週末リトリートのすすめ~どこかに行ってもなにもしない~疲れがほどける時間の使い方を練習している♪【暮らし・リトリートとは/旧記事更新194】

【ブログ新規追加1287回】

※ 今日の週末リトリート(何もしない散歩)は、家から車で15分程度の加住丘陵にて。枯れ野山にまだまだ紅葉がみられる。

~リトリートは、自然や落ち着く環境の中で過ごし、毎日のルーティーンから「あえて一旦離れる」ことで、「心と身体の状態をリセットする」ために有効な手段なのだ。

リトリートを取り入れると、普段の日常と違い、何かを「する」ではなく、何かを「しない」と、引いていく考え方も必要だということを教えてくれる。

いつも「何かをしていないといけない」という強迫観念が、今の世の中にはある気がしている。

だとしたら、休日くらいは「何かをしないといけない」気持ちから離れてみてはいかが?

1日全部ではなくても、たとえば1泊リトリート旅に出たとして、初日の午前中は2時間山歩きをする。お昼を食べて宿にチェックインしてからは、予定を入れておかない「余白の時間」を取ってみる

~このスタイルは今年、わたし達夫婦の旅先でも意識して取り入れてきた。

予定が入っていなければ、当然のことながら心に余裕が生まれる。

そのため、本を読んだり、泊まる場所が温泉であるなら温泉に入ったり、外を散歩したり、物思いにふけってみたりと、思いのままに過ごすことができる。

私の経験によると、入念に下調べした「やることリスト」よりも、現地で得たインスピレーションや導きのような流れに身を任せることで、より深いリトリートができると感じている。

「インスピレーションや導き」という表現はやや大げさにも感じるが、つまりは予定を入れず、感覚を重視しながら、自分が好きなように行動してみる、あるいは行動しない──。

そんな柔軟性こそが、リトリートにおいては重要な意味を持つということなのだ。

実は、先週3日間ほど、体調を崩して休んでいた。ほぼ、2日間は一日中、食べて~寝てを繰り返して復活した。

で、気づいたことは「あ!リトリートが足りないんだ!」とね。

年末まであと少し。

今年の暮れは「何もしないリトリート」にチャレンジしている(師走なのにね・笑)

新しい年を「新鮮な気持ちで迎えることができる」予感がするわ。

それでは、また!

出先で、ちょっと一息(バーミヤンの桃まん)

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『SunTAMA Style』2020年12月23日記事

『SunTAMA Style』2021年12月23日記事

『SunTAMA Style』2022年12月23日記事

『Life Tour21 st』2016年12月23日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063232851.html 「続々、減塩・減糖ライフ事始め」

目黒川みんなのイルミネーション2024~職場から1分で桜色のイルミを楽しんだ夜🎶【暮らし・五反田発・食用油アップサイクルでSDGs/旧記事更新192】

【ブログ新規追加1282回】

※12月12日、17時30分スマホで撮影。

~目黒川みんなのイルミネーション2024~

開催期間;2024年11月15日(金)~2025年1月13日(祝)

所在地;東京都品川区 / 品川区立五反田ふれあい水辺広場、および目黒川沿道 電球35万球、JR五反田駅徒歩10分圏内。

• 桜色に彩る地産地消のイルミネーション

目黒川沿いを桜色のLEDライトで彩る「目黒川みんなのイルミネーション2024」

地域の方々や周辺の飲食店から回収した使用済みの食用油をバイオディーゼル燃料にアップサイクルし、100%エネルギーの地産地消を実現。

山手線内側最大規模となる両岸合計のイルミネーションの総延長は約2.2キロメートル。

地域の協力によって、約35万球の桜色のLEDが輝き、幻想的な光景が目黒川の水面に映し出される。

12月12日撮影。

初日の点灯式では、地域の方々が持ち込んだ使用済み食用油を回収するアップサイクルに加え、楽しみながらSDGsを学べる巨大ジェンガなども設置された。

• 見どころ

地域が一体となって作り上げた「冬の桜」は、発展を続ける大崎、五反田エリアの新たな「冬の風物詩」となっている。

また、使用済み食用油をアップサイクルして電力に活用する取り組みを通じて、エネルギーの在り方を見直し、SDGsの達成について考えるきっかけ作りにも貢献している。

12月12日撮影。地元の人たちが寒さの中、イルミネーションを楽しんでいた。

                 ★★★

五反田にかれこれ3年通っているが、未だに季節のイベントローテーションは頭には入っていない。

「みんなのイルミネーション2024」はWEB記事で12月12日朝に、知ったばかりだった。

5時半、退社してなにやら遠くに見えるピンクのイルミ。昼間には見えないもんね。

あれはなに?と思いながら、吸い寄せられるように、駅へ向かう道路をくるりと、反対に歩き出した。

そこには、あの桜の名所目黒川が流れている!

そんなに近くだったなんて・・・そういえば、今年は目黒川の桜も見ていなかった(泣)

自分の土地勘のなさに、本当に驚いちゃったのだ。

だって、出社時は超多忙なスケジュールで、五反田のどこにも寄り道せずに帰宅する。

そこから、日報や翌日の仕込みなど、仕事が続くのだから。通勤時間が惜しいくらい。

これまで、目黒川も昼と夜の1回づつぐらいしか眺めていなかったし、冬のイルミも全然知らなかった。(これはウソで、忘れていただけ。2022年の頃、社内情報で教えてもらっていた・笑)

ま、「コロナの影響が街を知ることの足かせになっていた」のは確かだろう。

会社ビル横にある、高級ベーカリー「メゾンカイザー」にも3年間で1回しか行ってないし(笑)

3年も経つのに街のことをまったく知らない、未だお上りさん状態だ。

しかし、「みんなのイルミ」の食用油のアップサイクルでエネルギーに変える、地産地消の取り組みは本当に素晴らしい!

そのことを、知れただけでも儲けものだ。

循環型社会の実現を足元から「みんな」でしっかりと取り組んでいる。

賢さの神髄をイルミネーションで表現しているように感じた。

というわけで、仕事の後にエコな桜色のイルミネーションを楽しんできた!という話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2022年記事

『SunTAMA Style』2023年記事

『Life Tour21st』2016年12月13日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1063029178.html 「ブログ200回目、今思う事」

ライフログってなあに?~時をデザインし、夢を叶える素敵な手帳を書く暮らし🎶【暮らし・手帳術/旧記事更新187】

【ブログ新規追加1279回】

※能率手帳のNOLTYが今年も素敵なライフログ手帳を販売中。

ライフログってご存じ?

いわゆる、日記のことなんだけど、言い方を変えると何だかとってもアクティブじゃない?

ライフログの定義を調べてポイントを箇条書きにした。

◆ライフログとは? 自分を知るための記録である。

◆ライフログの活用で「本当に必要なもの」が見えてくる。

◆自分にとって「必要なもの」を見極めるためのライフログの書き方1~3

▼ステップ1:興味や関心を自由に書き出す。

▼ステップ2:後から振り返る習慣を持つ。

▼ステップ3:好きなことと嫌いなことを分類する。

◆ライフログで「必要なもの」を見極めることでの副次的効果を得る。

▼無駄な出費の見直し。

▼優先順位を決めた支出。

▼節約と貯蓄のモチベーションアップ。

こんなところだろうか?

積み重ねてきた人生の棚卸しにぴったりな「ライフログ時間」だってことだわね。

ライフログをスタートさせるのに年末年始が丁度いい。

「年末年始にぴったりの行事」にしてみたらどうだろう?

スケジュール帳とは違う視点で手帳を使いこなすのよ。

これからの時間をどう過ごすかを考え直す「絶好のタイミング」だと思うし。

わたしの毎年の棚卸しは、だいたい12月中に済ませておいて、それを見返すのは、お正月三が日なの(笑)

わたしの、これからはじまる「あれやこれや」がいっぱい詰まった手帳を見返しながら1年を占う。こんな楽しい時間はないかも!

さて、次は、楽しい時間を彩る手帳の話をしよう。

日本能率協会がバックアップする「能率手帳」通称:NOLTYが、ライフログを楽しく行い、素敵な手帳時間を過ごしてもらえるような、アイテムが種々豊富に売り出されている。

NOLTYの唱える「素敵な時間」とは?

素敵な手帳商品とともに、ライフログの紹介文はこちら(ちょっと詩みたいだね)

~出来事を書く。気持ちを書く。何でも書く。塗ったり、貼ったり。時には見返してみる。毎日を、人生を、そんな時間でもっと、たのしくなる。さあ、ライフログをはじめよう~

今では、素敵な手帳にあれこれと書いて行くのが日記の定番だそう。

何だか、「スケジュールいっぱい書き込む」だけじゃなくて、あれも、これも自由に書き込むとかいうがイマドキなんだと、改めて知った。

だから、スケジュール帳とかいう名前はあれど、おしゃれな雰囲気のあるライフログ手帳と呼び名も変わったんだ。

NOLTYは、書店や文具雑貨店においてある、ちょっと高価な手帳だ。

今日見たのは、だいたい1500円前後に素敵なカバー付きが多かった。まあ、1年みっちりと、一緒に過ごすんだから、安い!ものかもね。

どうぞ、NOLTYに興味のある方は探してみてね♪

                ★★★

ライフログ関連の書籍も紹介しよう。

ねこねこさんの バレットジャーナル活用術』~シンプルなのに驚くほどうまくいく!~ねこねこ・著(エムディエヌコーポレーション)

簡単レビュー

ノートとペンがあればすぐにでもはじめられる、
話題の手帳術バレットジャーナル!

バレットジャーナル手帳術を覚えれば、白紙のノートが自分仕様の手帳に変身。書くのがどんどん楽しくなる!
可愛いバレットジャーナルを始めたいと思っている人必見。
ねこねこさんに学ぶ、無理をしないで毎日が充実&楽しくなるヒントが満載の一冊だ。

本書では、バレットジャーナルを活用しているネットでも人気のねこねこさん(@88necoco)に、
スケジュール管理、TODO管理はもちろん、ダイエットノート、買い物リスト、アイディアメモ、未来ログなど
さまざまな用途に使えるバレットジャーナルの作り方を伝授してもらった。
バレットジャーナルの基本から活用メソッドを解説。
後半ではイラストが描けない人でもすぐに使える、練習ページを用意。
バレットジャーナルに使えるイラストや文字の描き方など解説している。

〈いいことずくめのノート術〉
・思いついたことを書き出すことでやりたいことが見えてくる
・明日の朝起きるのが楽しみになる
・誰もほめてくれない掃除が楽しくなる
・楽しかった思い出が記録として残る
・いつの間にか絵が上達している
・「今日ダメなら明日やる」無理しないのが続けるコツ etc.

さあ、お好きな手帳に思う存分書きまくって、たくさん叶えてみよう!

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年12月4日記事

『SunTAMA Style』2021年12月4日記事

『SunTAMA Style』2022年12月4日記事

『SunTAMA Style』2023年12月4日記事

          

『LifeTour 21st』2015年12月4日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1046598334.html 「さあ!旅の準備をしよう

秋の花・竜胆(リンドウ)を見に行く~里山で祝う誕生日【暮らし・家族の誕生日の祝い方/旧記事更新178】

【ブログ新規追加1270回】

家から徒歩10分で登れる里山道に、美しい竜胆(リンドウ)がそこかしこに(無数)咲いている。

今期、一番美しい開花時期を迎えている。

夫の誕生日に薄紫や漆青の秋竜胆(リンドウ)を見せてあげたいと思い、今朝「東京都・都立小宮公園」のひよどり山(標高441m)へ夫と出向いた。

登りながら撮影しながら、秋の1日を楽しんできた。

山の竜胆(リンドウ)は、つくづく「見る」対象ではなく「出会う」ものだと思う。

あまりの美しさに人格があるのでは?なんて感じることもある。

森の中で、ひっそりと、そこかしこに咲き乱れている姿を捉えたのは初めてだ。

鬱蒼とした森の中で、青い星が散りばまっている光景はなんとも幻想的。

撮影しながら、山道を立ち止まりつつ、路傍の花に夢心地だった。

山野草には本当に心を奪われる。

山頂公園の畑では、秋の花のみならず、夏の花もまだかなり残って咲いていた。

秋の花は、ホトトギス、ムラサキシキブ、ツクバトトリカブト、ノコンギク、オヤマボクチなど。

こちらもほぼ、山野草で森の中で見つける部類だ。若干だが、樹木なる部類のものもある。

図鑑で調べなくても、わかる花だけ書いてみた。

※ 下の2枚は、ムラサキシキブ、ホトトギスの写真。

畑で咲いていた皇帝ダリアは意外なのだけれど、11月~12月に咲く花なのよね。

青空にすくっと!伸びる細い茎と儚げなピンクの花弁が夏を思わせるわ。でも冬の花(笑)

見た目のギャップがすごい!

ひとしきり、森と里山歩きを終えて、畑に戻ってきた。

畑の入口に樹木の枝や幹で作成した「鹿」が出迎えてくれたよ。

二段紅葉がきれいな公園の遊具で童心に還って遊ぶ夫を1枚撮ってみた(笑)

~お誕生日おめでとう!この1年も健康でいっぱい出かけよう!~

というわけで、ずっと大切にしてきた我が地域の里山で、秋の花である竜胆(リンドウ)の群生を見てきた、という話。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月13日記事

遊び尽くす東京 / 渋谷の新スポット&けやき坂イルミが始まった六本木②【ホテル・東京新スポット探訪】

『SunTAMA Style』2021年11月13日記事

『SunTAMA Style』2022年11月13日記事

『SunTAMA Style』2023年11月13日記事

『Life Tour21st』2016年11月13日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1044902446.html 「ゆかりの地・町田をいく

「立冬」歳時記~冬の始まりの日【暮らし・立冬/旧記事更新176】

【ブログ新規追加1268回】

今週、急に寒さが襲ってきた。立冬か。なるほど・・・。

立冬(りっとう)二十四節気の全体をざっと調べて、書き出してみた。

日本古来の自然のリズム、二十四節気と、5日でめぐる日本の季節、七十二候をはじめ、旧暦の日付や雑節のお知らせである。

11月霜月の和の暦はこれ!
立冬 りっとう|二十四節気──11月7日~21日


山茶始開 つばきはじめてひらく第55候──11月7日~11日地始凍

 ちはじめてこおる第56候──11月12日~16日

金盞香 きんせんかさく第57候──11月17日~21日

[立冬]──11月7日~21日
【旧暦】──10月7日~21日

と、11月一か月の和暦となっている。

「立冬」とは?

そして、昼が短くなり、いよいよ冬の到来を迎える。

暦の上では、冬の始まりの日。日脚が短くなり、木枯らし一号や、山の初冠雪が報じられることも多い時季である。

富士山の初冠雪も、つい最近だった。

まだ秋らしい気配も残り紅葉の見頃の時季だが、朝夕冷え込み、日中の陽射しも弱くなる。木枯らしが吹きはじめ、冬の気配が感じられる頃。

和の暦の「冬」は初冬→仲冬→晩冬と3段階で進む。立冬と小雪の時季は「初冬」。暦の上では冬の到来だ。

初冬 11月7日~12月6日

時候の挨拶
この時季によく使われる挨拶文も調べてみたよ。

深秋の候 しんしゅうのこう
晩秋の候 ばんしゅうのこう
向寒のみぎり こうかんのみぎり

• 山茶始開 つばきはじめてひらく|第55候

※2020年11月23日 綾南公園(西八王子)で撮影した乙女椿。

[山茶始開]──11月7日~11日
【旧暦】──10月7日~11日

• 山茶花が花開くころ

七十二候では、この日から「山茶始開(つばきはじめてひらく)」になる。

つばきと読むが、ここでは山茶花(さざんか)を指している。

時雨が降るなか、垣根などでひときわ鮮やかに花開く様子は目を引く。

花の少ない、殺風景な冬枯れの季節に可憐に咲く山茶花は、寺院や茶室の庭木としても好まれる花のひとつだ。

• 地始凍 ちはじめてこおる|第56候 

[地始凍]──11月12日~16日
【旧暦】──10月12日~16日

大地が凍り始めるころ

七十二候では、この日から地始凍(ちはじめてこおる)になる。

夜間の気温が低くなり、朝には霜柱が見られるほど寒くなる頃。

空気中の水分が氷の結晶となって霜が降り、地中の水分が凍って霜柱が立つようになって大地が凍り始める。

11月15日は「七五三」のお参りの日。千歳飴は、江戸時代に浅草寺の境内で売り出されたのが始まりだとか。この飴を食べれば千歳まで健康で長生きできるという願いが込められているとされている。

• 金盞香 きんせんかさく|第57候 

[金盞香]──11月17日~21日
【旧暦】──10月17日~21日

冬を告げる花、水仙が咲くころ

七十二候では、この日から金盞香(きんせんかさく)になる。

「金盞」は金色の盃の意味で、冠の部分が黄色い水仙を指します。別名は雪中花(せっちゅうか)。

白い花が冬を告げ、芳しい香りを放つ。水仙の開花時期は11月から3月ごろまで。お正月の飾りにもよく使われる。

有名歌人の時雨(しぐれ)を詠んだものも。

神無月ふりみ降らずみ定めなき 時雨ぞ冬のはじめなりける(和漢朗詠集)

夕日かげ群れたる鶴はさしながら 時雨の雲ぞ山めぐりする(藤原定家)

初時雨猿も小蓑を欲しげなり(松尾芭蕉)

初冬は雨の多い季節。その思いがけない冷たさに、いよいよ冬の始まりを感じるだろう。

春時雨、秋時雨というが、時雨といえば初冬の季語。

走り抜けるようにぱらぱらと降っては止むことから、片時雨、村時雨、夕時雨、小夜時雨、山めぐりなど、さまざまな表現があるのも特徴的。

雨に濡れて鮮やかに燃え上がる山の錦繍は、ほの暗い闇に浮かぶ金屏風のように幽玄の世界を彷彿とさせる。

金屏、銀屏とともに、本来風を防ぐものであった衝立も冬の季語だ。

「山より出づる北時雨、山より出づる北時雨、行方や定めなかるらん」これは謡曲『定家』の冒頭の詞章。

藤原定家が百人一首を編纂したのは小倉山の「時雨亭」、また松尾芭蕉の忌日は旧暦十月十二日であることから「時雨忌」と呼ばれている。

二十四節気 和の暦

二十四節気とは

太陽が1年でひとまわりする道を「黄道」という。

二十四節気は、太陽が真東から昇り、真西に沈む「春分」を起点に、黄道を24等分したもの。

1年を約15日ごとに区切り、「立春」をスタートに、「雨水」「啓蟄」「穀雨」など、刻々と変化する自然を漢字2文字で表現している。

春夏秋冬の区切りを意識させてくれる言葉として、時候の挨拶や手紙の書き出しにも使われている。

冬の歳時記|二十四節気と十二候

七十二候とは

二十四節気をさらに3つに分け、約5日ごとに名前をつけたもの。

七十二候は、もともと古代中国で生まれたものといわれている。やがて日本に渡り、江戸時代の暦学者が、日本の気候に合わせて改訂したそうだ。

気候は地域やその年によって違うが、四季の風情を楽しむ目安になってくれることだろう。

というわけで、日本古来の季節の名前を全部覚えるのは無理だけれど、好きな時候をポイントにした、食事や装い、家のしつらいなどに取り入れてみてはいかがだろう?

なんとなく、素敵かもしれないね。

では、また!

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『SunTAMA Style』2020年11月8日記事

『SunTAMA Style』2021年11月8日記事

『SunTAMA Style』2022年11月8日記事

『SunTAMA Style』2023年11月8日記事

『Life Tour21st』2016年11月8日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1062227482.html 「命と向き合った10日間

『みいこStyle』2019年11月8日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/21960105.htmlこころの安全地帯

10月月末は「おしゃれ休暇」を取っている~着るもの・持つもの・履くもの全体の見直しで一軍だけのクローゼットを実現🎶【暮らし・秋のおしゃれ断捨離/旧記事更新172】

【ブログ新規追加1364回】

※ 今月、退職された方から頂いた可愛いお茶&メッセージ。(女子力高~い!)

10月28・29日と秋の「おしゃれ休暇」なるものを取って、仕事は休んでおしゃれな友達と会ったり、体全体の手入れや美容と向き合っている。

「おしゃれ休暇」とは?

いわゆる、ファッションスタイリストや、おしゃれ関連(出版なども)の仕事をする方々が、己のファッションや美容、健康などに注力するためにわざわざ取る休暇のことを指す。

おしゃれって、夏は「汗でどーでもいい」し「冬は暖かければいい」し「春は花粉と風が強くてこれまたどーでもいい」になっちゃうもの。

長い間、外営業に勤しんできたわたしは、秋になったらやっと「おしゃれセンサー」が働き出す仕組みになっている。

そこで、業界のトレンドに詳しいわけでもないが、情報を集めてこれが好き!っていう服装をキャッチしてみた。

※ わたしが気に入った服装の画像。

で、これに習って上着とワイドパンツはGUで購入し、スニーカーはOnitsuka Tigerにひとめぼれして即決。

あと、ずいぶん使い古したお仕事Bag も、Earth Music & ecologyで、ごく普通のカットされた合皮のバッグ(今、流行っているのかな?)を購入。

シンプルでとてもいい。PCと書類がすっぽり入る縦型トート。(値段も5000円以下)

で、10月三連休でかなりの整理ができていたと思い込んでいたクローゼットの中身をさらに精査して、売ったり捨てたりをした。

本当に少ない選び抜いた洋服とお仕事バッグ、スニーカー、ワイドパンツと、新たに購入した上着(丈短め)でおしゃれな感じに近づいてきた(笑)

日本人はおしゃれし過ぎ!?

とか海外では言われているそうだが、おしゃれ休暇を取ることで得られるメリットは本当に大きいものだ。

今の自分に向き合い、本当に着たいもの、まといたい雰囲気などを洗い出して、それに見合わない服(どーでもいい服のこと)を見定めて行く。

頭ではわかっているけれど、行動にはなかなか起こせていない場合は効果大よ!

そうすると、今、着たいものがわかるようになるってわけ。

オシャレすることに疲れてしまったり、流行とか、歳をとる中でそれほど必要ではないと思い込んで「だんだんどーでもいい」部分に入る「おしゃれごころ」じゃない?

そんなときにおすすめなのが、「おしゃれ休暇」を取ること。

              ★★★

今回、久しぶりにおしゃれ休暇を取ったことで、日頃、少ない自分自身のおしゃれのキャパを最大限に広くする機会になった。

要するに「足るを知る」とか、「俯瞰できる」とかいうことだろう。

わたしは、以前から一瞬のときめきや欲だけでものを買わない性格だ。

それが、おしゃれ休暇を年に1回やって行くうちに、判断力の欠如や気の迷いなど、生きていれば起こるありがちなエラーも、回避できるようになった。

人生は選択の連続だからこそ、その選択に何かしら後悔が残るような行動(ここでは買い物)はしたくない。

おしゃれ休暇をとるタイミングはいつ?

わたしの場合はキーワードは「秋」と「刺激を受けたり、変化を求めたりしたい」時。

おしゃれ休暇を取ったあと 「足るを知ること」や、「俯瞰できるパワー」がついていくので、お金と時間への向き合い方ががらりと変わり、ものごとへの感じ方も変わっていくのを楽しんでいる。

というわけで「おしゃれ休暇」は、自分を健康に、フラットな状態に戻せる絶好のチャンスだと思う。

それでは、また!

---------------------------------------------旧記事更新172回

『SunTAMA Style』2020年10月30日記事

『SunTAMA Style』2021年10月30日記事

『SunTAMA Style』2022年10月30日記事

『Life Tour 21st』2016年10月30日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1061339932.html最高の1日は何度あってもいい

お月見の話【暮らし・風情を感じて/旧記事更新171】

【ブログ新規追加1262回】

※2024年9月24日「中秋の名月」撮影。

今年の10月、気温の急降下が激しい日々が続いてきたが、真夏の間は通勤にバスをよく使っていたところを、今月は、歩き=ウォーキングに変えている。

やっぱり、わたしは歩くことが好き。

考えることが多く、そのひとつ、ひとつを解決に導くための思考を歩きながら巡らせているので、あっという間に駅についてしまう。

特に、帰りとなると「月を眺めながら・写真を撮りながら歩く」ことがある。

それはもう、お月様を「独り占めできる時間」を、与えてもらっているかのような、とっても贅沢なウォーキングに早変わりする。

月の予定に合わせて、外営業を組んでいた時もあったぐらい(笑)

              ★★★

さて、ここで「お月見」の話を。

クリスマスやハロウィンなど、みんなで楽しむ現代的なイベントには、「みんながやるから」と、多くの人が気合を入れ、わいわいと盛り上がるもの。

しかし、お月見と言えば、すすきや、芋・栗・お団子などを用意して、家で「静かに」月を愛でながら風情を楽しむものよね。

古来、美しい自然や四季に恵まれた日本では、月を愛でたり、太陽に感謝したりする風習を大切にしてきた。

そんな、いまにも通じる「暦」の行事を大切にすることこそ、心も体も喜び、満たされることではないかと感じている。

なかでも秋の満月を鑑賞する「十五夜」は、特別なイベントだった。

平安時代の貴族はお月見をしながら、歌を詠んだり、管弦楽器を楽しんだり。江戸時代には庶民に広がり、無事に稲を収穫できた喜びを分かち合う収穫祭の日になったそうだ。

わたしが育った田舎では、地域で盛大に相撲大会が開かれたり、家にススキや芋や栗を飾ったり、大きな月を眺めながら、わいわいと小豆の餡子がのったお団子を食べたりしていた。

いまより”月”が身近にあって、十五夜だけでなく、子供ながらに月の満ち欠けを確認し「今日はおぼろ月夜だなぁ」なんて、しみじみ言っていたっけ(笑)

人間の生体リズムは、潮の満ち引きとともに、月の満ち欠けから影響を受けているという。

満月を見ると、なぜか高揚した気分になることや、出産が満月の日に多いこと。

女性の月経や、肌のターンオーバーが28日周期(月は29.5日)なことも、まるで体にプロミングされているような神秘を感じる。

じつは、芋類の収穫を祝う旧暦8月15日の「十五夜」のほかにも、栗や豆の収穫を祝う旧暦9月13日の「十三夜」、田の神様に感謝をする旧暦10月10日の「十日夜」にも、お月見をする習わしがあります。「十五夜」「十三夜」「十日夜」の「三月見」が晴れると、よいことがあるとか。

※参考資料→https://www.jalan.net/news/article/482783/(十五夜とは?じゃらんネット)

何千年も前からそこにあった月と、月を愛してきた人びとに想いを馳せてみるのもロマンだわ。

それでは、また!

---------------------------------------------旧記事更新171回

『SunTAMA Style』2020年10月28日記事

『SunTAMA Style』2021年10月28日記事

『SunTAMA Style』2022年10月28日記事

『LifeTour 21st』2016年10月28日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1062007818.html 「来年のことを、植物園で考えた

『みいこStyle』2019年10月28日記事

https://miikostyle.blog.jp/archives/21776836.html小さなくり返しで作るじぶん

★2025年10月25日更新 文房具情報満載「ステーショナリーフリーマガジン Bun2」創刊20周年記念号/無料配布中♪【暮らし・文房具/旧記事更新170】

【新規追加1262回】

ステーショナリーマガジン『Bun2(ブンツウ)』をご存じ?

フリーペーパー(偶数月1日発刊・無料配布)で、全国の契約文房具店に置いてある。

毎回、楽しみにしているフリーペーパーのひとつ。

わたしは、仕事が外営業だから、行く先々でフリーペーパーがないか?良く見ている。

ユニクロ・GU・ワークマンなどの衣料品店、病院、文具店、食品スーパー、銀行、旅行代理店、さらに書店はフリーペーパーの宝庫よ(笑)

この、最新情報ステーショナリーマガジン『Bun2(ブンツウ)』は、置いてある店舗が限られている。

配布店一覧を記載しておく。

ネーミングのステーショナリーマガジン『Bun2(ブンツウ)』とは、「文具通信」の略で、今年創刊20周年!ということで記念号なので紹介してみた。

さすが記念号だけあって、対談など文章が膨大で、読み応え抜群!

文房具はすべて100均!ではちと、寂しい。

老舗メーカーのボールペンの書き味の凄さ!や、手帳の豊富さや美しい紙の数々・・・。

文房具専門のフリーペーパーが20年も続いている!

それだけ文房具好きが日本にいるということ。

そして、それを支える文房具店が、日本で頑張っているということだろう。

               ★★★

わたしのブログ執筆の、「アンテナのひとつ」にもなっているフリーペーパー。

(今どき、紙?とか言われそうだけれど、眺めて楽しむアナログ感がいいのよ!)

フリーペーパーで、最新の情報を収集して、WEBでも見て、様々な角度から「ネタ切れにならない仕組みづくり」をしてきた。

ネタ切れとかって、リソース不足が大きな原因だと感じる。

常に、興味のあることがらの深堀りをしつつ、新しいものにはどんどん飛びつきたい!(ま、情報の範囲でね・笑)

普段から、情報のアンテナをしっかりと多方面に立てていたなら、簡単にリソース不足にはならないと考えるが、どうだろう?

おっと、話がずれちゃった。

元に戻って、文房具の話だったよね(笑)

昨日、都内の素敵な書店で「秋の絵本フェア」が開催されていた。我が社の絵本も可愛く面陳されていて、その横に今、流行っている「コラージュ」(ノートに色々な紙をデザインして貼り付ける=一種の精神安定方法のような趣味)の色々な紙のセットが可愛くパッキングされていて、思わず手に取って眺めてみた。

そんな素敵なディスプレイに我が社の絵本を選んでくれて、本当に嬉しかったし、最高な気分だったわ。

ここに、流行りのコラージュ動画を貼っておく。紙の文具が大好きな方はぜひ!観て。

さて、素敵な無料冊子の紹介をした。

文房具が大好きだし、仕事にいっぱい使うしで、こんな素敵な冊子無料が読めるなんて、文房具メーカー・スポンサー様のおかげよね。

本当にありがたい話。

是非、皆さんも文房具屋さんで見つけてみてね。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年10月25日記事

『SunTAMA Style』2021年10月25日記事

『SunTAMA Style』2022年10月25日記事

『SunTAMA Style』2023年10月25日記事

『Life Tour21st』2016年10月25日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1061944762.html頭のいいお洒落ってどういうもの?

ブログを書く朝の習慣【暮らし&紙上講座/改めて知る続ける大事さ/旧記事更新165】

【ブログ新規追加1258回】

何事も続けるには、それぞれのやり方があるものだ。

わたしは、わりあい早い段階からFacebookやX(旧Twitter)を生活に取り入れて発信をしてきたと思う。

そして、自分のことを棚卸しするために始めたマイ・ブログ。

ブログを書くようになって、それまでとまったく変わったなあ・・・と、思う場面がよくある。

それは、他人の発信されたブログやSNSを読むときのスタンスがまるで変わったと、思うのよね。

SNSでは、情報を受け取るばかりでなく、自分を顧みるきっかけにしたり、投稿に込められたメッセージに思いを馳せたりするようになった。

また、より深いインプットができるようになったとも如実に感じている。

それだけ、言葉や文章の持つ力って計り知れないってことだろう。

マイ・ブログを通して自分を見つめ直し、少しずつ意識を変えていくことで発信がより楽しくなって、今では、なくてはならない存在にまで成長した。

そんな、マイ・ブログだが、書くのはだいたい「朝」に朝活として生活に取り入れている。

朝、文章を書くメリットは、絶大なんだ。

まず、頭の中がスッキリと淀みがないこと。

前の晩に、翌朝書きたいテーマや内容を用意しているから、すぐに取り掛かれる。

朝の静かな時間って、集中できる=とても集中しやすいもの。

また、マイ・ブログを書く際に心がけてきたことが3つある。

自分を知り、受け入れる

50代に入って人生後半への道筋が見えてきたとき、一念発起してブログで「人生の棚卸し」に取り掛かたった。

まず、朝の時間を週に何回かブロックして、自分の生い立ちから、これまでのキャリアや子育て、親の介護までを総ざらいする「人生年表」と、夢・希望を書き出す「夢年表」を書いてみたのだ(模造紙に書いた・笑)

表に書き出すと、全体に通じる「自分らしさ」のようなものがひとりでに、浮かび上がったのには驚きだった。

そして、驚くのは、夢年表に書き出した夢はすべて叶った!

書き出したことで、より明確なり夢や希望を引き寄せたのだろうね。今では年に1回、お正月に手帳に書き出しているよ。(模造紙じゃなくてね)

同時に、これまでわたしがピアノに情熱を燃やしてきたのも、仕事で専門性を身につけようともがいてきたのも、大病でピアノのキャリアを手放すことになったのも、すべてわたし自身なのだ!と、受け入れて余分な葛藤などもすべてブログに書くことで、昇華させることができた。

苦い経験や辛い過去を受け入れたからこそ、自分の行動の源が明らかになり、それがマイ・ブログの軸となってきたのだ。

書籍のアウトプットから学び & 想いを言語化する

次に取り組んだのは「想いの言語化」だ。

わたしの文章構築の基本は約3年のあいだ、プロとして書籍のレビューを書くレビュー作家であった頃に培ったスキルだ。

で、そこで編集者に徹底的に読みやすい文章の書き方を鍛えて頂いたという歴史がある。

本の仕事は「あくまで生活の一部で個人的なものだから、語る価値はない」と思っていた。

しかし、本音では、どんなときも頭から離れることのない、自分にとって非常に大切な表現の場だった。

わたしの書いたブックレビューが多くの読者に読まれて行き、書籍の中を「どんな想いでどんな内容か」を語り、想いがメッセージとなり、共感が広がっていく様子に、何度も感銘を受けたことも全部、マイ・ブログには綴ってある。

そしてマイ・ブログ9年目の今も、頭の中にあるものを外に出してみようと、朝の時間に「内省」と「言語化」を中心にに取り組むようにしている。

ブックレビューを書くことで、自分の想いや信念がブログを通して少しずつ形になり、それが私の発信のタネとなってきたのは間違いない。

発信のスタンスは週3回

マイ・ブログも早9年続けてきた。

マイ・ブログもはじめは週3回発信。

それが約5年続き、その後、満を持して365日投稿を1000日(約3年)続けて達成後は初心に戻って週3回ブログを書き続けている。

これまでの人生すべての経験から得た気づきをもとに、丹念に書き綴っている。

もともと私はブログやSNSは「読む専門」で行こう!と決めて始めたはずなのに、見事に発信する側になってしまったというかハマったのだ。

これが、わたしがブログを書き続けてきた経緯と、朝に工夫している習慣をざっくりとまとめてみた。

ブログで想いを発信したいと思っている方に、何らかのヒントになれば嬉しい。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年10月16日記事

『SunTAMA Style』2021年10月16日記事

『SunTAMA Style』2022年10月16日記事

『SunTAMA Style』2023年10月16日記事

『LifeTour21st』2015年10月16日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1042451856.html 「都立小宮公園を歩く

人生が豊かになる・心が喜ぶ時間とは~ひとり没入時間を充実させる~わたしの場合はピアノ&ヨガや通勤タイム【暮らし・ひとり没入時間/旧記事更新126】

【ブログ新規追加1250】

ひとりになり、頭を整理する時間こそ豊かになれる。

ひとり時間をもつメリットと、意識的に時間をつくるコツを考えてみた。

わたしは毎月、その月予定していた営業先の商談がすべて終わった日、必ず自分の心が喜ぶ時間を与えてきた。

それは、お気に入りのホテルのラウンジにひとりでお茶をするとか、大型書店で心ゆくまでじっくりと読みたい本を探すとか、季節の装いを試着してみたりとか、化粧品に凝ってみたりなど。

また、家では、気の済むまで少々難解なピアノ曲を弾いている。

真夏にはまったく触れられなかった、ピアノを弾く没入時間に、今は大いにハマっている。

難解=素敵な曲はだいたい数か月かかって仕上げている。曲の持つ時代背景や作曲家のあれこれなどを調べ学習もする。いわゆる研究思考かしら(年間2~3曲をレパートリーに増やしてきた)

電車通勤の日は、譜面の読み込み(スケッチという)を通勤時にやり、いよいよ家に帰ったら、すぐに難解な曲に取り組む没入時間は、なんて豊かなんだろう・・・って、いまさらながら感じている。

厳しいプロのレッスン時代を経てきたからこその領域だと自負してもいる。

音大時代の習慣がまるっと還ってきたような、人生後半の豊かな時間だ。

こういった生活の端々にある素敵なアイテムを追求し没入することで、心に大喜びをさせるのが楽しい!って実感しているわ。

お気に入りのホテルでお茶するまでのストーリーがあるとすればこんなかしら。

~さあ、仕事休み!今日の自由時間は外で楽しもう!と、家を出たのはいいけれど、どこで、なにをしようか決めきらないまま駅についてしまった。

はじめは緑豊かな公園。静寂の中で自分と向き合おうかしら、などと考えたが、なんだかちょっとピンとこない。

ということで、心地よくて自分が整えられるお気に入りのホテルのラウンジに行ってみた。

電車に乗って。

これが、本当に大正解!

 自分らしいひとり時間を過ごせる場所をもつというのは人生の充実に繋がるよね~

と、短いストーリーを描いてみた。

とはいえ、まだまだ「ひとり行動はさみしいものだ」「ひとりになりたいけれど、そんな時間はない」と感じる人も多いだろう。

でも、ひとりでなにかをするときにこそ「自分自身」が分かってくるのだと思い、堂々と楽しむようにしている。

ま、これはわたしが普段、外営業をこなす身だから感じる「ひとり時間」の充実そのもの。

さて、ここでひとり時間をもつメリットを上げてみよう。

(私の場合は、通勤時間がもっともひとりを感じる時間)

●自己理解が深まる

静かに自分と向き合うことで、普段気づかない感情や思考を整理が進む。これにより、自分の本音に気づき、どんな価値観をもっているのかを深く理解できるようになる。

●クリエイティブな発想が生まれる

ひとりでボーっとしているときほど、脳が「ひらめき」を生み、アイディアや自由な発想がしやすくなるように思う。

●冷静な判断ができる

ひとりで考える時間は、感情に流されずに論理的に物事を考えやすい。焦りや不安を落ち着かせ、より客観的に状況を判断する力が強化されるように感じる。

●ストレスの軽減

家族や仕事関係など、だれかのために生きている人は多いのではないでしょうか? 他人の期待から一時的に解放される時間をもつことで、精神的なリラックスを得ることができる。

●自己成長につながる

ひとりで考えることで、他人に依存せず、自分の力で解決策を見つける力が育まれる。これにより、自己成長が促され、自信が深まっていく。

とこんなメリットが上げられていた。いいことばっかりだわ(笑)

次に、ひとり時間を意識的につくるコツを書いておこう。

• スケジュールに「ひとりの予定」を入れる→まず、なによりも先に、ひとり時間を「予定」としてスケジュール手帳に書き込む。

わたしの場合「各週で木曜日はヨガのレッスン(1時間)に行く」と決めている。

その日は、12時からオフタイムにして手帳には目立つようにピンクのラインを引いておくの。(ピンクのラインがウキウキ感を表す!効果あり)

• 早起きしてひとり時間をつくる→15分から30分だけでも家族より早く起きて、ひとりの時間に使おう。

静かな朝の時間は、1日の計画を立てたり、心を落ち着けたりするのに最適だ。

この春から20分間の朝ヨガを始めてからは身心が整い、毎朝やる気スイッチがオンされる。

• 家事を効率化し、余った時間をつくる→毎日の家事や仕事を効率化することで、生まれた時間をひとりの時間に変えることができる。

シャツにはアイロンをかけ(ピシっとした気分を作る)、ぞうきんは使い捨て不織布、掃除機は2日に1回、買い物はネットなど家事の効率化を進めて時間を余らせるようにしている。

• 通勤や移動時間を活用する→通勤や移動の時間をひとり時間として活用しよう。

バスや電車の中で読書したり、イヤホンでオーディブルを聴くなど、他人と関わらずに自分の時間を楽しむことができる。

家の中でも、イヤホンをつけて映画を観ていれば、となりに家族がいてもひとりの世界(笑)

• リラックスタイムをルーティンに取り入れる→夜寝る前や仕事後のリラックスタイムを、ひとり時間として固定化しよう。

秋冬は入浴タイムも長くなるので、お風呂にゆっくりつかりながら顔を美容パックしたり、アロマオイルを入れてリラックスタイムに!

お風呂の中で、いい考えが浮かぶことも。

• 「ひとりランチ」や「ひとりカフェ」の習慣を持つ→ひとりでランチを楽しんだり、カフェで過ごしたりする時間を意識的につくることも有効。

そのあとに、ちょっと散歩をすれば、さらにリフレッシュ効果は高まる。

• 自宅に「ひとり時間用のスペース」をつくる→どうしても、自分だけのリラックスできるスペースを設けることも大事。

私は、自分のためにひとり掛けソファを購入した。

自分の居場所をつくるために、クッションひとつでも自分専用にしてみること。

• 小さな習慣を取り入れる→ひとり時間はなにをすればいかわからないなんて場合は、毎日、5分や10分だけでもこういった習慣をつくってみるのはいかが?

たとえば、朝に短時間の瞑想や深呼吸、夜に感謝のリストを書くなど。このような小さな習慣を続けるだけでも、ひとり時間が自然に増えていくもの。

最後に。

SNSが盛んになった現在は、多様な価値観が認められ、個人の考えやライフスタイルを尊重する風潮が増してきている。

だから「ひとりを楽しむ」ことが新しい豊かさの意味になると思ったのだ。

ぜひ、1日の中に「充実したひとり時間」を作ってみよう。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2020年9月27日記事

『SunTAMA Style』2021年9月27日記事

『SunTAMA Style』2022年9月27日記事

『SunTAMA Style』2023年9月27日記事

『Life Tour21st』2016年9月27日記事

https://lifetour.blog.jp/archives/1061288749.html 「ネット批判と向き合うには?