絵を飾る【暮らし・Paul Kleeの絵】

【ブログ新規追加971回】

絵やオブジェ、お花がない家というのは、わたしにとってはお化粧なしのスッピンで仕事に出るようなもの。

マスカラやアイシャドー、頬紅など少しだけ外向けにきちんとして出たいのに素顔で出るほど恥ずかしいことはない!

それと良く似ている。どこか中途半端な感じの出来損ないみたいなもんなの(笑)

昔の日本の家には掛け軸をかけ、お花を生ける床の間があったし、玄関の土間にはたたきがあり、そこには火鉢とかが置かれて客人の暖を取るおもてなしをしていた。

それは、住まう人の「美しい」と感じる美的感覚に左右されているものだが、他者に対する思いやりを感じられる素晴らしい設えだったと思えてならない。

我が家の玄関にはちょっと大きめの絵画(もちろん複製画)を飾っている。以前、新築一戸建てを購入した記念に買ったものだ。

今の家には大きすぎるが、やはり玄関には絵が欲しい。

この絵の作家だが、パウル・クレー(Paul Klee、1879年12月18日 – 1940年6月29日)である。

20世紀のスイスの画家、美術理論家。ワシリー・カンディンスキーらとともに青騎士グループを結成し、バウハウスでも教鞭をとった。

その作風は表現主義、超現実主義などのいずれにも属さない、独特のものである。

※ 資料→http://artmatome.com(パウル・クレーの略歴・作品集)

絵画にもモダンなもの、クラシックなものやエスニックなものなど色々なタイプがある。

わたし達夫婦がパウル・クレーの「絵」を好んだのにはピラミッドやラクダがいてエキゾチックな異国の風情が好きだったのと、「絵」の持つスピリットもとても優しくファンタジーだからなんだ。

夫はシャガールモディリアーニマティスなどのシュール(非日常的・超現実な表現や発想)な路線が好みのよう(笑)

そして、このクレーのリトグラフもわざわざ探して買ったわけじゃなく、とある美術展で偶然目に留まって即、購入したんだ。(数万円出しても悔いはなかった・笑)

というわけで、「絵とのよき出会い」をした話を書いてみた。

家には「絵」と「オブジェ」と「花」が必要よ。

では、また!

★2025年1月27日更新 『経営は焚き火のように~Snow Peak飛躍の源泉』 Snow Peak 山井梨沙・著(日経BP社)~大切なことは全部キャンプが教えてくれた【選書・文化】

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経営は、焚き火のように Snow Peak飛躍の源泉

簡単レビュー

~スノーピークの強さの理由を、社長自らが語り尽くす~


スノーピークをアウトドアメーカーと思っている人は多い。

しかし、今や、16期にわたる増収を続ける絶好調企業にして、「アパレル」「飲食」「住宅デベロッパー」「コンサルティング」と事業領域を急速に拡大している総合メーカーへと変貌を遂げつつある。

事業領域として「衣・食・住・働・遊・学」を掲げるのは、服飾デザイナーから3代目社長に就任した山井梨沙氏。その中心には、常に「野遊び」を軸にしたスノーピーク独自の経営論がある。


ここ最近、「ビジョン経営」「パーパス経営」「デザイン経営」といった、経営手法がもてはやされている。

スノーピークは1988年からビジョン経営、デザイン経営を続けるお手本のような企業だが、山井社長は、「自分たちがデザイン経営をしていると意識したことは一度もありませんでした」という。

企業が目指すべき方向性を言語化し、全従業員を目標へと導く経営はどのように行われているのか。『経営は、焚き火のように Snow Peak 飛躍の源泉』は、その要諦を明らかにしていく。

~スノーピークはもはやアウトドアメーカーではない~

キャンプで育った30代社長は、人として、経営者として何を大事にしているのか。また、今後どんな展望を持っているのか。

企業価値の源泉となる焚き火のように熱い経営とは。第1章ではデザイン経営について、第2章では、業績好調の理由、第3章ではキャンプで育った経営者について、第4章では、事業を支える社員たちを紹介していく。

本文より–

「東証一部上場企業の社長として、私はかなり異端の存在です。就任当時は最年少記録となる32歳で、しかも女性。経営を学んだこともありません。そして、タトゥーが入っている……。」

スノーピークという会社は社員全員がキャンパーであるということが最大の特徴です。社員数が600人を超えた現在でも、採用基準ではキャンプが好きかどうかを重視しています」

デザイン経営とは、端的に言うと、ビジョン、ミッション、バリューが順序立てられて、それを実現するためのプロセスをデザインするという経営手法です。ですが会長も私も、自分たちがデザイン経営をしていると意識したことは一度もありませんでした」

「社員たちも一人ひとりがデザイナーであるという意識を持ってもらうようにしています。そう考えたのには理由がありました。会社が大きくなり、社員が増えるにつれ、会社に「ぶら下がっている」印象の社員が増えているように感じていました」

「今後、スノーピークを象徴する広大なHQで展開したいのは『村』です」本書から抜粋。


【目次】
第1章   気づいたら「デザイン経営」だった
スノーピークの現在地
8年間で4つの事業が始まった
市場を想像するものづくり
改訂した経営理念
      社長としてはアウトサイダー
      未経験でも社長業ができている理由
      スノーピークらしいのはC案
      特許庁からデザイン経営企業として表彰
      専門家も認めたスノーピークのデザイン経営
      洋服のデザインと経営は同じ
      言語をデザインする
      社員全員が体験デザイナー
      売り上げは提供した価値の対価
      スノーピークの次世代育成プラン
      私の経営に欠かせない焚き火ミーティング
      熱狂的なファン「スノーピーカー」とは
      ユーザーとのキャンプがすべてのはじまり
      コロナ禍で急増中の新規ファン
      継承されるスノーピーカーDNA
コラム:父と娘のモノローグ   スノーピークの事業承継

第2章   ものづくりの先へ   業績好調の背景
      16期連続で増収
      本社の広大な敷地はスノーピークの象徴
      体験価値を提供する
      「衣・食・住・働・遊・学」の事業領域へ
      何より社員の主体性
      「ゆりかごから墓場まで」の村をつくります
      総合展示会「ライフエキスポ」でできたネットワーク
      新規の提案がひっきりなし
      エキスポで実感した焚き火の力
      社会人から地球人へ
      次のエキスポを前に
コラム:スノーピークの海外展開
      24年に売り上げ全体の40%を目指す、グローバル戦略

第3章   義務教育ではなくアウトドア教育で育った
      小学生まで毎週末キャンプ
      キャンプで学んだ状況判断とリカバリー力
      アウトドアパーソン譲りの「お節介精神」
      強みは妄想する力
      人間らしさを取り戻す新潟での暮らし
      焚き火をする理由
      燕三条で培ったものづくりの精神
      土地に根付いた文化を着る、体験する
      自然界のラグジュアリーウェア「YAMAI」
      自然由来の素材で必要な分だけをつくるモデル
コラム:社員アンケートで分かった
      山井梨沙社長ってどんなヒト?

第4章   スノーピークを支える最前線の社員たち
      衣   「スノーピークアパレル」前年同期比157%を生み出す2つの強み
      衣   スノーピーク流のSDGsとは?   3軸で進める服づくり
      食   スノーピーク「食」への挑戦   古来種野菜をキャンプ料理で提供
      食   スノーピークが「白馬の王子様」になれた理由   リゾート閑散期を救え
      住   スノーピークの街づくり   時代が求める“野遊びのある暮らし方”
      住   スノーピークが作った一生ものの家具   変わる暮らしにフォーカス
      働   大手企業も続々導入   スノーピーク「キャンピングオフィス」の効果
      遊   スノーピーク流地方創生に依頼が殺到   カギとなる「2軸」とは
      学   持続可能な世界をつくるキャンパー思想   教育現場に広がる
      衣 食 住 遊 働 学   スノーピークのものづくりDNA   市場は「創造」するもの
      衣 食 住 遊 働 学   舞台は大自然、前代未聞の超大型展示会を開催
      衣 食 住 遊 働 学   「スノーピーク流DX」   5つの取り組み、ゼロから成果を出せたワケ

                ★

2022年6月発刊の新刊本の紹介をしよう。

かの高額キャンピング用品メーカー「Snow Peak」の精神から経営スタイルに至る企業物語が出ているのを最近知った。

我が家もすっかり、日常にキャンプが根付いているこの数年。とはいえ、わたしは幼少からアウトドア派の両親と共に、キャンプにば行っていたから再燃ともいえる。

子どもの頃は、自分たちで設営したテントの時もあったが、多くはコテージやバンガロー(いわいる小屋・笑)に泊まるのが楽しみだった。

小豆島でキャンプをした時は浜辺にテントを張り、夜な夜な焚き火をし、明け方の日の出は忘れられない美しさだった。

キャンプの醍醐味はやはり、自分の城を立てるテント設営だろうし、焚き火を楽しむ余裕の時間だろう。

我が家では、Snow Peakのような高額テントとかはまったく持っていない。

自分たちのキャンプスタイルに合わせたテントや焚火台などの道具を見つけて、使うためにキャンプをするのが楽しいのだ。

太古の昔から人々を照らしてきた焚き火。

その火は道具の優劣に関わらず、暖かくて懐が深い。

また、焚き火のよさは、手元で小さな火を育てていく中に深い癒しを得られるのだ。

お寺さんのお炊き上げとは、ちと違う(笑)

そんな焚き火に魅せられた人は無数にいるだろう。

さ、今年も何回、キャンプに行くのか?まだ何も決めてはいない。

今は、こんなキャンプ関係の本で栄養を蓄えておこう。

それではまた!

旅のどこがそんなに好きなのか?~トラベラー気分を味わうのは前準備のアレコレにかかっている♪【風景・旅準備】

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これまで毎月、だいたい一回は「旅」だと思えるレジャーに勤しんできた。

そこで、ふっと思ったのが「わたしは、ど~してこんなに旅が好きなんだろう?」て、ことだ。

色々な場所への移動が好きなのか?

まだ見ぬ景色を探し求めているからかしら?とか、

いいえ、そんな大義名分ではなくって、実はもっと身近なあることが好きでたまらないから「旅」がやめられないんだ。

そのあることとは。

「片づけ」なのよ(笑)

旅の日程が決まったら、ざっと仕事や家族の予定などを洗い出し、順序よく「やらなくてはならないことをやっていく」とかは、まず誰でもやっていることだろう。

わたしの場合は、旅立つ3日前から冷凍庫と冷蔵庫の中身を減らして行く。(ま、キャンプをする場合は反対に冷蔵庫の中身も利用したいから、旅の前に買い込んでおくんだ・笑)

で、いよいよ出発という日の前日、冷蔵庫の中の野菜を総動員してスープを作るのだ。

まずは、スライスしたニンニクをオリーブオイルで炒めて香りを出したら、固い物から順番に野菜をどんどん鍋に入れて、じっくり火を通し、最後に塩をふって味を調えたら出来上がり。

すっかり冷めたら、保存タッパーなどに小分けにして冷凍庫へ眠らせるの。

これがあれば「旅」から帰って、何にもない…と、疲れた体にムチを打って、急いでスーパーで出来合いのお惣菜を買わなくてもいいし、外食しなくても大丈夫なのだ。

このスープを解凍して、旅先で仕入れた美味しい物(お土産という)とお疲れ様の🍺で乾杯すれば、帰ってからも至福の時間が続くのよ。

何にも入っていない冷蔵庫なんだけど、🍺だけは前持って入れておくし、冷凍庫には滋養たっぷりのスープがスタンバッている。

それと、前日に大事なやっておきたいことがもうひとつある。

お天気が良ければ洗濯三昧をする。シーツやパジャマを全部洗って、帰って来た時に、すぐお風呂に入りたくなるようにきれいな寝具や寝間着を用意しておくの。

そうすれば、お風呂に入っている間にスープを解凍しておいてとか、全部準備が整っていることで旅の終わりを楽しみ切ることができるでしょ? こういった生活の延長上にある片づけが大好きで仕方がない。

旅に出る前日、「掃除機をかけて」「仕事もやり残しなしで」「スープも用意して」「冷蔵庫と冷凍庫も掃除して」こんな風に頭の中はグルグルしっぱなしだ。

それでも、すべての準備が終えたら、あとは旅立つだけ。

日常から非日常へ出かける「儀式」のようなわたしの片づけ。

以前は、前日まで仕事をめいっぱい詰め込んで、旅の準備はいつも深夜だった。 それがちっとも良くなくて「あれも、忘れた!これも忘れちゃった!」と、忘れ物大王だった(笑)

今では、前もって家の中を片づけながらの「旅準備」をするから、忘れ物が激減したの。

というわけで、旅の何がそんなに好きなのか?というど~でもいい話を書いた。 でも意外といいでしょ?旅好きの好きなことっていうのも。 では、また!

★2024年1月25日更新 『パッとしない私が、「これじゃ終われない」と思ったときのこと 「生きる意味」のつくりかた』上田紀行・著(幻冬舎)【選書・自己啓発】

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  • パッとしない私が、「これじゃ終われない」と思ったときのこと 「生きる意味」のつくりかた (幻冬舎単行本)


上田 紀行上田 紀行

パッとしない私が、「これじゃ終われない」と思ったときのこと 「生きる意味」のつくりかた (幻冬舎単行本) Kindle版

上田紀行 (著)

簡単レビュー

人間はいくつになってもチャレンジできるし、人生変えられる!
不安だらけの現代社会を生き抜く34の知恵。

勉強していい学校を出ても就活で挫折、残業して働いてもリストラされるなど、
重荷を背負わされてもそれに見合う利得が返ってこない現代社会。
やってもやっても報われず、ただ疲れていくだけという悪循環をどう断ち切ったらいいのか?
ストレスや不安に落ち潰されそうな人への処方箋。

「目次」

第一章 未来は切り拓くもの
・「生きる意味」を一人ひとりオーダーメイドする時代がやってきた
・数学信仰の時代から、人生の質を問う時代に
第二章 パワータンクを充填する
・苦悩は自分の枠組みを変えるチャンス
・自分が背負いたい肩の荷を背負うのはかっこいい
第三章 向こうから来ることを楽しむ
・「楽な言葉」を使わないようにすると、一歩前に進みだせる
・自分は矛盾を抱えた「不純物のかたまり」である
第四章 ぶれることを恐れない
・未来を想像できない人は、未来を失う
・執着を捨てるとは、無関心になることではない
第五章 ニコニコ笑って生きなくてもいい
・使いすてにしていい人なんて一人もいない
・自分の殻を破るには、他人にもっと関心を持つ

               ★

昨日、寒空の中営業先に急ぐわたしが目にした驚きの光景。

保護犬ボランティアの募金箱に「1000円」をサッと入れて通り去った女性。多分40代ぐらい。

あと、もう一人、駅に立つお坊さんお二人の托鉢に「チャリン」と小銭を入れたお若い女性。お金を入れた後、お坊さんに手を合わせて礼拝を2回。お坊さんも女性に向けて短くお経を唱えて御礼を言われていた。

どちらも一瞬の出来事だったが、そんな尊貴な(ともいえる)光景を目にして感じたことは、「ああ、彼女たちは、その日できる最善を尽くされているんだ」と。「自分の考えで自分らしく行動している」と思えたのだ。

で、この書籍『パッとしない私が、「これじゃ終われない」と思ったときのこと 「生きる意味」のつくりかた』を思い出してレビューしてみた。

ダライ・ラマ14世とも親交のある作家だが、宗教者ではないし、本論では一切宗教に結びつける話はない。現代の「モヤモヤ」を独自で断ち切る「30の質問」を読者に投げかける構成となっている。

例えばこんな質問を投げかける。「いいね!がたくさんとれる程度の人間で済んでもいいですか?」とか。いいね!のために忖度をする姿勢をどう思うか?問いかけているのだ。 意見を言わずに他人に合わせる行動を続けるとどうなるか?答えは本書でどうぞ(笑)

「生きる意味」とかって、難しく捉えることが多いだろうが、著者からの質問にひとつ、ひとつ考え、答えながら読み進めて行くと、次への道筋が見えるかもしれないね。

さて、再読したわたしも、「パッとしない」のだろうか?

それとも・・・。

では、また。

★2025年1月24日更新 今年の「旅」のテーマを決めている~そろそろひとつのテーマで日本一周とかありかも?!【風景・旅にはテーマが必要】

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ずうっとこれまで、ただただ行きたい!見たい!食べたい!泊まりたい!だけで選んできた「旅先」

もうね、ちょっと、自分のトラベラー気質に飽きてきたところがあって、気まぐれに決めるんじゃなくて、しっかりとした何等かのテーマに則った旅がしたいなあ・・・と、思い初めている。

大好きな登山だったら、中年でも楽に登れる「楽名山」を見つけて実際に登ってみるとか。(笑)

そこでしか食べられない超地元のお料理を学ぶ&買い出し先を調査するとか。

そうそう、日本一周を何かテーマを持って旅するとかいいな。時間や年数はかかるだろうけど。

例えば、こんなルールはどうかしら?「その県発祥で、その県であればどこにでも手に入る美味しい物を見つける」とか。

旅の期間は、関東周辺の1都6県は日帰りで、それ以外の40県は1泊~2泊で!とか。かなりハードで楽しそうだよ。(長い旅が苦手なの・笑)

春から少しづつ始めて、夏には北方面で冬には沖縄とかいいな(笑)

車窓から見る風景にこだわるのもいいね。

ゲームをクリアするような、旅する幸せをぎゅっと詰め込んだオリジナルな旅を仕込んで行こうかな、などと考え中。

さて、どんな旅になるのやら、まったく想像もつかないよ(笑)

今、海外の人達がこぞって日本のガシャポンをやりに来たり、イチゴ狩りをしに来たり、みな自分だけのレアなこだわり旅を楽しんでいるそう。

わたしも海外を含む、レアな面白旅を企画したい!と言う思いを書き綴った。

それでは、また~♪

※ TOPの写真は数年前に京都「南禅寺」で撮った外国人カップルよ。ちょっと風情があるよね。

★2024年1月23日更新 洗練された女性像を思い浮かべる【暮らし・スマートな立ち振る舞い】

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「好きな男性のタイプは?」とか聞かれたら、迷わず「スッキリ、スマートな人!」と答えてきた。(簡単に言うと、「スーツの似合う人」ということかな・笑)

立ち振る舞いが洗練されているとか、立場や年齢に合った服を選んでいるとか、相手を気づかいつつさりげないおしゃべりができるとか、極めつけはタクシーの運転手さんや食事をするために入ったお店で、丁寧な態度で接するとかかしら。

ああ、いいな。素敵だな。と思う人の立ち振る舞いをつらつらと身勝手に書いてみた。

もちろん、女性の場合でもほぼ、同じ要件でやはり「スマートな人」が憧れだ。

なりたい女性像は、嘘・偽りがにじみ出ない雰囲気や目を持つ人なんだ。

他人を気にし過ぎてよこしまな考えをいつも持ち続けてしまうと、顔ににじみ出ると思っている。だから、常に「グレーにならない仕事や人付き合いをしたい」と、日々精進している。

とにかく、スマートな人には簡単になれそいうもないから、毎日の営業先で己の立ち振る舞いを磨いている最中よ。そう、仕事を続けている間はずっと修行なのだ。

まあ、嬉しいことに、わたしのまわりにはお手本にしたい、真似て行きたい素敵な大人が何人かいる。

ずいぶん年上の女性からは、普段の人への接し方や距離の取り方を教わることもあった。

ちょっと上の上司からは、仕事上の姿勢、しゃべり方、動作という身のこなし方、服選びなどなど。これまで本当に多くの事がらを学んできた。

お手本になる人がいるのはいいことなの。

ちょっと不安な場面の時に「ああ、あの人はこんな風に立ち振る舞っていたな」とか思い出して安心することもある。

そして、お手本にしたい人は男女に関わらず、ほぼ、「スマートでスッキリとした人」ばかりだった。

わたしもすこしずつ、スマートな人に近づいているかな?

積み重ねて気づいたら「スマート&サッパリな女性」になれているのが理想(笑)

では、また!

★2025年1月22日更新 仕事道具をスマート化する【仕事・机要らず】

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今の家に引っ越してきてから7年。いまだ仕事机は持っていない。

では、どこでブログや原稿書き、仕事の取りまとめをしているのか?といえば、小さいリビング兼キッチンのテーブルの上でやっている。

昨年の秋ごろ、この場所にホットカーペットを敷いて寒さ対策をしてからずっと快適に過ごしてきたが、年末、仕事納めの時に夫の書斎で使う大型テーブルコタツの3分の1を分けてもらって、今はそこでぬくぬくと作業しているのだ。

やっぱテーブルコタツはいいよ。

寒い外から帰ってきても、すぐにここで仕事ができるし対岸には夫がいるので(笑)色々と話ができる。まるでちょっとした会社みたいな作りになっている。

一時は自分専用の机が欲しかったし、便利だと思っていたけれど、元々あまり物を持たないわたし。仕事の道具も大きなバッグひとつと、6段のクリアレターケース1本だけなの。

それだけだから、狭い我が家に机をもう一つ入れるスペースもないし、購入する意味がないから、今の夫の机「間借り」で充分よ(笑)

夫のコーナーには27型ディスプレイとPC3台。スマホ2台にiPad。ペン立てや小物もいっぱいでにぎやか。

最近ではYou Tuber 使用のライトも購入してご満悦(笑)

わたしはペン立ては要らない(バッグの中にすべて入れている分でOK)珈琲のためのコースターとマウスパッドとPCライトだけかな。PCは自分の1台と社用の2台にスマホ。

あとは読みかけの本数冊を積んでいるだけ。テーブルコタツの3分の1で本当に暖かくて快適な仕事環境だわ。

今後も仕事道具のスマート化をどんどん進めよう。

まずは、最新のPCを買わなくちゃ。今より小さいマシンがいいんだけど。

こうやって、どんどん持ち物や道具の精査を続けていくと軽やかになるだけ。

今年、服は買わないとか書いたが、カメラ、登山ザック、登山シューズ、そしてPCは買い替える予定だ。

先行して、先週洗濯機を買い替えたばかり。

こちらも今の性能でコンパクトな使用の物になった。

スマートな暮らしに近づいてきている実感がするよね。

買い替えたい物はさまざまあるが、吟味して適切な値段で手に入れたい。

さ、明日の仕事準備を始めてしまおう。

身軽だと、物も探さないから準備に無駄な時間が生まれずに済む。

とまあ、家での仕事環境をスマート化している話を書いてみた。

それでは、また。

               

こぼれ話。

昨日、市場でめっちゃおしゃれなキューブチーズを買った。

「8種の野菜クリームチーズ」で冷凍して食べるんだけど、小さな宝石みたい!

ひとつ、ひとつの味がかなりしっかりとしていた。わたしは紫のビーツがほどよい酸味でワインにぴったりで美味しかった。

今日のつまみはトッポキといちご・ブルーベリー・ラズベリーのチーズ(オーツ麦入り)を用意している。

ああ、楽しみよ(笑)

ギックリ腰かな?~土日で治すために養生中~動かないでできる「何でもファイル分け」で手と頭はフル回転🎶【健康/暮らし・ギックリ腰でもできる家仕事】

【ブログ新規追加964回】

今週はかなり仕事も詰め詰めだったのが祟った。今朝いつものように市場でバンバン買い出ししていたら、「あれ?ちょっと腰が響く・・・痛いかも」みたいな症状が!

慌てて帰ってきて、インドメタシン増量の塗り薬を腰と背中にドバ!っと塗り込んで今まで休んでいた。

これまで、正真正銘のギックリ腰をやったのは2回。そりゃあ、もう、びっくりの痛さで寝返りもできず3日ぐらいは、まともに起き上がれずで、家族につかまってトイレに行く始末だった。

今回はまだ、未遂よ(笑)だから、軽い今のうちに徹底して治してしまわなきゃ!

幸い、食料は今朝、ど~んと買い込んできたんでばっちり!この先の大寒波に向けての用意を仕込んでおいたの。よかったわ。

というわけで、ギックリ腰の予備軍みたいな危うい腰をさすりながら、先ほどから、溜まった書類とか、会社から送られてくる注文書の控えや、コピーを取り溜めていたものなどの整理を手元で始めている。

ギックリ腰を早く治すには「動かない」ことが一番。だからもう、家の中でできることに集中するのだ。

で、わたしの書類整理の大元は、「なんでもファイルに入れる」ことで完結させている。

ファイルに分けるとかいうと、さぞかしきちんとやっているんでしょ?とか思われそうだが、いいえ、ただ20冊あまりのクリアファイルに何でもかんでも入れておくだけなのよ(笑)

昨年末に、その中身を半日かけて精査したら、もういらないコピー資料は100枚ぐらいあったし、頂き物の包み紙やリボンなど、包装類も適度に掃除の塵取りに使ったり、新聞や紙ごみを出す時にひも代わりに使ったりして、その使命を果たしておいた。

6段ほどの透明書類ケーすには、それぞれの引き出しに項目別のクリアファイルが数冊入っている。

家族関係、お金関係、仕事関係、車関係、友だち関係、趣味関係、旅関係などなど・・・etc

こういったそれぞれの分野で数冊あるもんでどうしても20冊ぐらいになっちゃう!

TOP写真のファイルは元々、保険会社で頂いたものだけど、保険の契約書などはまったく入れていなくて、これは100ページと大容量なファイルだから、「山関係の書籍のコピー」がごまんと入っているのだ(笑)

今年はどこの山に登ろうかな?とか、年末からこのファイルに最新の山情報も入れ込んで、だいたいの目的の山を決めてみた。

ま、20冊以上にならないように刷新してはいるが、こうして資料のざっくり整理を続けてきたけど、あまり細かくカテゴリー別にしなくても全然大丈夫だよ。

収集癖のないわたしが唯一集めているものは「紙資料」だという話。それも要らなくなったらすっぱり紙ごみになっちゃう。

「なんでもファイルに分けて入れる」とっても簡単で、面倒くさい書類整理もストレスフル間違いなしよん(笑)

では、また。

★2025年1月20日更新 時間をキッチリ使うと毎日が適度に忙しくなり充実する~こうなるために止めた事がらもあるという話【暮らし・タイムイズマネー】

【ブログ新規追加963回】

今の仕事を始めて今年で15年。それまでもピアノ講師をしながら子育てや親の介護でせわしない日々が続いていた。

ところがここ数年、50代の後半を過ぎた頃から、自分のこと(仕事や好きなこと)に集中できる時間をたくさん持てるようになってきた。

仕事にも遊びにも全力(笑)で取り組めるなんて、忙しくてあたふたしていた頃には想像もできなかった「心の余裕」というゆとりができたのだと実感している。

また、長年仕事と供に生きてきたからだろう、時間のやりくりは上手い方だと自画自賛している。(まあ、夫から言わせると「ええ~~?ありえない!」と叱られそう・笑)

一日のルーティンはこんな。

朝、5時半~6時起床。まず、ドリップコーヒーを入れて、朝ごはんを仕込む。寒い今時分は、石油ストーブを点火して、里芋の煮っころがしや肉じゃがを朝の内に鍋に用意して、ストーブにかけておくの。

遠赤外線で、里芋もじゃがいも、サツマイモもみ~んな柔らか。ほったらかしでできちゃうのがいい。

朝ご飯を終えたら、今は息子を駅まで送っている。この段階で7時30分頃。

そこから、わたしの仕事の準備となる。で、9時過ぎには出勤~だいたい4時ぐらいまで営業に没頭する。

で、5時~6時の間に所用を済ませて帰宅。そこから、ちょっとコーヒーを飲んで一服したら、考えていた内容で一気にブログを執筆する。(だいたい1時間)

終わったら、次は仕事先で頂いた注文をまとめたり、売り場の写真を社内WEBに投稿したり、日報を記入したりする事務処理が待っている。

で、だいたい8時過ぎにブログ&仕事を終えて、やっと夕食の準備となる。朝、一品すでに用意してあるから、後はお肉を焼いたり、魚を焼いたり、適当な副菜を用意して晩ご飯。

ここで、充実時間を得るために止めた事がらの一つに、昨年6月1日から、基本は土日(祝も)だけの飲酒になったことだ。

絶対続かないだろうな・・・と、思っていたけど、平日に飲まないことが意外なほどしっくりと馴染んだし、続けるモチベーションも異常なほど高く保っている。ま、平日の旅先やどうしても飲まなくてはいけない場面ではノンアルコールビールで代用して切り抜けた。

その分、土日は好きなお酒を買って、好きなだけ飲んでるけど(笑)もう、さほど飲めなくなってきたし、このメリハリで平日の夜時間がめっぽう充実してきたってわけ。飲んでないぶん眠くなんないでしょ?

夜、食事とお風呂が終わったところから2時間(だいたい11時)までがわたしの読書と思索の時間。

そして、二つ目の止めた事がらは、無意味なSNS上の「ネットサーフィン」だ。これはInstagramとTwitterに限り。(ただ、良くやり取りする人の記事は読みにいく)

調査が目的の動画視聴や電子書籍の読書やFBのお友達の記事やブログの閲覧には時間を決めてやるようにしている。

確かにネットにあまり顔を出さなくなると、見知らぬ人ばかりの記事が流れてきてなんだかつまらないからより一層やりたいことに集中している。

もうね、フォロワー数とかまったく気にならないし(笑)

ネットへの執着を取り払い、ネットで補えない知恵と発想の工夫が「書籍」には詰まっているから、こっちに時間を費やしたいし、ネットでは得られない充実した時間(至福ともいう)もこれまで以上に手に入れたい。

ただ、まったくネットサーフィンしないというわけじゃなくて、土日、好きなお酒のつまみにSNSのネット巡回も忘れずやってるよ(笑)

で、たいてい11時30分から12時には完全に寝てしまうという毎日だ。

観たいTVは土日に再放映で見る場合も。

仕事と家事を上手く組み合わせた無駄のない時間配分。いったん決めたら割とその通りに行くのよ。

ただ、お酒とネットを極端にスリムにして得た時間なのね。よく「オンとオフを分ける」とか聞くが、私の場合はお酒の誘惑に負けず、PCのスイッチを切るだけで全部が終わる合図になる。

最後は今、癒しになっているもこもこパジャマに着替えてぐっすり眠るのが超楽しみ~。

いつも仕事や家事のやり残しを引きずって暮してきたけど、いよいよ一日にすんなりと収まる生き方になってきた。

そうね。年の功?

では、また。

※ TOPの写真は昨年末の仕事納め(西新宿のビル街にて)

★2024年1月19日更新 『あの人の食器棚』伊藤まさこ・著(新潮社)~19人の素敵な食器棚を2年かけて取材した本を紹介【選書・文化】

【ブログ新規追加962回】

あの人の食器棚』いとうまさこ・新潮社

簡単レビュー

人の暮らしがいちばん見えてくる場所、食器棚。

きちんと、おおらか、渋いのピカピカなの、ずらり19の台所に興味しんしん。

うつわがかわいく映える絶品レシピ付き!

大好きな書籍(シリーズ)で、数えきれないほど引っ張り出しては眺めてきた。今日、久しぶりに出してレビューしてみたの。他人の台所や食器棚を見て楽しい!とか、この本に出会うまで全然思えなかったけど、食べることや食材だけでなく、食器棚の中まで興味の「幅」を広げまくる伊藤さん(テーブルまわりのスタイリスト)には驚いた。(別に知り合いじゃなくてよ・笑)

                    

さて、先日、小さなココット皿のふちを欠いてしまった。

ああ~~~。直すことなんて考えないであろう、小さなお皿。

でもね、食器棚に入れていると、欠けた食器を持ち続けるのもなんだかな・・・。

ま、買い替えればいいだけよ。と、今度は食器福袋の動画をテンポよく数本観たんだけど。

食器マニアの福袋の開封動画、すごいよ!

皆さん、3万、5万、10万と、大金をつぎ込んで北欧食器のアラビアとか、イタリア食器のリチャード・ジノリを一気に10点買い!

わたしはさ、食器って、憧れた物を一品、一品手に入れていくものだと、なぜだかそんな乙女な感覚で思い続けてきたんだよ(笑)

そうそう、50代女性の動画で、彼女は「断捨離は旦那様のいない時に決行する」みたいな内容で、アラビアの食器のふちを欠いちゃって、落ち込んでいたが、旦那様の出張時に「エイ!」っと、断捨離して新しい同じ食器(とても高価!)を正規代理店で購入してスッキリしてた。

大人気福袋を手に入れるのも大変だろうけど、物への愛着が感じられないのが残念。

この50代女性は、大切な食器との別れを決断し、捨てて、新たに購入するという行動に、そこまで愛着のあるお皿だったのね・・・とか、少々、感情移入しちゃった。

大切に一品、一品揃えてきた食器だったと話されていたし。

ああ~、ここにも乙女がいる!って共感しまくりだった。

福袋で一気に10品も揃えたらそれでもう、いいじゃん!ってなってつまらない。

しかも、毎年そういった爆買いする人を目当てに、大量の福袋を販売するメーカー側の思索に乗っかりたくはないもん。

もうね、素敵な食器も動画でめっちゃ観たんで、飽きちゃったよ。そうね、所有していなくても、まるで持っている気分になるのがいい。所有することに興味があまりないの。

1品づつ集めるのが嬉しいとか、そういう地味路線が、まったく通用しない福袋マニアの世界には到底近づかない。

わたしは、欠いちゃった小さなココット皿を買い替えて、今年の厄を早々と落とした気分になろうっと(笑)

数百円の厄落としだわん(笑)

では、また!