【書評/健康・ワークスタイル】シリコンバレー式・自分を変える最強の食事&日本の論点~2冊の本から学ぶ、食費と頭に入れる情報の金額を同じに~頭も体も最強になる方法

【ブログ更新104回】

シリコンバレー式 自分を変える 最強の食事 デイヴ・アスプリー ・著(ダイヤモンド社)

以前のブログで、この本が出たばかりの時に飛びついて買い、すぐにブックレビューを書いた。今回、なぜこの本を取り上げたのか?

ここ数年の猛暑がひどく身体を痛めると感じている。実は昨日、あまりの歯痛と身体の節々の痛さにやっとの思いで仕事を終え、速攻で帰り寝込んでしまった。

たぶん、熱中症の一環だ。水分もたくさん取り、車中でも常にエアコンをかけて運転。しかし、2日間で180キロの運転で、直射日光を浴びたような目の疲れや痛み、もちろん喉は完全にやられてしまった。

軽い火傷を負った後のように身体のあちこちが痛んだ。自然の猛威をまともに受けていたら、気づいた時には倒れるって!

で、このシリコンバレー式の食事法に、身体を芯から鍛える食事の内容が書かれていたことを思いだしたので、緊急書評にしてみた。

次いで、大前研一氏の「日本の論点」にも食費と情報費用を同等にすると、ビジネスマンにとって最強の頭と身体が手に入るという、興味深い一書も合わせて紹介しよう。

著者 デイヴ・アスプリーについて

シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」 (デイズ・アスブリー著)

テーマは、炭水化物?、低カロリーダイエット?菜食主義?いったいどれが本当?

この本の著者は20代の頃、シリコンバレーで起業して猛烈な働き方をし、気が付いたら体重160キロの巨漢になっていた。

全米ベストセラーとなった、シリコンバレー式 自分を変える最強の食事(原題:THE BULLETPROOF DIET=完全無欠ダイエット)には、IT企業家のデイヴ・アスプリー氏が、15年間で30万ドルもの私財を投じ、世界中のダイエット法を自分のカラダで徹底的に検証した結果が集約されている。

デイヴ氏自ら、50kgの減量、IQ20ポイントアップという結果を出した。ダイエットを始める以前のデイブ氏、主治医よりこんな診断を言い渡されていた。

「遠くない将来、脳卒中か心臓発作で死ぬだろう」と宣告される。

ただ、好きな仕事ができていただけ。見た目もぶざまで、とても彼女などできそうもない

著者はここで、「これは基本的に頭の使い方が悪いんでは?」と思い直す。

早速、世界中のダイエットや健康法の情報を仕入れて研究を重ね、独自の方法を組み立て実践した結果、毎日0,5キロ痩せてパフォーマンスが最大化!した。

その脳科学から栄養学・生科学までの最強の知見を集めた書となっている。

著者が実際に行った食べ方・飲み方及び運動のルーティンを紹介


①朝はヨーグルトよりバターを取る。
 (バター入りのコーヒーが話題になっている)


②週1回で15分だけ運動をする。
 (このほうが適切な筋肉がつきやすいという)


③炭水化物は夜取る。


④水はコップ半分づつ飲む。

意外だがたったこれだけだ。
一度の食事でここまで体は反応するのか!と思うほど、集中力、気力、IQ、美容、健康、体型すべてを変えてしまうということだ。

簡単な書きだし項目だけ引き出してみたが、何やら即効性もありそうで、当時思わず実践した結果は下記に記した。

写真は以前のブログで、当時わたしが用意したバターコーヒーの食材3点。

バターコーヒーが意外なほど、しつこくなく、ゆったりと胃に沁み込んでゆく感覚に大いにハマった記憶がある。もちろんブラックだから、朝一杯で一日快調だった。

バターの高い栄養価と大好きなコーヒー。ココナッツオイルはフレーバーが遊びごごろをくすぐるもので、秋口の今からバターコーヒーで滋養強壮に一役買ってもらおうという魂胆だ。

また、この本では、巨漢の著者自らの実体験を元に書かれていて共感するところが多々ある。

身体の改善からパフォーマンスが最大化するためには上質な情報が必要な理由

以前、大前研一氏の著作「日本の論点」で読んだビジネス向けの情報の取り方であるが、「胃に入れる食費と頭に入れる情報の金額を同じにする。情報は自分から取りにいかなければ価値を生まない。毎日の情報から、いかに自分に役立つものを取りこんでくるかである」と、この部分が、シリコンバレー式とほぼ同じ考え方だった。

身体を適度に痩せさせて、パフォーマンスを最大化したら、規則正しい食事を摂り、その食費と同じだけの書籍やサブスク、講演などの学習や情報収集にお金をかけるべきだ。これがシリコンバレー式。

食べ方も頭の中への情報の入れ方も、上質を目指さなければいけないのだと知って、当時は大変に驚いた。

営業マンのわたしが考える情報活用のあれこれ

しばし、食べ方から離れるが、ここで注目したいのが情報の活用法。

せっかく仕入れた情報を頭に入れ使いこなして人より抜きんでた結果を出すには、他人の体験やエピソードを聞き、「それは○○さんだからできることで自分には無理だ」と思うか、反対に「そうか!これはいけそう!」と感じすぐ行動するか、の対応の違いで変わってくるんじゃないだろうか。

ここで重要なのが「脳が常にできる理由」を考えているということだ。「できない理由」を考えるのは割合簡単で、まだ始動していなければ始めに戻れる。

しかし、これではダイエットなど個人の目標も叶わない。「叶えたいことを叶え、思いどおりの成果を上げるための頭の使い方」がポイントだといつも実感している。

これからも、上質な栄養を取り入れ、有益な情報を仕入れて、自分サイズにカスタマイズし、積極的に生きていこう。

最後にハーバード式「最強のスープ」のレシピを紹介する。

4つの野菜(キャベツ・玉ねぎ・にんじん・かぼちゃ)のスープでがん予防になる!作り方は題名下リンク先へどうぞ。




“【書評/健康・ワークスタイル】シリコンバレー式・自分を変える最強の食事&日本の論点~2冊の本から学ぶ、食費と頭に入れる情報の金額を同じに~頭も体も最強になる方法” への3件の返信

  1. 「アマビエに すがる想いや 流れ星」 清流
     疫病や水害を防いでくれるというアマビコ(アマビエの元の名)、人間非常時にはつい何かに縋りたい気になる。おもわず流れ星にも願う気持ちで、澄んだ夜空を見上げてしまう。健康と仕事を求めてね。

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