いつも健康でいたいから毎日の過ごし方を改めて検証した~歩くと毎日が発見ばかり♪【健康・日々の過ごし方】

【ブログ新規追加710回】

わたしはとても良く歩く。

もちろん、仕事で歩くのが一番多い。歩くことが目的になってはいないかな。

でも、週末や休日もちょっと、時間ができたらすぐに歩きに行っちゃう。いわゆるウォ―キングをしに行くんだ。

なぜ、平日も仕事で歩いているのに、休みの日まで歩くのか?

それは、休みの日には「仕事以外の考え事」をするって決めているからなの。

普段、仕事の時はほぼ、運転中もバスに乗っている時も、電車に乗っている時も仕事のことだけを考え続けている。

この切り替えが長年の習慣になっている。

だから、休みの日には、徹底的に「夫婦の今後」や「息子の今後」「弟夫婦の今後」など、親族のことを考え続ける。

この先、巡ってくるであろう、「老後のこと」もそのうち考えはじめるのだろうね。

歩きながら、こういった少々逃げたいような課題に向き合うと、頭の中がシャキッとしてくる。

もちろん、登山中も。

いつも「今日は山で何を考えるか」決めて登っているのだ(笑)自分なりの考察に自問自答しながら大筋の回答を導きだすのよ、山頂までの間に。

歩く行為は、身体の隅々にまで新鮮な空気や血流を送り、まったく考えもしなかったようなことを、思いつくこともあるから、歩くのが楽しみで仕方がない。

何が出て来るのか?ちょっとワクワクする。

気分転換だけの日もあるし、徹底した頭の中の整理整頓の日っていうのも良くあるのよ。

というわけで、なんでもないウォ―キングを宝の発見に変えてる・・・という話を書いた。

歩いて見つけた宝は数知れず。

ちょっと前に書いた「トレッキング・ポールを使った散歩」とか、日々の健康に役立つアイテムとかを見つけられたり。

これこそ、小さな宝じゃない?

母の日は亡き母の友だちを尋ねる~先輩たちはみんな母~毎年会いに行くわたしの小さな習慣【暮らし・母の日】

【ブログ新規追加710回】

5月8日 母の日。

自分も母だが、自分はさておき、これまで様々な場面で優しく接して下さった、一人暮らしの年配女性を尋ねてきた。母の日に会いに行くのは、もう7年続く習慣になっている。

わたしの母が60代で知り合った、引っ越し先の大地主で工務店の女性社長だ。

今では、お商売は息子夫婦に引き継ぎ、立派な日本庭園と多くの野菜が収穫できる畑の手入れに追われる毎日。

今日も、会うなり「もう、腰がダメだわ」と。

あまりに大きな日本庭園の手入れは、ほぼ造園業者に任せてはいるが、やっぱり自分で手入れがしたいのだそう。

そこに大きな畑もあるのだが、畑は3人のご近所の方々が代わるがわる手伝ってくれているのだ。

その畑の前に納屋があるのだが、今朝、そこで大きなかまどに薪を入れて、採れたてのたけのこをがんがん炊いていた。

薪の燃える匂いとたけのこのアクの薫りが混じり、なんともいい雰囲気だ。キャンプブームなど知らない彼女には、こうして家の畑で火を使い季節の恵みを料理するのは当たり前なのだろう。

しかし、近隣に気を使う彼女は「本当は、今のご時世では火を民家で焚いてはいけないのよね…という。

そういった、周辺の方々への気配りが大事なんだと感じた。

そうするうちに、暇を持て余した娘さんのお子さんもたけのこを見に来たりして、かまど仕事がいいコミュニケーションの場所となっていた。

彼女も嬉しそうにそばに寄って火の加減をみたり、外国帰りの娘夫婦にあれやこれやと、気づかいながら忙しそうに「母」として立ち振る舞っている。

わたしにも夫にも、もう母はいないから、こうして、わたしの母の友だちを尋ねて、昔懐かしい母の思い出話に花を咲かせてもらい、最高の「母の日」を過ごせたのだ。

わたしも母だけど、自分のまわりの母を敬い、大切にできる幸せを味わえる年齢になった。

みんなを大切にする気持ちは、きっと周り回って一番嬉しい形で還って来るに違いない。

そんな、小さな遺産を持っていることに気づかせてくれる「母の日」って、本当に大切よ。

結局、モノに頼らない最高の贈り物は「会いに行く」ことだ。

今年もそれが叶ってとても嬉しかった。

さ、わたしも自分のために?買ったクリームたっぷり「マリトッツォ」を頂いて、今日を終えよう。

※ 写真のマリトッツォは、山崎パン製で1個158円でよく売られている。しかし、今日はなんと、1個58円!だったので、6個も爆買い(笑)

おなかいっぱい、マリトッツォ食べる母の日かな(笑)

94歳 おばあさんのファッション映画~『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』特別編の紹介~アクセサリー収集コレクションがすごい!【暮らし・おしゃれの神髄】

【ブログ新規追加708回】

GW最終日。以前から約束していた「夫の衣類の整理」をする日なのだ。

我が家では、夫のほうがわたしより断然おしゃれさんだ(笑)

わたしは、合理的で山ファッションで仕事でも、どこでも行くが、主人はそうではない。

明日のミッションは「減らさず、すぐに出せるように収納する」これだそう。たぶん1日かかっちゃいそう(泣)

で、その前に。

以前、観た映画を思い出した。ファッションとアクセサリーに人生をすべてつぎ込んだ、鬼才を紹介した映画だ。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』ここには特別編で短縮バージョンを載せる。

94歳のアイリスというおばあさんのファッションと、物凄い洋服やアクセサリーのコレクションを縦横無尽に使かう、何ともゴージャスな企画展の一部始終をフイルムに収めた一作だ。

一目みただけで、「すんごい黒縁メガネ・・・ふざけてんるんじゃない?」と、罵声を浴びそう。

とにかく外見が派手で、派手で(笑っちゃう)ただ、しゃべり方に知性が漂う。

しかも、人生の大半をファッションやアクセサリーを集めまくることに集中した。

そのコレクションを収納するために6つの家を持つという。

名言は「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)を買うより、4ドルのプチプラアクセサリーにどれだけワクワクするか!?わからないわ!」というもの。

しかし、映像を見る限りは、彼女のコレクションは限りなくハイブランドばかりだということだ。

プレーンなイブ・サンローランのサマードレスに4ドルで買ったサンゴ色のロングチェ―ンを合わせてご満悦など。

ハイブランドの素材やカッティングの良さを知り尽くしているからできる、「崩しの美学」だろう。

旅行先で集めたものを、次から次へと首にかけたりして楽しんでいる姿は、なんとも可愛らしい。

ブルーグリーンの大粒ネックレスも1本じゃなく、いくつもいくつも同時につけるのよ!

ちょっと某〇パホテルの女性社長を思い出しちゃった(笑)

ただ、彼女アイリスのファッションの何が凄いのか?

それって、それはただの奇抜さを狙っているのではなく、生き様そのものになっているし、ファッションが好きで好きで仕方がないと画像から強く感じとれたのだ。

「こんなコーディネートができるわ。これにはこれはどうかしら?これにはこれを合わせましょう!!」と、こんなコーディネート魂がさく裂する場面を観て、幸せな気分になった。

まるで己をオブジェとして、アート作品を創作しているかのようだ。

アイデアを考える時の彼女の目は光輝いているんだもの。

すんごい大きい黒縁メガネ。

整形はしたことはないそうだ。

顔や首はしわくちゃなまんまで(笑)

でも、頭の中は誰よりもクールだ。

で、このドキュメンタリーは丸4年をかけて作成されたそう。

この映画を撮っていた当時、彼女には最愛の夫(100歳!)がいたのにも

たいそう驚いたわ。

(2022年 国内春夏コレクション から引用。これなら着てみたいし、パンツとサンダルが素敵🎶)

 

アイリスの略歴はNYのビジネスマン(父)とブティック経営(母)の元に生まれる→NY大学(美術史専攻)→大手出版社に就職(編集者となるが雑用多し)→一念発起してインテリアデザインを学ぶ→最終的には、世界中のアクセサリー収集家として名を馳せる(多くのメディアが彼女のコレクションを利用してきた)

と、こんな豪女を取り上げてみた。

とっても健康だったらしい。体力もあり丈夫な身体と頭を持っていたから、ファッションを思う存分楽しめたんだろう。

上手く行ったね。ファッションと生き方の関係が(笑)

カレンダー通りのGWを終えて~やっぱり普通が一番!っと、思った話【仕事・GW終わり】

【ブログ新規追加707回】

今週、2日と6日は普通に仕事に出ていた。

GWの谷間の平日は、かなり世間的にもお休みモードな雰囲気。

ま、そんなお休みモードにさらされながらも、関係ないわ・・・と、

それなりに頑張ってみるが、社会のエネルギーが巨大なうねりとなっているうちは、

抗わず、寄り添うのが一番だと思い、ちょっとだけ仕事をするというモードに変換した。

明日、明後日まではお休みモードに沿ってゆっくりとものごとを進めようと思っている。

                ★

実際、10連休とか取ろうと思えば取れたんだけれど、そんなに休みたくないよ(笑)

根っからの貧乏性かもしれない。

根性モノが大好き過ぎて、遊ぶ前はしっかりと仕事や家のことなんかをやり切って遊びに行きたいんだ。

だから、なっがい休みが超苦手だ。

完全オフが10日も続いたら、逆に身体の具合が悪くなっちゃうかも(笑)

そうなると、復帰に時間がかかってしまうのが嫌よ。

営業職は本当に「身体と頭を上手に使うクリエイティブな仕事」だと、この頃良く感じるのだ。

だから、仕事して、休んで、詰め込んで、休んでの繰り返しが心身共に健康的じゃないか?と。

そして、心身共に健康的になるには、限られた時間のお休みには仕事を忘れるのがいい。

切り替え上手になって、仕事も休みも充実させよう!

さあ、明日は呑むぞ(笑)

(平日禁酒を続けているから)

※ 2日にPCのシステムから大事なアプリを消滅させてしまった件だが、今日無事に復活させられた。

もうね~~~生きた心地がしなかったGWだったわ。

まったくこの件は、休みであっても、ずしんと心の底に横たわっていた。

で、5日ぶりに復活できてスッキリしたってわけ。

あまりに嬉しいのでここに書いておこう(笑)

ひらめきのかけらをあつめた雑記~これがわたしのブログ~毎日更新を続けて2年~まだまだ成長中【紙上講座・ブログ論エッセイ】

【ブログ新規追加706回】

ブログは日記?

それとも防備禄?

そんな個人的な文章を日々連ねても、一旦SNS上に投稿してしまえば、「きっと誰かが読んでくれるだろう・・・」という希望的観測がわたしの中では湧き上がるんだ。

そして、気持ちの優しい多数のフォロワーさんに囲まれて、わたしのブログもすくすく成長を遂げてきた。

ブログは日記なんだから、辛いことや悲しいこと、怒っているなどをあけすけに書くのがいいとは、まったく思っていない。

ブログは日記かもしれないが、世界中、無料で誰でもが読める「必殺の文章」だから、大きく変わる可能性も秘めているものだ。

そんな公開度の高いものに、あけすけにどーでもいい話や人の悪口や嫌な出来事を書いてばかりいたらどーなるんだろう。

一時的には、「なんだか過激で面白そう!」と、人も寄ってきてくれるだろう。しかし、気づけば過激な発言を好む人が増えれば当然のごとく炎上も避けられないし、そういった面々に忖度するのもイヤなものだ。

だから、今まで通り、「愚痴・嫌み・嫉み」という三毒のないブログ記事を書き続けて行く。

そして、コンセプト(それを貫く概念)は~「ひらめき」と「好き」を集めた雑記~で。

                   ★

3年前、当時ブックレビューライターをやっていた頃、毎日大好きな書籍のレビューを書いていた。

いくら大好きなレビュー仕事でも、報酬を生活費の一環に充てていた。

要するに「ライスワーク」をやっていたんだ。(ライスワークとは文字通り食べるためにやる仕事。家庭のために使う費用も含む)

しかし、ある程度、まとまった原稿料を頂けていたので、すべてを生活費に充当せず、おもに旅の費用として、自分自身と家族の息抜きのために使っていた。

で、今、仕事で原稿を書いてはいない。

ここが肝心で、「ブログを書く」という行為を仕事と位置づけるブロガーも多いが、わたしは「本物の趣味」が持てた感覚でいっぱいなんだ。

だって、書くという行為が「ライフワークにまで引き上げられた」のだから。

確かにGoogleアドセンスやAmazonの広告料は有難いことに毎日入ってくる。

ただ、それが無ければ生きていけないわけじゃない。

広告先に気兼ねせず、好きなひらめき雑記文を書いて、わずかでも利益が出ている。

Googleなどの広告先の唯一の条件は「毎日更新」することだ。

それがやってみたら、ことのほか楽しい!毎日、何を書こうか?考えるだけでワクワクするんだもの。

たぶん、毎日更新というルーティンが性に合っているとしか思えない。

物書きとして、ずっと願っていた境地だ。

                  ★

さ、連休も終わる。GWに始めたブログが丸2年経って、今の心境を書き連ねてみた。

食べるためにど~しても書かなければならないという仕事もしていないし、死ぬまでにこれだけは書いておきたい!という願いもない。

目の前にある日常を、ただただ丁寧に取り上げて、手を抜かずに書いて行きたいだけだ。

これが、今のわたしのすべて。

そして、続ける過程でもご褒美があるとすれば、どこかの誰かが見つけて拾い上げて、書く仕事を与えてくれるかもしれない。

そんな幸運を夢見ながら、ひらめきと好きなことだけを書いて毎日更新する。

ああ、幸せ。

古さとの象徴「独立峰・塩の山」に登ってきた②【風景・山梨県甲州市塩山】

【ブログ新規追加705回】

昨日、山梨県甲州市塩山の「塩の山」に登山した。

実は、塩の山では「塩は採れない」のだそうだ。

ではなぜ?この名前がついたのか?ちょっと調べてみた。

• 塩の山 名前の由来→は、「四方からよく見える」「四方がよく見える」という意味で「しほうのやま」と呼ばれたことから名付けられた山名といわれている。 また、平安時代の「古今和歌集」には、おめでたい歌として「志ほの) 差出の磯に住む千鳥 君が御代をば 八千代とぞなく」と詠まれ、宮廷歌人の憧れの地になったと言われているそうだ。(甲州市HPよりhttps://www.city.koshu.yamanashi.jp/iju/54things/articles/no-146.html)

何だか、雅(みやび)な名前の由来だった。

塩の山は単体の独立峰で、富士山、南アルプス、秩父連山と360度ぐるりと見渡せる低山として、古くから地元民の憩いの場所として親しまれてきた。

昨日、山頂でおにぎり休憩していたら、地元民らしいご家族が飼い犬を連れて登ってきた。

そのわんちゃんも山頂で、ゆっくりと登りの疲れを癒しているのか?座り込み富士山側の景色をずうっと眺めていたんだ(笑)

お若いお父さんだけがヒーヒーだった様子。奥さんや小さなお子さんはまったく息切れもせず、「おうちどこかな?ばあばのおうちも探そう!」と、地元民ならでは、景色を堪能していたよ(笑)

登山道と山頂に2か所「健康の鐘」なる木版がある。

木だからか、ちっともいい音はしなかったが、誰でも登りきったら鳴らす鐘だろう。

もちろんわたし達も鳴らしたよ(笑)

さて、独立峰の話に行こう。

独立峰とは→https://ja.wikipedia.org/( Wikipediaより)

文字通り、単体で立つ山のこと。他の山から離れて単独でそびえる山だ。また、ヤマケイなどの調査では、独立峰の基準がある。

独立峰としての山容の美しさ

展望や自然の豊かさと、登る上での魅力

地域に根差した文化・歴史的側面

こんな基準があり、この基準を満たしている日本国内の独立峰は45座ある。

もっとも有名なのが「富士山」だろう。

+

塩の山からも見える。昨日は晴天だったが、富士山方面に雲が多く、時おり雪をかぶった頂上が覗く程度で残念だった。

上の写真↑は山頂から撮った雲をまとった富士山。

「山と渓谷」2021年4月号「日本の独立峰45選」が秀逸な一冊だったので、リンクしておく。

というわけで、塩山の「塩の山」へ登った経過と簡単な名前の由来、独立峰の話をまとめてみた。

                     ★

• 旅のこぼれ話

これまで、平日だけで旅を続けてきたが、今回はなぜだか祭日を「選んで」しまった。

やはり、GWの車渋滞の罠に見事にハマった午前中。

本来なら家から1時間もかからず抜けられる相模湖までの一般道が2時間もかかった(汗)ちなみに高速道路でも同様。

まあ、多くの人が訪れる場所を選んでいないので、目的地へは相模湖を抜ければスイスイだ。

勝沼市のフルーツライン(標高410m)の展望に車を停めて、これから登る「塩の山」を見定めてワクワクする。

しかし、葡萄や桃のなってない棚園はさみしいものだと思いきや、新緑の季節を迎えてそれは、それは美しい。

しかも、遠くに南アルプスを擁し、ぐるっと山々に囲まれた甲府盆地の壮麗さに、清々しい気分になれる。先月も、長野県(松本市)と、山梨県(甲斐市)を旅したばかり。

どんだけこっち方面が好きなの?って言われそうなぐらい毎回、満足度が高く大好きな地域なのだ。

食べ物では、山梨県の地域スーパーで買う「ほうとう 生麺」1袋二人分 (税別138円)が絶品。昨日は2つ買った。この形で138円は安い!

これをお土産に買うのが定番だ。道の駅やほうとう屋さんのオリジナルを買うのもありで、味比べになって楽しい。

煮込む調味料もみそだれがそれぞれ違うので、そのあたりも現在研究中。

この生麺を野菜やお肉で煮込んだ自家製「ほうとう」は本当に美味じゃあ(笑)

昨日は、ワークマンでキャンプTシャツをお土産に購入。夫は、さっそく今朝から着ている。

と、こんなGW中日を過ごしている。

5月は来週から3週間はバッチリ働いて、また月末旅に出る。

メリハリの利いた暮らしを推進中だ。

塩の山(標高553m・独立峰)~甲府盆地の超低山を登る~登山前①【風景・山梨県塩山を訪ねて】

【ブログ新規追加704回】

山梨県は甲州市。塩山を尋ねるのは実に、30年ぶり。

塩の山は、塩山駅から徒歩でも行ける「向獄寺」というお寺の脇の登山道から登る超低山。

しかし、その山姿は、お寺様を遥か昔からお守りし続けてきた威厳に見舞われそびえ立っていた。

南アルプスのように連なる山々とは違い、塩の山は単体の独立峰だ。この独立峰の話は明日の②にまとめてみる。

向獄寺は初めて訪れたのだが、あまりにも厳かで、靜かな場所だった。GWの観光地の喧噪など皆無。わずかな観光客が虫取りに網を背負って来ていた。あとは塩の山への登山者だけ。

無料駐車場(たぶん20台ぐらい)を見つけるのにちょっと苦労したが、すぐ見つかった。

いい場所を見つけた。

手入れの行き届いた境内や御池が、静寂を保っている姿が素晴らしかった。

そのたたずまいが見事だったので、塩の山への直行ではなく、まず、お寺様の鑑賞をしたのだ。

そして、必見だったのが「春もみじ」だ。

昨年、春に紅葉するもみじを鑑賞しに裏高尾へ行ったのだ。季節を見まがうほどの色づきに驚いた。

ここ向獄寺でも、丁度、お寺の登山道入り口山門に植えられていた。

それは、裏高尾でみたもみじとも違う、どこか厳かな雰囲気がした。

なぜなら、裏高尾では至る所に集中的に何本も植えられて、まるで燃えているかのような眩しさだったが、ここではたった一本だったから。

その存在感に圧倒されながら登り始めた。

このモミジはイロハモミジの一つ「静崖(せいがい)」という品種。

鮮やかな紅色の若葉が特徴だ。

驚くことに、この若葉は、生長につれて徐々に緑色に変わってくのだそう。

と、いうわけで、登山前のお寺鑑賞の様子をお伝えした。

明日、後半②では、超低山「塩の山」の命名の由来をひも解いてみよう。

お楽しみに🎶

※ 向獄寺(こうがくじ)→https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4495.html富士の国やまなし観光機構より)アクセス・歴史など情報はこちらから。

GW4日目~人生は選択の連続~良いも悪いも味わった一日【仕事・失敗のつぶやき】

【ブログ新規追加703回】

「生きる」とは「無数の選択」を繰り返すものなのだ。

そのY字の道をどっちに進むか?で決まってしまうものごとがとても多い。

今朝、移転した勤務先のオープン記念セレモニーをオンラインから参加しようと、PCの中の移転URLを探し、そっからセレモニーに参加のハズだった。

が、しかし、そのURLから飛んだ先は、見たこともない選択ページがずらずら~~~っと!

その一つ、一つを解読しつつ進んだ。それだけで5分。セレモニーはたった10分。

ああ~~、どーして現場に入れないのよ!と、ギリギリに作業した自分に、なかば怒り気味。

で、最後のアプリをインストールして、「もう、いいや!今朝は欠席で・・・」と、PCを即座にパタンと閉じたわけ。

その後、大変な事態に遭遇した。

社用PCを立ち上げたら、いつもの社員専用のチャットやオンライン会議のアプリが消滅!!!していたんだ。

どこをどう探しても見つからない。もはや空のアイコンだけが残骸化していた。

わたしは、再度チャットアプリをインストールせねばいけなくなった。しかも、この数年の情報すべてがなくなったんで、またひとつ、ひとつ入れなければいけない。

それでも、チャットアプリは、上司とのやり取りになくてはならないものだ。相談したいあれやこれやとか、文句=愚痴も言える最高の相棒なのだ。

だから、一日も早く取り戻したい衝動に駆られている。

でも、そうは問屋が卸さない。

今はGW真っ最中だ。上司もみ~~んな休暇中(泣)

そこで感じたのが、つくづく「人生って選択の連続」なんだって改めて気づいたんだ。

怒った頭で、アプリの更新中にPCをシャットダウンした話を元SEの夫に報告すると、

「そりゃあ、ダメでしょ!」

「壊れちゃったのかもよ」

「普通は、インストール中や更新中にシステムを切るとかありえない!」だと。

他人には、小さな失敗でも、わたしにとっては、でっかい失敗なのだ。後悔冷めやらぬ頭でつらつらと、余計なことを反芻する。

もし、今朝セレモニーを忘れていたら、PCの不具合に遭遇しなかったのよね。

とか、やむえず選んだ方が吉と出たら・・・とか、そんなことを考えても、もうあとの祭り。

「何を選んだのかは変えられない」が、「どう受け止めるかは変えられる」ものだ。

すべてを上司にメール入れて、全部受け止めよう!って決めた。

それに、午後、仕事でめっちゃいいこと(昇給)もあったんだ。まさに「天国と地獄」の一日だった。

さあ、GW後半も楽しむぞ。わたしは懲りないの(笑)

★2024年5月1日更新 『旅のつばくろ』沢木耕太郎・著(新潮社)~GW3日目は家掃除と旅エッセイでくつろぐ【文化・旅エッセイ】

【ブログ新規追加702回】

GW3日目。

午前中、ずっと溜めていた家のあらゆる場所の掃除に勤しんだ。

お風呂、キッチン、トイレ、洗面台・・・水回りばかりだね。

こんながっちりした掃除を梅雨明けまでは毎月やりたいなあと、願ってはいるのだけれど実際は難しい。

フルタイムの仕事がで~んとあるでしょ。週末は買い出しだけで最近ではちょっと、ヒーヒーになってきちゃってるし(泣)

夫は「掃除って溜めてやるんじゃなくて、こまめに!が鉄則でしょ?」と。

まあまあ、いいんだけど。

多分、この先も溜めてからやるんだろうな、わたしは。

で、やっと掃除人から解放された、GWなのに雨の午後。

ずっと、読みたかった沢木耕太郎氏の旅エッセイを手に入れたんでさっそく読んでいる。

それがねえ、驚くほど読みやすく、話の展開の上手さに舌を巻きっぱなしだ。

たとえば、「歌手の井上陽水は旅先を決めない」というこぼれ話を実に痛快に書き上げる。

成田空港に着いた陽水氏が開口一番に言った言葉は「さて、どこに行こうかな?」とか、言ったとか。

こんな話が満載の初エッセイ。

面白くないわけ、ないでしょう!

一気に読んでしまったので、熱が冷めないうちにレビューしよ。

• 簡単レビュー

ルポライターで作家の沢木耕太郎、日本中を旅する。

それは、まるでつばめのごとく、軽やかに。

そう、人生も旅も。

沢木耕太郎氏、初の国内旅エッセイだ。

旅のバイブルと呼ばれた『深夜特急』で、世界を縦横無尽に歩きまわった。

沢木氏の初めての旅とは、16歳の時、行き先は東北だった。

あの頃のように、自由にきままに日本中を歩いてみたい。

日本という国を、ただ歩いただけだし、歩きたいだけなんだ。

この作品はJR東日本 新幹線車内誌「トランヴェール」で大好評を博した連載だ。

満を持しての単行本化となった。

※ 今回、Amazonで書籍を紹介するにあたり、電子版無料の広告を載せてみた。ぜひ、利用してみて!電子オリジナル版では、沢木耕太郎氏撮影「旅のフォト」も収録されていて秘蔵版ともいえそうだ。

旅のつばくろ』沢木耕太郎