★2024年2月28日更新 早朝ディ・キャンプを楽しむ~コロナ禍でのささやかな遊びと道具のお試しをする【山/キャンプ・キャンプ道具】

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今朝、良く晴れて風も穏やか。これなら、「つどいの森」で、ディ・キャンプできそう!と、朝6時からいそいそと準備を始めた。

家から車で15分足らずの場所に、東京では、めずらしい、予約なしで無料のディ・キャンプ場がある。

ここ「つどいの森」は野営(泊まり)はできないのだが、開門朝9時~夕方5時閉門まで、晴れていれば遠くに富士山が見え、市内を見渡せる眺めのよい高台の広域芝生公園だ。

すでに1台待ち。やっぱり早めに来なくっちゃね。9時オープンではあっという間に5台入ったもん。もちろん無料P。公園全体では30Pあるけどかなり歩くの。

                   ★

さて、わたしの趣味の基本は、低山(1000mぐらい)の山登りだから、キャンプしないで済む装備にしたいのが本音。

一方、夫は山よりもディ・キャンプがしたいという。意見が分かれたから、今回はディ・キャンプで、山登りに持って行くコーヒーや軽食を作る燃料を試すのを目的に用意をして行った。

で、「つどいの森」では、現在BBQ禁止(自粛)という案内がされていた。公園や山なら大丈夫というわけではなかった。残念。

そんなこんなで、BBQは諦めて、固形燃料でコーヒーを淹れチーズとパンを焼いて試してみた。小型バーナ―や炭火はまたの機会にしよう。

わたしは、小型バーナ―、練炭や炭火、固形燃料のそれぞれを試してみたかったんだ。実際、今日は固形燃料でコーヒーを抽出してみた。美味しいけど熱々からは程遠い。

先週、高尾山で小型バーナ―を使い「高尾そば」を茹でる動画を観た。小型バーナ―でも少々ぬるいそうだ。そばがもそもそする~~~とか、言ってた(笑)

山にはウルトラライトハイク(極端にモノを減らして登る)これで行く。低山ならではの身軽な装備に憧れている。

だから、コーヒー一杯のために重量オーバーとまでは言えなくとも小型バーナ―は必要でないのかも。

でも登った後の熱いコーヒーは最高のご褒美だから諦め切れないの。もうね。燃料関連はいつも最重要で、検証が大事なのだ。

重い荷物は絶対にイヤだし、無理だし、ホント、迷いの境地(笑)

今朝の寒さ(風が強い!)にも、完全防備して3時間のディ・キャンプを楽しんできた。その日、その日でできることが変わってくる自然の中での遊び。

きれいな眺めを存分に楽しむコロナ禍のディ・キャンプ。翌日の仕事に響かない、低装備キャンプは本当にいいストレス解消になる。

おススメよ。

片倉つどいの森」情報先→https://www.city.hachioji.tokyo.jp/shisetsu/109/p011932.html





★2024年2月22日更新 若い頃の散歩と歳を重ねてからの散歩~散歩ライフのご提案【トレッキング・散歩の楽しみ】

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散歩とは・・・散歩とは、気晴らしや健康などのために、ぶらぶらと歩くことである。散策(さんさく)、そぞろ歩き逍遥(しょうよう)ともいう。(wikipediaより)

昨日、枝垂れ梅を探して、我が家からは車で15分ほどのある町へ行った。

そこは、高台のハイソな住宅街を抜けて、一気に坂を下った場所にあった。信じられないくらいの昔ながらのあぜ道。

こんな道を最高のお天気の中、梅香とともに靜かに散歩する。これ以上の贅沢はないかも。

人もほとんど歩いていない。広い田畑があるわけじゃないから、その場所はまるで蕎麦打ちをする楕円のお盆のような、ぽっかりと空いた空間みたいだと感じた。

のどか・・・とは、本来こういう場所で発っせられる言葉だろう。枝垂れ梅も素晴らしかったが、あまりののどかさに、「来れて本当に良かった」原風景だった。

これぞ、まさしく、歳を重ねたからこその、目的のある贅沢散歩だ。

若い頃の散歩も同様に、どこか目的の場所を訪ねて楽しむものだった。それは、流行りの名物をたべたり、見たり、買ったり、思索に耽ったり、そのひとつ、ひとつが楽しかった。

結婚前のデートも、はたまたひとりの思索に耽る散歩も、歩くという行為だけで充分だった。

子どもが生まれてからは、散歩の在り方も一変した。彼の機嫌が良くなるように、元気いっぱい遊ばせられる広い公園へ出かけた。

夫もわたしも平日の仕事が立て込んで疲れもピーク。それでも、子どものために頑張って公園や里山で軽いウォ―キングをして、疲れを発散していた。

ここで、思うことは「散歩」という響きの持つ優雅な感覚ではなかったってわけだ。

ただただ、外へ出るそれだけなのに、こんなに子どもが喜ぶんだったら、いくらでも!という挑戦的なものが、我が家の「散歩」だったのだ(笑)

時を重ねてきて、今は多少の目的を作り近場の「散歩」に勤しんでいる。コロナ禍の東京では感染率も下げ止まり傾向にある。

まだまだ、油断はできない。散歩も人の少ない時間を選んで出ている。

仕事や家事で、有り余る時間があるわけじゃないからこそ、何とかひねり出した時間を無駄なく楽しみたいものだ。

昨日は、枝垂れ梅のあと、美濃焼の器を求めて、とあるショップへ。ご飯茶碗を2つ、新調した。

それから、アウトドア専門店で、ランタンを購入し、それだけに留まらず、夫が前から欲しがっていた、ホーローのコーヒーカップ(驚くほど高い!)を買ってあげた(笑)

※ ホーローカップ/メーカー・・・キャプテンスタッグ https://www.captainstag.net/

こんな、散財も、優雅な散歩のお土産。

さあ、最高の季節がもうすぐ到来する。

この春はどこで満喫するか、早めの仕込みが大事よ。

★2024年2月21日更新 亡き母も愛でていた枝垂れ梅を見に行く~ボタニカル・ライフ⑤【植物・枝垂れ梅】

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枝垂れ梅・・・枝垂れ梅花言葉は柔らかさ、華やかさ。

花言葉:潔白、忠実、高潔、気品、清香、上品な美しさ。

先日、友達から「○○町の枝垂れ梅が咲いたよ」と写真を見せてもらった。

ああ、そうだった。あの見事な枝垂れ梅を今年こそ見に行かなくっちゃって。急いで友達に場所を聞き、日本晴れの今日、絶好のタイミングで鑑賞できた。

この枝垂れ梅は、6年前に亡くなった母も近所の友達と毎年見に行っていた。母は友達と見に行く枝垂れ梅を毎年、それはそれは楽しみにしていた。

枝垂れ梅の鑑賞後は、近所の喫茶店でみんなで淹れ立てコーヒーを味わう。

そんな楽し気な姿を写真に撮ってもらい、遺影にしようと準備をしていたほどだった。

だから、わたしは母の大切な日に割り込んだりはせず、ずっといつかひっそりと枝垂れ梅を見に行こうと思っていた。

しかし、忘れていたんだ。一昨日までは(笑)

で、久しぶりに会った友達からの情報に、急に色めき立ったわけ。持つものはよい友達よね。感謝しています。

個人のお宅の横(敷地内)にある巨木で、周辺には道祖神がまつられている、昔ながらのあぜ道に見事に咲き誇る枝垂れ梅がそびえ立っていた。

枝垂れ梅を一通り撮影した後は、多摩川沿いの土手まで散歩。帰り道には白梅の畑がありここでも撮影。

今でも残る昔ながらのあぜ道には驚くほどの癒しがある。薄紅色の見事な枝垂れ梅や白梅からもむせ返るほどの香りが漂っていた。

髪や服に梅の匂いをまとって、2月19日にオープンしたばかりの近所のMacに立ち寄った。

2階の眺めのいい席でソフトクリームを食べて帰ってきた。

そうそう、枝垂れ梅のそばで、桜の開花も見つけたよ。今年は暖冬で3月18日開花予想の東京だ。

あまりの暖かさにちょっと焦っちゃったかも(笑)

まだ今月は梅を楽しみましょうよ。

バレンタインはウインドーショッピングと焚火cafeでなごむ~東京都昭島市/MORIPAKE・Outdoor Village【キャンプ・アウトドア系ショッピング】

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最高のお天気だった昨日、バレンタインデーは、昼過ぎに家から車で20分の昭島市にある、モリタウン・アウトドアヴィレッジにウインドーショッピングしようと洒落込んだ。

いつも仕事で行く場所だけど、目先を変えれば違う楽しみ方ができる。

コロナ禍で、もう、この1年以上、まともな買い物とか、全くといっていいほどしていない。単に密を避けるだけではなく、興味の対象がさらに研ぎ澄まされて、普通のショッピングでは物足りなくなっているからだ。

メディアで知る、各SNSの流行やスイーツやファッションの流行りなどは、一応押さえてはいるけど、それはそれで追い続ける気がしない。

ただ、せっかくのバレタインだから身近なところで、夫と趣味を共有しているアウトドアの専門店をウインドーショッピングする休日とした。

モリタウンとは

JR昭島駅前に広がる夢と森につつまれたショッピングセンター。
飲食店や各種専門店、映画館などが揃い、お買い物からエンターテイメント・サービスまで、ファミリーで楽しめる。(参考資料;http://akishima-showa-no-mori.jp/moritown/index.html)

この駅前一帯の一部にある、アウトドア系専門店が並ぶアウトドア・ヴィレッジで、ウインドーショッピングをするのが目的。

ここで、今の最新のアウトドアグッズを眺めたり、施設内にあるウォ―キング用の200mあるtrailレーン(木道)をウォ―キングしたり、ハンモックに揺られたりと、アクティビティも楽しめる。

また、何と言っても最大の見どころは、ボルダリングのクライミングウオールが2ヵ所あり、そこでクライマーたちが習練に励む様子が見れるのだ。

プレイ場にあるクライミングウオールは約13m。道を挟んだもうひとつのスーパークライミングウオールは、国際競技基準に則った ワールド・クラスの大会開催 が可能な高さ16.5mのウオールだ。

また、ヨガスタジオにも、約5メートル、延長56mにも及ぶ屋内クライミング施設を備える。

                 ☆彡

JR中央線から五日市線、青梅線と乗り入れる駅前にあるアウトドアヴィレッジは国内最大級の都市型アウトドア専門パークだ。

奥多摩十座などに登山するクライマーやキャンパーもここに立ちよって、グッズや情報を仕入れるのだそう。

わたしたちのウインドーショッピングは、Colemanで、小型バーナやケトルを見ること。新しいスタイルの3人用テントで寝てみたり(笑)

ここで見ておいて、実際にバーナとかは地元の量販店で安く購入する。ウインドーショッピングをよくしておくことが大事なの。

で、数店舗のウインドーショッピングを終わらせたら、クライミングウオールのある広場で開催中の焚火cafe(オープンは午後2時~5時・不定期開催)に行き、焚火で焼くマシュマロと甘いココアを頂ける。これはすべて無料。(ただし、マシュマロがなくなったら終了)

風が強くて、火元が大丈夫かと思ったけど、割と大丈夫。薪がどんどん燃えて、あっという間になくなる。小さなお子さんが多く、ここも密になりやすかったので15分で退散する。

現在、仕事先でも商談はできるだけ抑えてまとめ、15分滞在にするようにしている。そういった行動抑制がまだまだ必要なコロナ禍だ。

約2時間ほどのウインドーショッピングだったけれど、それなりにストレス解消にもなり、お互いの共通の趣味で飽きずに楽しめた。

だってバレタインだもの。

いくつになっても、たのしまなくっちゃね(笑)


週末は「忘れ去られた古城跡」を攻める①~片倉城 / 片倉城跡公園【山・山城コンプリート①】

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先週、隣町の日野市・平山城址を訪れてから、我が街の山城を巡る週末を送りたいと思っていた。

市内の山城は7つ。まずは、30mの超低山である片倉城跡へ出向く。我が家からは、車で15分。国道16号沿いに所在している。

そして、迎えた週末土曜日。日本晴れ。3月下旬の暖かさ。

ただ、緊急事態宣言下の東京では、昼間の人出もできる限り軽減するとの方針で、山歩きであっても、早めに行ってっくるようにしている。

7時~8時 毎週の恒例、北野卸売りセンター市場での買い出し。ここで、一週間分の食料を調達する。

9時~11時には、近くの片倉城跡公園に出向く。ここでは、山城をトレッキングするのが目的だ。まず、もっとも見晴らしのきれいな二の丸まで一気に登る。

ここ、二の丸は、息子が赤ちゃんの頃、おぶって登った記憶がある。たかが30mだけれど、よく登ったな・・・と。

低山トレッキングを1時間ほど楽しんで下山、家に帰る。

で、お昼には、市場で買い出した食品を収納したり、野菜や肉は下処理をして保存したりしながら、ホームメードのお菓子を焼いたりする。

仕事が休みの週末、家事もしながら、山城にも行ってくるアクティブな週末を過ごすのが、この数年、めっぽう気に入っている。

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片倉城の由来・・・片倉城(かたくら-じょう)は、東京都八王子市片倉町にある標高30mの平山城(ひらやましろ)で、扇谷上杉氏の家臣・長井氏が築城したとされている。


もともと八王子は、平安時代中期以降、武蔵七党・横山党の所領であった。
1213年の和田合戦にて横山党が没落してからは、大江広元の領地となる。


そして、室町時代に大江広元を先祖とする大江備中守師親、又は、長井時広が片倉城に在城又は築城したと言われているが、根拠には乏しく諸説あるようだ。


ちなみに、大江広元の4男は所領のうち相模国毛利庄(厚木市)を相続して毛利家の祖となる毛利季光

武功により安芸国吉田荘の地頭職を与えられると戦国大名毛利元就、そして幕末の長州藩主・毛利敬親へと繋がって行った。資料先→https://sirotabi.com/12371/

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今日は、頂上の本丸と住吉神社はスル―し、もう少し距離を伸ばして、奥の沢から見返り台まで歩いた。

しかし、見返り台とは名ばかり。まったく普通の低地で、菖蒲園わきにちょこっとプレートが見つかった(泣笑)

1時間もあれば、ぐるっと回れる山城。

今月末には、スプリングフェメラル・春のはじまりを告げるセツブンソウが咲く。

そのあと、一気にキクザキイチゲ、ニリンソウ、この公園の名物カタクリ、バイモユリ、可憐な草花がそこかしこに咲く山野草の宝庫なのだ。

夏場には、菖蒲が咲き誇る菖蒲園と水車小屋が涼を感じさせる。

野鳥も多く、今日は寝ているカルガモを撮ってきた。

見どころの多い片倉城跡公園は、国道16号沿いに所在し、春から夏は、駐車場(10台程度)が開門と同時にいっぱいになる。

片倉城址公園脇には、蔵cafeもある。

タイミングがあえば、ぜひ挽き立てのコーヒーを頂きたい。

【片倉城址公園・アクセスその他】

片倉城跡公園・アクセスなど→http://umoretakojo.jp/Shiro/Kantou/Tokyo/Katakura/index.htmスポット情報)

蔵cafe ブリックス→https://www.happy-town.net/archive/23005(スポット情報)


源平合戦のいにしえを思う /平山城(ひらやましろ)を取り巻く多摩丘陵北部を歩く~都立長沼公園【山・丘陵トレッキング】

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わたしの住む街には「八王子城址」を始め、7つの山城が点在している。お屋敷も5つある。

山城好きのわたしは、今年も改めて、一城址づつ、山城トレッキング攻めをしてみようと計画中。これはワクワクするね(笑)

昨日、急に思い立って、お隣の日野市と八王子にまたがる多摩丘陵の北部に位置する「都立長沼公園」へ午後一番で出向いた。

ここは、昭和55年開園当時に父親と登った丘陵だ。意外と急な登りに大変だった記憶がある。

もう、大人だし、ちょろいはず・・・と、軽率にも普通のハイキングみたいな恰好で出かけた。

過去の記憶をたどりながら、都立長沼公園の駐車場までやっとたどりついた。

昔ながらの農家の用水路が両脇にあるあぜ道を、落ちないようにゆっくりと車を走らせて、約5台ほど停められる駐車場(無料)に入れて早速、丘陵トレッキングへ。

もうね、ウソみたいな急斜面を登るルートを選んでしまったために少し気持ちが萎える。

急斜面には木で作られた階段があるけれど、それ自体が急でちょっと怖いかも。それでも、どんどん登って行った。

30分ほど、登った場所に別の道が現われた。

「平山口」それは、多摩丘陵北部のクライマックス「平山城址」へ抜ける道だ。

● 平山城(ひらやましろ)とその由来・・・平山城(ひらやましろ)は、平山季重に関連すると考えられる城で、現在、日野市平山城址公園となっている。

この平山季重(ひらやますえしげ)は鎌倉時代の武士で、武蔵七党・西党の最大勢力として平山氏(日野市)を名乗り、一ノ谷の戦いでは熊谷直実と先陣争いをしたことで知られる。


本姓は日奉(ひまつり)。武者所と呼ばれた。


横山党の八王子と領地が近いということもあり、横山党とは仲が良い。

平山季重は1156年、保元の乱の際に源義朝に従い、1159年の平治の乱では源頼朝の長男・源義平に従った。


この時は、待賢門の戦闘で平重盛の軍勢500騎に対して、17騎で戦いを挑む言う武勇が見受けられた。

この後の戦いは省略する。

さて、「平山城」があったとされるのだが、築城年代は鎌倉初期頃と推定され、城と言うよりは高台からの「見張り場」のような機能を持っていたと考えられている。

資料先;https://sirotabi.com/2030/

この源氏の土地を見守った人たちが通った道か・・・なんて源平合戦当時のいにしえを感じながら、やっと、長沼公園最大の見どころ、「展望園地」に着いた。

ここは、多摩丘陵200mを登り切ったところにある見晴らし台だ。遠くに見えるのが秩父山地、奥多摩十座、ぐるっと見渡せば富士山も見つけることができる絶景の場所。

その絶景の一部には、わたしの住む街とひよどり山も見える。

あまりの眺めのよさに思いつきでも来てよかったと、40年ぶりの訪問を心から楽しんだ。

途中で休憩時に近くを飛んでいた野鳥(ヤマガラ)もカメラに可愛く納まった(笑)

この都立長沼公園から隣の都立平山城址公園までは多摩丘陵の山道を縦走できる。次は縦走に挑戦しよう。

【ミニポイント】

※都立長沼公園→都立平山城址公園までは約7,9キロの道のり。

※都立平山城址公園には駐車場はなし。都立長沼公園に停めての縦走をおススメする。

※都立長沼公園は非常に切り立った登りがある丘陵。トレッキングシューズを履いて歩くのがベター。一旦多摩丘陵内に入ったら自販機などない。飲み物はあらかじめ持って登ろう。

【都立長沼公園の概要】

長沼公園の冬は木々の葉が落ち、一見寒々しい景色に見えるが、この時期ならではの見通しが効いた丘陵地らしい景観を見せる。

展望園地から北側に日野・八王子の町並みを望みながらの多摩丘陵トレッキングは人知れず人気がある。

京王線・長沼駅から徒歩5分。

広大な雑木林は元々そこにあったものだそう。東京都の手入れがされた木道もややあるが、どちらかと言えば原風景に近い。

そのためか、昆虫や植物の宝庫。また、関東ローム層など、古代からの地層を持つ地でもある。

所在地 / 東京都八王子市長沼町・下柚木・堀之内(番地なし)

 

今週のボタニカルライフをまとめる~国道16号沿い(神奈川県/相模原市・東京都/福生市;八王子市)にて【植物・ボタニカルライフ④】

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日テレ「沸騰ワード10」浅田真央ちゃんとタケノコ王の自然薯を探すハンター番組を今、見終わった。

沸騰ワード10/ ネイチャーまおちゃんとは?→将来、自給自足生活をしたいと語る国民的アスリート・浅田真央ちゃんが、白子タケノコの量産化で1億稼いだ静岡のタケノコ王に弟子入りする「自給自足生活への道」わたしの数少ない大好きなTV番組。毎回欠かさず観ている

今回も、仲間の山梨のキノコ王と鬼嫁とともに幻の食材「モンスター」を探し険しい山中へ。
古民家での冬支度も体験する。

今回もかなりネイチャーな険しい山にも挑戦し、時給自足を本気で目指す浅田真央ちゃん。今日の成果物は140㎝級のモンスター自然薯を見つけ掘り起こしていた。

いいなあ、子どもの頃、裏山で山芋掘っていた頃を思い出したよ(笑)

● 2月初旬のボタニカルライフをまとめてみた

わたしの今週のボタニカルライフをちょっとまとめてみた。ほとんど、仕事が終わってから午後3時~5時ぐらいの短い時間を充てて、季節の植物や山に触れてきた。

幻ではないけれど、めずらしい品種の山野草が咲きはじめると、例年の開花と今年の開花予想を独自で立てて、仕事に支障のない中での、山野草ハンターとなる時期になった(嬉しい)

その中で、撮りだめた写真を続けて披露して行こう。

① 梅園へ梅を見に行く(2月2日 神奈川県相模原市 相模原北公園)100種100本の梅園はまだまだ、蕾も少ない。ものすごい満開の梅を見に来月また来よう。

(今週のブログのトップに使用した、東電の花壇、北公園のガゼボは省いて紹介する。

帰りの相模原圏央道ICモールコピオ相模原でひと休みする。丹沢大山が美しい。手前に見えるのが丹沢大山。1000m級の低山だが、比較的登りやすい。

過去に一度登った経験がある。名物は丹沢山渓が生んだきれいな水を使う「大山豆腐

少し固く、しっかりとした豆腐は湯豆腐に最適。多摩地域では三和などで手に入る。

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② 福生の仕事先から望む富士山。いつも利用する駐車場から見える雪の富士山を最大Zoomで撮影。(2月4日朝 東京都福生市)

福生市と言えば、米軍基地の街。英語他、他国語で書かれた看板が何キロにも渡る。

毎月2日は仕事で訪れる。

国道16号も航空機を横目に見ながら運転する非日常が味わえる街だ。

③ ひよどり山/153m(2月5日 東京都八王子市)の福寿草を見に行く。

福寿草は典型的なスプリング・エフェメラルであり、春を告げる代表的な山野草だ。

多くは人の手で植えられたものが根づき、毎年その場所で芽吹くのだそう。ごく少数の自生先は遠く、九州、北海道やロシア、アムール川の沿岸など。

低山ハイクの途中で枯れ木を中心に写真を撮るご婦人と出会い、わたしも一緒に美しい枯れ木スポットで写真を撮った。これは新しい試み。もう、楽しくってしょ~がない。

福寿草

雑木林の枯れ木

雑木林で出会ったご婦人は、完璧な低山ハイクの装備。わたしは仕事帰りの装備なし。馴れたひよどり山でも夕方は思った以上に寒くなる。ご婦人の装備はやや凄かったけどね(笑)

今週は、山(丹沢山渓・富士山・ひよどり山)の3ヵ所を眺めたり登ったり。自然公園(相模原北公園・都立小宮公園)2ヵ所を訪ね、福生の梅の名所「神明社」にも行ってきた。

● 地味な植物に心惹かれる理由

若い時は「桜」しか目に入らなかった。

山野草好きな年配の知人から「あなたも「そういう歳」になれば、梅の美しさに気づくわよ」とも言われた。

それ、本当。

もう、「そういう歳」になったんだね。

華やかさを追い求めない清廉さとでもいえようか。

季節の移り変わりをこんなにも楽しめる「そういう歳」というものは。

我が家の前の造園の白梅がこの連日の暖かさでほころびはじめた。

家のまわりの植物もそのうちまとめてみよう。名前や由来も入れて、エピソードも添えて。

溺愛する植物や登山の季節が迫ってくる。

仕事が手につかないほどではないけど、目前の仕事をしっかりやることで、コロナ禍で遠くへ行けなくても充分過ぎるほどの息抜きが叶う。

普段、平日の外回りで行ける場所を今年は毎週、押さえてみようと考えている。自然が豊富な場所で仕事ができる幸せは計り知れない。


自分らしさを見つける行い~それは「エッセイを書くように街を歩いて見つける」(ボタニカル・ライフ③)【暮らし・植物 / 歳時記】

【ブログ新規追加260回】

● 自分のご機嫌を取るために用意したモノ

立春を晴天で迎えた。

立春は中国では旧正月。新しい年が始まったところなんだね。

わたしも、立春に今一度、「この一年を好きなことで埋め尽くし輝くため」に小さな手帳を用意した。

今さらとかは、まったく思わない。

小さな手帳に「宝モノみたいな好き」や「欲しいモノ」や「やりたいことがら」をいっぱい書き集めて、ワクワクしながら眺めている(笑)

自分のご機嫌は、自分でしっかり取るのが大事よ。

● 自分のご機嫌を取る行動は、光輝くお花を愛でる場所に行く

といっても、この行いは、特別な場所などではない。

日頃、外営業で回っている場所に、思いがけず美しい花壇があったり、遠くに輝く山々が煙るような時期にはカメラを車に積んでおく。

そして、仕事がひと段落したら撮影をするのが、わたしの最高のボタニカルライフ。

今日は、毎月美しい花壇を作っている神奈川県相模原市の東電へ。

ここは、知的障害や肢体障害を持つ人たちが一生懸命、丹精こめて手入れをしている街の街頭花壇だ。

今月は、パンジーストックビオラが植えられている。

だいたい、毎月季節の花に植え替えられているのが驚き。

この数年の記憶では、3月はノースポールだったかな。

香りもよく、青空に映える花たちが壮観に咲き誇る。

毎月、この花壇を見ることを本当に楽しみにしてきた。

念願叶っての今日は、一期一会に期待して2枚だけ撮影してきた。

● 自分らしさを見つけて輝くためには、ちょっと視点を変えてものごとを見てみる

平凡な日常をちょっと感動的に、色鮮やかにする方法があるとすれば。

それは「エッセイを書くように街を歩く」この行いに尽きる。

よくある日常的な事柄も、エッセイの中では、まるでドラマティックな映画のワンシーンのように描けるものだ。

もし、エッセイを書いてみたいと思うなら、自分の一日を書き出してみると良いよ。

あんまりにも書くことがない・・・というわけでもないのがわかるはず。

だって、お味噌汁の具にこだわってるかもしれないし、ご飯の炊き方にこだわりがあるかも。

ご飯とお味噌汁だけでも、充分に立派な一本のエッセイが仕上がるのだ。

その平凡だけれど、美味しいご飯とお味噌汁をどう表現するか?

好きな映画のヒロインを真似て書くとか、好きな作家の文体に寄せて書くとか、

いろいろ自由に書けるのがエッセイの魅力。

私たちの身の回りにあるごく当たり前のことが、なぜエッセイになると印象的なものになるのか?

それは作家が、私達とは違う視点から日常を切り取っているからだ。

だから、わたしみたいな普通の人でも、ほんの少し視点を変えることで、いつもの風景が特別なものに変わりうるから、文章の世界は楽しいんだ。

                ★

パンジーやビオラは普通の園芸種。別に珍しくも何でもない。

それが、身体の不自由な人たちの「手」で愛情込めて、植えられて見事に咲き輝いている光景を、いつか写真に撮ってみたかった。

かっこをつけなくても、飾れなくても、無心に作業に没頭する彼らは充分かっこいい。

ドラマは、普通のところにあるものだ。

今年も普通の輝きをいくつ見つけられるかな。

★2024年1月31日更新 ボタニカル・ライフ②~福寿草(フクジュソウ)の花言葉は「幸せを招く」「永久の幸福」【植物・福寿草】

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昨日、夕方4時20分、いつもの場所に「福寿草」を探しに行った。

今年は、少し咲くのが遅い様子。

それでも可愛いつぼみがそこかしこに出ていた。

真冬の寒さも忘れてつぼみを写真に収める・・・ああ~しあわせ。

あんまり夢中になりすぎて、気が付いたら夕暮れが、すぐそこ。

今年も始まった、わたしのボタニカルライフ。

春の樹々や山野草に魅せられてもう10年近くになる。

毎年、必ず同じ場所に咲くとは限らない。一期一会の時もある。

人の手がかかっていない自生している山野草を見つけるハンティングも

醍醐味があるし、季節の山の美しい変貌を見られるのも最高。

⦿ 福寿草とは

フクジュソウは縁起の良い花。

フクジュソウは昔から縁起ものとして親しまれてきた。

現在も、新年を祝う花として、年末年始に販売されているものがよく見られる。

ただし、フクジュソウの本来の開花時期は2月~4月にかけて。

正月に飾られているフクジュソウは、ビニールハウスなどで促成栽培されたものになる。

                

寒い冬を乗り越えて咲く福寿草。

満開になるまで、見守っていこう。

★2024年1月15日更新 蝋梅「ロウバイ」~厳冬を彩る黄色い梅林を見に行く/ 東京都町田市・忠生公園蝋梅苑にて(ボタニカル・ライフ①) 【植物・冬の植物】

【ブログ新規追加243回】

1月、一番に咲く花の色は黄色だそう。

日本水仙や早いところでは菜の花、もう少しすれば、福寿草など。見るだけで元気をもらえる黄色い花。

2021年は、毎月、美しい季節の樹々や山野草をこの植物コーナーで紹介していこう。

1回めは、香りと色が素晴らしい春一番の梅「蝋梅」

黄色い花の代表は、この植物ではないだろうか。

蝋梅「ロウバイ」と呼ばれる、まるで蝋燭みたいに、薄い乳黄色の梅。今日はその中でも、最も黄色い「「満月ロウバイ」を中心に蝋梅の林を訪ねてきた。

ここ、町田市忠生公園は、仕事先の目と鼻の先。今日は、昨日とうって変わってとても寒かった。

曇天の中、約30分ほど、蝋梅の林で写真を撮り続けた。

蝋梅は、独特の香りがすごく強い。

寒気が山肌を覆う早春、ロウバイの芳香が漂ってくるとホッとした。

2年ぶりの訪問で、ああ~帰ってきた・・・という気分が高まった。

人を幸福にしてくれる香り。

甘くフルーティで、微かに石鹸のような清潔感がある香りは春の予感さえ醸し出す。

さて、蝋梅の林をご覧ください。


蝋梅の簡単まとめ

冬のため花の少ない時期だが、暖かい太陽のもと散策するのもいいものだ。(今日はあいにくのお天気・泣)

ロウバイの花は小さな花だが、逆光のなかで観察すると花弁が透けて、とても綺麗に感じるもの。

花の由来は唐の国から来たこともあり唐梅とも呼ばれ、中国名も蝋梅であったことにちなむ。

別の説では花被片が蝋細工のようであったことからそう呼ばれる。

中国原産で早春に芳香のある黄色い花を咲かせる。「ろう梅」と書きますがウメと違ってバラ科ではなく、ロウパイ科という小さな科に含まれる。

ロウバイ科ロウバイ属の落葉低木。

1月から2月にかけて黄色い花を付ける落葉広葉低木である。

ロウバイの基本種は、花びら(花被片)は黄色で内側の花びらは暗紫色。
また、花やつぼみから抽出した蝋梅油(ろうばいゆ)を薬として使用する。

ソシンロウバイ(素心蝋梅)、マンゲツロウバイ(満月蝋梅)、トウロウバイ(唐蝋梅)などの栽培品種がある。

よく栽培されているのはソシンロウバイで花全体が黄色である。また、初夏に咲く同じロウバイ科のクロバナロウバイがある。
WEB記事より

東京都町田市・忠生公園(蝋梅苑)→https://www.townnews.co.jp/0304/2019/01/17/465448.html



蝋梅苑(ろうばいえん)には、現在、見頃のソシンロウバイやマンゲツロウバイなどが約84本近く植えられている。

ロウ細工の質感を思わす花からは、ほのかな甘い香りが漂う。

どこか懐かしい香りに包まれて幸せ感、倍増よ(笑)