山眠る季節~ 思考の整理にも最適なひとり歩きの贅沢な楽しみ方【暮らし・散歩術/旧記事更新206】

【ブログ新規追加1300回】

山眠る」とは、歌句で使われるポピュラーな冬の季語だ。

擬人化表現だけに語義には幅があるようだ。

およそ、落葉樹はすっかり葉を落とし、山が「しん」と静まりかえって見えることをさす。

「冬山惨淡(とうざんさんたん)として眠るがごとし」という中国北栄(ほくそう)の山水画家・郭煕(かくき)の言葉に由来する。

惨淡(さんたん)とは「ぼんやりと薄暗いさま」を指す。

             ★★★

わたしは、冬の枯れ野山もけっこう風情があって好き。近所の里山の枯れ野山を今年はまだ、歩いていなかった。

今日の枯れ野山散歩はひとり。

週末で、明日からの仕事に向けて体力を温存しようかな?とか、ついつい考えがちだけれど、大好きなカメラ撮影しながらの散歩だったら、「時間の無駄」ではないし「軽い運動」にもなって一石二鳥。

そして、一番いいのが、「無心で歩くこと」や「無心で撮影する」と、意外なほど思考の整理が進むものだ。

歩きや撮影をしていると、自分の考えていることが鮮明に整理できているような感覚を覚え、時には独り言を言いながら、将来について考えを巡らせたりもしている。

そして、帰宅後、散歩の程よい疲労感を感じながら、撮ってきた写真を見るのが一番の楽しみ。

里山の山頂では、そろそろ終わりを迎える「蝋梅」の林でまず一枚。

まだきれいに咲いている素心蝋梅を撮る。(花の真ん中が黄色いのが特徴)

そして、枯れ野山の入口で、山アジサイのいい感じの枯れ具合を一枚撮り、満足したのでTOP写真になった。

あとは、お正月に欠かせない赤い実の「千両」を一枚撮った。枯れ野山に赤い色があるだけでホッとする。

そして、公園内の暖かいホールでトイレを借りて、出てきたところで、可愛い子に出会った。

山鳩!

ちょっと、カメラを向けたら飛び立ちそうだった。それでも何とか一枚撮れた。

と、こんな感じで、樹木や小動物など、すべて一枚づつしか撮影しなかった。

「歩くことが中心」の散歩では、たった一枚の写真も丁寧に撮ることでさらに充実度が高まってきた。

冬の里山歩きでは、幾人ものカメラ撮影を楽しむ人に出会った。

みなさん、すごいカメラをお持ち!

その中でも洗練された撮影ファッションをされている方も見つけ、目の保養にもなった。

「しん」と静まりかえった里山で、おしゃべりをするでもなく、ただ撮影に夢中の人たちばかり。

聞こえてくる森の音は、小動物?鳥がガサガサと枯れ木をついばむ音と、ザッザッと、人が踏みしめる枯れ葉の音だけ。

なんて、贅沢な時間の使い方なんだろう!

というわけで、冬の枯れ野山で撮影散歩を楽しんできた話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年1月20日記事 

『SunTAMA Style』2022年1月20日記事

『SunTAMA Style』2023年1月20日記事

『Life Tor21st』2017年1月20日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063772164.html 「一歩先を知る必要はない?!」

第十二回『東京延年之會』ご招待頂き鑑賞して参りました~解説動画あり🎶【暮らし・文化/旧記事更新200】

【ブログ新規追加1295回】

人生で2度目の「狂言」を拝見させて頂いた。

年末に、夫に突然、ある筋からの新春公演観覧の招待メールが届いた。

急いで、参加の返信をさせて頂き、PDFからの招待チケットを手に入れた。

A席、おひとり8000円也。あれ?これって招待じゃないの?

ちょっとばかり焦ってしまったが、「まあ、いいか!」と、大人の余裕(笑)で受け止めた。

でもね、ちゃんと無料でご招待頂きました!

ど~して、こういう流れになったのか?

前回、人生初の「狂言」を観に行った時も、実は新聞で見つけた「観覧応募」に当選して拝見できたのだった。(当たったのは、おひとりS席11000円!)

そして、その時も、今日と同じ泉流派の小笠原・野村一門の「延年之會」の開催だった。

今回、そこからの招待を突然頂いた。

たぶん、以前の観覧者名簿などから、抜粋してメールを下さったのではないか?と勝手に推測していた。

小笠原氏関連のファンサービスというか、ホスピタリティ精神には頭が下がる思いがしたわ。

伝統芸能を継承することは、並大抵でなかろう。

そんな地道な努力の末にこうして、市井のわたし達を非日常へといざなってくれる。

なんだか、いい年になりそうな予感がしてきた。

ここで、人生初の「狂言」を拝見した時のブログもここに載せておく。

2018年8月31日。

https://miikostyle.blog.jp/archives/11801598.html 

古典芸能はお好き?

当時の模様がわりと細かく書いてあったので、興味のある方はどうぞ、ご覧ください。

というわけで、お年玉を頂いたような、新春の縁起のよい公演だった。

本日の内容は簡単な動画を用意したので、こちらをぜひ、観て頂きたい。

さあ、初仕事に繰り出そう!

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『SunTAMA Style』2021~2023年1月6日 記事 更新ずみ。

『Life Tour21st』2017年1月6日記事 「一歩前進、投資を始める」URL取得ならず。

2024年、今年もありがとうございました~明年もどうぞ、よろしくお願いいたします♪【暮らし・12月30日は「小晦日(こつごもり)/旧記事更新197】

【ブログ新規追加1291回】

12月30日 「グランメゾンパリ」公開初日に観てきた。

簡単にあらすじを。

フランス・パリで、アジア人初となるミシュラン三つ星を獲得すべく奮闘する尾花夏樹(木村拓哉)と早見倫子(鈴木京香)。

だがそんな中、尾花は三つ星が獲れなければ店を辞め、フランスから出ていくという約束をかつての師と交わしてしまう・・・。

★★★

年末、押し迫ったイオンモール周辺は朝から大渋滞。それでも、「今、勢いのある話題の映画」を観て今年の〆をしたい!と意気込んで観てきた。

いつもは一緒の夫も、この作品はパスされてしまい、ソロで参戦した(泣笑)

全身全霊で「ミシュラン三つ星」を獲りに行く、主人公とそのチーム。

まあ、かっこいいのなんのって。

パリ市場で食材を調達できず苦しむことや諸々の悲しみも、全部取り込んで「こんなに面白いこと(フランス料理を創ること)、辞められるはずがない!」と言い切る、主人公に大いに触発された。

そして、世間の鬱々やモヤモヤを吹き飛ばす「本気さ」がいいのだ。

この作品の監督は女性(塚原あゆ子氏)スピード感やヒリヒリするドライなシーンの多さに思わず、「あっぱれ」と、心の中で叫んだ!

わたしも映画を観て、かつ丼食べて「来年も勝つ!」との勝因を作ってきたよ(単純だね・笑)

さて、今年9年目に入ったこのブログ。

この一年、週3回、一度も抜かさず、合計156回記事を更新した。

で、来年は節目の10年目になる。

まだ、この先のことはな~んにも決めてはいない。

さて、どうしようか?

少しづつ考えてみたいと思う。

読者の皆様には、大変に感謝するとともに、「来年もどうぞ、よろしくお願いします!」とお伝えし今年を〆たいと思う。

皆様のさらなる飛躍の年となりますように、お祈りさせて頂きます。

それでは、皆さま、よいお年を!

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『SunTAMA Style』2020年12月30日記事

『SunTAMA Style』2022年12月30日記事

『Life Tour21st』2016年12月30日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063394108.html 「2016年を締める」

週末リトリートのすすめ~どこかに行ってもなにもしない~疲れがほどける時間の使い方を練習している♪【暮らし・リトリートとは/旧記事更新194】

【ブログ新規追加1287回】

※ 今日の週末リトリート(何もしない散歩)は、家から車で15分程度の加住丘陵にて。枯れ野山にまだまだ紅葉がみられる。

~リトリートは、自然や落ち着く環境の中で過ごし、毎日のルーティーンから「あえて一旦離れる」ことで、「心と身体の状態をリセットする」ために有効な手段なのだ。

リトリートを取り入れると、普段の日常と違い、何かを「する」ではなく、何かを「しない」と、引いていく考え方も必要だということを教えてくれる。

いつも「何かをしていないといけない」という強迫観念が、今の世の中にはある気がしている。

だとしたら、休日くらいは「何かをしないといけない」気持ちから離れてみてはいかが?

1日全部ではなくても、たとえば1泊リトリート旅に出たとして、初日の午前中は2時間山歩きをする。お昼を食べて宿にチェックインしてからは、予定を入れておかない「余白の時間」を取ってみる

~このスタイルは今年、わたし達夫婦の旅先でも意識して取り入れてきた。

予定が入っていなければ、当然のことながら心に余裕が生まれる。

そのため、本を読んだり、泊まる場所が温泉であるなら温泉に入ったり、外を散歩したり、物思いにふけってみたりと、思いのままに過ごすことができる。

私の経験によると、入念に下調べした「やることリスト」よりも、現地で得たインスピレーションや導きのような流れに身を任せることで、より深いリトリートができると感じている。

「インスピレーションや導き」という表現はやや大げさにも感じるが、つまりは予定を入れず、感覚を重視しながら、自分が好きなように行動してみる、あるいは行動しない──。

そんな柔軟性こそが、リトリートにおいては重要な意味を持つということなのだ。

実は、先週3日間ほど、体調を崩して休んでいた。ほぼ、2日間は一日中、食べて~寝てを繰り返して復活した。

で、気づいたことは「あ!リトリートが足りないんだ!」とね。

年末まであと少し。

今年の暮れは「何もしないリトリート」にチャレンジしている(師走なのにね・笑)

新しい年を「新鮮な気持ちで迎えることができる」予感がするわ。

それでは、また!

出先で、ちょっと一息(バーミヤンの桃まん)

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『SunTAMA Style』2020年12月23日記事

『SunTAMA Style』2021年12月23日記事

『SunTAMA Style』2022年12月23日記事

『Life Tour21 st』2016年12月23日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063232851.html 「続々、減塩・減糖ライフ事始め」

目黒川みんなのイルミネーション2024~職場から1分で桜色のイルミを楽しんだ夜🎶【暮らし・五反田発・食用油アップサイクルでSDGs/旧記事更新192】

【ブログ新規追加1282回】

※12月12日、17時30分スマホで撮影。

~目黒川みんなのイルミネーション2024~

開催期間;2024年11月15日(金)~2025年1月13日(祝)

所在地;東京都品川区 / 品川区立五反田ふれあい水辺広場、および目黒川沿道 電球35万球、JR五反田駅徒歩10分圏内。

• 桜色に彩る地産地消のイルミネーション

目黒川沿いを桜色のLEDライトで彩る「目黒川みんなのイルミネーション2024」

地域の方々や周辺の飲食店から回収した使用済みの食用油をバイオディーゼル燃料にアップサイクルし、100%エネルギーの地産地消を実現。

山手線内側最大規模となる両岸合計のイルミネーションの総延長は約2.2キロメートル。

地域の協力によって、約35万球の桜色のLEDが輝き、幻想的な光景が目黒川の水面に映し出される。

12月12日撮影。

初日の点灯式では、地域の方々が持ち込んだ使用済み食用油を回収するアップサイクルに加え、楽しみながらSDGsを学べる巨大ジェンガなども設置された。

• 見どころ

地域が一体となって作り上げた「冬の桜」は、発展を続ける大崎、五反田エリアの新たな「冬の風物詩」となっている。

また、使用済み食用油をアップサイクルして電力に活用する取り組みを通じて、エネルギーの在り方を見直し、SDGsの達成について考えるきっかけ作りにも貢献している。

12月12日撮影。地元の人たちが寒さの中、イルミネーションを楽しんでいた。

                 ★★★

五反田にかれこれ3年通っているが、未だに季節のイベントローテーションは頭には入っていない。

「みんなのイルミネーション2024」はWEB記事で12月12日朝に、知ったばかりだった。

5時半、退社してなにやら遠くに見えるピンクのイルミ。昼間には見えないもんね。

あれはなに?と思いながら、吸い寄せられるように、駅へ向かう道路をくるりと、反対に歩き出した。

そこには、あの桜の名所目黒川が流れている!

そんなに近くだったなんて・・・そういえば、今年は目黒川の桜も見ていなかった(泣)

自分の土地勘のなさに、本当に驚いちゃったのだ。

だって、出社時は超多忙なスケジュールで、五反田のどこにも寄り道せずに帰宅する。

そこから、日報や翌日の仕込みなど、仕事が続くのだから。通勤時間が惜しいくらい。

これまで、目黒川も昼と夜の1回づつぐらいしか眺めていなかったし、冬のイルミも全然知らなかった。(これはウソで、忘れていただけ。2022年の頃、社内情報で教えてもらっていた・笑)

ま、「コロナの影響が街を知ることの足かせになっていた」のは確かだろう。

会社ビル横にある、高級ベーカリー「メゾンカイザー」にも3年間で1回しか行ってないし(笑)

3年も経つのに街のことをまったく知らない、未だお上りさん状態だ。

しかし、「みんなのイルミ」の食用油のアップサイクルでエネルギーに変える、地産地消の取り組みは本当に素晴らしい!

そのことを、知れただけでも儲けものだ。

循環型社会の実現を足元から「みんな」でしっかりと取り組んでいる。

賢さの神髄をイルミネーションで表現しているように感じた。

というわけで、仕事の後にエコな桜色のイルミネーションを楽しんできた!という話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2022年記事

『SunTAMA Style』2023年記事

『Life Tour21st』2016年12月13日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063029178.html 「ブログ200回目、今思う事」

ライフログってなあに?~時をデザインし、夢を叶える素敵な手帳を書く暮らし🎶【暮らし・手帳術/旧記事更新187】

【ブログ新規追加1279回】

※能率手帳のNOLTYが今年も素敵なライフログ手帳を販売中。

ライフログってご存じ?

いわゆる、日記のことなんだけど、言い方を変えると何だかとってもアクティブじゃない?

ライフログの定義を調べてポイントを箇条書きにした。

◆ライフログとは? 自分を知るための記録である。

◆ライフログの活用で「本当に必要なもの」が見えてくる。

◆自分にとって「必要なもの」を見極めるためのライフログの書き方1~3

▼ステップ1:興味や関心を自由に書き出す。

▼ステップ2:後から振り返る習慣を持つ。

▼ステップ3:好きなことと嫌いなことを分類する。

◆ライフログで「必要なもの」を見極めることでの副次的効果を得る。

▼無駄な出費の見直し。

▼優先順位を決めた支出。

▼節約と貯蓄のモチベーションアップ。

こんなところだろうか?

積み重ねてきた人生の棚卸しにぴったりな「ライフログ時間」だってことだわね。

ライフログをスタートさせるのに年末年始が丁度いい。

「年末年始にぴったりの行事」にしてみたらどうだろう?

スケジュール帳とは違う視点で手帳を使いこなすのよ。

これからの時間をどう過ごすかを考え直す「絶好のタイミング」だと思うし。

わたしの毎年の棚卸しは、だいたい12月中に済ませておいて、それを見返すのは、お正月三が日なの(笑)

わたしの、これからはじまる「あれやこれや」がいっぱい詰まった手帳を見返しながら1年を占う。こんな楽しい時間はないかも!

さて、次は、楽しい時間を彩る手帳の話をしよう。

日本能率協会がバックアップする「能率手帳」通称:NOLTYが、ライフログを楽しく行い、素敵な手帳時間を過ごしてもらえるような、アイテムが種々豊富に売り出されている。

NOLTYの唱える「素敵な時間」とは?

素敵な手帳商品とともに、ライフログの紹介文はこちら(ちょっと詩みたいだね)

~出来事を書く。気持ちを書く。何でも書く。塗ったり、貼ったり。時には見返してみる。毎日を、人生を、そんな時間でもっと、たのしくなる。さあ、ライフログをはじめよう~

今では、素敵な手帳にあれこれと書いて行くのが日記の定番だそう。

何だか、「スケジュールいっぱい書き込む」だけじゃなくて、あれも、これも自由に書き込むとかいうがイマドキなんだと、改めて知った。

だから、スケジュール帳とかいう名前はあれど、おしゃれな雰囲気のあるライフログ手帳と呼び名も変わったんだ。

NOLTYは、書店や文具雑貨店においてある、ちょっと高価な手帳だ。

今日見たのは、だいたい1500円前後に素敵なカバー付きが多かった。まあ、1年みっちりと、一緒に過ごすんだから、安い!ものかもね。

どうぞ、NOLTYに興味のある方は探してみてね♪

                ★★★

ライフログ関連の書籍も紹介しよう。

ねこねこさんの バレットジャーナル活用術』~シンプルなのに驚くほどうまくいく!~ねこねこ・著(エムディエヌコーポレーション)

簡単レビュー

ノートとペンがあればすぐにでもはじめられる、
話題の手帳術バレットジャーナル!

バレットジャーナル手帳術を覚えれば、白紙のノートが自分仕様の手帳に変身。書くのがどんどん楽しくなる!
可愛いバレットジャーナルを始めたいと思っている人必見。
ねこねこさんに学ぶ、無理をしないで毎日が充実&楽しくなるヒントが満載の一冊だ。

本書では、バレットジャーナルを活用しているネットでも人気のねこねこさん(@88necoco)に、
スケジュール管理、TODO管理はもちろん、ダイエットノート、買い物リスト、アイディアメモ、未来ログなど
さまざまな用途に使えるバレットジャーナルの作り方を伝授してもらった。
バレットジャーナルの基本から活用メソッドを解説。
後半ではイラストが描けない人でもすぐに使える、練習ページを用意。
バレットジャーナルに使えるイラストや文字の描き方など解説している。

〈いいことずくめのノート術〉
・思いついたことを書き出すことでやりたいことが見えてくる
・明日の朝起きるのが楽しみになる
・誰もほめてくれない掃除が楽しくなる
・楽しかった思い出が記録として残る
・いつの間にか絵が上達している
・「今日ダメなら明日やる」無理しないのが続けるコツ etc.

さあ、お好きな手帳に思う存分書きまくって、たくさん叶えてみよう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年12月4日記事

『SunTAMA Style』2021年12月4日記事

『SunTAMA Style』2022年12月4日記事

『SunTAMA Style』2023年12月4日記事

          

『LifeTour 21st』2015年12月4日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1046598334.html 「さあ!旅の準備をしよう

秋の花・竜胆(リンドウ)を見に行く~里山で祝う誕生日【暮らし・家族の誕生日の祝い方/旧記事更新178】

【ブログ新規追加1270回】

家から徒歩10分で登れる里山道に、美しい竜胆(リンドウ)がそこかしこに(無数)咲いている。

今期、一番美しい開花時期を迎えている。

夫の誕生日に薄紫や漆青の秋竜胆(リンドウ)を見せてあげたいと思い、今朝「東京都・都立小宮公園」のひよどり山(標高441m)へ夫と出向いた。

登りながら撮影しながら、秋の1日を楽しんできた。

山の竜胆(リンドウ)は、つくづく「見る」対象ではなく「出会う」ものだと思う。

あまりの美しさに人格があるのでは?なんて感じることもある。

森の中で、ひっそりと、そこかしこに咲き乱れている姿を捉えたのは初めてだ。

鬱蒼とした森の中で、青い星が散りばまっている光景はなんとも幻想的。

撮影しながら、山道を立ち止まりつつ、路傍の花に夢心地だった。

山野草には本当に心を奪われる。

山頂公園の畑では、秋の花のみならず、夏の花もまだかなり残って咲いていた。

秋の花は、ホトトギス、ムラサキシキブ、ツクバトトリカブト、ノコンギク、オヤマボクチなど。

こちらもほぼ、山野草で森の中で見つける部類だ。若干だが、樹木なる部類のものもある。

図鑑で調べなくても、わかる花だけ書いてみた。

※ 下の2枚は、ムラサキシキブ、ホトトギスの写真。

畑で咲いていた皇帝ダリアは意外なのだけれど、11月~12月に咲く花なのよね。

青空にすくっと!伸びる細い茎と儚げなピンクの花弁が夏を思わせるわ。でも冬の花(笑)

見た目のギャップがすごい!

ひとしきり、森と里山歩きを終えて、畑に戻ってきた。

畑の入口に樹木の枝や幹で作成した「鹿」が出迎えてくれたよ。

二段紅葉がきれいな公園の遊具で童心に還って遊ぶ夫を1枚撮ってみた(笑)

~お誕生日おめでとう!この1年も健康でいっぱい出かけよう!~

というわけで、ずっと大切にしてきた我が地域の里山で、秋の花である竜胆(リンドウ)の群生を見てきた、という話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月13日記事

遊び尽くす東京 / 渋谷の新スポット&けやき坂イルミが始まった六本木②【ホテル・東京新スポット探訪】

『SunTAMA Style』2021年11月13日記事

『SunTAMA Style』2022年11月13日記事

『SunTAMA Style』2023年11月13日記事

『Life Tour21st』2016年11月13日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1044902446.html 「ゆかりの地・町田をいく

「立冬」歳時記~冬の始まりの日【暮らし・立冬/旧記事更新176】

【ブログ新規追加1268回】

今週、急に寒さが襲ってきた。立冬か。なるほど・・・。

立冬(りっとう)二十四節気の全体をざっと調べて、書き出してみた。

日本古来の自然のリズム、二十四節気と、5日でめぐる日本の季節、七十二候をはじめ、旧暦の日付や雑節のお知らせである。

11月霜月の和の暦はこれ!
立冬 りっとう|二十四節気──11月7日~21日


山茶始開 つばきはじめてひらく第55候──11月7日~11日地始凍

 ちはじめてこおる第56候──11月12日~16日

金盞香 きんせんかさく第57候──11月17日~21日

[立冬]──11月7日~21日
【旧暦】──10月7日~21日

と、11月一か月の和暦となっている。

「立冬」とは?

そして、昼が短くなり、いよいよ冬の到来を迎える。

暦の上では、冬の始まりの日。日脚が短くなり、木枯らし一号や、山の初冠雪が報じられることも多い時季である。

富士山の初冠雪も、つい最近だった。

まだ秋らしい気配も残り紅葉の見頃の時季だが、朝夕冷え込み、日中の陽射しも弱くなる。木枯らしが吹きはじめ、冬の気配が感じられる頃。

和の暦の「冬」は初冬→仲冬→晩冬と3段階で進む。立冬と小雪の時季は「初冬」。暦の上では冬の到来だ。

初冬 11月7日~12月6日

時候の挨拶
この時季によく使われる挨拶文も調べてみたよ。

深秋の候 しんしゅうのこう
晩秋の候 ばんしゅうのこう
向寒のみぎり こうかんのみぎり

• 山茶始開 つばきはじめてひらく|第55候

※2020年11月23日 綾南公園(西八王子)で撮影した乙女椿。

[山茶始開]──11月7日~11日
【旧暦】──10月7日~11日

• 山茶花が花開くころ

七十二候では、この日から「山茶始開(つばきはじめてひらく)」になる。

つばきと読むが、ここでは山茶花(さざんか)を指している。

時雨が降るなか、垣根などでひときわ鮮やかに花開く様子は目を引く。

花の少ない、殺風景な冬枯れの季節に可憐に咲く山茶花は、寺院や茶室の庭木としても好まれる花のひとつだ。

• 地始凍 ちはじめてこおる|第56候 

[地始凍]──11月12日~16日
【旧暦】──10月12日~16日

大地が凍り始めるころ

七十二候では、この日から地始凍(ちはじめてこおる)になる。

夜間の気温が低くなり、朝には霜柱が見られるほど寒くなる頃。

空気中の水分が氷の結晶となって霜が降り、地中の水分が凍って霜柱が立つようになって大地が凍り始める。

11月15日は「七五三」のお参りの日。千歳飴は、江戸時代に浅草寺の境内で売り出されたのが始まりだとか。この飴を食べれば千歳まで健康で長生きできるという願いが込められているとされている。

• 金盞香 きんせんかさく|第57候 

[金盞香]──11月17日~21日
【旧暦】──10月17日~21日

冬を告げる花、水仙が咲くころ

七十二候では、この日から金盞香(きんせんかさく)になる。

「金盞」は金色の盃の意味で、冠の部分が黄色い水仙を指します。別名は雪中花(せっちゅうか)。

白い花が冬を告げ、芳しい香りを放つ。水仙の開花時期は11月から3月ごろまで。お正月の飾りにもよく使われる。

有名歌人の時雨(しぐれ)を詠んだものも。

神無月ふりみ降らずみ定めなき 時雨ぞ冬のはじめなりける(和漢朗詠集)

夕日かげ群れたる鶴はさしながら 時雨の雲ぞ山めぐりする(藤原定家)

初時雨猿も小蓑を欲しげなり(松尾芭蕉)

初冬は雨の多い季節。その思いがけない冷たさに、いよいよ冬の始まりを感じるだろう。

春時雨、秋時雨というが、時雨といえば初冬の季語。

走り抜けるようにぱらぱらと降っては止むことから、片時雨、村時雨、夕時雨、小夜時雨、山めぐりなど、さまざまな表現があるのも特徴的。

雨に濡れて鮮やかに燃え上がる山の錦繍は、ほの暗い闇に浮かぶ金屏風のように幽玄の世界を彷彿とさせる。

金屏、銀屏とともに、本来風を防ぐものであった衝立も冬の季語だ。

「山より出づる北時雨、山より出づる北時雨、行方や定めなかるらん」これは謡曲『定家』の冒頭の詞章。

藤原定家が百人一首を編纂したのは小倉山の「時雨亭」、また松尾芭蕉の忌日は旧暦十月十二日であることから「時雨忌」と呼ばれている。

二十四節気 和の暦

二十四節気とは

太陽が1年でひとまわりする道を「黄道」という。

二十四節気は、太陽が真東から昇り、真西に沈む「春分」を起点に、黄道を24等分したもの。

1年を約15日ごとに区切り、「立春」をスタートに、「雨水」「啓蟄」「穀雨」など、刻々と変化する自然を漢字2文字で表現している。

春夏秋冬の区切りを意識させてくれる言葉として、時候の挨拶や手紙の書き出しにも使われている。

冬の歳時記|二十四節気と十二候

七十二候とは

二十四節気をさらに3つに分け、約5日ごとに名前をつけたもの。

七十二候は、もともと古代中国で生まれたものといわれている。やがて日本に渡り、江戸時代の暦学者が、日本の気候に合わせて改訂したそうだ。

気候は地域やその年によって違うが、四季の風情を楽しむ目安になってくれることだろう。

というわけで、日本古来の季節の名前を全部覚えるのは無理だけれど、好きな時候をポイントにした、食事や装い、家のしつらいなどに取り入れてみてはいかがだろう?

なんとなく、素敵かもしれないね。

では、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月8日記事

『SunTAMA Style』2021年11月8日記事

『SunTAMA Style』2022年11月8日記事

『SunTAMA Style』2023年11月8日記事

『Life Tour21st』2016年11月8日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1062227482.html 「命と向き合った10日間

『みいこStyle』2019年11月8日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/21960105.htmlこころの安全地帯

10月月末は「おしゃれ休暇」を取っている~着るもの・持つもの・履くもの全体の見直しで一軍だけのクローゼットを実現🎶【暮らし・秋のおしゃれ断捨離/旧記事更新172】

【ブログ新規追加1364回】

※ 今月、退職された方から頂いた可愛いお茶&メッセージ。(女子力高~い!)

10月28・29日と秋の「おしゃれ休暇」なるものを取って、仕事は休んでおしゃれな友達と会ったり、体全体の手入れや美容と向き合っている。

「おしゃれ休暇」とは?

いわゆる、ファッションスタイリストや、おしゃれ関連(出版なども)の仕事をする方々が、己のファッションや美容、健康などに注力するためにわざわざ取る休暇のことを指す。

おしゃれって、夏は「汗でどーでもいい」し「冬は暖かければいい」し「春は花粉と風が強くてこれまたどーでもいい」になっちゃうもの。

長い間、外営業に勤しんできたわたしは、秋になったらやっと「おしゃれセンサー」が働き出す仕組みになっている。

そこで、業界のトレンドに詳しいわけでもないが、情報を集めてこれが好き!っていう服装をキャッチしてみた。

※ わたしが気に入った服装の画像。

で、これに習って上着とワイドパンツはGUで購入し、スニーカーはOnitsuka Tigerにひとめぼれして即決。

あと、ずいぶん使い古したお仕事Bag も、Earth Music & ecologyで、ごく普通のカットされた合皮のバッグ(今、流行っているのかな?)を購入。

シンプルでとてもいい。PCと書類がすっぽり入る縦型トート。(値段も5000円以下)

で、10月三連休でかなりの整理ができていたと思い込んでいたクローゼットの中身をさらに精査して、売ったり捨てたりをした。

本当に少ない選び抜いた洋服とお仕事バッグ、スニーカー、ワイドパンツと、新たに購入した上着(丈短め)でおしゃれな感じに近づいてきた(笑)

日本人はおしゃれし過ぎ!?

とか海外では言われているそうだが、おしゃれ休暇を取ることで得られるメリットは本当に大きいものだ。

今の自分に向き合い、本当に着たいもの、まといたい雰囲気などを洗い出して、それに見合わない服(どーでもいい服のこと)を見定めて行く。

頭ではわかっているけれど、行動にはなかなか起こせていない場合は効果大よ!

そうすると、今、着たいものがわかるようになるってわけ。

オシャレすることに疲れてしまったり、流行とか、歳をとる中でそれほど必要ではないと思い込んで「だんだんどーでもいい」部分に入る「おしゃれごころ」じゃない?

そんなときにおすすめなのが、「おしゃれ休暇」を取ること。

              ★★★

今回、久しぶりにおしゃれ休暇を取ったことで、日頃、少ない自分自身のおしゃれのキャパを最大限に広くする機会になった。

要するに「足るを知る」とか、「俯瞰できる」とかいうことだろう。

わたしは、以前から一瞬のときめきや欲だけでものを買わない性格だ。

それが、おしゃれ休暇を年に1回やって行くうちに、判断力の欠如や気の迷いなど、生きていれば起こるありがちなエラーも、回避できるようになった。

人生は選択の連続だからこそ、その選択に何かしら後悔が残るような行動(ここでは買い物)はしたくない。

おしゃれ休暇をとるタイミングはいつ?

わたしの場合はキーワードは「秋」と「刺激を受けたり、変化を求めたりしたい」時。

おしゃれ休暇を取ったあと 「足るを知ること」や、「俯瞰できるパワー」がついていくので、お金と時間への向き合い方ががらりと変わり、ものごとへの感じ方も変わっていくのを楽しんでいる。

というわけで「おしゃれ休暇」は、自分を健康に、フラットな状態に戻せる絶好のチャンスだと思う。

それでは、また!

---------------------------------------------旧記事更新172回

『SunTAMA Style』2020年10月30日記事

『SunTAMA Style』2021年10月30日記事

『SunTAMA Style』2022年10月30日記事

『Life Tour 21st』2016年10月30日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1061339932.html最高の1日は何度あってもいい

お月見の話【暮らし・風情を感じて/旧記事更新171】

【ブログ新規追加1262回】

※2024年9月24日「中秋の名月」撮影。

今年の10月、気温の急降下が激しい日々が続いてきたが、真夏の間は通勤にバスをよく使っていたところを、今月は、歩き=ウォーキングに変えている。

やっぱり、わたしは歩くことが好き。

考えることが多く、そのひとつ、ひとつを解決に導くための思考を歩きながら巡らせているので、あっという間に駅についてしまう。

特に、帰りとなると「月を眺めながら・写真を撮りながら歩く」ことがある。

それはもう、お月様を「独り占めできる時間」を、与えてもらっているかのような、とっても贅沢なウォーキングに早変わりする。

月の予定に合わせて、外営業を組んでいた時もあったぐらい(笑)

              ★★★

さて、ここで「お月見」の話を。

クリスマスやハロウィンなど、みんなで楽しむ現代的なイベントには、「みんながやるから」と、多くの人が気合を入れ、わいわいと盛り上がるもの。

しかし、お月見と言えば、すすきや、芋・栗・お団子などを用意して、家で「静かに」月を愛でながら風情を楽しむものよね。

古来、美しい自然や四季に恵まれた日本では、月を愛でたり、太陽に感謝したりする風習を大切にしてきた。

そんな、いまにも通じる「暦」の行事を大切にすることこそ、心も体も喜び、満たされることではないかと感じている。

なかでも秋の満月を鑑賞する「十五夜」は、特別なイベントだった。

平安時代の貴族はお月見をしながら、歌を詠んだり、管弦楽器を楽しんだり。江戸時代には庶民に広がり、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合う収穫祭の日になったそうだ。

わたしが育った田舎では、地域で盛大に相撲大会が開かれたり、家にススキや芋や栗を飾ったり、大きな月を眺めながら、わいわいと小豆の餡子がのったお団子を食べたりしていた。

いまより”月”が身近にあって、十五夜だけでなく、子供ながらに月の満ち欠けを確認し「今日はおぼろ月夜だなぁ」なんて、しみじみ言っていたっけ(笑)

人間の生体リズムは、潮の満ち引きとともに、月の満ち欠けから影響を受けているという。

満月を見ると、なぜか高揚した気分になることや、出産が満月の日に多いこと。

女性の月経や、肌のターンオーバーが28日周期(月は29.5日)なことも、まるで体にプロミングされているような神秘を感じる。

じつは、芋類の収穫を祝う旧暦8月15日の「十五夜」のほかにも、栗や豆の収穫を祝う旧暦9月13日の「十三夜」、田の神様に感謝をする旧暦10月10日の「十日夜」にも、お月見をする習わしがあります。「十五夜」「十三夜」「十日夜」の「三月見」が晴れると、よいことがあるとか。

※参考資料→https://www.jalan.net/news/article/482783/(十五夜とは?じゃらんネット)

何千年も前からそこにあった月と、月を愛してきた人びとに想いを馳せてみるのもロマンだわ。

それでは、また!

---------------------------------------------旧記事更新171回

『SunTAMA Style』2020年10月28日記事

『SunTAMA Style』2021年10月28日記事

『SunTAMA Style』2022年10月28日記事

『LifeTour 21st』2016年10月28日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1062007818.html 「来年のことを、植物園で考えた

『みいこStyle』2019年10月28日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/21776836.html小さなくり返しで作るじぶん