写真は手軽なコミュニケーションツールになった今~楽しみ方がどんどん変わっている 【風景・写真エッセイ】

【ブログ更新154回】

仕事で新しいタブレットPCを使い始めて一ヵ月。

まず、アイコン設定、アイコンは夫が撮ってくれた顔写真。トップページは、今まで撮り溜めてきた写真6枚をフラッシュで構成させてみた。

次に、営業先で自社の展開の様子や様々な周辺情報を写真に撮り、社内グループミーティングにアップして共有する。

それぞれ、仕事中なのに、皆の反応が早くて驚く・笑

たぶん、すぐ見てもらえるのは、写真の効用なのだろうな。写真のコミュニケーション力を、今更ながら強く感じている。

それ以外にも、カメラやスマホで出先のちょっと気に入っている場所を休憩かたがた撮影したりと、外営業の醍醐味を味わっている。

昨日も町田市の新スポットを見つけた。季節折々の自然を撮影をする愉しみを見つけて、こんなにも生活が充実するとは考えてもいなかったな。

              ★

わたしは、「写真を撮ることは一生涯の趣味でありたい」と考えている。ちゃんと習えばそれなりの写真が撮れるだろう。

でもね、教わらなければいけないとは思わない。

教えてもらわなくても、気づける何かを一つでも手にいれたなら、それだけで本望だ。

写真のプロが見たら、イレギュラーな撮り方であっても、「自分が観たものを信じて真っすぐ撮ろう」とかよく考えるのよ。

人生のあらゆる場面で、己を磨く。磨く最中に徒然でカメラに納めた一枚が納得のいくものだったら、それでいいと。

要するに、巧くなりたいとか目指す目標を持たない、完全な趣味の世界。他人の評価を気にする必要もなく、目立つものを撮らねば!という囚われのないおだやかな幸せ。

この考えに至ったので、インスタグラムはやめた。

こんな風に写真を愉しみたかった」と、やっと本当の趣味と出会えた。

この気持ちが原点。

十五夜のしつらえを拝見する~相模原市古民家園【山川・地域探訪~神奈川県】

【ブログ新規更新141回】

● 中秋の名月について

昨日は中秋の名月。

わたしの家からも真ん丸なお月様が見られた。

中秋の名月とは、旧暦8月15日のお月様のことを指す。そして、旧暦では毎月1日が新月となる関係で、15日がほぼ満月となるのだそう。

昨晩、真ん丸のお月様を見て、あれ?真ん丸じゃない?とか思った。それは、旧暦には閏月(うるうづき)がある年のせいで、若干のズレが発生すると。

だから、今日10月2日が本当の満月~中秋の名月。なんだかなあ・笑

今年は10月1日、2021年は9月21日、2022年は9月10日。バラバラね。

そして、今日の満月はわたしの星座・牡羊座の満月。ってことで、お祝いにと、中秋の名月を愛でるしつらえ(設え)が素晴らしい神奈川県相模原市の古民家に仕事のついでに行ってきた。

● 中秋の名月のしつらえ(設え)が美しい古民家~基本情報をたっぷりお伝えする

相模原市・古民家園 

美しいお供え

              

【施設概要】

古民家園は、平成10年4月、相模原市大島の相模川自然の村公園内に開園した。


園内に移築・復元された「旧青柳寺庫裡(きゅうせいりゅうじくり)」は、江戸時代中期に建てられたと推定される建物で、神奈川県下の近世上層大形民家の間取りや構造を基本としながら、土間の妻側にも入口を設けた「妻入り(つまいり)」の形式となっていることなど庫裡独自の要素を保っている。


県下では、茅葺き屋根の維持が困難なことや生活の変化のため、近世の庫裡はあまり残っていないそうだ。

旧青柳寺庫裡は年代が古いにもかかわらず保存状態が良く、近世における庫裡と民家との建築的関連を考えるうえで貴重な建物であることから、神奈川県指定重要文化財として保存されている。


平成30年9月には、平成10年3月の復原整備から約20年が経過し、旧青柳寺庫裡の茅葺屋根の傷みが大きくなったことから、屋根の全面葺き替えに着手したほか、土間・軒下の補修や建具の修繕なども行い、平成31年3月に装いも新たになった。


※庫裡とは、もと寺の台所をいい、転じて、住職や家族の居間のこと。

小学生の課外授業で子どもたちがたくさん、庫裡に集まっていた。撮影は断念・笑

  • 旧所在地 相模原市上鶴間2958番地 青柳寺内
  • 建築年代 18世紀初期(江戸時代中期)
  • 規模 桁行十間半、梁間5間、木造1階
  • 屋根構造 茅葺寄棟造(土間の妻側のみ入母屋造)※相模原市公式サイト

基本情報

所在地 〒252-0135 緑区大島3853-8(相模川自然の村公園内)
電話番号 042-760-1130

開館(所・園)時間午前9時30分から午後4時30分まで
ただし、7月、8月は午後5時30分まで

休館(所・園)日12月28日から1月3日まで


その他、臨時に休園する場合がある

交通アクセスJR・京王橋本駅からバス、「上大島」徒歩15分


コミュニティバス「相模川自然の村」徒歩5分
入園料

無料 バリアフリー対応について

駐車場(一般・障害者用)は、相模川自然の村公園内にあり。

● 気持ちを立て直す時にはこんな優しい自然の中で

古民家の外側ぐるりとせせらぎが流れている。いつもなら、はだしで川に入っちゃうのだが、何せ、営業中でスーツだからここも断念。残念!

実は、昨日仕事のことで少しつまずいてしまった。帰ってすぐ、夫に話をし、収まらない気持ちは夜、お月様に聞いてもらった(笑)

何となくいろんなことが上手く噛み合わない日だった。

しかし、ぐっすり眠ったら、朝からとてもいい気分。まるで生まれ変わった?ような感じ。そして、今日が牡羊座の新月・・・そうか!自分の星に行く前に、垢落としをしたのかも。

いろいろ身辺で変化のある時は心を落ち着けて靜かに過ごすのがいい。

で、今日思い立って、たった30分の昼休憩をこの美しい古民家で過ごした。お供えのある縁側に座り、涼やかな秋風を感じながら、すすきの影でウトウト・・・なんて贅沢な時間。

しつらえ(設え)とは、準備、用意という意味。これもまた美しい日本語。すべてものごとには準備が必要だ。丁寧に準備されたことがらには、襟を正したくなる。

お供えのお団子を丸める作業も、優しくてすてきなものだし、旬の野菜とすすきを供えるなんて、靜かに誰かが供えてくれている。

風情でしかない。素晴らしい古民家園。

どうぞ、お近くの方は一度行かれてみて。

季節折々の自然の宝庫だから。

             

わたしが旅を完全に止めている理由~身近な自然が充分に癒しを与えてくれたから 【写真・エッセイ】

【ブログ更新131回】

● 新内閣スタートへ~一庶民の思いは

東京都庭園美術館

16日、菅新首相率いる新しい内閣がスタートした。

菅首相と河野行革相、スタートダッシュが凄い。
河野首相への「つなぎ」かと思ったけど、かなり本格的政権になるのではないか。

期待も高まる。

確かに、党3役の平均年齢は70代を越えているわけだし、内閣でも60代が花盛り。普通だったら仕事の中心に座る椅子はまったくないだろう。

しかし、圧倒的な熱量と確固たる信念さえあれば、椅子は用意されるんだと今回の首相交代劇ではシンプルにそう思った。

外交など難しい案件、基本的に考えに合わない思考の解決には、他協力者=ブレインの頭脳を使い切る意思の表れを首相表明から感じた。

東京都庭園美術館

かの、スペインの巨匠ピカソは、生涯の作品数がダントツだ。先日にその作品の数を日数で紹介する記事があったので上げてみる。

ピカソの作業量

生涯作品数147,800点(92歳で死亡)

1年での生産数:1,630件(15万点 ÷ 92歳 )

1日での生産数:4.5件(1,630点 ÷ 365日)

これがギネス記録に登録されている。一日の作業量が凄い。

熱量の高さは生きる力に相当する。菅さんの熱量の高さに圧倒された昨日だったが、世界の巨匠も黙々とコツコツと己の世界を積み上げていたのだ。

こういった、事例は本当に毎日を駆動させ、やる気を出させる力となるね。

凄い。

わたしも本業でも、プログラミングでも勉強につぐ勉強が続いている。

もう、ついていけない!とか全く感じはしないが、身体はとても正直。大量の情報でパンパンになった頭や身体を休めるには最低一日の休養が必要だ。

ただ、本気で思うことは、自分ごとにせよ、菅新内閣にせよ、新しいスタートを切った体制には一緒に大いに波乗りをしたい。

全力で仕事と向き合う者には称賛とエールを送りたい。また、自分にあっては直感や気づきを最重要にして行動して行きたいと考えた。

変化はチャンス

● 旅をしなくても大丈夫だった2020年~10月解禁のこれからについて

東京都庭園美術館・新館

この10月より、東京都も県外への脱出と県外からの受け入れを戻す方向。

で、わたしもまず、10月はじめには近県の以前から行きたかった所へ。

しかし、長い旅や遠方への旅もいまのところ一つも予定はしていない。

ここまで長い期間、どこにも行かないのは初めてかもしれない。

なぜ旅をしなくなったのか。

最初は新型コロナウイルスの影響を見ていたというのが正直なところだ。だいたいにして仕事も完全休養になってしまったのだから、旅気分ではなかった。

特に、3月からの感染自粛モードに4月7日の緊急事態宣言。世の中の騒ぎの大きさに当然、引きこもるしかない選択種の無さだった。

ところが、仕事もできず、旅もできずの引きこもりにも慣れてきた一か月後の5月。

すごく心地よい毎日が送れていることに気がついた。

毎日新しいブログに執筆をして、軽い散歩や運動をして、たまに自然の豊かな溪谷や公園に行く。三食身体に負担の少ない料理を作って食べて、夜も早めに就寝。

これで、心身共に健康にならないはずはない。

自然との調和を崩した警告の発令が新型コロナウイルスの正体。

だとすればもう、今までとは違う時代に入ったことをしっかりと受け入れて、目の前の問題からどんどん手をつけて行こう。

自分が新しくなるのだから、負荷はかかって当然だろう。

先延ばしや後回しは、体力の落ちた頃そのつけが回り回ってくるものだ。

だから、冒頭の熱量の話ではないが、スタートダッシュを一緒にしようではないか!

こんな風に感じて一気に書いた。

これも熱量・笑

アールデコ建築「東京都庭園美術館」と緑の庭園を訪ねる 【写真で綴る旅・沿線探訪】

【ブログ更新129回】

オンラインミーティングを離れて、久しぶりの出社日。品川はいつもよりビジネスマンが少ない。やはり皆、リモートワークなんだろうな、とか思いつつ、出勤。

夕方4時まで集中して会議に参加。久しぶりで膨大な情報共有に頭が沸騰した。

旧パシフィックホテル・品川グース

裏手の新高輪プリンスは1982年に高輪ゴルフセンター(現在の品川プリンスホテルの施設とは異なる)の跡地に新高輪プリンスホテルとして開業した。

今では東京の中でも歴史が深く、とても美しいホテルとして名高い高輪プリンス。客室をメインに望遠で撮ってみた。

新高輪プリンスホテル 客室

設計は建築家村野藤吾が手掛けた。なお建物はホテルとして採算が取れなかった場合、賃貸アパートとして使用されることを前提に設計された。

会議終了後、急いで目黒に行き、今までなかなか行けなかったアールデコの美しい美術館「東京都庭園美術館」に足を運んだ。

●アール・デコとは

1925年にパリで開かれた装飾芸術国際博覧会(アール・デコ博)が開催された。

1900年様式とも言われるアールヌーボーから25年経って、この博覧会で世界の建築様式は大きな節目を迎える。

例えば植物の自由な曲線のモチーフで構成されたアールヌーボに対して、定規で引いたような直線、コンパスで描いたような円や円弧、連続模様の幾何学文様がアール・デコの基本路線だ。

初期にはフランスの芸術家たちによる高価な工芸的制作が主流であったが、アール・デコは小さな香水瓶からポスター・服飾・摩天楼建築まで広い分野の現象として、都市の大衆に消費されながら、アメリカや西欧諸国・アジアにまで波及していった。

パリ生まれの形は特にアメリカニューヨークへ渡り、富と技術をふんだんに使って様式として上り詰めることとなる。

クライスラービルやロックフェラーセンター、エンパイアステートビルにこの様式が使用されたことがきっかけだった。

建築設計データ

建築設計は宮内省内匠寮(担当技師は権藤要吉)である。

内装基本設計はフランスのインテリアデザイナー、アンリ・ラパン が担当している。

夏の余韻のむし暑さが残る夕方。美術館前の車止めには2台のミストシャワーが設置されている。その下を潜ると、なんと爽快な気分!

閉館までの時間を緑豊かな庭園で小休止したくて予定していたのだ。今の時期だけに見られる緑豊かな芝生の庭園にどうしても行きたかった。

ベンチでは夕方の黄昏時におしゃべりを楽しむ人や芝生で寝転びパソコンで仕事をする青年。

若い女性たちはこの白亜の館の前で記念撮影をしていた。

● アール・デコ建築が堪能できる場所

玄関

東京庭園美術館は、戦前にパリに遊学された朝香宮夫妻の旧邸宅。1933(昭和8)年に建てられ、1983(昭和58)年に美術館として開館したそうだ。

ガラスレリーフ扉は、フランスのガラス工芸家ルネ・ラリックの作品。

基本、館内は撮影禁止と知っていたので、今回は庭園側の外から中のシャンデリアなどを撮影してきた。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今回、一番の目当てだった日本庭園。これから紅葉の時期には相当の人が来園されるだろうから、あえて紅葉は避け、古民家と池の周りを散策した。

夕方5時過ぎの庭園は靜かで、仕事で沸騰した頭を冷やしたり、新しいことを思考するのにぴったりなところ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

東京の美しい庭園を紹介した。これから紅葉の時期、コロナ禍でもあるが一度足を運んでみて頂きたい。

東京都庭園美術館 データ


東京都港区白金台5-21-9
03-3443-0201
10:00-18:00 (入館は17:30まで)
休館日:毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
※庭園のみ公開の期間は、旧朝香宮邸(本館)と新館には入れません。

入館料:展覧会によって異なる。
庭園入場料:一般200円、大学生(専修・各種専門学校含む)160円、中・高校生・65歳以上100円

森を愛する心~都立公園/花摘みボランティアに行く~休日の小さな奉仕活動 【写真で綴る旅・花摘みボランティア】

【ブログ更新126回】

朝、一番で近所の都立小宮公園へ、花摘みボランティアをやりに行ってきた。

雑木林ホール

雨上がりで広大な花畑は多少のぬかるみがある中、早朝から公園の施設管理や清掃の方々が、リヤカーを横に置いて、夏花をどんどん抜く作業をされていた。

花摘みボランティアとは、このある程度終わった花の根っこを抜くのが一番の目的。

ただ、昨日の雨の後で、施設の方は「痛んでいないきれいなお花だけ摘んでくださいね」とハサミと公園管理の腕章を預かっていざ!花摘みへ。

今回摘める花はキバナコスモスのみ。雨でほとんどの苗が枯れてしまっていたが、若干新しい苗のコーナーを見つけて小躍りする。

さっそく、10本のきれいな花枝とつぼみの多いところを摘ませてもらう。花摘みは朝のきれいな空気をいっぱいに吸い込み、ただただ無心に花を見つめられる最高の体験。

花摘みは30分で終わり

しかも、ボランティアなので参加すると、とても喜んで頂ける。そして、こちらはすぐ家に帰って、コップなんかに活けて眺める・・・なんと充実した休みだろうって・笑

もちろん、カメラ持参で、今日もカメラ修行が進んだ・嬉しい。

持ち帰り用に包んだ

こういった、都立公園では、様々なイベントが季節折々で開催されてきたが、新型コロナの影響ですべてのイベントは中止された。

トレッキングと植物の写真を撮ることが一番の趣味のわたしは、本当に残念でならなかった。しかし、こうやって少しでも自然の中でボランティアできるという幸せがあった。

今はもう、公園内の森も、秋の花(葛、萩、ゲンノショウコ、ナンバンギセル、アキノタムラソウ、オミナエシ、オヤマボクチ、ツリフネソウ)などが見られる。

また、野菊の種類も多い。代表的なのは(ユウガギク、カントウヨメナ、ノコンギク、シラヤマギク)など。

秋ならではのどんぐりもたくさん落ちていた(クヌギ、シラカシ、アラカシ、コナラ、マテバイ、スダジイ)など。

さらに、今日はきのこも発見(マツオウジ、ナラタケ、ナラタケモドキ、ハナオチバタケ、シロオニタケ、ヒトヨタケ)など。※ 絶対に採ってはいけないし、食べてはならない・危険。

野鳥や湧き水、古池には数々の両生類が棲息している。ハクビシン、狸などの小動物も。

丘陵の麓に住み、野鳥の鳴き声で目覚める暮らしももう6年。

森や湖と共存するフィンランドやスウェーデンなど北欧風の暮らし方が気に入っているから、少しマネして暮らしを楽しんでいる。

エコや福祉でよく知られた国スウェーデンでは、仕事で疲れた体は森へ行って癒す。自然を大切にしながらシンプルに暮らす人の多い国。生活雑貨やデザインも可愛い。

いつかは、日本から一番近いヨーロッパの北欧に行きたい。まあ、それまでは近所の自然を満喫してゆとりのある暮らしをしていこう。

今では動植物と共存する靜かな暮らしがことごとく気に入っている。

新秋の高尾山で森林浴~TAKAO599MUSEUM /多摩武蔵御陵へ訪れる 【東京山丘陵・地域探訪】

【ブログ更新123回】

TAKAO599MUSEUM・画像
 

2019年これまで 年間の登山者数約300万人。見事世界一でミシュラン三ツ星に認定。今年2020年には日本遺産東京一番を獲るなど、今や国内をはじめ世界中から愛される東京霊山高尾山。

今回は高尾山の魅力をとことん学べる自然の博物館 TAKAO599MUSEUMを紹介する。

● 高尾山・自然の博物館 TAKAO599MUSEUMとは

高尾山の麓にあるTAKAO 599 MUSEUMへ行ってきた。

2018年8月11日にオープン、2年ぶりだ。ちなみに599とは高尾山の標高。

 訪れたミュージアムは、自然に映え、美しく白っぽい建物である。

その中には高尾山に生息する数々の動物達の剥製や、アクリルケースに収まった昆虫の標本、四季折々の美しい植物なども整然と収まっていて、それはそれは素敵な展示になっている。

動物のはく製

最近ではめずらしく、どんぐりやまつぼっくり等の木の実がじかに触れられる展示があり、面白く、とても気に入った。

入場料は無料! 自然に遊び動植物や昆虫の勉強をし、童心に戻り楽しい時間を過ごす事ができた。

高尾山の魅力を存分に感じさせるミュージアムだ。

高尾599ミュージアム 施設情報

アクセス/京王線高尾山口駅から徒歩4分

開館日/通年開館(臨時休館あり)

開館時間/午前8時から午後5時(12月から3月は午後4時まで)

入館料/無料

所在地/東京都八王子市高尾町2435-3

● 高尾山/概要

山頂の画像を拝借


 今や、世界一の登山客(年間260万人)を誇る高尾山。すごいな、いつの間に?・・・って感じだけど。

高尾霊山は実に1300種以上の植物、100種以上の野鳥、5000種以上の昆虫が生息していると言われており、関東では非常に稀なブナの木も見られる。

登山コースも多種に渡り、なんと9コースを有している。

1号路(表参道コース) 2号路(霞台ループコース) 3号路(かつら林コース) 4号路(吊り橋コース) 4号路(吊り橋コース) 6号路(琵琶滝コー ス) 稲荷山コース(見晴らし尾根コース) いろはの森コース 高尾山・陣馬山コース

■高尾山
住所:東京都八王子市高尾町
時間:ケーブルカー8:00~最終18:00前後(季節によって異なる)、リフト9:00~16:30(土日祝は延長、冬季は短縮)
料金:ケーブルカー、リフト各大人片道480円ほか

高尾は、高尾山縁起によれば、ここを開いたのは遠く聖武天皇の時代にさかのぼるらしい。文学や伝説・民話も豊富で昔から多くの歌人や俳人が訪れてはその自然の美しさに心を打たれ数多くの作品を残している。参道に15名の著名な俳人の歌碑が並ぶ様に圧倒される。

北原白秋の歌碑

我が精進 こもる高尾は 夏雲の 下谷うずみ 波となづさふ
昭和37年11月、詩人でもあり歌人でもあった北原白秋の20回忌に高尾に初めて建てられた歌碑が迎えてくれる。


 白秋は、こよなく多摩を高尾を愛してくれた人の一人だ。時として山を散策し、また山房にこもっては瞑想したといわれている。

この歌は昭和12年白秋主宰の短歌誌「多摩」の全国大会が薬王院で行われたときの作である。仏舎利塔入口、設侍茶屋の前に大きな真鶴石に刻まれている。

この碑面の文字は、白秋のペン書きを拡大し刻んだものだそうだ。                                                                        「高尾薬王院唱」(『橡つるばみ』より)

東京で一番高い所にあるビアガーデン 高尾ビアマウントは夏の定番。

正月の初日の出から秋のもみじの絶景紅葉と、子供から大人そして高齢者に至るまで楽しめる山。世界一の登山者数との話も納得だ。

あまりに近所にあるせいか、このところ縁遠かった。

小学3年から5年まで薬王院の行事参加、遠足、キャンプ、中学の陸上部マラソン登山などしょっちゅう訪れた場所。

車で家から20分程度。今では、ちょっとした息抜きをすることが多く、参道で軒を連ねるとろろ蕎麦を食べて、ミュージアムを見てと、山登りはせずとも充分に楽しめる。

そして、行たびに懐かしさと変わらぬ自然を楽しんでいる。

● 多摩武蔵御陵

ちょっと休憩をとった後、高尾山から甲州街道を東京方面へ。東京都八王子市長房町の武蔵御稜(多摩御陵に併設)に向かった。今度はれっきとした森林浴・笑

参道入口のお水取り

わたしの父のお墓が同じ長房町にあるが、秋のお彼岸前に墓前の掃除もかねて訪れた。 

多摩武蔵陵 広大な入口から150本の京都北山杉が出迎えてくれる。
 

昭和天皇の武蔵稜墓地の手前の、宮内庁事務所でパンフレットを手に入れ、約400メートルある表参道の玉砂利を踏みしめながら一歩一歩進んだ。

落ちついた静かな森を歩きながら、一種神々しい空気のなか、マイナスイオンたっぷりの森林浴となった。

野鳥の鳴き声、まだ残る蝉の大合唱、新秋の虫の音を聴きながら、昭和天皇・皇后様の陵地を参拝した。

武蔵陵墓地には、多摩陵、多摩東陵、武蔵野陵、武蔵野東陵の4陵がある。多摩陵は大正天皇の御陵。その東隣の多摩東陵は、貞明皇后の御陵。そのひとつ、ひとつが遠く大変に厳かであった。

裏参道には小川が流れ、古池らしきものもあり、何とも言えない心の安らぎと癒やしを感じられる。昭和2年、稜所として選定されてから今年で90年目となる。

多摩武蔵御陵。

ここは、自然と調和しつつ、東京独特の雰囲気を醸す西多摩最大のパワースポット。

多摩武蔵御陵/所在地

〒193-0824 東京都八王子市長房町1833番地

【山川・東京秘境】晩夏を過ごすのにぴったり~憩いの秋川渓谷/黒茶屋で陶芸と籠に出会う一日

【ブログ更新112回】

昨日、夕方のTVで東京秘境の紹介(タカトシ温水の路線バスで!8/29フジTV)がされていた。

で、昨年、5月にカフェと陶芸、籠ショップに立ち寄った時のフォトと簡単な店舗紹介をまとめてみた。

(2019年5月 記事から抜粋)

東京三大溪谷のひとつ、秋川渓谷を通り黒茶屋という川魚料理の料亭と庭園カフェに寄った。※店名下の店舗サイトのリンクをぜひ、開いてみて。素晴らしい庄屋お屋敷と癒しの景観が見られる。

水車が回る庭で、照明が美しいギャラリーの水彩画を拝見したり、勾玉豆腐という岩清水で作る滋味深い豆腐を頂いたり、センスの良い陶芸や籐かごのショップを眺め品定めする優雅な時間。ステイするには丁度いいお茶屋でのんびりと過ごした。

お店の下段から渓流へ降りる事もできる。鮎釣りで釣り人が多かった。わたしはここは初めて。

8月~9月夏の終わりには、こんな避暑を訪れて渓流遊びや美味しい山里料理を味わい、趣味の籠や陶芸に触れる豊かな時間を持ってはいかが。

川のせせらぎ音に心身共に癒されるはず。帰りにはすぐ近くのイオンモール日の出で買い物をするのも良い。

わたしもこの秋、ぜひ、囲炉裏で焼き肉や焼き魚を味わいにこよう。

黒茶屋
住所:東京都あきる野市小中野167
電話:042-596-0129

※ 庭園内は自由に庄屋のお屋敷やショップを見て回れる。

(無料駐車場あり)




カラスウリは真夏の夜の夢【植物・エッセイ】

【ブログ更新109回】

カラスウリの花

● 憧れの音楽大学時代の生活


わたしの音大時代は練習につぐ練習とレッスンに明け暮れる毎日。

学校内にある小さな練習室(30室あまり)の予約を取るために急いで学校を目指し、ダッシュで予約を取り、そのまま、朝練習して、授業を受けて、その合間に個人レッスンを受ける。


ランチは時間が惜しくていつも、学食(小泉今日子さんの姉が勤めていた)のわかめうどんかカレー、売店のメロンパン、帰りは宿題をこなすために寄るマックでハンバーガーとコーラ。おやつはガーナ・ミルクチョコ(笑)ほぼこればっかり食べていた。

そんな、わたしの栄養不足を心配した友達が何人か、代わるがわる下宿へ呼んでくれ、野菜とお肉の手料理を食べさせてくれた。まったく感謝だよ。

お返しは、オペラの伴奏をしてあげていた。みんな尻込みする伴奏。それは有名な歌手の方々(○○久美子さん、中嶋○○さんや友竹○○氏)などのそばでレッスンするから。わたしにとっては非日常が堪能できるキラキラな時間だった。

だいたい、みんなが嫌がることを買って出ていると、毎日が楽しく力もつく。

夢中になってピアノや大学の勉強に熱狂した日々。
 

わたしの音大での毎日は、ピアノ、声楽、アルトサックスと週3日の個人レッスンがあり、それを受けるためには膨大な量の曲をこなさなければならなかった(毎週10曲程度)そして、普通に一般教科の授業、音楽関連の授業と殺人スケジュールだったもの。

だから毎日が練習の主戦場だった。普通の授業もこなしながら演奏家になるための修業をするという現実を、身で体験した後にはどんなキツイ仕事でもやり抜ける自信がついたものだ。

要するにしぶとくなったのだ。

● 西田ゼミで学んだ旅と卒論


もっとも頑張った勉強は、意外にも「卒論」! だってまさか音大でも卒論があるなんて思いもしなかったから。無知よね。

その頃わたしの属する西田ゼミは西洋音楽史を基本に様々な音楽のジャンルを超えて、自由に研究するといった遊び?!がメインの素敵なゼミで、わたしはそこに入れて貰っていた。

西田教授はロマンスグレーのやっさしい叔父様だ。そこに二十歳そこそこの女子大生がワッと集まった。

とても人気のあるゼミで男子生徒はほぼゼロ(笑)先生の研究室というか談話室ではいつもお菓子とお茶が用意され、話が弾み、いい雰囲気の音楽も流れていた。

わたしは、ゼミに顔出しをする日は決まって、校内の就活センターを訪れた。このまま就職するか、専攻科へ挑戦するか・・・毎日悩んでいたのだ。

今でこそ、リベラルアーツ的学問が認知されている時代とは違い、即実践で役立つような技術や教壇に立つための指導法ばかりを勉強する毎日に、ちょっと疲れが出ていた。

専攻科でどうしてもやりたい研究とかがみつからなかった。己の知識の泉が浅すぎて湧き起こらなかったから、平凡なピアノ教師の道を選んだ。

唯一の励みは演奏家として舞台に上がるためにコンクールへの応募を挑戦すると決めて卒業までの半年を戦った。

しかし、夏休みになると、もう、就活のことなんか、ピッと忘れちゃって、日本中で遊ぶ~遊ぶために稼ぐバイトと、予定でいっぱい。


実はわたしの旅好きは、この西田先生との旅絵ハガキのやり取りから始まったのだ。

先生は1年のうち半分を山中湖の別荘に滞在していた。授業がある時は、山中湖からキャンパスのあった厚木のビジネスホテルに泊まるんだと聞いた。

いつも他愛もない個人的な話を絵ハガキで知らせてきてくれていたのだ。ちょっと信じられないけど。

先生から届いた、紅葉の美しい山中湖の絵ハガキはわたしの宝物だった。


私と言えば、神津島に行った時や、仲間たちと富士山に登った時などに現地から絵ハガキを先生に出していた。

先生は生徒からの絵ハガキを何よりも楽しみにしてくれていた。

そんなやり取りも2年を過ぎ、いよいよ秋。「卒論」の話がみんなから出て来た時分に先生は、テーマが決まったら持って来なさい!と。

で、早速、持っていったら、「あなたは、原稿用紙60枚以上は書きなさいよ」と、驚き。

「それぐらいできるでしょ!」っと、軽くあしらわれてしまった。

「普段、あなたとの会話の中にはオモシロエピソードが溢れているんだもの、あれだけしゃべれるのなら、ぜひテーマに沿った文章をしっかり書いてみたらいいよ」と、いつになく真剣だった先生。

テーマは「音楽の持つ普遍性と消耗品への動向~これからのポップスの行方」と決まった。

先生は、「長文を書いておけば、絶対、将来役に立つよ」と自信満々で言っておられた。

そうか!それならと、調子に乗ってその日のうちに原稿用紙を100枚買い込み、音楽雑誌を20冊、各種様々な音楽のLPレコードを20枚、音大内の図書館で借りて、友達の車で家まで運んだ。

それから約2週間、まったく遊ばず、閉じこもってLPを聞きまくり、構成を練り、雑誌を読みまくり、その後、延々と書きまくった原稿は結局200枚にもなった。無我夢中でね。

推敲に推敲を重ね少々無駄をそぎ落とすも、160枚で脱稿。

結果は苦しみながらも見事、優の成績で無事卒業できた。

その後、出遅れた就活でも大手音楽産業メーカーへの就職が一発で決まり、意気揚々な音大生活の終焉だった。懐かしい36年前の話。

ちなみに160枚の原稿は学内の優良原稿として写し保管されたが現物は潔く捨てた・笑

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● カラスウリの花は真夏の夜に咲く

                 

今でも西田先生が長文挑戦への道を開いてくれたのだと感謝に堪えない。

西田先生、いっつもカラオケはユーミンばかり歌っていてごめんなさ~い。

いつも先生が言っていた「若い時って何でも躊躇なくできちゃうもの~あんまり深く考えなくてもね」と。

本当にそうだった。

いつもあまり寝てなかったけど。

先生の持つ教養は最高だった。

今日、家の植え込みに咲いていたカラスウリをみつけた。

この不思議な花は、夜になるとどんどん糸を垂らして、

グルグルと旋回しながら咲き誇る。

まるで、36年前、卒論と戦った真夏の夜の夢のよう。

からすうり

  卒業写真  荒井由実    ♪ 悲しいことがあると開く皮の表紙  ♪




【山滝・東京秘境】払沢(ほっさわ)の滝~東京で唯一「日本の滝100選」に選ばれている滝、1日中ただで遊べる♪

【ブログ更新101回】

夏休み最終。新型コロナウイルス感染対策で東京から一歩も出ない!と決めていた。それでも東京には驚くほどの大自然がど~んと西の端に君臨している。

で、家から約1時間で着く、実は初めて足を運んだ払沢の滝。東京で唯一「日本の滝100選」に選ばれている払沢の滝は、東京都の最も西に位置する檜原村にある。

払沢の滝は四段からなっていて一段目は落差26m。全段で合わせて60mの落差にもなるがが、実際に下から見えるのは一段目と二段目。

で、今回は二段目の小さな滝つぼで水遊びをしてきた。※サンダルは必須。忘れちゃった(泣)

第二段の滝つぼで遊ぶ
驚く綺麗さの滝つぼの水

今回は行かなかった、山頂付近の滝源流の画像は拝借した。

払沢の滝

第二段までのアプローチを紹介しよう。

まず、払沢の滝入口とある豆腐店「ちとせ屋」を車で入れば、村営駐車場(30台・無料)がある。

ちとせ屋では、その場で店主が揚げているとうふドーナツが絶品で、いつもは行列ができてるらしい。今日はあいにくの定休日。

豆腐店ちとせ屋

しかし、村営駐車場は夏場には早朝からすぐにいっぱいになるので、近くの小学校の臨時駐車場(豆腐屋から徒歩1分・トイレあり・無料)が用意されている。

広大な敷地の臨時駐車場

車を停めたら早速、徒歩15分ほど歩いて払沢の滝(入場料なし)を目指す。登山道は檜原産木製チップが敷かれていて、ふわふわの歩きごこち。勾配もゆるやかでとても歩きやすい。

足の優しい木道

途中、東京最果て、森の郵便局に立ち寄る。しかし、今では営業されていなく残念。

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歩きながら、途中の小さな滝つぼを写真に撮りつつ、歩き続けること15分。

沢の水のきれいさに唸る
岩しだれの滝は涼しげ

段々山深くなって行く感じ。それでも軽いトレッキングの様相だ。

滝つぼ到着

そうしているうちに大きな滝つぼに到着。森のマイナスイオンと、滝から溢れるマイナスイオンとで、汗が自然と流れるが、実に爽快な気分。小さな子どもたちも滝つぼに入って遊んでいる。平坦な場所は安心して遊ばせられる。

この先、天狗滝~綾滝~つづら岩と登り詰めていくと、冒頭の細い滝源流にたどりつく。冬場は凍り付いて、60mもの滝が氷結する姿を見られるが、ここ数年温暖化で氷結しないのだそうだ。

また、ライトアップもされる冬場にも見にきたいものだ。途中、山アジサイも木漏れ日を浴びてきれいだった。

山アジサイ

帰りに寄る人が多い、山のカフェ「やまびこ」は画廊にもなっていて個性的な建物。かき氷を頬張るお客さんでいっぱいだ。

顔が目印のカフェ「やまびこ」

秘境といっても、バスも発着所がすぐにあり、エコトレッキングセンター(観光案内)もあり、冒頭に記載した臨時駐車場も整備されていて、トイレもどこもとてもきれいだった。

先週、TV番組(出没!アド街ック天国・TV東京)でも奥多摩特集で取り上げられたばかり。現在、東京の大人気スポットだ。

一日でかなりのスポットを回れるだろう。計画を綿密に立てて行かれると良い。地元の産直で秋川野菜やとれたて沢わさび、おやきなどを買うのも楽しみ。秋川渓谷~奥多摩~御岳の滝巡りとトレッキングの旅。

滝の町にて

しかも、この先には都民の森(無料施設)や日原鍾乳洞など、秘境観たっぷりな大自然が待ち受ける。以前のブログから「美しい東京 都民の森・奥多摩湖」を載せておこう。

まだまだ行ききれてはいない、美しい東京。

東京の温泉(つる肌全国1位)~東京三大溪谷をただで遊ぶルートのご紹介【山川・東京秋川溪谷】

【ブログ更新98回目】

夏休み2日目。家から車で40分の秋川渓谷へ、夫と出かけて来た。

石臼橋の上から撮った秋川渓谷の源流

東京都には、等々力(世田谷区)・御岳(青梅市)に秋川渓谷(あきる野市)を合わせて3つ渓谷がある。

生まれも育ちもずっと東京都の多摩地域で暮らしてきた私には、幼い頃、蒸し暑い盆地の夏の避暑として、ここ秋川渓谷が家族や知り合いで気軽に出かけられるところだった。

今は、圏央道も走る秋川街道沿いに、しばし、ドライブするとJR武蔵五日市駅に出る。ここからが秋川渓谷のはじまりだ。

今も昔とかわらず、浮き輪やビニールボートなどを売っている雑貨屋やコンビニが何件かある。

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途中で秋川の名物おやきを買い食べながら、山間の清流を横目に、澄んだ空気を感じる道をどんどん入っていく。新緑まぶしい中の運転は心地いい。

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途中、こんんな看板が!今まで遭遇経験あり・笑

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つる肌日本一の源泉を誇る瀬音の湯に到着。朝8時に家を出て、途中3回の渋滞に巻き込まれてしまったが、9時過ぎに到着。

瀬音の湯

ここから、今までまったく触れてこなかった、あきる野市の名勝「石臼橋」から望む、秋川渓谷の清流を眺めようと駐車場(瀬音の湯135台分無料Pあり)をあとにし、歩き始めた。

トレッキング中

山合いを歩く事3分。急に見晴らしが開け、細長い橋が見える。その下を溪谷に入って行く人達の姿が!

石臼橋

わたし達も橋を渡って、急いで渓流のたもとに降り立った。本当に嬉しい!この地帯は十里木という場所で、秋川渓谷屈指のBBQスポット。よくTVの情報チャンネルに登場しているから、ご存知の方も多いだろう。

今朝もここへ行くために相当数の車が渋滞をしていたのを見ていた。だからその源流に無料で降り立てたのは最高に嬉しい。(本来、駐車場、渓谷へのアプローチ、BBQ、キャンプ施設など、それは、それはお金のかかる景勝地の遊び場だ)

水に入るわたし

わたし達のような、ちょっとドライブがてらに渓流に来て、足だけでも浸かって涼を取る人達が、日陰にレジャーシートを敷きのんびり水辺で遊んでいた。

驚くほどの水の冷たさときれいさ。ずっと眺めていたくなる源流の風景。

轟轟と滝つぼに落ちる水の音に癒されて浮世の憂さを忘れる。

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瀬音の湯も素敵なロッジに宿泊でき温泉にも入れる。渓流で遊んだあとは、温泉でじんわりするのも乙なもの。でもわたしの本当のおススメはこの源泉の足湯。もちろん無料!

今回は、温泉も足湯も利用せず。営業中だったが、コロナ不安がなくなってからにする。でも、周りはどんどん利用するために私設へ入館していた。

瀬音の湯 中庭

つる肌日本一を獲ったこちらの源泉は入ると、肌がツルツルになる。一度お試しあれ!