『運命の11着を選べると女の人生は動き出す』MALIKA・著 サンマーク出版 【選書・ファッション】

【ブログ新規追加460回】

持ってはいるのに、着る服がないー

それは、次のステージへの扉に立っている証。

服と人生は、密接につながっているから。

服を変えるとき、最高の人生が動き出す。

さぁ、心の準備はいいですか?(本書奥付より)

運命の11着を選べると女の人生は動きだす』MALIKA・著 (サンマーク出版)

• 簡単レビュー

あなたが選んでいる「好きな服」が一番「似合う服」とは限らない。本書は、本当に似合う服を知りたくなった大人の女性のために書かれた一書だ。

持っているのに、着る服がない・・・そうため息をついたことは誰にでもあるだろう。

本当に似合う服って?ちゃんと知りたいし、似合う服を着たい。

そう感じたら、この書籍では新しいステージへの切り替え時期に遭遇しているのだそうだ。

なぜなら、服と人生ってとても密接につながってるからだと著者はいう。

しかも、どんな服を選ぶかで、どんな未来がやってくるかが決まる。「それって本当?」と、思ったあなたにこそ読んで欲しい一書なのだ。

著者のMALIKA氏は、東京銀座を拠点にして、本当に似合う服をアドバイスする「服選びの達人=ファッションアドバイザー」だ。

その服選びは、「骨格診断」でその人の骨格タイプを見究めて、似合う服を提案するという。

アドバイスを受けた数々の女性から「彼氏ができました!」とか「仕事で認められました!」など、似合う服をまとった女性からの成功体験が続々と上がってきてるのだ。

本書では、MALIKA氏の骨格診断をはじめとするテキストに沿ったMALIKAメソッドが網羅されている。

自分の骨格を知るだけでも充分に価値のある一書だ。

そして、それぞれの骨格にあう「運命の11着」を紹介していく。11着を効率よよく着まわすコーディネートも多数あり読み物としても実用的。

さあ、もうすぐおしゃれの季節「秋」

人生を変える服選び、ぜひ、あなたも体験してみて!

• もくじ

似合う服とは、その人がもっともセクシーに見える服

小柄さんにロングスカートはNGはウソ。思い込みが似合う服を遠ざける

センスがいい人でも、一番似合う服を着ているとは限らない

筋肉のつきやすいメリハリボディのストレートタイプ

厚みがなく華奢な印象のウエーブタイプ

骨太な印象のナチュラルタイプ

ストレートさんの運命の11着

ウエーブさんの運命の11着

ナチュラルさんの運命の11着

一番似合う服で私らしさを楽しむ10のコーディネート

一番似合う服だけで理想のクローゼットをつくる7つのルール

秋を迎える準備をはじめた~今、本当に必要な服だけでクローゼットを作った話

もうすぐ秋到来。

わたしは、この本をザっと読んで、自分の骨格もだいたい分かったけれど、もっとも惹かれた部分が最終章の「理想のクローゼットをつくる」という部分だった。

今週、土・日で「もう絶対に着ない服」「傷んだ服・靴・小物」をすべて処分した。

それが、加速して家中の収納を今一度点検した。

もう使わない家具や小物。近くのショップで引き取ってもらった。もちろん衣服も。

そして、空いたスペースに今のわたしに必要な服やバッグ、靴や小物をすべて集結させた。

できあがった今のわたしに必要なクローゼットとは、ほぼ、「山・トレッキング」のための服や靴・小物だった。

おしゃれというよりは登山に適した機能を持つものばかりだ。

これまで、ウエアも普段着るTシャツと一緒にしまっていた。ダウンだって、通勤コートと一緒。

そういった同混を一切やめたら、思いのほか素敵なクローゼットになったの。

とにかく、かなり捨ててすっきりしたし、今一番やりたいことに通じるファッションだから、当然熱も籠るってわけ(笑)

で、そんな片づけをずうっとやっていたら、昔、買った「L,L,bean」のバッグパックが出てきた。上高地で使ってからずっとしまい込んでいた。

もう一度使ってみようかな・・・。で、これはお取り置きした。

生き方も好みも長く生きてくれば変わって当然だ。

もう、次のステージに移ったわたしが取った行動は「今一番必要な衣服や靴・小物を一堂に集めたクローゼット」を作ったという話。

これ、意外といいかも。

素敵な自分らしいクローゼットがあるだけで気分がいい。

全部まとめてあれば、「あれがない!」と、探し回る必要もなし。

物忘れが気になるには早いけどね(笑)

多読を楽しみ切る夏季休暇~多読の達成感はやりがいに効く【書評・自己啓発】

【ブログ新規追加446回】

本は一冊、一冊慎重に選んでじっくり読む?

それとも出会いを大事にしてインスピレーションのままに手に取る?

どちらも素敵。

だって、本さえあれば、いつでも新しい世界を見る(妄想)ことができるし、孤独を存分に楽しむ最高の時間になるから。

今日は、そんな最高の読書の話をすこし。

わたしの本とのつきあい方を語る。

わたしは多読=ブックジャンキー(本狂い)だという話

私の読書法は一度に大量の本や雑誌、新聞などを横に積んで、一定の時間でどんどん読み続けていくことだ。

今では、雑誌は姿を消した。その代わりWEBの記事を読み続けるので常にPCは立ち上げている。

何か気になる情報があれば、すぐに検索するし、You Tubeは消音して観たい所だけを拾う。

今や、「多読」と言ってもその姿は、紙の書籍だけを指すのではない。WEBも動画配信もすべて多読に含まれるのだ。

長期の休みに入る前、図書館で10冊の書籍を借りる。今回の内訳は小説4冊、アウトドアに関する書籍を2冊、健康やファッションなどを4冊借りてきた。

で、休暇2日目の今日から、村上春樹・著『騎士団長殺し・第1部 顕れるイデア編』『騎士団長殺し・第2部 還ろうメタファー編』を朝から大雨の中、粛々と掃除、洗濯をしてずっと読んでいる。

休み中に読み切って、書きたくなったら書評を書くかも。無理はしないのん(笑)

とまあ、図書館通いは通常でも毎週やっている。今では借りる本も少なくはなってきたが電子書籍も2冊はオンラインで借りている。

本当に欲しいものはサッと迷わず購入する。

出版社の営業だから本の世界に一年中どっぷりなわけで、情報量もそりゃあ断然多い。しかし、大事な情報を見抜く目を持っていないとたちまち情報の波に押しやられてしまう。

今の自分に必要な視点だったり、思考だったりを必要としているゆえに、あれもこれもと触手を伸ばすこともなくなった。

「多読」は、無数の考え方の一端を知り、取り入れたりしながら「自分らしく生きる指標」となってきた大切な習慣なのだ。

お菓子を食べながらいっぱい読んでインプット。冬眠前の熊みたいなもん(笑)

貯めるだけ貯めて一気に吐き出すアウトプット。その場所はこのブログだけで充分だ。

誰の真似でもなく、誰とも戦わない、わたし独自のやり方(インプットとアウトプット)が「多読」と「ブログに書評を書く」ことなのだ。

読書は読み終えて、ブログにまとめて落とし込むまでが一連の行動で、思い通りに書けた時の達成感は何ものにも代えられない醍醐味がある。

多角的発想と詰め込んだ知見がわたしを豊かにしてきたのは間違いない。

「いっぱい読んで、いっぱい吐き出す」

これでいつもスッキリ(笑)


           

メタ認知を学ぶ~いかに客観的になれるか?~主観的すぎる日常を見直す(新刊紹介有り♪)【自己啓発・メタ認知】

【ブログ新規追加410回】

ああ~〇〇しなきゃ・・・!あれも!これも!と詰め込むのが得意だ。

しかし、詰め込んだ先が義務的なモノゴトだったりすれば、義務に駆られた行動は失敗しやすい。

今、ほぼ治ったから言えるのだけど、病気にかかりやすい時はたいがい、何等かの目的に向かって驀進している最中だ。

誰も、わたしなぞの驀進に「待った!」をかけられない。

それはそうだろう。本人はある意味必死でそのモノゴトに向かっているのだから。

激励こそすれ、とても「止め!」なんて言えないだろう。

この止め!と言える賢人が「超客観的」にモノゴトを推しはかる資質の持ち主だと言える。

そう、「メタ認知」能力のことだ。

ここで、簡単にメタ認知の説明をしよう。

• メタ認知とは

メタ認知とは、自分が認知していることを客観的に把握し、制御することだ。

要するに「認知していることをさらに認知する」ということ。

• メタ認知提唱者の紹介

ジョン・H・フラベルがメタ認知の基本となる概念「メタ記憶」を定義したのは1976年のこと。

その後、A・L・ブラウンによって「理解への理解」である「メタ理解」や「注意を注意する」「メタ注意」など、「メタ」の概念についての研究が盛んに行われ深まって行ったのだ。

• メタ認知の定義をごく簡単に説明

メタ認知の定義は「認知していることを認知する」である。つまり、「人が認知するに至ったきっかけから結果に至るまでのすべての事がらを、自分自身で把握する」ということにある。

たとえば、自分が何かをしている。その姿を少し離れたもう一人の自分が冷静に見ている・・・こんな感じを経験したことのある人もすくなからずいるようだ。

こうした、「自分が能動的に行っている事がらについて、もう一人の自分が客観的な立場から、その事がらを調整したり、調和したりする能力を「メタ認知」と定義しているのである。

• メタ認知の機縁はソクラテスから

メタ認知概念の起源をさかのぼると、古代ギリシャの哲学者ソクラテスに辿りつく。

無知の知」・・・要約すると、「彼らは何も知らないのに、知っていると思い込んでいる。私(ソクラテス)は何も知らないということを知っている」と。

まさに「自分が認知している内容を認知している」ソクラテスはメタ認知が進んでいたからこそ、生まれた「無知の知」という名言だそうだ。

この考え方がメタ認知の機縁となっているんだと改めて知った。

参考資料→【メタって何?】https://www.kaonavi.jp/dictionary/metacognition/

冒頭の、〇〇しなきゃ!という義務感むちむちじゃあ、とうてい客観的にはなれない。

今朝、まだ病後ゆえ週末の買い出しの時間を遅くして、夫とともにゆっくりと出かけた。

梅雨の晴れ間で、溜まった洗濯や湿ったマットなんかを先にサッサと干したい!のはやまやまだけど、洗濯機を回す時間に買い物をしよう・・・と、いつもより気持ちゆったりめに構えて出かけた。

一つ二つは捨ててもいいくらいが丁度いいのだとわずかに思えた。

これまでは、ぜ~んぶやってから次へ行く、強行スタイルだった。

たぶん、詰め込まずにこうした緩急のつけ方を普段から取り入れていれば、先日来の病気にもかかりにくかったのかもしれない。

反省・反省。

最後に

メタ認知を科学者の視点からギュっと取り入れて、「映画と脚本のしくみ」を解き明かす新刊(2021年/1月30日発行)を紹介しよう。

脚本の科学 認知と知覚のプロセスから理解する映画と脚本のしくみ』ポール・ジョゼフ・ガリーノ+コニー・シアーズ著(フィルムアート社)

• 書籍概要(今朝、読んだばかりのほやほやレビュー)

映画を見る時、頭の中では何が起こっているのか?

一本の映画にのめり込むために観客には何が必要か?

認知神経心理学をフル活用した、一歩先に進むための脚本術!

☆彡

目や耳などの現実の情報を知覚する器官の機能から、感情や意思決定と複雑に結びつく脳神経にいたる、人間の知覚認識のプロセスを順に詳細を明らかにして行く内容だ。

これまでにない新しいアプローチの脚本術。

映画「スター・ウォーズ」を例に取り上げながら、「映画を見ている時に心と脳には何が起きているのか?」を科学的に説明する。

必見なのは、「物語を語る手法=ストーリーテリング」の原則とその戦略を明かしているところだ。

映画脚本だけでなく、小説、漫画、ゲームなどあらゆる物語に関わる分野においても多大なヒントとなるだろう。

本書〆のことば

~人間の知覚の限界と脳の認知プロセスの無限の可能性を理解すれば、あなたの脚本は「完璧」になる!~

                 ☆彡

さて、土曜日の夕方、少し病後の疲れが残るところで、「エイ!」っと、ブログは書いてみた。

わたし的メタ認知を働かせてみると、このブログは義務でやってはいない。

なんでもいいから書いてアップするなんてことは絶対にしない。

それゆえ病気の時は休みを取った。

ちょっとだけ客観的になれた(笑)成長できた話。

皆様もど~か、しっかり休んで良い週末をお過ごしください。


細菌の次は毒出しで~昨日はたくさん励まして頂き、感謝のお返し~🎶【選書・自己啓発】

【ブログ新規追加402回】

毒出しのやり方は、「一日2~3回、40度ぐらいの白湯を飲む」これだけで体のすみずみまできれいになるそうだ。

体に毎日たまる毒をちゃんと抜く技術』矢城 明・著(サンマーク出版)

毎日、毒をためているってこと?ものすごく驚きながら読んだ。

食べた物が体の中で腐敗するとか、考えるだけでも憂鬱なものだ。

今や新型コロナウイルスの感染不安は続いているのだから細菌に関してもスル―できない状況よね。

今のわたしは、その細菌に軽くやられてしまった。だからこそ、細菌に対する向かい方を昨日は病院でのアレコレと共にここに書き残しておいたんだ。

一時は大事にする教えも、のど元過ぎれば忘れるって。

忘れないように書くブログの重要性に改めて気づかされた。

で、昨日のブログがこれ。

              ★

また、昨日は本当にたくさんの方々から、温かい励ましの言葉も頂いた。

わたしは心からはほんわかしたし、「よし!しっかりと治して行こう!」と、弱っていた気持ちがみるみるうちに、前向きになれたの。

「励まし」の力ってすごいパワーがあるのだ。

だから、自分の体にも「励まし」のパワーを送っている最中。

細菌に打ち克つパワーを具体的な言葉、例えば「がんばれ!」とか「大丈夫!」とかなるべくシンプルな言葉かけで注入している。

そして、少しでも良くなったら、存分に褒めてあげるのだ。「やるじゃん!」とか(笑)

ご自愛とか言うけれど、たんに自分に好きなモノやコトを与えるのではなく、

しっかりと、言葉にして与えてあげるべきだろう。

体は、その言葉を聞いてしっかり受け取り、そのように動いてくれるものなのだから。

             ★

今日、皮膚細菌感染症で仕事を休んでいる。

体にいいとかばかりじゃあなく、言葉をかけられるところを見つけて、

言葉かけの日にしているよ。

たとえば、今月で退職されるおふたりの大先輩への言葉とか。お誕生日を迎えた方へとか。

「言葉」は何より精神的安定と健康を促進する薬のようなものだ。

さて、お昼(ニラとチーズのお好み焼き)食べたら、健康促進の薬を送る人を見つけようっと(笑)

『人より20歳若く見えて、20年長く生きる! 』澤登雅一・著(ディスカヴァー携書) 新書 の紹介【書評・健康/自己啓発】

【ブログ新規追加364回】

日本人男性の平均寿命は79歳。

ということは、この本のタイトル通り、20年長生きすれば99歳まで生きられる?

久しぶりの書評は「アンチエイジング医学」の名医、澤登雅一氏の『人より20歳若く見えて、20年長く生きる! 』(ディスカヴァー携書) 新書を取り上げてみよう。

アンチエイジングの興味のない人なんていないだろう。誰でも「いつまでも美しく、長く生きたい」と願ってやまないものだ。

本書で著者はなんと、125歳まで健康で行きたいという視野をお持ちだ。

そうなると、わたしは、まだ人生の半分も生きていない!

そうそう、わたしは何歳まで生きたいとか、現実的に考えてはいないけど、こうなったら、125歳を目指してみようかな(笑)

しかも健康的にだ。

12年前に脳出血を患って命拾いした。それから、身体の悪い血や水を総入れ替え(オーバーホール)ができた。

今では、ウォ―キングやトレッキングを楽しめるほど健康的になった。夫の糖質制限も一緒にやっていて、贅肉のつきにくいカラダを目指して地味にトレーニング中なのだ。

要するに病気をした12年前(40代)より、今のほうが、ずっと健康的だし、実際回りからも若いね!っと、言われて気をよくしている。(でも、それ相応に歳はとってる・笑)

血圧も中性脂肪も肝臓機能も軒並み数値は良好。

本書では、男性の健康寿命を延ばす研究が主流だ。50年前の日本人男性の平均寿命は58歳程度だったそうだ。

それが、この50年でなんと、79歳まで延びてきた。

79歳はあくまで、平均的だという。もっと若くして亡くなる人もいるし、100歳を超えてなお健康で活躍される人も少数だがいるはずだ。

そして、本書で著者が唱える、歴史を翻って考えれば、今後、20歳延びるという現実が起きる可能性は十分にあるようだ。

ただ、長生きをすればいいというものではない。「健康」で生きなければと誰しもが考えるだろう。寝たきりで20年延びたらゾッとするよ。

                 ★

だから、本書では、アンチエイジング医学からひも解く、「血管、脳、栄養、メンタル」この4つに注力してより良い生き方を解説されている。

【書籍レビュー】

あなたはお寿司は好き?

ほとんどの日本人はみ~んな大好きではないだろうか。

マグロに水銀が多く含まれるため、アメリカの食ジャーナリストなど一部のひと達がお寿司をジャンクフードと呼び、食べないように推奨しているという事実を初めて知った。

その理由はこうだ。人のカラダが水銀や鉛などの重金属を溜め込んでしまう性質があるというのだ。

そして、重金属がたまってしまう科学的根拠の証明が参考文献と共にきちんと表記されている。表記があれば読者を迷わせることもない。

日々規則正しい生活、運動を続けて、栄養バランスの良い食事をして、ストレスを溜めないことが、もっとも大事だと。

さらに、読んで頂ければわかるが、「これだけはダメ」というものがある。

やっぱり、本当に長生きしたいのなら、デトックスやサプリメントでの栄養補給など、積極的に取り組むことがらがあるのだと言われる。

実年齢以外に、バイオロジカルエイジというのがあるのを知っていますか?と、問いかける。


血管年齢や神経年齢、筋肉年齢など、若さの度合い(あるいは老化の度合い)は人それぞれ。

実年齢はコントロールできないが、それらを総合して出すバイオロジカルエイジは、コントロールできるのだ。

日進月歩の勢いで進歩するアンチエイジング医学の最先端のクリニック院長が、安全で正しく、効果的なアンチエイジングの方法をご紹介!

※ 本書は男性のアンチエイジングを基本に書かれている。知識として蓄えておけば役に立ちそうだと考えて登場させた。

                 ★

自分の寿命を知ることはできない。

わからないのは幸せかもしれないけど。

ただ、自分の大切な寿命を延ばす可能性を高める努力はして行きたい。

健康であり続ける人生を得られたら素晴らしいでしょう。

可能性を引き出す知識を本書は与えてくれるだろう。

毎日、成長のステップを踏む~良い習慣を手に入れるのが良い理由【書評・自己啓発】

【ブログ新規追加335回】

人間は毎日、成長している。

誰でも周知している。しかし、その成長路線が正しく、理想の路線に導けているのであろうか。

こんな本を見つけたので紹介しよう。

今日からできる、年収を10倍にする習慣術』鴨頭嘉人・著( Kindle版)

● 書籍概要

本書の冒頭にこうある。

~もしあなたが成功できない、稼げないと、悩んでいるのならその理由を教えよう。

答えはシンプル。成功の習慣を学ぶ機会がなかったからだ。それだけ。

要するに悪習慣を続けている限り、いくらビジネススキルやITスキルを学び続けても、一向に成功や稼げる仕組みを手に入れることはできない。

だからこそ、本書を読んで「人生を思い通りに変える習慣コントロール法」を手に入れて欲しいと著者はいう。

人生の質はずばり、習慣の差にほかならない。

良い習慣は良い人生を作り、悪い習慣は悪い人生を作る・・・当然の原理だ。

仕事の成果もそう。

人間関係もそう。

プライベートの充実もそうだ。

すべてのクオリティを決めるのが習慣の違いだと言われる。

習慣をコントロールすることができるようになれば、人生をコントロールできる!

                   ★

● 著者紹介

鴨頭嘉人とは。
YouTube講演家 鴨頭嘉人

株式会社東京カモガシラランド 代表取締役社長。19歳で日本マクドナルド株式会社にアルバイトとして入社。30歳で店長に昇進。32歳の時にはマクドナルド3300店舗中、 お客様満足度日本一、従業員満足度日本一、 セールス伸び率日本一と、すべてにおいてトップを納めてきた。現在は、YouTube講演家として絶大な人気を誇る。

                  ★

この本から学べるのは、鴨頭氏が等身大で実践してきた習慣術をすべて出し尽くしている点だ。

著者いわく、より具体的でわかりやすく、思った通りのことがらしか起こらなくなるそうだ。

4月25日~5月11日の緊急事態宣言中に、年収を上げる知識や情報を取り込めるこんな電子書籍もいいかも!と思い登場させた。

GWはすべて自分磨きに使っちゃおう(笑)

※ トップと最後の写真は我が家の裏山の様子。森が一気に消滅した現場。あまりの驚きに一枚撮った。

皆さん、まだまだ山登り中~高齢女性作家の本が面白い【書評・高齢女性作家】

【ブログ新規追加332回】

新年度の今月、書店フェアの多くが高齢者作家の祭典。数々ある文藝書籍の中、ひと際目立つのが「高齢女性」の方々の新刊や既刊本だ。

今回は3人ほど紹介しよう。

はじめに昭和を代表する女性小説家と謳われる、平岩弓枝氏(90歳)は満を持しての初エッセイを上梓。

タイトルもすばらしい。『嘘かまことか』(文藝春秋)

● 簡単レビュー

神様の書かれたシナリオを、大根役者の私が必死になって演じてきた……。「御宿かわせみ」の作者による、もうすぐ九十歳の幸福論!

                  ★

次は、人生の「酸いも甘いも嚙み分ける」痛快な文章を連発してきた佐藤愛子氏(97歳)

こちらのタイトルも同じく素晴らしい。『何がおかしい!』(中央公論社)

● 簡単レビュー

2020年秋、九十七歳。

あの超面白スーパーエッセイが帰ってきた! 

女と男、虚栄心、知性と笑い、子育て、教育……、世間の常識、風潮に物申す。

今、読んでも新しい愛子節が全開。

気がつけば、終着駅』と併せて読みたい、必携の一冊。

文字が大きく読みやすい、新装版で登場!

と、内容通りのササっとしたレビューを書いてみた。

                  ★

3人目は、作家さんではなく、料理研究家の村上祥子氏(78歳)先のお二人よりまだまだ全然若い(笑)

御年78歳現在の、快適仕事術を余すことなく披露したビジネス本。

ハードな料理研究家という仕事を楽しみ切る村上氏。読むだけで元気になる美味しく、おしゃれな本だ。

78さいのひとり暮らし~ちゃんと食べる!すきなことをする!』(集英社ビジネス本)

素敵な本だったので徹底レビュー

「ちゃんと食べて、ちゃんと生きる」。村上さんの実践する「食べ力」 は、生き方の栄養学です。野崎洋光さん(分とく山 総調理長)・・・帯より。

これまでに出版した著書は500冊以上!
生き方、家族、仕事、暮らしの知恵から
80代の夢と計画、おすすめレシピまで。
78歳の料理家・村上祥子の元気の秘密がまるごとこの1冊に!

【各章レビュー】

社宅に住む主婦だったときに、料理コンテストで優勝。

その後、料理研究家として活躍を続け、地元・福岡と東京を頻繁に往復してきた村上祥子氏。

管理栄養士として、糖尿病、生活習慣予防改善のためのカロリー控えめで栄養バランスの優れた食事を考案し続け「たまねぎ氷」「にんたまジャム」など健康に良いアイデアレシピを創ってきた。

ちゃんと食べて、ちゃんと生きる

現在までぶれない考えが生まれたのは、30代後半で顎骨の骨髄炎を患ったときだった。

40代に入って病名が判明し、10回の手術で抜歯18本。闘病生活は4年に渡ったのだ。

「華やかなごちそうよりも、おしゃれなメニューよりも、堅実な食生活が大切」と。

憑き物が落ちたように、食べる意味を悟りました。

現在78歳。

子どもたちは独立し夫は6年前に先立ち、後期高齢者のひとり暮らし。

1日3食ちゃんと食べているけれど、手間は省いて簡単に。材料をマグカップに入れ電子レンジでチン! の「マグカップごはん」など。

肉、魚、野菜をフリーザーバックに入れる「1人分冷凍パック」も必須だ。

料理教室で生徒のニーズを知って編み出したメニューを私生活でも実践してきた。

よって、体調は絶好調である。子どもたちの食育と、自立するシニアのための料理教室に力を注いでいる。

80代の夢は、美味しいランチを提供する「村上食堂」のオープン。

世界のおばあちゃんを取材して、とっておきのお菓子の作り方を本にまとめること。

好きなことを続けるために、ちゃんと食べ続けているのだ。

人生を振り返りながら、気負わない毎日の暮らしぶりを紹介、実際に食べているごはんのレシピをお届けする。

●著者について
村上祥子(むらかみさちこ) 料理研究家、管理栄養士、福岡女子大学客員教授。

1985年より福岡女子大学で栄養指導講座を15年担当。

治療食の開発で、油控えめでも1人分でも短時間でおいしく調理できる電子レンジに着目。

以来、研鑽を重ね、電子レンジ調理の第一人者になる。

                   ★

さて、3人の後期高齢者の皆様の珠玉の一冊を紹介させて頂いた。

読むだけで元気が出る書籍の数々。

嘘だと思うなら、ぜひお試しあれ!

彼女たちのパワーの虜になるハズ(笑)

● おまけ

エベレスト女性初登頂登山家・田部井淳子氏の名言が生んだ一書。

人生は8合目からがおもしろい」(主婦の友社)

田部井氏が60歳の時に書いた銘書。常にチャレンジをし続けてきた登山家。60歳になってやりたいことが爆発!それを見事にやりきって逝去。

こちらもタイトルが素晴らしい!

● 簡単レビュー

59歳までに登った海外の山……約85
60歳以降に登った海外の山……約85
女性としてエベレストに初登頂を果たした登山家・田部井淳子氏。

70歳を超えるも、年に数回の海外登山や、NHK を中心としたテレビ出演、講演会、健康山歩き教室の開催など、元気に活躍されてきた。

本書は、これまでの「登山ガイド」とは異なり、60歳からの「ドキドキわくわく」な人生について語ったエッセイ集だ。
大切な友人や家族の話。

60歳を過ぎてからチャレンジしたアレコレ、海外登山のエピソードなど、田部井淳子氏のギュッと濃縮された日々が綴られている。

この春はお姉さまがたの本で人生勉強中!

わたしなどは、まだまだ「ハナタレ小僧」だもんで(笑)

「ストレスフリーへの道」にはアドラーを・「力を出し切りたい時」はジョブズを / 2冊一挙に紹介【選書・自己啓発】

【新規追加251回】※お知らせ / 1月25日(月)~1月28日(木)サイトメンテナンスによりブログ休止いたします。1月29日(金)から通常更新してまいります。

ストレスフリーへの道を実現するならこの本!

2021年、わたしの掲げた目標は「ノンストレスで暮らす」だ。

今のところ、さほど、ストレスもなく、風邪もひかずいい感じ。

もちろん、日々、小さな出来事や仕事に頭を悩ませるのは今までと何ら変わりはない.

あえて「ノンストレス」と掲げたら一気に注力することが叶い、小さなストレスでも見逃さないで、取り除くようにあれやこれやと手を尽くした結果、心身共に大変に良好じゃん!(笑)

以前から,ストレスを感じる時の自分の心の在り方が大事だと思い続けてきた。

人のせいにしないことで、自分ごととなるんだから。

ただ、そういう時に「考え方・捉え方」が正しくないと、ものすごく辛い心境に陥る。

ノンストレス解消への道すじを見つけるには最良の一冊を紹介しよう。

アルフレッド・アドラー「人生に変革が起こる100の言葉」小倉広・著(ダイヤモンド社)

⦿ 書跡概要

アルフレッド・アドラーはフロイトやユングとも並び称される心理学の巨人と呼ばれる。

しかし、あまり日本では知られていなかった。今でこそ、何冊も良書が発刊されているが、この書籍が出た当時は知名度も低いものだった。

スティーブン・R・コヴィー7つの習慣』やデール・カーネギー人を動かす』をはじめコーチングやNLPの源流でもある。

いわば「自己啓発の父」とも呼べる存在だ。

心理学者ならではの人の思考や行動から読み取る鋭い論説が舌を巻く。

人と人がどうコミュニケーションすべきか?生きずらい世の中で意味不毛に悩まず、翻ってこの書籍を「お守りがわり」にするなんて人も多いんだとか聞く。

それでは、本書の内容を羅列していこう。

すべてあなたが決めたこと(自己決定性について)

そのままの自分を認めよ(劣等感について)

感情には目的がある(感情について)

性格は今この瞬間に変えられる(ライフスタイルについて)

あらゆる悩みは対人関係に行き着く(ライフタスクについて)

家族こそが世界である(家族構成について)

叱ってはいけない、ほめてもいけない(教育について)

幸せになる唯一の方法は他者への貢献(共同体感覚について)

困難を克服する勇気を持て(勇気について)

他人の課題を背負ってはいけない(課題の分離について)

さあ、どうだろうか?10の問いかけに、人間の人生すべてに関わることがらばかりが書かれているのだ。

例えば、こんな一説がある。

⦿ そのままの自分を認めよ~から「世話好きな人は、単に優しい人なのではない。相手を自分に依存させ、自分が重要な人物であることを実感したいのだ」と。

現代で言えば、承認欲求などが、これにあたるのかしら(笑)

どう考えて動けば誠心誠意相手に伝わるか?狡猾な考えや動きは誰にでも見破れそうなものだが、アドラーいわく、「人の心は天国と地獄を行ったり来たりする」

自分に自信がないとか、人生の目的を見失っている五里霧中の人には、まさしく闇を照らす灯になる一書だ。

「アドラーに出会えたなら、もう大丈夫」ってね。

      

                ★

●全力を出し切りたい時に読んでほしい本

言わずと知れた米アップル創業者、スティーブ・ジョブズの名言を集めた一書を紹介する。

スティーブ・ジョブズ~人生を変革する言葉~産業界の革命児に学ぶ世界を変革する力(発行所・株式会社ダイアプレス)

⦿書籍概要

産業界の革命児・スティーブ・ジョブズ。

彼の残した事績と言葉は、時に激しく、時に夢あふれるものだった。

その過激な生きざまの本質とは何だったのか?

本書はジョブズの語った言葉を可能な限り網羅することにより人物像を色鮮やかに浮かび上がらせている。

ビジネスの局面でも実生活の面でも、ジョブズの言動から学べることは実に多い。

さっそく、各章の大見出しを書き出してみよう。

第1章 発想を転換せよ

第2章 意識を変革せよ

第3章 自分を信じよ

第4章 希望を持て

第5章 仕事にくらいつけ

第6章 リーダーの条件

第7章 人生の意味とは

例えば、第3章「自分を信じよ」から、抜粋してみよう。

~点が将来結びつくと信じなくてはいけない。信じるものを持たなければいけないのだ~

この名言の解釈はこうだ「起こったことにはすべて意味がある。そう信じてこそ経験を活かせるのだ」と。

側近たちのエピソードも興味深い。ジョブズの「得意技」は非常に複雑なものを単純化する思考だったり、モノづくりだったのだそうだ。

究極のミニマリストだった。

生活面においてもお金への興味はほぼなく、部屋の中も家具などはなく寝室に小さなベッドが置かれていただけだった。

ジョブズは「モノというのは、ピュアでパーフェクトでなければならない」が口癖だった。

そして、常に情熱はあるか?夢をあきらめるな!と、強烈なリーダーシップを奮ったのだ。

側近のひとりが言う「彼の頭の中は世界を変えるインフラの実現でいっぱい」で、その野望が使命に変わったのだ。

いつだって世界が相手。

                 ★

明日から数日の間、全力を出し切りたい仕事が待っている。

それにはあくなき使命感に突き動かされたジョブズ・56年間の人生を読み、勇気とやる気を注入した(笑)

今日の2冊が、これから先の人生に役立つように願っている。

これを読むと、簡単に妥協とかできなくなる。

自分の「やりたいことのみに集中」しよう!






№2 人間力を高める読書の秘訣~毎週2作品をブックレビュー/ 『自分の時間~1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット・著(三笠書房)【書評/選書・自己啓発】

【ブログ更新245回】

一日は24時間。

誰にでも平等だ。しかも0円で手に入れている。これはとても不思議なことじゃないだろうか。

で、時間の概念をこんな風に以前のブログで表現した。

時間は面白い。貯めることができない。そして誰かにわけてもあげられない

ちまたでもてはやされてきた時間術の書籍のあれこれ。現在、コロナ禍で2回目の緊急事態宣言下。

もう、時間なんてあり余るほどできちゃった感。オンラインやテレワークが進み、移動や通勤時間がなくなって、さらに余る時間にお手上げの人も多いと聞く。

そんな時に、昔から重用されてきた時間術の良書を2冊目に選んだ。

小説家の書いた時間術の本をサクっと紹介してみる。

『自分の時間~1日24時間でどう生きるか』アーノルド・ベネット・著(三笠書房)

幾何学模様と深い青のカバーが美しい本。今回2回目を読んで、早速選書した。

【本書の概要】

 本書は、20世紀初頭の英国で発表されるや大いに愛読され、その後、100年以上も世界で読み継がれている時間術の古典的名著だ。

1日は誰にとっても 24時間しかないという、当たり前だが忘れてしまいがちな事実に着目し、通常の仕事以外の時間をいかに活用して人生を充実させるかについて多くのヒントを示している。

通勤時間の過ごし方

1週間をどのように使うか、

内省の重要性

読書法

その内容が現代のビジネスパーソンにもそのまま通用することに驚かされる一書だ。

著者のアーノルド・ベネットは田舎町から身を立て、後にイギリスが生んだ「20世紀最大の小説家」と称せられた人物。

 高等教育を受けてはいないが、向上心で自分の道を切り開いた著者が、幸福や成功、勤勉さや自助独立精神の重要性といった人生の知恵まで説いているのが魅力的。

すらすらと読みやすく何度でも読み返せる、一生味わうことのできる珠玉の小編。

時間の使い方を求める方だけでなく、充実した人生を求める全ての方に対応できる良書だ。

                   ★

この本で最も著者が着目した点を少々抜き出してみよう。

「職業としての仕事以外に何かをやりたいという欲求は、ある程度精神的に成熟した人たちにとって、共通するものなのだ」文中より

この本では、新しい時間の使い方が書かれているわけではない。

著者のベネット氏は、まず人生というものを「あれをやれたら、これをやれたらと思いつつ生きてきたのが、まさに自分の人生である」と言った。

そして先にあげた一文「職業としての仕事以外に・・・」と述べている。

知的好奇心が旺盛なのは、今も昔も変わらないものだと思い知らされた。

それは、100年前のベネット氏が、余暇の使い方や自己実現に真っ向から本気で取り組んでいたのだから。

現代とは全く違う環境であっても、本質的に求めている部分はまったくといってよいほど変わらないのだ。これだけでも驚きの連続だ。

● 楽々と時間を作り出すことなどできない

そうは言ってもねえ・・・まず、立ちはだかる時間的制約はどうするの?!っと、ダレカレとなく言われてしまうだろう。

そこで、ベネット氏はこう答える。

「実際のところ、やりたいことをやれるだけの時間を作り出すことには、楽なやり方、王道などは存在しないのだ。メッカへの道はすこぶる険しいのだ」と、読者を突き放してしまう。

さらに、畳みかけるように「24時間という限られた中で価値的に創造的な時間を作り出すためには、いかにそれ相応の犠牲を払い、たゆまず努力を続ける以外に道はないのだ!」と言い切っている。

な~んだ、それじゃあ、何にも変わらない!と言われる場合は、この本が無用の長物となるだけだ。

小手先のノウハウでない、自分固有の満足のいく時間の使い方をしようじゃないか!と、言われている。

小手先と言っているのは、仕事であれど、その他の己をひどく拘束する何かがあれど、腐らず、不満を言わずやるのだという。要するに適当、手抜きはご法度!

一見、損をして回り道をしているようだが、手抜きなく、しっかりときちんとやった仕事は大抵、時間通りかそれ以上早く終われるものだ。

そして、数々の犠牲の果てにやっと、手に入れた自分だけの時間を慈しむのだと。また、この慈しむ時間をより有効かつ価値的に過ごすのにも、細心の準備を怠らないとも。

まとめ

本書の時間活用のヒントを書き出してみた。

「朝起きたら、あなたの財布にはまっさらな24時間が詰まっている」
「仕事以外の時間の過ごし方が、人生の明暗を分ける」
「1週間を6日として考えよ」
「習慣を変えるには、小さな一歩から始めよ」
「1週間のうち90分は自己啓発のために充てよ」
「計画に縛られすぎてはいけない」

などなど。コロナ禍であっても多忙な人、反対に時間を持て余す人であってもきっと、心に響く箇所が見つかるだろう。

本書は、時間活用術における、個人的具体例やタイムマネジメントの伝授ではない。基本に立ち返って、時間を有効に活用すること、さらには、それを長く習慣づける上で不可欠な心構えや姿勢に重点をおいた一書である。

数多くの時間術の類書とは一線を画したものであろう。優れた生き方指南書である。

最後にベネット氏が残した読者への一言を。

人生において、幸福をつかめるかどうかは、すべて時間利用のしかたにかかっています。本書があなたをただちに時間活用の達人にすることはできませんが、少なくとも、時間というものに対する新たな眼を開かせてくれることは間違いないでしょう

№1 人間力を高める読書の秘訣~5つのカテゴリーで毎週2作品ブックレビューする / 1冊め・『努力論』幸田露伴・著(岩波新書)【書評/選書・自己啓発】

【ブログ新規追加244回】

この1月、東京都民のわたしは、仕事以外で不要不急と称する外出はほぼしていない。

近所の散歩や仕事ついでの買い物、ついでで訪問できる都立公園など、まったく無理ない程度で生活を楽しんできた。

元々、その程度で充分満足できるアクティビティで、心身ともに健康を保ってきたことで経済的にも圧迫せず、実に気持ちのいい習慣になっている。

不要不急の外出?そうね。ずっと前からあまり思いつきで出かけないの。

いつも不要不急を気にしてきたのかもしれない(笑)

で、今日も週末の買い出し終えて、不要不急の外出をしないから時間がたっぷりとある。

そこで、平日の疲れを取りつつ、平日は飲まないお酒を呑みつつ、人生において大事だと思う、「人間力を高める」ために役立つ書籍のブックレビューをていねいに書こうと思う。

5つのカテゴリーで、書く予定。

能力の活かし方

人間関係を築く

学び方

考え方・表現

どう生きるか

今のわたしが考えるカテゴリーで、今の言葉に置き換えて、要約レビューをする。

ずうっと、やりたかった要約レビューにやっと辿り着いた。嬉しい。

今日は、小説家・幸田露伴の自己啓発書『努力論』をひも解く。カテゴリーは「能力の活かし方」

「鳥は鳥を愛する家の庭に集まり、草は草を除き残す家の庭に茂るように、福というものもまたこれを尽くさない人のところに集まるものだ」文中より

努力論』幸田露伴・著(岩波新書)

さっそく、レビューをはじめよう。

大きく、3つの柱を立てた。興味のあるところから読んで行くのもいいかもしれない。

● 文豪が書いた人生論がなぜ、すごいのか

大文豪、幸田露伴といえば、不滅の名小説「「五重塔」がある。また、「頼朝」「平将門」などの史伝でも有名な小説家である。

しかし、露伴はたんなる小説家ではなった。

むしろ露伴の真骨頂が発揮されたのは、『努力論』に代表される幅広い教養と、深い人智に裏打ちされた実践=使える人生論を熱量も高く、執筆し切ったことにある。

努力論』の初版は今から約110年前の大正二年だ。

そんな、昔の本など令和に生きるビジネスパーソンには役にはたたないだろうと思いがちだ。

しかし、『努力論』にしたためられている、数々の露伴のエピソードから「人生を真剣に生きよう!」と願う人にとって最適であると考え、1冊めの登場となった。

現在、書店に並ぶビジネス本は、「稼ぐ」「スキルを積む」「ストレスを軽減する」など検索キーワードに上がる内容の書籍がずらっと並ぶ。

そこには、わずかだが教養が色濃く出ている書籍もあるが、どこか一過性であり、その場しのぎに必要なことがらテキストばかりなのもうなずける。

だから、「教養」や「人間力を高める」などを学ぶには、独自で古今東西の優良な書籍からひも解くしかあるまい。

110年前の露伴がそうだったように。

時代は変われど、人は変わらず

● 人生での3つの福とは

人の幸運・不運はどのようにしてきまるのか?

露伴が作中で、ずっと問いかけていることがらだ。露伴は独自で「幸福三説」という論を唱えている。

幸福三説

① 「惜福」・・・何かのはずみで頂いた福を,一度に使い切ってしまわない。冒頭の「鳥は鳥を愛す庭に集まる~~~」の通り、一生の内で何度か最高の福を手に入れても、調子に乗ってしまわないようにと、戒められている「福」だ。

② 「分福」・・・天から与えられた福を一人占めしないで、分けられるものは人に分けること。

例えとしてこんな風に文中では書いている。「大きな西瓜を一度に全部食べてしまわず、少し残しておくのは惜福だが、同じ西瓜を他人とシェアすることで、美味しさの共有が生まれ、相手からも感謝される。これが分ける「福」であると。

③ 「植福」・・・露伴が考える、惜福や分福より、「卓越して良いこと」を指す「福」だそう。

文中にはこうある「我が力や情や知を以て、人世に吉慶幸福なるべき物資、情趣、知恵を寄与すること」だと、解かれている。

つまり、新たな知恵でも、新しい商品でも、発明でも、世のため人のためになる行いを植える「福」だと言う。

また、こうも言っていた「福の創造を行い、それを丹精込めて世話をし、改良を重ねればさらに「福の増殖」となる」と。

まさに、クリエイティブな人はさらにクリエイティブに生きることで「植福」が叶うのだね。

『努力論』の具体性に驚きの連続。まったく今でも充分通用する内容ばかり。

使ってナンボの実用書籍~(笑)

● より具体的であり、実践的な人生論~精神論ではない

さらに、読み進めると、驚くのは、古今東西の名士の格言や箴言などを多数取り上げているのだ。

源頼朝、豊臣秀吉、徳川家康、ナポレオンなど、歴史上有名な人物に関する豊富なエピソードが満載。

露伴の並々ならぬ情報収集力には舌を巻くものだ。今の時代に生きていたなら、小説家だけでなく、トップブロガーまたはユーチューバーになっていたかもね(笑)

こうした、世間の役に立つ情報を取り揃えて作品を作るわけだから、説得力のある内容が際立つのは当然だろう。

世の中には、いつも幸運に恵まれる人がいる一方、いつもなぜだか不運に見舞われる体質の人もいる。

同じ人間なのに、どうして、天と地の違いが生まれるのか。

もし、こんなある意味、不公平感に苛まれている人にはこの『努力論』はうってつけの書籍だろう。

110年前の本だが、文語体で読みやすいと言えばまずそうはいえない。

しかし、さほど頭に汗をかくこともなく充分に誰でも理解できる、人間力を高める指南書となっている。

ぜひ、小説家の書いた自己啓発本をご覧ください!

古くて新しい、何かが発見できるかも。

温故知新は偉大