ディ・キャンプは都内でしよう!奥多摩で連休最終日を過ごす【風景・山/キャンプ】

【ブログ新規追加1089回】

山のふるさと村

東京都立奥多摩湖畔公園・山のふるさと村

朝、8時30分に出発。途中、給油をしたり、ショッピングセンターに寄ったりしながら、2時間かけて奥多摩湖畔・山のふるさと村に出向いた。

三連休の最終日、朝から山奥へ向かう道が大変な混雑。やれ、サマーランドだ、アメリカキャンプ村だとか、日の出イオンモールだとか、青梅の御岳山だとか。

これは、アクティビティのほんの一部。東京屈指の最果ては、驚くほど楽しめる場所でいっぱい。

道の渋滞も車だけじゃない。ツーリングのバイクや自転車の多いことったら。ほんと、ツーリングを楽しむバイク族と一緒になってドライブを楽しんだ。

で、わたしと夫が目指したのは、奥多摩町にある「山のふるさと村」東京都の施設だ。

先週、思い立って電話で「デイキャンプ予約」を入れた。

宿泊は一人200円、デイキャンプは10時~15時までの5時間で無料!

(駐車場はちょっと離れているが無料で停められるし、荷物はサイト前まで車で運べて便利)

さっそく、ディキャンプ仕様の設営で汗を流す。

とはいえ、林間サイトの涼しいことったら、驚くほど。

軍幕をタープとして使い、インナーもなしで広々、椅子三脚と、ミニテーブル、チェスト、焚火も小さなストーブだけで十分。

荷物が圧倒的に少ないのがディキャンプのよさ。

ちょっと、お昼を食べて、おしゃべりしたり、要するに「何もしない」のが、わたし達流ディキャンプかな(笑)

で、料理は(マイタケのデミグラスソースハンバーグ、とけるチーズのトマトソースハンバークを焚火で焼いて、バンズも炙ってレタス、カットしてきた玉ねぎを挟んだハンバーガー、付け合わせは焼きズッキーニ、ノンアルドイツワインで頂く)

サッと作って食べる。焚火のいい匂いが食欲をそそる。

余ったレタスと玉ねぎ、目玉焼きをバンズに挟んでもう一品。

アウトドアを快適にする「選びぬいた少ない道具」や、簡単でかつ美味しい「焚火料理」など、少しずつ経験を重ねてきて「わたし達の流儀」ができつつあることを、確認できたのが一番の収穫だった。

さ、また次の旅までがんばろうっと♪

それでは、また!

練馬区立「牧野記念庭園」に行く~博士が愛した植物園【植物・植物園】

【ブログ新規追加1083回】

牧野富太郎(書)

牧野記念庭園は、植物学者・牧野富太郎博士が大正15年から亡くなるまでの30余年を過ごした住居と庭の跡地に建てられた。

博士は武蔵野の広大な雑木林の中に、採集してきたり、知人から取り寄せたりした植物を植え庭を「我が植物園」として大切に育んできた。

そしてたびたび庭に座り込んでは、植物の観察や採集をして庭とともに晩年を過ごした。

昭和33年に練馬区名誉区民である牧野博士がこよなく愛した地を一般公開し、博士の偉業を末永く後世に伝えるため、庭園として開設された。

園内には、妻の名前の笹「スエコザサ」、桜「仙台屋」ヘラノキなど博士にゆかりの深い植物300種以上の植物が生育するほか、博士の使っていた書屋が移築されており、在りし日の博士の面影を伝える展示が拝見できる。

展示室で撮ったのがTOP写真。

展示室では、博士直筆の色紙や植物採集の道具、後世に残すために作られた、博士作の標品を土佐の和紙と練馬の和紙で漉いた紙に作られた押し花などのフォトを撮った。

そして、ほぼ等身大の富太郎博士と撮るフォトでは夫が満面の笑み(笑)

圧巻の書屋も移築されてモダンな館内で再現されていた。

庭園では、若い男女が青々した植物の撮影に夢中になっていた。

講習室では牧野富太郎博士の生涯を映像で観ることができ、老若男女が食い入るように映像を観ていた。(室内に「らんまん」の出演者のサインやポスターがたくさん!)

常設展示室、企画展示室ではたくさんの「らんまん」愛好者が「ムジナモの絵があるよ!」とか、みんなでドラマの名場面を再現してた(笑)

あの「日本植物図譜」の初版本を見られたのには大感動だったわ。

そして、圧巻の書屋を出ると、そこには博士の愛したコーヒーが飲めるキッチンカーが!

一杯づつ丁寧に落されたコーヒーを片手に、園内を散策している人も多かった。素敵な試み。

真夏を越したばかりの庭園には花がほとんどない。

辛うじてアジサイの仲間を写真に収めた。(カメラの露出を変えて撮る・笑)

さほど大きくはない都内にひっそりと在る植物園。

春から夏にかけて、それはそれは美しい草花を見ることができる。

様々な季節に訪れたい素敵な植物園だった。

~練馬区立「牧野記念庭園」

所在地 練馬区東大泉6-34-4

開園時間 午前9時~午後5時

休園日 毎週火曜日

入園料 無料

※ 駐車場はなし(近隣にコインPあり)

※ 関連資料→https://www.makinoteien.jp/ 牧野記念庭園公式HP

では、また!

山野草ハンターのわたしが度々訪れる裏山とは?~『牧野富太郎と、山』牧野富太郎・著(山渓文庫)も紹介♪【植物・裏山考察】

【ブログ新規追加1080回】

わたしの超マイナーな趣味である山野草ハンター歴は8年。

ほぼブログと同じくらいの月日を草花を探すことに費やしてきた。

ハンターと言っても、珍しい植物やきれいな植物を採取するわけではなく、ただ見つけて記録のために写真を撮り、家で植物図鑑やWEBで調べるいわゆる「植物オタク」なのである。

山野草にハマったきっかけは、以前住んでいたところで出会った老婦人のお庭の山野草がとても美しかったから。

(※山野草とは→国内外の平地から高山に至る野外に自生する観賞価値のある草本、低木及び小低木の一部を含む幅広い意味を持つ植物のこと。

日本国内における近代的な山野草の歴史は100年程度と浅く明確な定義はなされていない。Wikipediaより)

老婦人はお店で山野草を購入して、お庭で丹精込めて育てていたのだ。

それはそれはとても美しく、どこか儚い植物たちだった。

当時、SNSで知った「山野草を愛でるコミュニティ」というのに入ったことから、山には季節ごと、場所ごとの山野草が生息していることや、その分布を知り、そうした山野草を見つける人を山野草ハンターと呼ぶことを知ったのだ。(アウトドア専門誌でも山野草ハンターという名称は載っていた)

そして、山野草にも「希少種」なる草花があることを知った。

~本来はその場所にあるはずもない花がある季節にだけぽっと咲く~

コミュニティでは、そんな希少な草花を惜しげもなく写真や文献で披露されていた。

こうなると、珍しい草花を見に行きたくなるわよね。

で、だいたいが山に生息しているから、山好きにならざるを得ないというわけ。

現在、NHKで放映中の朝ドラ「らんまん」では、主人公の牧野万太郎(牧野富太郎)が新種(まだ誰も解明していない植物種)を探すことに人生をかける壮大なドラマだ。

万太郎が新種を探すのに夢中になるのはわかるわ~~~(笑)と、大共感しているのよ。

そして、牧野富太郎が植物採集に訪れた山は日本中の名峰ばかりだが、こと高知県出身のせいだろう、愛媛県の石鎚山・徳島県の剣山(日本百名山)など西日本を代表する高山に度々訪れている。

しかし、牧野富太郎が幼い頃に草花に目覚めたのは、家の裏山だった。

その裏山で毎日朝から晩まで植物を採取し、まだ見ぬ新種を探しては研究に明け暮れていたのだ。

何でもない裏山が植物学者・牧野富太郎博士を生んだ。

ちなみにわたしにも裏山がある。徒歩5分で行ける近所のひよどり山(東京都立小宮公園)だ。

60mあまりの低い山だが、毎月これは!と、思える山野草に出会える場所なのだ。

1月にはひよどり山山頂から三段広場をぐるりと蝋梅の林が囲む。よく晴れた日には富士山も見える。

4月上旬には、森に咲く妖精「フデリンドウ」を見つけに行くのも楽しみ。(2019年撮影)

4月にはこの山での希少種「ワダソウ」(長野県和田峠が原産)が森の中でひっそりと咲く。(2023年撮影)

5月~8月には花畑で一面に咲く園芸種が圧巻だ。(2019年~2022年撮影)

クリスマスリースでおなじみの「山帰来」の実だが、今年は見つけられなかった。(2022年撮影)

9月にも、ひよどり沢を埋め尽くす「ツリフネソウ」が見ごろを迎える。

昨日早朝、思い立って「ツリガネニンジン」をさがしに行ったがみつけられず(画像拝借)

そのかわりに「オミナエシ・女郎花」の仲間の「オトコエシ・男郎花」を見つけて写真に撮ってきた(TOPの写真)

と、こんな風に家の裏山で山野草ハンターになっているという話を書いた。

              ★★★

牧野富太郎の書籍紹介

牧野富太郎と、山』牧野富太郎・著(山と渓谷社文庫)

簡単レビュー

利尻山、富士山、白馬岳、伊吹山、横倉山。
愛する植物をもとめて山に分け入り、山に遊んだ。
山にまつわる天衣無縫のエッセイ集。

日本の植物学の父・牧野富太郎氏は植物を観察・採集するために日本各地の山々を訪れ、そのときの様子をエッセイに残した。
幼少期の佐川の山での出来事を綴る「狐の屁玉」、植物を追い求めるあまり危うく遭難しかけた「利尻山とその植物」、日本各地の高山植物の植生と魅力を存分に語る「夢のように美しい高山植物」など山と植物にまつわる39のエッセイを選出。

エッセイに登場する山のデータも収載し、牧野富太郎が登った山を訪ねるガイドとしても楽しめる。

解説/梨木香歩

■内容
なぜ花は匂うか?

*北海道から東北
利尻山とその植物[利尻山]
シリベシ山をなぜ後方羊蹄山と書いたか[羊蹄山]
マルミアスナロ[恐山]
ニギリタケ[恐山]
秋田ブキ談義[秋田の山野]

*関東甲信越から中部
山草の分布[釧路雌阿寒岳、八甲田山、栗駒山、鳥海山、早池峰山、駒ケ岳、戸隠山、越後清水峠、大山]
長蔵の一喝[尾瀬]
アカヌマアヤメ[日光山]
アケビ[筑波山、高尾山]
日本に秋海棠の自生はない[清澄山、那智山]
萌え出づる春の若草[日本の山野]
用便の功名[箱根山]
箱根の植物[箱根山]
富士登山と植物[富士山]
富士山の美容を整える[富士山]
美男かづら[富士山]
夢のように美しい高山植物[岩手山、立山、八ヶ岳、御岳山]
越中立山のハギ[立山]
二三の高山植物に就て話す[白山、金精峠]
山草の採集[白馬岳、八ヶ岳]
ナンジャモンジャの木[神崎森]
馬糞譚は美味な食菌[飛騨山脈]
火山を半分に縦割りにして見たい[小室山]

*近畿から中四国、九州
東京への初旅[伊吹山]
『草木図説』のサワアザミとマアザミ[伊吹山]
アセビ[六甲山]
紀州高野山の蛇柳[高野山]
石吊り蜘蛛[三段峡]
万年芝[三段峡]
地獄虫[佐川の山]
狐の屁玉[佐川の山]
火の玉を見たこと[横倉山]
いわゆる京丸の牡丹[横倉山]
シシンラン[土佐の奥山]
桜に寄せて[奥の土居]
豊後に梅の野生地を訪う[井の内谷]

植物と心中する男の話である。

それでは、また!

久能山・日本平夢テラス~柿田川湧水公園(伊豆半島ジオパーク)【風景・静岡県】

【ブログ新規追加1076回】

台風7号の影響をまともに受けながらの静岡旅。

8月16日は、土砂降りと暴風雨に当たって、かなりの疲労を積み上げた一日だった。(伊豆ジオパーク・リッジウオーク小室山にも行ってみたが暴風雨で登れず。残念)

行きたい場所、やりたいことのあれこれはすべてお天気次第。

8月17日、しぶとくへばりついていた雨雲がやっと消えて晴れ渡る一日に旅の予定を詰め込んで行った。

朝、ホテルビュッフェを6時30分~7時過ぎで頂き、そのままお部屋で8時半までゆっくりとして、その後チェックアウト。

一路日本平へ。

目当ては、日本平夢テラス(久能山・東照宮山頂)だ。

現在、放映中のNHK大河ドラマ「どうする家康」の舞台。日本平から望む駿河湾、富士山、相模湾などが一望できる360度パノラマを期待してのこと。

また、一度見ておきたかった電波塔を含むガラスと木材でできた施設は、建築家「隈研吾」氏のデザイン・監修。

建物や眺望が期待できる。(施設料・駐車場無料)

日本平夢テラス(公式サイト)→https://nihondaira-yume-terrace.jp/

日本平夢テラスの施設内では、徳川家の歴史や伊豆、日本平の地形(現在進行形)の模型があり、音声や画像で学べる。

大人の社会科見学にぴったりよ(笑)

中でも、法華経(薬草喩品第五)に日本平久能山が記されていると知って驚いた。(法華経レプリカもあった)

なるほど、家康と薬の関係はここにもあったと知る。(勉強になるわ)

足早に見学を終え、次の場所へ移動。

三島スカイウオークの予定だったが、如何せん場所的に遠くやむなく途中で行先変更をした)

駿東郡清水町にある、伊豆半島ジオパーク・富士山湧水のメッカ「柿田川公園」の展望台と、旧紡績工場の井戸を見に行った。(施設料無料・駐車場200円)

ここでの見どころは、第二湧水展望台の澄んだ湧き水とそこに生息する水花。(残念なことに水の中に咲く花ミシマバイカモは見つけられず)

ここでの目当ては、湧水を汲むことだ。

ペットボトル1本と、水筒2本に富士の恵みを汲んできた。その場でも水筒に汲んだ湧水は一気飲み(笑)

家でもその日の晩にお米を湧水で炊いたり、翌朝はコーヒーを沸かしたりと、大人の遠足のお土産にもなった、美味しく美しい湧き水。

というわけで、大室山に行く道中に立ち寄った名所の紹介をした。

ああ~~、旅って大変だけれど、最高に楽しい!

では、また!

大室山~昨年のリベンジ観光登山~緑(新緑)黄金(すすき)黒(山焼き)と、季節で山全体の色が変わる休火山帯・国定公園伊豆半島ジオパーク【風景・伊豆半島ジオパーク】

【ブログ新規追加1075回】

8月16~17日と、台風7号の影響で線状降水帯ができつつある静岡県だったが、伊豆半島を中心とした伊豆半島ジオパークをめぐる小旅行に行ってきた。(伊豆ジオパーク公式HP→https://izugeopark.org/南の火山の贈り物)

2022年の記憶から。

1月4日に訪れた「国定公園・大室山」は新年とあって、リフト乗り場はものすごい長蛇の列。そのときすでに午後3時を過ぎて、寒いのもありリフトには乗らなかった。

しかし、この大室山は「徒歩では登れない」のだ。たった580mだから登って新年の駿河湾と富士山が見られたら・・・と儚い願望だったが一瞬でそれも砕かれた。

リフト以外ではいけない山。

大室山は国の天然記念物に指定されており、山体保護のため、登山は禁止されている。

山全体が黄金色に染まる美しい山だった。登れなかったが、夕暮れの大室山を下から見上げて「必ず、また来る!」と、リベンジを決めていた。

2022年1月4日の記事も載せておこう。

                ★★★

2023年8月16日。

今回は台風のさなかではあったが、静岡県内にホテルを取ってあることから、多少の雨風には耐えられると思い、大雨の大室山に10時に到着。

しかし、だんだんと暴風雨になってきて、大室山自体は濃霧に包まれまったく姿が見えない状況。

30分ほど、車内で様子を見ていたが、天候の回復は無理だと判断して翌日17日に再チャレンジすることにした。

ホテルのチェックインを午後3時に繰り上げ早々にホテルイン。ここからはのんびりと、ホテルステイを楽しんだ。

特にホテルサービスである「夜の呑み放題ウェルカム・バー」とか、「フロントで選べる枕・ベッドのシャリシャリのシーツにくるまって寝る楽しさ」とか、「PCで休み明けからの仕事の準備をワークしたり」とか、「翌朝の美味しい朝食ブッフェ」とか諸々、ホテルステイを満喫したんだ。

               ★★★

8月17日朝。

前日とは打って変わって大晴天の静岡!(やった~~~!・笑)

大室山には余裕の午後2時に到着(朝から日本平や三島に寄り道・笑)

やはり、晴天の一日はすごい人混みでリフトもやはり長蛇の列。特に外国人の多さにはちょっと・・・。(大人も子どもも大声で話しまくる・はしゃぐ男性軍、稜線歩きに危ない自撮りに夢中な女性・女子軍、山にそぐわないぴれぴれの薄い着衣で、見えそうで見えないとか迷惑極まりない!ミスマッチが多発!などなど)ちょっとだけ気づきをメモ。

ここからは、大室山の山頂と稜線歩きのフォトを。

山頂のお鉢周りはだいたい20分(火口まで下りると30分)ほどで歩ききれる。

ただ、稜線は舗装されてはいるが、平たんではないのよ。三角点あたりまでは結構な登り。サンダルとかダメでしょ(笑)

というわけで、1年半ぶりの緑が美しい大室山に登れたという話。

明日は寄り道静岡の旅をまとめてみる。

では、また!

「山の日」日付の由来~2024年記念大会は東京で開催決定!~グリーンシーズンは山に親しもう!【風景・山の日】

【ブログ新規追加1073回】

山の日は、毎年「8月11日」



当時、日程を決めるにあたって、海の日の翌日、お盆前、日曜日などを祝日とする案が出る中で、8月に国民の祝日がなかったことやお盆休みと連続させやすい点を踏まえて、もともとはお盆前の8月12日を山の日とする案が検討されていた。

ところが、8月12日は昭和60年(1985年)に日本航空123便墜落事故が発生した日でもあり、かつ123便が墜落した場所も山の中であったことから、現地・群馬県の議員などから日付の見直しを求められ、現在の「8月11日」が山の日として採用されることとなった。

ちなみにこの日は、山に関する特別な出来事があった日というわけではない。

先ほども書いたように、山の日を祝日にしようとするさまざまな動きがあった結果、8月11日に決まったということだ。

              ★

さて、毎年8月11日にはどこかの山に行きたい!と意気巻いているのだけれど、台風や猛暑で「山・・・行けないじゃん!」ってことが、ここ数年続いている。

だから、わたしはこれまでの経験値から8月16~17日あたりで低山に登る計画を立ててきた。

が!来週台風7号が!来るらしい(泣)

それでも今年は、1月、5月、6月、7月と、どこかしらの山に登ったり、眺めたりしてきたから、さほど慌ててはいない。

それに、山はいつでもそこにある。

一番いい時に登りたいもん。山の日じゃなくてもいいし。

でもね、来週16日~17日の山には行きたいので今から祈祷師になって、「お天気」を祈ってるのよ(笑)

やっぱり、涼風が吹き抜ける山の頂上に立ちたい!

そして、本日、山の日もやっぱりどっか登りたいかも(笑)

では、また!

                   ★

山の日イベント

「山の日」全国大会

第8回「山の日」全国大会(2024年開催)の開催地は東京都に決まる。

全国山の日協議会

日本一硬いうどん!~吉田うどんを食べに富士吉田市へ行く~肉うどんは馬肉!初めての味に舌鼓♪【風景・食文化】

【ブログ新規追加1065回】

いつも気になっていた富士吉田市で出会う「吉田うどん」

7月19日にやっと、気になるうどんを食べる機会を得たのだ!

その場所は「道の駅 富士吉田」広大な敷地内には富士山気象観測のレーダードーム施設がそびえる場所に「吉田うどん」の専門店(軽食)がある。

吉田うどんの最大の特徴は「麺の硬さ」にある。

吉田のうどんのいちばんの特徴である麺の硬さ。その硬さの由来は織物産業が盛んだった時代にまでさかのぼり、織り手である女性に代わって男性が力一杯腹持ちの良いうどんをこねたことにルーツがある。(いわゆる男の料理・笑)

手打ちならではの麺は店舗ごと個性があり、もっちり、ツルツル、ねじり、極太など食感も見た目も様々らしい。

そして、富士吉田市が誇る郷土料理・吉田うどんの2番目の特徴は醤油と味噌をブレンドしたスープと、トッピングに馬肉を使用しているとこだろう。

なぜ馬肉?ちょっと調べてみた。

なぜ吉田うどんには馬肉がのっているのだろうか。

それは、山梨県では全域的に、馬肉が料理の材料として根付いているからであるようだ。


山梨の馬は、約千年前から続くブランド馬肉。

聖徳太子が甲斐国から献上された黒駒にまたがって奈良の都から富士山まで飛んだという「甲斐の黒駒伝説」や、有名な武田の騎馬隊、富士山の信仰登山の際の登山者の荷揚げ用に馬がたくさん飼われていたことなど、馬に関するエピソードは事欠かない。(参考資料→https://katsumachi.jp/column/tsuru-yoshidaudon2 活まち

そういえば、馬刺しのお店が普通に街道沿いにあったのを見た。

わたしは、馬肉は初めて食べる食材だった。しかも食べきってから店内の張り紙に「当店のうどんに入っているお肉はすべて馬肉です!」と書かれているのを発見したのだ(笑)

どーりで、質感があのビーフジャーキーに良く似ていて、噛めば噛むほど肉の味わいがじんわりとする、美味しいお肉だったわん。

TOPの写真からもわかるように、全体に質素極まりないイメージの吉田うどんだが、キンキンに冷えた味噌と醤油ベースのスープに辛みはすりおろしわさび、トッピングの揚げ玉は自由に盛れる。

今回は登山あとで、乾いた喉と体に吉田うどんは絶妙に合っていたんだ。

冷やし肉うどんはひとつ550円。安い。

スープが意外なほど良く絡んで「美味しい!」しかなかった。

ま、麺の太さと硬さに最初は驚くが、だんだん病みつきになりそうな美味しさだった。

次回は温かいのも食べてみたい。そんな吉田うどんだった。

道の駅富士吉田にある便利なフードコートで食べるうどんは、フードコートのものとは思えない本格派の吉田のうどんだそうだ。(Web記事→https://fujiyoshida.net/gourmet/137 道の駅 富士吉田)

ご当地料理を頂くのは3つのメリットがあると何かの記事で読んだ。

1つ目は、地域の歴史を知ることができる

2つ目は、材料の豊かさを知ることができる。

3つ目は、人々の伝統を知ることができる。

今後も、歴史的背景を知ってから料理を食べる旅を続けて行きたい。

                ★

さて、道の駅「富士吉田」には、もうひとつの名所がある。

アウトドアメーカーの「mont-bell」富士吉田店。

今回は登山が早めに切り上げたので、ゆっくり昼食を頂いたあとショップ探検をしてきた。

3人とも、今すぐに欲しいものがあるわけではなかったので、冷やかし半分でお店を後にした。ま、入口に置かれていた「ランドネ×mont-bell」や「日本各地のトレッキング名所×mont-bell」などのフリーペーパーをお土産にもらってきた。

というわけで、「道の駅 富士吉田」のスポットを紹介した。

夏のドライブにぜひ!

では、また!

こぼれ話

※ プロボノワーカーの活動が地域情報誌「タウンニュース」に掲載された。https://www.townnews.co.jp/0305/2023/07/20/688238.html?fbclid=IwAR1SqQL

わたしは、講座を受け持った感想を文章にしてください!と依頼されたのでザッとまとめた。掲載は三行にまとめられていた。まさに「三行で撃つ」そのものだった(笑)

三行で撃つ

タウン誌といえども、プロの書く文章にはどこか、キラリと光る碇石がある。それを見つけるのも、文章を読む楽しみとなっている。

でもねえ、実名と年齢はねえ・・・(笑)

さてと、仕事。今日は会社のInstagramライブ(料理番組)を帰ってきたら観るのが楽しみ。

行ってきます♪

「新道峠・標高1600m」FUJIYAMAツインテラス~友だちと行く夏山観光登山~一瞬の絶景を捉えた【風景・山梨県笛吹市にて】

【ブログ新規追加1063回】

7月19日、かねてから約束していた友人との観光登山で、「FUJIYAMAツインテラス」に行ってきた。

FUJIYAMAツインテラスは、河口湖や山中湖、世界文化遺産に登録されている富士山が一望できる眺望スポット。
送迎バスの停留所「FUJIYAMAツインテラス」から峠を登ること、約5分程度で目前に広がる富士山が出迎える”おどろき”のセカンドテラス。
さらに東に約80メートル歩くと”絶景と出会える撮影スポット”ファーストテラスがある。

2つのテラスから雄大な富士山の眺望を楽しんできたよ!

今日、一緒に行った夫と共通の友人は、大学の山岳部で活動した時から山の虜になり、これまで日本国内の「名立たる」名山はかなり登ってきたそうだ。

今日も槍ヶ岳ジャンダルムに登った時の話など、興味津々で聞かせてもらえた。山好きのわたしは話だけでもワクワクよ(笑)

4月初旬にメールで「そろそろ行きますか!?」との打診にわたしも「行きましょう!」と即答。

そこから、紆余曲折あって、今日やっと実現した。

今回は、峠の好きな友人と、あまりキツイ登りは避けたい夫(笑)と二人を思い、バスで行くFUJIYAMAツインテラスに決めた。

             ★

ザッと今日のルートをおさらい。

朝5時半に駅前で待ち合わせ→車で一路富士河口湖町へ→今回のFUJIYAMAツインテラスには途中の駐車場から9時始発のピストンバスに乗る(片道200円)→現地到着(午前9時25分)

ここから写真で追ってみよう。

ピストンバスの中から。バスに乗ると旅気分満載だわ。

最寄り地図。

新道峠の少々キツイ登り。でもきれいに整地されていて楽々登れる♪

最初の登り切った所に立つ、美しい看板。こんな風景が待ってるんだ!と、意気揚々と次の坂を登り始める。

長く続く階段に友人も本人曰く「ヘロヘロ」だそう(笑)

階段、整地された平たい道が交互に現れる。結構しんどかった。

頂上に立った喜びをバンザイで表現(笑)

富士山のご機嫌は午前中に図るのに限る。朝は深い雲海が敷き詰められて何度も姿を隠したが、この9時~10時ぐらいの間は壮麗な姿を見せてくれた。

この場所に居合わせた誰もが「登ってきて良かった!」と絶景に喜びあい、お互いに写真を撮り合って素晴らしい時間の共有ができたんだ。

やっぱり富士山っていいよね。

3人で行く登山旅は秋にも予定している。

さ、筋トレしなくっちゃね(笑)

では、また!

暑中お見舞い申し上げます(東京都立小宮公園)【暮らし/植物・夏花】

【ブログ新規追加1059回】

猛暑続きの7月初旬、皆様すこやかにお過ごしでしょうか?

わたしといえば、やはり人の子、あまりの暑さに危うく熱中症にかかりそうな毎日です。

車の移動で、何がそんなに厳しいのか?と、言えば

直接浴びてしまう冷房によって、だいたい夕方ぐらいには、喉が痛くなり、体に微熱がこもるようになります。

一方、食欲は衰えず(笑)モリモリ食べてがあ~~っと寝てしまえば

だいたい、翌朝スッキリなんです!

しかし、これも3日ほど続けてくると、さすがに体も悲鳴を上げてきます。

そこで、やっと薬(漢方)を飲むんですね(遅笑)

と、そんなこんなの7月上旬です。

どうか、皆様方、コロナ明けの夏を存分にお楽しみください🎆

(こんな感じで暑中見舞いを書いてみました・笑)

              ★

で、今朝、思い立って夏の野草を見つけに、都立小宮公園に行った。

徒歩で5分程度の道のりも、瞬く間に汗びっしょり。

しかし、いったん森に入れば、野鳥の鳴き声とさらさらと流れる水の音だけ。

その静寂さに汗も引っ込む。さっそく、初夏の野草「チダケサシ」のほぼ終わり花の群生に出会う。

ちょっと遅かったようだ。

夏の花「オカトラノオ」も少しだが見つけたので一枚載せた。

「オカトラノオ」は、白色の小さな花を茎の先に総状につけ、下方から開花していく。花穂の先端が虎の尾のように垂れ下がる。

自然への回帰をどうぞ、ご近所の公園などで感じてみて。

それでは、梅雨の晴れ間から。

では、また!

信州旅でセンスを磨く~温泉町のリノベと山岳リゾートでの癒し~二泊三日を時系列でまとめる(情報リンク多め)【風景・スポット紹介】

【ブログ新規追加1056回】

(松本市美術館・松本出身の芸術家「草間彌生」の作品)

◎6月27日(火)

• 朝6時に出発(国道20号で長野県諏訪市を目指す)途中休憩を挟みながら、のんびりドライブ

• 11時「ぷらっとパーク諏訪湖(下り)」へ到着。写真を撮りながら休憩。

ぷらっとパークとは一般道からSAに入れるNEXCOの地域ドライブサービス施設。(https://sapa.c-nexco.co.jp/guide/platpark?sapainfoid=119長野諏訪湖SA)

• 13時 長野県松本市へ。(ホテルのチェックインまでに「松本市美術館」や「松本十帖」の下見に行き、海鮮市場で寿司&蕎麦定食を食べる)

(松本駅にあるエースイン松本のチェックインは15時。松本城など市内をぐるっと車で流して、ホテルの無料駐車場に停めてホテルへ)

なぜ、今回は15時チェックインにこだわったのか?

ホテルの市内観光サービスを受けるチケットを取るため。(当日宿泊者限定でアルピコ交通グループより、15時チェックインに配布されるもの。サービス内容は「美ヶ原高原温泉・翔峰 温泉バスツアー」で、このツアーはバス代、温泉代がすべて無料!で、このツアーに参加するために15時前にはホテルに入った。

美ヶ原高原温泉・翔峰→公式HP;https://www.hotel-shoho.jp/

(公式HPより)

• 18時35分~20時35分の温泉バスツアー。高級旅館の温泉は至福じゃ(笑)あとは、シティホテルでのんびり、部屋呑みしながら夕食を食べ就寝。(全国旅行支援のおかげで6600円・二人分で宿泊が叶った)

6月28日(水)

• 朝6時30分、シティホテルの朝食ブッフェ(もちろん無料でついている)を頂き、8時にチェックアウト。

11時30分まで、市内観光で「松本市美術館・草間彌生」へ行き、その後近くのイオン松本でクーポン(二人分4000円)を使ってお土産を買う。

• 「松本十帖」の予約が12時のため、11時30分には松本本箱の日帰り駐車場(無料)に停める。2台分しかないので早めに行って正解。

内容は、昨日のブログにまとめてあるのでここにも載せておこう。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

お昼は安曇野まで行き「大王わさび農場」で食べる。一面蕎麦畑の中をドライブ。絶品の野沢菜おやきとわさびソフトを食べてご満悦(笑)

• 16時 「白馬東急ホテル」へチェックイン。だんだん悪天候になってきた。(ここでも全国旅行支援で35%引き。今回はマイナポイントをすべて使って宿泊費を無料にできた!)

夕食の時間まで、ホテル内と白馬村を散策。(今回のクーポン二人で4000円分を東急ホテルのショップで使う。夫は塗りのカップとわたしはステンレスカップ、他にもクリスタルのストーンなどを手に入れた。自分へのお土産よ・笑)

で、翌日の登山が心配になって、早く部屋に戻って天気を調べたあとは、ホテル泊専用エレベーターで行くホテル内の「白馬八方温泉」を堪能する。

ちょっとだけ残念だったのが、ホテルのテラスで毎日開催される焚き火も雨で中止。

また、バーの薪ストーブも見に行けなかったんだ。すべてを入れ込もうと考えていたのだけど、時間や体力、天気などで予定が変わる。仕方がないので、翌日の晴天を祈りつつ早めに就寝。

6月29日。願い通りの大晴天!まずは、朝7時、ホテルメイドの素敵な朝食を頂く

8時半には、チェックアウトをし、白馬五竜岳植物園と遠見山トレッキングへ出発。

登山と植物園のブログもここに載せておこう。

29日の夜には、ゆっくりと帰路についた。

                  ★

毎回思うことだが、はじめは、「あそこも!ここも!」と、やや詰め込み状態の予定になっていることに気がついていないわたし(笑)

現地で天候不順や道路の渋滞などで、無理な予定はどんどんそぎ落とされて最後は、意外なほどシンプルな旅のスタイルが完結しているんだ。

今回も「どうせ、長野に行くんだから!あそこも!ここも!」と、2割増しで組んでいた。

あそこも、ここも「どーしても行きたい!」ところではなかったのでまたの機会としようと、溜飲が下がったものだ。

現代の旅は、言うなれば「確認をする旅」になると言われている。

すでに、SNS等でその場所の画像や動画がいくらでも確認できるでしょ?

昔みたいに、そこの行くことでしか見られない絶景も、すべて見てから訪ねるのが今風の旅となる。

しかし、自然が相手のアクティビティでは、思い描いた絶景や景色に出会えない場合も多い。

それを考慮に入れて天気を読み込み、ヤキモキしながら日程を組んでいるんだ。

だからこそ、至福の旅となるんではないだろうか?

そして、老舗ホテルや高級旅館のホスピタリティに触れて、己を洗練させることも旅の重要な目的の一つになっている。

自分のセンスの洗い出しや見直しをするには「旅」というフィルターを通して刷新するのがいい。

松本十帖のテーマにあった「今の自分にとことん向き合い、新たな自分を見つけ出し、刷新する」というのがまさに、わたしの唱える「旅の定義」にピッタリだった。

というわけで、今のわたし達にジャストな旅のまとめをしてみた。

それでは、また!

次回の更新は7月5日(水)の予定。