★2024年2月2日更新 Googleアドセンスとのつきあい方~やっと、個人識別番号が届く【紙上講座・Googleアドセンス】

【ブログ新規追加256回】

昨日、米Google社より、アドセンスの個人識別番号が届いた。

コロナで遅れるとの通知が来ていた識別番号。

これが届いて、中に表示されているコードをアドセンスに登録すると、

やっと、わたしのアカウントに正式な認可が下りる。

要するに、住所、人物の特定、収益の支払い先など、

すべてこのコードがなければ何も始まらない。

しかも、紙の書類で届くというアナログさだ。一種の驚き!

Googleアドセンス保有者数などは、一切公表されてはいない。

全世界でどのくらいの保有者数があるのだろう。その数すべてが仕事となっているわけではないいだろうが(笑)

● 毎日更新の理由

わたしが、毎日更新にこだわる理由のひとつには、

今、使っているWordPressというソフトウエアの手入れを必然的にしなければならないから。

毎日記事更新を日課にすれば、自然とプラグインの更新や、中に貼るGoogleアドセンスの広告内容の確認などができる。

読者数などもきっちりと教えてくれるのが有難い。昨今、他サイトの仕組みで、PV数とインプレッションを混同させるような表示が見受けられた。

サイトを開き読みに来てくれた(であろう)人と、Web上でスクロール時に(表紙を)チラっと見た人・・・では違いは一目瞭然だ。

これを混同させて、安易に読者数が増えているかのように見せかける、サイト側のマジックだ。そこへ行くと、Wordpressは結構厳しい。

サイトのメンテもしながら、数字も見ていなければならない。だから単純に毎日更新をしながらサイトが良好に動くように手入れをするのを習慣にしてきたのだ。

● Googleアドセンスの広告を自動にせず、内容重視にしているのには理由がある

わたしは、早期の段階でGoogleアドセンス内の男女の関係に既存するグッズやコミックでもいわゆる「エロやBL]などの広告をすべて排除した。

わたしの書くブログ内容に一切関係のない広告は貼りたくはないもの。それに、そういった広告で人を誘導するのは、わたしのルールではNGだ。

こうした小さな手入れを少しずつ、この7か月間淡々とやり続けてきた。

● 今後の話

現在、使っているサーバも、もっとSEOに強い信号を持つ物に替えるかもしれない。

SNSとの連携はTwitterとFacebookのみにしているから、そこからの流入はさほどでもないけれど、Web上で公開されているブログ本体への流入がかなり見込めてきた。

SEO対策もちょっとだけ考えるの(笑)

わたしは、存分に手入れして書ける自由な独自サイトが欲しかった。

そこに、ちっちゃい、バッジとして、GoogleアドセンスやAmazonアソシエトを貼る権利を獲得。

毎日、我が子のようなブログサイトを運営しながら、存分に書籍の紹介をしたりできる、ずっと願っていた小さな仕事の実現が果たせつつある。

手元で小さく丁寧な作りに始終するのが何とも心地よい。

という、Googleアドセンスの小さな一歩を書いてみた。

節分の前に、新年に考えた「夢」をもう一度思い出す~あなたの「夢」はなんですか?【暮らし・節分】

【ブログ新規追加255回】

明日は節分

節分とは、「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という

意味をこめて、悪いものを追い出す日。

「鬼は外、福はうち」と言いながら豆まきをする。

● あなたの夢はなに?

新年も早や、一か月が過ぎた。

実に1年の12分の1が過ぎた計算。年頭に立てた目標など進捗はどうだろうか。

こうなりたい!こういしたい!など、今年こそは!と、立てた希望や願望などは一か月をめどに「振り返り」をする事で案外見過ごしたことを修正できる。

少しでも目標設定に無理があれば、まだこの時期だと微調整程度で済むし、大きな予定変更なども考えないで良いと思うのだ。

さて、「夢」の話。

自分のことを唯一、真剣の考えられる年頭に、今年は「ノンストレスで暮らす」これを一番に挙げてこの一か月を過ごしてみた。

これは、「夢?」そう、長年の「夢」だったのよね。

ノンストレス」を意識すると、自然に「これは、嫌だけれど仕方がない」とか、「少々の我慢はあたり前でしょう」とか、自分の心に負荷をかけることがらや、無理な行動などを妥協してやってしまう。

こういったことがらを、ことごとくチェックしてみたのだ。

チェックし始めて気づいたのは、普通の平凡な生活はなんと贅沢なことか!

ストレスの主な原因は、「自分で自身を締め上げていた」のだと気がついたのだ。

ノンストレス」を意識してからは、問題を溜め込まず、夫や身近な友人とか、誰かに相談することでこんなにも、気持ちが楽になるのには驚きだった。

物書きとしてのアイデアなどインスピレーションを沸かすには、ストレスが大敵だもの。

わたしのストレスなど、さほどではないが、ひとつひとつ取り除くことで、案外、取り越し苦労だったのも多いし、今のところ思いどうりに概ね進んでいる。

今年も蓋を開けてみれば、割と何もかも順調に推移しているのがわかって嬉しい。

な〜んだ!あまりきちんと考えていなくても大丈夫!なんだなと思ってしまった(笑)

しかし、もっと熱く、これだ!という「夢」を思い描かねばならないんじゃないかと、思い直して「想像もしなかった今年にしたい!」という気持ちが沸き上がってきた。

上手く行くことばかりが目的になってしまうのでは、反対に失敗を恐れて不安にも感じるし、なにより自分がつまらなくなってしまう。

やっぱり努力目標を立てるための「夢の構築が、もっともっと必要だと感じたのだ。

● 「夢」の構築ってどう立てるのがいい?

最近、中高年の方々から「夢」というテーマの話を引き出しにくくなっているんではないかと、テレビやWebメディアなどの傾向から世間を鑑みて感じる。

自分自身の成長課題を「夢」とせず、ある一定の期間、家族の成長(受験や就活など)が「夢」や「目標」に置き換わる場合もある。

ゴールがある程度見えているのでサポートのしかたもわかりやすいと感じる。

一方の経験豊富な年代のわたし達。

「もう若くないし、夢は若い人が見るものでしょ!」なんて言っていた友人もいたけど、年齢を重ね人生経験も深まってくると大概のことは乗り越えられる。

智慧のついた分、しぶとくやり過ごしたり生き抜こうと思慮したりするものだとこの数年感じるのだ。

闘う相手は他人じゃなくて「自分自身」なのだから、私は中高年こそ自身の「夢」を持ってアグレッシブに挑戦したら良い!と本気で思っている。

で、わたしの考える「夢」の立て方はこうだ。

~夢も年齢制限のありそうなことからどんどん挑戦する~

ここに注力したい。

例えば、わたしが国家公務員の資格とりたいとかは、もう年齢制限でダメでしょう?

新しいことにチャレンジする場合は、特に年齢制限の壁にぶち当たるものだ。だから、年齢制限のかからないことがらを趣味としたり、やりがいの替えるのが目下の課題なの。

わたしの「夢」というか、やりたいことのトップは、ベタに登山。

子どもの頃から18歳ぐらいまで、アウトドア派の父親の影響から、家族で山や海へ出向き、キャンプしたり登山をしてきた。

懐かしい昔の話。

家族で富士山登頂を目指したり。船で離島へ行きキャンプしたり。

子どもの頃のワクワクを迎えに行こう・・・と、思い立った。

もう、この数年、身体の衰えを日々感じて過ごしているから。夫など、先日ブログで紹介した「低山ハイク」や「日帰り登山」でもかなりシンドイと言うしね(泣)

年齢制限は、自分の身体に聞きながらだものね。

そこを抗って、ずっとご無沙汰だった登山~まずは「低山ハイク」に、ちょっと足を突っ込んでみたいのだ。

夢を叶えたいと思うなら、その夢について、もう少しつっこんで考えてみよう。

自分の夢を考えれば、考えるほど、自分が見えてくるはず。

もう、要らない価値観や、古い思い込みは、「鬼は外!」と、きれいさっぱり、

捨ててしまおう。

★2024年1月29日更新 仕事のスタイルが好みの作家・村上龍氏を真似て、執筆をし続けた4日間の話【仕事エッセイ・執筆スタイル】 

【ブログ新規追加252回】

1月6日。

某出版社から創業25周年企画賞の応募エントリー用紙が郵送で届いた。

突然だったんで、ちょっとびっくり!

「書きませんか?」とのメッセージ。

これって、作品応募依頼?・・・さて、どうするかな。

新しく短編なんて書けないし。けど、やらないのはモッタイナイし。

出版社の企画賞では、作品を寄せてくれた書き手には、しっかりとした作家や編集者の講評が頂ける。

昨年応募した作品に頂いた講評は、A4の紙面にびっしりと、作品のこまごまとした詳細を読み取り、鋭くもやんわりと講評下さる編集者のレビューと、後半は「もっと、こうしたらどうか・・・?」といった書籍化を匂わせる含みを持ったアドバイスが書かれていた。

で、最後に「今後も書き続けてくれることを祈ります。次の作品が書けましたら、企画外でも、どうぞお寄せ下さい」と。

計3枚にも及ぶ講評を頂けたのが、なにより嬉しかったし、講評が次への作品執筆の背中を押すものなのだ。

こうしたガチで臨む、企画賞の応募を依頼された(と思い込む・笑)今年は、何だか身も心も軽い。

こんな風に考えつつ2~3日案件を寝かしていた時、ふっと、名案が浮かんだ。

わたしは、ストックしている作品など皆無だが、漠然と頭の中にある役に立つ実用関連とそれにまつわるエッセイなら書けるかもしれない!と、応募作品を実用書にしよう!と、思い立ったのだ。

急に降って湧いた作品執筆の機会に、苦しくも楽しいワクワクが降り注いだ瞬間🎶

って、わけで、いそいそとスケジュールを立て始めた。作品応募の期限は2月初旬。

1ヵ月ないじゃん。

1月いっぱいでカタを付けるには、まず、文字数から決めて行った(笑)

約4万文字で。五章か四章仕立てで巻末スペシャルを付けるかな・・・今回は実用書だもん、初の横書きに挑戦だ!

もうね。

熱がこもり過ぎて。それから2週間ぐらいは頭の中だけで文章の内容や構成をどんどん詰めていった。

仕事中も、家事や野暮用を果たす時も、ずっと書きたい内容の吟味と構成に追われた。

そして、1月25日~28日の4日間、執筆だけの幸せな時間を送ったのだ。

               ☆彡

なぜ、こんな短期間の企画賞に向けた作品を書いたのか?

それは、12年前に住んでいた所で、親しくさせてもらっていた床屋の若旦那の言ったひとことを思い出したから。

床屋の彼は、空いた時間で短い短編をよく書いていたそうだ。

で、いいネタを思いついたら、3日間寝かせて一気に4日目に仕上げてしまうのだと。

真夏の夕立の降る日、小学生の息子の髪をカットしながらそんな話を聞いた。

その彼は突然、脳出血で倒れ、38年の短い生涯を終えてしまった。

そして、「短い期間に発酵させた文章」を読ませてもらったことは一度もなかった。

ただ、そのシンプルな考えが忘れられなかったから、いつかやろうとずっと考えてきたのだ。

                 ☆彡

この経験を存分に堪能するために、ブログも休んで、少しだけ仕事には出て、SNSも少し覗く程度。

SNSを少し離れただけで、新しいコンテンツなど知らぬ存ぜぬ状態。これが快適で、焦りを覚えることもなかったし。

作品を書くというシンプルなやることに追われて、かえって遠くで何かが起こっているのかな?ぐらいが適当な距離感のようだ。

心の充実感や安定が一番大事だもの。

さらに、書く気分を盛り上げるために、大好きな作家の執筆スタイルを真似てみようと考えた。

例えば、 村上龍氏を真似て・・・。

長編小説は決まって、箱根の仙石原に所有する別荘に籠って書き続ける。

少し痛んだセーターやお古の服を着こみ、髪も髭も伸ばしたまま、冬場の執筆では、3か月は暖炉の前で書きまくるのだそうだ。

その間は、まず誰にも会わない。唯一、箱根山麓のストアに勤めるおばちゃんだけなのだ。会うのはね(笑)

麓のストアで一週間分の食料を買い込み戦いに入る。だから、3ヶ月の中での外出は買い出しの週一回だけ。

                  ☆彡

わたしの話。数年前、友人の所有する箱根の別荘に年に何度も足を運んだ。村上氏の行く麓のストアはわたし達も良く食料を仕入れに行く大事な地元のスーパーマーケットだった。

仙石原の黄金のススキを見たり、箱根駅伝を真近で観戦したり、大涌谷で黒卵をもくもく食べたり、富士屋ホテルでセレブごっこしたり(笑)

満天の星空のしたでブログを執筆する楽しさは格別だった。

と、今では、こんな風に箱根には行けないけど、里山(ひよどり山)麓の我が家で、石油ストーブをガンガン焚きながら、買い物は一週間に一回(これはいつものこと)で、4日間だけ、バッチリ巣ごもりして書きまくったの。

少し痛んだヒートテックを2枚着込んで、簡単なポトフをストーブで炊きながらガリガリと毎日1万文字以上書いていた。

                 ☆彡

詰め込んで、詰め込んで、出し切った感じ。

そして、28日は丸一日推敲・推敲を10回ほど重ねて削りまくり、夜、最後に夫にSOSしてPDFを作成し、無事、作品賞の応募を成し遂げた。

今年も作品が一本完成した。抜群な充実感。

もちろん、受賞も狙いたいが、それより、某出版社が「リングに上がってこいよ!」と、

誘ってくれた。これが一番。

まんまと真に受けてみたけど、

書く機会を与えてくれたのが嬉しくて、感謝の気持ちでいっぱいだ。

熱狂した4日間だった。

さて、2月。節分には梅林にでも出かけよう。

やり切ったご褒美は、豊かな自然の中へ出かけることだ。

春待ち遠しい草花や木々に会いに行くんだから。

★2024年1月23日更新 三拍子は苦手?日本人が馴染まない三拍子を生活に取り入れて、リラックスしよう【暮らし・音楽リズム論】

【ブログ新規追加251回】

https://www.youtube.com/watch?v=ssIWMnAwg0U

わたし達の日常には、ほとんど三拍子のリズムはない。

その昔、音楽教室でピアノを教えていた頃は、ピアノ曲で当たり前のように三拍子を奏でていた。

はて?普段世間で耳にする音楽全般では、三拍子と呼ばれるリズムはまず流れてはこない。

なぜか?たんに好き嫌いではない条件が揃っていた。

日本人には、西洋風のワルツや民謡を踊る習慣がないからだそう。

曲づくりの面でも平坦な抑揚を抑えた曲がもてはやされて、そういった曲作りに言及してきた結果、苦手分野に成り下がった。

な~るほど、それでは普及しにくいわけだ。

日本の音楽には四拍子の音楽が多いのは周知のとおり。

ただ、三拍子にも注目すべき点がある。

それは、洋楽に多い三拍子の曲には副交換神経系を刺激して、リラックスさせる効果があるといわれている。

何?身体にいいリズム?!だったら、どうやって取り入れるのがいいのか。

ちょっと調べてみた。

● BGMで取り入れるのがベター

三拍子の音楽はリラックスを生む?

元々、音楽には副交感神経を優位に働かせ、リラックス状態を生み出す効果がある。

なかでも三拍子の音楽は、二拍子・四拍子の音楽に比べてリラックス効果が強いとされている。

一説には「心臓のリズムが三拍子だから、三拍子を聞くとリラックスする」という考えもあるようだ。

具体的に広く知られている三拍子の曲では、JS・バッハの作品があげられる。

彼は三拍子の曲をつくるのが得意だった。彼の代表作「ゴルトベルク変奏曲」を聞くとリラックスした気分になるのは、三拍子であることがひとつの要因だといわれている。

● 三拍子音楽のBGM効果

三拍子の音楽は心臓の鼓動と同じため、リラックス効果があると。

BGMに活用することで具体的にどのような効果が得られるのかといえば、三拍子の音楽はリラックスしたい時に安らぎを与えてくれるだけでなく、テンポを速めると軽快さもプラスされるため、作業効率のアップも期待できる。

ウインナ・ワルツ王と呼ばれるヨハン・シュトラウスの「春の声」や「美しく青きドナウ」といった楽曲がある。アップテンポで軽快さを感じさせ、思わず踊りたくなるような雰囲気をもっている。

じつは、ウインナ・ワルツは三拍子(ブン・チャ・チャ)じゃないのだ。

大きく言えば一拍子(ドン・チ・チ)だ。はじめの一発だけを大きく打って、あとはちっちゃく打つ。

こうすることで、アップテンポの曲作りが叶う。

長く、延々と同じ作業を繰り返す時などには、ヨハン・シュトラウスの曲をBGMで使おう(笑)

一方、静かな環境で集中したい場合には、JS・バッハの「メヌエット」のような曲がおススメ。

少し遅めのテンポが心を落ち着かせ、作業に集中させてくれる。

日本では三拍子の曲を耳にする機会が少ないため、意識的に三拍子の曲をBGMにする方は多くないかも。

しかし、これまでBGMに四拍子の曲を流していた人も、三拍子の曲を織り交ぜることで、これまでにないリラックス空間や集中できる環境をつくることができる。

● わたしが愛する三拍子の曲

人生のメリーゴーランド」~ハウルの動く城より~久石譲・作曲・・・場面をパッと切り替えるために作られたと感じさせるセンチメンタルで美しい曲。これで何度泣いたか(笑)

ワルツフォーデビ―ビル・エバンス・作曲・・・言わずと知れたJAZZの名曲。これを聴いてJazzピアニストになった人多し。

三拍子には、非日常がいっぱい。

新しい環境づくりに一役買う、三拍子のリズム。

今日から、取り入れてみてね🎶

★2025年1月22日更新 腸活は何からはじめたらいい?~習慣化することで気持ちのいい毎日を実現する(腸活レシピあり)【健康・腸活術②】

【ブログ新規追加250回】

就活、婚活、終活・・・まだまだあるかな。様々な活動の名称で何でも有りの昨今。

そこで自分の経験から、今流行りの「腸活」!に注目してみた。(このブログでも2回目の登場)

 さまざまな不腸の悩みを抱えている方はとても多いらしい。腸は ”健康の要” と言われるほど体にとって大切な働きをしていると聞く。

今一度、腸活の基本に立ちかえる

腸は食べ物を消化して栄養を吸収、そこで出たカスや老廃物を排出してくれる臓器。

これ以外にも腸はさまざまな機能を持っていて、例えば「免疫機能の調整」、そして「神経伝達物質の合成」が代表的だ。

私たちの体には、病原菌やウイルスを排除する免疫細胞が存在しているのだが、実は腸には全免疫細胞の6割以上がある。

さらにセロトニンやドーパミンなど、幸福ホルモンと呼ばれる神経伝達物質を合成するのも腸。特に睡眠ホルモンに深く関係するセロトニンは、95%が腸で作られている。

このように腸は、私たちの体、心を操る臓器として、“体の陰の支配者”とも呼ばれている。

腸活をすることで、美肌、見た目の若々しさ、ダイエット効果、アレルギーや風邪の予防&改善、メンタル面の健康、睡眠改善など、健康にも美容にも嬉しいメリットがたくさんある。

● 良い腸とはどんな腸か

腸活で目指すべき良い腸とは「毎日、理想の便がスッキリ出る腸」を指す。

理想の便とは…

・バナナ1〜3本の量
・歯磨き粉程度の硬さで、いきまずするっと出る
・異臭がしない
・黄色〜黄褐色
・軽く水に浮く

お通じをチェックすることで、腸の状態を確認することができる。

● 今日からできる腸活

忙しい女性でも今日からすぐにできる腸活方法をご紹介。まずひとつは「朝起きたらまず1杯の水を飲む」こと。

1杯の水
画像拝借

起きたらすぐにコップ1杯分の水を勢いよく飲もう。わたしは白湯を飲んでいるけど。

これだけで、腸が刺激されて活発化される。

また、便秘の原因のひとつ「水分不足」も解消できる。

そして朝食も欠かさず食べよう。

朝食はどんなに忙しくても、お味噌汁など野菜たっぷりの温かい汁物を飲んでほしい。

野菜たっぷりの温かい汁物は〝腸温活〟にもなるのでおすすめ。

● 腸マッサージも有効

食事に気をつけているのに、なかなか便秘が改善されない場合、腸を直接マッサージするという方法もあります。腸を直接刺激するので、驚くほど効果的!

腸ぐるぐるマッサージ(わたしはこれを習慣化している)

まず両手をお腹の上に重ねておく。

そのまま腸の流れに沿って時計回りに円を描くようにしてさすっていく。

これを20回くらい繰り返すと、お腹がポカポカ温まってきて一石二鳥!

S状結腸プッシュ

左下の腰骨のあたりのS状結腸。

ここは便が詰まりやすい場所。

このS状結腸に両手の指先をおき、斜め下に向かって移動させながら軽くプッシュしていく。上から下へと10回くらい押してみて。

◎腸活レシピ3選

簡単で腹持ちのよい繊維たっぷりの一品。

コロナ自粛でできた時間でわたしも腸活メニューに挑戦中。

つぶつぶもち麦とバナナのチェー

つぶつぶもち麦とバナナのチェー
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【材料】
・ココナッツミルク缶… 1/2缶(200ml)
・水… 1/2カップ
・砂糖… 大さじ2
・もち麦… 30g
・バナナ… 1/2本(輪切り)
・市販のあん… 20g

【作り方】
1. 厚手の鍋を用意し、ココナッツミルク、水、砂糖、大麦を入れる。
2.[1]を弱火で焦がさないように20分程煮る。
3.[2]を冷やす。
4. 器にバナナと[3]、あんを盛ったら完成!

オクラ入りテリーヌ

オクラ入りテリーヌ
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【材料】
・鶏ひき肉… 250g
・みそ… 小さじ1
・おからパウダー… 大さじ2
・卵… 1個
・オクラ… 4本
・塩・こしょう… 各少量

【作り方】
1. みそ、おからパウダー、卵を鶏ひき肉に入れる。
2.[1]をよく混ぜ、塩とこしょうで味を整えたら5分おく。
3. 耐熱の容器にオリーブオイル(分量外)を塗る。
4.[3]に[2]の半量を入れたら平らにならし、ヘタを切り落としたオクラを埋め込んでいく。
5. 残りの[2]を入れたら、真ん中を少し凹ませて5分ほど寝かせる。
6. ふんわりとラップをかけレンジで5分間加熱、冷ましたら完成!

ごぼうとベーコンのサラダ

 ごぼうとベーコンのサラダ
画像拝借

【材料】
・ごぼう… 1本
・厚切りベーコン… 2枚
・赤唐辛子… 1本
・オリーブオイル… 大さじ1/2
・粗びき黒こしょう… 適量
A(酢… 大さじ1 塩・こしょう・顆粒コンソメ… 各少量)

【作り方】
1. ごぼうをささがきにし、酢水に5分ほどさらし水を切っておく。
2. フライパンにオリーブオイルと[1]を入れたら中火にかけ、ごぼうが透き通ってきたところで、細切りのベーコン、小口切りの赤唐辛子を加えて炒める。
3. さらに[A]を加えて炒めたら、水分を飛ばす。
4. 粗挽き黒こしょうを振って完成!

                 ☆彡

6年前、腸が詰まって大騒ぎした話

(以前のブログでも登場させた腸炎発症エピソード)

6年前のこと。

日曜日の午後。休みでダラダラくつろいでテ ソファで寝転んでテレビを観ていた。

突然、差し込むようにキリキリとお腹が痛くなった。

しばらく横になって治まるのをまっていたが、どんどん痛みが増してくる。

ちょっと!どうなってんのよ!と、もう大騒ぎ。

イタイイタイとお腹の薬を飲んで、2時間様子をみていたがどうも痛さが治まらない。

普通じゃない痛さに我慢できず、夫にフォローを頼み駅前のクリニックに向かった。

休日診療だったが、ちょうど消化器内科の先生が待機。

触診とレントゲンを撮った。病名は「過敏性腸症候群」平たく言えば急性腸炎との診断だった。

腸の動き(全道運動)が悪く、呼吸からもガスが溜まり、腸が張ってくることで他の臓器を圧迫して痛くなるとのこと。

若い先生は「仕事のストレスが強いんじゃないの?」「家族の人は来ているの?」などと、優しく話かけてくれたのが激痛に耐える中とても嬉しかった(笑)

それから丸2日間、ゼリーだけの食事と腸内環境を整える薬で対処、あとは水分のみで過ごした。

 発病から2日後(ちょうど誕生日だった)の夕方、やっとおかゆを摂った時の美味しさが忘れられない!

この経験から今では、普段から腸の調子に配慮している。

腸の様子がおかしいと思った時はすぐに食事を控え、ガス抜きの薬と水分を多めに取り、体を休めるようにしている。

それ以降、これまで、腸の全道運動が促されるように、朝起きたら白湯を飲む、部屋の床でゴロゴロ運動をする、水分補給を怠らない、繊維質の食材を多く意識的に摂るとかずっと続けている。

                   ☆彡

腸活!3つのまとめ (某新聞記事より)

【腸活①食事編
  「夜遅くに食事をしない」
  腸が一番動く時間は、真夜中と朝食後1時間あたり。
  腸が寝ている間に便を作るには、胃がカラになることが必須。
  腸本来の機能を取り戻すために、夜遅い食事はしない。
  「食物繊維を取る」
  穀類を主食としてきた日本人の腸は長いと言われています。
  そのため、腸の動きを活性化し、便通を良くするには、
  食物繊維を取ることが大切。
  特に温めたリンゴ、雑穀米などがおすすめです。

【腸活②睡眠編
  「ゴールデンタイムを意識する」
  腸の動きを活性化させるには眠りのゴールデンタイム
  (午後10時〜午前2時)が大切です。
  この時間帯に、体は老廃物を処理して疲労を回復し、
  明日の準備をします。
  腸の健康のためにもより良い睡眠は大切です。

【腸活③運動編
  
「美腸マッサージをする」
  ストレスがたまっている時の腸さすりマッサージ、寝ながら
  腸もみマッサージ、夜遅くに食事を取った翌朝の腸はさみ
  マッサージなどできることから始める。
  体をやさしくほぐすストレッチも有効です。

【補足】
  「日頃からストレスをためこまない」
  ストレスがたまると、自律神経のバランスが乱れ、腸の運動が
  悪くなって便秘が起こりやすくなる。
  腸の健康を保つためには、副交感神経が優位となる「リラックス
  して過ごす時間」をバランスよく確保する。

● 腸活を意識して続けて幸せになろう!

疾患の大半は劣悪な腸内環境が原因だという。

炎症を抑えてくれる細菌が不足しているのだ。この腸内の善玉菌を増やすべく家族全員の「腸育」を実践しようといろいろ調べながら考えている。

ともかく、顔を洗うようにお腹の中も洗えたら良いな。

おもてに見えないからこそ、意識して体の中からきれいにしたい。

外見を整えるより地道な習慣だけれども、続けていくうちにみちがえるようになるんだ。

そう考えると、自然とやる気が出てくるね。


芥川龍之介賞とは~あらためてひも解く日本ならではの文学賞の話【仕事・芥川賞作家】

【ブログ新規追加249回】

昨日、第164回芥川賞と直木賞の受賞作品の発表があった。

ここであらためて、芥川賞のあれこれをひも解いてみたい。

芥川賞とは・・・芥川龍之介賞(あくたがわりゅうのすけしょう)、通称芥川賞は、純文学の新人に与えられる文学賞である。

文藝春秋社内の日本文学振興会によって選考が行われ、賞が授与される。(Wikipediaより)

                ☆彡

ということは、一出版社の社内賞だということになる。

わたしの勤務先にもそういった、社内賞のようなものがあるが、これほどまでに国民から称賛される文学賞は類をみないものなのだ。

しかも芥川賞の最も、最たるものが「新人」だという点。

あくまでもまだ文壇に登場していない作家を発掘するのがおおかたの目的である。

年齢も様々で、人生経験も深浅を極める応募作品。

選考委員(著名な作家)の選考の基準が、「新しい展開」「ハッとさせられる展開」など、小説をワイドに展開させる文脈だったり、発想だったり、そのあたりを見つけるために応募作品をすべて深く読み込む大作業だそうだ。

昨日、直木三十五賞、通称直木賞の発表もされたが、選考委員の北方謙三氏の講評で印象的だったのが「地味な発想の中にまったく別の展開が現われた。新しい感覚だ」と。(直木賞は新人賞ではないが、選考委員の注力する部分はやはりストーリー展開のようだ)

選考委員も一読者になりきれるか?最後まで面白く読み切れるか?まったく、こういった文学賞の存在意義は、著名な作家さえも舌を巻く作品が執筆できるのなら、その後の作家としての道も開けやすくなる。

だからこそ、深い意義を持つ芥川賞なのだ。

                 ☆彡

● 第164回芥川賞・直木賞

芥川賞には宇佐見りんさん・・・「推し、燃ゆ」

ストーリー・・・好きなアイドル「推し」を応援することが生活の中心になっている女子高生の姿を、1人称の語りでリアルに描いた物語。

宇佐美さんは、静岡・沼津市生まれの21歳。

初ノミネートで堂々初受賞!

ご本人のコメントにちょっと感動した。

「やっと(言いたいことが)届いた」と、言葉少なく、はにかみながらのコメント。

これから、文学作家の大海原で活躍して欲しい。

これが新人賞の醍醐味なのだ。

                 ☆彡

一昨年、芥川賞女流作家の川上未映子氏の講演を聴いた。当時のブログと作品紹介もここに再登場させよう。

※ 芥川賞作家の話を聞く(2019年12月1日みいこStyleより)→http://miikostyle.blog.jp/archives/22353853.html

 





★2025年1月20日更新 心を鎮める旅に出る~時間と移動、空気感・天気にとことんこだわる🎶【暮らし・情景雑感】

【ブログ新規追加248回】

https://www.youtube.com/watch?v=Ub9oSuAfSbE

映画監督・黒澤明氏の言葉で、今でも時たまメモから読み直してるものを載せる。

みんな、自分が本当に好きなものを見つけてください。
自分にとって本当に大切なものを見つけるといい。

見つかったら、その大切なもののために努力してください

                 ★

たぶん、わたしの性分なんだろう、物に対する執着が本当に薄いというか低い。

その代わりに「時間と移動・空気感・天気」などの刻々と変化する事象にはちょっとしたこだわりがある。

● 時間に関しては以前、週末パラドックスというブログの72時間〜で書いたとうり。

「週末を金曜日の夜18時から始めて終わりを月曜日の朝6時で〆る究極の72時間の休日があれば、ほぼやりたいこと、行きたい所へ行ける」

※ LifeTour21stブログ「週末パラドックス」2017年/9月1日

移動に関しては、昔、特別な日には中央線で都心へ行く時「あずさ号」に乗って、つかの間の旅気分を味わったりしていた。

音大時代からの小さな豪遊が習慣化された感じ。

授業のあと小田急線で都心へ行くときなんか、気分を変えて「ロマンスカー」で行ったりした。

ちょっともったいない感じもするが、次のアクションへの期待感がなんとも気分を高揚させる。

近頃は、コロナ禍で品川にも出社せず、京王ライナーに乗るチャンスがなくなって、つかの間旅ができず残念(泣)

● 空気感に関してだが、これはジャズが流れる空間に入るとそれまでの雑多な事柄やいやなことが抜けて、何ともリラックスできるというか、すてきな空間に様変わりする音の不思議に遭遇するのにこだわりがある。

スタバの店内ミュージックは質が高くて、素晴らしく癒される。

● 最後に天気に関しては、まあ、こだわりではなく、たんに晴れた冬の日の夕暮れが大好きなのだ。

どう?これがわたしの好きな風景。

新しい年になり肩の力が思いっきり入っていたところ、

ちょっとだけ力を抜いて心を鎮めてみよう。


この1年、まだはじまったばかりなのだから。

★2024年1月19日更新 わたしは70歳まで働こうと思うけれど、あなたは70歳まで働きたい?~春の高年齢者雇用安定法について【仕事・法改正】

【ブログ新規追加247回】

人生100年時代。

寿命が延び続ける中、あなたはいつまで働きたいと考えてる?

2021年4月1日から、改正高年齢者雇用安定法が施行され、70歳までの就業機会の確保が企業の努力義務になる。これからの働き方にどのような影響を与えていくのか、改正のポイントに迫ってみよう。

● なぜ、今、法改正なのか

日経ウーマン・オンラインを読みながら、ごく簡単にまとめてみよう。

まず、日本の現状から。

日本は少子高齢化で、今後の労働力不足は深刻な状況

国立社会保障・人口問題研究所(2017年推計)では、生産年齢人口(15~64歳)は2040年に5978万人と15年と比べ1750万人も減少する一方、65歳以上の高齢化率は35.3%まで上昇すると推計されている。

また、年金の支給開始年齢の原則は65歳だが、22年4月から60~75歳(現行は70歳)までに選択制で拡大するのだそうだ。

こうした情勢を鑑みて、国内の経済社会の活力を維持するためにも、働く意欲がある人が年齢にかかわりなく働ける環境整備を図るために施行される法案なのだ。

で、今年、4月から改正高年齢者雇用安定法が施行されることになった。

家電量販店のノジマでは、施行に先駆けて昨年、20年7月より、定年後の再雇用契約を65歳から最長80歳まで延長できる制度を導入

シニアの豊富な経験や能力を生かしたいと制度を大幅に見直す企業も出始めている。

手前みそだが、わたしの勤め先も、70歳対応の規範がすでにできている。

ここで、考えられること。

定年を70歳まで引き上げることや定年制自体を廃止するといった思いきった措置に踏み切る企業はまだそれほど多くないと思われる。おそらく70歳までの継続雇用制度の導入を検討する企業が多いと考えられるね。

継続雇用を促進するには、65歳以上は関連グループ会社への出向は当たり前になる。しかも関連会社ではない他社にも雇用の範囲は広がりを見せるだろう。

新しい業種や新しいシステムに準じた仕事をしてきたのなら、技術協力の面で高齢者であっても引っ張りだこだろうが、旧態依然の仕組みに「あぐら」をかいている企業は今まで通りの仕事を長年続けてきた年配者を「外」へ出すこともできない。

今、いる会社が70歳まで働き続けられる企業かどうか・・・ここに大きな企業の努力目標=努力義務が潜んでいるのだ。

胸を張って、出向や転籍を命ぜない企業は、おのずと衰退の一途をたどる運命なのかもしれない。

● 起業依存から個人で仕事を作る~方向転換するチャンス!

60歳や65歳から何か、新しい仕事にチャレンジする・・・こう聞いてワクワクする?怖気づいてしまう?

どうせなら、ずっと目隠しして見てこなかった「本音の自分」をさらけ出して、やりたいことをまず、見つけてやってしまおう。

国は法律を変えることで制度の拡充とやらを還元してくれるのだろうが、夢を叶えてはくれない。

長年働いて来たんだったら、最後まで添い遂げるのもいいし、思い切って切り替えて自分で仕事を生み出すのも醍醐味があるね。

65歳になったら、置いてきた自分を迎えに行こう!

一歩突っ込んだ趣味を持つ~流行りとは一線を画す独自の楽しみを見つけて続ける【暮らし・趣味雑感】

【ブログ新規追加246回】

 新年も明けて早や半月。

先週は3連休を謳歌したが、その分仕事の稼働日が1日少なかったため、週末まで仕事に追われて、自由な時間は限られた。

今週は通常がやっと戻って、ホッとしながらこのブログを書いている。

何がホッとかって?

それは、たまに入る3連休という休日。これが無用に時間を持て余すものなのだ。

性分なのだろうが、あんまり遊んでばっかりだと、逆に休日を楽しめない。

休日は、わたしにとっては、大好きな一粒チョコや炊き立てご飯と同じでご褒美だから(笑)

やり切った達成感の上で、自分に与える休日が一番好きなのだ。

毎週、平日の5日間凝縮した仕事を予定通りこなし、金曜日の夜ストレスから解放されて週末何に時間を使うのか頭を悩ます。

なんと贅沢な時間なのだろう。

今まで、平日の仕事が早く終わった半日、週末の1日、週末の2日間など、軽くやれて没頭できる趣味を続けている。

里山トレッキング

珍しい草花を探す山野草ハンター

カメラで写真を撮る

・・・など、何度やっても飽きないし、四季を体感できる趣味を見つけて楽しんできた。

この冬~春も温かな日を狙って、軽い山トレッキングに出かける予定。

                 ★

ある女性作家の趣味を語るエッセイで読んだのだが、つくづく女性の場合、趣味がいいかげんになりがちだと言っている。

お金や暇をかけながらも、まだまだ無駄としかいいようがなく(笑)、貪欲さに欠けていると表現していた。

いったい、何がそんなに不満なんだろう??

彼女いわく、ずっと好きでいつかはやろう!と思っていた趣味が、ぐずぐずしているうちに爆発的に流行りに乗ってしまった・・・と、もやもやした気持ちを書き綴っていたのだ。

別に趣味なんだからいいじゃない!誰も彼もおんなじ方向を向いたってさ。

と、私は思うが、この作家の考えでは、”仕事は趣味のように楽しみながら、趣味は仕事のように真剣にやる”という感覚が、どうも幸せなのだということらしい。

要するに、もうちょっと突っ込んだ趣味に「のめり込みたい」と、読み取れた。

一方、男性の趣味に関わる打ち込み方や楽しみ方を少しだけひも解いてみたら、男性は、趣味にのめり込みやすいらしい。

家事に携わることが少ない分だけ、とことん気のすむまでやる人が多いようだ。

以前、わたしの弟とこんな話をした。

お彼岸で弟とお墓参りをした後の食事の際、ウンチクいっぱいの話題になり、弟はなんでも趣味が高じて蛸漁師を目指しているという。うそみたいなホントの話だ。

弟は、女性は家事に忙しく経済的にも現実的で夢を追う暇はないという感じじゃない?と。

その点、男性は休みになると、たとえば幻の蝶を求めて何処かへ行ってしまうとか、電車や駅弁が好きで全国を渡り歩いてるとか、周りにもそいった人がいるらしい。影響されたのかしらん。

一般的にも男性には物のマニアやコレクターは多い。

 わたしは、会社員で普段営業職である関係上、社内でも出先でも日常的に上司や担当者など、男性と同行したり話すことが多い。

たまの同行中などは、社外に出ている解放感も手伝ってか、趣味の話をされる男性がほとんど。

数年前、イベントの時に、野鳥を撮る会に所属する男性社員が、その年の秋冬向けに感度のいいカメラを使い、新しいレンズも買い足して、凝った装いで週末は出かけるのが楽しみだと喜々として話していたなあ。

コロナ禍で、外出もままならないが、人の少ない場所へ息抜きに出かけられる里山トレッキングが趣味で本当に良かった。

好きなものややりたいことは誰しも必ずあるもの。

それをどう掘り下げて、ウンチクや情報を取り入れながら自分のものにするか? 

徹底的に趣味を楽しみ、暮しに取り入れる。

そうした遊びごごろも人生の幅を広げるのに大事よね。

わたしも焚火の名手にでもなろうかな(笑)



 

 

★2025年1月13日更新 マーガレットハウエルの紺ニットを着る / 真冬のおしゃれはニットでキメる~ショートエッセイもあり♪【暮らし・普段着のおしゃれ技】 

【ブログ新規追加241回】

年のはじめには、一着ぐらいは新しい服に身を包みたい。

しかし、年々、そういった「ハレ」の気持ちは薄れつつある。

昔と違って今では、おしゃれ着というカテゴリーがわたしの中ではどんどん消えてしまって寂しい(泣)

それでも、どこか、自分なりのおしゃれを追及したいのだ。

真冬の極寒い朝、仕事に出る時、ふわっと優しいモヘアの軽いニットが欲しくって、3年前に、セールで手に入れた「マーガレットハウエル」の八部袖ニット。

どこか、昔を感じさせるモヘアの優しい質感に即買い。セールで半額だったお宝ニット。

袖が短いのは、仕事や家事にはうってつけ。袖をたくし上げなくてもいいし、何しろニットが痛みにくい。

このニットを買って良かったのは、身体にフィットしたサイズ感。

ダボつかず、ピタピタでもなく、コートの中でももたつかない。

ホントは、毎年、一枚づつ買い足したいと思えるニット。

洗いざらしの白シャツを中に着込んで、女子?みたいにラフに着こなすのも好き。

同じ、ニットでも春色ストールを首に巻いたり、白シャツを着こんだり、着方によって、ずいぶん印象も変わるもの。

さて、服の話はここまで。

新年はじめのショートエッセイを一本どうぞ。


ショートエッセイ

「かけがえのない日常のルーティン」

~朝~

朝起きて、布団の中で少しだらだらとする。

そろそろ起きなければと意を決して、布団を蹴って飛び起きる。

勢いあり過ぎで、足がつる悲劇もたまにある(泣)

真冬でも窓を開け、日の光を入れると、さっきまでの寝ぼけた頭が

あっという間にスッキリするんだ。

「さあ、今日も張り切って行こう!」と、何十年も自分に向かって同じ呪文を唱える。

お湯を沸かしている間に、いつもの豆をミルでガリガリと挽き、香り高いコーヒーを淹れる。

トーストは、少し焦げたのが好き。目玉焼きをちょいお焦げトーストにのせて黄身のとろみを楽しむ。

そして洗濯機を回しながら、今日着るシャツだったり、ボトムスだったりとハンカチなんかをサッとアイロンするのだ。

一日のはじまりはだいたいこんなかんじ。

~夜~

仕事を終えて夕暮れに帰宅。

ほぼ、疲労の塊だから、休まず鍋を火にかけブイヨンスープを温める。

鍋は別に疲れているわけじゃないから(笑)機嫌よくコトコトと音を立てる。

鍋を疲れついでに覗き込みながら、台所で立ったまま、ワインとかを一杯呑むの。

こうやって、一日を振り返りながら、鍋ものを夫とつつくのが真冬のルーティンだ。

で、だいたい9時頃には眠くなるから、その前にお風呂ですべて洗い流す。

本来なら、このまま布団へ直行したいのだけど、やり残している軽い仕事や

夢のための勉強、野望を積み上げる読書も大事なわたしのルーティン。

毎日、毎日、これのくりかえし。

旅に出たり、気ごころの知れた友人と飲んだりするのも今はお預け。

だから、こんなとりとめのない普通の毎日があって本当に良かった。

もし、この平穏な毎日がなかったら、とうにわたしはダメになっていたかもしれない。

好きな人やモノ、コトに囲まれて靜かに暮す。

これ以上があれば、求めて行くけれど、

答えは見つからなくてもいい。

わたしを支える幸せなルーティンの話。