文次氏の記事を引く【健康・天気痛の解消】

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天気痛とはいわゆる気象現象で身体の調子を崩してしまう不定愁訴みたいな病気のことだ。

天気痛とは→台風が近づくと頭痛がひどくなる、雨が降ると関節が痛い、梅雨時はだるくて動くのが億劫になるという人は少なくありません。 主に気圧の変化が引き起こすこれらの症状は「気象病」あるいは「天気痛」と呼ばれ、予想外に多くの人がこの症状を抱えていると考えられています。(パラマウントベッド株式会社より)

5月、こんなに天気が悪いのはなぜだろう?五月晴れじゃなくて、梅雨の走り?とか言われる始末。

毎日、とても寒い。未だにヒートテックの2枚重ねが手放せない。

雨が降ったり止んだりを繰り返すでしょ。運転中に眠~くなるんだよ。

昨日はかなりつらい眠さで、急いで仕事から帰って、急いでご飯作って、🍺飲んで1時間ほど眠って、そこから起き出して仕事の処理をして、登山You Tuberの動画を一本観て、ブログをアップして12時過ぎに眠った。

今朝はすっきり、やる気も満々で「やっぱり良質な眠り」には敵わないのだなあ~と、つくづく眠りの大切さを実感したんだ。

だって、昨日は「寒い」「眠い」「何だかやる気なし」の三重苦だったんだから(笑)

たぶん、軽い天気痛にかかっちゃったんだろう。

サッカー日本代表キャプテンの吉田麻也選手が言っていた。「人生の3分の1は眠っている。だから、寝具にはお金をかけてる」と。

そっか~~~。幾度となく聞いてきた寝具と眠りの関係。特に枕が大事だそうだ。

わたしは、もう何十年も使っている枕で毎日幸せに寝ている。それは、( ゚д゚)、ペッちゃんこになったものを2つ合わせて、枕カバーに入れてひとつにしたお手製の枕だ。

これがないと眠れないとうわけじゃないけど、何しろ安心するのだから、ぺっちゃんこでも替える気はない。

で、昨日はそんなこんなで2回の眠りでいつもの健康を取り戻したってわけよ。

                   ★

もうひとつ、天気痛に効きそうな文章を文藝春秋(6月号)の記事に見つけたので、引用させて頂く。

第166回芥川賞受賞作家 砂川文次氏の記事より

「少し早くに起きる、読み書きをする。家のことをして仕事をして、極力個人的な友人や知人との関係は深入りはせず、細々とした小さな生活圏を維持する。小さければ小さい分だけ密度と強度が上がった気がする。」

なるほどね。無理しないってことだろう。

なんとなく、最近の自分を肯定してもらった気分だ。

ごく当たり前の暮らしを愚痴なく焦りなく戦わずで生きる。

ああ~~こんなのできそうで、なかなかできない(泣)

だって、いつもちょっとだけ「焦り」があるし、何かと「戦っている」し、せめてもの「愚痴」はないけど(笑)

天気痛に効きそうな文章の紹介をした。

あっと、忘れちゃいけない。砂川氏の芥川賞作品も紹介しよう。

ブラックボックス』砂川文次・著

簡単レビュー

ずっと遠くに行きたかった。
今も行きたいと思っている。

自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。

昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。(本書より引用)

現在も海の向こうで起こっている戦争や、国内の政治家にむけて怒りをぶつけている。

元自衛隊員であり、気鋭の実力派作家だ。

※ TOPの写真は福生の横田米軍基地の友好祭で撮ったもの(20209月)

経験の積み重ねは智慧という魔法だ~常に今が人生のピークだと思える【暮らし・経験値】

【ブログ新規追加717回】

年をとって、何がありがたいか?って。

それは、「経験」があるってことなのだ。

「経験」を重ねると味わい深い「知恵」という副産物が溢れてくるものだ。

「経験」を財産だと考えたら、何憶円も持っていることと同じだろう。(すでに大富豪かも・笑)

困った時、これまでの経験を総動員して考え尽くすでしょ?

そして、たいがいは冷静沈着になって、慌てず、騒がず、問題解決するハズよ。

この溢れる「知恵」そのものが若い人の持ち得ない「魔法」なんだ。

ま、魔法って言っても、怪しい行動や怖い祈祷をするわけじゃない。

長く生きて試練を乗り越えてきた「数々の経験」のことを魔法って言うのよ。

だから、魔法使いっておばあちゃんなんだ!って気づいた。

(不思議なのだけど「おじいちゃん」には魔法使いは似合わない・笑)

良いことも、悪いことも経験をいっぱい重ねてきている分、すぐに飛んでくるぐらい身軽なのも魔法使いの条件だろう。

だから、身体を鍛えておくのもとっても大事なのだ。

ほら、よくいるじゃない?というか未開の地ならではの土地の神様みたいな人が。

ヒマラヤの麓やアフリカの村には床屋のような場所に、歯医者や理髪師、整体師、薬草で身体の不調を直すオールマイティな療養士とか。

しかし、文明が進んでスマホを持つ未開の地の人になっている。

ただ、経験したことのすべてが今に応用できなくったって、その人にすれば、その経験値だけが拠り所だっただろうし。

こういった、未開の場所には経験を魔法に替える優れた村人がいっぱいいたんだろう。

自分が経験して良かったことや助かったこと、恵をもたらした話など、その人が持つ大事な経験から得た知恵を、惜しみなく授けるのが優れた魔法使いなのだ。

(観光客相手の怪しい偽魔法使いは別だよ)

さて、わたしも魔法使いになれるかしら?

経験はそれなりに積んできたけど、何かが足りない気がする。

足りない何かがわかるまで、生き続けて経験を重ねて行こうっと。

経験=魔法だって話よ。

★2024年5月15日更新 97歳看護師の映像に感激~働き続けるということ【仕事・生涯青春】

【ブログ新規追加716回】

97歳でも、仕事に向き合うマインドは超一流な女性を見つけた。

理路整然とした語り口が、97歳という年齢を忘れさせる。

なんと知的な女性だろう。

池田さんにとって「働く」とは?

多くをわたしが語るより、ぜひとも動画を観てほしい。

そこに彼女の働く意味が語られているから。

求められている間は、身体が動く間は「働き続ける」のだそうだ。

小さな、腰の曲がったおばあちゃんが、一生懸命「働く」ことで幸せになっている。

元気をもらった1本の動画だ。

                   ★

2021年に池田さんが出された書籍も紹介しよう。

• 書籍レビュー

戦前から看護婦、保健婦として活躍し、75歳のとき三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳でサ高住「いちしの里」に勤務、97歳の今も現役で働き続ける池田きぬさん。

こんな年まで仕事続けるとは思わなかったけれど、3日家にいると外に働きに出たくなってしまうと。週1〜2回、人手が足りない日に朝から勤務に入る。


年だからと甘えてはあかんですね。できることは自分でせな、若い人のサポートをするのが年寄りの役目ですと、きっぱり話される。

やっぱり体はえらくなる(=疲れる)けれど、仕事中は休まず。きびきびと動き、入居者1人1人に親身に声をかける。

お世話する入居者はほとんどが自分より年下。みなさんが元気になり、家族の方が喜んでくれるのが何よりの喜びだそうだ。


夫が先立ち20年、ひとり暮らしを今も続ける。家のことも、できる限り自分で。庭で花や野菜を育て、料理を楽しむ。自転車にも乗る。


「人生100年時代」が叫ばれる今、「いつまで働かなくてはいけないのか……」と暗くなる向きも多い。そんな中、きぬさんの存在は大きな希望。

「高齢になっても働く」ことを前向きにとらえる──そんなメッセージを発信。きぬさんの仕事観から、これまでの人生、日常生活、上手に生きる知恵まで、心温まる写真とともに語りおろす。

これからも、素晴らしいworking womanを見つけてここに取り上げて行こう。

死ぬまで、働く』池田 衣・著

★2024年5月13日更新 こころの中に引き出しをいっぱい持つしあわせ【健康・エッセイ】

【ブログ新規追加714回】

こころの中にいっぱい引き出しを持っている?

わたしは持っている。

15年前の闘病の時にいっぱい持つ訓練をした。

例えば、人生で見てきた様々な花を季節ごとに「こころの中の引き出し」に入れていく。

今日のTOP写真はそんな、こころの引き出しの中から拾い出した花だ。

家の裏に咲く「八重咲のドクダミ」5月13日撮影

匂いがキツイから摘んだりしないで、サッと一枚撮ってきた。

と、こんな「こころの中のお花の引き出し」には、季節ごとに、いつ?どこで?などがぎっしりと詰まっている。

病気で倒れた時、毎日、毎日、リハビリしかやることはなく、それでも時間を持て余すのは絶対にイヤだったので、ありとあらゆる事がらを考え続けていた。

そのひとつ、ひとつをメモにしたかったのだけれど、身体のあちこちが麻痺していて文字はまったく書けなくなった。

だから、頭とこころにタンスを作って、引き出しをいっぱい用意したんだ。

そして、入院中、大好きなモノやコト、ある時は花や食べ物、ある時は旅、ある時はお金とか、ひたすら考えては入れる、考えては入れるを繰り返していた。

だから、忙しいったら、ありゃしない!

(ちなみに、こういった思考を司るメニューはリハビリにはいっぱいあるのよ。それを自分なりにカスタマイズしたってわけ)

ありとあらゆる事がらを考える」本当にこれは、阿呆みたいに時間が溢れている時しかできないよ。

だから、時間を作って、ひたすら考え事ができるなら絶対おススメする。

いざ、困った時、退屈で死にそうな時(笑)、不安で仕方がない時、こんな時にいっぱい作った引き出しを開けて、中身をひとつ、ひとつ取り出してみるの。たぶんそれだけでかなり癒されるんじゃないかな?

わたしは、こういった妄想というか、考えるクセがとても強くて、頻繁に考えていないと不安になっちゃう。

そして、引き出しを開ける楽しみは自分だけのもの。

こういった考え事って、わたしは夜、使った食器を洗い、グラスなどをひとつ、ひとつ丁寧にふきんで拭いて行く時にやっている。

最近、夫に言われて気づいた。「洗い物、すごく長くない?」だと。

要するに、水の使い過ぎを指摘されたようだ(笑)

だから、食器を丁寧に洗いはするが、水の使い過ぎには気をつけよう!って思った。

素直でしょ?

グラスを丁寧に拭いて、まだ、こころの中の引き出しを楽しみたかったら、PCや社用PCの画面の指紋をきれいにふき取るとかするね。

こんな、ささやかな考えるための時間ってしあわせなもの。

しかも、今では、ブログの小噺という重要な役目さえもっている、こころの引き出し。

ささやかなモノやコトであればあるほど、引き出しいっぱいに持っていれば、気持ちが安定するのだ。

そして、自分を自分で機嫌よくさせる技だとも思う。

というわけで「こころの引き出し」をたくさん作ったらとてもしあわせだったという話を書いてみた。

ぜひ、たくさんの引き出しを意識的に作ってみてはいかが?

もちろん0円(笑)

★2025年5月12日更新 勤務先の移転で新オフィスに行く【仕事・オフィス移転】

【ブログ新規追加713回】

曇天の今日、勤め先の移転後、初めての会議に出席した。

五反田。これまで市ヶ谷~品川と移転を経験してきたが、こんなにタイトなスケジュールでの移転は初めて。

新オフィスはやはり駅近の高層ビルだ。

しかし、オフィス内は、木がふんだんに使われたそれは、美しい空間だった。

コロナ禍で都心のオフィスが地方に移転するニュースが頻繁にあるなか、出版事業だからか、都心にこだわって、移転を遂げたようだ。

今までとはまったく指向を変えたオフィス。見せてもらったら、今では個人のスペースや机は存在せず、自由にPCを携えて移動する方式になっていた。

テレワークやオンライン会議が主流になった昨今では当たり前かもしれない。

で、カフェスペースでは、今までなかった、癒しのお茶がいくつもあり、わたしは、ミルクティーを作って、会議スペースへ行った。

コーヒーサーバーは有料で美味しいのが飲めるし。そっちは次回に。

目的の会議にびっちりと参加しつつ、終わり頃はコロナで会えなかった別の部署での交流が楽しい。

これから、毎月、会議の日の外食をアップできそうで嬉しい。

ちなみに、「牛すじカレー専門店」を同僚が発見!

帰りに幾度も誘われたが、断固スル―したよ。

だって、会議の日、我が家はほぼ「カレー」なんだもん(笑)

ビジネス街に居酒屋、夜には目黒川沿いに屋台が出現する五反田。

観光客の多い品川とは全く違う風情が面白い。

さて、行きつけの飲み屋とかができるかな?

それだけが楽しみよん(笑)

※ 五反田の由来→田の広さに由来する 「反」は面積を表す単位(1反=約300坪)で、田の面積が5反であったことに由来する。 1911年(明治44年)、JR五反田駅が開業したのを契機に「五反田」は駅周辺の総称となり、また目黒川岸の低地で小さな集落であった町は急速に発展した。(資料元;https://www.google.com/)

会議終わりで、同僚がスマホで撮ってくれたんだけど、下手だねえ(笑)

やっぱりソロギターはいいよね~2022グラミー賞でのこぼれ話【暮らし・ソロギター】

【ブログ新規追加711回】

初夏を思わせる晴れ上がった日。一日中、運転しながら営業先を回る。

そんな時、運転のお供は、ソロギターのカッコいい曲。

例えば、イーグルス(結成からすでに46年!)とかシカゴとか、渋いところではサンタナ(ゲームオブラブ最高!・笑)とか日本ではキリンジとか、もういくつでも挙げられるんだよ。

全部、運転中に聴くと気分が上がる。

そして、イーグルスの「ホテル カリフォルニア」のツインギターで始まるイントロにグっとくるのはわたしだけじゃないでしょう?!

今日は何度もリピートして、これを聴いていた。とにかく懐かしいったらない。

ここで、ちょっと昔の旅話を。

わたし達の初ロサンゼルス旅行(かれこれ38年ぐらい前!)では、このアルバムの場所に行くのが目的だった。そこはビバリーヒルズ。

夕方、夫とふたりで現地コンダクターのダットサン(四駆)で連れて行ってもらったのけど、あっという間にRodeo Drを走り抜けちゃった。その時のボケボケ写真も大事に取ってある。

そして、ホテルの名前が「ホテル カリフォルニア」だとばっかり思い込んでいたら、コンダクターはそれって「ホテル ビバリーヒルズじゃない?」と。

で、気づくのが遅くって、レコードジャケットのあのホテルが車のミラーに写ったところをやっと、1枚の写真に収めた。

わたしは、ホテルをこの目で見られた感激で名前が違うとかどーでも良かったんだけど。ドライバーに正しく伝えられなかったのがちょっと悔しかった。

このころから、先走って考えるのがクセで、思い込むのも悪いクセだった(笑)

で、その日泊まったのはビバリーヒルズからほど近いダウンタウンのシェラトンユニバーサル。

古い家具が素敵なお部屋で高層階から見えたホテルのプールとビバリーヒルズの夜景は今でも忘れられない。

そんな思い出を思い出しながら、運転中に聴くのはソロギターの調べ。

なんとも心地よいものだ。

                    ★

思い出話はさておき、昨今、ソロギターの楽曲がグラミー賞から消えたのだそうだ。(選考の段階でスルーされているとも言われているらしい)

今朝、そんな情報を小耳に挟んだ。

別にソロギター曲がグラミー賞から消えてもご飯が食べられないというわけじゃないけれど、なんだか寂しいというか、音楽の幅が狭まったような気がしたし、何しろ残念だ。

ダンス中心のBTSとかより、渋いソロギターの楽曲を取り上げて欲しいよ。グラミー賞には。

なぜ、無くなったのかな。地味にスル―されてるだけかしら。

ギターという楽器やギタリストは、限りなくカッコいいものなんだけど。

まあ、そのうち時代が真っすぐになって、ソロギター元年が訪れるのを期待していましょ。

そうそう、家で聴く一番好きなソロギター曲はこちら。

ノラジョーンズ。(Best Norah Jones)

すてきよね。

※ 文章中のプレイヤーには代表曲のリンクを埋め込んであるのでぜひ聴いてみて。

★2025年5月9日更新 いつも健康でいたいから毎日の過ごし方を改めて検証した~歩くと毎日が発見ばかり♪【健康・日々の過ごし方】

【ブログ新規追加710回】

わたしはとても良く歩く。

もちろん、仕事で歩くのが一番多い。歩くことが目的になってはいないかな。

でも、週末や休日もちょっと、時間ができたらすぐに歩きに行っちゃう。いわゆるウォ―キングをしに行くんだ。

なぜ、平日も仕事で歩いているのに、休みの日まで歩くのか?

それは、休みの日には「仕事以外の考え事」をするって決めているからなの。

普段、仕事の時はほぼ、運転中もバスに乗っている時も、電車に乗っている時も仕事のことだけを考え続けている。

この切り替えが長年の習慣になっている。

だから、休みの日には、徹底的に「夫婦の今後」や「息子の今後」「弟夫婦の今後」など、親族のことを考え続ける。

この先、巡ってくるであろう、「老後のこと」もそのうち考えはじめるのだろうね。

歩きながら、こういった少々逃げたいような課題に向き合うと、頭の中がシャキッとしてくる。

もちろん、登山中も。

いつも「今日は山で何を考えるか」決めて登っているのだ(笑)自分なりの考察に自問自答しながら大筋の回答を導きだすのよ、山頂までの間に。

歩く行為は、身体の隅々にまで新鮮な空気や血流を送り、まったく考えもしなかったようなことを、思いつくこともあるから、歩くのが楽しみで仕方がない。

何が出て来るのか?ちょっとワクワクする。

気分転換だけの日もあるし、徹底した頭の中の整理整頓の日っていうのも良くあるのよ。

というわけで、なんでもないウォ―キングを宝の発見に変えてる・・・という話を書いた。

歩いて見つけた宝は数知れず。

ちょっと前に書いた「トレッキング・ポールを使った散歩」とか、日々の健康に役立つアイテムとかを見つけられたり。

これこそ、小さな宝じゃない?

★2024年5月8日更新 母の日は亡き母の友だちを尋ねる~先輩たちはみんな母~毎年会いに行くわたしの小さな習慣【暮らし・母の日】

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5月8日 母の日。

自分も母だが、自分はさておき、これまで様々な場面で優しく接して下さった、一人暮らしの年配女性を尋ねてきた。母の日に会いに行くのは、もう7年続く習慣になっている。

わたしの母が60代で知り合った、引っ越し先の大地主で工務店の女性社長だ。

今では、お商売は息子夫婦に引き継ぎ、立派な日本庭園と多くの野菜が収穫できる畑の手入れに追われる毎日。

今日も、会うなり「もう、腰がダメだわ」と。

あまりに大きな日本庭園の手入れは、ほぼ造園業者に任せてはいるが、やっぱり自分で手入れがしたいのだそう。

そこに大きな畑もあるのだが、畑は3人のご近所の方々が代わるがわる手伝ってくれているのだ。

その畑の前に納屋があるのだが、今朝、そこで大きなかまどに薪を入れて、採れたてのたけのこをがんがん炊いていた。

薪の燃える匂いとたけのこのアクの薫りが混じり、なんともいい雰囲気だ。キャンプブームなど知らない彼女には、こうして家の畑で火を使い季節の恵みを料理するのは当たり前なのだろう。

しかし、近隣に気を使う彼女は「本当は、今のご時世では火を民家で焚いてはいけないのよね…という。

そういった、周辺の方々への気配りが大事なんだと感じた。

そうするうちに、暇を持て余した娘さんのお子さんもたけのこを見に来たりして、かまど仕事がいいコミュニケーションの場所となっていた。

彼女も嬉しそうにそばに寄って火の加減をみたり、外国帰りの娘夫婦にあれやこれやと、気づかいながら忙しそうに「母」として立ち振る舞っている。

わたしにも夫にも、もう母はいないから、こうして、わたしの母の友だちを尋ねて、昔懐かしい母の思い出話に花を咲かせてもらい、最高の「母の日」を過ごせたのだ。

わたしも母だけど、自分のまわりの母を敬い、大切にできる幸せを味わえる年齢になった。

みんなを大切にする気持ちは、きっと周り回って一番嬉しい形で還って来るに違いない。

そんな、小さな遺産を持っていることに気づかせてくれる「母の日」って、本当に大切よ。

結局、モノに頼らない最高の贈り物は「会いに行く」ことだ。

今年もそれが叶ってとても嬉しかった。

さ、わたしも自分のために?買ったクリームたっぷり「マリトッツォ」を頂いて、今日を終えよう。

おなかいっぱい、マリトッツォ食べる母の日かな(笑)