★2024年5月27日更新 白樺の美しい森でキャンプ~ログケビンに泊まる~清里中央オートキャンプ場【風景・山梨県北杜市高根町南牧村】

【ブログ新規追加727回】

3月に、この清里のオートキャンプ場(標高1200m)を知った。とあるYou Tuberさんの番組にコメントをしていた人がいた。

「3月にハイシーズンの半額で素敵なキャンプ場に泊まった!」と、書かれていていた。

わたしは「半額?!」「どこ?どこ?」と、急いで調べてみたら、なんと、半額の期間は年間3回あって、5月中旬~6月いっぱい半額。

清里中央オートキャンプ場→http://www.autocamp.co.jp/

で、ハイシーズンを避けて旅したいわたしは、梅雨の前に深緑が美しいこのキャンプ場に予約を入れた。

夫が「半額だったら、今回はテントやめれば?」「ログケビンを借りてキャンプしようよ」と言うので、さっそくそのログケビンを予約した。

ログケビンはハイシーズンの約3分の1で借りられる!(14900円のところ5500円・一棟貸しで人数制限はあるが基本はこの金額だけでOK)こりゃあ、借りるしかないでしょ?ってことで、今、ログケビンでブログを書いている。

キャンプ場内はWIFIもびんびんで、さきほど、ちょっとだけだが、仕事もしていた。

管理棟が目の前にある。トイレがホテルなみのきれいさ。シャワーも同じくとてもきれい(100円)

ログケビン自体も中はピカピカの木目が美しく、コンセント4つとオイルヒーターも完備されている。

5月末でも清里はまだまだ冷え込むから、わたし達は電気カーペットを持ってきた。なのでぬくぬくとくつろいでいる(笑)

テントを設営せず、タープのみでラクチンだ。

今日のお疲れ様には生ハム&パイナップルと、道の駅「はくしゅう」で購入したサントリーpremiumビールで乾杯。

そこから、ハイボールを作り、焼き鳥を30本焼いてどんどん食べてと、待ち焦がれた炭火焼の味に舌鼓みを打つ。

で、いつも思うことだが、キャンプ飯はとにかく忙しい。これってわたしだけ?

たぶん炭や焚き火料理がそうさせるんだろうね。だってすぐに焼けちゃうし、野外だと冷めるのも速いものだから。

ログハウスはわたし達が泊っているケビン、他にはトレーラーハウス、コテージ、グランピングなど様々。

道具のレンタルや無料で使えるモノも多く、管理棟で優しい男性(若い)女性(やや若い)が丁寧に対応下さる。

焚き付け用の小枝もいっぱい用意されていて自由に使えるのだ。ウエットティッシュやゴミ袋も無料で頂いた。

さて、ブログをアップしたら、少し休んで、夜中に星を見に行く。

今も満天の星空だ。手が届きそうな星空。

すごい。

もったいないから、しっかり、この目に焼き付けておきたいと思う。

それでは、清里からおやすみなさい。

仕事やお金に惑わされず好きなことをする~さっそくTRY~週末は小さな旅に出る【風景・小旅行】

【ブログ新規追加726回】

月末の仕事をほぼ終えた昨日。

今日の午後から明日~明後日の小旅行の準備をする。

仕事モードから旅行モードへの切り替えにブログを書いているようなものだ。

今は、荷物の選別をしながら大雑把に決めたコースの再確認をしている。

午前中、仕事先で食材や諸々の買い物も抜かりなく終えて、明るいうちに荷物を車に積み込んだ。回を追うごとに手順が良くなっているね。わたし(ウソよ・旦那様が・笑)

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さて、タイトルの(仕事とお金に惑わされない)話。

新年度が始まって2ヵ月。今年の報酬もほぼ確定した。

最低限、幸せに生きていくためには「まだまだ」お金が必要だと痛感している。

まあ、これまでどんぶり勘定できたのがいけなかったのか、きちんと把握してこなかったのがいけないのか?

常に、「もっと、もっと」このくらいないと将来が不安だと、漠然と考えていた。

その不安を取り除くために必死で働いてきた。

しかし、もう、お金の不安や恐れに振り回されずに生きて行きたい!って、猛烈に思うようになった。

ただ、わたしの仕事観は「やりたい・なりたい仕事」を集中して目いっぱいやれること。

だから、無理せず、楽して生きていければいい・・・というようなメンタルにはいない。

暇を持て余すようであれば、その時間やエネルギーを「すきなこと・人の役に立つこと・楽しいこと」に振り当てて行こうと決めている。

営業職は、それなりに削がれるものだから、やり切ったら、行きたい所へ行って世間の垢を落とす楽しみを繰り返す。

要するにモチベーションの一環として旅は重要なポイントとなっている。

旅がもったいない!とか、まったく考えられないもの。我慢もする時はするけど、メリハリで仕事やり切ったら、旅・・・というようにこれからも切り替えて行く。

このほうが、あくせく働くことや将来の不安ばかりを持ち越すだけでなく、「やり切る=楽しみが待ってる」という好循環な環境が得られるはずだから。

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そして、マネーゲームに終わりはない。

巷には、胡散臭い金儲けの誘いとかイヤというほどある。あれってほぼ詐欺でしょ?

だったら、積極的にマネーゲームから逸脱(抜け出すともいえる)する選択もありじゃないだろうか。

何も、資本主義を否定するのでも、小欲知足ばかりを推進して霞を食べて生きる仙人みたいになろうとか、そういったのとはまったく次元が違う。

要するに、「最低限プラスαの暮らしを実現する!」これで行こうと、ボーダーを決めて、心穏やかに楽しく暮らそうと考えている。

何歳までにこのぐらいないと、生きていけない!とか、2000万円ないと老後が心配とか、あげれば、あくせくしなくちゃいけない世相の煽りを感じている。

しかし、できる仕事をしっかりとやり、誰とも戦わず、丁寧な暮らしをすることで、充実とやりがいは同時に手に入るものだ。

収入を漠然と増やせればいいのだ!という考えは改めた。

意外だけど、お金に対する意識を変えたことで、反対に仕事が適量になってきたし、仕事をさらに丁寧にやろう!と、まるで新人のような気分で取り組んでいる。

そして、余った分の時間やエネルギーは、好きなことや大切なことに振り分けるという好循環の話を書いた。

もし、仕事をこれでもか!と増やしていき、収入は多少増えても、多忙でブログに文章を認めることができなくなったら、どこか満足や納得の行く人生になれないだろうと思うのよ。

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お金には人を惑わす魔力がある。

だからといって、お金にコントロールされ続けてはいけない。

奪われ続けたパワーを取り戻すために、人生の大切な時間は「これまでやってこれなかったこと」に費やそうと。

忘れていた好きなこと、大切なことを、追いかけ続けて行こう。

お金に換えられない喜び。

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今回の小旅行はずうっと、やりたかった「星の観測」をしに、清里高原(野辺山)へ行く。

夫は、ミラーレス一眼と三脚、小型天体望遠鏡や単眼鏡を準備していた。気合い入ってるう(笑)

事前学習に役立ったのはこの本。

STARS 星空キャンプの教科書』出版元;株式会社G.B.

• 簡単レビュー

本書は「きれいな星空を見る」をテーマにした新しいキャンプ本。
星がよく見える日時・キャンプ場選びから、星座観測や星空撮影法の解説まで、家族の思い出に残るキャンプの仕方を紹介している。

もちろん、初心者でも分かるテント選びから、冬キャンプのトレンドである薪ストーブの使い方まで、キャンプ情報も満載!


インスタのフォロワー4万人以上の松尾真里子さん、移動式プラネタリウムで星座解説をする名講師の木村直人さん&唐崎健嗣さん、詳しくわかりやすい撮影テクニックの教え方に定評のある田中達也さんなど、充実した監修陣が確実に星空キャンプを120%楽しむためのテクニックを伝授している。

美しい星空写真も満載で、家族と星を見にキャンプへ行きたくなること間違いなし!
満天の星空の下で一緒に星を眺めれば、家族の絆はより深くなる。

この本で紹介されているキャンプ場を今回は予約した。

月や星の読みかた、月のカレンダーも覚えて、春終わりの「にわか天体観測」に行ってこようとワクワクしている。

毎日、いくつかの天気予報と首っぴきだった。

満天の星、見えるかな。

★2024年5月20日更新 情報ダイエットしなくっちゃね~勘所を磨く日々【風景・情報ダイエット】

【ブログ新規追加721回】

来週に予定している小さな旅だが、ど~もお天気が芳しくない。

毎回、お天気に左右されている。

もうね、以前の自分に戻りたい!と、思うぐらい。

それだけ、頑強に「根拠のない自信」で、絶対に旅程を変えたりしてこなかったのよね。若いってことだろう。

で、ほぼ毎回、お天気の神様が降臨あそばされてきた。

わたしは、いわゆる晴女だと確信してたのだ(笑)

しかし、来週末のお天気の崩れ方は、もう、ダメじゃん!と思うから、明日、日にちを変更するつもり。空いてなかったらキャンセルよ(泣)

というわけで、今回も自分の五感に頼る旅はできそうもない。

ウェザーニュースという、ありがたいお天気の情報がある。しかし、お天気ってとても日和見なものなのね。

昨日調べたのと今日調べたのがもう、違っている・・・こういう状況が日常茶飯事だもの。

ついつい、情報があると安心してしまいがちなのだが、旅に限らず生きるため全般が、へんに情報過多になっていると最近、感じた。

結局、お天気情報も様々あるのだけど、ジャストマッチな状況であればそれで済む。 一方、まったく予定や計画がお天気によって、なし崩しにもなりかねない時は、「ああ~~~振り回されてるな」と、感じる(泣)

そうなると、元々持っている「野生のカン」が働かなくなっちゃう(笑)

旅はそんな五感を磨くというか、鍛える格好の材料だとつくづく感じるのだ。

いみじくも、来週の「旅」は自分の「五感」に頼り切った旅にしたいなあ・・・。

というわけで、情報を集めまくっても適切な判断は「自分の五感を信じて頼る」という結論に着地した。

五感に「頼る」と、意識的に情報過多にならないよ。

五感は必要な局面で発揮される不思議なパワーだから、注意深く取りあつかいたいわね。

夏の予定を立てる週末~今年はここ~北・南・中央アルプスを検討中【風景・夏旅の準備】

【ブログ新規追加715回】

GWが終わったばかりだが、今、もう夏の予約は始まっている。(だいたい7月分まで)

GWには、東京・神奈川・山梨をちょろっとしたぐらいで、旅らしい旅はしていない。

(5月末にずらし旅1泊2日を予定中。今週から来週半ばまで仕事びっちり。それでも旅の予定を時おり思い出しながら、自分にはっぱをかけている。発破じゃなくてよ・笑)

だから、夏にはバッっと行きたいところへ行こうと早めに調べはじめている。

この夏もGWの時のように、行動制限なしであれば、ひどい渋滞や乗り物の大混雑が予想される。

申し合わせたように、今週、夫の30年来の友人が「今年は遊びに来てください!」と、メールを下さったのだ。

場所は、大好きな山梨県南アルプス市。

遠くに見える北岳・甲斐駒ヶ岳・仙丈ケ岳・鳳凰山・塩見岳・赤石岳・聖岳・・・まだまだある美しく気高い山々がそびえる街なのだ。

「キツイ登山はしないよ!」っと、言い張る夫の言い分を加味しながら、南アルプスのお花畑を堪能できる山を思い出した。

ゴンドラも山頂付近まであるし、トレッキングには最適な山をいくつか見つけた。

7月~8月を基準に、登山やキャンプとどう組ませるか?ホテルの用意は?友人宅(ログハウス)の滞在は可能か?など、様々なアクティブプランを頭の中で立てていた。

で、7月~8月は登山、キャンプのハイシーズン。

行きたいキャンプ場や登りたい山などは早めに決めて、とりあえず、2泊3日予定でフレキシブルに使える中日に、目当てのキャンプ場を押さえておいた。(人気があるけど、運よくまだ空いてた)

あとは、友人と話合いながら旅程を詰めて行く。

ただ、山やキャンプはお天気次第。

一週間前の天気予想で、無理そうならこの予約もキャンセルするよ。

だから、今から早めに押さえながら、いくつか候補を作ってみている。

やっぱり、旅は計画が一番楽しい(笑)妄想グセがあるから、次から次へと行きたい場所やプランが浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・という幸せな土曜の午後だ。

今年、前半の最大のアクティブポイントになると、今からワクワクしている。

今回、参考にした書籍はこちら↓

Alpine Guide 南アルプス』山と渓谷社(2500円)

旅って本当にいいものよね(笑)

古さとの象徴「独立峰・塩の山」に登ってきた②【風景・山梨県甲州市塩山】

【ブログ新規追加705回】

昨日、山梨県甲州市塩山の「塩の山」に登山した。

実は、塩の山では「塩は採れない」のだそうだ。

ではなぜ?この名前がついたのか?ちょっと調べてみた。

• 塩の山 名前の由来→は、「四方からよく見える」「四方がよく見える」という意味で「しほうのやま」と呼ばれたことから名付けられた山名といわれている。 また、平安時代の「古今和歌集」には、おめでたい歌として「志ほの) 差出の磯に住む千鳥 君が御代をば 八千代とぞなく」と詠まれ、宮廷歌人の憧れの地になったと言われているそうだ。(甲州市HPよりhttps://www.city.koshu.yamanashi.jp/iju/54things/articles/no-146.html)

何だか、雅(みやび)な名前の由来だった。

塩の山は単体の独立峰で、富士山、南アルプス、秩父連山と360度ぐるりと見渡せる低山として、古くから地元民の憩いの場所として親しまれてきた。

昨日、山頂でおにぎり休憩していたら、地元民らしいご家族が飼い犬を連れて登ってきた。

そのわんちゃんも山頂で、ゆっくりと登りの疲れを癒しているのか?座り込み富士山側の景色をずうっと眺めていたんだ(笑)

お若いお父さんだけがヒーヒーだった様子。奥さんや小さなお子さんはまったく息切れもせず、「おうちどこかな?ばあばのおうちも探そう!」と、地元民ならでは、景色を堪能していたよ(笑)

登山道と山頂に2か所「健康の鐘」なる木版がある。

木だからか、ちっともいい音はしなかったが、誰でも登りきったら鳴らす鐘だろう。

もちろんわたし達も鳴らしたよ(笑)

さて、独立峰の話に行こう。

独立峰とは→https://ja.wikipedia.org/( Wikipediaより)

文字通り、単体で立つ山のこと。他の山から離れて単独でそびえる山だ。また、ヤマケイなどの調査では、独立峰の基準がある。

独立峰としての山容の美しさ

展望や自然の豊かさと、登る上での魅力

地域に根差した文化・歴史的側面

こんな基準があり、この基準を満たしている日本国内の独立峰は45座ある。

もっとも有名なのが「富士山」だろう。

+

塩の山からも見える。昨日は晴天だったが、富士山方面に雲が多く、時おり雪をかぶった頂上が覗く程度で残念だった。

上の写真↑は山頂から撮った雲をまとった富士山。

「山と渓谷」2021年4月号「日本の独立峰45選」が秀逸な一冊だったので、リンクしておく。

というわけで、塩山の「塩の山」へ登った経過と簡単な名前の由来、独立峰の話をまとめてみた。

                     ★

• 旅のこぼれ話

これまで、平日だけで旅を続けてきたが、今回はなぜだか祭日を「選んで」しまった。

やはり、GWの車渋滞の罠に見事にハマった午前中。

本来なら家から1時間もかからず抜けられる相模湖までの一般道が2時間もかかった(汗)ちなみに高速道路でも同様。

まあ、多くの人が訪れる場所を選んでいないので、目的地へは相模湖を抜ければスイスイだ。

勝沼市のフルーツライン(標高410m)の展望に車を停めて、これから登る「塩の山」を見定めてワクワクする。

しかし、葡萄や桃のなってない棚園はさみしいものだと思いきや、新緑の季節を迎えてそれは、それは美しい。

しかも、遠くに南アルプスを擁し、ぐるっと山々に囲まれた甲府盆地の壮麗さに、清々しい気分になれる。先月も、長野県(松本市)と、山梨県(甲斐市)を旅したばかり。

どんだけこっち方面が好きなの?って言われそうなぐらい毎回、満足度が高く大好きな地域なのだ。

食べ物では、山梨県の地域スーパーで買う「ほうとう 生麺」1袋二人分 (税別138円)が絶品。昨日は2つ買った。この形で138円は安い!

これをお土産に買うのが定番だ。道の駅やほうとう屋さんのオリジナルを買うのもありで、味比べになって楽しい。

煮込む調味料もみそだれがそれぞれ違うので、そのあたりも現在研究中。

この生麺を野菜やお肉で煮込んだ自家製「ほうとう」は本当に美味じゃあ(笑)

昨日は、ワークマンでキャンプTシャツをお土産に購入。夫は、さっそく今朝から着ている。

と、こんなGW中日を過ごしている。

5月は来週から3週間はバッチリ働いて、また月末旅に出る。

メリハリの利いた暮らしを推進中だ。

★2025年5月3日更新 塩の山(標高553m・独立峰)~甲府盆地の超低山を登る~登山前①【風景・山梨県塩山を訪ねて】

【ブログ新規追加704回】

山梨県は甲州市。塩山を尋ねるのは実に、30年ぶり。

塩の山は、塩山駅から徒歩でも行ける「向獄寺」というお寺の脇の登山道から登る超低山。

しかし、その山姿は、お寺様を遥か昔からお守りし続けてきた威厳に見舞われそびえ立っていた。

南アルプスのように連なる山々とは違い、塩の山は単体の独立峰だ。この独立峰の話は明日の②にまとめてみる。

向獄寺は初めて訪れたのだが、あまりにも厳かで、靜かな場所だった。GWの観光地の喧噪など皆無。わずかな観光客が虫取りに網を背負って来ていた。あとは塩の山への登山者だけ。

無料駐車場(たぶん20台ぐらい)を見つけるのにちょっと苦労したが、すぐ見つかった。

いい場所を見つけた。

手入れの行き届いた境内や御池が、静寂を保っている姿が素晴らしかった。

そのたたずまいが見事だったので、塩の山への直行ではなく、まず、お寺様の鑑賞をしたのだ。

そして、必見だったのが「春もみじ」だ。

昨年、春に紅葉するもみじを鑑賞しに裏高尾へ行ったのだ。季節を見まがうほどの色づきに驚いた。

ここ向獄寺でも、丁度、お寺の登山道入り口山門に植えられていた。

それは、裏高尾でみたもみじとも違う、どこか厳かな雰囲気がした。

なぜなら、裏高尾では至る所に集中的に何本も植えられて、まるで燃えているかのような眩しさだったが、ここではたった一本だったから。

その存在感に圧倒されながら登り始めた。

このモミジはイロハモミジの一つ「静崖(せいがい)」という品種。

鮮やかな紅色の若葉が特徴だ。

驚くことに、この若葉は、生長につれて徐々に緑色に変わってくのだそう。

と、いうわけで、登山前のお寺鑑賞の様子をお伝えした。

明日、後半②では、超低山「塩の山」の命名の由来をひも解いてみよう。

お楽しみに🎶

※ 向獄寺(こうがくじ)→https://www.yamanashi-kankou.jp/kankou/spot/p1_4495.html富士の国やまなし観光機構より)アクセス・歴史など情報はこちらから。

GW2日目 ディ・キャンプ日和~東京の清流で過ごしてきた~東京都青梅市柚木町 柚木の山崎川原【風景 / ディ・キャンプ】

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東京都青梅市を流れる多摩川の上流域に、無料でキャンプできる河川敷がある。

昨年、もっと上流でラフティングを楽しむツアーと出くわしたんだ。

で、今日もラフティング体験のゴムボートが何艘も下ってきた!

いいお天気で川下りも最高だ。

この青梅市柚木町の河川敷は、石ゴロゴロの場所となぜだか、白っぽい砂地もある。

今日は、お昼頃に初めて来てみたのだが、すでに駐車スペースがいっぱい。それでもよ~く探せば何とか入れられるスペースがあり、さっそくそこに駐車。

たぶん20台ぐらいでいっぱいになる。

すでにファミリーが何組か、BBQをやってて、そのそばで男子学生っぽいグループももれなくBBQ(笑)しかし、水辺のそばは石ゴロゴロ地帯だ。

わたし達は、少し上の方の砂地で、久しぶりにサンシェードをサッと建てて、椅子2客と折り畳みテーブルを出して、ガスバーナーでランチの支度。

今日は、家でカレー稲庭うどんを仕込んできた。軽く温めてノンアルコールビールと一緒に頂いた。

砂地では、多分泊まったと思われる外国人男性グループ(音楽をかけながら、話声がめっちゃうるさいし、誰もマスクしていない・・・こういう迷惑グループには絶対に近づかない)が。

それを背にして、川岸にサンシェードを建てた。風が強くて、長居は無用と1時間ほどで撤収してきたよ。

まあ、川の水はとてもきれいで、キラキラ光っていてそれは素晴らしかったし、ブッシュクラフトを楽しむ若い男性たちのカッコいい焚き火スタイルもいい目の保養となった。

新緑が眩しく、ラフティングのボートを何艘も眺めながらのカレーうどんは、美味しかったよ。

近年、台風の影響によって、多摩川上流域も河岸が大きく削られて、河川敷のスペースがどんどん狭くなっているそうだ。

青梅市柚木町の近隣住民の憩いの場として、古くから大切に保全されてきたとも聞いた。

迷惑にならない程度に使わせてもらうんだったら、ディ・キャンプで丁度いいんじゃないだろうか?

泊まって、大酒飲んで、大声ではしゃぐとか有り得ないよね。

というわけで、一度行ってみたかった青梅市の柚木の川原を紹介した。

詳しくはこちらの資料をどうぞ→https://camp-quests.com/81664/東京「柚木の川原(山崎川原)」無料でキャンプができる都内の数少ない野営地の紹介

失われた習慣を取り戻す~旅の計画を立てる~忘れてたやり方を思い出した【風景・旅を日常に組み込む】

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最近気が付いたことのひとつ。

毎日の生活の中に、確実になくなってしまった習慣があったことに気がついた。

それは、「旅の予定」を組むこと。

我が家では、コロナの出現前までは、年頭には丸一年分の旅行計画を立てるのが習慣となっていたのだ。

もう、コロナ禍となって、先行きの見えない旅程は立てられないと、まったくそうした習慣をを辞めていたし、持っていた事すら忘れていた(驚き!)

今年のGWは、この2年半とは全く違った何の規制もない自由な連休だ。

しかし、GW初日のニュースで、実際GWに遠方に出かける人の割合は実に全体の3割に「過ぎない」のだと、びっくりするような統計結果だった。

な~~んだ!みんな出かけないんだ・・・。

家で過ごす人が63%だという。

コロナ感染への心配だけでなく、世間に踊らされず、じっくりと身体を休める休暇を取る人が増えたのだそうだ。

たしかに、わたしもGW前の仕事では激務だった。

そのせいか、今週、左腕に五十肩のような嫌な痛みがあり、GW前半は痛めた身体の休息に充てている始末。

毎日、仕事に勤しむ人が「さあ!GWよ!」となってもわたしのように、身体がすぐに追いつかない場合も多いだろう。

しかし、約3年間の新型コロナウイルス感染という前代未聞の期間を経てきたわたし達が、生き抜くのには、「旅」が与えてくれるエネルギーが何より必要なんだ。

長旅でなくてもいい。ただ、日常から踏み出すことをためらってはいけない。

今こそ、1泊2日の非日常を栄養分として与えてあげよう!

時間の長さにかかわらず、そこで出会う濃密な体験、圧倒的な風景や未知の匂いは、味気ない毎日に劇的な変化を与えてくれるはず。

新しい自分に出会うため、心ざわめくのだ

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で、今日、大雨の午後、新しい旅先への予約を完了させた。

5月下旬に「ずらす」事で、ハイシーズンの半額で予約できた。

忘れてしまった「旅する感覚」を取りもどす、このGWはまさにリハビリ期間だね(笑)

こうして、「旅することをあきらめない」わたしが戻ってきた。

エコツーリズムで手軽に旅しよう~家から1~2時間圏内をくまなく旅する~観光の既成概念を取り払う♪【風景・エコツーリズム】

【ブログ新規追加699回】

エコツーリズムってご存知?

エコツーリズムとは

  1. 自然・歴史・文化など地域固有の資源を生かした観光を成立させること。
  2. 観光によってそれらの資源が損なわれることがないよう、適切な管理に基づく保護・保全をはかること。
  3. 地域資源の健全な存続による地域経済への波及効果が実現することをねらいとする、資源の保護+観光業の成立+地域振興の融合をめざす観光の考え方である。それにより、旅行者に魅力的な地域資源とのふれあいの機会が永続的に提供され、地域の暮らしが安定し、資源が守られていくことを目的とする(一般社団法人エコツーリズム協会https://ecotourism.gr.jp/definition/)

アウトドアの旅を指向するわたし達夫婦は、かなり前から「エコツーリズム」の目指す旅の仕方を意識的に取り入れてきた。

• エコツーリズム・・・なるべくローカルな乗り物や徒歩を使って身近な自然に触れることを目的とする旅。

• マイクロツーリズム・・・家から1時間~2時間程度で行ける場所を旅の中心地とする。

例えば、秋の山梨で勝沼町のぶどう棚を巡る旅とか。(写真は勝沼町のぶどう棚での一枚↓)

これは数年前の実体験だが、13ヵ所もの甲州ワイン醸造所を徒歩で巡り、工場見学をしつつ、ヴィンヤードと呼ばれるブドウ園の土壌を知ったり、地域性を学んだり、高級なぶどうの味を行く先々で堪能するという、まさにワイン好きには至福極まりない旅が実現したのだ。

一日で15キロほど歩きながら、20種類の品種を飲み、23種類だったかな、ぶどうの味見をした。それらは、すべて無料だった。

限りないエコツーリズムの走りだったと、感じている。

同じぶどう棚をタクシーで回っている観光客も多く見かけたが、だいたい外国人のツアーリストは、わたし達同様に徒歩でkatunumaシャトーを回っていた。

徒歩でワイン醸造所を回るのは、ぶどう畑の起伏を知るいいチャンスなんだ。登山と似てるね。

それを、タクシーで回ってしまうのなら、最初から自分の車で回るよ。でもそれじゃあ、飲めないじゃん(笑)

エコツーリズムの醍醐味のひとつに、その地域に走る電車に乗って現地に入るというのも楽しみのひとつ。駅はその街の交流のスタート地点だ。様々な情報の発信地だ。

さあ、家から1~2時間で行く、ローカル線(または自家用車)と徒歩を組み合わせる「エコツーリズム」をやってみよう!(旧所や歴史のある場所ならさらにいいよね。おすすめは酒蔵、山城、歴史的建造物など)

お仕着せの観光旅行ではない、「裏観光」を独自の目線で企画してみよう!という提案よ。(一流のツアーリストになったつもりでね・笑)

たぶん、行列や人混みに悩むこともなさそうだし(笑)

わたし達は、このGWでは最近見つけた、山梨県「駅からすぐ行ける独立峰」の低山に登山する予定。電車で行けばエコツーリズム的だろうけれど、飲まないので車で行こうと思う(笑)

地図を広げて、家から1~2時間範囲がどこなのか?知るのも楽しいよ。

そうしながら、まだ行っていない場所を攻めるもよし、お気に入りの場所ならば何度でも訪れるもよしだ。

満足度も高くなるハズ。

「エコ・ツーリズム」を生活に取り入れて、自分だけの旅をしよう!

ずらし旅のすすめ~ずらせば思い通りの旅に近づける~ハイシーズンのちょっと前がおすすめ♪【風景・ずらし旅の極意】

【ブログ新規追加698回】

旅はハイシーズンでなければ、料金も少なくて済み、混雑や行列は皆無のノンストレスだ。

しかも、時間をずらす感覚を会得していると、思いのほか、有意義な時間が生み出せるのだ。

それはなぜか?答えは簡単で、多くの人と同じ時間に同じ場所に向かえば当然だが、混雑するよね。

わたしは、行列はムダだと思っていて、なるべく並ばずに済む方法をいつも考えている(笑)

行列を攻略するのは、ただひとつ。

一番に並ぶんだ。

要するに時間をずらすだけで、ガラガラ状態を満喫できるハズ。

桜の時期だったら満開前がいいし、山開きだったら前日とかがいいのかもしれない。

大群が押し寄せる前にフェイントしちゃうのが、わたしの旅の流儀(笑)

しかし、2022年、各地で数々の事故が多発している。

毎年4月27日開山祭りの上高地では、道路の倒木不備により開山祭りは急遽中止となった。

道志村では、キャンプシーズンを迎えているが、頭蓋骨の白骨が見つかったばかり。2年前の行方不明者、小学6年生「美咲ちゃん」を彷彿とさせる。

さらに、知床遊覧船の大規模事故など。出かける際は、すべて自己判断で危険を回避できるように慎重に行動したいものだ。

それでなくとも、旅にはアクシデントはつきものだから。

約3年に及ぶ、新型コロナウイルス感染拡大の縛りが一切ない今年のGW。

10連休を取り皆、日本中へ出歩く事が必然だ。

行く先々で、コロナ禍で鈍った感覚は、驚くほどに渋滞や行列を弾き出すだろう。

で、わが家では、わたし達夫婦は先週3日間さきどりで旅してきたが息子も同僚と、ちょっと早い箱根旅で温泉三昧してきた。

TOP写真はそのお土産。大涌谷の野菜の味噌漬けと箱根の地酒は最高(笑)

息子たちは、平日~週末の1泊2日だったが、人はかなり多かったと聞いた。これがGWとなると、宿泊費も跳ね上がり、どこへ行っても行列待ち。

せっかくの旅だもの。行列や人の混雑を避けに避けて楽しめる方法が必要だ。

明日は、さらに今までの観点とは違う旅の仕方を書く予定。

どうぞ、楽しみにして~~~(笑)