★2025年5月23日更新 IKEAの精神を謳う冊子が会員限定で手にいれられる~無料の読み物(256頁)~フォトとエッセイが満載の一冊だが難点あり【暮らし・辛口の紹介】

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IKEAに行くと、季節ごとにその年のキーワードがふんだんに入った、素敵なカタログが無料で手にいれられる。

今年は、この分厚い冊子が入口にど~~んと、積まれている。

あまりの紙の厚さと重さにだいたいは、もらわないだろうな・・・(汗)皆、ちょっと手に取ってみて、パラパラめくりその場に置き直していたよ(笑)

いいや、フォトとエッセイがこれまたふんだんに載せられている冊子だもん、重くったっていいやと、帰りに頂いて帰ってきた。

しかし!この冊子、さっき気が付いたんだけど、不良品なのかしら?本の背表紙がない!

要するに、糸止めされただけの紙の束だった。これでは、本棚に入れようとは思わないな。第一美しくない。

ああ~~~、コスト削減かも(泣)

どんな素敵な内容であっても背表紙がなければ、これは「本」じゃない!

読み終わったら捨てられる、ただの紙の束。

この状態のものを会員限定でプレゼントとは、ど~いうことなんだろうね?

さっそく、冒頭の序文を読んでみた。

IKEAの歴史、創始者の大切にしてきたモノたちを滔々と述べて恰好はつけられているが、その文章も、どこか文法がしっくりこないというか、表現が日本語的ではないような・・・。

なんか、こんなモノでも喜んでくれるだろうとか、もし、IKEAさんがチラっとでも考えているのなら、大間違いかもしれない。(率直に言って、配らないほうがいいと思う)

日本人の慣れ親しんできた、紙や本の質、印刷の技術は世界最高水準だ。

だから、この冊子のクオリティの低さには、心からがっかりしたの。

この本のタイトルは「これが私たちの暮らしです」だ。

さて、どう思うか?

もう、CostcoもIKEAも飽きた!と、なる時が来るのかな?

センスの押し売りはダメよ(笑)

★2024年5月22日更新 30年ぶりに仲間が集まった~懐かしい仲間はまだ歌い続けてた~ひそかにリバイバルした話【暮らし・旧友に逢う】

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今日、30年ぶりに旧友二人と「立川いったい音楽祭り」で逢った。

「音楽祭りに参加するから見に来てよ!」と、メンバーから手紙をもらい、30年ぶりに馳せ参じたってわけ。

彼ら二人は東京理科大学の同級生。

その二人と出会ったのはわたしが19歳の頃。
YAMAHAポピュラーコンテスト、通称「ポプコン」のツアー参加で意気投合したんだ。それからすぐに3人でユニットを組んだ。

この二人、なぜだか仕事を獲ってくるのが絶妙に上手い。数多くのステージを経験させてもらった。

アマバンド一年生でも、東京理科大での初学園祭では、あの頃新人だたった竹内まりやさんの前座!とか、桜美林大学では、来生たかおさんのコンサートの前座も務めさせて頂いた。ああ、懐かしや~。

当時、誰もが歌い手を目指して、日々歌を作っていたんだよね。

しかも、こだわりは自作曲=オリジナルだ。

オリジナルだけを作り、歌い続けるのがみんなの夢だった。

今日も、イヤというほど新曲はなく、有名曲のコピーなんて絶対にない(笑)

わたしにとっての懐メロは彼らと自分の自作曲だったんだ・・・と、改めて思い出した。

だって、曲紹介の間に、わたしの自作曲「3号線を左に折れ」の話とか出すんだもの!それこそ、自分で作って、ずう~~~~~~~~~っと、忘れていた曲だったけど、彼らはちゃんと覚えていたし、今でも歌えるのだと(凄)

わたしは、もう歌えない。とうに、忘れてしまった(泣)

彼らは、自分の葬儀の時には「自作曲」を歌ってくれよ!と、今から頼んでいるのよ。ちょっと驚き!

バンド名は「fifty・fifty with miiko」だ。今考えてもいい名前だよ。

今ではユニットのキーボードさんは2代目となった。こちらも高校時代の同級生だそう。

彼らの演奏を応援しに来た友人たちもたくさんいたな。

素敵なご縁が彼らの回りにはいっぱいあったのが、本当に嬉しかった。

何だか、あまりの懐かしさに驚きと少しだけ、興奮したのだ。

だって、バンドだよ?!未だにずっと続けていたんだ。

それも40年。

別に有名になりたいとか、そんなのより、「ずうっと歌い続けて行こう!」って言っていたことを有言実行してきた彼らの「執念」にはほんと、恐れ入った。

圧倒された一日だった。

70代でも80代でも、ずっとやってるだろうね。

後にも先にも、わたしの最初で最後のバンド仲間の話だ。

すでに、毎年の年賀状が「安否確認」になってるし(笑)

それでも、お兄さん、お姉さん、ガンバ!(仲間より5歳年下だから、若ぶるわたしよ・笑)

※ 第11回 立川いったい音楽祭り2022

2日間の間、約150組のバンドが繰り広げるアマチュア音楽の祭典。

夫とジャンベのチームに参加した。アフリカンミュージックのジャンベの音には

ワクワクしたよ。もちろん未経験でもすぐリズムを取れる!

わたしの仲間の前にやっていたのは、ハワイアンチーム。

やっぱり、音楽の力って最高ね!

★2025年5月21日更新 熱量高く生きるために絶対必要なものは?【紙上講座・ブログのネタ作り】

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わたしのブログの書き方は長年の経験値から自然と「型」が決まってきた。

ここでいう「型」とは、見た目じゃなくて、いわゆるブログを執筆する上でのルールのようなものだ。

ここにルールのいくつかを記載してみる。

• 本を読んだらレビューを必ず書く。

• 仕事で新しいことがらを導入したとか、クレームを爆速で処理したとか、

仕事に関係するあらゆることがらを取りまとめて書く。

• 新しいガジェットや何かの機器を手に入れたら必ず、その性能と手に入れた理由を書く。

• 料理はそれほど上手じゃないけど料理に関することがらも必ず書くし、飲食店に行けば書く。

• 旅に行ったら、準備から旅程や泊まったホテルやかかったお金などほぼ、包み隠さず(笑)書く。

• 美容やファッションも少しだけ書く。

• 趣味の写真のこともかなり書いてきたな。

• そうそう、元々音楽家だったから、本当は「音楽大学関係」のネタだけでブログ1本を作るのもできるのよ。

・・・と、こんな風にいくらでも、書くネタには困らないのよ。

この羅列を延々やる自信があるもの。

そのぐらい、自分の生活全般を見つめ続けてきたと自負している。

ただ、まったく触れないというか、ごくたま~にいいことがあった時だけ「子ども」のことは書いているが、普段は完全に書かない。

読んで下さる方からすれば、「ど~してこんなに暑苦しいんだろう?」って、思われそうだな~~~と、書いている自分を遠巻きに見ていることが、時たまあるよ(笑)

だって、本当にど~でもいいことに「付加価値」を付けて長々と文章を連ねるクセがあるのだから、ある意味どうしょうもない。

上に書き出したネタは、すでに書き方が決まっているから「型」があると書いたのだ。

「型」とは、わたしのブログに向き合う姿勢が決まっているということに他ならない。

例えば、旅に行ったら、すぐに紀行文を書く。ほぼ寝かさない。

これは、熱量の問題だろうけど、美しい景色を見て感動してすぐに写真をアップするのは、意外と簡単だ。

スマホとSNSアカウントさえあればできるでしょ。

でも、ブログに文章として残したい気持ちが強いので、行った先々で写真を撮りながら頭の中で、軽~く編集するのが日常的。

で、熱量を高く保ったまま、当日か翌日には文章にまとめてしまう。

だから、写真はいっぱい撮らない。

Twitterを駆使しているブロガーや写真家が良く言っているのが「たった140文字と写真4枚でユーザーを感動させられるか?その土地に行きたい!って思わせられるか?」ってことなのだそうだ。

わたしが、いつでも、変わらずブログをアップするのには、こんな激戦区で頑張っている人達の言葉の後押しがあるからなんだ。

よ~し、わたしもやってみよう!と、暑苦しく毎日文章を書き、写真を撮り続けてきたのだ。

そして、「型」が決まっている書き方や撮り方をそろそろ、ブラッシュアップしたいと考えている最中。

それは、熱量高く生きるために書きたいのは、やっぱり「ライフスタイル」についてなのだ。

わたしなりに「こだわって」いるモノやコトについて、深く掘り下げて行きたい。

例えば、「今、流行り?の艶消しされた車マット(チッピング)塗装された車についてとか。だって、すごい存在感あるでしょ?艶消しってさ。

大好きな車のコトを書いてみよっかな?とか思うんだ。

ブログ全体の雰囲気も、もう少しアグレッシブな感じにしたいなあ・・・とか考えている。

今まで、触れてこなかった分野にも積極的に関わる(知る・興味を持つ)ことで、どんどん自分の底辺が広がる感じがするし。

そういったことを考える時間はちゃんとある。

問題は「さあ、書くぞ!」という熱量が必要だということ。

パワーアップするために、「本気の旅」も随所に取り入れながら

頑張ろうっと。

★2024年5月20日更新 情報ダイエットしなくっちゃね~勘所を磨く日々【風景・情報ダイエット】

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来週に予定している小さな旅だが、ど~もお天気が芳しくない。

毎回、お天気に左右されている。

もうね、以前の自分に戻りたい!と、思うぐらい。

それだけ、頑強に「根拠のない自信」で、絶対に旅程を変えたりしてこなかったのよね。若いってことだろう。

で、ほぼ毎回、お天気の神様が降臨あそばされてきた。

わたしは、いわゆる晴女だと確信してたのだ(笑)

しかし、来週末のお天気の崩れ方は、もう、ダメじゃん!と思うから、明日、日にちを変更するつもり。空いてなかったらキャンセルよ(泣)

というわけで、今回も自分の五感に頼る旅はできそうもない。

ウェザーニュースという、ありがたいお天気の情報がある。しかし、お天気ってとても日和見なものなのね。

昨日調べたのと今日調べたのがもう、違っている・・・こういう状況が日常茶飯事だもの。

ついつい、情報があると安心してしまいがちなのだが、旅に限らず生きるため全般が、へんに情報過多になっていると最近、感じた。

結局、お天気情報も様々あるのだけど、ジャストマッチな状況であればそれで済む。 一方、まったく予定や計画がお天気によって、なし崩しにもなりかねない時は、「ああ~~~振り回されてるな」と、感じる(泣)

そうなると、元々持っている「野生のカン」が働かなくなっちゃう(笑)

旅はそんな五感を磨くというか、鍛える格好の材料だとつくづく感じるのだ。

いみじくも、来週の「旅」は自分の「五感」に頼り切った旅にしたいなあ・・・。

というわけで、情報を集めまくっても適切な判断は「自分の五感を信じて頼る」という結論に着地した。

五感に「頼る」と、意識的に情報過多にならないよ。

五感は必要な局面で発揮される不思議なパワーだから、注意深く取りあつかいたいわね。

★2025年5月19日更新 「料理は集中と瞑想の賜物だ」【暮らし・軽いエッセイ】

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わたしは、主婦だからほぼ、毎日自炊をする。

自炊の一番のメリットは何だと思う?

素材を選べること?

価格を抑えられること?

好きなだけ食べられること?

どれも正解なんだけれど、一番のメリットは

「自分好みの味付けで料理が完成する」ことだと思うのよ。

だって、自炊でわざわざ嫌いな食材は選ばないし、嫌いな味付けにはしないでしょう?!

それに加えて、料理には物凄い「集中力増加」の効果も期待できる。

料理の様々なプロセスを考えて、食材の買い物をして、下ごしらえをして・・・とか、

何しろやるべきことが目白押しだもの。

ぼ~っとしててもできるのは3分待つだけのカップ麺だけ(笑)

わたしは、何かすっきりしない時、気分が晴れない時にはめっちゃ料理をする。

だいたいは肉料理で、煮込みも多い。

大きなお肉を食べやすくカットしたサイコロステーキに大根おろしをいっぱいとか、とにかく面倒くさいプロセスを選んで、なかば無心になって集中するのだ。

特に集中するのが大根おろし(笑)

で、大根おろしでひと汗かいたら、最近のマイブーム「檸檬サワー」をごくごく飲む。

とても料理とはいえない、下準備に全力で臨むのがわたし流よ。

あまりに大根おろしが好きで、キャンプ用品にもおろし器がついた2重シェラカップを夫が買ってくれたし(笑)

また、今、激高~い玉ねぎは大玉を1個買って、それはそれは大事にみじん切りにさせて頂く。

だって、みじん切りこそ、集中の際たるものだから。他のことを考えながら刻んで何度も指を刻んだ経験ありよ(泣)

だから、とにかく集中する。

これで、何となく気分もスッキリ!

炒めものも集中が必要よね。TVなんぞに気を取られて危うく焦がしてしまったり、熱~いフライパンの側面を触って火傷を負ったり。

ね、集中って大事でしょ?

つくづく料理には「集中力」が大事だって、今さら気がついた。

余計なことを考えながら味付けしたら、「へ~んな味」になっっちゃったことも数知れず(泣笑)

料理のプロセスがそれほど多くない!という人は、多分、調味料を計ってはいないだろう。

わたしも全く目分量派だもんで。

とにかく、注意力ややる気が散漫な時は、調味料を計って、手の込んだ料理を作るのをおすすめする。

ひとつ、ひとつのプロセスを丁寧に集中して、最高に旨い自分の味に仕上げてみる。

おそらく、料理の集中って深い瞑想に似てると思う。

その集中が「こころに安らぎを与えてくれる」んだから、瞑想だと言い換えられるのだ。

どうぞ、気持ちがもやっている時は、料理を作ろう!

やる気がなくって、カップラーメンとか、簡単にやっつけてしまうなんて、もってのほか!

時には時間をたっぷり使って、集中して料理のプロセスを堪能しよう。

さて、わが家の晩ご飯は(カニクリームコロッケ、じゃがいものソテー、鶏肉団子と大根の味噌汁、めかぶの三杯酢)これを用意する。

全集中して作るよ。

※ TOPの写真は、先日息子からもらったお土産。

ホテルメイドのリーフパイって、なぜあれほど美味しいのだろう。

包み紙やホテルのネームが入ったリボンがきれいでワクワクしたので一枚撮っておいた。

初任給どう使う?~わたしは母に時計をプレゼントした~今では形見となった時計の話【暮らし・初任給の使い道】

【ブログ新規追加719回】

5月もいよいよ来週は月末だ。新年度が始まって、新入社員の方々はどれだけ待ち望んでいるであろうか?初めての「お給料」を。

清新のこころざしで社会人となったものの「理想と現実の差」に愕然とした・・・などという声も漏れ聞こえてきそうだが。

初任給とは、5月病も乗り越えて、人によっては慣れない仕事に歯を食いしばって奮闘した証しなのだ。

思い出す話がある。

音楽大学を卒業したわたしは大手音楽産業に就職した。会社が運営する音楽教室でピアノやエレクトーンや声楽、リトミックを教える講師として入社した。

だから、普通の会社員と同じで、お給料を振り込んでもらっていた。

初任給は何に使おう?

意外かもしれないけど、母親に時計を買ってあげようと思っていた。

わたしの母は、父の作った小さな電子工業会社の社長をしていた。

商談などはもっぱら、会社員の父が受け持つのだが、そういった場面にも似合う「大人の女性」が着ける時計を何かプレゼントしたい!と、思った。

前もって、母親に告げると、びっくり!してくれたんだけど、断りはせず、「じゃあ、お母さんの好きなお花の時計にして!」と、今度は欲しいモノを言い始めたの。

わたしは、その日から時計屋を回り、文字盤がお花柄のカワイイ時計を探し回ったのだが、なかなかいいのが見当たらない。

それでもあきらめずに、ヨドバシカメラの時計館(新宿)に行き、相談をしてみたら、写真の時計を勧められたのだ。

それは文字盤がお花柄じゃなくて、時計そのものがお花の形をした何とも可憐な一品だ。

素材は「チタンシルバー」でお値段88000円!

値段の高さに一瞬翻りはしたものの、初任給で買う「運命の時計」だったのだ。

エイヤ!と買ったその時計を着けたお母さんの腕は光輝いて見えたよ。

で、今その時計はわたしの元に母の形見としてかえってきたんだ。

わたしは、今でも高級品は何も持っていない。

しかし、初任給で、この時計を買えたわたしの志は素晴らしかったし、母への感謝を充分に果たせたし、本当にプレゼントして良かった最良の一品となった。

何度も、故障してオーバーホールに出している可愛いお花なの(笑)

★2024年5月17日更新 天気痛(気象病)にかかったら~こんな風に生きるといいのかもしれない~芥川賞作家 砂川文次氏の記事を引く【健康・天気痛の解消】

【ブログ新規追加718回】

天気痛とはいわゆる気象現象で身体の調子を崩してしまう不定愁訴みたいな病気のことだ。

天気痛とは→台風が近づくと頭痛がひどくなる、雨が降ると関節が痛い、梅雨時はだるくて動くのが億劫になるという人は少なくありません。 主に気圧の変化が引き起こすこれらの症状は「気象病」あるいは「天気痛」と呼ばれ、予想外に多くの人がこの症状を抱えていると考えられています。(パラマウントベッド株式会社より)

5月、こんなに天気が悪いのはなぜだろう?五月晴れじゃなくて、梅雨の走り?とか言われる始末。

毎日、とても寒い。未だにヒートテックの2枚重ねが手放せない。

雨が降ったり止んだりを繰り返すでしょ。運転中に眠~くなるんだよ。

昨日はかなりつらい眠さで、急いで仕事から帰って、急いでご飯作って、🍺飲んで1時間ほど眠って、そこから起き出して仕事の処理をして、登山You Tuberの動画を一本観て、ブログをアップして12時過ぎに眠った。

今朝はすっきり、やる気も満々で「やっぱり良質な眠り」には敵わないのだなあ~と、つくづく眠りの大切さを実感したんだ。

だって、昨日は「寒い」「眠い」「何だかやる気なし」の三重苦だったんだから(笑)

たぶん、軽い天気痛にかかっちゃったんだろう。

サッカー日本代表キャプテンの吉田麻也選手が言っていた。「人生の3分の1は眠っている。だから、寝具にはお金をかけてる」と。

そっか~~~。幾度となく聞いてきた寝具と眠りの関係。特に枕が大事だそうだ。

わたしは、もう何十年も使っている枕で毎日幸せに寝ている。それは、( ゚д゚)、ペッちゃんこになったものを2つ合わせて、枕カバーに入れてひとつにしたお手製の枕だ。

これがないと眠れないとうわけじゃないけど、何しろ安心するのだから、ぺっちゃんこでも替える気はない。

で、昨日はそんなこんなで2回の眠りでいつもの健康を取り戻したってわけよ。

                   ★

もうひとつ、天気痛に効きそうな文章を文藝春秋(6月号)の記事に見つけたので、引用させて頂く。

第166回芥川賞受賞作家 砂川文次氏の記事より

「少し早くに起きる、読み書きをする。家のことをして仕事をして、極力個人的な友人や知人との関係は深入りはせず、細々とした小さな生活圏を維持する。小さければ小さい分だけ密度と強度が上がった気がする。」

なるほどね。無理しないってことだろう。

なんとなく、最近の自分を肯定してもらった気分だ。

ごく当たり前の暮らしを愚痴なく焦りなく戦わずで生きる。

ああ~~こんなのできそうで、なかなかできない(泣)

だって、いつもちょっとだけ「焦り」があるし、何かと「戦っている」し、せめてもの「愚痴」はないけど(笑)

天気痛に効きそうな文章の紹介をした。

あっと、忘れちゃいけない。砂川氏の芥川賞作品も紹介しよう。

ブラックボックス』砂川文次・著

簡単レビュー

ずっと遠くに行きたかった。
今も行きたいと思っている。

自分の中の怒りの暴発を、なぜ止められないのだろう。
自衛隊を辞め、いまは自転車メッセンジャーの仕事に就いているサクマは、都内を今日もひた走る。

昼間走る街並みやそこかしこにあるであろう倉庫やオフィス、夜の生活の営み、どれもこれもが明け透けに見えているようで見えない。張りぼての向こう側に広がっているかもしれない実相に触れることはできない。(本書より引用)

現在も海の向こうで起こっている戦争や、国内の政治家にむけて怒りをぶつけている。

元自衛隊員であり、気鋭の実力派作家だ。

※ TOPの写真は福生の横田米軍基地の友好祭で撮ったもの(20209月)

経験の積み重ねは智慧という魔法だ~常に今が人生のピークだと思える【暮らし・経験値】

【ブログ新規追加717回】

年をとって、何がありがたいか?って。

それは、「経験」があるってことなのだ。

「経験」を重ねると味わい深い「知恵」という副産物が溢れてくるものだ。

「経験」を財産だと考えたら、何憶円も持っていることと同じだろう。(すでに大富豪かも・笑)

困った時、これまでの経験を総動員して考え尽くすでしょ?

そして、たいがいは冷静沈着になって、慌てず、騒がず、問題解決するハズよ。

この溢れる「知恵」そのものが若い人の持ち得ない「魔法」なんだ。

ま、魔法って言っても、怪しい行動や怖い祈祷をするわけじゃない。

長く生きて試練を乗り越えてきた「数々の経験」のことを魔法って言うのよ。

だから、魔法使いっておばあちゃんなんだ!って気づいた。

(不思議なのだけど「おじいちゃん」には魔法使いは似合わない・笑)

良いことも、悪いことも経験をいっぱい重ねてきている分、すぐに飛んでくるぐらい身軽なのも魔法使いの条件だろう。

だから、身体を鍛えておくのもとっても大事なのだ。

ほら、よくいるじゃない?というか未開の地ならではの土地の神様みたいな人が。

ヒマラヤの麓やアフリカの村には床屋のような場所に、歯医者や理髪師、整体師、薬草で身体の不調を直すオールマイティな療養士とか。

しかし、文明が進んでスマホを持つ未開の地の人になっている。

ただ、経験したことのすべてが今に応用できなくったって、その人にすれば、その経験値だけが拠り所だっただろうし。

こういった、未開の場所には経験を魔法に替える優れた村人がいっぱいいたんだろう。

自分が経験して良かったことや助かったこと、恵をもたらした話など、その人が持つ大事な経験から得た知恵を、惜しみなく授けるのが優れた魔法使いなのだ。

(観光客相手の怪しい偽魔法使いは別だよ)

さて、わたしも魔法使いになれるかしら?

経験はそれなりに積んできたけど、何かが足りない気がする。

足りない何かがわかるまで、生き続けて経験を重ねて行こうっと。

経験=魔法だって話よ。

★2024年5月15日更新 97歳看護師の映像に感激~働き続けるということ【仕事・生涯青春】

【ブログ新規追加716回】

97歳でも、仕事に向き合うマインドは超一流な女性を見つけた。

理路整然とした語り口が、97歳という年齢を忘れさせる。

なんと知的な女性だろう。

池田さんにとって「働く」とは?

多くをわたしが語るより、ぜひとも動画を観てほしい。

そこに彼女の働く意味が語られているから。

求められている間は、身体が動く間は「働き続ける」のだそうだ。

小さな、腰の曲がったおばあちゃんが、一生懸命「働く」ことで幸せになっている。

元気をもらった1本の動画だ。

                   ★

2021年に池田さんが出された書籍も紹介しよう。

• 書籍レビュー

戦前から看護婦、保健婦として活躍し、75歳のとき三重県最高年齢でケアマネジャー試験に合格。88歳でサ高住「いちしの里」に勤務、97歳の今も現役で働き続ける池田きぬさん。

こんな年まで仕事続けるとは思わなかったけれど、3日家にいると外に働きに出たくなってしまうと。週1〜2回、人手が足りない日に朝から勤務に入る。


年だからと甘えてはあかんですね。できることは自分でせな、若い人のサポートをするのが年寄りの役目ですと、きっぱり話される。

やっぱり体はえらくなる(=疲れる)けれど、仕事中は休まず。きびきびと動き、入居者1人1人に親身に声をかける。

お世話する入居者はほとんどが自分より年下。みなさんが元気になり、家族の方が喜んでくれるのが何よりの喜びだそうだ。


夫が先立ち20年、ひとり暮らしを今も続ける。家のことも、できる限り自分で。庭で花や野菜を育て、料理を楽しむ。自転車にも乗る。


「人生100年時代」が叫ばれる今、「いつまで働かなくてはいけないのか……」と暗くなる向きも多い。そんな中、きぬさんの存在は大きな希望。

「高齢になっても働く」ことを前向きにとらえる──そんなメッセージを発信。きぬさんの仕事観から、これまでの人生、日常生活、上手に生きる知恵まで、心温まる写真とともに語りおろす。

これからも、素晴らしいworking womanを見つけてここに取り上げて行こう。

死ぬまで、働く』池田 衣・著

★2025年5月14日更新 夏の予定を立てる週末~今年はここ~北・南・中央アルプスを検討中【風景・夏旅の準備】

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GWが終わったばかりだが、今、もう夏の予約は始まっている。(だいたい7月分まで)

GWには、東京・神奈川・山梨をちょろっとしたぐらいで、旅らしい旅はしていない。

(5月末にずらし旅1泊2日を予定中。今週から来週半ばまで仕事びっちり。それでも旅の予定を時おり思い出しながら、自分にはっぱをかけている。発破じゃなくてよ・笑)

だから、夏にはバッっと行きたいところへ行こうと早めに調べはじめている。

この夏もGWの時のように、行動制限なしであれば、ひどい渋滞や乗り物の大混雑が予想される。

申し合わせたように、今週、夫の30年来の友人が「今年は遊びに来てください!」と、メールを下さったのだ。

場所は、大好きな山梨県南アルプス市。

遠くに見える北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳・鳳凰山・塩見岳・赤石岳・聖岳・・・まだまだある美しく気高い山々がそびえる街なのだ。

「キツイ登山はしないよ!」っと、言い張る夫の言い分を加味しながら、南アルプスのお花畑を堪能できる山を思い出した。

ゴンドラも山頂付近まであるし、トレッキングには最適な山をいくつか見つけた。

7月~8月を基準に、登山やキャンプとどう組ませるか?ホテルの用意は?友人宅(ログハウス)の滞在は可能か?など、様々なアクティブプランを頭の中で立てていた。

で、7月~8月は登山、キャンプのハイシーズン。

行きたいキャンプ場や登りたい山などは早めに決めて、とりあえず、2泊3日予定でフレキシブルに使える中日に、目当てのキャンプ場を押さえておいた。(人気があるけど、運よくまだ空いてた)

あとは、友人と話合いながら旅程を詰めて行く。

ただ、山やキャンプはお天気次第。

一週間前の天気予想で、無理そうならこの予約もキャンセルするよ。

だから、今から早めに押さえながら、いくつか候補を作ってみている。

やっぱり、旅は計画が一番楽しい(笑)妄想グセがあるから、次から次へと行きたい場所やプランが浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・という幸せな土曜の午後だ。

今年、前半の最大のアクティブポイントになると、今からワクワクしている。

今回、参考にした書籍はこちら↓

Alpine Guide 南アルプス』山と渓谷社(2500円)

旅って本当にいいものよね(笑)