「メルカリと年金」【暮らし・ちゃんと知る/旧記事更新53】

【ブログ新規追加1175回】

新年度が始まって、いやあ、忙しい!忙しい!

毎日朝から仕事ずくめ。それでも行く先々で満開の桜を眺めつつの運転も楽しい。

10日間もしっかりと休んでいたから、体がなまっているかと思いきやバリバリと動けて「まだまだイケてるや~ん!」と、自画自賛(笑)

でもね、ちょっと前にまたひとつ歳をとったわけで、誕生日の日、「わたしはすでに年金受給ができる」ことを思い出した。

それは、還暦を迎えた数年前にも同じことを思ったじゃないか!

だってさ、仕事とプライベートで忙しくってまだまだ先じゃん!とずっと忘れていたんだから仕方がない。

で、正確にはわたしは65歳からの受給対象者。まだまだ数年先よ。

しかし、年金受給は「60歳から75歳の間」で自由に受給申請ができる。(そんな基本的なことはみ~んな知ってるとか言われそう)

この現実を再度考えた時に、なんだか自分が「小金持ち」になった気分だったわ(笑)

だって、申請さえすればなんの苦痛もなく一定のお金が入ってくるんだよ。すごいことよね。

この当たり前の制度のことをちゃんとわかっていたのだろうか?

まあ、お知らせがきたら対応すればいいや!と、これまでは先延ばしにしてきたが、今回は行ってきました!年金事務所。

今、年金事務所では相談するにも予約が必要。今日予約できても相談はなんと来月になると言われた。

で、わたしが、「そんなに先ですか?」と、ちょっとだけ不満そうな顔して言ったみたい。

窓口の男性は「ちょっと待って!予約と予約の間がある担当者に相談を聞いてもらえるかもしれない」と、急に動いてくれ「1時間待てるのなら、ご相談聞きますよ!」となったんだ。

相談の内容は、ズバリこれ!「年金受給・繰り上げのメリットとデメリット」だ。

参考資料はこちら→https://www.n-estem.co.jp/e-trust/column/unyou/2310-06/年金の繰り上げ受給は損益分岐点を考慮して決める! 基本的な仕組みとお得になる年齢を徹底解説

まず、動画で事前準備と思い探してみた。

年金の「繰り下げ」受給推奨派の動画はいくらでもあるのだけれど、「繰り上げ」受給を推奨する動画はすくない。

しかし、ものすごい再生回数を持つ年金受給繰り上げ推奨動画を1本見つけた。

その動画のコメント欄がすごいことになっていた。同じ繰り上げ受給された方々の実体験が書き込まれていたんだ。

そのコメントを半分ぐらい読んだところで、み~んなが言っている「繰り上げて早くもらう」のがまるで大正解のような錯覚に陥った。

「こりゃあ、まずいよ」ちゃんと年金事務所で専門の方の話を聞くのがいいと即座に考え直した。

そんなこんなで、じっくりと話を聞いてきた結果、わたしの場合は「今、受給すると年間受給額のうち79000円も減額されて、しかも一生同じ減額された額でもらうことになってしまう」のがわかった。

79000円減らされて、損益分岐点である16年後にやっと、65歳時からの受給者と同一となるそうだ。

この減額が大きいだけでなく、会社員であること、夫との兼ね合いや夫婦の大病なんかで、受給の際に気をつけるべきトラップ(落とし穴)がいくつもある。

やっぱり65歳受給でいいか!と、落ち着いちゃった。

動画の勢いのまま、繰り上げ受給の手続きをしなくてよかったよ。

こういった話を懇切丁寧に話してくれ、疑問にも答えてもらえる年金事務所。ありがたや~~!

まったくね、年金は「命の長さを秤にかけて打つ博打」のようなものよね。

                  ★

さて、もうひとつの「はなし」 は今週、仕事が忙しいくせに「メルカリ」に登録したのだ。

蚤の市とフリーマーケットの違いもわかんないのに(笑)

で、メルカリプレゼントの「初めてのお買い物1000P」が手に入ったんで、毎日商品の物色をしていた。

候補は「アラビア・マグ」「財布」「ステンレスボトル」など。基本は「新品・未使用」で探した。

深夜になるまで目を皿のようにしながら見つけた、北欧のアラビア・マグは深いブルーベリー色の新品・未使用品。

もちろん1000Pじゃあ足りないけど。欲しい物が見つかったので初買い付けをしてみた。

というわけで、今週の初めての挑戦!肩コッタ案件はここまで。

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月5日記事

『SunTAMA Style』2022年4月5日記事

『SunTAMA Style』2023年4月5日記事

『LifeTour21st』2016年4月5日記事

http://lifetour.blog.jp/archives/1055105572.html「世界基準の仕事術

『みいこStyle』2019年4月5日記事

http://miikostyle.blog.jp/archives/17398228.html「投資家 ジム・ロジャース 世界バイク紀行

贅沢の基準とは?~己の価値観を見直すことで豊かな休暇を過ごせた話【暮らし・心が喜ぶ価値観の持ち方/旧記事更新52】

【ブログ新規追加1174回】

昨年の11月から今に至るまで、大好きだった「旅」を封印中。

これまで季節ごとに最低1回はどこかに泊りがけで出かけてきた。

そのわたしが、今ではすっかり妄想旅行で事足りるように変化したんだ。

というのも、行きたい場所ややりたいことは数々あれど、どれも「帯に短き襷に長し」で。

要するに「今の自分にあった贅沢の基準」を追求し、しっかりと見直すことに時間をかけた結果、無理に出て行かなくても充分に楽しめる要素が身近にいっぱいあることに気づいた。

その気づきの一番は「無料」にこだわった演奏会やイベントの数々。

いつもなら、高価なチケットを購入して出かける最高音質のコンサートホールへも、メンバーシップ(会員)演奏会(無料)でなら心置きなく楽しめる。

もちろん推しの演奏家がいる場合は購入するが、ホールの音や装飾など建物自体を楽しみたい場合は、無料招待枠を利用するのがベスト。

で、3月は2回の最高音質で聴くコンサートに行ってきた。

次に、アウトドアの分野では、結構イベントが各地で開催されてはいるけれど、何しろ自然が相手のこと。

お天気や寒暖差が行動を鈍らせる。雪でダメになったり、晴れていても極寒だったりと。

そんなわけで、今年の登山は4月後半にスタートする予定に変更した。もちろん低山だし、入山も駐車場代もなしよ(笑)

TOPの写真も今年のカタクリを見に片倉城跡公園で撮ったもの。満開のカタクリがそれこそ無料でいくらでも見られるとあって、大人気の城跡公園(無料P付)だ。

日本では山の入山や自然公園に入園するのには、ほぼ無料で駐車場も無料が多い。(やや近年では、登山ブームからか、駐車場有料が増えつつあるが)

これは、海外では少ないのだそう。

だからか、インバウンド効果で海外からの旅行者が日本の山にどんどん押し寄せて来ているのだそうだ。

無料でお天気次第では各地の絶景を見られるのだからすごいと。

話を「価値ある無料を追求した3月」に戻すと、音楽・山アウトドアときたら、もうひとつ本の話をしよう。

大好きな作家、村上春樹氏の「私的読書案内」を読んでの一冊。

こんな素敵な本(319頁で3300円+税と高価)が図書館にあったので、早速借りてじっくりと読んだ。

ちょっと購入するには躊躇する値段の場合、図書館で探してみる。

「国内外のお酒の生まれる蒸留所の話、お酒の個性」などを網羅した、いわば「シングルモルトウィスキーのバイブル」となっている。

では、村上春樹氏の読書感想からすこしだけ引用してみよう。

『モルトウィスキー大全』

シングルモルトの奥は深い

スコットランドのアイラ島の醸造所にしばらく泊めてもらって、そこでシングルモルトをたらふく飲ませてもらい、すっかりシングルモルトの愛好者になってしまった。

アイラにはラフロイグとボウモアの蒸留所があり、どちらも素晴らしいウィスキーだ。それからエジンバラの文学祭に参加したとき、アイラ島のお隣のジュラ島の蒸留所からも招待され、ここでも名高いジュラ・ウィスキーを心ゆくまで飲ませていただいた。至福の数日間だった。

しかしシングルモルトの奥は深く、興味を持ち始めると次から次へと飲むべきウィスキーが眼前に現れ、何が何だかわけがわからなくなってしまうこともある。そんなときには、この本がずいぶん役に立つ。これだけの数の蒸留所を回り、すべてのシングルモルトを試飲された著者には、ただ敬意を表するしかない。(村上春樹氏の内容文から引用)

シングルモルトウィスキー大全』土屋 守・著(小学館)

簡単レビュー

『モルトウィスキー大全』『改訂版モルトウィスキー大全』に続く第3弾。改訂版刊行後の動きに完全対応するとともに、スコットランドの全蒸留所に加えて英国の他地域や日本の蒸留所も網羅した、まさに完全版だ。

一家に一冊、いかが?

                 ★★★

さて、音楽も山も本も「無料」にこだわると意外なほど、高品質なものばかりが手に入る。

これがわたしの目指す「贅沢の基準」なのだと思い知った。

今年のアクティビティは好きなホテルや航空会社、自動車保険などのメンバーシップ(無料会員優待)を使い倒す「限りなく無料に近い」ホテル泊やイベント参加を目指すライフスタイルを確立しよう!と考えている。

すべては、情報戦だから上質な情報をキャッチできるように「精進また、精進」よ(笑)

それでは、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月3日記事

『SunTAMA Style』2022年4月3日記事

『SunTAMA Style』2023年4月3日記事

桜咲き誇る「津久井城山城址」へ【風景/桜・独立峰・湖/旧記事更新51】

【ブログ新規追加1148回】

10日間の休暇も最終日。

夫が、調べてくれた「神奈川県立津久井湖城山城址」へ桜を愛でに行ってきた。

ここは、わたし的には仕事場が近く、取り立てて目新しい場所ではないが、何しろ我が家の近所ではほとんど咲いていない「桜」がほぼ満開に近いぐらいの咲き方らしいと、夫が30日に情報をキャッチした。

31日の朝、8時30分には取るものもとりあえず、急いで津久井湖を目指して出かけた。

もう、良~く知っている道だから、混む前に現地到着。(9時)

すでに無料駐車場は満杯。だけれど、少し待っていたら、あ~ら・・・と、すんなり停められた。

で、今日初めて知ったのだが、ここ城山に築井城(つくいじょう)なるお城があったそうだ。

そのお城は、独立峰「城山」を改造した山城で、戦国時代に、西方に対する境目の城として小田原北条氏の有力支城であったと。

現在はほぼ全域が県立公園(入場無料)となっており、遊歩道や登山道が整備されてだれでも気軽に歴史と自然を楽しむことができるのだ。

いやあ、まったく知らなかったよ。

城山散策絵図という登山マップをもらったので、その場で見てみた。

はしご昇降1か所、くさり場に関しては4か所もあり、ところどころで急峻で危険と書かれていた。たった1,4キロなのに、めっちゃキツイ登山道だ。

土砂崩れを起こして通れない道もありで、とっても険しそう。

しかも、今日は「花を愛でる」目的で出かけてきたので、登山装備は一切なし。

長雨のあとで登山道のぬかるみもひどく注意警告されていた。

というわけで、今日は山は断念した。

まあ、満開の桜や菜の花、他にも春らしい花を絶妙なタイミングで見られたことに大満足。

というわけで、「津久井湖までお花見に行ってきた」という話。

そして、また1つ歳をとった記念に小さな「お山の大将」にもなった(笑)

それでは、今日から新年度。

2024年も気張って行きまっしょい!

では、また!

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『SunTAMA Style』2021年4月1日記事

『SunTAMA Style』2022年記事

『SunTAMA Style』2023年記事

『みいこStyle』2019年4月1日記事

新年度は休暇からはじまった

http://miikostyle.blog.jp/archives/24183142.html