塩の山(標高553m・独立峰)~甲府盆地の超低山を登る~登山前①【風景・山梨県塩山を訪ねて】

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山梨県は甲州市。塩山を尋ねるのは実に、30年ぶり。

塩の山は、塩山駅から徒歩でも行ける「向獄寺」というお寺の脇の登山道から登る超低山。

しかし、その山姿は、お寺様を遥か昔からお守りし続けてきた威厳に見舞われそびえ立っていた。

南アルプスのように連なる山々とは違い、塩の山は単体の独立峰だ。この独立峰の話は明日の②にまとめてみる。

向獄寺は初めて訪れたのだが、あまりにも厳かで、靜かな場所だった。GWの観光地の喧噪など皆無。わずかな観光客が虫取りに網を背負って来ていた。あとは塩の山への登山者だけ。

無料駐車場(たぶん20台ぐらい)を見つけるのにちょっと苦労したが、すぐ見つかった。

いい場所を見つけた。

手入れの行き届いた境内や御池が、静寂を保っている姿が素晴らしかった。

そのたたずまいが見事だったので、塩の山への直行ではなく、まず、お寺様の鑑賞をしたのだ。

そして、必見だったのが「春もみじ」だ。

昨年、春に紅葉するもみじを鑑賞しに裏高尾へ行ったのだ。季節を見まがうほどの色づきに驚いた。

ここ向獄寺でも、丁度、お寺の登山道入り口山門に植えられていた。

それは、裏高尾でみたもみじとも違う、どこか厳かな雰囲気がした。

なぜなら、裏高尾では至る所に集中的に何本も植えられて、まるで燃えているかのような眩しさだったが、ここではたった一本だったから。

その存在感に圧倒されながら登り始めた。

このモミジはイロハモミジの一つ「静崖(せいがい)」という品種。

鮮やかな紅色の若葉が特徴だ。

驚くことに、この若葉は、生長につれて徐々に緑色に変わってくのだそう。

と、いうわけで、登山前のお寺鑑賞の様子をお伝えした。

明日、後半②では、超低山「塩の山」の命名の由来をひも解いてみよう。

お楽しみに🎶

※ 向獄寺(こうがくじ)→https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4495.html富士の国やまなし観光機構より)アクセス・歴史など情報はこちらから。

GW4日目~人生は選択の連続~良いも悪いも味わった一日【仕事・失敗のつぶやき】

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「生きる」とは「無数の選択」を繰り返すものなのだ。

そのY字の道をどっちに進むか?で決まってしまうものごとがとても多い。

今朝、移転した勤務先のオープン記念セレモニーをオンラインから参加しようと、PCの中の移転URLを探し、そっからセレモニーに参加のハズだった。

が、しかし、そのURLから飛んだ先は、見たこともない選択ページがずらずら~~~っと!

その一つ、一つを解読しつつ進んだ。それだけで5分。セレモニーはたった10分。

ああ~~、どーして現場に入れないのよ!と、ギリギリに作業した自分に、なかば怒り気味。

で、最後のアプリをインストールして、「もう、いいや!今朝は欠席で・・・」と、PCを即座にパタンと閉じたわけ。

その後、大変な事態に遭遇した。

社用PCを立ち上げたら、いつもの社員専用のチャットやオンライン会議のアプリが消滅!!!していたんだ。

どこをどう探しても見つからない。もはや空のアイコンだけが残骸化していた。

わたしは、再度チャットアプリをインストールせねばいけなくなった。しかも、この数年の情報すべてがなくなったんで、またひとつ、ひとつ入れなければいけない。

それでも、チャットアプリは、上司とのやり取りになくてはならないものだ。相談したいあれやこれやとか、文句=愚痴も言える最高の相棒なのだ。

だから、一日も早く取り戻したい衝動に駆られている。

でも、そうは問屋が卸さない。

今はGW真っ最中だ。上司もみ~~んな休暇中(泣)

そこで感じたのが、つくづく「人生って選択の連続」なんだって改めて気づいたんだ。

怒った頭で、アプリの更新中にPCをシャットダウンした話を元SEの夫に報告すると、

「そりゃあ、ダメでしょ!」

「壊れちゃったのかもよ」

「普通は、インストール中や更新中にシステムを切るとかありえない!」だと。

他人には、小さな失敗でも、わたしにとっては、でっかい失敗なのだ。後悔冷めやらぬ頭でつらつらと、余計なことを反芻する。

もし、今朝セレモニーを忘れていたら、PCの不具合に遭遇しなかったのよね。

とか、やむえず選んだ方が吉と出たら・・・とか、そんなことを考えても、もうあとの祭り。

「何を選んだのかは変えられない」が、「どう受け止めるかは変えられる」ものだ。

すべてを上司にメール入れて、全部受け止めよう!って決めた。

それに、午後、仕事でめっちゃいいこと(昇給)もあったんだ。まさに「天国と地獄」の一日だった。

さあ、GW後半も楽しむぞ。わたしは懲りないの(笑)

『旅のつばくろ』沢木耕太郎・著(新潮社)~GW3日目は家掃除と旅エッセイでくつろぐ【文化・旅エッセイ】

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GW3日目。

午前中、ずっと溜めていた家のあらゆる場所の掃除に勤しんだ。

お風呂、キッチン、トイレ、洗面台・・・水回りばかりだね。

こんながっちりした掃除を梅雨明けまでは毎月やりたいなあと、願ってはいるのだけれど実際は難しい。

フルタイムの仕事がで~んとあるでしょ。週末は買い出しだけで最近ではちょっと、ヒーヒーになってきちゃってるし(泣)

夫は「掃除って溜めてやるんじゃなくて、こまめに!が鉄則でしょ?」と。

まあまあ、いいんだけど。

多分、この先も溜めてからやるんだろうな、わたしは。

で、やっと掃除人から解放された、GWなのに雨の午後。

ずっと、読みたかった沢木耕太郎氏の旅エッセイを手に入れたんでさっそく読んでいる。

それがねえ、驚くほど読みやすく、話の展開の上手さに舌を巻きっぱなしだ。

たとえば、「歌手の井上陽水は旅先を決めない」というこぼれ話を実に痛快に書き上げる。

成田空港に着いた陽水氏が開口一番に言った言葉は「さて、どこに行こうかな?」とか、言ったとか。

こんな話が満載の初エッセイ。

面白くないわけ、ないでしょう!

一気に読んでしまったので、熱が冷めないうちにレビューしよ。

• 簡単レビュー

ルポライターで作家の沢木耕太郎、日本中を旅する。

それは、まるでつばめのごとく、軽やかに。

そう、人生も旅も。

沢木耕太郎氏、初の国内旅エッセイだ。

旅のバイブルと呼ばれた『深夜特急』で、世界を縦横無尽に歩きまわった。

沢木氏の初めての旅とは、16歳の時、行き先は東北だった。

あの頃のように、自由にきままに日本中を歩いてみたい。

日本という国を、ただ歩いただけだし、歩きたいだけなんだ。

この作品はJR東日本 新幹線車内誌「トランヴェール」で大好評を博した連載だ。

満を持しての単行本化となった。

※ 今回、Amazonで書籍を紹介するにあたり、電子版無料の広告を載せてみた。ぜひ、利用してみて!電子オリジナル版では、沢木耕太郎氏撮影「旅のフォト」も収録されていて秘蔵版ともいえそうだ。

•目次(すごく多いがいいタイトルばかりなんで羅列した)

夢の旅/縁、というもの/贅沢の効用/近くても遠いところ/皮膚が変わる/絵馬の向こう側/朝日と夕日/点と線と面/がんばれ、宇都宮線!/心の華やぎ/終着駅/風の岬/なりつづける/人力飛行機/赤と青/最後の一瓶/ごめんなすって/太宰の座卓/初めての駅、初めての酒場/兼六園までI/兼六園までII/床しさや/小さいけれど/葉桜の季節に/情熱についてのレッスン/今が、時だ/旅の長者/子ネズミとばったり/臨海と林間/もうひとつの絶景/水で拭く/寄り道の効用/過去への回路/浄土ヶ浜から/あの夏、私は……/書物の行方/車中の会話/駱駝に乗って/一瞬と一瞬/雪/夜のベンチ/あとがき

さ、まだまだコロナ禍、慎重に国内旅に出よう!



GW2日目 ディ・キャンプ日和~東京の清流で過ごしてきた~東京都青梅市柚木町 柚木の山崎川原【風景 / ディ・キャンプ】

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東京都青梅市を流れる多摩川の上流域に、無料でキャンプできる河川敷がある。

昨年、もっと上流でラフティングを楽しむツアーと出くわしたんだ。

で、今日もラフティング体験のゴムボートが何艘も下ってきた!

いいお天気で川下りも最高だ。

この青梅市柚木町の河川敷は、石ゴロゴロの場所となぜだか、白っぽい砂地もある。

今日は、お昼頃に初めて来てみたのだが、すでに駐車スペースがいっぱい。それでもよ~く探せば何とか入れられるスペースがあり、さっそくそこに駐車。

たぶん20台ぐらいでいっぱいになる。

すでにファミリーが何組か、BBQをやってて、そのそばで男子学生っぽいグループももれなくBBQ(笑)しかし、水辺のそばは石ゴロゴロ地帯だ。

わたし達は、少し上の方の砂地で、久しぶりにサンシェードをサッと建てて、椅子2客と折り畳みテーブルを出して、ガスバーナーでランチの支度。

今日は、家でカレー稲庭うどんを仕込んできた。軽く温めてノンアルコールビールと一緒に頂いた。

砂地では、多分泊まったと思われる外国人男性グループ(音楽をかけながら、話声がめっちゃうるさいし、誰もマスクしていない・・・こういう迷惑グループには絶対に近づかない)が。

それを背にして、川岸にサンシェードを建てた。風が強くて、長居は無用と1時間ほどで撤収してきたよ。

まあ、川の水はとてもきれいで、キラキラ光っていてそれは素晴らしかったし、ブッシュクラフトを楽しむ若い男性たちのカッコいい焚き火スタイルもいい目の保養となった。

新緑が眩しく、ラフティングのボートを何艘も眺めながらのカレーうどんは、美味しかったよ。

近年、台風の影響によって、多摩川上流域も河岸が大きく削られて、河川敷のスペースがどんどん狭くなっているそうだ。

青梅市柚木町の近隣住民の憩いの場として、古くから大切に保全されてきたとも聞いた。

迷惑にならない程度に使わせてもらうんだったら、ディ・キャンプで丁度いいんじゃないだろうか?

泊まって、大酒飲んで、大声ではしゃぐとか有り得ないよね。

というわけで、一度行ってみたかった青梅市の柚木の川原を紹介した。

詳しくはこちらの資料をどうぞ→https://camp-quests.com/81664/東京「柚木の川原(山崎川原)」無料でキャンプができる都内の数少ない野営地の紹介

失われた習慣を取り戻す~旅の計画を立てる~忘れてたやり方を思い出した【風景・旅を日常に組み込む】

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最近気が付いたことのひとつ。

毎日の生活の中に、確実になくなってしまった習慣があったことに気がついた。

それは、「旅の予定」を組むこと。

我が家では、コロナの出現前までは、年頭には丸一年分の旅行計画を立てるのが習慣となっていたのだ。

もう、コロナ禍となって、先行きの見えない旅程は立てられないと、まったくそうした習慣をを辞めていたし、持っていた事すら忘れていた(驚き!)

今年のGWは、この2年半とは全く違った何の規制もない自由な連休だ。

しかし、GW初日のニュースで、実際GWに遠方に出かける人の割合は実に全体の3割に「過ぎない」のだと、びっくりするような統計結果だった。

な~~んだ!みんな出かけないんだ・・・。

家で過ごす人が63%だという。

コロナ感染への心配だけでなく、世間に踊らされず、じっくりと身体を休める休暇を取る人が増えたのだそうだ。

たしかに、わたしもGW前の仕事では激務だった。

そのせいか、今週、左腕に五十肩のような嫌な痛みがあり、GW前半は痛めた身体の休息に充てている始末。

毎日、仕事に勤しむ人が「さあ!GWよ!」となってもわたしのように、身体がすぐに追いつかない場合も多いだろう。

しかし、約3年間の新型コロナウイルス感染という前代未聞の期間を経てきたわたし達が、生き抜くのには、「旅」が与えてくれるエネルギーが何より必要なんだ。

長旅でなくてもいい。ただ、日常から踏み出すことをためらってはいけない。

今こそ、1泊2日の非日常を栄養分として与えてあげよう!

時間の長さにかかわらず、そこで出会う濃密な体験、圧倒的な風景や未知の匂いは、味気ない毎日に劇的な変化を与えてくれるはず。

新しい自分に出会うため、心ざわめくのだ

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で、今日、大雨の午後、新しい旅先への予約を完了させた。

5月下旬に「ずらす」事で、ハイシーズンの半額で予約できた。

忘れてしまった「旅する感覚」を取りもどす、このGWはまさにリハビリ期間だね(笑)

こうして、「旅することをあきらめない」わたしが戻ってきた。

エコツーリズムで手軽に旅しよう~家から1~2時間圏内をくまなく旅する~観光の既成概念を取り払う♪【風景・エコツーリズム】

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エコツーリズムってご存知?

エコツーリズムとは

  1. 自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させること。
  2. 観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全をはかること。
  3. 地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光の考え方である。それにより、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする(一般社団法人エコツーリズム協会https://ecotourism.gr.jp/definition/)

アウトドアの旅を指向するわたし達夫婦は、かなり前から「エコツーリズム」の目指す旅の仕方を意識的に取り入れてきた。

• エコツーリズム・・・なるべくローカルな乗り物や徒歩を使って身近な自然に触れることを目的とする旅。

• マイクロツーリズム・・・家から1時間~2時間程度で行ける場所を旅の中心地とする。

例えば、秋の山梨で勝沼町のぶどう棚を巡る旅とか。(写真は勝沼町のぶどう棚での一枚↓)

これは数年前の実体験だが、13ヵ所もの甲州ワイン醸造所を徒歩で巡り、工場見学をしつつ、ヴィンヤードと呼ばれるブドウ園の土壌を知ったり、地域性を学んだり、高級なぶどうの味を行く先々で堪能するという、まさにワイン好きには至福極まりない旅が実現したのだ。

一日で15キロほど歩きながら、20種類の品種を飲み、23種類だったかな、ぶどうの味見をした。それらは、すべて無料だった。

限りないエコツーリズムの走りだったと、感じている。

同じぶどう棚をタクシーで回っている観光客も多く見かけたが、だいたい外国人のツアーリストは、わたし達同様に徒歩でkatunumaシャトーを回っていた。

徒歩でワイン醸造所を回るのは、ぶどう畑の起伏を知るいいチャンスなんだ。登山と似てるね。

それを、タクシーで回ってしまうのなら、最初から自分の車で回るよ。でもそれじゃあ、飲めないじゃん(笑)

エコツーリズムの醍醐味のひとつに、その地域に走る電車に乗って現地に入るというのも楽しみのひとつ。駅はその街の交流のスタート地点だ。様々な情報の発信地だ。

さあ、家から1~2時間で行く、ローカル線(または自家用車)と徒歩を組み合わせる「エコツーリズム」をやってみよう!(旧所や歴史のある場所ならさらにいいよね。おすすめは酒蔵、山城、歴史的建造物など)

お仕着せの観光旅行ではない、「裏観光」を独自の目線で企画してみよう!という提案よ。(一流のツアーリストになったつもりでね・笑)

たぶん、行列や人混みに悩むこともなさそうだし(笑)

わたし達は、このGWでは最近見つけた、山梨県「駅からすぐ行ける独立峰」の低山に登山する予定。電車で行けばエコツーリズム的だろうけれど、飲まないので車で行こうと思う(笑)

地図を広げて、家から1~2時間範囲がどこなのか?知るのも楽しいよ。

そうしながら、まだ行っていない場所を攻めるもよし、お気に入りの場所ならば何度でも訪れるもよしだ。

満足度も高くなるハズ。

「エコ・ツーリズム」を生活に取り入れて、自分だけの旅をしよう!

ずらし旅のすすめ~ずらせば思い通りの旅に近づける~ハイシーズンのちょっと前がおすすめ♪【風景・ずらし旅の極意】

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旅はハイシーズンでなければ、料金も少なくて済み、混雑や行列は皆無のノンストレスだ。

しかも、時間をずらす感覚を会得していると、思いのほか、有意義な時間が生み出せるのだ。

それはなぜか?答えは簡単で、多くの人と同じ時間に同じ場所に向かえば当然だが、混雑するよね。

わたしは、行列はムダだと思っていて、なるべく並ばずに済む方法をいつも考えている(笑)

行列を攻略するのは、ただひとつ。

一番に並ぶんだ。

要するに時間をずらすだけで、ガラガラ状態を満喫できるハズ。

桜の時期だったら満開前がいいし、山開きだったら前日とかがいいのかもしれない。

大群が押し寄せる前にフェイントしちゃうのが、わたしの旅の流儀(笑)

しかし、2022年、各地で数々の事故が多発している。

毎年4月27日開山祭りの上高地では、道路の倒木不備により開山祭りは急遽中止となった。

道志村では、キャンプシーズンを迎えているが、頭蓋骨の白骨が見つかったばかり。2年前の行方不明者、小学6年生「美咲ちゃん」を彷彿とさせる。

さらに、知床遊覧船の大規模事故など。出かける際は、すべて自己判断で危険を回避できるように慎重に行動したいものだ。

それでなくとも、旅にはアクシデントはつきものだから。

約3年に及ぶ、新型コロナウイルス感染拡大の縛りが一切ない今年のGW。

10連休を取り皆、日本中へ出歩く事が必然だ。

行く先々で、コロナ禍で鈍った感覚は、驚くほどに渋滞や行列を弾き出すだろう。

で、わが家では、わたし達夫婦は先週3日間さきどりで旅してきたが息子も同僚と、ちょっと早い箱根旅で温泉三昧してきた。

TOP写真はそのお土産。大涌谷の野菜の味噌漬けと箱根の地酒は最高(笑)

息子たちは、平日~週末の1泊2日だったが、人はかなり多かったと聞いた。これがGWとなると、宿泊費も跳ね上がり、どこへ行っても行列待ち。

せっかくの旅だもの。行列や人の混雑を避けに避けて楽しめる方法が必要だ。

明日は、さらに今までの観点とは違う旅の仕方を書く予定。

どうぞ、楽しみにして~~~(笑)

山道具・トレッキングポールを普段の散歩に使おう!~姿勢の改善と運動効果が抜群~カッコよく散歩をする方法【健康・トレッキングポールの使い方】

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山道具の定番、トレッキングポール。

トレッキングポールは、低山であっても必ず、ザックの脇に装着してどこにでも持ち歩いている。(TOP写真がそれ↑)

普通の感覚だと、多くは、トレッキングポールは「杖」でしょ?って言われそうだが、いえいえ、そういう位置づけではない。

ただしく姿勢を伸ばしながら軽快に歩くための道具」なのだ。

今日、某新聞の健康記事でトレッキングポールのあれこれや使い方指南が載っていた。

さっそく、わたしも行楽の前に、トレッキングポールのまとめをちょこっとやっておこう。

                ★

写真①・・・ザックに2本のトレッキングポールを刺していつでも持ち歩いている。ビニール袋に入っている2本ギアは夫のもの。

このスタイルに落ち着いてからは、場所を選ばず、いつでもトレッキングポールを持っているので、様々役にたってきた。

例えば、藪や雑木林の中では、茂みに小動物や虫などが多く潜んでいる。そういう場所では、まず、トレッキングポールで行く先に手(ポール)で探りを入れながら歩き進むと好都合なのだ。

これは、ちょっとした里山や自然公園などでも役に立つだろう。

また、使い始めはトレッキングポールを使えば歩行が楽になるような気分から、過度に体重をかけ過ぎないようにしたい。

わたしも山に行き始めた頃、登りでかなり体重をかけてしまったことがあった。後から腕まわりがひどい腱鞘炎になり、トレッキングポールも壊れて伸縮しなくなってしまった(泣)

己の馬鹿チカラにすご~く驚いた経験だ。

しかし、普通に使用するぶんには大丈夫。激しく振り回したりせず、地面を無用に突き刺したりしなければね。(小学生の時、傘を振り回していた人は要注意・笑)

歩き方も、道の上がりと下り、階段の上がりと下りに気をつければ、トレッキングポールを使ってのウォ―キングを存分に楽しめるだろう。

まず、一本ギア(トレッキングポール)を持って散歩に出てみよう!

                  

写真②・・・登山中にやっている人が多い、折れた枝をトレッキングポールにして歩く方法もある。夫はこのやり方にハマって、行く先々で折れた枝を見つけながら歩いている。

あくまで、折れてしまった枝だけだよ。欲しいからって枝を折っては絶対にいけない。

わたしの車にも荷台に2本折れた枝のポールが載っていた(笑)

さしずめ、夫の「お土産」のつもりだろう。

で、要注意なのが、折れた枝は湿気もあり、持ち帰ってもカビが大量発生するのが大半だ。

カビは身体に良くないので、車に積んで持ち帰って来た時は速攻で荷台からおろそう。後は乾かして再利用するも、焚き火にくべるもよしよ(笑)

と、こんな風にトレッキングポールというノルッディック(雪山)スポーツの道具を、普段の生活に取り入れて楽しく、カッコよく散歩を楽しむ方法を書いてみた。

                  ★

トレッキングポールを使ったウォ―キングは、顎を引く動作、肩の力が自然と抜けるフォーム、背筋が伸びる、足が長くなるようなイメージなど、健康効果に抜群な影響があるんだ。

トレッキングポールを使ってのウォ―キングをぜひ試してみてね!

ちなみに、100均でも売っている「杖」はトレッキングポールじゃないのでお気をつけて。

スポーツショップで、1本から売っているから、覗いてみるのも楽しいよ。

わたしも、もう2本も山で壊したばかり(泣)

でも、登山やハイキングの必需品だから品定めしてこようっと。

油断大敵!~春の天候不順に積極的に対応するには?~天気予報をまめに見る習慣を持とう!【暮らし・天気の話】

【ブログ新規追加696回】

連日、TVで捜索の映像が流れている「知床遊覧船」の遭難事故。

今、ニュースを見ていて「えっ?」と、本当にびっくりした現場でのできごと。

それは、船会社はその日の天気予報を全く把握せず、船を出したというのだ!

観光船の船舶会社で、どーしてそんなずさんな運営ができるのか?

絶対にあってあならない準備不足な現場だった。いくら、船の定期検査を3日前に通過していても、操縦する人がなぜ、自分で天気の確認をしないのか?

まったく疑問だらけで、気分が悪くなるほどだ。

亡くなった方や未だ見つかっていない方々は、どうしようもない人災に出くわしてしまった。

残されたご家族の皆様は、沈没した船自体が見つからない状況の中、やりきれない思いを抱いて堪えていらっしゃるんだろうと察する。

まさに「油断大敵」だ。

「自分だけは大丈夫」という個人主義のお強い人は、命に影響する仕事はしちゃあなんねえ。

とか思うし(怒)

細心の注意力が働けば、船を出さないという判断ができ、かなりの危険も回避できたのではないだろうか?

実は、22年前、瀬戸内海で嵐の中出航した船に乗り、船内で大きく揺さぶられて鉄骨に激突し、あばら骨を折ってしまった経験がある。

その時、夫が船会社に「嵐で出航したために大けがを負った」という旨の事故報告と損害賠償請求の件をメールで入れたのだ。

すぐに船会社はわたしの家まで愛媛県から駆けつけてきた。お見舞い金(仕事を休む予定の3か月分相当でこのお金が賠償金となった)と菓子折りを持って。

怪我は丸3か月かかって治ったが、今でも寒い時や忙しくて疲れた時は少々痛むんだ。

まあ、わたしが船内でしっかりと掴まっていなかった・・・という油断が引き起こした大けがだが自業自得だとは全く思えなかった。

だから、夫を通して船会社に通告したのだ。

嵐で船が沈没!とかではないぶん事件にはならなかったが、泣き寝入りはしなかった、という話。

                   ★

先週、旅に出る前、大雨が降っていた。ただ、夫はずっと前から長期予報を毎日確認してた。

そして、東京は先週中頃まで雨が続くのだが、信州は降水確率10%とか、風の向きもやんわりで、「こりゃ、大丈夫だろう!」と、夫がGOサインを出し旅行へ出られたのだ。

アウトドアは、お天気をどこまで読めるか?が非常に重要だとこの数年感じてきた。

何度も、旅程を変更したり、数々のアクティビティの予約を取り消したり。

本当に出かけられた時は、お天道様に感謝してしまうもの(笑)

独断で、「エイヤ!」って、無理して出かけても、お天気が悪いとなにかと不便。おでかけそのものが楽しくなくなってしまうもの。

やはり、行動の中心にいる人は、毎日お天気を調べておくことは必須だろう。

いくら気をつけても、足りないぐらいだ。

わたしもさらにお天気を読みとく技を磨いて行きたいものだ。

旅の余韻=後遺症から抜け出した~旅の醍醐味は行く前と行った後♪【風景・旅の本質】

【ブログ新規追加695回】

先週は仕事して旅に出て、帰って仕事して週末というハードなスケジュールをこなした。

このスケジュールを企てたのはわたし。

春の登山と泊まりキャンプデビューを上手に組み合わせられるか?

第一、新年度の4月、仕事を丸3日も休めるのか?

その日程で、現地のお天気は?キャンプ泊するためには雨・風の推移を予想せねばならない。

決める前に調査にずいぶんと時間がかかった。

結果、すべてがベストマッチだった。

                    ★

いつからだっただろう。

お仕着せの旅行から脱皮したのは。

それは6年前、格安航空券という魅力的な商品とLCCという新しい小型航空機なるものを知った時。そして、バーゲンチケットをWEBで発見!チェジュ航空で往復航空券をたった600円×2で取った時だった。(成田→仁川の往復で、ひとり諸費用込み6890円!)

どーしても取りたかったので、申し込みから完了まですべてが英文!だったが、必死でゲットしたんだ(笑)

LCCのおかげで、国内外に頻繁に旅することができた。

わたしは、特別英語が得意なわけじゃないが、どーしてもという時は、それこそ夢中で頑張れる。だって、訳せばいいだけだから。

(どーでもいい話だが、このブログの本体、Wordpressの習得もほぼ英語だったし。今でもダッシュボードの先のメンテナンスではすべて英語圏なの(泣)でも大丈夫みたい。)

今では、誰でもツアーリストにならなければならないし、憧れだったツアーリストの職種が格安航空券の出現や世界的パンデミック・コロナウィスルの出現で一気に先細ってしまったときく。

                     ★

今回も実際、2泊3日という76時間をどう有意義に過ごせるか?に注力し切った。

ツアーリスト的発想で、タイムスケジュールをざっと組んではいたものの、もっと綿密に図れたのかもしれないと思っている。

行先、泊まる場所、どーしても行きたいアクティビティ、お天気が崩れた時の代案など、調べることや決めることは満載だ。

で、手前味噌だが(笑)今回の「春の信州旅・キャンプ&登山」は想像以上の大成功を収めた。

まず、お天気は2日間は大晴天、3日目にやや曇り。もうこれだれで優勝した気分(笑)

次に「どーしても行きたかった」場所を登山で訪れた。それもさほど厳しくない?状況で。

さらには、無駄に費用を捻出せず、これまでの修行の成果か、かなり節約できた旅全般が実現した。

帰ってきて、翌日から仕事に出たが、心も身体もまだまだ、旅の余韻を引きずりながら少しづつ、日常のサイズ感に戻ってきた。

その間、2日。

時差があるわけでもないが、いつまでも八ヶ岳の空気をまとっていたくて、何度も美ヶ原の風景を思い出していた。これが、旅の余韻というか後遺症なんだろう。

下の写真は、今日4月24日 美ヶ原のライブビュー午後18時34分

遥かに広大な自然を堪能したことで、自分の一番大切な「小さな暮らし」に戻ってもガンバレるんだよ。

まさに、旅とは命の洗濯。

このことに気づいてから、旅を「あらゆる可能性と出会いの時間」へと変えてきたのだ。

旅を綿密に計画し、実行して垢を落とし、現地で人や自然に感動し、旅の余韻を咀嚼し、栄養にしてこそ、それが旅の醍醐味だとも言えよう。

今は、次への指標を案じてはいるが、当面行きたいところとか、魅力的な場所が見つからないし。

ま、どんなに引きずっても、刻々と日常に戻ってしまうけれどね。

さて、明日から月末。GW前のもう一丁!

張り切って仕事、行きまっしょい(笑)