★2025年5月23日更新 IKEAの精神を謳う冊子が会員限定で手にいれられる~無料の読み物(256頁)~フォトとエッセイが満載の一冊だが難点あり【暮らし・辛口の紹介】

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IKEAに行くと、季節ごとにその年のキーワードがふんだんに入った、素敵なカタログが無料で手にいれられる。

今年は、この分厚い冊子が入口にど~~んと、積まれている。

あまりの紙の厚さと重さにだいたいは、もらわないだろうな・・・(汗)皆、ちょっと手に取ってみて、パラパラめくりその場に置き直していたよ(笑)

いいや、フォトとエッセイがこれまたふんだんに載せられている冊子だもん、重くったっていいやと、帰りに頂いて帰ってきた。

しかし!この冊子、さっき気が付いたんだけど、不良品なのかしら?本の背表紙がない!

要するに、糸止めされただけの紙の束だった。これでは、本棚に入れようとは思わないな。第一美しくない。

ああ~~~、コスト削減かも(泣)

どんな素敵な内容であっても背表紙がなければ、これは「本」じゃない!

読み終わったら捨てられる、ただの紙の束。

この状態のものを会員限定でプレゼントとは、ど~いうことなんだろうね?

さっそく、冒頭の序文を読んでみた。

IKEAの歴史、創始者の大切にしてきたモノたちを滔々と述べて恰好はつけられているが、その文章も、どこか文法がしっくりこないというか、表現が日本語的ではないような・・・。

なんか、こんなモノでも喜んでくれるだろうとか、もし、IKEAさんがチラっとでも考えているのなら、大間違いかもしれない。(率直に言って、配らないほうがいいと思う)

日本人の慣れ親しんできた、紙や本の質、印刷の技術は世界最高水準だ。

だから、この冊子のクオリティの低さには、心からがっかりしたの。

この本のタイトルは「これが私たちの暮らしです」だ。

さて、どう思うか?

もう、CostcoもIKEAも飽きた!と、なる時が来るのかな?

センスの押し売りはダメよ(笑)

★2024年5月22日更新 30年ぶりに仲間が集まった~懐かしい仲間はまだ歌い続けてた~ひそかにリバイバルした話【暮らし・旧友に逢う】

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今日、30年ぶりに旧友二人と「立川いったい音楽祭り」で逢った。

「音楽祭りに参加するから見に来てよ!」と、メンバーから手紙をもらい、30年ぶりに馳せ参じたってわけ。

彼ら二人は東京理科大学の同級生。

その二人と出会ったのはわたしが19歳の頃。
YAMAHAポピュラーコンテスト、通称「ポプコン」のツアー参加で意気投合したんだ。それからすぐに3人でユニットを組んだ。

この二人、なぜだか仕事を獲ってくるのが絶妙に上手い。数多くのステージを経験させてもらった。

アマバンド一年生でも、東京理科大での初学園祭では、あの頃新人だたった竹内まりやさんの前座!とか、桜美林大学では、来生たかおさんのコンサートの前座も務めさせて頂いた。ああ、懐かしや~。

当時、誰もが歌い手を目指して、日々歌を作っていたんだよね。

しかも、こだわりは自作曲=オリジナルだ。

オリジナルだけを作り、歌い続けるのがみんなの夢だった。

今日も、イヤというほど新曲はなく、有名曲のコピーなんて絶対にない(笑)

わたしにとっての懐メロは彼らと自分の自作曲だったんだ・・・と、改めて思い出した。

だって、曲紹介の間に、わたしの自作曲「3号線を左に折れ」の話とか出すんだもの!それこそ、自分で作って、ずう~~~~~~~~~っと、忘れていた曲だったけど、彼らはちゃんと覚えていたし、今でも歌えるのだと(凄)

わたしは、もう歌えない。とうに、忘れてしまった(泣)

彼らは、自分の葬儀の時には「自作曲」を歌ってくれよ!と、今から頼んでいるのよ。ちょっと驚き!

バンド名は「fifty・fifty with miiko」だ。今考えてもいい名前だよ。

今ではユニットのキーボードさんは2代目となった。こちらも高校時代の同級生だそう。

彼らの演奏を応援しに来た友人たちもたくさんいたな。

素敵なご縁が彼らの回りにはいっぱいあったのが、本当に嬉しかった。

何だか、あまりの懐かしさに驚きと少しだけ、興奮したのだ。

だって、バンドだよ?!未だにずっと続けていたんだ。

それも40年。

別に有名になりたいとか、そんなのより、「ずうっと歌い続けて行こう!」って言っていたことを有言実行してきた彼らの「執念」にはほんと、恐れ入った。

圧倒された一日だった。

70代でも80代でも、ずっとやってるだろうね。

後にも先にも、わたしの最初で最後のバンド仲間の話だ。

すでに、毎年の年賀状が「安否確認」になってるし(笑)

それでも、お兄さん、お姉さん、ガンバ!(仲間より5歳年下だから、若ぶるわたしよ・笑)

※ 第11回 立川いったい音楽祭り2022

2日間の間、約150組のバンドが繰り広げるアマチュア音楽の祭典。

夫とジャンベのチームに参加した。アフリカンミュージックのジャンベの音には

ワクワクしたよ。もちろん未経験でもすぐリズムを取れる!

わたしの仲間の前にやっていたのは、ハワイアンチーム。

やっぱり、音楽の力って最高ね!

★2025年5月19日更新 「料理は集中と瞑想の賜物だ」【暮らし・軽いエッセイ】

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わたしは、主婦だからほぼ、毎日自炊をする。

自炊の一番のメリットは何だと思う?

素材を選べること?

価格を抑えられること?

好きなだけ食べられること?

どれも正解なんだけれど、一番のメリットは

「自分好みの味付けで料理が完成する」ことだと思うのよ。

だって、自炊でわざわざ嫌いな食材は選ばないし、嫌いな味付けにはしないでしょう?!

それに加えて、料理には物凄い「集中力増加」の効果も期待できる。

料理の様々なプロセスを考えて、食材の買い物をして、下ごしらえをして・・・とか、

何しろやるべきことが目白押しだもの。

ぼ~っとしててもできるのは3分待つだけのカップ麺だけ(笑)

わたしは、何かすっきりしない時、気分が晴れない時にはめっちゃ料理をする。

だいたいは肉料理で、煮込みも多い。

大きなお肉を食べやすくカットしたサイコロステーキに大根おろしをいっぱいとか、とにかく面倒くさいプロセスを選んで、なかば無心になって集中するのだ。

特に集中するのが大根おろし(笑)

で、大根おろしでひと汗かいたら、最近のマイブーム「檸檬サワー」をごくごく飲む。

とても料理とはいえない、下準備に全力で臨むのがわたし流よ。

あまりに大根おろしが好きで、キャンプ用品にもおろし器がついた2重シェラカップを夫が買ってくれたし(笑)

また、今、激高~い玉ねぎは大玉を1個買って、それはそれは大事にみじん切りにさせて頂く。

だって、みじん切りこそ、集中の際たるものだから。他のことを考えながら刻んで何度も指を刻んだ経験ありよ(泣)

だから、とにかく集中する。

これで、何となく気分もスッキリ!

炒めものも集中が必要よね。TVなんぞに気を取られて危うく焦がしてしまったり、熱~いフライパンの側面を触って火傷を負ったり。

ね、集中って大事でしょ?

つくづく料理には「集中力」が大事だって、今さら気がついた。

余計なことを考えながら味付けしたら、「へ~んな味」になっっちゃったことも数知れず(泣笑)

料理のプロセスがそれほど多くない!という人は、多分、調味料を計ってはいないだろう。

わたしも全く目分量派だもんで。

とにかく、注意力ややる気が散漫な時は、調味料を計って、手の込んだ料理を作るのをおすすめする。

ひとつ、ひとつのプロセスを丁寧に集中して、最高に旨い自分の味に仕上げてみる。

おそらく、料理の集中って深い瞑想に似てると思う。

その集中が「こころに安らぎを与えてくれる」んだから、瞑想だと言い換えられるのだ。

どうぞ、気持ちがもやっている時は、料理を作ろう!

やる気がなくって、カップラーメンとか、簡単にやっつけてしまうなんて、もってのほか!

時には時間をたっぷり使って、集中して料理のプロセスを堪能しよう。

さて、わが家の晩ご飯は(カニクリームコロッケ、じゃがいものソテー、鶏肉団子と大根の味噌汁、めかぶの三杯酢)これを用意する。

全集中して作るよ。

※ TOPの写真は、先日息子からもらったお土産。

ホテルメイドのリーフパイって、なぜあれほど美味しいのだろう。

包み紙やホテルのネームが入ったリボンがきれいでワクワクしたので一枚撮っておいた。

初任給どう使う?~わたしは母に時計をプレゼントした~今では形見となった時計の話【暮らし・初任給の使い道】

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5月もいよいよ来週は月末だ。新年度が始まって、新入社員の方々はどれだけ待ち望んでいるであろうか?初めての「お給料」を。

清新のこころざしで社会人となったものの「理想と現実の差」に愕然とした・・・などという声も漏れ聞こえてきそうだが。

初任給とは、5月病も乗り越えて、人によっては慣れない仕事に歯を食いしばって奮闘した証しなのだ。

思い出す話がある。

音楽大学を卒業したわたしは大手音楽産業に就職した。会社が運営する音楽教室でピアノやエレクトーンや声楽、リトミックを教える講師として入社した。

だから、普通の会社員と同じで、お給料を振り込んでもらっていた。

初任給は何に使おう?

意外かもしれないけど、母親に時計を買ってあげようと思っていた。

わたしの母は、父の作った小さな電子工業会社の社長をしていた。

商談などはもっぱら、会社員の父が受け持つのだが、そういった場面にも似合う「大人の女性」が着ける時計を何かプレゼントしたい!と、思った。

前もって、母親に告げると、びっくり!してくれたんだけど、断りはせず、「じゃあ、お母さんの好きなお花の時計にして!」と、今度は欲しいモノを言い始めたの。

わたしは、その日から時計屋を回り、文字盤がお花柄のカワイイ時計を探し回ったのだが、なかなかいいのが見当たらない。

それでもあきらめずに、ヨドバシカメラの時計館(新宿)に行き、相談をしてみたら、写真の時計を勧められたのだ。

それは文字盤がお花柄じゃなくて、時計そのものがお花の形をした何とも可憐な一品だ。

素材は「チタンシルバー」でお値段88000円!

値段の高さに一瞬翻りはしたものの、初任給で買う「運命の時計」だったのだ。

エイヤ!と買ったその時計を着けたお母さんの腕は光輝いて見えたよ。

で、今その時計はわたしの元に母の形見としてかえってきたんだ。

わたしは、今でも高級品は何も持っていない。

しかし、初任給で、この時計を買えたわたしの志は素晴らしかったし、母への感謝を充分に果たせたし、本当にプレゼントして良かった最良の一品となった。

何度も、故障してオーバーホールに出している可愛いお花なの(笑)

経験の積み重ねは智慧という魔法だ~常に今が人生のピークだと思える【暮らし・経験値】

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年をとって、何がありがたいか?って。

それは、「経験」があるってことなのだ。

「経験」を重ねると味わい深い「知恵」という副産物が溢れてくるものだ。

「経験」を財産だと考えたら、何憶円も持っていることと同じだろう。(すでに大富豪かも・笑)

困った時、これまでの経験を総動員して考え尽くすでしょ?

そして、たいがいは冷静沈着になって、慌てず、騒がず、問題解決するハズよ。

この溢れる「知恵」そのものが若い人の持ち得ない「魔法」なんだ。

ま、魔法って言っても、怪しい行動や怖い祈祷をするわけじゃない。

長く生きて試練を乗り越えてきた「数々の経験」のことを魔法って言うのよ。

だから、魔法使いっておばあちゃんなんだ!って気づいた。

(不思議なのだけど「おじいちゃん」には魔法使いは似合わない・笑)

良いことも、悪いことも経験をいっぱい重ねてきている分、すぐに飛んでくるぐらい身軽なのも魔法使いの条件だろう。

だから、身体を鍛えておくのもとっても大事なのだ。

ほら、よくいるじゃない?というか未開の地ならではの土地の神様みたいな人が。

ヒマラヤの麓やアフリカの村には床屋のような場所に、歯医者や理髪師、整体師、薬草で身体の不調を直すオールマイティな療養士とか。

しかし、文明が進んでスマホを持つ未開の地の人になっている。

ただ、経験したことのすべてが今に応用できなくったって、その人にすれば、その経験値だけが拠り所だっただろうし。

こういった、未開の場所には経験を魔法に替える優れた村人がいっぱいいたんだろう。

自分が経験して良かったことや助かったこと、恵をもたらした話など、その人が持つ大事な経験から得た知恵を、惜しみなく授けるのが優れた魔法使いなのだ。

(観光客相手の怪しい偽魔法使いは別だよ)

さて、わたしも魔法使いになれるかしら?

経験はそれなりに積んできたけど、何かが足りない気がする。

足りない何かがわかるまで、生き続けて経験を重ねて行こうっと。

経験=魔法だって話よ。

やっぱりソロギターはいいよね~2022グラミー賞でのこぼれ話【暮らし・ソロギター】

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初夏を思わせる晴れ上がった日。一日中、運転しながら営業先を回る。

そんな時、運転のお供は、ソロギターのカッコいい曲。

例えば、イーグルス(結成からすでに46年!)とかシカゴとか、渋いところではサンタナ(ゲームオブラブ最高!・笑)とか日本ではキリンジとか、もういくつでも挙げられるんだよ。

全部、運転中に聴くと気分が上がる。

そして、イーグルスの「ホテル カリフォルニア」のツインギターで始まるイントロにグっとくるのはわたしだけじゃないでしょう?!

今日は何度もリピートして、これを聴いていた。とにかく懐かしいったらない。

ここで、ちょっと昔の旅話を。

わたし達の初ロサンゼルス旅行(かれこれ38年ぐらい前!)では、このアルバムの場所に行くのが目的だった。そこはビバリーヒルズ。

夕方、夫とふたりで現地コンダクターのダットサン(四駆)で連れて行ってもらったのけど、あっという間にRodeo Drを走り抜けちゃった。その時のボケボケ写真も大事に取ってある。

そして、ホテルの名前が「ホテル カリフォルニア」だとばっかり思い込んでいたら、コンダクターはそれって「ホテル ビバリーヒルズじゃない?」と。

で、気づくのが遅くって、レコードジャケットのあのホテルが車のミラーに写ったところをやっと、1枚の写真に収めた。

わたしは、ホテルをこの目で見られた感激で名前が違うとかどーでも良かったんだけど。ドライバーに正しく伝えられなかったのがちょっと悔しかった。

このころから、先走って考えるのがクセで、思い込むのも悪いクセだった(笑)

で、その日泊まったのはビバリーヒルズからほど近いダウンタウンのシェラトンユニバーサル。

古い家具が素敵なお部屋で高層階から見えたホテルのプールとビバリーヒルズの夜景は今でも忘れられない。

そんな思い出を思い出しながら、運転中に聴くのはソロギターの調べ。

なんとも心地よいものだ。

                    ★

思い出話はさておき、昨今、ソロギターの楽曲がグラミー賞から消えたのだそうだ。(選考の段階でスルーされているとも言われているらしい)

今朝、そんな情報を小耳に挟んだ。

別にソロギター曲がグラミー賞から消えてもご飯が食べられないというわけじゃないけれど、なんだか寂しいというか、音楽の幅が狭まったような気がしたし、何しろ残念だ。

ダンス中心のBTSとかより、渋いソロギターの楽曲を取り上げて欲しいよ。グラミー賞には。

なぜ、無くなったのかな。地味にスル―されてるだけかしら。

ギターという楽器やギタリストは、限りなくカッコいいものなんだけど。

まあ、そのうち時代が真っすぐになって、ソロギター元年が訪れるのを期待していましょ。

そうそう、家で聴く一番好きなソロギター曲はこちら。

ノラジョーンズ。(Best Norah Jones)

すてきよね。

※ 文章中のプレイヤーには代表曲のリンクを埋め込んであるのでぜひ聴いてみて。

★2024年5月8日更新 母の日は亡き母の友だちを尋ねる~先輩たちはみんな母~毎年会いに行くわたしの小さな習慣【暮らし・母の日】

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5月8日 母の日。

自分も母だが、自分はさておき、これまで様々な場面で優しく接して下さった、一人暮らしの年配女性を尋ねてきた。母の日に会いに行くのは、もう7年続く習慣になっている。

わたしの母が60代で知り合った、引っ越し先の大地主で工務店の女性社長だ。

今では、お商売は息子夫婦に引き継ぎ、立派な日本庭園と多くの野菜が収穫できる畑の手入れに追われる毎日。

今日も、会うなり「もう、腰がダメだわ」と。

あまりに大きな日本庭園の手入れは、ほぼ造園業者に任せてはいるが、やっぱり自分で手入れがしたいのだそう。

そこに大きな畑もあるのだが、畑は3人のご近所の方々が代わるがわる手伝ってくれているのだ。

その畑の前に納屋があるのだが、今朝、そこで大きなかまどに薪を入れて、採れたてのたけのこをがんがん炊いていた。

薪の燃える匂いとたけのこのアクの薫りが混じり、なんともいい雰囲気だ。キャンプブームなど知らない彼女には、こうして家の畑で火を使い季節の恵みを料理するのは当たり前なのだろう。

しかし、近隣に気を使う彼女は「本当は、今のご時世では火を民家で焚いてはいけないのよね…という。

そういった、周辺の方々への気配りが大事なんだと感じた。

そうするうちに、暇を持て余した娘さんのお子さんもたけのこを見に来たりして、かまど仕事がいいコミュニケーションの場所となっていた。

彼女も嬉しそうにそばに寄って火の加減をみたり、外国帰りの娘夫婦にあれやこれやと、気づかいながら忙しそうに「母」として立ち振る舞っている。

わたしにも夫にも、もう母はいないから、こうして、わたしの母の友だちを尋ねて、昔懐かしい母の思い出話に花を咲かせてもらい、最高の「母の日」を過ごせたのだ。

わたしも母だけど、自分のまわりの母を敬い、大切にできる幸せを味わえる年齢になった。

みんなを大切にする気持ちは、きっと周り回って一番嬉しい形で還って来るに違いない。

そんな、小さな遺産を持っていることに気づかせてくれる「母の日」って、本当に大切よ。

結局、モノに頼らない最高の贈り物は「会いに行く」ことだ。

今年もそれが叶ってとても嬉しかった。

さ、わたしも自分のために?買ったクリームたっぷり「マリトッツォ」を頂いて、今日を終えよう。

おなかいっぱい、マリトッツォ食べる母の日かな(笑)

94歳 おばあさんのファッション映画~『アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』特別編の紹介~アクセサリー収集コレクションがすごい!【暮らし・おしゃれの神髄】

【ブログ新規追加708回】

GW最終日。以前から約束していた「夫の衣類の整理」をする日なのだ。

我が家では、夫のほうがわたしより断然おしゃれさんだ(笑)

わたしは、合理的で山ファッションで仕事でも、どこでも行くが、主人はそうではない。

明日のミッションは「減らさず、すぐに出せるように収納する」これだそう。たぶん1日かかっちゃいそう(泣)

で、その前に。

以前、観た映画を思い出した。ファッションとアクセサリーに人生をすべてつぎ込んだ、鬼才を紹介した映画だ。

アイリス・アプフェル!94歳のニューヨーカー』ここには特別編で短縮バージョンを載せる。

94歳のアイリスというおばあさんのファッションと、物凄い洋服やアクセサリーのコレクションを縦横無尽に使かう、何ともゴージャスな企画展の一部始終をフイルムに収めた一作だ。

一目みただけで、「すんごい黒縁メガネ・・・ふざけてんるんじゃない?」と、罵声を浴びそう。

とにかく外見が派手で、派手で(笑っちゃう)ただ、しゃべり方に知性が漂う。

しかも、人生の大半をファッションやアクセサリーを集めまくることに集中した。

そのコレクションを収納するために6つの家を持つという。

名言は「ハリー・ウィンストン(HARRY WINSTON)を買うより、4ドルのプチプラアクセサリーにどれだけワクワクするか!?わからないわ!」というもの。

しかし、映像を見る限りは、彼女のコレクションは限りなくハイブランドばかりだということだ。

プレーンなイブ・サンローランのサマードレスに4ドルで買ったサンゴ色のロングチェ―ンを合わせてご満悦など。

ハイブランドの素材やカッティングの良さを知り尽くしているからできる、「崩しの美学」だろう。

旅行先で集めたものを、次から次へと首にかけたりして楽しんでいる姿は、なんとも可愛らしい。

ブルーグリーンの大粒ネックレスも1本じゃなく、いくつもいくつも同時につけるのよ!

ちょっと某〇パホテルの女性社長を思い出しちゃった(笑)

ただ、彼女アイリスのファッションの何が凄いのか?

それって、それはただの奇抜さを狙っているのではなく、生き様そのものになっているし、ファッションが好きで好きで仕方がないと画像から強く感じとれたのだ。

「こんなコーディネートができるわ。これにはこれはどうかしら?これにはこれを合わせましょう!!」と、こんなコーディネート魂がさく裂する場面を観て、幸せな気分になった。

まるで己をオブジェとして、アート作品を創作しているかのようだ。

アイデアを考える時の彼女の目は光輝いているんだもの。

すんごい大きい黒縁メガネ。

整形はしたことはないそうだ。

顔や首はしわくちゃなまんまで(笑)

でも、頭の中は誰よりもクールだ。

で、このドキュメンタリーは丸4年をかけて作成されたそう。

この映画を撮っていた当時、彼女には最愛の夫(100歳!)がいたのにも

たいそう驚いたわ。

(2022年 国内春夏コレクション から引用。これなら着てみたいし、パンツとサンダルが素敵🎶)

 

アイリスの略歴はNYのビジネスマン(父)とブティック経営(母)の元に生まれる→NY大学(美術史専攻)→大手出版社に就職(編集者となるが雑用多し)→一念発起してインテリアデザインを学ぶ→最終的には、世界中のアクセサリー収集家として名を馳せる(多くのメディアが彼女のコレクションを利用してきた)

と、こんな豪女を取り上げてみた。

とっても健康だったらしい。体力もあり丈夫な身体と頭を持っていたから、ファッションを思う存分楽しめたんだろう。

上手く行ったね。ファッションと生き方の関係が(笑)